JP2001314639A - 景品交換システム - Google Patents

景品交換システム

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JP2001314639A JP2000138189A JP2000138189A JP2001314639A JP 2001314639 A JP2001314639 A JP 2001314639A JP 2000138189 A JP2000138189 A JP 2000138189A JP 2000138189 A JP2000138189 A JP 2000138189A JP 2001314639 A JP2001314639 A JP 2001314639A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パチンコ機等による遊技により遊技者の所有と
なった獲得玉等の有価価値の大きさを、音楽データ等の
デジタル情報と景品交換することができるような、全く
新しいタイプの景品交換システムを提供する。 【解決手段】記録媒体(会員カード5又は景品交換カー
ド6)から記録情報(会員ID又は計数玉数等)を読み
取り、記録情報から特定される有価価値の大きさを、選
択された音楽データと景品交換し、音楽データを所定の
記録メディア7に書き込むと共に、音楽データの対価を
有価価値の大きさから減算する、景品交換システム1を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機による遊技
により遊技者の所有となった有価価値の大きさを景品と
交換するための景品交換システムに関する。さらに詳し
くは、有価価値の大きさを音楽データ等のデジタル情報
と景品交換することができるような、全く新しいタイプ
の景品交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、前記の景品交換システムとし
ては、例えば以下のようなものが知られている。即ち、
パチンコ店等の遊技場では、パチンコ機等の遊技機によ
る遊技の結果として、遊技者に獲得玉等の有価価値が付
与される。ここで、遊技者に付与された有価価値の大き
さは、有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された
記録媒体の記録情報を読み取り、その記録情報から特定
される。
【0003】具体的には、会員である遊技者が獲得した
獲得玉を貯玉として翌日以降に繰り越すことができる貯
玉システムが導入されているパチンコ店において、遊技
者が前記会員である場合には、計数された獲得玉の数
が、記録情報である会員IDと関連付けられて、貯玉の
数としてホール管理装置に記憶され、記録媒体である会
員カードから読み取った会員ID及び入力された暗証番
号をホール管理装置に照会することにより、有価価値の
大きさである貯玉の数が特定される。
【0004】あるいは、遊技者が前記会員でない場合に
は、計数された獲得玉の数が、記録情報である計数玉数
として、同じく記録情報であるカードID及びカードの
発行年月日・発行時間と共に、ホール管理装置及び景品
交換カードに記録され、記録媒体である景品交換カード
から読み取った記録情報(カードID,カードの発行年
月日・発行時間,及び計数玉数)をホール管理装置に照
会することにより、有価価値の大きさである獲得玉の数
が特定される。
【0005】ここで有価価値の大きさとは、貯玉の数又
は獲得玉の数、あるいはそれらの数を所定の比率で換算
した金銭を意味する。なお、遊技機による遊技の結果と
して遊技者に付与される有価価値は、獲得玉ではなく、
獲得メダル等でも良い。前記のようにして特定された有
価価値の大きさは、パチンコ店内の景品カウンタで、遊
技者が選択した特殊景品や一般景品と景品交換される。
【0006】しかし、従来の景品交換システムにおいて
は、以下のような問題点があった。即ち、その有価価値
の大きさを一般景品と景品交換する場合には、遊技者が
多くの有価価値を獲得したとしても、パチンコ店が予め
仕入れた商品やサービスなどの非常に限られた範囲でし
か景品を選ぶことができないため、遊技者が希望する景
品が存在しないことが多かった。
【0007】また、その有価価値の大きさを特殊景品と
景品交換した後に、特殊景品と交換するに満たない端数
の有価価値の大きさが残った場合には、前記会員でない
遊技者は、有価価値を翌日以降に繰り越すことができな
いため、端数の有価価値の大きさで交換可能な一般景品
(例えばタバコやチョコレートなど)とやむを得ず景品
交換することが多かった。
【0008】一方、有価価値の大きさをパチンコ店が予
め仕入れていない景品と景品交換できるシステムとして
は、遊技者がパチンコ店内外に設置された端末装置から
インターネットを介して商品メーカーやサイバーモール
に対して景品を注文し、その景品が遊技者の自宅に後日
配送されるものが知られている。
【0009】しかし、同システムにおいても、インター
ネット等の通信回線を介して配信される音楽データ等の
デジタル情報を景品として提供し、有価価値の大きさを
音楽データ等のデジタル情報と景品交換するという着想
は全くなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした背
景のもとになされたものであり、その目的は、遊技機に
よる遊技により遊技者の所有となった有価価値の大きさ
を、音楽データ等のデジタル情報と景品交換することが
できるような、全く新しいタイプの景品交換システムを
提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、有価価値の大
きさを、配信されるデジタル情報と景品交換することが
できるような、景品交換システムを提供することにあ
る。
【0012】また、本発明の他の目的は、著作権侵害の
問題を生ずることなく、適法にデジタル情報の配信を行
うことができるような、景品交換システムを提供するこ
とにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、遊技者が予め
所有する記録メディアに、デジタル情報を書き込むこと
ができるような、景品交換システムを提供することにあ
る。
【0014】また、本発明の他の目的は、遊技者が記録
メディアを予め所有していなくても、デジタル情報を書
き込んだ記録メディアを景品として提供することができ
るような、景品交換システムを提供することにある。ま
た、この場合に、デジタル情報の対価と記録メディアの
対価を、有価価値の大きさから同時に引き落とすことが
できるような、景品交換システムを提供することにあ
る。
【0015】また、本発明の他の目的は、最新のデジタ
ル情報(例えば報道記事や報道写真等)を提供すること
ができるような、景品交換システムを提供することにあ
る。
【0016】また、本発明の他の目的は、その都度デジ
タル情報の配信を受ける必要がなく、通信費の削減や、
デジタル情報の迅速なダウンロードを図ることができる
ような、景品交換システムを提供することにある。
【0017】また、本発明の他の目的は、通信費の削減
や、デジタル情報の迅速なダウンロードを図ることがで
きる一方、予めデジタル情報を記憶しておく量を削減で
きるような、景品交換システムを提供することにある。
【0018】また、本発明の他の目的は、会員である遊
技者に、有価価値の大きさ(例えば貯玉の数)をデジタ
ル情報と交換するサービスを提供することができるよう
な、景品交換システムを提供することにある。
【0019】また、本発明の他の目的は、様々な場面に
応じて、多様なデジタル情報を提供することができるよ
うな、景品交換システムを提供することにある。
【0020】さらに、本発明の他の目的は、歌詞やジャ
ケット写真等の関連情報を印刷し、併せて提供すること
ができるような、景品交換システムを提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次のような手段を採る。
【0022】まず、請求項1に係る発明は、遊技機によ
る遊技により遊技者の所有となった有価価値の大きさを
特定可能な情報が記録された記録媒体の記録情報を読み
取り、該記録情報から特定される有価価値の大きさを景
品と交換するための景品交換システムであって、選択さ
れたデジタル情報を所定の記録メディアに書き込むと共
に、該デジタル情報の対価を前記有価価値の大きさから
減算することを特徴とする景品交換システムである。
【0023】また、請求項2に係る発明は、遊技機によ
る遊技により遊技者の所有となった有価価値の大きさを
景品と交換するための景品交換システムであって、前記
有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された記録媒
体の記録情報を読み取る記録媒体読取手段と、該記録情
報から前記有価価値の大きさを特定する有価価値特定手
段と、デジタル情報を配信するデジタル情報配信手段
と、前記デジタル情報を選択するための選択手段と、前
記デジタル情報配信手段から前記デジタル情報の配信を
受ける通信手段と、選択されたデジタル情報を所定の記
録メディアに書き込む記録メディア書込手段と、該デジ
タル情報の対価を前記有価価値の大きさから減算する有
価価値減算手段と、を備えることを特徴とする景品交換
システムである。
【0024】また、請求項3に係る発明は、請求項2に
記載した景品交換システムであって、前記デジタル情報
配信手段による前記デジタル情報の配信は、遊技場外の
所定の機関が行うことを特徴とする景品交換システムで
ある。
【0025】また、請求項4に係る発明は、請求項2又
は3に記載した景品交換システムであって、前記記録メ
ディア書込手段は、前記遊技者が予め所有する前記記録
メディアを受け付けるための記録メディア受付部を有
し、選択されたデジタル情報は、前記記録メディア書込
手段により、前記記録メディア受付部に受け付けられた
記録メディアに書き込まれることを特徴とする景品交換
システムである。
【0026】また、請求項5に係る発明は、請求項2又
は3に記載した景品交換システムであって、前記記録メ
ディアを貯蔵する記録メディア貯蔵手段を備え、選択さ
れたデジタル情報は、前記記録メディア書込手段によ
り、前記記録メディア貯蔵手段から取り出された記録メ
ディアに書き込まれ、該デジタル情報が書き込まれた記
録メディアを景品として提供することを特徴とする景品
交換システムである。
【0027】また、請求項6に係る発明は、請求項5に
記載した景品交換システムであって、前記記録メディア
の対価を、前記デジタル情報の対価と共に前記有価価値
の大きさから減算することを特徴とする景品交換システ
ムである。
【0028】また、請求項7に係る発明は、請求項2〜
6のいずれか1つに記載した景品交換システムであっ
て、前記デジタル情報が選択された後に、その都度、選
択された該デジタル情報の配信を要求する信号を前記デ
ジタル情報配信手段に送信し、該信号に基づいて該デジ
タル情報配信手段から配信される該デジタル情報を受信
することを特徴とする景品交換システムである。
【0029】また、請求項8に係る発明は、請求項2〜
6のいずれか1つに記載した景品交換システムであっ
て、前記デジタル情報が選択される前に、予め前記デジ
タル情報配信手段から前記デジタル情報の配信を受け、
該デジタル情報を記憶するデジタル情報記憶手段を備
え、前記デジタル情報が選択された後に、前記デジタル
情報記憶手段から該デジタル情報を読み出すことを特徴
とする景品交換システムである。
【0030】また、請求項9に係る発明は、請求項2〜
6のいずれか1つに記載した景品交換システムであっ
て、前記デジタル情報が選択される前に、予め前記デジ
タル情報配信手段から前記デジタル情報の配信を受け、
該デジタル情報を記憶するデジタル情報記憶手段を備
え、前記デジタル情報が選択された後に、該デジタル情
報が前記デジタル情報記憶手段に記憶されている場合に
は、該デジタル情報記憶手段から該デジタル情報を読み
出す一方、該デジタル情報が前記デジタル情報記憶手段
に記憶されていない場合には、選択された該デジタル情
報の配信を要求する信号を前記デジタル情報配信手段に
送信し、該信号に基づいて該デジタル情報配信手段から
配信される該デジタル情報を受信することを特徴とする
景品交換システムである。
【0031】また、請求項10に係る発明は、請求項1
〜9のいずれか1つに記載した景品交換システムであっ
て、前記記録媒体は、会員である遊技者を特定可能な情
報が記録された会員用記録媒体であることを特徴とする
景品交換システムである。
【0032】また、請求項11に係る発明は、請求項1
〜10のいずれか1つに記載した景品交換システムであ
って、前記デジタル情報は、デジタル音楽情報,デジタ
ル文字情報,及びデジタル画像情報から選択される一種
以上からなる情報であることを特徴とする景品交換シス
テムである。
【0033】さらに、請求項12に係る発明は、請求項
1〜11のいずれか1つに記載した景品交換システムで
あって、前記デジタル情報に関連する情報を印刷して排
出する印刷手段を備えることを特徴とする景品交換シス
テムである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。まず、本発明に係る景品交換シ
ステムの構成について説明する。
【0035】図1は、景品交換システム1の構成の一例
を表す機能ブロック図である。景品交換システム1は、
遊技機による遊技により遊技者の所有となった有価価値
の大きさを景品と交換するためのものであって、特に有
価価値の大きさを音楽データ等のデジタル情報と景品交
換するものである。この有価価値には、例えば遊技機に
よる遊技の結果として遊技者に付与される獲得有価価値
(例えば賞玉)の他に、金銭と交換に遊技者に付与され
る貸与有価価値(例えば貸玉)も含まれる。以下におい
ては、例えば遊技機がパチンコ店に設置されるパチンコ
機であり、有価価値の大きさとして貯玉の数又は獲得玉
の数である場合について説明を行うが、例えば遊技機は
パチンコ店に設置されるスロットマシンでも良く、有価
価値の大きさとしては貯メダルの数又は獲得メダルの数
でも良い。
【0036】また、デジタル情報は、デジタルデータ化
された各種の情報であり、例えば後述するデジタル情報
配信手段から通信回線を介して配信されるものや、後述
する記憶媒体(例えばレーザディスク(LD)等)に予
め記憶されているものである。このデジタル情報は、例
えばデジタル音楽情報,デジタル文字情報,及びデジタ
ル画像情報から選択される一種以上からなる情報であ
る。
【0037】具体的には、デジタル音楽情報としては歌
謡曲及びクラシック音楽等の音楽データがあり、デジタ
ル文字情報としては報道記事,雑誌記事及び小説等の文
字データがあり、デジタル画像情報としては報道写真及
び絵画等の静止画データや無声映画等の動画データがあ
り、それらの組み合わせであるカラオケ及び映画等のデ
ータも含まれる。なおデジタル情報は、例示のものには
限定されず、さらにはパソコンソフト及びゲームソフト
等のソフトウェアも含まれる。
【0038】なお、以下においては、前記デジタル情報
として、デジタル情報配信手段である音楽配信サーバ4
0からインターネット2等の通信回線を介して配信され
る歌謡曲の音楽データ(以下単に「音楽データ」とい
う。)を例に説明を行う。このような音楽データであれ
ば、配信されるデータ量が比較的少ない(数メガバイト
程度)ため、比較的時間がかからずにダウンロードが可
能であり、またその対価が比較的低額である(数百円程
度)ため、前記端数の有価価値の大きさとの景品交換に
適し、パチンコ店における景品交換に好適である。
【0039】この音楽データは、必要に応じて、著作権
を保護するために暗号化されて、音楽配信サーバ40か
ら配信される。この暗号化の方式としては、例えば公開
鍵方式を用いることができる。これは、暗号化のための
鍵である公開鍵と暗号を解読するための鍵である秘密鍵
の二つの鍵を用いる方式である。
【0040】具体的には、二つの鍵が後述する景品交換
装置10で作成され、公開鍵が音楽データを配信する側
の音楽配信サーバ40に送られる一方、秘密鍵が音楽デ
ータの配信を受ける側の景品交換装置10に保存され、
公開鍵で暗号化された音楽データが音楽配信サーバ40
から景品交換装置10に配信されて、秘密鍵と共に後述
する記録メディア7に記録される。この公開鍵で暗号化
された音楽データは、対応する秘密鍵でしか解読できな
い。従って、公開鍵で暗号化された音楽データが他の記
録メディアにコピーされたとしても、秘密鍵は元の記録
メディア7に保存され他の記録メディアにはコピーされ
ないため、他の記録メディアにコピーされた音楽データ
は解読することができず、著作権が保護される。
【0041】また、この音楽データは、必要に応じて、
配信されるデータ量を少なくするために圧縮符号化され
て、音楽配信サーバ40から配信される。この圧縮符号
化の方式としては、例えばMP3方式や、商標名ATR
AC3方式等、種々の方式を用いることができる。
【0042】景品交換システム1は、遊技者4が所有す
る会員カード5及び景品交換カード6(図3(a)
(b)参照)と、所定の記録メディア7と、パチンコ店
内に備えられる景品交換装置10,玉計数手段20,及
びホール管理装置30と、パチンコ店外に備えられる音
楽配信サーバ40,及び外部管理会社50等からなる。
【0043】ここで、景品交換装置10の通信手段11
aは、デジタル総合回線3a及びインターネット2を介
して、音楽配信サーバ40の通信手段41と通信可能と
されている。また、景品交換装置10の通信手段11b
は、LAN3bを介して、ホール管理装置30の通信手
段31bと通信可能とされている。また、玉計数手段2
0の通信手段21は、LAN3bを介して、ホール管理
装置30の通信手段31bと通信可能とされている。さ
らに、ホール管理装置30の通信手段31aは、デジタ
ル総合回線3a及びインターネット2を介して、外部管
理会社50の通信手段51と通信可能とされている。
【0044】即ち、パチンコ店内に備えられる各構成の
間はLAN3bを介して通信可能とされ、パチンコ店内
に備えられる各構成とパチンコ店外に備えられる各構成
との間はデジタル総合回線3a及びインターネット2を
介して通信可能とされている。なお、通信手段11b,
21,31bはLANボード等を有し、通信手段11
a,31a,41,51はターミナルアダプタ(TA)
等を有する。
【0045】なお、インターネット2,デジタル総合回
線3a及びLAN3bは通信回線の一例であり、各通信
手段を通信可能に接続するものであれば特に限定され
ず、例えばインターネット2を介さなくても良く、デジ
タル総合回線3aに代えてケーブルテレビ回線等の専用
回線や衛星回線を用いても良い。
【0046】会員カード5及び景品交換カード6は、記
録媒体の一例であり、有価価値の大きさを特定可能な情
報を記録する機能を備えるものである。この記録媒体
は、同様の機能を備えるものであれば、例えば磁気カー
ド,感熱式カード,ICカード等のカード型や、コイン
型や、アクセサリ型等、その形態は特に限定されるもの
ではない。以下においては、会員カード5及び景品交換
カード6が磁気カードである場合を例に説明を行う。
【0047】会員カード5は、パチンコ店の会員である
遊技者4を特定可能な情報が記録されたカード型の記録
媒体であり、住所,氏名,電話番号,生年月日,及び性
別等の登録情報を予め登録した会員である遊技者4に対
して発行される。この会員カード5では、図3(a)に
示すように、磁気ストライプ部5aに、カードID,会
員ナンバー等の会員IDが記録情報として記録されてい
る。この記録情報を、後述するカードリーダ13で読み
取って、暗証番号と共に後述するホール管理装置30に
照会することにより、ホール管理装置30に記憶されて
いる有価価値の大きさ(ここでは貯玉の数)が特定され
る。
【0048】景品交換カード6は、遊技者4に付与され
た有価価値の大きさを特定可能な情報が記録されたカー
ド型の記録媒体であり、前記会員でない遊技者4に対し
て発行される。この景品交換カード6では、図3(b)
に示すように、磁気ストライプ部6aに、カードID及
びカードの発行年月日・発行時間と共に、計数された獲
得玉の数である計数玉数が記録情報として記録されてい
る。この記録情報を、後述するカードリーダ13で読み
取って、後述するホール管理装置30に照会することに
より、景品交換カード6に記録されている有価価値の大
きさ(ここでは獲得玉の数)が特定される。
【0049】なお、磁気ストライプ部6aには、計数玉
数に代えて、計数玉数が景品交換後に減算された残玉数
が記録されている場合もある。また、玉数表示部6bに
は、計数玉数(残玉数)が遊技者4に見えるように表示
されている。さらに、景品交換カード6は、磁気カード
でなく、記録情報がバーコードとして印刷されたレシー
ト等であっても良い。
【0050】所定の記録メディア7は、音楽データを記
録するための媒体、換言すればデジタル情報記録用メデ
ィアであり、遊技者4が予め所有するもの,遊技者4が
パチンコ店の景品カウンタ(図示外)で景品交換したも
の,又は後述するメディアストッカ17に貯蔵されるも
のである。
【0051】この記録メディア7は、例えばミニディス
ク(MD),商標名メモリスティック,商標名スマート
メディア,不揮発性メモリ,フロッピー(登録商標)デ
ィスク(FD),追記型コンパクトディスク(CD−
R),再書込可能型コンパクトディスク(CD−R
W),デジタルビデオディスク(DVD),及び光磁気
ディスク(MO)等である。なお、記録メディア7は、
例示のものには限定されない。
【0052】景品交換装置10は、通信手段11a,1
1bにバスを介して接続される制御部12と、制御部1
2にバスを介して接続されるカードリーダ13,タッチ
パネル式ディスプレイ14,ハードディスク15,メデ
ィアライタ16,メディアストッカ17,ヘッドフォン
18,及びプリンタ19等を備えている。
【0053】通信手段11aは、デジタル総合回線3a
及びインターネット2等の通信回線を介して、景品交換
装置10と音楽配信サーバ40との間の通信を司るもの
であり、特に音楽配信サーバ40から音楽データの配信
を受ける機能を備えるものである。ここで、音楽配信サ
ーバ40から音楽データの配信を受ける態様としては、
以下の三態様がある。
【0054】まず第一の態様として、音楽データが選択
された後に、その都度、選択された音楽データの配信を
要求する信号(配信要求信号)を音楽配信サーバ40に
送信し、その配信要求信号に基づいて音楽配信サーバ4
0から配信される音楽データを受信するものがある。
【0055】また第二の態様として、音楽データが選択
される前(例えばパチンコ店の営業時間前,営業時間中
の一定時間おき,及び/又は営業時間後等の任意のタイ
ミング)に、選択可能な「全ての」音楽データが、予め
音楽配信サーバ40から配信されているものがある。こ
の第二の態様で配信された音楽データは、後述するハー
ドディスク15に記憶され、音楽データが選択された後
に、ハードディスク15から読み出される。
【0056】さらに第三の態様として、同様に音楽デー
タが選択される前に、選択可能な「一部の」音楽データ
(例えば選択される頻度が高い音楽データ)が、予め音
楽配信サーバ40から配信されているものがある。この
第三の態様で配信された音楽データも、後述するハード
ディスク15に記憶され、音楽データが選択された後
に、ハードディスク15から読み出される。一方、選択
された音楽データが、予め音楽配信サーバ40から配信
されておらず、ハードディスク15に記憶されていない
場合には、音楽データが選択された後に、配信要求信号
を音楽配信サーバ40に送信し、その配信要求信号に基
づいて音楽配信サーバ40から配信される音楽データを
受信する。
【0057】通信手段11bは、LAN3b等の通信回
線を介して、景品交換装置10とホール管理装置30と
の間の通信を司るものである。
【0058】制御部12は、計算機能を備えるCPU
(中央演算処理装置),メモリ機能を備えるRAM,及
びシステムプログラムを備えるROM等が、バスを介し
て接続されたコンピュータである。このROMには、例
えば有価価値の大きさを音楽データと景品交換する景品
交換プログラムや、後述する判断を行うためのプログラ
ム等が記憶されている。また、必要に応じて、配信され
る音楽データを暗号化するための暗号を作成する暗号化
プログラムが記憶されている。
【0059】さらに、このROMには、必要に応じて、
記録情報から有価価値の大きさを特定する有価価値特定
プログラム,及び音楽データの対価を有価価値の大きさ
から減算する有価価値減算プログラムが記憶されてい
る。制御部12は、前記CPU及び有価価値特定プログ
ラムを備えることにより、記録情報から有価価値の大き
さを特定する有価価値特定手段として構成される。ま
た、制御部12は、前記CPU及び有価価値減算プログ
ラムを備えることにより、音楽データの対価を有価価値
の大きさから減算する有価価値減算手段として構成され
る。
【0060】なお、有価価値特定手段及び有価価値減算
手段としての機能は、必ずしも制御部12に備えられる
必要はなく、景品交換システム1のいずれかの構成(例
えば後述するホール管理装置30の制御部32)に備え
られているものでも良い。換言すれば、有価価値の特定
や減算は、景品交換システム1のいずれかの構成におい
て行われれば良い。
【0061】カードリーダ13は、記録媒体読取手段の
一例であり、会員カード5及び景品交換カード6から記
録情報を読み取る機能並びに景品交換カード6に記録情
報を書き込む機能を備えるものである。このカードリー
ダ13は、記録媒体を受け付けるための記録媒体受付部
を有し、この例では、会員カード5及び景品交換カード
6を挿入し排出するためのカード挿入・排出口13aを
有する。なお、記録媒体読取手段は、同様の機能を備え
るものであれば、例えば記録媒体受付部の近傍にある記
録媒体と交信して、非接触で記録情報を読み取り書き込
むものでも良く、またレシート等に印刷されたバーコー
ドを読み取るバーコードリーダ等でも良い。
【0062】タッチパネル式ディスプレイ14は、選択
手段の一例であり、音楽データを選択するための機能及
び各種の情報を表示し各種の入力を受け付ける機能を備
え、例えば遊技者4やパチンコ店の店員等の操作者の操
作により、希望の音楽データを選択することができるも
のである。具体的には、タッチパネル式ディスプレイ1
4では、例えば後述する図13〜図15に示すような画
面表示がなされ、その途中で図2(b)に示すようなリ
スト9が画面上に表示され、操作者が希望の音楽データ
が表示された画面上の部位に触れることにより、画面の
表面に配置された透明電極が通電して音楽データの選択
を受け付け、音楽データが選択される。なお、選択手段
は、選択可能な音楽データのリストを表示するための表
示手段としての機能,及び音楽データの選択を受け付け
るための受付手段としての機能を備えるものであれば、
例えばディスプレイとキーボードの組み合わせによるも
のでも良く、音声認識によるものでも良い。
【0063】ハードディスク15は、デジタル情報記憶
手段の一例であり、音楽データが選択される前に、予め
音楽配信サーバ40から音楽データの配信を受け、その
音楽データを記憶する機能を備えるものである。このハ
ードディスク15の機能を、前記の音楽データの配信の
態様と関連付けて説明すると、下記のとおりである。
【0064】即ち、前記の第二の態様においては、ハー
ドディスク15は、予め音楽配信サーバ40から音楽デ
ータの配信を受け、選択可能な「全ての」音楽データを
記憶し、その音楽データが選択された後にハードディス
ク15から読み出す機能を備える。従って、その都度音
楽データの配信を受ける必要がないので、通信費の削減
や、音楽データの迅速なダウンロードを図ることができ
る。
【0065】また、前記の第三の態様においては、ハー
ドディスク15は、予め音楽配信サーバ40から音楽デ
ータの配信を受け、選択可能な「一部の」音楽データを
記憶し、その音楽データが選択された後にハードディス
ク15から読み出す機能を備える。従って、例えば選択
される頻度が高い音楽データ(例えば人気の高い曲)を
予めハードディスク15に記憶しておくと、その音楽デ
ータを選択する場合にはその都度配信を受ける必要がな
いので、通信費の削減や、音楽データの迅速なダウンロ
ードを図ることができる。一方、例えば選択される頻度
が低い音楽データ(例えば人気の低い曲)はその都度配
信を受けるので、予め音楽データを記憶しておく量を削
減でき、ハードディスク15の記憶容量を有効に活用す
ることができる。
【0066】このハードディスク15には、記憶されて
いる音楽データをハードディスク15内で検索して読み
出すプログラムが記憶されており、音楽データの選択の
ための前記リスト9も記憶されている。なお、デジタル
情報記憶手段は、同様の機能を備えるものであれば、他
の大容量の記憶媒体でも良い。
【0067】なお、この景品交換システム1において
は、ハードディスク15に記憶されている音楽データ
が、一定条件の下に消去されるように構成することがで
きる。例えば、選択される頻度が低い音楽データや、配
信開始後に一定期間経過した古い音楽データが、順次消
去されるように構成する。このように構成すれば、ハー
ドディスク15の記憶容量を有効に活用することがで
き、空いた記憶容量を活用して、ニーズが高い音楽デー
タを優先的に提供することができる。
【0068】また、これとは逆に、この景品交換システ
ム1においては、その都度配信される音楽データが、一
定条件の下にハードディスク15に記憶されるように構
成することもできる。例えば、選択される頻度が高い音
楽データが配信された場合に該音楽データが記憶される
ように構成すれば、次に該音楽データが選択された場合
に該音楽データの配信を受ける必要がないので、ニーズ
が高い音楽データを効率的に提供することができる。
【0069】メディアライタ16は、記録メディア書込
手段の一例であり、選択された音楽データを所定の記録
メディア7に書き込む機能及び記録メディア7の空き容
量を読み取る機能を備えるものである。このメディアラ
イタ16は、記録メディア7を受け付けるための記録メ
ディア受付部を有し、この例では、記録メディア7を挿
入し排出するためのメディア挿入・排出口16aを有す
る。なお、記録メディア書込手段は、同様の機能を備え
るものであれば、例えば記録メディア受付部の近傍にあ
る記録メディア7と交信して、非接触でデジタル情報を
書き込むものでも良い。
【0070】さらに、このメディアライタ16及びメデ
ィア挿入・排出口16aは、異なる記録メディア7の種
類に応じて複数(図2(a)に示される例では3ヶ所
に)備えられる。ただし、複数の記録メディア7を同時
に受け付けることはできないようになっている。
【0071】メディアストッカ17は、記録メディア貯
蔵手段の一例であり、記録メディア7を貯蔵する機能及
びその記録メディア7を取り出してメディアライタ16
に装着する機能を備えるものである。このメディアスト
ッカ17を備えることにより、記録メディア7をメディ
アストッカ17に予め貯蔵しておき、記録メディア7が
選択された後に、メディアストッカ17から記録メディ
ア7を取り出してメディアライタ16に装着し、選択さ
れた音楽データを記録メディア7に書き込み、その記録
メディア7をメディア挿入・排出口16aから排出する
ことができる。従って、遊技者4が記録メディア7を予
め所有していなくても、音楽データを書き込んだ記録メ
ディア7を景品として提供することができる。
【0072】なお、この場合において、記録メディア7
の対価は、音楽データの対価と共に有価価値の大きさか
ら減算される。
【0073】ヘッドフォン18は、試聴手段の一例であ
り、選択された音楽データを有価価値の大きさと景品交
換する前に、その音楽データを再生して試聴することが
できる機能を備えるものである。このヘッドフォン18
を備えることにより、図2(b)に示すようなリスト9
で試聴の欄に「可」と表示されている曲を選択すると、
その曲が所定の時間(例えば1分間)だけ再生されるの
で、ヘッドフォン18を装着した遊技者4がその曲を試
聴することができる。従って、遊技者4がその曲の内容
を確かめてから景品交換することができる。
【0074】プリンタ19は、印刷手段の一例であり、
音楽データに関連する情報を印刷して排出する機能を備
えるものである。このプリンタ19を備えることによ
り、図3(c)に示すようなレシート8に、「発行年月
日」,「発行場所」,「記録メディア」等の景品交換の
情報や、「曲名」,「歌手名」,「記録容量」等の音楽
データの情報の他に、歌詞(1番…と表示されている部
分)やジャケット写真(図示外)等の音楽データに関連
する情報(関連情報)を印刷することができる。
【0075】なお、この関連情報は、音楽データと共
に、デジタルデータとして記録メディア7に記録される
ものでも良い。このように記録された関連情報は、例え
ば遊技者4の自宅にあるパソコンにデジタルデータとし
て取り込んで、デスクトップ上に壁紙として表示した
り、プリンタで印刷したりして、多様に利用することが
できる。
【0076】ここで図2(a)は、景品交換装置10の
外観の一例を表す斜視図である。この景品交換装置10
では、矩形を呈する筐体の内部に、前述した通信手段1
1a,11b,制御部12,カードリーダ13,ハード
ディスク15,メディアライタ16,メディアストッカ
17,及びプリンタ19が備えられ(ここでは図示
外)、その外部に、前述したカード挿入・排出口13
a,タッチパネル式ディスプレイ14,3ヶ所のメディ
ア挿入・排出口16a,ヘッドフォン18,及びレシー
ト排出口19aが備えられている。
【0077】なお、景品交換装置10として一体にまと
められている前記の各構成は、必ずしも景品交換装置1
0に備えられる必要はなく、景品交換システム1の中に
備えられていれば良い。また、ハードディスク15,メ
ディアストッカ17,ヘッドフォン18,プリンタ19
は、必要に応じて備えられていれば良い。
【0078】図1に戻り、玉計数手段20は、通信手段
21にバスを介して接続される制御部22と、制御部2
2にバスを介して接続されるカードリーダ23,カード
ストッカ24,及び計数センサ25等を備えており、遊
技者に付与された有価価値である獲得玉を計数する機能
を備える、いわゆるジェットカウンタである。なお、遊
技者に付与された有価価値が獲得メダルである場合に
は、玉計数手段20に代えて、メダル計数手段が用いら
れる。
【0079】通信手段21は、LAN3b等の通信回線
を介して、玉計数手段20とホール管理装置30との間
の通信を司るものである。制御部22は、計算機能を備
えるCPU,メモリ機能を備えるRAM,及びシステム
プログラムを備えるROM等が、バスを介して接続され
たコンピュータである。
【0080】カードリーダ23は、会員カード5から記
録情報を読み取る機能及び景品交換カード6に記録情報
を書き込む機能を備えるものである。このカードリーダ
23は、記録媒体を受け付けるための記録媒体受付部を
有し、この例では、会員カード5を挿入・排出し、景品
交換カード6を排出するためのカード挿入・排出口23
aを有する。なお、カードリーダ23は、同様の機能を
備えるものであれば、例えば記録媒体受付部の近傍にあ
る記録媒体と交信して、非接触で記録情報を読み取り書
き込むものでも良い。
【0081】カードストッカ24は、記録情報が記録さ
れる前の生の景品交換カード6を貯蔵する機能及びその
景品交換カード6を取り出してカードリーダ23に装着
する機能を備えるものである。計数センサ25は、投入
された獲得玉の数を計数するセンサである。
【0082】ホール管理装置30は、通信手段31a,
31bにバスを介して接続される制御部32と、制御部
32にバスを介して接続される会員データベース(以下
「会員DB」という。)33,貯玉データベース(以下
「貯玉DB」という。)34,カードデータベース(以
下「カードDB」という。)35,及び景品交換データ
ベース(以下「景品交換DB」という。)36等を備え
ている。
【0083】通信手段31aは、デジタル総合回線3a
及びインターネット2等の通信回線を介して、ホール管
理装置30と外部管理会社50との間の通信を司るもの
である。通信手段31bは、LAN3b等の通信回線を
介して、ホール管理装置30と景品交換装置10との
間,及びホール管理装置30と玉計数手段20との間の
通信を司るものである。
【0084】制御部32は、計算機能を備えるCPU,
メモリ機能を備えるRAM,及びシステムプログラムを
備えるROM等が、バスを介して接続されたコンピュー
タである。このROMには、例えば会員ID及び暗証番
号を会員DB33に照会するプログラム,貯玉データを
貯玉DB34から読み出すプログラム,貯玉データを貯
玉DB34に記録するプログラム,景品交換カード6か
ら読み出された記録情報(カードID,カードの発行年
月日・発行時間,及び計数玉数)をカードDB35に照
会するプログラム,残玉数をカードDB35に記録する
プログラム,及び後述する景品交換データを景品交換D
B36に記録するプログラム等が記憶されている。
【0085】また、このROMには、必要に応じて、前
記有価価値特定プログラム,及び前記有価価値減算プロ
グラムが記憶されている。制御部32は、前記CPU及
び前記各プログラムを備えることにより、前記有価価値
特定手段,及び前記有価価値減算手段として構成され
る。
【0086】会員DB33は、会員カード5に記録され
ている記録情報(カードID,会員ナンバー等の会員I
D)や、暗証番号や、会員である遊技者4の住所,氏
名,電話番号,生年月日,及び性別等の登録情報を関連
付けて、会員データとして蓄積するものである。貯玉D
B34は、獲得玉の数を会員IDと関連付けて、貯玉デ
ータとして蓄積するものである。
【0087】カードDB35は、景品交換カード6に記
録されている記録情報(カードID,カードの発行年月
日・発行時間,及び計数玉数)を蓄積するものである。
このカードDB35において、景品交換済の景品交換カ
ード6については、その景品交換カード6に関する記録
情報に処理済フラグが立てられ、景品交換済(処理済)
である旨が記録される。景品交換DB36は、景品交換
に供された景品(ここでは音楽データ)及びその対価の
玉数を、景品交換データとして蓄積するものである。こ
の景品交換データは、後の課金の際に用いられる。
【0088】音楽配信サーバ40は、デジタル情報配信
手段の一例であり、通信手段41にバスを介して接続さ
れる制御部42と、制御部42にバスを介して接続され
る音楽データベース(以下「音楽DB」という。)4
3,及びハードディスク44等を備えており、音楽デー
タを配信する機能を備えるものである。
【0089】この音楽配信サーバ40は、パチンコ店外
の所定の機関であり、例えばレコード会社,プロバイ
ダ,又はインターネット関連企業等が運営する音楽配信
会社である。このように、パチンコ店外の所定の機関で
ある音楽配信サーバ40が音楽データの配信を行うこと
により、著作権侵害の問題を生ずることなく、適法に音
楽データの配信を行うことができる。
【0090】通信手段41は、デジタル総合回線3a及
びインターネット2等の通信回線を介して、音楽配信サ
ーバ40と景品交換装置10との間の通信を司るもので
あり、特に景品交換装置10から配信要求信号を受け、
その配信要求信号に基づいて音楽データを景品交換装置
10に配信する機能,及び音楽データが選択される前
(例えばパチンコ店の営業時間前,営業時間中の一定時
間おき,及び/又は営業時間後等の任意のタイミング)
に、音楽データを景品交換装置10に予め配信する機能
を備えるものである。
【0091】制御部42は、計算機能を備えるCPU,
メモリ機能を備えるRAM,及びシステムプログラムを
備えるROM等が、バスを介して接続されたコンピュー
タである。このROMには、蓄積されている音楽データ
を音楽DB43内で検索して読み出すプログラムが記憶
されている。また、このROMには、必要に応じて、配
信する音楽データを暗号化する暗号化プログラム,配信
する音楽データを圧縮符号化する圧縮符号化プログラ
ム,及び音楽データの配信と共に課金を行う課金プログ
ラム等が記憶されている。
【0092】音楽DB43には、音楽データが蓄積され
ており、必要に応じて、歌詞やジャケット写真等の関連
情報のデータも蓄積されている。これらのデータは、予
め圧縮符号化されて蓄積されているが、圧縮符号化され
ていなくても良い。ハードディスク44は、景品交換装
置10から受信した、音楽データの受信完了の報告又は
音楽データの読出の報告を記憶するものである。これら
の報告の結果は、後の課金の際に用いられる。
【0093】外部管理会社50は、通信手段51にバス
を介して接続される制御部52と、制御部52にバスを
介して接続される会員DB53,及び貯玉DB54等を
備えており、ホール管理装置30の会員DB33及び貯
玉DB34をバックアップする機能を備えるものであ
る。
【0094】通信手段51は、デジタル総合回線3a及
びインターネット2等の通信回線を介して、外部管理会
社50とホール管理装置30との間の通信を司るもので
あり、例えば一定時間毎にホール管理装置から会員デー
タ及び貯玉データを受信する機能を備えるものである。
なお、これらのデータの受信はリアルタイムであっても
良い。
【0095】制御部52は、計算機能を備えるCPU,
メモリ機能を備えるRAM,及びシステムプログラムを
備えるROM等が、バスを介して接続されたコンピュー
タである。会員DB53は、ホール管理装置30の会員
DB33と同様の機能を備えるものであり、貯玉DB5
4も、ホール管理装置30の貯玉DB34と同様の機能
を備えるものである。
【0096】次に、本発明に係る景品交換システム1の
作用について説明する。まず図1を参照して、玉計数手
段20及びホール管理装置30の動作を説明する。これ
らは、遊技者4に付与された有価価値である獲得玉を、
有価価値の大きさである貯玉の数又は獲得玉の数として
記録する作用を奏する。なお、遊技者4に付与された有
価価値が獲得メダルである場合には、有価価値の大きさ
である貯メダルの数又は獲得メダルの数として記録す
る。
【0097】まず、遊技者4が、貯玉システムを導入し
ているパチンコ店の会員である場合には、遊技者4に付
与された獲得玉の数を、遊技者4が所有する会員カード
5に記録された会員IDと関連付けて、貯玉データとし
てホール管理装置30に記録する。
【0098】具体的には、遊技者4が会員カード5をカ
ード挿入・排出口23aに挿入すると、カードリーダ2
3により会員IDを読み取り、会員IDをホール管理装
置30に送信し、制御部32により会員IDを会員DB
33に照会し、照会の結果を玉計数手段20に送信す
る。次に、遊技者4が獲得玉を玉計数手段20に投入す
ると、計数センサ25により獲得玉の数を計数する。次
に、遊技者4が確認ボタン(図示外)を押すと、計数さ
れた獲得玉の数をホール管理装置30に送信し、獲得玉
の数を会員IDと関連付けて貯玉データとして貯玉DB
34に記録する。その後、会員カード5をカード挿入・
排出口23aから排出する。
【0099】また、遊技者4が、前記会員でない場合に
は、遊技者4に付与された獲得玉の数を、遊技者4に付
与される景品交換カード6に、計数玉数として記録す
る。
【0100】具体的には、遊技者4が獲得玉を玉計数手
段20に投入すると、計数センサ25により獲得玉の数
を計数する。次に、遊技者4が確認ボタン(図示外)を
押すと、景品交換カード6をカードストッカ24から取
り出してカードリーダ23に装着し、玉計数手段20に
固有の番号をカードIDとして付与し、カードリーダ2
3によりカードID及びカードの発行年月日・発行時間
を景品交換カード6に記録すると共に、獲得玉の数を計
数玉数として景品交換カード6に記録し、記録情報(カ
ードID,カードの発行年月日・発行時間,及び計数玉
数)をホール管理装置30に送信し、記録情報をカード
DB35に記録する。その後、景品交換カード6をカー
ド挿入・排出口23aから排出する。
【0101】次に図4〜図12を参照して、景品交換シ
ステム1の動作を説明する。この景品交換システム1
は、有価価値の大きさを音楽データ等のデジタル情報と
景品交換する作用を奏する。まず図4は、景品交換シス
テム1の動作の一例を表すフローチャートである。
【0102】景品交換システム1は、S100でスター
トしてから、S101では記録媒体の記録情報を読み取
り、S102に進む。この記録媒体は、例えば会員カー
ド5や景品交換カード6等であり、記録情報は、例えば
会員IDや計数玉数等である。S102では記録情報か
ら特定される有価価値の大きさをデジタル情報と景品交
換し、S103に進む。このデジタル情報は、例えば音
楽データである。
【0103】S103では選択されたデジタル情報を記
録メディア7に書き込み、S104ではデジタル情報の
対価を有価価値の大きさから減算し、S105でエンド
に至る。なお、S103とS104は、同時に行われる
ものでも良く、逆の順序で行われるものでも良い。
【0104】この景品交換システム1において、景品交
換される音楽データは、音楽配信サーバ40から配信さ
れるものには限られず、例えば後述する記憶媒体(例え
ばレーザディスク(LD)等)に予め記憶されているも
のでも良いが、音楽配信サーバ40から配信される態様
としては、以下の三つの実施形態がある。
【0105】まず、第一実施形態は、音楽データが選択
された後に、その都度、選択された音楽データの配信を
要求する信号(配信要求信号)を音楽配信サーバ40に
送信し、その配信要求信号に基づいて音楽配信サーバ4
0から配信される音楽データを受信するものである。以
下においては、第一実施形態に係る景品交換装置10の
動作を、会員カード5を用いた場合と景品交換カード6
を用いた場合とに大別して説明を行う
【0106】図5及び図6は、会員カード5を用いた場
合における景品交換装置10の動作の第一実施形態を表
すフローチャートである。
【0107】景品交換装置10は、図5に示すS200
でスタートしてから、S201でカード挿入・排出口1
3aにより会員カード5を受け付け、S202でカード
リーダ13により会員IDを読み取り、S203でタッ
チパネル式ディスプレイ14により暗証番号を受け付
け、S204で会員ID及び暗証番号をホール管理装置
30に送信し、待機の後、S205で貯玉データ又はN
G信号をホール管理装置30から受信し、S206に進
む。
【0108】S206では前記受信の結果に基づいて、
会員カード5が正当であるか否かの判断を行う。このS
206でNG信号をホール管理装置30から受信した場
合には、会員カード5が正当でない(NO)と判断し、
S207で会員カード5をカード挿入・排出口13aか
ら排出する。一方、S206で貯玉データをホール管理
装置30から受信した場合には、会員カード5が正当で
ある(YES)と判断し、S208に進む。
【0109】S208では受信した貯玉データに基づい
て、タッチパネル式ディスプレイ14により貯玉数を表
示し、S209でメディア挿入・排出口16aにより記
録メディア7を受け付け、S210に進む。
【0110】S210では記録メディア7を受け付けた
か否かの判断を行う。このS210で記録メディア7を
受け付けていない(NO)と判断した場合には、S21
1でタッチパネル式ディスプレイ14により記録メディ
ア7の選択を受け付け、S212に進む。一方、S21
0で記録メディア7を受け付けた(YES)と判断した
場合には、S212に進む。なお、S209,S21
0,S211の各ステップは、例えばS201の直前に
行っても良い。即ち、会員カード5を受け付ける前に記
録メディア7を受け付けるものでも良い。
【0111】S212ではタッチパネル式ディスプレイ
14によりハードディスク15から読み出された音楽デ
ータのリスト9を表示し、S213でタッチパネル式デ
ィスプレイ14により音楽データの選択を受け付け、S
214に進む。
【0112】S214では音楽データと景品交換するの
に必要な玉数が貯玉数以下であるか否かの判断を行う。
このS214で必要玉数が貯玉数以下でない(NO)と
判断した場合には、S215で会員カード5をカード挿
入・排出口13aから排出する。一方、S214で必要
玉数が貯玉数以下である(YES)と判断した場合に
は、S216に進む。
【0113】S216では音楽データを記録メディア7
に書き込むのに必要な容量が空き容量以下であるか否か
の判断を行う。このS216で必要容量が空き容量以下
でない(NO)と判断した場合には、S217で記録メ
ディア7をメディア挿入・排出口16aから排出する。
一方、S216で必要容量が空き容量以下である(YE
S)と判断した場合には、S218に進む。
【0114】図6に移り、S218では配信要求信号
(選択された音楽データの配信を要求する信号)を音楽
配信サーバ40に送信し、待機の後、S219で配信要
求信号に基づいて配信される音楽データを音楽配信サー
バ40から受信して、音楽データを制御部12のRAM
に一時的に記憶し、S220で音楽データの受信完了の
報告を音楽配信サーバ40に送信し、S221に進む。
なお、この報告の結果は、音楽配信サーバ40のハード
ディスク44に記憶され、後の課金の際に利用される。
【0115】S221ではメディアライタ16により制
御部12のRAMに一時的に記憶された音楽データを記
録メディア7に書き込み、S222で制御部12により
音楽データの対価及び記録メディア7の対価の玉数を貯
玉数から減算し、S223に進む。なお、S210で記
録メディア7を受け付けた(YES)と判断され、S2
11に進んでいない場合には、記録メディア7の対価は
ゼロとして計算される。
【0116】S223では景品交換データ(景品交換に
供された音楽データ及びその対価の玉数)及び減算した
貯玉データ(貯玉数)をホール管理装置30に送信し、
待機の後、S224で景品交換データ及び貯玉データの
記録完了の報告をホール管理装置30から受信し、S2
25に進む。
【0117】S225では会員カード5をカード挿入・
排出口13aから排出し、S226で記録メディア7を
メディア挿入・排出口16aから排出し、S227でレ
シート排出口19aからレシート8を排出し、S228
でエンドに至る。
【0118】図7は会員カード5を用いた場合における
ホール管理装置30の動作の一例を表すフローチャート
であり、図5及び図6に対応する図である。
【0119】ホール管理装置30は、図7に示すS30
0でスタートしてから、S301で会員ID及び暗証番
号を景品交換装置10から受信し、S302で会員ID
及び暗証番号を会員DB33に照会し、S303に進
む。
【0120】S303では前記照会の結果に基づいて、
会員カード5が正当であるか否かの判断を行う。このS
303で会員カード5が正当でない(NO)と判断した
場合には、S304でNG信号を景品交換装置10に送
信する。一方、S303で会員カード5が正当であると
判断した場合には、S305で会員IDと関連付けて記
録されている貯玉データを貯玉DB34から読み出し、
S306で貯玉データを景品交換装置10に送信し、待
機の後、S307で景品交換データ(景品交換に供され
た音楽データ及びその対価の玉数)及び減算された貯玉
データ(貯玉数)を景品交換装置10から受信し、S3
08に進む。
【0121】S308では景品交換データを景品交換D
B36に記録すると共に、S309では減算された貯玉
データを貯玉DB34に記録し、S310で景品交換デ
ータ及び貯玉データの記録完了の報告を景品交換装置1
0に送信し、S311でエンドに至る。
【0122】図8及び図9は、景品交換カード6を用い
た場合における景品交換装置10の動作の第一実施形態
を表すフローチャートである。
【0123】景品交換装置10は、図8に示すS400
でスタートしてから、S401でカード挿入・排出口1
3aにより景品交換カード6を受け付け、S402でカ
ードリーダ13により記録情報(カードID,カードの
発行年月日・発行時間,及び計数玉数)を読み取り、S
403で記録情報をホール管理装置30に送信し、待機
の後、S404でOK信号又はNG信号をホール管理装
置30から受信し、S405に進む。
【0124】S405では前記受信の結果に基づいて、
景品交換カード6が正当であるか否かの判断を行う。こ
のS405でNG信号をホール管理装置30から受信し
た場合には、景品交換カード6が正当でない(NO)と
判断し、S406で景品交換カード6をカード挿入・排
出口13aから排出する。一方、S405でOK信号を
ホール管理装置30から受信した場合には、景品交換カ
ード6が正当である(YES)と判断し、S407に進
む。
【0125】S407では計数玉数の記録に基づいて、
タッチパネル式ディスプレイ14により獲得玉数を表示
し、S408でメディア挿入・排出口16aにより記録
メディア7を受け付け、S409に進む。
【0126】S409では記録メディア7を受け付けた
か否かの判断を行う。このS409で記録メディア7を
受け付けていない(NO)と判断した場合には、S41
0でタッチパネル式ディスプレイ14により記録メディ
ア7の選択を受け付け、S411に進む。一方、S40
9で記録メディア7を受け付けた(YES)と判断した
場合には、S411に進む。なお、S408,S40
9,S410の各ステップは、例えばS401の直前に
行っても良い。即ち、景品交換カード6を受け付ける前
に記録メディア7を受け付けるものでも良い。
【0127】S411ではタッチパネル式ディスプレイ
14によりハードディスク15から読み出された音楽デ
ータのリスト9を表示し、S412でタッチパネル式デ
ィスプレイ14により音楽データの選択を受け付け、S
413に進む。
【0128】S413では音楽データと景品交換するの
に必要な玉数が獲得玉数以下であるか否かの判断を行
う。このS413で必要玉数が獲得玉数以下でない(N
O)と判断した場合には、S414で景品交換カード6
をカード挿入・排出口13aから排出する。一方、S4
13で必要玉数が獲得玉数以下である(YES)と判断
した場合には、S415に進む。
【0129】S415では音楽データを記録メディア7
に書き込むのに必要な容量が空き容量以下であるか否か
の判断を行う。このS415で必要容量が空き容量以下
でない(NO)と判断した場合には、S416で記録メ
ディア7をメディア挿入・排出口16aから排出する。
一方、S415で必要容量が空き容量以下である(YE
S)と判断した場合には、S417に進む。
【0130】図9に移り、S417では配信要求信号
(選択された音楽データの配信を要求する信号)を音楽
配信サーバ40に送信し、待機の後、S418で配信要
求信号に基づいて配信される音楽データを音楽配信サー
バ40から受信して、音楽データを制御部12のRAM
に一時的に記憶し、S419で音楽データの受信完了の
報告を音楽配信サーバ40に送信し、S420に進む。
なお、この報告の結果は、音楽配信サーバ40のハード
ディスク44に記憶され、後の課金の際に利用される。
【0131】S420ではメディアライタ16により制
御部12のRAMに一時的に記憶された音楽データを記
録メディア7に書き込み、S421で制御部12により
音楽データの対価及び記録メディア7の対価の玉数を獲
得玉数から減算して残玉数とし、S422に進む。な
お、S409で記録メディア7を受け付けた(YES)
と判断され、S410に進んでいない場合には、記録メ
ディア7の対価はゼロとして計算される。
【0132】S422では減算した残玉数が所定数以上
であるか否かの判断を行う。ここで「所定数」とは、そ
のパチンコ店における最安値の一般景品と景品交換する
のに必要な玉数を意味する。この判断を行うのは、残玉
数が所定数に満たなければ、最安値の一般景品とも景品
交換することができないからである。
【0133】このS422で減算した残玉数が所定数以
上である(YES)と判断した場合には、S423で減
算した残玉数を景品交換カード6に記録し、S424で
景品交換データ(景品交換に供された音楽データ及びそ
の対価の玉数)及び減算した残玉数をホール管理装置3
0に送信し、待機の後、S425で景品交換データ及び
残玉数の記録完了の報告をホール管理装置30から受信
し、S426で景品交換カード6をカード挿入・排出口
13aから排出し、S431に進む。
【0134】一方、S422で減算した残玉数が所定数
以上でない(NO)と判断した場合には、S427で処
理済信号(その景品交換カード6について景品交換済で
ある旨を報告する信号)を生成し、S428で景品交換
データ(景品交換に供された音楽データ及びその対価の
玉数),減算した残玉数,及び処理済信号をホール管理
装置30に送信し、待機の後、S429で景品交換デー
タ,残玉数,及び処理済の記録完了の報告をホール管理
装置30から受信し、S430で景品交換カード6をカ
ード挿入・排出口13aから排出せずに、景品交換装置
10の内部に取り込み、S431に進む。
【0135】S431では記録メディア7をメディア挿
入・排出口16aから排出し、S432でレシート排出
口19aからレシート8を排出し、S433でエンドに
至る。
【0136】図10は景品交換カード6を用いた場合に
おけるホール管理装置30の動作の一例を表すフローチ
ャートであり、図8及び図9に対応する図である。
【0137】ホール管理装置30は、図10に示すS5
00でスタートしてから、S501で記録情報(カード
ID,カードの発行年月日・発行時間,及び計数玉数)
を景品交換装置10から受信し、S502で記録情報を
カードDB35に照会し、S503に進む。
【0138】S503では前記照会の結果に基づいて、
景品交換カード6が正当であるか否かの判断を行う。こ
のS503で景品交換カード6が正当でない(NO)と
判断した場合には、S504でNG信号を景品交換装置
10に送信する。一方、S503で景品交換カード6が
正当であると判断した場合には、S505でOK信号を
景品交換装置10に送信し、待機の後、S506で景品
交換データ(景品交換に供された音楽データ及びその対
価の玉数),減算された残玉数,及び場合に応じて処理
済信号(その景品交換カード6について景品交換済であ
る旨を報告する信号)を景品交換装置10から受信し、
S507で景品交換データを景品交換DB36に記録
し、S508に進む。
【0139】S508では処理済信号を受信したか否か
の判断を行う。このS508で処理済信号を受信してい
ない(NO)と判断した場合には、S509で減算され
た残玉数をカードDB35に記録し、S510で景品交
換データ及び残玉数の記録完了の報告を景品交換装置1
0に送信し、S513でエンドに至る。
【0140】一方、S508で処理済信号を受信した
(YES)と判断した場合には、S511で減算された
残玉数をカードDB35に記録すると共に、その景品交
換カード6に関する記録情報に処理済フラグを立てて、
景品交換済(処理済)である旨を記録し、S512で景
品交換データ,残玉数,及び処理済の記録完了の報告を
景品交換装置10に送信し、S513でエンドに至る。
【0141】次に、第二実施形態は、音楽データが選択
される前に、予め音楽配信サーバ40から音楽データの
配信を受け、その音楽データをハードディスク15に記
憶しておき、音楽データが選択された後に、ハードディ
スク15からその音楽データを読み出すものである。こ
こでハードディスク15に記憶されている音楽データ
は、選択可能な「全ての」音楽データである。
【0142】図11は景品交換装置の動作の第二実施形
態を表すフローチャートである。この図11では、第二
実施形態のうちの第一実施形態と異なるステップのみを
示している。即ち、第二実施形態は、図11に示すステ
ップを除いて、前述した第一実施形態と全く同様であ
る。
【0143】図11(a)は図5及び図8に示す※1の
部分に挿入されるステップを表すフローチャートであ
る。即ち、図11(a)に示すS601〜S604は、
図5に示すS200とS201との間に挿入されるステ
ップであり、また図8に示すS400とS401との間
に挿入されるステップである。
【0144】景品交換装置10は、第一実施形態のS2
00又はS400から進んで、S601では事前配信要
求信号を音楽配信サーバ40に送信し、S602に進
む。この事前配信要求信号は、音楽データが選択される
前に予め音楽データの配信を要求する信号であり、例え
ばパチンコ店の営業時間前,営業時間中の一定時間お
き,及び/又は営業時間後等の任意のタイミングで送信
される。
【0145】S602では事前配信要求信号に基づいて
予め音楽配信サーバ40から配信される音楽データを受
信し、S603に進む。ここで音楽データは、選択可能
な音楽データの「全て」がハードディスク15に蓄積さ
れるように、換言すれば前回までの配信で不足している
分(例えば配信が開始された新譜)の全てを補うよう
に、音楽配信サーバ40から配信される。
【0146】S603では音楽データの受信完了の報告
を音楽配信サーバ40に送信し、S604では配信され
た音楽データをハードディスク15に記憶し、第一実施
形態のS201又はS401に進む。この結果、S60
4では選択可能な「全ての」音楽データがハードディス
ク15に記憶されていることになる。
【0147】図11(b)は図6及び図9に示す※2の
部分と置換されるステップを表すフローチャートであ
る。即ち、図11(b)に示すS605〜S607は、
図6に示すS218〜S220と置換されるステップで
あり、また図9に示すS417〜S419と置換される
ステップである。
【0148】景品交換装置10は、第一実施形態のS2
16又はS415から進んで、S605では選択された
音楽データをハードディスク15内で検索し、S606
でその音楽データをハードディスク15から読み出し
て、音楽データを制御部12のRAMに一時的に記憶
し、S607で音楽データの読出の報告を音楽配信サー
バ40に送信し、第一実施形態のS221又はS420
に進む。なお、この報告の結果は、音楽配信サーバ40
のハードディスク44に記憶され、後の課金の際に利用
される。
【0149】さらに、第三実施形態は、音楽データが選
択される前に、予め音楽配信サーバ40から音楽データ
の配信を受け、その音楽データをハードディスク15に
記憶しておき、音楽データが選択された後に、その音楽
データがハードディスク15に記憶されている場合に
は、ハードディスク15から音楽データを読み出す一
方、その音楽データがハードディスク15に記憶されて
いない場合には、選択された音楽データの配信を要求す
る信号(配信要求信号)を音楽配信サーバ40に送信
し、その配信要求信号に基づいて音楽配信サーバ40か
ら配信される音楽データを受信するものである。ここ
で、ハードディスク15に記憶されている音楽データ
は、選択可能な「一部の」音楽データであり、例えば選
択される頻度が高い音楽データである。
【0150】図12は景品交換装置の動作の第三実施形
態を表すフローチャートである。この図12では、第三
実施形態のうちの第一実施形態と異なるステップのみを
示している。即ち、第三実施形態は、図12に示すステ
ップを除いて、前述した第一実施形態と全く同様であ
る。
【0151】図12(a)は図5及び図8に示す※1の
部分に挿入されるステップを表すフローチャートであ
る。即ち、図12(a)に示すS701〜S704は、
図5に示すS200とS201との間に挿入されるステ
ップであり、また図8に示すS400とS401との間
に挿入されるステップである。
【0152】景品交換装置10は、第一実施形態のS2
00又はS400から進んで、S701では事前配信要
求信号を音楽配信サーバ40に送信し、S702に進
む。この事前配信要求信号は、音楽データが選択される
前に予め音楽データの配信を要求する信号であり、例え
ばパチンコ店の営業時間前,営業時間中の一定時間お
き,及び/又は営業時間後等の任意のタイミングで送信
される。
【0153】S702では事前配信要求信号に基づいて
予め音楽配信サーバ40から配信される音楽データを受
信し、S703に進む。ここで音楽データは、選択可能
な音楽データのうちの「一部」がハードディスク15に
蓄積されるように、換言すれば前回までの配信で不足し
ている分(例えば配信が開始された新譜)のうち、例え
ば選択される頻度が高いもの(そのように予想されるも
の)を補うように、音楽配信サーバ40から配信され
る。
【0154】S703では音楽データの受信完了の報告
を音楽配信サーバ40に送信し、S704では配信され
た音楽データをハードディスク15に記憶し、第一実施
形態のS201又はS401に進む。この結果、S70
4では選択可能な「一部の」音楽データ(例えば選択さ
れる頻度が高い音楽データ)がハードディスク15に記
憶されていることになる。
【0155】図12(b)は図6及び図9に示す※2の
部分と置換されるステップを表すフローチャートであ
る。即ち、図12(b)に示すS705〜S711は、
図6に示すS218〜S220と置換されるステップで
あり、また図9に示すS417〜S419と置換される
ステップである。
【0156】景品交換装置10は、第一実施形態のS2
16又はS415から進んで、S705では選択された
音楽データがハードディスク15に記憶されているか否
かの判断を行う。このS705で選択された音楽データ
がハードディスク15に記憶されている(YES)と判
断した場合には、S706で選択された音楽データをハ
ードディスク15内で検索し、S707でその音楽デー
タをハードディスク15から読み出して、音楽データを
制御部12のRAMに一時的に記憶し、S708で音楽
データの読出の報告を音楽配信サーバ40に送信し、第
一実施形態のS221又はS420に進む。なお、この
報告の結果は、音楽配信サーバ40のハードディスク4
4に記憶され、後の課金の際に利用される。
【0157】一方、S705で選択された音楽データが
ハードディスク15に記憶されていない(NO)と判断
した場合(例えばその音楽データが予め配信されていな
い場合や既に消去されている場合)には、S709で配
信要求信号(選択された音楽データの配信を要求する信
号)を音楽配信サーバ40に送信し、待機の後、S71
0で配信要求信号に基づいて配信される音楽データを音
楽配信サーバ40から受信して、音楽データを制御部1
2のRAMに一時的に記憶し、S711で音楽データの
受信完了の報告を音楽配信サーバ40に送信し、第一実
施形態のS221又はS420に進む。なお、この報告
の結果は、音楽配信サーバ40のハードディスク44に
記憶され、後の課金の際に利用される。
【0158】以上の各実施形態においては、例えば以下
のような手順で課金及び決済が行われる。まず音楽配信
サーバ40が、ハードディスク44に記憶された受信完
了又は読出の報告の結果に基づいて、音楽データの対価
の支払いをパチンコ店に要求する。次に支払いを要求さ
れたパチンコ店は、景品交換DB36に記憶された景品
交換データに基づいて確認を行い、音楽データの対価を
音楽配信サーバ40に支払う。
【0159】なお課金及び決済の手順は、この例には限
定されない。また決済は、この例のような事後的な決済
以外に、オンラインによるリアルタイムの決済でも良
い。さらに決済は、パチンコ店と音楽配信サーバ40と
の直接的な決済以外に、それらの間に決済会社が介在す
る間接的な決済でも良く、その場合には外部管理会社5
0(図1参照)が決済会社を兼ねても良い。
【0160】次に図13〜図15を参照して、操作者か
ら見た景品交換装置10の動作を説明する。ここに図1
3〜図15は、景品交換装置10のタッチパネル式ディ
スプレイ14の画面表示の一例を表す正面図であり、前
述した第一実施形態〜第三実施形態に対応する図であ
る。なお、以下においては、景品交換装置10を操作す
る操作者が遊技者4である場合を例に説明を行うが、操
作者は例えばパチンコ店の店員であっても良い。
【0161】景品交換装置10においては、図13に示
すD801で「スタート」の文字と共に、遊技者4の興
味を引くような今月の新譜のリスト9やプロモーション
ビデオ等が表示されており、遊技者4が「スタート」の
部位に触れると、D802に進む。
【0162】D802では会員カード5又は景品交換カ
ード6の挿入(受付)を指示する文字が表示される。こ
のD802で遊技者4が会員カード5をカード挿入・排
出口13aに挿入すると、D803で暗証番号の入力
(受付)を指示する文字が表示され、遊技者4が「テン
キー」の適宜の部位に触れて暗証番号を入力すると、暗
証番号が「****」のように伏せ字で表示され、遊技
者4が「確認」の部位に触れると、会員カード5又は暗
証番号が正当であるか否かの判断が行われる。
【0163】このD803で会員カード5又は暗証番号
が正当でないと判断される場合には、D804でその旨
が表示されると共に、会員カード5がカード挿入・排出
口13aから排出される。一方、D803で会員カード
5及び暗証番号が正当であると判断される場合には、D
806で会員ナンバーや会員氏名と共に、受信した貯玉
データに基づいて貯玉数が表示され、遊技者4が「次
へ」の部位に触れると、D807に進む。
【0164】また、D802で遊技者4が景品交換カー
ド6をカード挿入・排出口13aに挿入すると、景品交
換カード6が正当であるか否かの判断が行われる。この
D802で景品交換カード6が正当でないと判断される
場合には、D804でその旨が表示されると共に、景品
交換カード6がカード挿入・排出口13aから排出され
る。一方、D802で景品交換カード6が正当であると
判断される場合には、D805で景品交換カード6の記
録情報に基づいて獲得玉数が表示され、遊技者4が「次
へ」の部位に触れると、D807に進む。
【0165】D807では遊技者4に記録メディア7の
挿入(受付)を指示する文字が表示される。このD80
7で遊技者4が記録メディア7(ここではMD)をメデ
ィア挿入・排出口16aに挿入すると、D809に進
む。一方、D807で遊技者4が記録メディア7をメデ
ィア挿入・排出口16aに挿入せず、「記録メディアを
持っていない」の部位に触れると、D808で遊技者4
に記録メディア7の選択を指示する文字が表示され、遊
技者4が希望の記録メディア7を示す部位(ここでは
「MD」の部位)に触れると、記録メディア7がメディ
アストッカ17から取り出されてメディアライタ16に
装着され、D809に進む。
【0166】D809では遊技者4に希望の音楽データ
の選択方法を問う文字が表示される。このD809で遊
技者4が「今月の新譜から選択」の部位に触れると、D
811に進む。一方、D809で遊技者4が「曲名から
選択」又は「歌手名から選択」の部位に触れると、D8
10で希望の曲又は歌手の頭文字を問う文字が表示さ
れ、遊技者4が「五十音キー」の適宜の部位に触れて頭
文字を入力すると、D811に進む。
【0167】D811では遊技者4が所有する貯玉数
(獲得玉数),メディアライタ16に装着された記録メ
ディア7の空き容量,及びリスト9と共に、遊技者4に
希望の音楽データ(曲)の選択を指示する文字が表示さ
れる。このリスト9には、図2(b)にも示すように、
試聴の可否,曲名,歌手名,景品交換するのに必要な玉
数,及び記録メディア7に書き込むのに必要な容量が、
選択可能な曲毎に表示されている。
【0168】このD811で遊技者4が、希望の曲の必
要玉数が貯玉数(獲得玉数)以下となるように,及び必
要容量が空き容量以下となるように考慮しながら、リス
ト9上の適宜の部位に触れて単数又は複数の希望の曲を
選択し、「決定」の部位に触れると、D812に進む。
なお、このD811で遊技者4が同様に希望の曲を選択
し、かつ「試聴」の部位に触れると、ヘッドフォン18
を装着した遊技者4はその曲を試聴することができる。
【0169】D812では選択された曲の曲名及び歌手
名と共に、遊技者4に選択の正否を確認する文字が表示
される。このD812で遊技者4が「はい」の部位に触
れると、必要玉数が貯玉数(獲得玉数)以下であるか否
か,及び必要容量が空き容量以下であるか否かの判断が
行われる。このD812でそれらがNOと判断される場
合には、D813でその旨が表示されると共に、会員カ
ード5又は景品交換カード6がカード挿入・排出口13
aから排出され、記録メディア7がメディア挿入・排出
口16aから排出される。一方、D812でそれらがY
ESと判断される場合には、メディアライタ16により
選択された曲の音楽データが記録メディア7に書き込ま
れ、D814又はD815に進む。なお、D812で遊
技者4が「いいえ」の部位に触れると、D811(又は
D809)の選択画面に戻る。
【0170】D814では音楽データの書込が終了した
旨,景品交換に用いられた貯玉数(獲得玉数),及び減
算後の残玉数と共に、会員カード5又は景品交換カード
6の取り出しを指示する文字が表示される。このD81
4で遊技者4が会員カード5又は景品交換カード6をカ
ード挿入・排出口13aから取り出すと、D816に進
む。
【0171】なお、景品交換カード6が用いられ、かつ
減算後の残玉数が所定数(そのパチンコ店における最安
値の一般景品と景品交換するのに必要な玉数)以下であ
る場合には、D814ではなくD815に進み、D81
5では音楽データの書込が終了した旨,景品交換に用い
られた獲得玉数,及び減算後の残玉数と共に、景品交換
カード6を取り込む旨が表示され、景品交換カード6が
景品交換装置10の内部に取り込まれて、D816に進
む。
【0172】D816では書込終了後の記録メディア7
の空き容量と共に、記録メディア7の取り出しを指示す
る文字が表示される。このD816で遊技者4が記録メ
ディア7(ここではMD)をメディア挿入・排出口16
aを取り出すと、D817に進む。
【0173】D817では景品交換の終了と共に、レシ
ート8の持ち帰りを指示する文字が表示される。このD
817で遊技者4がレシート8を取り出すと、一連の景
品交換が終了する。
【0174】最後に、本発明に係る景品交換システム1
の変形例について説明する。
【0175】まず、音楽データは、音楽配信サーバ40
から配信されるものには限られず、あたかもディスクチ
ェンジ式のカラオケ装置のように、記憶媒体(例えばレ
ーザディスク(LD)等)に予め記憶され、景品交換装
置10に取り付けられた記憶媒体から読み出されること
により景品として提供され、記憶媒体を取り替えること
によりその内容が更新されるものでも良い。即ち、音楽
データは、必ずしも音楽配信サーバ40から配信される
ものには限られない。
【0176】また、音楽データは、タッチパネル式ディ
スプレイ14に表示されるリスト9から選択されるもの
には限られず、あたかもカラオケボックスにおける選曲
のように、予め配布される歌本に記載されたコード番号
を入力することにより選択されるものでも良い。
【0177】さらに、音楽データは、必ずしも有料で提
供されるものには限られず、例えばパチンコ店と音楽配
信サーバ40とのタイアップにより,又は宣伝を目的と
して無料で提供されるものでも良い。この場合には、前
記音楽データの対価はゼロとして計算される。
【0178】なお、有価価値は、パチンコ機において獲
得玉として払い出されるパチンコ玉には限られず、例え
ばスロットマシンにおけるメダルや、点数や、さらには
後述する画像式のパチンコ機やスロットマシン等におけ
る画像にて形成されたパチンコ玉やメダル等でも良く、
遊技機による遊技により遊技者の所有となる有価価値で
あれば、その形態は特に限定されるものではない。
【0179】また、遊技機は、パチンコ玉が外部に払い
出される通常のパチンコ機には限られず、例えばそのパ
チンコ玉が指触不能に封入された封入式パチンコ機や、
メダルが外部に払い出されることなく遊技可能なクレジ
ット式のスロットマシンや、さらにはパチンコ玉やメダ
ル等を用いずにデータ等により遊技可能な遊技機や、遊
技盤やパチンコ玉が画像にて表示される画像式のパチン
コ機や、リールが画像にて表示される画像式のスロット
マシン等でも良く、その形態は特に限定されるものでは
ない。
【0180】さらに、景品交換システム1が適用される
場所は、パチンコ店には限られず、例えばゲームセンタ
ーやボーリング場等の遊技場であっても良い。
【0181】
【発明の効果】まず、請求項1に係る発明によれば、景
品交換システムが、選択されたデジタル情報を所定の記
録メディアに書き込むと共に、デジタル情報の対価を有
価価値の大きさから減算するので、有価価値の大きさを
デジタル情報と景品交換することができる、という効果
を奏する。
【0182】また、請求項2に係る発明によれば、景品
交換システムが、記録媒体読取手段,有価価値特定手
段,デジタル情報配信手段,選択手段,通信手段,記録
メディア書込手段,及び有価価値減算手段を備えるの
で、有価価値の大きさをデジタル情報配信手段から配信
されるデジタル情報と景品交換することができる、とい
う効果を奏する。
【0183】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項2に係る発明の効果に加えて、遊技場外の所定の機関
であるデジタル情報配信手段がデジタル情報の配信を行
うので、著作権侵害の問題を生ずることなく、適法にデ
ジタル情報の配信を行うことができる、という効果を奏
する。
【0184】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項2又は3に係る発明の効果に加えて、記録メディア書
込手段が記録メディア受付部を有し、選択されたデジタ
ル情報が記録メディア受付部に受け付けられた記録メデ
ィアに書き込まれるので、遊技者が予め所有する記録メ
ディアに、デジタル情報を書き込むことができる、とい
う効果を奏する。
【0185】また、請求項5に係る発明によれば、請求
項2又は3に係る発明の効果に加えて、景品交換システ
ムが記録メディア貯蔵手段を備え、選択されたデジタル
情報が記録メディア貯蔵手段から取り出された記録メデ
ィアに書き込まれるので、遊技者が記録メディアを予め
所有していなくても、デジタル情報を書き込んだ記録メ
ディアを景品として提供することができる、という効果
を奏する。この場合に、請求項6に係る発明によれば、
請求項5に係る発明の効果に加えて、デジタル情報の対
価と記録メディアの対価を有価価値の大きさから同時に
引き落とすことができる、という効果を奏する。
【0186】また、請求項7に係る発明によれば、請求
項2〜6のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、デ
ジタル情報が選択された後に、その都度、配信要求信号
に基づいてデジタル情報配信手段から配信されるデジタ
ル情報を受信するので、最新のデジタル情報(例えば報
道記事や報道写真等)を提供することができる、という
効果を奏する。
【0187】また、請求項8に係る発明によれば、請求
項2〜6のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、景
品交換システムがデジタル情報記憶手段を備え、デジタ
ル情報が選択された後に、デジタル情報記憶手段からデ
ジタル情報を読み出すので、その都度デジタル情報の配
信を受ける必要がなく、通信費の削減や、デジタル情報
の迅速なダウンロードを図ることができる、という効果
を奏する。
【0188】また、請求項9に係る発明によれば、請求
項2〜6のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、景
品交換システムがデジタル情報記憶手段を備え、デジタ
ル情報がデジタル情報記憶手段に記憶されている場合に
は、デジタル情報記憶手段からデジタル情報を読み出す
一方、デジタル情報がデジタル情報記憶手段に記憶され
ていない場合には、配信要求信号に基づいてデジタル情
報配信手段から配信されるデジタル情報を受信するの
で、例えば選択される頻度が高いデジタル情報は予めデ
ジタル情報記憶手段に記憶しておくことにより、通信費
の削減や、デジタル情報の迅速なダウンロードを図るこ
とができる一方、選択される頻度が低いデジタル情報は
その都度配信を受けることにより、予めデジタル情報を
記憶しておく量を削減でき、デジタル情報配信手段の記
憶容量を有効に活用することができる、という効果を奏
する。
【0189】また、請求項10に係る発明によれば、請
求項1〜9のいずれか1つに係る発明の効果に加えて、
記録媒体が会員用記録媒体であるので、会員である遊技
者に、有価価値の大きさ(例えば貯玉の数)をデジタル
情報と交換するサービスを提供することができる、とい
う効果を奏する。
【0190】また、請求項11に係る発明によれば、請
求項1〜10のいずれか1つに係る発明の効果に加え
て、デジタル情報がデジタル音楽情報,デジタル文字情
報,及びデジタル画像情報から選択される一種以上から
なる情報であるので、様々な場面に応じて、多様なデジ
タル情報を提供することができる、という効果を奏す
る。
【0191】さらに、請求項12に係る発明によれば、
請求項1〜11のいずれか1つに係る発明の効果に加え
て、景品交換システムが印刷手段を備えるので、歌詞や
ジャケット写真等の関連情報を印刷し、併せて提供する
ことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は景品交換システムの構成の一例を表す機
能ブロック図である。
【図2】図2(a)は景品交換装置の外観の一例を表す
斜視図であり、図2(b)は景品交換装置のタッチパネ
ル式ディスプレイに表示されるリストの一例を表す正面
図である。
【図3】図3(a)は会員カードの一例を表す正面図で
あり、図3(b)は景品交換カードの一例を表す正面図
であり、図3(c)はレシートの一例を表す正面図であ
る。
【図4】図4は景品交換システムの動作の一例を表すフ
ローチャートである。
【図5】図5は会員カードを用いた場合における景品交
換装置の動作の第一実施形態を表すフローチャートであ
る。
【図6】図6は図5に続く図である。
【図7】図7は会員カードを用いた場合におけるホール
管理装置の動作の一例を表すフローチャートである。
【図8】図8は景品交換カードを用いた場合における景
品交換装置の動作の第一実施形態を表すフローチャート
である。
【図9】図9は図8に続く図である。
【図10】図10は景品交換カードを用いた場合におけ
るホール管理装置の動作の一例を表すフローチャートで
ある。
【図11】図11は景品交換装置の動作の第二実施形態
を表すフローチャートである。
【図12】図12は景品交換装置の動作の第三実施形態
を表すフローチャートである。
【図13】図13は景品交換装置のタッチパネル式ディ
スプレイの画面表示の一例を表す正面図である。
【図14】図14は図13に続く図である。
【図15】図15は図14に続く図である。
【符号の説明】
1…景品交換システム 2…インターネット 3a…デジタル総合回線 3b…LAN 4…遊技者 5…会員カード 5a…磁気ストライプ部 6…景品交換カード 6a…磁気ストライプ部 6b…玉数表示部 7…記録メディア 8…レシート 9…リスト 10…景品交換装置 11a…通信手段 11b…通信手段 12…制御部 13…カードリーダ 13a…カード挿入・排出口 14…タッチパネル式ディスプレイ 15…ハードディスク 16…メディアライタ 16a…メディア挿入・排出口 17…メディアストッカ 18…ヘッドフォン 19…プリンタ 19a…レシート排出口 20…玉計数手段 21…通信手段 22…制御部 23…カードリーダ 23a…カード挿入・排出口 24…カードストッカ 25…計数センサ 30…ホール管理装置 31a…通信手段 31b…通信手段 32…制御部 33…会員DB 34…貯玉DB 35…カードDB 36…景品交換DB 40…音楽配信サーバ 41…通信手段 42…制御部 43…音楽DB 44…ハードディスク 50…外部管理会社 51…通信手段 52…制御部 53…会員DB 54…貯玉DB

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機による遊技により遊技者の所有とな
    った有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された記
    録媒体の記録情報を読み取り、該記録情報から特定され
    る有価価値の大きさを景品と交換するための景品交換シ
    ステムであって、 選択されたデジタル情報を所定の記録メディアに書き込
    むと共に、該デジタル情報の対価を前記有価価値の大き
    さから減算することを特徴とする景品交換システム。
  2. 【請求項2】遊技機による遊技により遊技者の所有とな
    った有価価値の大きさを景品と交換するための景品交換
    システムであって、 前記有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された記
    録媒体の記録情報を読み取る記録媒体読取手段と、 該記録情報から前記有価価値の大きさを特定する有価価
    値特定手段と、 デジタル情報を配信するデジタル情報配信手段と、 前記デジタル情報を選択するための選択手段と、 前記デジタル情報配信手段から前記デジタル情報の配信
    を受ける通信手段と、 選択されたデジタル情報を所定の記録メディアに書き込
    む記録メディア書込手段と、 該デジタル情報の対価を前記有価価値の大きさから減算
    する有価価値減算手段と、を備えることを特徴とする景
    品交換システム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載した景品交換システムであ
    って、 前記デジタル情報配信手段による前記デジタル情報の配
    信は、遊技場外の所定の機関が行うことを特徴とする景
    品交換システム。
  4. 【請求項4】請求項2又は3に記載した景品交換システ
    ムであって、 前記記録メディア書込手段は、前記遊技者が予め所有す
    る前記記録メディアを受け付けるための記録メディア受
    付部を有し、 選択されたデジタル情報は、前記記録メディア書込手段
    により、前記記録メディア受付部に受け付けられた記録
    メディアに書き込まれることを特徴とする景品交換シス
    テム。
  5. 【請求項5】請求項2又は3に記載した景品交換システ
    ムであって、 前記記録メディアを貯蔵する記録メディア貯蔵手段を備
    え、 選択されたデジタル情報は、前記記録メディア書込手段
    により、前記記録メディア貯蔵手段から取り出された記
    録メディアに書き込まれ、 該デジタル情報が書き込まれた記録メディアを景品とし
    て提供することを特徴とする景品交換システム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載した景品交換システムであ
    って、 前記記録メディアの対価を、前記デジタル情報の対価と
    共に前記有価価値の大きさから減算することを特徴とす
    る景品交換システム。
  7. 【請求項7】請求項2〜6のいずれか1つに記載した景
    品交換システムであって、 前記デジタル情報が選択された後に、その都度、選択さ
    れた該デジタル情報の配信を要求する信号を前記デジタ
    ル情報配信手段に送信し、該信号に基づいて該デジタル
    情報配信手段から配信される該デジタル情報を受信する
    ことを特徴とする景品交換システム。
  8. 【請求項8】請求項2〜6のいずれか1つに記載した景
    品交換システムであって、 前記デジタル情報が選択される前に、予め前記デジタル
    情報配信手段から前記デジタル情報の配信を受け、該デ
    ジタル情報を記憶するデジタル情報記憶手段を備え、 前記デジタル情報が選択された後に、前記デジタル情報
    記憶手段から該デジタル情報を読み出すことを特徴とす
    る景品交換システム。
  9. 【請求項9】請求項2〜6のいずれか1つに記載した景
    品交換システムであって、 前記デジタル情報が選択される前に、予め前記デジタル
    情報配信手段から前記デジタル情報の配信を受け、該デ
    ジタル情報を記憶するデジタル情報記憶手段を備え、 前記デジタル情報が選択された後に、 該デジタル情報が前記デジタル情報記憶手段に記憶され
    ている場合には、該デジタル情報記憶手段から該デジタ
    ル情報を読み出す一方、 該デジタル情報が前記デジタル情報記憶手段に記憶され
    ていない場合には、選択された該デジタル情報の配信を
    要求する信号を前記デジタル情報配信手段に送信し、該
    信号に基づいて該デジタル情報配信手段から配信される
    該デジタル情報を受信することを特徴とする景品交換シ
    ステム。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれか1つに記載した
    景品交換システムであって、 前記記録媒体は、会員である遊技者を特定可能な情報が
    記録された会員用記録媒体であることを特徴とする景品
    交換システム。
  11. 【請求項11】請求項1〜10のいずれか1つに記載し
    た景品交換システムであって、 前記デジタル情報は、デジタル音楽情報,デジタル文字
    情報,及びデジタル画像情報から選択される一種以上か
    らなる情報であることを特徴とする景品交換システム。
  12. 【請求項12】請求項1〜11のいずれか1つに記載し
    た景品交換システムであって、 前記デジタル情報に関連する情報を印刷して排出する印
    刷手段を備えることを特徴とする景品交換システム。
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