JP2000048079A - 二次コピー管理機能を備えたデジタルコンテンツ蓄積再生装置およびデジタルコンテンツ蓄積専用装置 - Google Patents

二次コピー管理機能を備えたデジタルコンテンツ蓄積再生装置およびデジタルコンテンツ蓄積専用装置

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JP2000048079A
JP2000048079A JP21583498A JP21583498A JP2000048079A JP 2000048079 A JP2000048079 A JP 2000048079A JP 21583498 A JP21583498 A JP 21583498A JP 21583498 A JP21583498 A JP 21583498A JP 2000048079 A JP2000048079 A JP 2000048079A
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Noboru Takematsu
昇 竹松
Noriaki Kihara
範昭 木原
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DAINA WARE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルコンテンツの販売時点でのコピー
や、購入されてからの転売的なコピー、購入者による私
的なコピーなどを適切に管理し、必要な課金の処理を行
えるようにしたデジタルコンテンツ蓄積再生装置および
デジタルコンテンツ蓄積専用装置を提供する。 【解決課題】 デジタル通信インタフェースに結合され
た外部機器と通信して相手の装置IDを取得するととも
に、その相手装置IDと自分の装置IDとを比較するこ
とで、相手装置が有料コピー対象装置であるか否かを確
認する。相手装置が有料コピー対象装置である場合、相
手装置から金銭データを取得するとともに、その金銭デ
ータがコピーしようとするデジタルコンテンツの料金に
見合った残高を有しているか否かを確認する。必要な残
高がある場合、コンテンツ記憶手段に格納されているデ
ジタルコンテンツを読み出して相手装置に転送し、その
デジタルコンテンツの料金分を決済した金銭データを相
手装置に送達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、音や画像や文字
などで表現された著作物をデジタルデータ化したデジタ
ルコンテンツを蓄積しておいて再生するデジタルコンテ
ンツ蓄積再生装置と、デジタルコンテンツを蓄積してお
いて他の装置に供給するデジタルコンテンツ蓄積専用装
置に関し、とくに、二次コピー管理機能を備えた装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータの蓄積メディアや通信メ
ディアの技術、音や画像や文字情報のデジタル符号化技
術、それに電子マネーなどの電子商取引に関する技術な
どを基盤として、各種の著作物をデジタルデータ化した
デジタルコンテンツの流通革命が進行中である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】デジタルコンテンツの
流通システムを構築するにあたり、著作権をどのような
仕組みで保護するのかがきわめて重要である。一番わか
りやすい方法は、デジタルコンテンツのコピーを不可能
にすることである。このためのコピープロテクト技術も
いろいろと研究開発されている。しかし、デジタルコン
テンツのコピー利用を一律に禁止する方法は、著作物の
流通を阻害することになるわけで、適正な有料コピーに
より著作権者にもたらされるべき利益を損うとも言え
る。また、違法コピーを考えない善意の購入者にとっ
て、デジタルコンテンツの多様な利用形態を制限するこ
とにもなり、新技術の持つ有用性を無駄にしてしまい、
新しい可能性への道を閉ざすことになりかねない。もう
1つ現実的な方法に、デジタルコンテンツを取り扱う機
器の販売価格に著作権の使用料金分をあらかじめ上乗せ
するやり方がある。これは、著作権使用料の額の算定が
大雑把になりすぎるし、徴収した使用料を多くの著作権
者に適切に分配することも困難である。
【0004】デジタルコンテンツの例として音楽著作物
について考えてみよう。個人が所有する音楽再生機に規
定の料金を支払って購入したデジタルコンテンツ(音楽
著作物)を蓄積し、好きなときに再生して聞く。ただ
し、この音楽再生機から他の再生機にはコンテンツをコ
ピーできない。自分の再生機でしか利用できない。この
ような仕組みを技術的に実現することは困難なことでは
ない。ところで多くの音楽愛好家は自分が気に入って買
った音楽を友達にも聞かせたがる。自分の再生機を友達
に一時的に貸して聞かせるのであれば、著作権を侵害す
るとは言えないであろう。聞いた友達がその音楽を自分
の再生機にも取り込みたいと考えたとする。もちろん正
規の料金を支払ってである。ここではデジタルコンテン
ツの正規の入手ルートには触れていないが、ほしい曲が
現に蓄積されている友達の再生機から自分の再生機にコ
ピーできれば便利である。そのためにはコピーに伴う著
作権の使用料を徴収する仕組みが必要となる。ただし、
そのコピーの仕組みが簡単に悪用されるようでは著作権
の保護が尻抜けになる。また正規に購入して自分のポー
タブル音楽再生機に蓄積してあるデジタルコンテンツ
を、そのポータブル機とセット販売されている家庭用の
据置型ステレオや自動車用ステレオには私的コピーとし
て無料でコピーできれば現実的である。ただし、そのコ
ピーの仕組みが簡単に悪用されるようでは著作権の保護
が尻抜けになる。
【0005】この発明は以上のような背景に鑑みなされ
たもので、デジタルコンテンツの販売時点でのコピー
や、購入されてからの転売的なコピー、購入者による私
的なコピーなどを適切に管理し、必要な課金の処理を行
えるようにしたデジタルコンテンツ蓄積再生装置および
デジタルコンテンツ蓄積専用装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】===請求項1の発明=
== (1)音や画像や文字などで表現された著作物をデジタ
ルデータ化したデジタルコンテンツを蓄積しておいて再
生するデジタルコンテンツ蓄積再生装置である。 (2)外部機器と結合してデジタルデータをやり取りす
るためのデジタル通信インタフェースと、利用者との間
で情報をやり取りするためのヒューマンインタフェース
と、各装置に固有の装置IDが記録されたID記録手段
と、デジタルコンテンツを格納するための大容量のコン
テンツ記憶手段と、このコンテンツ記憶手段から読み出
したデジタルコンテンツを処理して音声信号あるいは画
像信号あるいは文字表示信号を再生する著作物再生手段
と、装置全体を統括する全体制御手段とを含んだ一体的
な装置である。 (3)デジタル通信インタフェースに結合された外部機
器と通信して相手の装置IDを取得するとともに、その
相手装置IDと自分の装置IDとを比較することで、相
手装置が有料コピー対象装置であるか否かを確認する。
相手装置が有料コピー対象装置である場合、相手装置か
ら金銭データを取得するとともに、その金銭データがコ
ピーしようとするデジタルコンテンツの料金に見合った
残高を有しているか否かを確認する。必要な残高がある
場合、コンテンツ記憶手段に格納されているデジタルコ
ンテンツを読み出して相手装置に転送し、そのデジタル
コンテンツの料金分を決済した金銭データを相手装置に
送達する。
【0007】===請求項2の発明=== 請求項1に記載のデジタルコンテンツ蓄積再生装置であ
って、所定の電子マネーシステムで取り扱う金銭データ
を保存するためのデータ記憶手段である電子財布を有す
る。
【0008】===請求項3の発明=== 請求項2に記載のデジタルコンテンツ蓄積再生装置であ
って、デジタル通信インタフェースに結合された外部機
器と通信し、ID記録手段に記録されている自分の装置
IDおよび電子財布に記憶されている金銭データを相手
装置に送達し、相手装置から転送されるデジタルコンテ
ンツをコンテンツ記憶手段に格納し、相手装置から送達
された金銭データを電子財布に記憶する。
【0009】===請求項4の発明=== 請求項2または3に記載のデジタルコンテンツ蓄積再生
装置であって、デジタル通信インタフェースに結合され
た外部機器と通信して相手の装置IDを取得するととも
に、その相手装置IDと自分の装置IDとを比較するこ
とで、相手装置が有料コピー対象装置であるか否かを確
認する。相手装置が有料コピー対象装置である場合、自
分の電子財布に記憶されている金銭データがコピーしよ
うとするデジタルコンテンツの料金に見合った残高を有
しているか否かを確認する。必要な残高がある場合、コ
ンテンツ記憶手段に格納されているデジタルコンテンツ
を読み出して相手装置に転送し、そのデジタルコンテン
ツの料金分を決済した金銭データを自分の電子財布に記
憶する。
【0010】===請求項5の発明=== 請求項1〜4のいずれかに記載のデジタルコンテンツ蓄
積再生装置であって、デジタル通信インタフェースに結
合された外部機器と通信して相手の装置IDを取得する
とともに、その相手装置IDと自分の装置IDとを比較
することで、相手装置が無料コピー対象装置であること
を認知した場合、コンテンツ記憶手段に格納されている
デジタルコンテンツを読み出して相手装置に転送し、金
銭データの決済処理を行わない。
【0011】===請求項6の発明=== 請求項1〜5のいずれかに記載のデジタルコンテンツ蓄
積再生装置であって、コンテンツ記憶手段に格納されて
いるデジタルコンテンツは自分の装置IDを鍵として暗
号化されたデータであり、その暗号化デジタルコンテン
ツを自分の装置IDを鍵として復号化する復号化手段が
前記著作物再生手段に含まれている。
【0012】===請求項7の発明=== 請求項6に記載のデジタルコンテンツ蓄積再生装置であ
って、復号化されたデジタルコンテンツを任意の装置I
Dを鍵として暗号化する暗号化手段を備えており、前記
有料コピー対象装置にデジタルコンテンツを転送する際
に、コンテンツ記憶手段から読み出した暗号化デジタル
コンテンツを前記復号化手段により復号化するととも
に、その復号化したデジタルコンテンツを前記暗号化手
段により相手装置IDを鍵として暗号化してから相手装
置に転送する。
【0013】===請求項8の発明=== 請求項7に記載のデジタルコンテンツ蓄積再生装置であ
って、装置本体に対して着脱自在な不揮発性の記憶媒体
がコンテンツ記憶手段となっている。
【0014】===請求項9の発明=== 請求項5に記載のデジタルコンテンツ蓄積再生装置であ
って、デジタル通信インタフェースに結合された外部機
器と通信し、相手装置が前記無料コピー対象装置となり
得る属性の装置であることを確認した上で、自分の装置
IDを起源として作成した装置IDを相手装置内のID
記録手段に書き込む。
【0015】===請求項10の発明=== 請求項1〜9のいずれかに記載のデジタルコンテンツ蓄
積再生装置であって、相手装置から転送されてきてコン
テンツ記憶手段に格納したデジタルコンテンツおよびコ
ンテンツ記憶手段から読み出して相手装置に転送したデ
ジタルコンテンツについて、それらのコピー相手などの
流通履歴を各タイトル別に整理したコンテンツ流通履歴
簿を作成して記憶する手段と、所定の外部機器との通信
の機会に記憶されたコンテンツ流通履歴簿を送達する手
段とを備える。
【0016】===請求項11の発明=== 請求項1〜10のいずれかに記載のデジタルコンテンツ
蓄積再生装置であって、デジタルコンテンツにはタイト
ル毎にヘッダーが編集されており、相手装置から転送さ
れてきてコンテンツ記憶手段に格納したデジタルコンテ
ンツおよびコンテンツ記憶手段から読み出して相手装置
に転送したデジタルコンテンツについて、それらのコピ
ー相手などの流通履歴を各タイトルの前記ヘッダーに追
記していく。
【0017】===請求項12の発明=== 請求項11に記載のデジタルコンテンツ蓄積再生装置で
あって、相手装置から転送されてきたデジタルコンテン
ツの前記ヘッダー中の流通履歴に自分の装置IDが記録
されていた場合、あるいは相手装置に転送するデジタル
コンテンツの前記ヘッダー中の流通履歴に相手装置ID
が記録されていた場合、そのデジタルコンテンツのコピ
ー転送に関する金銭データの決済処理を行わない。
【0018】===請求項13の発明=== 請求項1〜12のいずれかに記載のデジタルコンテンツ
蓄積再生装置であって、前記電子財布が装置本体に着脱
自在な不揮発性の記録媒体を用いたものである。
【0019】===請求項14の発明=== (11)音や画像や文字などで表現された著作物をデジタ
ルデータ化したデジタルコンテンツを蓄積しておいて他
の装置に供給するデジタルコンテンツ蓄積専用装置であ
る。 (12)外部機器と結合してデジタルデータをやり取りす
るためのデジタル通信インタフェースと、利用者との間
で情報をやり取りするためのヒューマンインタフェース
と、各装置に固有の装置IDが記録されたID記録手段
と、デジタルコンテンツを格納するための大容量のコン
テンツ記憶手段と、装置全体を統括する全体制御手段と
を含んだ一体的な装置である。 (13)デジタル通信インタフェースに結合された外部機
器と通信して相手の装置IDを取得するとともに、その
相手装置IDと自分の装置IDとを比較することで、相
手装置が無料コピー対象装置であることを認知した場
合、コンテンツ記憶手段に格納されているデジタルコン
テンツを読み出して相手装置に転送する。
【0020】===請求項15の発明=== 請求項14に記載のデジタルコンテンツ蓄積専用装置で
あって、デジタル通信インタフェースに結合された外部
機器と通信して相手の装置IDを取得するとともに、そ
の相手装置IDと自分の装置IDとを比較することで、
相手装置が有料コピー対象装置であるか否かを確認し、
相手装置が有料コピー対象装置である場合、相手装置か
ら金銭データを取得するとともに、その金銭データがコ
ピーしようとするデジタルコンテンツの料金に見合った
残高を有しているか否かを確認し、必要な残高がある場
合、コンテンツ記憶手段に格納されているデジタルコン
テンツを読み出して相手装置に転送し、そのデジタルコ
ンテンツの料金分を決済した金銭データを相手装置に送
達する。
【0021】===請求項16の発明=== 請求項14または15に記載のデジタルコンテンツ蓄積
専用装置であって、デジタル通信インタフェースに結合
された外部機器と通信し、ID記録手段に記録されてい
る自分の装置IDを相手装置に送達し、相手装置から転
送されるデジタルコンテンツをコンテンツ記憶手段に格
納する。
【0022】===請求項17の発明=== 請求項14〜16のいずれかに記載のデジタルコンテン
ツ蓄積専用装置であって、所定の電子マネーシステムで
取り扱う金銭データを保存するためのデータ記憶手段で
ある電子財布を有する。
【0023】===請求項18の発明=== 請求項17に記載のデジタルコンテンツ蓄積専用装置で
あって、デジタル通信インタフェースに結合された外部
機器と通信し、ID記録手段に記録されている自分の装
置IDおよび電子財布に記憶されている金銭データを相
手装置に送達し、相手装置から転送されるデジタルコン
テンツをコンテンツ記憶手段に格納し、相手装置から送
達された金銭データを電子財布に記憶する。
【0024】===請求項19の発明=== 請求項17または18に記載のデジタルコンテンツ蓄積
専用装置であって、デジタル通信インタフェースに結合
された外部機器と通信して相手の装置IDを取得すると
ともに、その相手装置IDと自分の装置IDとを比較す
ることで、相手装置が有料コピー対象装置であるか否か
を確認し、相手装置が有料コピー対象装置である場合、
電子財布に記憶されている金銭データがコピーしようと
するデジタルコンテンツの料金に見合った残高を有して
いるか否かを確認し、必要な残高がある場合、コンテン
ツ記憶手段に格納されているデジタルコンテンツを読み
出して相手装置に転送し、そのデジタルコンテンツの料
金分を決済した金銭データを電子財布に記憶する。
【0025】===請求項20の発明=== 請求項14〜19のいずれかに記載のデジタルコンテン
ツ蓄積専用装置であって、前記有料コピー対象装置にデ
ジタルコンテンツを転送する際に、コンテンツ記憶手段
から読み出した暗号化デジタルコンテンツを復号化手段
により復号化するとともに、その復号化したデジタルコ
ンテンツを暗号化手段により相手装置IDを鍵として暗
号化してから相手装置に転送する。
【0026】===請求項21の発明=== 請求項1〜13のいずれかに記載のデジタルコンテンツ
蓄積再生装置または請求項14〜20のいずれかに記載
のデジタルコンテンツ蓄積専用装置であって、デジタル
コンテンツに付記された有効期限データに基づいて、コ
ンテンツ記憶手段に格納された各デジタルコンテンツの
有効化・無効化を制御する。
【0027】===請求項22の発明=== 音や画像や文字などで表現された著作物をデジタルデー
タ化したデジタルコンテンツを格納するための大容量の
コンテンツ記憶手段と、利用者との間で情報をやり取り
するためのヒューマンインタフェースと、このヒューマ
ンインタフェースにより指定されたデジタルコンテンツ
を前記コンテンツ記憶手段から読み出して音声信号ある
いは画像信号あるいは文字表示信号を再生する著作物再
生手段と、外部機器と結合してデジタルデータをやり取
りするためのデジタル通信インタフェースと、所定の電
子マネーシステムで取り扱う金銭データを保存するため
のデータ記憶手段である電子財布と、前記デジタル通信
インタフェースに結合された外部機器から転送されてく
るデジタルコンテンツを受け取ってコンテンツ記憶手段
に格納するコピー受入手段と、前記コンテンツ記憶手段
から読み出したデジタルコンテンツを前記デジタル通信
インタフェースに結合された外部機器に転送するコピー
送出手段と、前記コピー受入手段または前記コピー送出
手段の処理実行に先立ってデジタルコンテンツのコピー
料金に相当する残高が前記電子財布の金銭データにある
か否かを確認し、必要な残高がある場合にのみ前記コピ
ー受入手段または前記コピー送出手段の処理実行を許可
するとともに、前記コピー料金を前記電子財布の金銭デ
ータから決済するコピー料金決済手段とを備えたことを
特徴とするデジタルコンテンツ蓄積再生装置。
【0028】===請求項23の発明=== 請求項22において、前記コピー受入手段または前記コ
ピー送出手段の処理実行に伴ってデジタルコンテンツの
コピー料金を決済するように前記外部機器に指示をだす
コピー料金決済指示手段を備えたことを特徴とするデジ
タルコンテンツ蓄積再生装置。
【0029】===請求項24の発明=== 請求項22または請求項23において、前記電子財布が
装置本体に着脱自在な不揮発性の記憶媒体を用いたもの
であることを特徴とするデジタルコンテンツ蓄積再生装
置。
【0030】請求項22、23、24に記載のタイプの
デジタルコンテンツ蓄積再生装置では、各装置にそれぞ
れ電子財布があり、それら電子財布の金銭データで決済
できる範囲であれば、各装置間で自由にデジタルコンテ
ンツをコピーすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】===あらすじ=== 実施例として説明するのは、音楽著作物のデジタルコン
テンツ(以下では音楽ソフトとも称する)を取り扱う装
置である。その代表的な機器がポータブル音楽再生機で
あり、個人が購入して所有する。音楽ソフトは、たとえ
ばコンビニエンスストアに設置されている自動販売機か
ら購入する。自動販売機にポータブル音楽再生機を自動
販売機にセットし、必要な料金を販売機に投入する。そ
して希望の曲を指定すると、その曲の音楽ソフトが自動
販売機からポータブル音楽再生機の記憶部にコピーされ
る。記憶部には多数の曲の音楽ソフトを蓄積できる。ポ
ータブル音楽再生機は超小型でヘッドホンが付属してお
り、記憶部に蓄積してある音楽ソフトを任意に選んで再
生できる。
【0032】ポータブル音楽再生機の関連製品として、
家庭用の据置型ステレオ、自動車用ステレオ、ソフト保
存庫(デジタルコンテンツ蓄積専用装置)などが用意さ
れている。これらの装置には固有のIDが割り当てら
れ、内部のID記録手段に記録される。これらのポータ
ブル音楽再生機、据置型ステレオ、自動車用ステレオ、
ソフト保存庫を同じ人が規定の手続きを経てセット購入
することで、購入した各装置に同じIDが割り当てられ
て、それぞれのID記録手段に記録される。このように
同じIDが記録された複数の装置のことをファミリー装
置と称することにする。
【0033】ポータブル音楽再生機の記憶部に蓄積して
ある音楽ソフトを、前述のファミリー装置としての据置
型ステレオや自動車用ステレオおよびソフト保存庫の記
憶部にコピーすることができる。ステレオにコピーした
音楽ソフトはその機器で再生して楽しめる。ソフト保存
庫にコピーした音楽ソフトは、ファミリー装置としての
ポータブル音楽再生機や据置型ステレオおよび自動車用
ステレオにさらにコピーすることができる。つまり、ソ
フト保存庫はファミリー装置の大容量拡張記憶部として
利用される。
【0034】ファミリー装置間での音楽ソフトのコピー
は、著作権を侵害しない私的コピーの位置付けであり、
無料とする。ファミリー装置ではない装置間のコピー、
すなわちIDの異なる装置間のコピーについては、電子
マネーによる規定の課金処理を実行できる場合にのみ許
容する。
【0035】この音楽ソフトを取り扱う前記の関連製品
群の中には、プリペイド方式の電子マネーシステムの金
銭データを記憶するための電子財布を備えた製品が用意
されている。ある人が所有するポータブル音楽再生機に
電子財布が付いており、これと別の人が所有するポータ
ブル音楽再生機との間で音楽ソフトをコピーする場合、
電子財布の金銭データを音楽ソフトの料金分だけ差し引
く決済処理を行う。
【0036】===ポータブル音楽再生機の外観例==
= ポータブル音楽再生機の外観例を図1に示し、その電気
的構成を図2に示している。再生機の外形寸法はほぼク
レジットカードサイズであり、厚みが1センチメートル
ほどである。外部機器と結合してデジタルデータをやり
取りするためのデジタル通信インタフェースの構成要素
として、IEEE1394端子1が一側部に配設されている。利
用者との間で情報をやり取りするためのヒューマンイン
タフェースの構成要素として、液晶表示器2と、いくつ
かのキーパッド3a〜3fを備えている。音楽を聞くた
めのヘッドホンを接続する端子4を備えている。
【0037】キーパッド3a〜3fはつぎのような機能
を受け持っている。再生・決定キー3aを5秒以上押し
続けると、電源のオン・オフが切り替わる。内部に蓄積
されている音楽ソフトの曲目一覧などを液晶表示表示器
2に表示させるときにメニューキー3bを押す。メニュ
ー画面の表示状態で戻り・カーソルキー3cや送り・カ
ーソルキー3dを押して曲目を選択する。選択した曲を
再生するには再生・決定キー3aを短く押す。音楽の再
生音量を加減するときにボリュームダウンキー3eやア
ップキー3fを押す。音楽再生中に再生・決定キー3d
を短く押すと、再生が停止する。戻り・カーソルキー3
cや送り・カーソルキー3dを押すことで、早送りや早
戻し、あるいは曲目順を飛ばしたり戻したりできる。
【0038】===ポータブル音楽再生機の内部構成例
=== 図2におけるワンチップ・マイコン5が装置全体を統括
する全体制御手段の主体である。マイコン5は、CPU
5a・プログラムROM5b・ワークRAM5c・シリ
アルインタフェース5d・パラレルインタフェース5e
を含む。前述の液晶表示器2やキーパッド3a〜3fお
よびオーディオアンプ6の音量制御信号系がパラレルイ
ンタフェース5eに接続されている。シリアルインタフ
ェース5dはフォトカプラ7を介してID書き込み信号
端子8に接続されている。
【0039】デジタルコンテンツを格納するための大容
量のコンテンツ記憶手段は120MB程度のフラッシュ
メモリ9である(小型のハードディスクなどでもよ
い)。ここに格納される音楽ソフトはTwin VQ形式で
圧縮符号化されたデータであり、なおかつ装置IDを鍵
として暗号化されたデータである。この暗号化処理と復
号化処理を行うために暗号化・復号化回路10を備えて
いる。また、Twin VQ形式の音楽ソフトをアナログ音
声信号にデコードするためにTwin VQデコーダ11を
備えている。これでデコードされたアナログ音声信号が
オーディオアンプ6で増幅されてヘッドホン端子4に出
力される。
【0040】また、1MBほどの小容量のフラッシュメ
モリ12を備えており、各装置に固有の装置IDを記録
するID記録手段、電子マネーシステムの金銭データを
記憶する電子財布、および後述するコンテンツ流通記録
簿の記憶媒体として使用される。さらに、装置側面に配
置されたIEEE1394端子1は、装置内部においてIEEE1394
インタフェース13に接続されている。
【0041】===再生機に音楽ソフトを蓄積する==
= ポータブル音楽再生機の全体的な制御システムの流れの
概要を図3のフローチャートに示している。まず、コン
ビニエンス店などの設置されているデジタルコンテンツ
自動販売機にて希望の音楽ソフトを購入してポータブル
音楽再生機に蓄積する処理手順について説明する。自動
販売機のソフト購入口にポータブル音楽再生機を挿入す
ると、自動販売機のコンピュータと再生機とがIEEE1394
インタフェースで結合され、所定の手順に従って通信が
行われる。またソフト購入に必要な料金を自動販売機に
投入する。
【0042】自動販売機は、ポータブル音楽再生機に要
求して小容量フラッシュメモリ12に記録されている装
置IDを送出させる。自動販売機のハードディスク装置
などに格納されているTwin VQ形式の音楽ソフトをポ
ータブル音楽再生機にコピーする際に、コピー相手の装
置IDを鍵として暗号化してから相手装置に転送する。
つまりポータブル音楽再生機が受け取って大容量フラッ
シュメモリ9に格納する音楽ソフトは、自分の装置ID
を鍵として暗号化されている。また、ソフト購入料金以
上のお金を自動販売機に投入し、その残金分をプリペイ
ド金銭データとしてポータブル音楽再生機の電子財布
(小容量フラッシュメモリ12)に保存することができ
る。この金銭データが後述する有料二次コピー時の支払
い原資となる。
【0043】===音楽再生=== ポータブル音楽再生機において、前述のように液晶表示
器2を見ながらキーパッド3a〜3fを操作し、希望の
曲目を指定して再生指令を与えると、大容量フラッシュ
メモリ9から該当曲の音楽ソフトが読み出され、暗号化
・復号化回路10により自分の装置IDを鍵として復号
化処理が行われるとともに、そのデータをTwin VQデ
コーダ11でアナログ信号に変換する。これでオーディ
オアンプ6に接続したヘッドホンから音がでる。
【0044】===他人の再生機への有料コピー=== ある人の所有するポータブル音楽再生機Aと他人のポー
タブル音楽再生機BとをIEEE1394ケーブルで接続し、再
生機Aから再生機Bに音楽ソフトをコピーする手順を説
明する。この場合、再生機Aは再生機Bと通信し、再生
機Bの装置IDを取得し、自分の装置IDと異なること
を確認し、有料コピー対象装置であることを認知する。
コピーしようとする音楽ソフトの料金と自分の電子財布
の金銭データとを比較し、必要な残高があることを確認
する。その上で、指定された曲の音楽ソフト(自分の装
置IDを鍵として暗号化されている)を大容量フラッシ
ュメモリ9から読み出し、そのデータを相手装置IDを
鍵として再び暗号化してから相手装置(再生機B)に転
送する。その音楽ソフトが再生機Bにおいて大容量フラ
ッシュメモリ9に蓄積される。また同時に、再生機Aの
電子財布の金銭データを更新し、所定の料金分を決済す
る。
【0045】以上の例では有料コピーの料金決済をコピ
ー元の再生機Aの電子財布について行うようにしている
が、もちろんコピー先の再生機Bの電子財布について行
ってもよい。場合によっては、再生機AとBの両方でコ
ピー料金を割り勘にしてもよい。
【0046】===無料コピー対象装置=== ポータブル音楽再生機に対して前述のファミリー装置と
なり得る据置型ステレオや自動車用ステレオは、装置の
外形的な構成はポータブル音楽再生機と大きく異なるも
のの、その基本機能はポータブル音楽再生機と同じであ
る。IDを同じくするポータブル音楽再生機と据置型ス
テレオ(または自動車用ステレオ)とをIEEE1394インタ
フェースで接続し、再生機からステレオに音楽ソフトを
コピーする場合、再生機は相手装置(ステレオ)のID
を取得し、自分のIDと同じであることを確認し、相手
装置が無料コピー対象装置であることを認知する。音楽
ソフトの暗号化の鍵となっているIDも同じなので、再
生機は大容量フラッシュメモリ9から読み出した音楽ソ
フトを基本的にそのままで相手装置に転送する。また無
料コピーなので電子財布の決済処理は行わない。
【0047】===ソフト保存庫=== ソフト保存庫とはデジタルコンテンツ蓄積専用装置のこ
とである。ソフト保存庫は、図2に示したポータブル音
楽再生機の構成において、Twin VQデコーダ11およ
びオーディオアンプ6を欠いており、基本的には、ファ
ミリー装置であるポータブル音楽再生機や据置型ステレ
オあるいは自動車用ステレオのための拡張記憶部として
使用する装置である。つまり、ポータブル音楽再生機な
どからソフト保存庫に大量の音楽ソフトをコピーしてお
き、随時必要となる少量の音楽ソフトをポータブル音楽
再生機などにコピーし直して再生利用する。対象がファ
ミリー装置だけであれば、ソフト保存庫には電子財布は
不必要である。しかしファミリー装置以外でも有料でコ
ピーを可能にする場合には、ソフト保存庫にも電子財布
を設けてもよい。
【0048】===コンテンツ流通記録簿=== この発明の装置は、音楽ソフトのコピー流通に伴って、
装置内部の小容量フラッシュメモリ12にコンテンツ流
通記録簿を作成記録する。コンテンツ流通記録簿には、
コピー相手の装置IDをコピーしたのコピーされたのか
を区別して各タイトル(曲目)別に整理したデータであ
り、そのデータ形式の一例を図4に示している。コンテ
ンツ流通記録簿を更新するのは、コピー元またはコピー
先の装置のいずれでも行うようにシステム構成する。ポ
ータブル音楽再生機を前述のコンテンツ自動販売機にセ
ットしたときに、自動販売機が再生機に要求してそのコ
ンテンツ流通記録簿を読み取る。このようにしてコンテ
ンツ販売管理者(著作権の管理者)に販売したコンテン
ツのコピー経路が収集される。このデータを利用して著
作権者に適正に使用料を分配することが可能となる。
【0049】===各コンテンツのヘッダー=== 音楽ソフトには各曲ごとに図5に例示するような形式で
情報を記録したヘッダーが付いている。基本となるヘッ
ダー情報は、楽曲識別番号・コピー料金・販売機IDな
どである。これに加えて、その音楽ソフトを取り込んだ
装置IDをヘッダーに順次書き加えて転送する仕組みに
なっている。このヘッダー情報を解析することでその音
楽ソフトの流通経路が分かるので、不正を防止する効果
がある。また、ある装置AのIDがヘッダーに記録され
ている音楽ソフトを再び装置Aに取り込むような事態が
生じたとき、ヘッダー情報を読むことで装置Aはいちど
自分を経由した音楽ソフトであることが分かり、この場
合についてはコピー料金の決済を省略するようなシステ
ムを実現できる。
【0050】===音楽ソフトの有効期限=== 販売する音楽ソフトのヘッダーに有効期限データを付け
ておき、そのデータで指定した期間だけしか音楽ソフト
を再生できないように装置構成する。再生開始日時も指
定できるようにする。再生終了日時が来ると蓄積してあ
った音楽ソフトを消去する。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、デジタルコンテンツの販売時点でのコピーや、
購入されてからの転売的な二次コピー、購入者による私
的なコピーなどを適切に管理でき、著作権の使用料に相
当する課金処理をそれを必要とする場面で適切に実行で
きる。そのため、デジタルコンテンツのコピー利用を一
律に禁止する方法と異なり、違法コピーを考えない善意
の購入者にとって、デジタルコンテンツを取り扱う様々
な新技術を加味した多様な利用形態を促進することとな
る。なおかつ不正なコピーを防止する十分なプロテクト
性も同時に持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるポータブル音楽再生
機の外観図である。
【図2】同上ポータブル音楽再生機の概略構成ブロック
図である。
【図3】同上ポータブル音楽再生機の全体的な制御の流
れを示すフローチャートである。
【図4】同上ポータブル音楽再生機におけるコンテンツ
流通記録簿のデータ形式の一例を示す概念図である。
【図5】同上ポータブル音楽再生機におけるコンテンツ
・ヘッダー情報のデータ形式の一例を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1 IEEE1394端子 2 液晶表示器 3a〜3f キーパッド 4 ヘッドホン端子 5 ワンチップ・マイコン 6 オーディオアンプ 7 フォトカプラ 8 ID書き込み信号端子 9 大容量フラッシュメモリ(コンテンツ記憶手段) 10 暗号化・復号化回路 11 Twin VQデコーダ 12 小容量フラッシュメモリ(ID記録手段・電子財
布・流通記録簿) 13 IEEE1394インタフェース
フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB11 CC10 CC36 DD01 FF04 FF06 GG04 GG06 GG07 GG10 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK44 KK54 KK68 MM11 MM70 ND03 ND08 ND14 ND20 ND22 ND23 PP30 PQ02 PQ04 PR03 UU40 5B082 AA13 EA12

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの事項(1)(2)(3)により特
    定される発明。 (1)音や画像や文字などで表現された著作物をデジタ
    ルデータ化したデジタルコンテンツを蓄積しておいて再
    生するデジタルコンテンツ蓄積再生装置である。 (2)外部機器と結合してデジタルデータをやり取りす
    るためのデジタル通信インタフェースと、利用者との間
    で情報をやり取りするためのヒューマンインタフェース
    と、各装置に固有の装置IDが記録されたID記録手段
    と、デジタルコンテンツを格納するための大容量のコン
    テンツ記憶手段と、このコンテンツ記憶手段から読み出
    したデジタルコンテンツを処理して音声信号あるいは画
    像信号あるいは文字表示信号を再生する著作物再生手段
    と、装置全体を統括する全体制御手段とを含んだ一体的
    な装置である。 (3)デジタル通信インタフェースに結合された外部機
    器と通信して相手の装置IDを取得するとともに、その
    相手装置IDと自分の装置IDとを比較することで、相
    手装置が有料コピー対象装置であるか否かを確認する。
    相手装置が有料コピー対象装置である場合、相手装置か
    ら金銭データを取得するとともに、その金銭データがコ
    ピーしようとするデジタルコンテンツの料金に見合った
    残高を有しているか否かを確認する。必要な残高がある
    場合、コンテンツ記憶手段に格納されているデジタルコ
    ンテンツを読み出して相手装置に転送し、そのデジタル
    コンテンツの料金分を決済した金銭データを相手装置に
    送達する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルコンテンツ蓄
    積再生装置であって、所定の電子マネーシステムで取り
    扱う金銭データを保存するためのデータ記憶手段である
    電子財布を有する。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデジタルコンテンツ蓄
    積再生装置であって、デジタル通信インタフェースに結
    合された外部機器と通信し、ID記録手段に記録されて
    いる自分の装置IDおよび電子財布に記憶されている金
    銭データを相手装置に送達し、相手装置から転送される
    デジタルコンテンツをコンテンツ記憶手段に格納し、相
    手装置から送達された金銭データを電子財布に記憶す
    る。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載のデジタルコン
    テンツ蓄積再生装置であって、デジタル通信インタフェ
    ースに結合された外部機器と通信して相手の装置IDを
    取得するとともに、その相手装置IDと自分の装置ID
    とを比較することで、相手装置が有料コピー対象装置で
    あるか否かを確認し、相手装置が有料コピー対象装置で
    ある場合、自分の電子財布に記憶されている金銭データ
    がコピーしようとするデジタルコンテンツの料金に見合
    った残高を有しているか否かを確認し、必要な残高があ
    る場合、コンテンツ記憶手段に格納されているデジタル
    コンテンツを読み出して相手装置に転送し、そのデジタ
    ルコンテンツの料金分を決済した金銭データを自分の電
    子財布に記憶する。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のデジタ
    ルコンテンツ蓄積再生装置であって、デジタル通信イン
    タフェースに結合された外部機器と通信して相手の装置
    IDを取得するとともに、その相手装置IDと自分の装
    置IDとを比較することで、相手装置が無料コピー対象
    装置であることを認知した場合、コンテンツ記憶手段に
    格納されているデジタルコンテンツを読み出して相手装
    置に転送し、金銭データの決済処理を行わない。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のデジタ
    ルコンテンツ蓄積再生装置であって、コンテンツ記憶手
    段に格納されているデジタルコンテンツは自分の装置I
    Dを鍵として暗号化されたデータであり、その暗号化デ
    ジタルコンテンツを自分の装置IDを鍵として復号化す
    る復号化手段が前記著作物再生手段に含まれている。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデジタルコンテンツ蓄
    積再生装置であって、復号化されたデジタルコンテンツ
    を任意の装置IDを鍵として暗号化する暗号化手段を備
    えており、前記有料コピー対象装置にデジタルコンテン
    ツを転送する際に、コンテンツ記憶手段から読み出した
    暗号化デジタルコンテンツを前記復号化手段により復号
    化するとともに、その復号化したデジタルコンテンツを
    前記暗号化手段により相手装置IDを鍵として暗号化し
    てから相手装置に転送する。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデジタルコンテンツ蓄
    積再生装置であって、装置本体に対して着脱自在な不揮
    発性の記憶媒体がコンテンツ記憶手段となっている。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載のデジタルコンテンツ蓄
    積再生装置であって、デジタル通信インタフェースに結
    合された外部機器と通信し、相手装置が前記無料コピー
    対象装置となり得る属性の装置であることを確認した上
    で、自分の装置IDを起源として作成した装置IDを相
    手装置内のID記録手段に書き込む。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のデジ
    タルコンテンツ蓄積再生装置であって、相手装置から転
    送されてきてコンテンツ記憶手段に格納したデジタルコ
    ンテンツおよびコンテンツ記憶手段から読み出して相手
    装置に転送したデジタルコンテンツについて、それらの
    コピー相手などの流通履歴を各タイトル別に整理したコ
    ンテンツ流通履歴簿を作成して記憶する手段と、所定の
    外部機器との通信の機会に記憶されたコンテンツ流通履
    歴簿を送達する手段とを備える。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載のデ
    ジタルコンテンツ蓄積再生装置であって、デジタルコン
    テンツにはタイトル毎にヘッダーが編集されており、相
    手装置から転送されてきてコンテンツ記憶手段に格納し
    たデジタルコンテンツおよびコンテンツ記憶手段から読
    み出して相手装置に転送したデジタルコンテンツについ
    て、それらのコピー相手などの流通履歴を各タイトルの
    前記ヘッダーに追記していく。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のデジタルコンテン
    ツ蓄積再生装置であって、相手装置から転送されてきた
    デジタルコンテンツの前記ヘッダー中の流通履歴に自分
    の装置IDが記録されていた場合、あるいは相手装置に
    転送するデジタルコンテンツの前記ヘッダー中の流通履
    歴に相手装置IDが記録されていた場合、そのデジタル
    コンテンツのコピー転送に関する金銭データの決済処理
    を行わない。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載のデ
    ジタルコンテンツ蓄積再生装置であって、前記電子財布
    が装置本体に着脱自在な不揮発性の記録媒体を用いたも
    のである。
  14. 【請求項14】 つぎの事項(11)(12)(13)により
    特定される発明。 (11)音や画像や文字などで表現された著作物をデジタ
    ルデータ化したデジタルコンテンツを蓄積しておいて他
    の装置に供給するデジタルコンテンツ蓄積専用装置であ
    る。 (12)外部機器と結合してデジタルデータをやり取りす
    るためのデジタル通信インタフェースと、利用者との間
    で情報をやり取りするためのヒューマンインタフェース
    と、各装置に固有の装置IDが記録されたID記録手段
    と、デジタルコンテンツを格納するための大容量のコン
    テンツ記憶手段と、装置全体を統括する全体制御手段と
    を含んだ一体的な装置である。 (13)デジタル通信インタフェースに結合された外部機
    器と通信して相手の装置IDを取得するとともに、その
    相手装置IDと自分の装置IDとを比較することで、相
    手装置が無料コピー対象装置であることを認知した場
    合、コンテンツ記憶手段に格納されているデジタルコン
    テンツを読み出して相手装置に転送する。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のデジタルコンテン
    ツ蓄積専用装置であって、デジタル通信インタフェース
    に結合された外部機器と通信して相手の装置IDを取得
    するとともに、その相手装置IDと自分の装置IDとを
    比較することで、相手装置が有料コピー対象装置である
    か否かを確認し、相手装置が有料コピー対象装置である
    場合、相手装置から金銭データを取得するとともに、そ
    の金銭データがコピーしようとするデジタルコンテンツ
    の料金に見合った残高を有しているか否かを確認し、必
    要な残高がある場合、コンテンツ記憶手段に格納されて
    いるデジタルコンテンツを読み出して相手装置に転送
    し、そのデジタルコンテンツの料金分を決済した金銭デ
    ータを相手装置に送達する。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載のデジタ
    ルコンテンツ蓄積専用装置であって、デジタル通信イン
    タフェースに結合された外部機器と通信し、ID記録手
    段に記録されている自分の装置IDを相手装置に送達
    し、相手装置から転送されるデジタルコンテンツをコン
    テンツ記憶手段に格納する。
  17. 【請求項17】 請求項14〜16のいずれかに記載の
    デジタルコンテンツ蓄積専用装置であって、所定の電子
    マネーシステムで取り扱う金銭データを保存するための
    データ記憶手段である電子財布を有する。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のデジタルコンテン
    ツ蓄積専用装置であって、デジタル通信インタフェース
    に結合された外部機器と通信し、ID記録手段に記録さ
    れている自分の装置IDおよび電子財布に記憶されてい
    る金銭データを相手装置に送達し、相手装置から転送さ
    れるデジタルコンテンツをコンテンツ記憶手段に格納
    し、相手装置から送達された金銭データを電子財布に記
    憶する。
  19. 【請求項19】 請求項17または18に記載のデジタ
    ルコンテンツ蓄積専用装置であって、デジタル通信イン
    タフェースに結合された外部機器と通信して相手の装置
    IDを取得するとともに、その相手装置IDと自分の装
    置IDとを比較することで、相手装置が有料コピー対象
    装置であるか否かを確認し、相手装置が有料コピー対象
    装置である場合、電子財布に記憶されている金銭データ
    がコピーしようとするデジタルコンテンツの料金に見合
    った残高を有しているか否かを確認し、必要な残高があ
    る場合、コンテンツ記憶手段に格納されているデジタル
    コンテンツを読み出して相手装置に転送し、そのデジタ
    ルコンテンツの料金分を決済した金銭データを電子財布
    に記憶する。
  20. 【請求項20】 請求項14〜19のいずれかに記載の
    デジタルコンテンツ蓄積専用装置であって、前記有料コ
    ピー対象装置にデジタルコンテンツを転送する際に、コ
    ンテンツ記憶手段から読み出した暗号化デジタルコンテ
    ンツを復号化手段により復号化するとともに、その復号
    化したデジタルコンテンツを暗号化手段により相手装置
    IDを鍵として暗号化してから相手装置に転送する。
  21. 【請求項21】 請求項1〜13のいずれかに記載のデ
    ジタルコンテンツ蓄積再生装置または請求項14〜20
    のいずれかに記載のデジタルコンテンツ蓄積専用装置で
    あって、デジタルコンテンツに付記された有効期限デー
    タに基づいて、コンテンツ記憶手段に格納された各デジ
    タルコンテンツの有効化・無効化を制御する。
  22. 【請求項22】 音や画像や文字などで表現された著作
    物をデジタルデータ化したデジタルコンテンツを格納す
    るための大容量のコンテンツ記憶手段と、利用者との間
    で情報をやり取りするためのヒューマンインタフェース
    と、このヒューマンインタフェースにより指定されたデ
    ジタルコンテンツを前記コンテンツ記憶手段から読み出
    して音声信号あるいは画像信号あるいは文字表示信号を
    再生する著作物再生手段と、外部機器と結合してデジタ
    ルデータをやり取りするためのデジタル通信インタフェ
    ースと、所定の電子マネーシステムで取り扱う金銭デー
    タを保存するためのデータ記憶手段である電子財布と、
    前記デジタル通信インタフェースに結合された外部機器
    から転送されてくるデジタルコンテンツを受け取ってコ
    ンテンツ記憶手段に格納するコピー受入手段と、前記コ
    ンテンツ記憶手段から読み出したデジタルコンテンツを
    前記デジタル通信インタフェースに結合された外部機器
    に転送するコピー送出手段と、前記コピー受入手段また
    は前記コピー送出手段の処理実行に先立ってデジタルコ
    ンテンツのコピー料金に相当する残高が前記電子財布の
    金銭データにあるか否かを確認し、必要な残高がある場
    合にのみ前記コピー受入手段または前記コピー送出手段
    の処理実行を許可するとともに、前記コピー料金を前記
    電子財布の金銭データから決済するコピー料金決済手段
    とを備えたことを特徴とするデジタルコンテンツ蓄積再
    生装置。
  23. 【請求項23】 請求項22において、前記コピー受入
    手段または前記コピー送出手段の処理実行に伴ってデジ
    タルコンテンツのコピー料金を決済するように前記外部
    機器に指示をだすコピー料金決済指示手段を備えたこと
    を特徴とするデジタルコンテンツ蓄積再生装置。
  24. 【請求項24】 請求項22または請求項23におい
    て、前記電子財布が装置本体に着脱自在な不揮発性の記
    憶媒体を用いたものであることを特徴とするデジタルコ
    ンテンツ蓄積再生装置。
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