JP2002074193A - 著作物使用料納付管理装置、著作物使用料納付管理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

著作物使用料納付管理装置、著作物使用料納付管理方法、及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2002074193A
JP2002074193A JP2000262481A JP2000262481A JP2002074193A JP 2002074193 A JP2002074193 A JP 2002074193A JP 2000262481 A JP2000262481 A JP 2000262481A JP 2000262481 A JP2000262481 A JP 2000262481A JP 2002074193 A JP2002074193 A JP 2002074193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
fee
copyright fee
payment
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000262481A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Matsuda
隆 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2000262481A priority Critical patent/JP2002074193A/ja
Publication of JP2002074193A publication Critical patent/JP2002074193A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作物使用料の納付の管理のための新たな仕
組みを提供する。 【解決手段】 著作物使用料管理会社の管理するコンピ
ュータA11は、著作物の使用者によってなされた著作
権料の納付の履歴を示す履歴情報を格納する納付履歴情
報格納部と、そこに格納されている履歴情報を該使用者
による該著作権料の納付に応じて更新すると共に、その
著作権料の割り引きに関する情報を前記履歴情報に基づ
いて生成する制御部とを有している。著作物の使用者が
既に購入しているCDに収録されている楽曲と同一の楽
曲データをコンピュータC16からコンピュータB13
にダウンロードする等して同一の著作物の再利用を行な
うときには、その割り引き情報に基づいて割り引かれた
著作権料を使用者に納付させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作権の管理を行
なう技術に関し、特に、著作物の利用許諾によって生じ
る著作物使用料の納付の管理を行なう技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インタ
ーネットに代表されるコンピュータネットワークの利用
分野の拡大に伴い、楽曲、小説などの著作権を有する著
作物の配布形態に今までとは全く異なるものがいくつか
提案されている。楽曲について例を挙げれば、コンパク
トディスク(CD)等のパッケージメディアでの販売以
外にも、ネットワークを経由した楽曲データの配送とい
う形態などが出現している。
【0003】ところで、著作物はその利用について著作
権者の利用許諾を必要とする。この許諾の内容は、著作
物を利用する毎に著作物使用料(いわゆる著作権料)を
著作権者に支払うというものが一般的である。前述した
楽曲の例で説明すると、ある楽曲が収録されているCD
が販売されると、その楽曲の作者にはCDの発売者から
著作権料が支払われる。また、ネットワークを利用した
楽曲データの配信サービスにおいては、例えば楽曲デー
タのダウンロードに応じて配信サービス業者から楽曲の
作者に著作権料が支払われる。
【0004】このことを、著作物を購入して私的に利用
する購入者の立場から考えてみる。著作権は、著作物の
利用から生じる利益を保護するために与えられる権利で
あるから、上述した楽曲の例で説明すれば、作者に支払
う著作権料は、楽曲(データ)を複製して配布すること
によって利益を得たCDの発売者や楽曲データの配信サ
ービス業者が本来負担するものである。しかしながら、
これらの業者が負担する費用の原資はCDあるいは楽曲
データの購入のために購入者が支払った金銭であり、結
局は著作権料を購入者が負担することになる。
【0005】ここで、同一人である購入者が同一の楽曲
を複数回購入する場合を考えてみる。具体例を挙げる
と、購入者がある楽曲のCDを購入したが、その後、例
えばいわゆるMP3(MPEG Audio Layer-3)プレーヤな
どの、半導体メモリを利用する再生機器でその楽曲を聴
くために、その購入者が同一の楽曲のデジタルデータを
楽曲データ配信サービス業者から購入するなどの場合で
ある。
【0006】このような用途において、購入者がCDの
みを購入し、そのCDから読み出したデジタルデータを
上述した再生機器で採用されているデータフォーマット
に変換することは勿論可能である。しかし、このために
は、フォーマットの変換処理を行なうための機器が必要
であり、また、購入者がその機器を操作する必要もあ
る。従って、旅先でその楽曲を聞きたくなった購入者
や、機械操作の苦手な購入者などは、既にその楽曲のC
Dを所有していたとしても楽曲データをダウンロードし
て購入することは十分にあり得ることである。
【0007】また、CDのデジタルデータと上述したよ
うな楽曲データとの間には再生される音質に差が認めら
れることはよく知られており、音楽を聴く環境に応じて
両者を使い分けたいという欲求は購入者に当然生じるも
のである。従って、先に楽曲データを購入した後にCD
を購入する場合も当然に考えられる。
【0008】以上のように、上述したようなCDと楽曲
データとの両者を購入するというケースは、決して珍し
いものではない。購入者がこのように同一の楽曲のCD
と楽曲データとの両者を購入した場合、前述した著作権
料の使用者負担の考えを当てはめてみると、購入者は同
一の楽曲に対して二度も著作権料を負担していることに
なり、購入者の立場からは甚だ不合理であった。このこ
とはまた、CD・楽曲データの販売価格の高騰に繋がる
ために販売数量の抑制の要因となり、CD販売や楽曲デ
ータ配送サービスの業者にとって、ひいては著作権者に
とっても不利益が生じていた。
【0009】以上の事情を鑑み、著作物使用料の納付の
管理のための新たな仕組みを提供することが本発明が解
決しようとする課題である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一の著作物
を同一の使用者に複数回購入させることによってその著
作物の通常の販売において期待されるよりも高い利益を
得るというビジネスモデルにおいてとりわけ利用価値の
高いものである。
【0011】本発明の態様のひとつである著作物使用料
納付管理装置は、著作物の使用者によって納付がなされ
た該著作物の使用料である著作権料の該納付の履歴を示
す情報である履歴情報を格納する著作権料納付履歴情報
格納手段と、前記著作権料納付履歴情報格納手段に格納
されている前記履歴情報を、前記使用者による前記著作
権料の納付に応じて更新する更新手段と、前記著作権料
の割り引きに関する情報である割り引き情報を前記履歴
情報に基づいて生成する割り引き情報生成手段と、を有
するように構成することによって前述した課題を解決す
る。
【0012】ここで、著作権料の割り引きには、著作権
料を無料とする場合も含まれるものとする。上記の構成
によれば、著作物の使用者が同一の著作物の再利用を行
なうときには、その使用者における著作権料の過去の納
付履歴に応じて生成される割り引き情報に基づいて著作
権料を割り引くことにより、著作権料の多重納付の不満
を和らげることができるので、同一の著作物の複数回の
利用が促進される。
【0013】なお、前述した装置において、前記著作権
料を示す情報である著作権料情報を格納する著作権料情
報格納手段を更に有し、前記割り引き情報生成手段は、
前記著作権料情報から前記著作権料の割り引き額を示す
情報を生成するように構成してもよい。
【0014】この構成によれば、上述した装置から直接
著作権料の割り引き額が得られるので便利である。ま
た、前述した装置において、前記著作権料情報には、著
作物の使用形態によって異なる前記著作権料が示されて
おり、前記割り引き情報生成手段は、著作物の使用形態
に基づいて前記著作権料の割り引き額を示す情報を生成
するように構成してもよい。
【0015】この構成によれば、著作物の使用形態に基
づいて著作権料が決定されるので、例えば利用回数に応
じた著作権料の納付が確実に行なえるような利用形態
(例えば、後述する楽曲データのストリーム形式による
配信など)については著作権料が更に低廉になるように
することで、同一の著作物の複数回の利用が更に促進さ
れる。
【0016】また、前述した装置において、前記著作権
料は前記使用者が著作物を購入するときに支払われる代
金に含まれており、該代金の支払により該著作権料の納
付とみなされ、前記履歴情報は、前記使用者による著作
物の購入の履歴を示す情報であるように構成してもよ
い。
【0017】この構成によれば、市場に出回った著作物
の所在の管理をも本装置で行なうことができるようにな
る。ここで、前記更新手段は、前記使用者が購入した著
作物を他人に譲渡したことを示す情報に応じて、該使用
者についての該著作物に関する前記履歴情報を削除し、
前記他人についての前記履歴情報を追加するように構成
することにより、著作物の譲渡が発生しても著作物の所
在の管理を継続させることができる。
【0018】また、前述した装置において、前記著作物
には、該著作物を個別に識別する識別情報が含まれてお
り、前記著作権料納付履歴情報格納手段は、前記識別情
報を前記履歴情報に関連付けて格納するように構成して
もよい。この構成によれば、著作物の不正な複製品が市
場に出回ったときなどに、その複製品の元となった著作
物の出所を、著作権料納付履歴情報格納手段に格納され
ている識別情報及び履歴情報から探索することが可能と
なる。
【0019】また、本発明の別の態様のひとつである著
作物使用料納付管理方法は、著作物の使用者によって納
付がなされた該著作物の使用料である著作権料の該納付
の履歴を示す情報である履歴情報を、該使用者による該
著作権料の納付に応じて更新し、前記著作権料の割り引
きに関する情報である割り引き情報を前記履歴情報に基
づいて生成することにより、前述した本発明に係る著作
物使用料納付管理装置と同様の作用・効果が得られる。
【0020】なお、上述した本発明に係る方法と同様の
制御をコンピュータに行なわせる制御プログラムを記憶
したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から、そのプ
ログラムをコンピュータに読み出させて実行させること
によっても、前述した課題を解決することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施の形態では楽曲であ
る著作物を同一人である購入者が様々な形態で利用する
場合について説明する。
【0022】図1は本発明を実施する著作物使用料納付
管理システムの全体構成を示す図である。同図におい
て、コンピュータA11、ジュークボックス12、コン
ピュータB13、携帯電話14、キャッシュレジスタ1
5、コンピュータC16は、いずれもネットワーク10
に接続され、それぞれ相互にデータの授受が可能であ
る。ここで、携帯電話14とネットワーク10とは無線
通信路を介して接続される。
【0023】なお、ネットワーク10としては、例えば
インターネットあるいは公衆回線網などが利用可能であ
り、またこれらの組み合わせにより構成されているもの
でもよい。コンピュータA11は、ある楽曲に対する購
入者の著作物使用料(著作権料)の納付状況を管理する
団体である、著作物使用料納付管理会社によって管理さ
れている。
【0024】ジュークボックス12は、例えばホテルな
どの娯楽施設に設置されることが想定される。コンピュ
ータB13は楽曲購入者の自宅に設置され、所定の手続
が行なわれることによって、コンピュータC16に格納
されている楽曲データを受信して保存し、後にその楽曲
の再生を行なう、いわゆるダウンロード形式での楽曲再
生を行なうデータ端末として使用される。
【0025】携帯電話14は楽曲購入者が所有している
ものであり、所定の手続が行なわれることによって、コ
ンピュータC16に格納されている楽曲データを受信し
ながら再生し、楽曲データの保存は行なわない、いわゆ
るストリーム形式での楽曲再生を行なうデータ端末とし
て使用される。
【0026】キャッシュレジスタ15はCD(コンパク
トディスク)の販売店に設置される。コンピュータC1
6は、前述した楽音データ配布業者により管理されてお
り、本実施の形態では、前述したMP3による圧縮音声
データである楽曲データが格納されている。
【0027】図1に示す著作物使用料納付管理システム
(以下、「本システム」という)は以上のように構成さ
れている。次に図2について説明する。同図は本システ
ムにおけるコンピュータA、B、C(11、13、1
6)の構成を示している。これらはいずれも同様の構成
を有している。
【0028】制御部21はCPU(中央演算処理装置)
及びCPUで実行する制御プログラムが予め記憶されて
いるメモリを備えており、該制御プログラムを実行する
ことによって各コンピュータ(11、13、16)の全
体の動作を制御する。入力操作部22は各コンピュータ
(11、13、16)の管理者による操作に応じた各種
の入力を取得してその内容を制御部21に伝える。
【0029】ネットワークインターフェース部23は、
各コンピュータ(11、13、16)をネットワーク1
0に接続させるものであり、制御部21とネットワーク
10に接続されている機器との間でのデータ授受を可能
とするものである。記憶部24は、各種のデータの記
憶、読み出しを制御部21からの指示に応じて行なう。
【0030】表示部25は、各種の情報を各コンピュー
タ(11、13、16)の使用者に通知するために、制
御部21からの指示に応じた表示を行なう。以上のよう
に、本システムにおけるコンピュータA、B、C(1
1、13、16)はいずれもごく一般的な汎用コンピュ
ータの構成を有している。
【0031】次に図3について説明する。同図は、コン
ピュータAの記憶部24に蓄積されている著作権料デー
タベースのデータ例を示している。同図において、「曲
識別番号」は楽曲を識別するために各楽曲に割り当てら
れる固有の番号である。そして、同図のデータによれ
ば、「曲識別番号」によって特定される楽曲毎に著作権
料が割り当てられているが、楽曲の利用形態毎に異なる
金額が設定されている。同図の例において、「曲識別番
号」が875486なる楽曲の著作権料は、ジュークボ
ックスでの利用及びCDとしての利用(CD購入)につ
いては100円、楽曲データをダウンロードしてから利
用するとき(いわゆるダウンロード形式によるオフライ
ン再生)には50円、1回のみの再生(楽曲の再生後に
はその楽曲データがダウンロード側に残らない、いわゆ
るストリーム形式によるオンライン再生)では20円と
いうように設定されており、同一人が多数回購入するこ
とが考えられる利用形態には低廉な著作権料を設定して
利用の便宜を図っている。これらの金額の設定は、例え
ば楽曲の作者(著作権者)が著作物使用料納付管理会社
に予め通知することによって行なわれる。
【0032】なお、図3の例においては、楽曲の利用形
態毎に異なる著作権料が設定されているが、これらを全
て同額に設定することも勿論可能である。次に図4につ
いて説明する。同図は、コンピュータAの記憶部24に
蓄積されている著作権料納付履歴データベースのデータ
例を示している。
【0033】同図において、「購入者識別コード」と
は、本システムで楽曲を利用する購入者を識別するため
に各購入者に割り当てられる固有の番号である。また、
「購入日付」にはその楽曲を購入した日付が示され、
「購入形態」にはその楽曲がどのような形態で購入者に
渡されたかが『CD』(購入したCDに収録されてい
た)、『download』(ダウンロード形式により
購入者に楽曲データが配送された)、あるいは、『pl
ay』(ストリーム形式により購入者に楽曲データが配
送された)により示される。
【0034】「形態識別番号」及び「シリアル番号」
は、購入者に渡った楽曲情報の出所を特定するものであ
る。同図(A)のデータ例で説明すれば、「購入者識別
コード」が『268458655』なる購入者は、20
00年6月16日に「曲識別番号」が『875486』
なる楽曲が収録されているCDを購入したことが示され
ている。そして、このCDは、「形態識別番号」が『1
548765』であることによって歌手名とアルバム名
(CDのタイトル名)が特定され、更に「シリアル番
号」(製造番号)が『987564544』であること
が示されており、唯1枚のCDが特定される。
【0035】なお、「購入形態」が『downloa
d』であるときは、「形態識別番号」は、同一の音源で
ある楽曲が収録されているCDについての情報を示す番
号となる。また、「購入形態」が『play』であると
きは、「形態識別番号」及び「シリアル番号」の情報は
不要である。
【0036】同図(B)は、同図(A)に示した著作権
料納付履歴データベースに新たな履歴データが追加され
た状況を示している。すなわち、「購入者識別コード」
が『268458655』なる購入者は、2000年8
月5日に「曲識別番号」が『222568』なる楽曲を
ストリーム再生したことが示されている。
【0037】次に図5について説明する。同図は、コン
ピュータA11の有する制御部21によって行われる著
作権料情報管理処理の処理内容を示すフローチャートで
ある。この処理は、ネットワーク10に接続されている
各機器からの照会に対し、楽曲購入者が納付する必要の
ある著作権料についての情報を各機器に通知すると共
に、前述した著作権料納付履歴データベースを更新する
処理である。
【0038】図5に示されている処理は、制御部21の
有するCPUが前述した制御プログラムを実行すること
によって実現され、購入者の納付すべき著作権料につい
ての情報の提供要求をコンピュータA11が受け取ると
その処理が開始される。まず、S101において、ネッ
トワーク10に接続されている他の機器から送付され
る、購入者識別コードと前述した曲識別番号又は形態識
別番号とがネットワークインタフェース部23から渡さ
れ、受信される。
【0039】続くS102において前ステップの処理で
受信されたデータがCDに関する問い合わせであるか否
かが判定され、判定結果がYesの場合にのみ、S10
3においてそのCDに含まれる全曲の曲識別番号が調べ
られる。前ステップで受信されたデータがCDに関する
問い合わせであるか否かは、CDについての情報を示す
形態識別番号が受信したデータに含まれているか否かを
調べることにより判定することができる。また、CDと
そのCDに収録されている全曲の曲識別番号との関係を
示す情報はコンピュータA11の記憶部24に予め蓄積
されているものとする。
【0040】S104では、S101の処理で受信され
た購入者識別コードをキーとして記憶部24に蓄積され
ている著作権料納付履歴データベースを参照し、S10
1の処理において受信された曲識別番号(CDの場合は
S103の処理において取得されたCD全曲の曲識別番
号)についての著作権料の納付履歴情報を抽出する。
【0041】S105では、S101の処理で受信され
た曲識別番号(CDの場合はS103の処理において取
得されたCD全曲の曲識別番号)をキーとして記憶部2
4に蓄積されている著作権料データベースを参照し、そ
の曲識別番号についての著作権料の情報を抽出する。
【0042】S106では、S104及びS105の両
処理によって各データベースから取得した著作権料の納
付履歴情報と著作権料の情報とから、曲識別番号で示さ
れる楽曲についての著作権料の割り引き額を算出する。
このS106の処理について図3及び図4に示したデー
タ例を用いて更に説明する。
【0043】例えば、購入者識別コードが『26845
8655』である購入者が曲識別番号が『876548
6』である楽曲の再生指示をジュークボックス12に行
なったとする。このとき、ジュークボックス12は、購
入者識別コードと曲識別番号とをコンピュータA11に
宛てて送出する(ジュークボックス12において行なわ
れるこの処理の詳細については後述する)。
【0044】コンピュータA11は購入者識別コードと
曲識別番号とをジュークボックスから受け取ると(S1
01)、著作権料納付履歴情報及び著作権料情報が各デ
ータベースから抽出される(S104及びS105)。
この結果、この購入者(購入者識別コードが『2684
58655』)は過去にこの楽曲(曲識別番号が『87
65486』)の著作権料を納付していることが著作権
料納付履歴情報(図4)から判明し、また、この楽曲の
ジュークボックス12による購入の著作権料は100円
であることが著作権料情報(図3)から判明する。
【0045】本実施の形態では、この場合のように、同
一人である購入者が過去に同一の楽曲の購入履歴がある
ときは、著作権料を割り引くようにする(S106)。
例えば、上述した例において著作権料の割り引きを8割
に設定すれば、この楽曲のジュークボックス12による
購入の場合の著作権料の割り引き額は、100×0.8
=80となり、80円の割り引きとなる。この著作権料
の割り引きの割合は、例えば楽曲の作者(著作権者)が
著作物使用料納付管理会社に予め通知することによって
設定される。従って、例えば、割り引きの割合を10割
に設定し、同一人である購入者の同一の楽曲の2回目以
降の購入については著作権料を無料とすることもでき
る。更に、購入回数に応じて割り引きの割合を変化させ
るように設定するようにしてもよい。
【0046】このように、本発明では、著作物使用料の
納付履歴の管理を購入者毎・楽曲毎に行なう仕組みを提
供することで、同一の楽曲に対する度重なる著作権料の
納付の減額・免除という制度を導入することが可能にな
る。なお、過去に同一の楽曲の購入履歴がこの購入者に
ないときには、著作権料の割り引き額は当然0円とな
る。また、CDを購入する場合においては、そのCDに
収録されている各曲ごとに著作権料の割り引き額を算出
し、その総計額をCDの販売価格から割り引くようにす
る。
【0047】図5の説明に戻る。S107では、前ステ
ップの処理によって算出された著作権料の割り引き額
を、S101の処理において受信されたデータの発信元
の機器に宛ててネットワーク10に送出する。S108
では、前ステップの処理において送出した著作権料の割
り引き額についての情報を受け取った機器から返信され
る情報を受信し、楽曲の購入が実際に成立したか否かが
判定される。この判定結果がYesならばS109に進
み、コンピュータA11の記憶部24に蓄積されている
著作権料納付履歴データベースを更新し、この購入者に
ついての今回の楽曲購入の情報を追加し、その後著作権
料情報管理処理が終了する。また、S108の判定結果
がNoならばデータベースの更新を行なわずに著作権料
情報管理処理が終了する。
【0048】以下、図1に示したネットワーク10に接
続されている他の機器の構成及び動作を説明する。ジュ
ークボックス12の構成を図6に示す。制御部31はC
PU(中央演算処理装置)及びCPUで実行する制御プ
ログラムが予め記憶されているメモリを備えており、ジ
ュークボックス12全体の動作を制御する。
【0049】入力操作部32は楽曲購入者による操作に
応じたジュークボックス12への各種の入力を取得して
その内容を制御部31に伝える。ネットワークインター
フェース部33は、ジュークボックス12をネットワー
ク10に接続させるものであり、制御部31とネットワ
ーク10に接続されている機器との間でのデータ授受を
可能とするものである。
【0050】CD貯蔵部34は多量のCDを貯蔵してお
くものである。CD選択再生部35は、制御部31によ
る指示に応じ、その指示に対応するCDをCD貯蔵部3
4から取り出して指示されている楽曲の再生を行なう。
スピーカ出力部36はCD選択再生部35で再生されて
いる楽曲の音声信号を増幅してスピーカを駆動させ、放
音させる。
【0051】ICカード端末37は本人認証の目的で楽
曲購入者に予め配布されているICカードに格納されて
いるデータの読み出しを行なう。なお、本実施の形態で
用いられるICカードは、本システムのための専用のも
のであっても、あるいは、例えば信用決済などの他の用
途と共用するものであっても、どちらでもよい。
【0052】表示部38は、各種の情報を楽曲購入者に
通知するために、制御部31からの指示に応じた表示を
行なう。次に図7について説明する。同図は、ジューク
ボックス12の有する制御部31によって行なわれる楽
曲再生制御処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。この処理は制御部31の有するCPUが前述したメ
モリに格納されている制御プログラムを実行することに
よって実現され、楽曲購入者により自分のICカードが
挿入されたことがICカード端末37で検出されること
によってこの処理が開始される。
【0053】まず、S201において、CD貯蔵部34
に貯蔵されている各CDに収録されている楽曲の一覧が
表示部38に表示され、再生する楽曲を購入者にその一
覧から選択させる。続いてS202では、入力操作部3
2に入力された暗証番号と、ICカード端末37に挿入
されているICカードに登録されている購入者本人の暗
証番号との一致を調べ、入力操作部32を操作する者が
このICカードの所有者であることの認証を行なう。
【0054】S203では、S201の処理の結果とし
て購入者に選択された楽曲の曲識別番号と、ICカード
に登録されている購入者識別コードとがネットワーク1
0に送出され、著作権料納付管理会社によって運用され
ているコンピュータA11に送付される。コンピュータ
A11では、これらの情報を受信すると、図5に示した
著作権料情報管理処理が実行され、この楽曲のジューク
ボックスからの購入(再生)における、この購入者に適
用される著作権料の割り引き額をジュークボックス12
に返信する。
【0055】S204では、コンピュータA11から返
信される、この楽曲についての著作権料の割り引き額が
受信される。S205では、前ステップで受信した著作
権料の割り引き額と、所定の料金(ジュークボックスの
使用料と割り引きなしのときの著作権料との合計金額か
ら受信した割り引き額を減額した金額)とを表示部38
に表示させ、これらの金額が購入者に提示される。
【0056】S206では、S201で選択させた楽曲
の再生を開始して良いか否かを購入者に確認させる表示
を表示部38に行なわせ、入力操作部32になされたこ
の確認の結果を示す入力がそのどちらであったかが判定
される。この結果、楽曲の再生を承認する入力がなされ
たならばS207に進み、一方、楽曲の再生の中止を指
示する入力がなされたのであればS209に進む。
【0057】S207では、楽曲の購入(再生)の成立
したことがコンピュータA11に通知されると共に、C
D選択再生部35を制御して選択された楽曲が収録され
ているCDをCD貯蔵部34から取り出させ、その楽曲
を再生してスピーカ出力部36から出力させる。更に、
S205の処理で表示部38に表示させた所定の料金を
購入者の銀行口座から引き落としてジュークボックス1
2を管理する管理会社の銀行口座に入金させる処理が行
なわれる。
【0058】ここで、楽曲の購入の成立したことがコン
ピュータA11に通知されると、図5に示した著作権料
情報管理処理が実行されているコンピュータA11で
は、この購入者についての著作権料納付履歴情報を更新
する処理が実行される。なお、銀行口座の入出金処理
は、例えば上述した入出金の内容を示すデータ信号を銀
行の管理するコンピュータシステムに伝送することで実
現されるが、もちろん、ジュークボックス12に硬貨が
投入されることによって所定の代金の収集を行なうよう
にしてもよいし、あるいはジュークボックス12の設置
されているホテルの利用料金にチャージされるようにし
てもよい。
【0059】S208では、前ステップの処理によって
購入者の銀行口座から引き落とされた金銭のうち著作権
料に相当する金額を、著作物使用料納付管理会社の銀行
口座に入金する処理が行なわれ、楽曲再生制御処理が終
了する。ここで入金された著作権料は後に楽曲の作者
(著作権者)に支払われる。
【0060】一方、S206の判定の結果、楽曲の再生
の中止を指示する入力が入力操作部32になされたので
あれば、S209において楽曲の購入(再生)の成立し
なかったことがコンピュータA11に通知され、楽曲再
生制御処理が終了する。次に、購入者がコンピュータB
13を操作することによって、音楽データ配布業者の管
理するコンピュータC16から楽曲データをダウンロー
ドして購入する処理について説明する。
【0061】前述したように、コンピュータB13及び
コンピュータC16の構成は、図2に示したように、コ
ンピュータA11の構成と同様であるが、コンピュータ
B13は前述したジュークボックス12に備えられてい
るものと同様のICカード端末を更に有しており、コン
ピュータC16の記憶部24には多数の楽曲データが蓄
積されている。
【0062】ここで図8について説明する。同図はコン
ピュータC16の有する制御部21によって行なわれる
ダウンロード処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。この処理はコンピュータC16の制御部21の有す
るCPUがメモリに格納されている制御プログラムを実
行することによって実現され、楽曲購入者により、コン
ピュータB13のICカード端末に自分のICカードが
挿入されたことがコンピュータB13からコンピュータ
C16に通知されることによってこの処理が開始され
る。
【0063】まず、S301において、コンピュータC
16の記憶部24に蓄積されている楽曲データの一覧が
コンピュータC16からコンピュータB13に通知さ
れ、コンピュータB13の表示部25に表示させる。そ
して、ダウンロードする楽曲データを購入者によって選
択させ、コンピュータB13から送付されるその選択結
果を示す情報を受信する。
【0064】続いてS302では、コンピュータB13
から送付されてくる、コンピュータB13の入力操作部
22に入力された暗証番号と、コンピュータB13のI
Cカード端末に挿入されているICカードに登録されて
いる購入者本人の暗証番号との一致を調べ、コンピュー
タB13を操作している者がこのICカードの所有者で
あることの認証を行なう。
【0065】S303では、S301の処理の結果とし
て購入者に選択された楽曲の曲識別番号と、S301の
処理によってコンピュータB13から送付された購入者
識別コードとがネットワーク10に送出され、著作権料
納付管理会社によって運用されているコンピュータA1
1に送付される。コンピュータA11では、これらの情
報を受信すると、図5に示した著作権料情報管理処理が
実行され、この楽曲データのいわゆるダウンロード形式
での購入における、この購入者に適用される著作権料の
割り引き額をコンピュータC16に返信する。
【0066】S304では、コンピュータA11から返
信される、この楽曲についての著作権料の割り引き額が
受信される。S305では、前ステップで受信した著作
権料の割り引き額と所定の料金(楽曲データの提供料と
割り引きなしのときの著作権料との合計金額から、受信
した割り引き額を減額した金額)とがコンピュータB1
3に送付され、コンピュータB13の表示部25に表示
されてこれらの金額が購入者に提示される。
【0067】S306では、S301で選択させた楽曲
データのダウンロードを開始してよいか否かをコンピュ
ータB13を操作する購入者に確認させる表示をコンピ
ュータB13の表示部25に行なわせる指示がコンピュ
ータB13に送付され、コンピュータB13から返信さ
れるこの確認の結果を示す入力操作部22への入力がそ
のどちらであったかが判定される。この結果、楽曲のダ
ウンロードを承認する入力がなされたならばS307に
進み、一方、楽曲のダウンロードの中止を指示する入力
がなされたのであればS309に進む。
【0068】S307では、楽曲の購入(ダウンロー
ド)の成立したことがコンピュータA11に通知される
と共に、選択された楽曲データをコンピュータC16の
記憶部24から読み出してコンピュータB13に宛てて
送信する。記憶部24に記憶された楽曲データはコンピ
ュータB13で復元再生処理を施すことによって繰り返
し再生が可能である。
【0069】更に、S307では、S305の処理でコ
ンピュータB13の表示部25に表示させた所定の料金
を購入者の銀行口座から引き落としてコンピュータB1
3を管理する音楽データ配布業者の銀行口座に入金させ
る処理が行なわれる。ここで、楽曲の購入の成立したこ
とがコンピュータA11に通知されると、図5に示した
著作権料情報管理処理が実行されているコンピュータA
11では、この購入者についての著作権料納付履歴情報
を更新する処理が実行される。
【0070】S308では、前ステップの処理によって
購入者の銀行口座から引き落とされた金銭のうち著作権
料に相当する金額を、著作物使用料納付管理会社の銀行
口座に入金する処理が行なわれ、このダウンロード処理
が終了する。ここで入金された著作権料は、後に楽曲の
作者(著作権者)に支払われる。
【0071】一方、S306の判定の結果、楽曲データ
の中止を指示する入力がコンピュータB13の入力操作
部22になされたのであれば、S309において、楽曲
の購入(ダウンロード)の成立しなかったことがコンピ
ュータA11に通知され、このダウンロード処理が終了
する。
【0072】次に、購入者が携帯電話14を操作するこ
とによって、音楽データ配布業者の管理するコンピュー
タC16から楽曲データを携帯電話14で受信して再生
する処理について説明する。携帯電話14の構成を図9
に示す。
【0073】制御部41はCPU(中央演算処理装置)
及びCPUで実行する制御プログラムが予め記憶されて
いるメモリを備えており、携帯電話14全体の動作を制
御する。入力操作部42は楽曲購入者による操作に応じ
た携帯電話14への各種の入力を取得してその内容を制
御部41に伝える。
【0074】送受信部43は、携帯電話14を無線通信
路を介してネットワーク10に接続させるものであり、
制御部41とネットワーク10に接続されている機器と
の間でのデータ授受を可能とするものである。音楽復元
再生部44は、制御部41による指示に応じ、ネットワ
ーク10を介して受信したMP3による圧縮音声データ
である楽曲データを元の音楽信号に復元して再生する。
【0075】スピーカ出力部45は音楽復元再生部で再
生された楽曲の音声信号を増幅してスピーカを駆動さ
せ、放音させる。メモリ部46は、ネットワーク10を
介して受信した楽曲データを一時的に格納する。
【0076】表示部47は、各種の情報を楽曲購入者に
通知するために、制御部41からの指示に応じた表示を
行なう。次に図10について説明する。同図はコンピュ
ータC16の有する制御部21によって行なわれる1回
再生処理(いわゆるストリーム形式による再生を行なわ
せる処理)の処理内容を示すフローチャートである。こ
の処理はコンピュータC16の制御部21の有するCP
Uがメモリに格納されている制御プログラムを実行する
ことによって実現され、楽曲購入者が携帯電話14を操
作することで携帯電話14がネットワーク10に接続さ
れてコンピュータC16との間でネットワーク10を経
由してのデータ授受を行なうことが可能になる(リンク
が確立する)とこの処理が開始される。
【0077】まず、S401において、コンピュータC
16の記憶部24に蓄積されている楽曲データの一覧が
コンピュータC16から携帯電話14に通知され、表示
部47に表示させて1回再生を行なう楽曲データを購入
者に選択させる。そして、携帯電話41から送付される
その選択結果を示す情報が受信される。
【0078】続いてS402では、携帯電話14から送
付されてくる、入力操作部42に入力された暗証番号と
携帯電話14に割り当てられている電話番号との関係か
ら、携帯電話14を操作している者がこの携帯電話14
の所有者であることの認証を行なう。なお、この両者の
関係はコンピュータC16を管理する音楽データ配布業
者に予め登録されていて、コンピュータC16の記憶部
24にはその関係及びこの所有者である購入者を識別す
る前述した購入者識別コードが格納されており、認証作
業はこの記憶内容との一致・不一致を調べることによっ
て行なわれる。
【0079】S403では、S401の処理の結果とし
て購入者に選択された楽曲の曲識別番号と、コンピュー
タC16の記憶部24に格納されている携帯電話14の
所有者である購入者の購入者識別コードとがネットワー
ク10に送出され、著作権料納付管理会社によって運用
されているコンピュータA11に送付される。コンピュ
ータA11では、これらの情報を受信すると、図5に示
した著作権料情報管理処理が実行され、この楽曲データ
の1回再生(いわゆるストリーム形式)での購入におけ
る、この購入者に適用される著作権料の割り引き額をコ
ンピュータC16に返信する。
【0080】S404では、コンピュータA11から返
信される、この楽曲についての著作権料の割り引き額が
受信される。S405では、前ステップで受信した著作
権料の割り引き額と所定の料金(楽曲データの提供料と
割り引きなしのときの著作権料との合計金額から受信し
た割り引き額を減額した金額)とが携帯電話14に送付
され、表示部47に表示されてこれらの金額が購入者に
提示される。
【0081】S406では、S401で選択させた楽曲
データの1回再生を開始してよいか否かを携帯電話14
を操作する購入者に確認させる表示を表示部47に行な
わせる指示が携帯電話14に送付され、携帯電話14か
ら返信されるこの確認の結果を示す入力操作部42への
入力がそのどちらであったかが判定される。この結果、
楽曲の1回再生を承認する入力がなされたならばS40
7に進み、一方、楽曲の1回再生の中止を指示する入力
がなされたならばS409に進む。
【0082】S407では、楽曲の購入(1回再生)の
成立したことがコンピュータA11に通知されると共
に、選択された楽曲データがコンピュータC16の記憶
部24から読み出されて携帯電話14に宛てて送信され
る。この楽曲データは、携帯電話14で受信されるとメ
モリ46に一時的に格納されて読み出され、音楽復元再
生部44で元の音楽信号に復元して再生され、スピーカ
出力部45により楽音として出力される。メモリ46に
格納された楽曲データは、楽曲再生後に破棄される。
【0083】更に、S407では、S405の処理で表
示部47に表示させた所定の料金を購入者の銀行口座か
ら引き落としてコンピュータB13を管理する音楽デー
タ配布業者の銀行口座に入金する処理が行なわれる。こ
こで、楽曲の購入の成立したことがコンピュータA11
に通知されると、図5に示した著作権料情報管理処理が
実行されているコンピュータA11では、この購入者に
ついての著作権料納付履歴情報を更新する処理が実行さ
れる。
【0084】S408では、前ステップの処理によって
購入者の銀行口座から引き落とされた金銭のうち著作権
料に相当する金額を、著作物使用料納付管理会社の銀行
口座に入金する処理が行なわれ、この1回再生処理が終
了する。ここで入金された著作権料は、後に楽曲の作者
(著作権者)に支払われる。
【0085】一方、S406の判定の結果、楽曲データ
の中止を指示する入力が入力操作部42になされたので
あれば、S409において楽曲の購入(1回再生)の成
立しなかったことがコンピュータA11に通知され、こ
の1回再生処理が終了する。次に、CD販売店において
購入者がCDを購入した場合における著作権料の納付管
理の処理を説明する。
【0086】CD販売店に設置されているキャッシュレ
ジスタ15の構成を図11に示す。制御部51はCPU
(中央演算処理装置)及びCPUで実行する制御プログ
ラムが予め記憶されているメモリを備えており、キャッ
シュレジスタ15全体の動作を制御する。
【0087】入力操作部52はCD販売店の店員あるい
はCD購入者による操作に応じたキャッシュレジスタ1
5への各種の入力を取得してその内容を制御部51に伝
える。金銭保管部53は紙幣や硬貨などを保管しておく
スペースであり、その開閉が制御部51によって制御さ
れる。
【0088】ネットワークインターフェース部54は、
キャッシュレジスタ15をネットワーク10に接続させ
るものであり、制御部51とネットワーク10に接続さ
れている機器との間でのデータ授受を可能とする。バー
コード読み取り部55は商品(本実施形態においてはC
D)に付されているバーコードを読み取り、読み取った
データを制御部51に渡す。
【0089】レシート発行部56は制御部51からの指
示に応じてレシート(受領書)を発行するものである。
ICカード端末57は本人認証の目的でCD購入者に予
め配布されているICカードに格納されているデータの
読み出しを行なう。
【0090】表示部58は、各種の情報をキャッシュレ
ジスタ15の操作者に通知するために、制御部51から
の指示に応じた表示を行なう。次に図12について説明
する。同図は、キャッシュレジスタ15の有する制御部
51によって行なわれるCD購入処理の処理内容を示す
フローチャートである。この処理は制御部51の有する
CPUがメモリに格納されている制御プログラムを実行
することによって実現され、CD購入者により自分のI
Cカードが挿入されたことがICカード端末57で検出
されることによってこの処理が開始される。
【0091】まず、S501において、購入するCDの
パッケージに付されているバーコードがバーコード読み
取り部55によって読み取られ、そのバーコードによっ
て示されているそのCDを識別する情報(識別番号)が
制御部51に渡される。続いてS502では、入力操作
部52に入力された暗証番号と、ICカード端末57に
挿入されているICカードに登録されている購入者本人
の暗証番号との一致を調べ、CD購入者がこのICカー
ドの所有者であることの認証を行なう。
【0092】S503では、S501の処理によって取
得されたCDの識別番号と、ICカード端末57に挿入
されているICカードに登録されている購入者識別コー
ドとがネットワーク10に送出され、著作権料納付管理
会社によって運用されているコンピュータA11に送付
される。コンピュータA11では、これらの情報を受信
すると、図5に示した著作権料情報管理処理が実行さ
れ、このCDの購入における、この購入者に適用される
著作権料の割り引き額(CDに収録されている各曲につ
いての著作権料の割り引き額の総計額)をキャッシュレ
ジスタ15に返信する。
【0093】S504では、コンピュータA11から返
信される、このCDについての著作権料の割り引き額が
受信される。S505では、前ステップで受信した著作
権料の割り引き額と、所定の料金(CDの販売価格から
受信した割り引き額を減額した金額)とがキャッシュレ
ジスタ15に送付され、表示部58に表示されてこれら
の金額が購入者に提示される。
【0094】S506では、CD販売店の店員により入
力操作部52に対してなされた操作が、提示された金額
によって購入者がCDを購入したか否かのどちらを示す
ものであったかが判定される。この結果、購入者がCD
を購入したことを示すものであればS507に進み、一
方、購入者がCDの購入を中止したことを示すものであ
ればS510に進む。
【0095】S507では、CDの購入の成立したこと
がコンピュータA11に通知されると共に、購入者が支
払ったCDの購入代金の金銭保管部53への入金の確認
がなされる。S508では支払った代金及び著作権料の
割り引き額が印刷されたレシートの発行がレシート発行
部56に指示される。
【0096】S509では、S507の処理によって金
銭保管部53に入金された金銭のうち著作権料に相当す
る金額を、CD販売店の銀行口座から著作物使用料納付
管理会社の銀行口座に振り込ませる処理が行なわれ、こ
のCD購入処理が終了する。ここで入金された著作権料
は、後に楽曲の作者(著作権者)に支払われる。
【0097】一方、S506の判定の結果、入力操作部
52への操作が購入者がCDの購入を中止したことを示
すものであったときには、S509において、楽曲の購
入の成立しなかったことがコンピュータA11に通知さ
れ、このCD購入処理が終了する。
【0098】図1に示す本システムの各構成要素では、
以上のような動作が行なわれ、著作権料の納付の管理が
実現される。なお、上述した例において、CD販売店で
販売されるCDに収録されている楽曲データやコンピュ
ータC16から送出される楽曲データに、図4に示した
著作権料情報納付履歴データベースにおけるシリアル番
号を例えば周知の電子透かし技術を利用して埋め込んで
おくようにしてもよい。こうすれば、CDや楽曲データ
の不正なコピー・売買などが行なわれたとき、元の楽曲
データの出所を著作権料情報納付履歴データベースより
割り出すことが可能となり、不正行為の取締や抑止に寄
与することができる。
【0099】また、著作権料の割り引き額の計算におい
て、上述した例では過去の著作権料の納付金額の大小に
関らず、楽曲の購入者が過去に同一の楽曲についての著
作権料の納付を行なっていれば、同一の楽曲の再度の購
入時に常に著作権料の割り引きの恩恵を受けることがで
きるようにしたが、例えば、図3の例において、先に1
回再生による著作権料の納付が行なわれ、その後に、1
回再生よりも高額な著作権料の設定がなされているCD
の購入がなされた場合には、このCDの購入に関する著
作権料の割り引きを無しとしたり、1回再生とCDの購
入との著作権料の差額分については割り引きを無しとす
るように構成することも可能である。
【0100】次に、本システムを利用して、中古CDの
売買に伴う著作権料の納付管理を行なわせる例について
説明する。図13は、図1におけるコンピュータA11
の有する制御部21によって行なわれる中古CD売買処
理の処理内容を示すフローチャートである。この処理
は、本実施例においては、中古CDの売り手と買い手と
がコンピュータB13を操作することによってこの処理
の起動を要求する指示がコンピュータB13から送出さ
れ、その指示がコンピュータA11で受信されることに
よって開始されるものとする。
【0101】まず、S601において、ICカードを利
用した売り手の認証処理(例えば図8のS302と同様
の処理)が行なわれ、更に、コンピュータB13から送
付される、売り手の購入者識別コードと売買対象の中古
CDの形態識別番号及びシリアル番号とが受信される。
【0102】続くS602では、コンピュータA11の
記憶部24に記憶されている著作権料納付履歴データベ
ースが参照され、売り手の購入者識別コードをキーにし
て、その売り手がその中古CDを購入していたことを示
す履歴情報の存在の確認が行なわれる。
【0103】S603では、ICカードを利用した買い
手の認証処理がS601の処理と同様にして行なわれ、
更に、コンピュータB13から送付される、売り手の購
入者識別コードが受信される。S604では、コンピュ
ータA11の記憶部24に予め蓄積されている、売買対
象の中古CDに収録されている全曲の曲識別番号が調べ
られる。
【0104】S605では、著作権料納付履歴データベ
ースが再度参照され、買い手の購入者識別コード及び売
買対象の中古CDに収録されている全曲の曲識別番号を
キーにして、その買い手についての著作権料の納付履歴
データが、中古CDに収録されている全曲について抽出
される。
【0105】S606では、前ステップの処理によって
取得されたCD全曲の曲識別番号をキーとして記憶部2
4に蓄積されている著作権料データベースを参照し、そ
の曲識別番号についての著作権料の情報をCDに収録さ
れている全曲について抽出する。
【0106】S607では、S605及びS606の処
理によって各データベースから取得した買い手について
の著作権料の納付履歴情報と著作権料の情報とから、曲
識別番号で示される各楽曲についての著作権料の割り引
き額を算出し、その総計額をそのCDについての著作権
料の割り引き額として算出する。
【0107】S608では、前ステップの処理によって
算出された著作権料の割り引き額を、コンピュータB1
3に宛てて送出する。S609では、前ステップの処理
において送出した著作権料の割り引き額についての情報
を受け取ったコンピュータB13から返信される情報を
受信し、中古CDの売買が実際に成立したか否かが判定
される。この判定結果がYesならばS610に進み、
Noならばこの中古CD売買処理が終了する。
【0108】S610では、コンピュータA11の記憶
部24に蓄積されている著作権料納付履歴データベース
を更新し、買い手についての今回のCD購入の情報を追
加する。S611では、コンピュータA11の記憶部2
4に蓄積されている著作権料納付履歴データベースを更
新し、売り手についての著作権料の納付履歴情報であっ
て売買が成立したCDに関するもの(CDに収録されて
いる各曲についての納付履歴データであって購入形態が
『CD』であり、形態識別番号及びシリアル番号がこの
CDを示しているもの)を削除する。
【0109】S612では、買い手が負担すべき著作権
料に相当する金額(CDに収録されている全曲について
の著作権料の総額からS607の処理によって算出され
た割り引き額の総計額を減じた金額)を、買い手の銀行
口座から引き落として著作物使用料納付管理会社の銀行
口座に入金する処理が行なわれ、この中古CD売買処理
が終了する。ここで入金された著作権料は後に楽曲の作
者(著作権者)に支払われる。
【0110】以上のようにして、中古CDの売買に伴う
著作権料の納付管理が本システムによって行なわれる。
なお、中古CD販売店が中古CD売買の仲介を行なうと
きに本システムを利用して中古CDの売買に伴う著作権
料の納付管理を行なうようにすることも可能であり、例
えば、コンピュータB13を中古CD販売店に設置し
て、売り手、買い手、売買対象の中古CDに対の情報を
入力すればよい。また、このとき、中古CD販売店によ
る中古CDの販売行為についての著作権料の納付の管理
をコンピュータA11に行なわせることも勿論可能であ
る。
【0111】また、以上までに説明した、図5、図7、
図8、図10、図12、図13に示した本システムの各
構成要素が各々有する制御部において行なわれる処理を
汎用のコンピュータに行なわせるための制御プログラム
を作成してコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶
させ、そのプログラムを記憶媒体からコンピュータに読
み出させて実行させることにより、本発明を汎用コンピ
ュータに行なわせることも可能である。
【0112】記憶させた制御プログラムをコンピュータ
で読み取ることの可能な記憶媒体の例を図14に示す。
同図に示すように、記憶媒体としては、例えば、コンピ
ュータ61に内蔵若しくは外付けの付属装置として備え
られるROMやハードディスク装置などの記憶装置6
2、フロッピー(登録商標)ディスク、MO(光磁気デ
ィスク)、CD−ROM、DVD−ROMなどといった
携帯可能記録媒体63等が利用できる。
【0113】また、記憶媒体はネットワーク64を介し
てコンピュータ61と接続されるコンピュータであるプ
ログラムサーバ65が備える記憶装置66であってもよ
い。この場合には、制御プログラムを表現するデータ信
号で搬送波を変調して得られる伝送信号を、プログラム
サーバ65から伝送媒体であるネットワーク64を通じ
て伝送し、コンピュータ61では受信した伝送信号を復
調して制御プログラムを再生することで当該制御プログ
ラムの実行が可能となる。
【0114】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
著作物の使用者によって納付がなされた該著作物の使用
料である著作権料の該納付の履歴を示す情報である履歴
情報を、該使用者による該著作権料の納付に応じて更新
し、該著作権料の割り引きに関する情報である割り引き
情報を該履歴情報に基づいて生成するように構成する。
【0115】こうすることにより、著作物の使用者が同
一の著作物の再利用を行なうときには、その使用者にお
ける著作権料の過去の納付履歴に応じて生成される割り
引き情報に基づいて著作権料を割り引くことによって、
著作権料の多重納付の不満を和らげることができるの
で、同一の著作物の複数回の利用が促進されるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する著作物使用料納付管理システ
ムの全体構成を示す図である。
【図2】コンピュータA、B、Cの構成を示す図であ
る。
【図3】著作権料データベースのデータ例を示す図であ
る。
【図4】著作権料納付履歴データベースのデータ例を示
す図である。
【図5】コンピュータAの制御部によって行なわれる著
作権情報管理処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図6】ジュークボックスの構成を示す図である。
【図7】ジュークボックスの制御部によって行なわれる
楽曲再生制御処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図8】コンピュータCの制御部によって行なわれるダ
ウンロード処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図9】携帯電話の構成を示す図である。
【図10】コンピュータCの制御部によって行なわれる
1回再生処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図11】キャッシュレジスタの構成を示す図である。
【図12】キャッシュレジスタの制御部によって行なわ
れるCD購入処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図13】コンピュータAの制御部によって行なわれる
中古CD売買処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図14】記憶させた制御プログラムをコンピュータで
読み取ることの可能な記憶媒体の例を示す図である。
【符号の説明】
10、64 ネットワーク 11 コンピュータA 12 ジュークボックス 13 コンピュータB 14 携帯電話 15 キャッシュレジスタ 16 コンピュータC 21、31、41、51 制御部 22、32、42、52 入力操作部 23、33、54 ネットワークインタフェース部 24 記憶部 25、38、47、58 表示部 34 CD貯蔵部 35 CD選択再生部 36、45 スピーカ出力部 37、57 ICカード端末 43 送受信部 44 音楽復元再生部 46 メモリ部 53 金銭保管部 55 バーコード読み取り部 56 レシート発行部 61 コンピュータ 62、66 記憶装置 63 携帯可能記憶媒体 65 プログラムサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 17/00 G07F 17/00 B 17/30 17/30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 著作物の使用者によって納付がなされた
    該著作物の使用料である著作権料の該納付の履歴を示す
    情報である履歴情報を格納する著作権料納付履歴情報格
    納手段と、 前記著作権料納付履歴情報格納手段に格納されている前
    記履歴情報を、前記使用者による前記著作権料の納付に
    応じて更新する更新手段と、 前記著作権料の割り引きに関する情報である割り引き情
    報を前記履歴情報に基づいて生成する割り引き情報生成
    手段と、 を有することを特徴とする著作物使用料納付管理装置。
  2. 【請求項2】 前記著作権料を示す情報である著作権料
    情報を格納する著作権料情報格納手段を更に有し、 前記割り引き情報生成手段は、前記著作権料情報から前
    記著作権料の割り引き額を示す情報を生成する、 ことを特徴とする請求項1に記載の著作物使用料納付管
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記著作権料情報には、著作物の利用形
    態によって異なる前記著作権料が示されており、 前記割り引き情報生成手段は、著作物の利用形態に基づ
    いて前記著作権料の割り引き額を示す情報を生成する、 ことを特徴とする請求項2に記載の著作物使用料納付管
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記著作権料は前記使用者が著作物を購
    入するときに支払われる代金に含まれており、該代金の
    支払により該著作権料の納付とみなされ、 前記履歴情報は、前記使用者による著作物の購入の履歴
    を示す情報である、ことを特徴とする請求項1に記載の
    著作物使用料納付管理装置。
  5. 【請求項5】 前記更新手段は、前記使用者が購入した
    著作物を他人に譲渡したことを示す情報に応じて、該使
    用者についての該著作物に関する前記履歴情報を削除
    し、前記他人についての前記履歴情報を追加することを
    特徴とする請求項4に記載の著作物使用料納付管理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記著作物には、該著作物を個別に識別
    する識別情報が含まれており、 前記著作権料納付履歴情報格納手段は、前記識別情報を
    前記履歴情報に関連付けて格納する、 ことを特徴とする請求項1に記載の著作物使用料納付管
    理装置。
  7. 【請求項7】 著作物の使用者によって納付がなされた
    該著作物の使用料である著作権料の該納付の履歴を示す
    情報である履歴情報を、該使用者による該著作権料の納
    付に応じて更新し、 前記著作権料の割り引きに関する情報である割り引き情
    報を前記履歴情報に基づいて生成する、 ことを特徴とする著作物使用料納付管理方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータで読み取り可能な記憶媒体
    であって、 コンピュータに実行させることによって、 著作物の使用者によって納付がなされた該著作物の使用
    料である著作権料の該納付の履歴を示す情報である履歴
    情報を、該使用者による該著作権料の納付に応じて更新
    する制御と、 前記著作権料の割り引きに関する情報である割り引き情
    報を前記履歴情報に基づいて生成する制御と、 を該コンピュータに行なわせる制御プログラムを記憶し
    た記憶媒体。
JP2000262481A 2000-08-31 2000-08-31 著作物使用料納付管理装置、著作物使用料納付管理方法、及び記憶媒体 Pending JP2002074193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000262481A JP2002074193A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 著作物使用料納付管理装置、著作物使用料納付管理方法、及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000262481A JP2002074193A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 著作物使用料納付管理装置、著作物使用料納付管理方法、及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002074193A true JP2002074193A (ja) 2002-03-15

Family

ID=18750155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000262481A Pending JP2002074193A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 著作物使用料納付管理装置、著作物使用料納付管理方法、及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002074193A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4892481B2 (ja) * 2004-07-22 2012-03-07 アコー インターナショナル,インコーポレイテッド ネットワーク化されたコンピュータジュークボックスにおける双方向コンテントリクエストのための装置および方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4892481B2 (ja) * 2004-07-22 2012-03-07 アコー インターナショナル,インコーポレイテッド ネットワーク化されたコンピュータジュークボックスにおける双方向コンテントリクエストのための装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001344429A (ja) 情報配信システム、情報配信装置、情報受信装置、情報配信方法、情報配信プログラムを記録した記録媒体、情報受信方法、情報受信プログラムを記録した記録媒体
US20050234826A1 (en) Storage medium rental system
US20020007351A1 (en) Digital tokens and system and method relating to digital tokens
JP2006504174A (ja) デジタル権利を管理するシステム及び方法
JP2002251529A (ja) コンテンツ提供取得システム、コンテンツ提供装置、コンテンツ取得装置、コンテンツ提供取得方法、コンテンツ提供方法、コンテンツ取得方法、コンテンツ提供プログラム格納媒体、コンテンツ取得プログラム格納媒体、コンテンツ提供プログラム及びコンテンツ取得プログラム
JP2000099010A (ja) 通信ネットワークを介した音楽配信方法、その装置及びそのプログラム記録媒体
US20010029832A1 (en) Information processing device, information processing method, and recording medium
WO2002044971A1 (fr) Procede et systeme d'echange de contenu electronique
JP2003124921A (ja) コンテンツ流通方法およびシステム
WO2002037356A1 (fr) Procede de transaction de donnees electroniques et systeme de transaction de donnees electroniques
JP2000048079A (ja) 二次コピー管理機能を備えたデジタルコンテンツ蓄積再生装置およびデジタルコンテンツ蓄積専用装置
US20070265939A1 (en) Method for selling items using a network
JP2002318873A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、コンテンツ配信システム、記録媒体、並びにプログラム
JP4610063B2 (ja) デジタル情報提供装置
JP2002074193A (ja) 著作物使用料納付管理装置、著作物使用料納付管理方法、及び記憶媒体
JP2004355657A (ja) 電子コンテンツ取引方法及びそのシステム
JP4510484B2 (ja) 特典配布システム
JP4693976B2 (ja) 景品交換システム及び景品交換決済方法
JP2001312461A (ja) 情報配信システム、情報配信装置、情報提供装置、情報配信方法、情報配信プログラムを記録した記録媒体、および情報提供プログラムを記録した記録媒体
JP2001228884A (ja) カラオケシステムを用いた購買システム及びカラオケ端末
JP4823422B2 (ja) 決済用情報管理装置
JP4507142B2 (ja) データ発注方法、データ発注システム、受信装置、およびデータ発注方法を実行するプログラムを記録した記録媒体
JP2002123700A (ja) データ権利買取販売装置およびデータ権利買取販売プログラムを記録した記録媒体
JP2001314639A (ja) 景品交換システム
JP2002133147A (ja) コンテンツ売上金分配システム及び分配方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060228