JPH09205495A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH09205495A
JPH09205495A JP1157996A JP1157996A JPH09205495A JP H09205495 A JPH09205495 A JP H09205495A JP 1157996 A JP1157996 A JP 1157996A JP 1157996 A JP1157996 A JP 1157996A JP H09205495 A JPH09205495 A JP H09205495A
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JP1157996A
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English (en)
Inventor
Tokuyuki Tanaka
徳幸 田中
Naoko Iwami
直子 岩見
Keiko Takahara
桂子 高原
Kazuma Yumoto
一磨 湯本
Toshiaki Koyama
俊明 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話中の相手に対する不必要な呼び出しを規
制できる通信システムを提供すること。 【解決手段】 通信端末(1000a)と通話中の通信
端末(1000b)は通信端末(1000c)から着信
に対し通話中指示情報を含む着信拒否を応答し、通信端
末(1000c)は通話中の相手への呼出を選択可能な
ユーザインタフェースを設け、ここで呼出を選択した場
合のみ通信端末(1000b)を呼び出すようにしてい
る。これにより、発信側では着信側の通話状況を把握し
た上で呼出の可否を選択でき、着信側では通話中におけ
る不必要な着信を防いで通話を円滑に進めると共に緊急
の呼出のみ受け付け、柔軟かつ迅速に適切な発着信操作
を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信端末が
通信網を介して通信を行う通信システムに関し、特に、
通話中の相手に対する不必要な呼び出しを規制できる通
信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話で呼び出そうとした相手が他
の相手と通話中の時、通話中の相手は呼び出されず、呼
び出した側では話中音により通話中である旨が通知され
る。この場合、通話を開始するためには相手の通話が終
了した後で改めて呼び出す必要があった。そこで、アナ
ログ電話網ではキャッチホン(登録商標)、ISDNで
はコールウェイティングという通話中における着信通知
サービスを提供し、通話中に着信があった場合に、通話
中の相手を一時的に保留し、その着信を受け付けて別の
相手との通話を開始することを可能にしている。キャッ
チホンに関しては、例えば、電子情報通信ハンドブック
第2分冊」 P.2647 に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通信システムでは、発信側では呼び出したい相手の
通話状況がわからず、相手が通話中であるか否かにかか
わらず無条件に呼び出してしまう。その結果、呼び出さ
れた相手は通話中であっても全ての着信に応答しなくて
はならず、そのたびに通話が中断してしまう。このた
め、通話中の利用者に煩わしさを与えてしまい、円滑な
通話を妨げる問題点があった。本発明の目的は、上記問
題点を解決して、通話中の相手に対する不必要な呼び出
しを規制できる通信システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、通話中における着信を検出した着信側
は、通話中指示情報を含む着信拒否を応答し、通話中指
示情報付き着信拒否応答を受信した発信側は、通話中の
相手に対して呼び出すか否かを選択可能なユーザインタ
フェースを設け、ここで利用者が呼出を選択した場合に
は着信側に対し強制呼出指示情報を含む呼び出しを行
い、強制呼出指示情報付き着信を検出した着信側は、通
話中であっても呼び出されるようにしている。また、通
信中における着信を検出した着信側は、通話中指示情報
を含む呼出応答を行い、通話中指示情報付き呼出応答を
受信した発信側は、通話中の相手に対する呼出を継続す
るか否かを選択可能なユーザインタフェースを設け、こ
こで利用者が呼出中止を選択した時点で着信側に対する
呼び出しを中止する。さらに着信側における通話中の相
手情報を発信側に送信し、発信側で受信した相手情報を
利用者に提示するユーザインタフェースを設ける。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、通話中の着信側から着
信拒否応答を受信した発信側において、通話中の相手を
呼び出すか否かを利用者に改めて選択可能なユーザイン
タフェースを提供し、利用者が呼出を選択した場合のみ
通話中の相手を呼び出すことにより、発信側の利用者に
着信側が通話中であることを認識させた上で呼び出すか
否かを判断させ、通話中の着信側への不必要な呼出を発
信側の利用者の操作により防止させる。また、通話中の
着信側から呼出応答を受信した発信側において、通話中
の相手への呼出継続の可否を利用者に選択可能なユーザ
インタフェースを提供し、利用者が呼出中止を選択した
時点で着信側への呼出を中止させることにより、呼し出
している相手が通話中の状態にあることを発信側の利用
者に認識させた上で呼出を続けるか否かを判断させ、通
話中の着信側への不必要な呼出を発信側の利用者の操作
により中断させる。さらに、通話中の着信側の通話相手
の名前等の情報を発信者に提示することにより、通話中
の着信側に対して必要な呼出か否かを通話相手に応じて
柔軟にかつ迅速に発信側の利用者に判断させる。
【0006】以下、本発明の実施例を具体的に説明す
る。 (第1の実施例)本発明の第1の実施例を図面を用いて
詳細に説明する。本発明は、パケット交換網を用いたL
ANなどを含め、通信システム全般に適用可能である。
また、通信されるデータも特に限定されるものではな
く、以下では音声,画像,ディジタルデータなどのマル
チメディアの通信システムを例にして説明する。図1
は、本発明に係る通信システムの一構成例を示す図であ
る。同図において、1000(1000a,1000
b,1000c)は通信端末,2000は各通信端末1
000a〜1000cを接続する通信網である。通信端
末1000aにおいて、1100は音声や映像・データ
等の情報を入力する入力装置,1200は音声,映像,
ディジタルデータ等の情報を出力する出力装置,130
0はメモリ,1400は通信網2000のインタフェー
ス処理を行なう回線インタフェイス部,1500はディ
ジタル的なデータ通信,音声通信,または映像通信など
の各メディアの通信制御を行うCPU,1600は個人
アドレス帳データやプログラムリスト等ユーザが設定し
た各種情報を格納する蓄積装置,1700は通信端末内
部バスであり、メモリ1300に保持されている各種の
プログラム(詳細は後述)をCPU1500が各々読み
出して処理するためのものである。他の通信端末100
0bおよび1000cにおいても、上述した通信端末1
000aと同様の構成の入力装置1100,出力装置1
200,メモリ1300,回線インタフェイス部140
0,CPU1500,蓄積装置1600および内部バス
1700を備えている。
【0007】図2は通信端末1000内のメモリ130
0に記憶されている通信プログラムで構成され、CPU
1500によって処理される通信制御部3000の一構
成例を示す図である。同図において、3100は各メデ
ィアの同時通信や切り替えなどの通信管理を行い、回線
インタフェイス部1400との間でデータ信号等の各種
信号の入出力を行う通信管理部,3200はデータ系
(ディジタル)の通信制御を行うデータ通信制御部,3
300は音声系の通信制御を行う音声通信制御部,34
00は映像系の通信制御を行う映像通信制御部,350
0は他のメディア、例えばメールシステムやFAXシス
テムなどの通信制御を行う他メディア通信制御部,36
00は各メディアごとにデータ通信制御部3200,音
声通信制御部3300,映像通信制御部3400,他メ
ディア通信制御部3500の切り替えなどを行い、入力
装置1100および出力装置1200とのデータの入出
力を行うメディア管理部である。
【0008】図3は、通信制御部3000におけるデー
タ通信制御部3200の一構成例を示す図である。同図
において、3210は通信相手から通知されるコマンド
およびデータを通信管理部3100を通して入手するコ
マンド入手部,3220は入力装置1100を用いてユ
ーザが入力したコマンドやデータ等を入手するイベント
入手部,3230はコマンド入手部3210で入手した
データやイベント入手部3220で入手したイベントを
解析し、各コマンドやイベントに対応する処理ルーチン
に分岐してデータを処理するデータ解析部,3240は
ユーザへ通知するデータをデータ解析部3230から入
手し、出力装置1200への出力データを生成するデー
タ入手部,3250は通信相手へ通知するデータおよび
通信端末1000内の音声通信制御部3300,映像通
信制御部3400,あるいは他メディア通信制御部35
00へ通知するデータをデータ解析部3230から入手
し、コマンドを生成するコマンド生成部である。データ
解析部3230において、3231は通信開始および終
了を制御する発着信制御部,3232は通話中の相手お
よび通話を保留している相手の宛先など各種の通話相手
情報を格納する通話相手管理テーブル,3233は任意
のユーザデータの送受信を行うユーザデータ制御部であ
る。
【0009】図4は、発着信制御部3231で処理さ
れ、各通信端末1000の間で通信開始および終了時に
送受信される発着信制御コマンドのフォーマット例を示
す図である。同図において、200は発着信制御コマン
ドのフォーマットであり、コマンドの種別を示すメッセ
ージID201およびコマンドに付加する情報を示す情
報要素210から構成されている。発着信制御コマンド
として本実施例で使用される各コマンド200a,20
0b,200c,200d,200e,200g,20
0h,および200iは、上述したようにメッセージI
D201と情報要素210を組み合わせたフォーマット
200に従い構成される。
【0010】同図において、200aは通信網2000
を介した他の通信端末1000と通話を行うために通信
路の接続を要求する接続要求コマンド(以下「接続要
求」と略す),200bは接続要求200aを受け付け
て通話を開始するかどうかを応答する接続応答コマンド
(以下「接続応答」と略す),200cは接続要求20
0aを受信して通信の開始を呼出中であることを通知す
る呼出応答コマンド(以下「呼出応答」と略す),20
0dは通話を終了するために通話に使用している通信路
の切断を要求する切断要求コマンド(以下「切断要求」
と略す),200eは切断要求200dを受け付けて通
話の終了を応答する切断応答コマンド(以下「切断応
答」と略す),200fは通話を一時的に保留するため
に通話に使用している通信路の保留を要求する保留要求
コマンド(以下「保留要求」と略す),200gは保留
要求200fを受け付けて通話を保留するかどうかを応
答する保留応答コマンド(以下「保留応答」と略す),
200hは保留中の通話を回復するために保留中の通信
路の保留解除を要求する保留解除要求コマンド(以下
「保留解除要求」と略す),200iは保留解除要求2
00hを受け付けて保留中の通話を回復するかどうかを
応答する保留解除応答コマンド(以下「保留解除応答」
と略す)である。
【0011】上述した各発着信制御コマンドを構成する
201a,201b,201c,201d,201e,
201f,201g,201h,201iは各々メッセ
ージID201に対応している。201aは接続要求2
00aを識別する接続要求ID,201bは接続応答2
00bを識別する接続応答ID,201cは呼出応答2
00cを識別する呼出応答ID,201dは切断要求2
00dを識別する切断要求ID,201eは切断応答2
00eを識別する切断応答ID,201fは保留要求2
00fを識別する保留要求ID,201gは保留応答2
00gを識別する保留応答ID,201hは保留解除要
求200hを識別する保留解除要求ID,201iは保
留解除応答200iを識別する保留解除応答IDであ
る。
【0012】また、211a,212a,213a,2
14aは接続要求200aの情報要素210に対応し、
211aは接続要求200aの受信先に当たる通信端末
(以下「着信端末」と略す)1000の宛先を示す着信
先アドレス,212aは接続要求200aの送信元に当
たる通信端末(以下「発信端末」と略す)1000の宛
先を示す発信元アドレス,213aは発信端末1000
のユーザ名を示す発信者名,214aは着信端末100
0の通話状況に対する呼出レベルを指定する呼出モード
である。
【0013】また、211b,212b,213bは接
続応答200bの情報要素210に対応し、211bは
接続要求200aを受信した着信端末1000での処理
結果を示す接続処理結果,212bは接続処理結果21
1bが通信開始否定の場合にその理由を示す接続拒否理
由,213bは接続処理結果が着信受付すなわち通信路
の接続を示す場合に着信端末1000のユーザ名を示す
着信者名である。さらに、211cは呼出応答200c
の情報要素210に対応し、呼び出された着信端末10
00の通話状況(通話中か保留かなど)を示す着信端末
状態である。211g,212gは保留応答200gの
情報要素210に対応し、211gは保留要求200f
を受信した通信端末1000に対する処理結果を示す保
留処理結果,212gは保留処理結果211gが保留否
定の場合にその理由を示す保留拒否理由である。211
i,212iは保留解除応答200iの情報要素210
に対応し、211iは保留解除要求200hを受信した
通信端末1000に対する処理結果を示す保留解除処理
結果,212iは保留解除処理結果211iが保留解除
否定の場合にその理由を示す保留解除拒否理由である。
【0014】図5は、各通信端末において他の通信端末
1000との通話状況を管理する通信相手管理テーブル
3232の一構成例を示す図である。同図において、3
232aは現在通話中あるいは通話を保留中の状態にあ
る通信端末1000のユーザ名を示す通信相手名,32
32bは通信相手名3232aに対応する通信端末10
00の宛先を示す通信相手アドレス,3232cは通信
相手名3222aに対応する通信端末1000との通話
状況が通話中であるか通話保留中であるかを識別する情
報を登録する通話状態である。
【0015】図6は、発着信制御部3231が行う発信
処理のフローチャート例である。発着信制御部3231
は、ステップ2において通信路を接続したい通信端末1
000へ接続要求200aを送信し、ステップ4におい
て接続要求200aを受信した着信端末1000からの
コマンドが通信開始否定を示す接続処理結果211bを
含む接続応答200bかどうかを判定する。ステップ4
における判定の結果、着信端末1000からのコマンド
が通信開始否定を示す接続応答200bであればステッ
プ6へ進む。ステップ6において接続応答200bの接
続拒否理由212bが通話中を示すかどうかを判定し、
通話中を示している場合(ステップ6;YES)はステッ
プ8へ進み、接続要求200aを送信した発信端末10
00のユーザに対して着信端末1000が通話中である
ことを後述する相手通話中画面(図7参照)によって通
知する。
【0016】次のステップ10において発信端末100
0のユーザが通話中における強制呼出を指示したかどう
かを判定し、強制呼出を指示した場合(ステップ10;
YES)にはステップ12へ進む。ステップ12において
呼出モード214aに強制呼出を示す情報を設定した接
続要求200aを着信端末1000に再び送信した後、
ステップ14に進む。
【0017】ステップ14では着信端末1000からの
コマンドが呼出応答200cかどうかを判定し、呼出応
答200cであればステップ16へ進み、発信端末10
00のユーザに対して着信端末1000のユーザを呼び
出していることを通知した後ステップ18に進む。ステ
ップ18では着信端末1000のユーザが着信を受け付
けて通信を開始するか着信を拒否しているのかを確認し
て処理を終了する。
【0018】一方、ステップ4で通信開始否定の通信応
答200b以外のコマンドを受信した場合(ステップ
4;NO)には直接ステップ14へ進む。また、ステップ
6で接続応答200bの接続拒否理由212bが通話中
を示していない場合(ステップ6;NO)あるいはステッ
プ10でユーザが通話中における強制呼出を指示しない
場合(ステップ10;NO)には処理を終了する。さら
に、ステップ14で呼出応答200d以外の通知を受信
した場合(ステップ14;NO)には直接ステップ18へ
進む。なお、フローチャートには省略されているが、通
信相手と接続された場合には通話相手管理テーブル32
32に通話相手に関する情報を登録しておく。
【0019】図7は、図6の発信処理のフローチャート
中、ステップ8において着信端末1000のユーザが通
話中であることを発信端末1000のユーザに通知する
相手通話中画面の一表示例である。同図において、30
0は着信端末1000が他の通信端末1000と通話中
であることをテキスト(文)で通知する相手通話中画面
である。図は「相手は話し中です。呼び出しますか?」
という文と、発信元のユーザ名(町田太郎)、着信先ユ
ーザ名(王禅寺花子)が表示されている例である。30
1および302は相手通話中画面300上に表示され、
入力装置を用いてユーザが選択可能なボタンであり、3
01は発信端末1000のユーザに対して通話中におけ
る強制的な呼び出しを指示させ得る「強制呼出」ボタ
ン,302は呼び出しを行なうことなく発信処理の終了
を指示させ得る「終了」ボタンである。
【0020】図8は、発着信制御部3231における着
信処理のフローチャート例である。発着信制御部323
1は、ステップ20においてある通信端末1000から
接続要求200aを受信(着信)し、ステップ22にお
いて接続要求200aを受信した着信端末1000が他
の通信端末1000と通話中の状態にあるかどうかを判
定し、通話中の状態にある場合(ステップ22;YES)
にはステップ24へ進む。ステップ24では受信した接
続要求200aの呼出モード214aが強制呼出を示し
ているかどうかを判定する。この判定の結果、強制呼出
を示している場合(ステップ24;YES)にはステップ
26へ進み、接続要求200aを送信した発信端末10
00へ呼出応答200cを送信し、さらにステップ28
において着信端末1000のユーザに着信を通知した
後、ステップ30に進む。
【0021】ステップ30では上記ステップ28で通知
された着信をユーザが受け付けたか拒否したかどうかを
判定する。この判定の結果、着信を受け付けた場合(ス
テップ30;YES)にはステップ32へ進み、該着信端
末1000が他の通信端末1000と通話中の状態にあ
るかどうかを判定する。ステップ32における判定の結
果、通話中の状態にある場合にはステップ34へ進む。
ステップ34では現在通話中の通信端末1000へ保留
要求200fを送信し、さらにステップ36において保
留要求200fを受信した通話中の通信端末1000か
らの保留応答200gを受信し、次のステップ38にお
いて着信端末1000の通信相手管理テーブル3232
に保留応答200gの送信先に当たる通信端末1000
に関する通話状態3232cを通話中から保留中に更新
することによって通話を保留し、次のステップ40にお
いて通信開始を示す接続処理結果211bを含む接続応
答200bを発信端末1000へ送信し、新たな相手と
の通話を開始する。
【0022】なお、ステップ22における判定の結果、
通話中でない場合は直接ステップ26へ進む。また、ス
テップ24における判定の結果、受信した接続要求20
0aの呼出モード214aが強制呼出を示さない場合は
ステップ42へ進んで接続応答200bの接続拒否理由
212bに通話中を示す情報を設定し、次のステップ4
4においてさらに接続応答200bの接続処理結果21
1bに通信開始拒否を示す情報を設定して発信端末10
00へ接続応答200bを送信する。さらに、ステップ
30での判定の結果、ユーザが着信を拒否した場合は前
述のステップ44へ進む。またステップ32の判定の結
果、通話中の状態でない場合は直接ステップ40へ進
む。なお、フローチャートには省略されているが、通信
相手と接続された場合には通話相手管理テーブル323
2に通話相手に関する情報を登録しておく。
【0023】図9は、発着信制御部3231における通
信終了/保留処理のフローチャート例である。発着信制
御部3231において、ステップ46は通話相手に当た
る相手端末1000の情報を通信相手管理テーブル32
32に登録しておくステップである。次のステップ48
は自端末1000のユーザが通話終了を指示したかどう
かを判定するステップである。ステップ48における判
定の結果、自端末1000のユーザが通話終了を指示し
た場合にはステップ50へ進み、現在通話中の相手端末
1000に切断要求200dを送信し、さらにステップ
52において切断要求200dを受信した相手端末10
00から切断応答200eを受信し、ステップ54にお
いてステップ52で切断応答200eを送信した相手端
末1000に関する通信相手管理テーブル3232の情
報を削除し、ステップ56において通信相手管理テーブ
ル3232に保留中の相手が他に登録されているかどう
かを確認する。ステップ56における確認の結果、保留
中の相手が登録されていない場合には処理を終了し、保
留中の相手が登録されている場合にはステップ62へ進
む。ステップ62において通信相手管理テーブル323
2の通話状態3232cが保留中を示す保留解除要求2
00hを通信端末1000に送信し、次のステップ64
において保留解除要求200hを受信した通信端末10
00からの保留解除応答200iを受信した後、保留中
の通話を回復してステップ46へ戻る。
【0024】なお、ステップ48で自端末1000のユ
ーザが通話終了を指示しない場合にはステップ58へ進
み、相手端末1000から切断要求200dを受信した
かどうかを判定する。ステップ58の判定の結果、切断
要求200dを受信した場合はステップ60へ、受信し
なかった場合はステップ66へそれぞれ進む。ステップ
60では受信した接続要求200dの送信元に当たる相
手端末1000へ切断応答200eを送信してステップ
54へ進む。ステップ66では通信中の相手端末100
0から保留要求200fを受信したかどうか判定し、保
留要求200fを受信した場合はステップ68へ進み、
保留要求200fを受信しなかった場合にはステップ4
8へ戻る。
【0025】ステップ68において受信した保留要求2
00fの送信元に当たる相手端末1000に保留応答2
00gを送信し、次のステップ70において保留要求2
00fを送信した相手端末1000に関する通話相手管
理テーブル3232の通話状態3232cを通話中から
保留中に更新し、次のステップ72においてステップ6
6で受信した保留要求200fの送信元に当たる相手端
末1000から保留解除要求200hを受信したかどう
かを判定し、保留解除要求200hを受信した場合はス
テップ74へ進み、保留解除要求200hを受信しなか
った場合はステップ72へ戻る。ステップ74では、ス
テップ72で受信した保留解除要求200hの送信元に
当たる相手端末1000へ保留解除応答200iを送信
し、保留中の通話を回復した後ステップ46に戻る。
【0026】図10は、通話中の相手に発信する場合の
シーケンス例である。まず、通信端末1000aと10
00bが通話中の状態にあるものとする(シーケンス9
01)。この状態において通信端末1000cのユーザ
が通信端末1000bへの呼び出しを指示する(シーケ
ンス902)と、通信端末1000cは通信端末100
0bに接続要求200aを送信する(シーケンス90
3)。接続要求200aを受信した通信端末1000b
は通信端末1000aと通話中であるため、通信開始否
定を示す接続処理結果211bおよび通話中を示す接続
拒否理由212bを含む接続応答200bを通信端末1
000cに送信する(シーケンス904)。
【0027】通信端末1000cは、受信した接続応答
200bの接続拒否理由212bから通信端末1000
bが他の相手と通話中であることを確認し、通信端末1
000cのユーザに対して相手通話中画面300を表示
して着信先が通話中であることを通知し、相手通話中画
面300(図7参照)の「強制呼出」ボタン301をユ
ーザが選択することにより通話中の相手への強制呼出を
指示する(シーケンス905)と、通信端末1000c
は強制呼出を示す呼出モード214aを含む接続要求2
00aを通信端末1000bに送信する(シーケンス9
06)。
【0028】通信端末1000bは受信した接続要求2
00aの呼出モード214aが強制呼出を示しているこ
とを確認し、通信端末1000cに対して呼出応答20
0cを送信する(シーケンス907)。通信端末100
0bのユーザが通信端末1000cからの着信の受付を
指示する(シーケンス908)と、今まで通話中であっ
た通信端末1000aに対して保留要求200fを送信
し(シーケンス909)、保留要求200fを受信した
通信端末1000aは通信端末1000bへ保留応答2
00gを送信する(シーケンス910)。
【0029】通信端末1000aと1000bとの間を
通話保留中の状態にし(シーケンス911)、保留応答
200gを受信した通信端末1000bは通信端末10
00cに対して接続応答200cを送信し(シーケンス
912)、通信端末1000cとの間を通話状態に切り
替える(シーケンス913)。
【0030】この後、通信端末1000cのユーザが通
話終了を指示すると(シーケンス914)、通信端末1
000cから通信端末1000bに対して切断要求20
0dを送信し(シーケンス915)、切断要求200d
を受信した通信端末1000bは通信端末1000cへ
切断応答200eを送信して通信端末1000bと10
00cとの通話を終了する(シーケンス916)。一
方、通信端末1000bは通話保留中の相手である通信
端末1000aに対して保留解除要求200hを送信す
る(シーケンス917)。通話保留中の通信端末100
0aは、保留中の相手である通信端末1000bからの
保留解除要求200hを受信すると保留解除応答200
iを通信端末1000bに対して送信し(シーケンス9
18)、通信端末1000aと1000bとの通話を再
開する(シーケンス919)。本実施例によれば、発信
側では呼び出そうとした相手が通話中であることを確認
した上で改めて呼び出すかどうか利用者の意志で判断決
定することができ、相手の通話を妨げることなく、かつ
緊急時における呼出も選択することが可能になり、通話
中の相手に対する柔軟性のある発着信操作を端末の利用
者に提供することができる。
【0031】(第2の実施例)次に本発明の第2の実施
例を説明する。本実施例は、図6に示す発信処理のフロ
ーチャートにおいて、ステップ14で呼出応答200c
を受信した場合、ステップ16において呼出応答200
cの呼出相手状態が通話中を示すかどうかを判定し、通
話中を示している場合には、接続要求200aを送信し
た発信端末1000のユーザに対して着信端末1000
が通話中であることを後述する呼出中画面で通知するよ
うにしたものである。
【0032】図11は、図6の発信処理のフローチャー
ト中のステップ16において着信端末1000のユーザ
が通話中であることを発信端末1000のユーザに通知
する呼出中画面の一表示例である。同図において、40
0は着信端末1000が他の通信端末1000と通話中
でありながら発信端末1000からの呼び出しを受けて
いることをテキスト(文)で通知する呼出中画面であ
り、この例では、「話し中の相手を呼び出してます。」
というテキストと、発信元のユーザ名(町田太郎)と、
着信先ユーザ名(王禅寺花子)を表示している。401
は呼出中画面400上に表示され、入力装置を用いてユ
ーザが選択可能なボタンであり、発信端末1000のユ
ーザに対して通話中における呼出中止を指示させ得る
「呼出中止」ボタンである。
【0033】本実施例の着信処理では、図8に示すフロ
ーチャート中、ステップ22の判定結果が通話中である
場合、呼出応答200cの呼出相手状態211cに通話
中を示す情報を設定してステップ26へ進む。図10に
示すシーケンスにおいて、通信端末1000cは通信端
末1000bに接続要求200aを送信する(シーケン
ス903)と、接続要求200aを受信した通信端末1
000bは通話中を示す呼出状態通知211cを含む呼
出応答200cを通信端末1000cに送信し(シーケ
ンス907)、通話中の通信端末1000bを呼び出し
ていることを通信端末1000cのユーザに呼出中画面
400で通知する。本実施例によれば、通話中の着信を
拒否することなく通話中を含む呼出応答を発信側に送る
ため、通話中の相手に対して呼び出しを続けるかどうか
発信側の利用者が迅速に判断し、適切な発着信操作を行
うことができる。
【0034】(第3の実施例)上記実施例はいずれも着
信側が通話中の場合に発信側のユーザに通話中であるこ
とを通知する例であるが、着信側が通話を保留中の場合
にも発信側のユーザに保留中であることを通知するよう
にしてもよい。第3の実施例はこの場合の実施例であ
る。本実施例では、図6に示す発信処理のフローチャー
トにおいて、ステップ6で接続応答200bの接続拒否
理由212bが通話中を示さない場合、さらに接続拒否
理由212bが保留中を示すかどうかを判定し、保留中
を示す場合、接続要求200aを送信した発信端末10
00のユーザに対して着信端末1000が保留中である
ことを相手通話中画面300で通知してステップ10へ
進むようにする。
【0035】図7に示す相手通話中画面において、着信
端末1000が他の通信端末1000との通話を保留中
であることをテキスト(文)で通知する。図8に示す着
信処理のフローチャートにおいて、ステップ22で通話
中でない場合、保留中かどうかを判定し、保留中の場合
にはステップ24へ進み、ステップ24で受信した接続
要求200aの呼出モード214aが強制呼出を示さな
い場合は接続応答200bの接続拒否理由212bに保
留中を示す情報を設定してステップ44へ進む。
【0036】図12は、保留中の相手に発信する場合の
一シーケンス例を示す図である。まず、通信端末100
0aと1000bが通話を保留中の状態にあるものとす
る(シーケンス921)。この状態において通信端末1
000cのユーザが通信端末1000bへの呼び出しを
指示する(シーケンス922)と、通信端末1000c
は通信端末1000bに対して接続要求200aを送信
する(シーケンス923)。接続要求200aを受信し
た通信端末1000bは通信端末1000aとの通話を
保留中のため、通信開始否定を示す接続処理結果211
bおよび保留中を示す接続拒否理由212bを含む接続
応答200bを通信端末1000cに送信する(シーケ
ンス924)。通信端末1000cは、受信した接続応
答200bの接続拒否理由212bから通信端末100
0bが他の相手との通話を保留中であることを確認し、
通信端末1000cのユーザに対して相手通話中画面3
00を表示して着信先が保留中であることを通知し、相
手通話中画面300の強制呼出301をユーザが選択す
ることにより通話中の相手への強制呼出を指示する(シ
ーケンス925)と、通信端末1000cは強制呼出を
示す呼出モード214aを含む接続要求200aを通信
端末1000bに送信する(シーケンス926)。
【0037】通信端末1000bは受信した接続要求2
00aの呼出モード214aが強制呼出を示すことを確
認し、通信端末1000cに呼出応答200cを送信し
(シーケンス927)、通信端末1000bのユーザが
通信端末1000cからの着信の受付を指示する(シー
ケンス928)と、通信端末1000bは通信端末10
00cに接続応答200cを送信し(シーケンス92
9)、通信端末1000aと1000bとの通話を保留
したまま、通信端末1000bと1000cとの間の通
話を開始する(シーケンス930)。本実施例によれ
ば、発信側では呼び出そうとした相手が保留中であるこ
とを確認した上で改めて呼び出すかどうか利用者の意志
で判断することができ、相手の通話保留を妨げることな
く、かつ緊急時における呼出も選択することが可能にな
り、通話保留中の相手に対する柔軟性のある発着信操作
を端末の利用者に提供することができる。
【0038】(第4の実施例)本実施例は、着信側が通
話を保留中であることを発信側のユーザに通知する場合
における別の実施例である。本実施例では、図6に示す
発信処理のフローチャートにおいて、ステップ14で呼
出応答200cを受信した場合、ステップ16において
呼出応答200cの呼出相手状態が保留中を示している
どうかを判定し、保留中を示している場合には、接続要
求200aを送信した発信端末1000のユーザに対し
て着信端末1000が保留中であることを呼出中画面4
00で通知する。図11に示す呼出中画面において、着
信端末1000が他の通信端末1000と通話中であり
ながら発信端末1000からの呼び出しを受けているこ
とをテキスト(文)で通知する。
【0039】本実施例では、図8に示す着信処理のフロ
ーチャートにおいて、ステップ22での判定結果が通話
中でない場合、次に保留中かどうかを判定し、保留中の
場合、呼出応答200cの呼出相手状態211cに保留
中を示す情報を設定してステップ26へ進む。図12に
示すシーケンスにおいて、通信端末1000cは通信端
末1000bに接続要求200aを送信する(シーケン
ス923)と、接続要求200aを受信した通信端末1
000bは保留中を示す呼出状態通知211cを含む呼
出応答200cを通信端末1000cに送信し(シーケ
ンス927)、保留中の通信端末1000bを呼び出し
ていることを通信端末1000cのユーザに呼出中画面
400で通知する。本実施例によれば、通話保留中の着
信を拒否することなく通話中を含む呼出応答を発信側に
送るため、通話保留中の相手に対して呼び出しを続ける
かどうか発信側の利用者が迅速に判断し、適切な発着信
操作を行うことができる。
【0040】(第5の実施例)上記実施例は、着信側の
通話中あるいは保留中といった通話状況を発信側のユー
ザに通知する実施例であるが、通話状況だけではなく通
話中あるいは保留中の通話状況にある着信側の通話相手
あるいは通話保留中の相手に関する情報を発信側のユー
ザに通知するようにしてもよい。第5の実施例はこの場
合の実施例である。本実施例では、図4に示すコマンド
フォーマットにおいて、接続応答200bの情報要素2
10に「通話相手名」および「通話状況」を示す領域を
加え、通話中の場合に接続要求200aを受信した通信
端末は、通話中を示す情報を接続拒否理由212bに、
通信開始拒否を示す情報を接続処理結果211bにそれ
ぞれ設定すると共に、通信相手管理テーブル3232の
「通信相手名3232a」および「通話状態3232
c」を接続応答200cの通話相手名および通話状況を
示す領域にそれぞれ設定し、この接続応答200cを返
送するようにしている。
【0041】本実施例では、図6に示す発信処理のフロ
ーチャートのステップ6において、接続応答200bの
接続拒否理由212bが通話中を示しているかどうかを
判定し、通話中を示している場合は接続応答200cの
通話相手名および通話状況を記憶してステップ8へ進
み、接続要求200aを送信した発信端末1000のユ
ーザに対して着信端末1000が通話中であることを相
手通話中画面400で通知し、相手通話画面400から
ユーザの通話相手情報の表示指示を検出した場合には、
後述する通話中相手情報画面を表示する。また本実施例
では、図7に示す相手通話中画面300において、「強
制呼出」ボタン,「終了」ボタンの他に着信端末の通話
相手情報の表示を指示する「WHO」ボタンを追加す
る。
【0042】図13は、相手通話中画面300に追加し
て設けた「WHO」ボタンをユーザが選択した時に表示
される通話相手情報画面の一表示例を示す図である。同
図において、500は着信端末1000が通話中あるい
は通話を保留中の相手を表示する通話中相手情報画面、
501は通話中相手情報画面500上に表示され、着信
端末1000の通話相手の名前および通信状況を示す通
話リストボックス、502は通話リストボックス501
の表示エリアを入力装置を用いてユーザがスクロールさ
せることができ、通話リストボックス501の表示エリ
アを越えて表示できない通話相手の名前および通信状況
の表示を可能にするスライドバー、503および504
は通話中相手情報画面500上に表示され、入力装置を
用いてユーザが選択可能なボタンであり、503は着信
端末1000のユーザに対して通話中における強制呼出
を指示する「強制呼出」ボタン、504は通話中相手情
報画面500を消去する「閉じる」ボタンである。
【0043】図8に示す着信処理のフローチャートにお
いて、ステップ24の判定の結果、受信した接続要求2
00aの呼出モード214aが強制呼出を示さない場合
は、接続応答200bの通話相手名を示す領域に通信相
手管理テーブル3232の通信相手名3232aを、通
話状況を示す領域に通信相手管理テーブル3232の通
話状態3232cをそれぞれ設定してステップ42へ進
むようにする。
【0044】図10に示すシーケンスにおいて、通信端
末1000cは通信端末1000bに接続要求200a
を送信する(シーケンス903)と、接続要求200a
を受信した通信端末1000bは通信開始否定を示す接
続処理結果211b,通話中を示す接続拒否理由212
b,通信端末1000bが通話中あるいは通話保留中の
相手を示す通話相手名および通話状況を含む接続応答2
00bを通信端末1000cに送信する(シーケンス9
04)。通信端末1000cは、受信した接続応答20
0bの接続拒否理由212bから通信端末1000bが
他の相手と通話中であることを確認し、通信端末100
0cのユーザに対して相手通話中画面300を表示して
着信先が通話中であることを通知し、相手通話中画面3
00の「WHO」ボタンをユーザが選択することによ
り、通話中相手情報画面500に着信端末1000の通
話相手情報、すなわち受信した接続応答200bに含ま
れる通話相手名および通話状況を表示する。
【0045】本実施例によれば、発信側では呼び出そう
とした相手が通話中であることを確認した上で改めて呼
び出すかどうか利用者の意志で判断することができ、相
手の通話を妨げることなく、かつ緊急時における呼出も
選択することが可能になり、通話中の相手に対する柔軟
性のある発着信操作を端末の利用者に提供することがで
きる。本実施例によれば、着信側の通話状況に加えて通
話中あるいは保留中の通話相手の名前を発信側で確認す
ることができ、通話中あるいは保留中の着信側に対して
呼び出すかどうかをユーザの意志によって、より適切に
判断することができる。
【0046】(第6の実施例)上記実施例では通話中の
相手との通話を自動的に保留して別の相手との通話に切
り替える場合について説明したが、保留するか否かを通
話中の相手に判断させるようにしてもよい。第6の実施
例はその場合の実施例である。本実施例では、図6に示
す発信処理のフローチャートにおいて、ステップ18で
受信した接続応答200bの接続処理結果211bが通
話開始否定を、接続拒否理由212bが保留拒否をそれ
ぞれ示す場合には、着信端末1000の通話相手が通話
保留を拒否したため通話を開始できない旨を図示しない
呼出結果画面で通知する。
【0047】図8に示す着信処理のフローチャートにお
いて、ステップ34で受信した通話相手からの保留応答
200gの保留処理結果211gが保留否定、保留拒否
理由212gが保留拒否をそれぞれ示す場合には、接続
応答200bの接続拒否理由212bに保留拒否を示す
情報を設定してステップ44へ進む。図9に示す通話終
了/保留処理のフローチャートにおいて、ステップ66
で保留要求200fを受信した時、通話の保留の可否を
選択可能な図示しない保留確認画面を表示する。利用者
が保留許可を選択した場合はそのままステップ68へ進
むが、保留不可を選択した場合には保留応答200gの
保留処理結果211gに保留否定を示す情報を、保留拒
否理由212gに保留拒否を示す情報をそれぞれ設定
し、ステップ66で受信した保留要求200fの送信元
に当たる相手端末1000に保留応答200gを送信し
た後、ステップ48へ戻る。
【0048】この事情をシーケンス図を用いて説明す
る。図10に示すシーケンスにおいて、通信端末100
0bのユーザが通信端末1000cからの着信の受付を
指示する(シーケンス908)と、今まで通話中であっ
た通信端末1000aに保留要求200fを送信し(シ
ーケンス909)、保留要求200fを受信した通信端
末1000aは図示しない保留確認画面を表示し、通信
端末1000aのユーザが保留許可を指示した場合はシ
ーケンス910以降の流れで進む。
【0049】一方、通信端末1000aのユーザが保留
不可を指示した場合は保留否定を示す保留処理結果21
1gおよび保留拒否通話中を示す保留拒否理由212g
を含む保留応答200gを通信端末1000bに送信
し、この保留応答200gを受信した通信端末1000
bは通信開始否定を示す接続処理結果211bおよび保
留拒否を示す接続拒否理由212bを含む接続応答20
0bを通信端末1000cに送信し、この接続応答20
0bを受信した通信端末1000cは、着信端末100
0の通話相手が通話保留を拒否したため通話を開始でき
ない旨を図示しない呼出結果画面で通知する。本実施例
によれば、通話中における別の相手からの着信受付に伴
う一方の通話相手からの保留要求をもう一方の通話相手
の意志で判断することができ、発信側と通話中の着信側
との発着信操作に着信側の通話相手の意志を反映させ、
発信側に通知することができる。
【0050】(第7の実施例)以上説明した実施例はい
ずれもある相手との通話が終了した後に保留中の相手と
の通話を自動的に回復するものであるが、保留中の相手
の通話状況に応じて通話の保留を解除するか否かをユー
ザに選択させるようにしてもよい。第7の実施例はその
場合の実施例である。本実施例では、図9に示す通話終
了/保留処理のフローチャートにおいて、ステップ66
で保留要求200fを受信しなかった場合には保留解除
要求200gを受信したかどうかを判定し、保留解除要
求200gを受信しない場合はステップ48へ戻り、保
留解除要求200gを受信した場合には現在通話中の相
手がいるかどうかを判定し、通話中の相手がいる場合に
は保留解除処理結果211iに保留解除否定、保留解除
拒否理由212iに通話中を示す情報をそれぞれ設定し
た保留解除応答200iを送信し、ステップ48に戻
る。また、ステップ64で受信した保留解除応答200
iの保留解除処理結果211iが保留解除否定、保留解
除拒否理由212iが通話中をそれぞれ示す場合には、
保留相手先が他の相手と通話中のため保留を解除できな
い旨を図示しない保留解除結果画面で通知し、ステップ
46へ戻る。
【0051】この事情をシーケンス図を用いて説明す
る。図10に示すシーケンスにおいて、通信端末100
0aと1000bとの通話を保留中(シーケンス91
1)、通信端末1000bと1000cとの間で通話中
(シーケンス913)の状態で、図示しない通信端末1
000が通信端末1000aと通話中の場合に、通信端
末1000cのユーザが通話終了を指示(シーケンス9
14)すると、通信端末1000cから通信端末100
0bへ切断要求200dを送信(シーケンス915)す
る。切断要求200dを受信した通信端末1000bは
通信端末1000cへ切断応答200eを送信して通信
端末1000bと1000cとの通話を終了する(シー
ケンス916)とともに、通話保留中の相手である通信
端末1000aに保留解除要求200hを送信する(シ
ーケンス917)。
【0052】通話保留中の通信端末1000aは、保留
中の相手である通信端末1000bからの保留解除要求
200hを受信すると、図示しない通信端末1000と
通話中のため、保留解除処理結果211iに保留解除否
定を示す情報、保留解除拒否理由212iに通話中を示
す情報をそれぞれ設定した保留解除応答200iを通信
端末1000bへ送信し、保留解除応答200iを受信
した通信端末1000bでは保留相手先が他の相手と通
話中のため保留を解除できない旨を図示しない保留解除
結果画面で通知し、通信端末1000aと1000bと
の通話を保留中の状態に維持する。本実施例によれば、
ある端末と通話中の場合に通話保留中の別の端末から保
留解除要求を受信した時、通話中を含む保留解除否定応
答を自動的に送信するため、保留解除による通話中の相
手の通話への妨げを防ぎ、保留解除側では保留解除の拒
否理由を確認でき、不必要な保留解除再送操作を防ぐこ
とができる。
【0053】(第8の実施例)以上の説明では、保留中
の通信相手が複数いる場合を特に考慮せず保留を解除す
る場合について説明したが、ある条件を基準に保留中の
複数の通話相手から保留解除する相手を選択させるよう
にしてもよい。第8の実施例はその場合の実施例であ
る。本実施例では、図1に示す通信端末1000に現在
の時刻を計測するタイマを設け、図5に示す通話相手管
理テーブル3232に通話の保留開始時刻を示す保留時
刻を追加する。図8に示す着信処理のフローチャートに
おいて、ステップ38では着信端末1000の通信相手
管理テーブル3232において、保留応答200gの送
信先に当たる通信端末1000に関する通話状態323
2cを通話中から保留中に更新することによって通話を
保留するとともに、現在の時刻をタイマから入手して通
信相手管理テーブル3232の保留時刻に登録する。
【0054】図9に示す通信終了/保留処理のフローチ
ャートにおいて、ステップ56では通信相手管理テーブ
ル3232に保留中の相手が登録されている場合には通
信相手管理テーブル3232の保留時刻を比較し、最も
時刻の古い保留時刻に対応する相手を保留解除する相手
に選択してステップ62に進む。またステップ70では
保留要求200fを送信した相手端末1000に関する
通話相手管理テーブル3232の通話状態3232cを
通話中から保留中に更新するとともに、現在の時刻をタ
イマから入手して通信相手管理テーブル3232の保留
時刻に登録し、ステップ72へ進む。本実施例によれ
ば、通話を保留された時間の長い相手を優先して自動的
に保留解除するので、保留中の利用者操作を簡便化し、
通話を保留する複数の相手間で通話保留に伴う通話待ち
時間の格差を低減できる。
【0055】(第9の実施例)次に、第9の実施例を説
明する。第9の実施例も保留中の複数の通話相手から保
留解除する相手を選択させる場合の実施例である。図1
に示す通信端末1000に現在の時刻を計測するタイマ
を設け、図5に示す通話相手管理テーブル3232に通
話を開始した時刻を示す開始時刻を追加する。図9に示
す通信終了/保留処理のフローチャートにおいて、ステ
ップ46では通話相手に当たる相手端末1000の情報
を通信相手管理テーブル3232に登録するとともに、
現在の時刻をタイマから入手して通信相手管理テーブル
3232の保留時刻に登録する。またステップ56では
通信相手管理テーブル3232に保留中の相手が登録さ
れている場合には通信相手管理テーブル3232の開始
時刻を比較し、最も時刻の古い開始時刻に対応する相手
を保留解除する相手に選択してステップ62に進む。本
実施例によれば、通話を開始した時刻の早い相手を自動
的に保留解除するので、保留中の利用者操作を簡便化
し、通話時間の長い相手との通話を優先的に回復でき
る。
【0056】(第10の実施例)次に、第10の実施例
を説明する。第10の実施例も保留中の複数の通話相手
から保留解除する相手を選択させる場合の実施例であ
る。図9に示す通信終了/保留処理のフローチャートに
おいて、ステップ56で通信相手管理テーブル3232
に保留中の相手保留中の相手が登録されている場合、通
信相手管理テーブル3232の通話相手名3232aを
後述する通話保留情報画面でユーザに通知し、通話保留
情報画面でユーザが選択した相手を保留解除する相手に
選択してステップ62へ進む。
【0057】図14は、第10の実施例での通信終了/
保留処理のステップ56において通信相手管理テーブル
3232の通話相手名3232aをユーザに通知する通
話保留情報画面の一表示例を示す図である。同図におい
て、600は通信端末1000が現在通話を保留してい
る相手がいることを示す通話保留情報画面であり、図の
例では、「次の方々との通話を保留しています。保留解
除する相手先を指定して下さい。」と表示される。60
1は通話保留情報画面600上に表示され、通話を保留
している相手の名前を示す保留リストボックス、602
は保留リストボックス601の表示エリアを入力装置を
用いてユーザがスクロールさせることができ、保留リス
トボックス501の表示エリアを越えて表示できない通
話保留中の相手の名前の表示を可能にし、保留解除する
相手を選択するスライドバー、603および604は通
話保留情報画面600上に表示され、入力装置を用いて
ユーザが選択可能なボタンであり、603は保留リスト
ボックス601上で選択された相手に対する通話保留解
除(再開)を指示する「保留解除」ボタン、604は保
留リストボックス601に表示された相手との通話を解
除せず終了することを指示する「終了」ボタンである。
本実施例によれば、保留解除する相手をユーザの意志で
任意に選択でき、ユーザの意志を反映したスムーズな通
話相手の切替操作を提供できる。
【0058】なお、上記実施例では保留を解除する相手
の選択基準として通話保留の開始時刻(第8の実施
例)、通話開始時刻(第9の実施例)、およびユーザ指
示に従う(第10の実施例)場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えばユーザ
が予め登録した優先度の高い相手の順に保留を解除する
など、選択基準は種々の変形が可能である。また、この
例ではいずれも通話中あるいは保留中の着信側の通話状
況および通話相手名を着信側を呼び出した発信側でモニ
タする場合について、接続応答コマンドあるいは呼出応
答コマンドに通話中などの通話状況および通話相手名を
乗せて発信側に通知する例について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば発着信制御コ
マンドとは別にユーザデータで通話状況および通話相手
名をやりとりすることも可能であり、またある通信端末
の通話状況や通話相手名を任意のタイミングで別の通信
端末上に入手してモニタしてもよく、モニタする情報も
通話状況と通話相手名に限定されることなく、例えば通
話相手のアドレスを表示するなど、通話相手に関連する
様々な情報をモニタしても構わない。
【0059】さらに、この例では発信側が通話中である
にもかかわらず強制呼出を選択すれば必ず通話中の相手
を呼び出す場合について説明したが、本発明はこれに限
定するものではなく、着信側の着信規制機能と組み合わ
せることも可能であり、例えば通信中のユーザに着信規
制を指示できるユーザインタフェースをユーザに提供
し、ユーザが着信規制を選択した場合には、通話中にお
いて他の相手からいかなる着信も受け付けられないよう
にしても構わない。さらに、この例では保留中の相手は
相手の通信終了に伴う保留解除を待つ場合のみ説明した
が、本発明はこれに限定するものではなく、保留中の相
手が保留解除を要求したり、保留を取り消して通話を終
了することも可能である。さらにまた、この例では音声
通話を前提に説明したが、マルチメディア一般に適用可
能であり、利用者自身の映像、VTRの再生する映像、
音声やイメージスキャナで取り込んだ静止画等、通話で
利用する情報の種類によらないことはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、発信側では着信側の通
話状況を把握した上で呼び出すか否かを選択することが
でき、着信側では通話中における不必要な着信を防ぐこ
とにより通話を円滑に進めるとともに緊急の呼び出しを
受け付けることも可能になり、柔軟かつ迅速に適切な発
着信操作を実現できるという顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信システムの一構成図である。
【図2】図1の通信システムにおける通信制御部の一構
成図である。
【図3】図2の通信制御部におけるデータ通信制御部の
一構成図である。
【図4】図1の通信システムにおいて、通信を開始およ
び終了する場合に通信端末間で送受信するコマンドフォ
ーマットの一構成図である。
【図5】図3のデータ通信制御部において、通話中の相
手および通話を保留中の相手に関する情報を登録可能な
通信相手管理テーブルである。
【図6】図3のデータ通信制御部の発着信制御部におけ
る発信処理の一例を示す図である。
【図7】図6の発信処理において、通話中のため着信が
拒否されたことを通知し、通話中の相手を呼び出すかど
うかをユーザに選択させるユーザインタフェースを提供
する相手通話中画面の一構成図である。
【図8】図3のデータ通信制御部の発着信制御部におけ
る着信処理の一例を示す図である。
【図9】図3のデータ通信制御部の発着信制御部におけ
る通信終了/保留処理の一例を示す図である。
【図10】図1の通信システムにおいて、通話中の通信
端末に対する発着信時のコマンド送受信シーケンスの一
例を示す図である。
【図11】図6の発信処理において、通話中の相手を呼
び出していることを通知し、呼び出しの中止をユーザが
指定できるユーザインタフェースを提供する呼出中画面
の一構成図である。
【図12】図1の通信システムにおいて、通話を保留中
の通信端末に対する発着信時のコマンド送受信シーケン
スの一例を示す図である。
【図13】発信側において、通話中の着信側における相
手先を表示する通話中相手情報画面の一構成図である。
【図14】ある相手との通話を終了後、通話を保留して
いる相手を表示し、通話を再開する相手を選択可能なユ
ーザインタフェースを提供する通話保留情報画面の一構
成図である。
【符号の説明】
1000(1000a,1000b,1000c)…通
信端末、1100…入力装置、1200…出力装置、1
300…メモリ、1400…回線インタフェイス部、1
500…CPU、1600…蓄積装置、1700…内部
バス、2000…通信網、3000…通信制御部、31
00…通信管理部、3200…データ通信制御部、32
31…発着信制御部、3232…通信相手管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯本 一磨 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小山 俊明 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信端末が通信網を介してデータ
    通信を行う通信システムにおいて、前記通信端末は、通
    話中に検出した着信に対し通話中指示情報付き着信拒否
    を自動的に応答する着信拒否手段と、前記着信拒否応答
    受信時に通話中理由付き呼出不可を利用者に提示する呼
    出不可理由提示手段と、前記利用者からの呼出指示に応
    じて前記着信拒否を応答した相手に対し強制呼出指示情
    報付き再発信を行う強制呼出手段と、前記強制呼出指示
    情報を含む着信を検出時に呼出応答を自動的に応答する
    条件付き呼出応答手段とを具備することを特徴とする通
    信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末は、通話の保留中に検出した着信に対し保
    留中指示情報付き着信拒否を自動的に応答する着信拒否
    手段と、前記着信拒否応答受信時に保留中理由付き呼出
    不可を利用者に提示する呼出不可理由提示手段とをさら
    に具備することを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1および2記載の通信システムに
    おいて、前記通信端末は、上記着信拒否応答受信時に通
    話中あるいは保留中の通話状況にある相手への呼出の可
    否を前記利用者に選択させ得る呼出可否選択手段をさら
    に具備することを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 複数の通信端末が通信網を介してデータ
    通信を行う通信システムにおいて、前記通信端末は、通
    話中に検出した着信に対し通話中指示情報付き呼出応答
    を自動的に応答する呼出応答手段と、前記呼出応答受信
    時に通話中の相手への呼出中を利用者に提示する呼出中
    提示手段と、前記呼出応答を応答した相手に対する呼出
    継続の可否を前記利用者に選択させ得る通話中呼出継続
    選択手段とを具備することを特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末は、通話を保留中に検出した着信に対し保
    留中指示情報付き呼出応答を自動的に応答する呼出応答
    手段と、前記呼出応答受信時に保留中の相手への呼出中
    を利用者に提示する呼出中提示手段と、前記保留中の相
    手への呼出継続の可否を前記利用者に選択させ得る保留
    中呼出継続選択手段とをさらに具備することを特徴とす
    る通信システム。
  6. 【請求項6】 複数の通信端末が通信網を介してデータ
    通信を行う通信システムにおいて、前記通信端末は、通
    話中に検出した保留解除要求に対し通話中指示情報付き
    保留解除拒否を自動的に応答する保留解除拒否手段と、
    前記保留解除拒否応答受信時に通話中理由付き保留解除
    不可を利用者に提示する保留解除不可理由提示手段とを
    さらに具備することを特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末は、通話中の着信受付時に通話中の相手に
    対し自動的に保留要求を送信する保留要求手段と、前記
    保留要求受信時に通話保留の可否を利用者に選択させ得
    る通話保留可否選択手段と、前記通話保留可否選択手段
    による保留拒否選択時に保留拒否を応答する保留拒否応
    答手段と、前記保留拒否応答受信時に保留拒否指示情報
    付き着信拒否を自動的に応答する着信拒否手段と、前記
    着信拒否応答受信時に保留拒否理由付き呼出中止を利用
    者に提示する呼出中止理由提示手段とをさらに具備する
    ことを特徴とする通信システム。
  8. 【請求項8】 複数の通信端末が通信網を介してデータ
    通信を行う通信システムにおいて、前記通信端末は、通
    話中の相手に係るアドレス情報等の相手情報を登録する
    通話相手情報登録手段と、通話中に検出した着信に対し
    前記相手情報を通知する通話相手情報通知手段と、前記
    通話相手情報通知手段により受信した相手情報を利用者
    に提示する通信相手情報提示手段とをさらに具備するこ
    とを特徴とする通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末は、現在の時刻を計測する計時手段と、前
    記計時手段により検出された通話保留開始時刻を上記通
    話相手情報登録手段に登録された相手情報と組み合わせ
    登録する保留開始時刻登録手段と、通話終了時に前記保
    留開始時刻登録手段により登録された保留開始時刻を比
    較する保留開始時刻比較手段と、前記保留開始時刻比較
    手段により検出された最も早い保留開始時刻に対応する
    相手に対して自動的に保留解除要求を送信する保留解除
    手段とをさらに具備することを特徴とする通信システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の通信システムにおい
    て、前記通信端末は、現在の時刻を計測する計時手段
    と、前記計時手段により検出された通話開始時刻を上記
    通話相手情報登録手段に登録された相手情報と組み合わ
    せ登録する通話開始時刻登録手段と、通話終了時に前記
    通話開始時刻登録手段により登録された通話開始時刻を
    比較する通話開始時刻比較手段と、前記通話開始時刻比
    較手段により検出された最も早い通話開始時刻に対応す
    る相手に対して自動的に保留解除要求を送信する保留解
    除手段とをさらに具備することを特徴とする通信システ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の通信システムにおい
    て、前記通信端末は、通話終了時に上記通話相手情報登
    録手段により登録された保留中の相手情報を利用者に提
    示する保留相手情報提示手段と、前記保留相手情報提示
    手段により提示された保留中の相手から保留解除する相
    手を前記利用者が選択し得る保留解除相手選択手段とを
    さらに具備することを特徴とする通信システム。
JP1157996A 1996-01-26 1996-01-26 通信システム Pending JPH09205495A (ja)

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