JPH06121046A - 接続予約サービス制御方式 - Google Patents
接続予約サービス制御方式Info
- Publication number
- JPH06121046A JPH06121046A JP26863992A JP26863992A JPH06121046A JP H06121046 A JPH06121046 A JP H06121046A JP 26863992 A JP26863992 A JP 26863992A JP 26863992 A JP26863992 A JP 26863992A JP H06121046 A JPH06121046 A JP H06121046A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection reservation
- user
- connection
- telephone number
- reservation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 着信者不在時に接続予約しておき、着信者が
席に戻った時、自動的に接続予約に係わる発信者と着信
者間を接続する。 【構成】 交換機20からの着信通知をイベント監視部
31が検出した時、接続予約制御部33はユーザ管理テ
ーブル32を参照して着信者が不在であるか調べ、不在
の場合には、ユーザ管理テーブル32における着信者の
電話番号に対応させて発信者の電話番号を登録して接続
予約する。かかる状態で、不在であったユーザが在席と
なったことを示す在席変更通知をイベント監視部31が
検出した時、接続予約制御部33は該ユーザの電話番号
に対応させて接続予約が登録されているか調べ、接続予
約がある場合には、接続予約に係わる発信者と着信者間
を自動接続すると共に、在席変更通知したユーザの電話
番号を在席にする。
席に戻った時、自動的に接続予約に係わる発信者と着信
者間を接続する。 【構成】 交換機20からの着信通知をイベント監視部
31が検出した時、接続予約制御部33はユーザ管理テ
ーブル32を参照して着信者が不在であるか調べ、不在
の場合には、ユーザ管理テーブル32における着信者の
電話番号に対応させて発信者の電話番号を登録して接続
予約する。かかる状態で、不在であったユーザが在席と
なったことを示す在席変更通知をイベント監視部31が
検出した時、接続予約制御部33は該ユーザの電話番号
に対応させて接続予約が登録されているか調べ、接続予
約がある場合には、接続予約に係わる発信者と着信者間
を自動接続すると共に、在席変更通知したユーザの電話
番号を在席にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接続予約制御方式に係わ
り、特に着信者が不在の場合における通信システムの接
続予約サービス制御方式に関する。通信機器例えば交換
機に接続されたコンピュータで通信サービスを提供する
システムにおいては、エンドユーザへ機能的に優れ、し
かも操作性の容易なサービスを提供することが要望され
ている。
り、特に着信者が不在の場合における通信システムの接
続予約サービス制御方式に関する。通信機器例えば交換
機に接続されたコンピュータで通信サービスを提供する
システムにおいては、エンドユーザへ機能的に優れ、し
かも操作性の容易なサービスを提供することが要望され
ている。
【0002】
【従来の技術】電話サービスにおいて、あるエンドユー
ザが発呼したとき、相手が不在の場合がある。かかる場
合、相手が呼びに対して応答しない場合には諦め、所定
時間後に掛け直すようにしている。又、第三者が呼びに
応答した場合には、該第三者に伝言などを頼んだり、相
手がどこにいるか聞いたり、もう一度電話することを伝
えたり、電話を呉れるようにお願いしたりする。
ザが発呼したとき、相手が不在の場合がある。かかる場
合、相手が呼びに対して応答しない場合には諦め、所定
時間後に掛け直すようにしている。又、第三者が呼びに
応答した場合には、該第三者に伝言などを頼んだり、相
手がどこにいるか聞いたり、もう一度電話することを伝
えたり、電話を呉れるようにお願いしたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、再度電話して
も相手がいなかったり、伝言を伝えていても、本当に本
人に伝わっているか判らないということがしばしば発生
する。このため、直接要件を相手に伝えたい場合などに
は、発信者は相手の状態(在席、不在席)が判らないた
め、何度も掛け直したり、あるいは、再度相手の所在地
の確認をとってそこに電話を掛け直したりする必要があ
る。すなわち、従来の電話サービスにおいては、着信者
が不在の場合のサービスが不十分である問題があった。
も相手がいなかったり、伝言を伝えていても、本当に本
人に伝わっているか判らないということがしばしば発生
する。このため、直接要件を相手に伝えたい場合などに
は、発信者は相手の状態(在席、不在席)が判らないた
め、何度も掛け直したり、あるいは、再度相手の所在地
の確認をとってそこに電話を掛け直したりする必要があ
る。すなわち、従来の電話サービスにおいては、着信者
が不在の場合のサービスが不十分である問題があった。
【0004】以上から本発明の目的は、着信相手が不在
の場合に接続予約をしておき、該着信相手が席に戻って
在席通知をした時、自動的に接続予約に係わる発信者と
着信者間を接続する接続予約サービス制御方式を提供す
ることである。本発明の別の目的は、着信相手が不在の
場合に接続予約をしておき、該着信相手が席に戻って在
席通知することなく発信し、あるいは着信に応答した
時、通話終了後に自動的に接続予約に係わる発信者と着
信者間を接続する接続予約サービス制御方式を提供する
ことである。本発明の更に別の目的は、ユーザが在席か
ら不在席となった時、該ユーザが発信者となっている接
続予約登録を在席となるまで一時的に解除することによ
り、該接続予約に係わる着信者が在席になっても自動接
続しないようにできる接続予約サービス制御方式を提供
することである。本発明の他の目的は、接続予約後の経
過時間がシステムに予め設定されている時間あるいはユ
ーザが設定する時間を越えた時、該接続予約を解除する
ことにより接続予約が無闇に増加してシステムの運用を
阻害しないようにでき、又要件が陳腐化した後で自動接
続しないようにできる接続予約サービス制御方式を提供
することである。本発明の更に他の目的は、ユーザ固有
のパーソナルIDにより発呼するシステムにおいて、着
信者IDに対応させて所在電話番号が登録されていない
場合に接続予約し、該着信者から所在電話番号の通知が
あった時、接続予約に係わる発信者と着信者間を自動接
続する接続予約サービス制御方式を提供することであ
る。
の場合に接続予約をしておき、該着信相手が席に戻って
在席通知をした時、自動的に接続予約に係わる発信者と
着信者間を接続する接続予約サービス制御方式を提供す
ることである。本発明の別の目的は、着信相手が不在の
場合に接続予約をしておき、該着信相手が席に戻って在
席通知することなく発信し、あるいは着信に応答した
時、通話終了後に自動的に接続予約に係わる発信者と着
信者間を接続する接続予約サービス制御方式を提供する
ことである。本発明の更に別の目的は、ユーザが在席か
ら不在席となった時、該ユーザが発信者となっている接
続予約登録を在席となるまで一時的に解除することによ
り、該接続予約に係わる着信者が在席になっても自動接
続しないようにできる接続予約サービス制御方式を提供
することである。本発明の他の目的は、接続予約後の経
過時間がシステムに予め設定されている時間あるいはユ
ーザが設定する時間を越えた時、該接続予約を解除する
ことにより接続予約が無闇に増加してシステムの運用を
阻害しないようにでき、又要件が陳腐化した後で自動接
続しないようにできる接続予約サービス制御方式を提供
することである。本発明の更に他の目的は、ユーザ固有
のパーソナルIDにより発呼するシステムにおいて、着
信者IDに対応させて所在電話番号が登録されていない
場合に接続予約し、該着信者から所在電話番号の通知が
あった時、接続予約に係わる発信者と着信者間を自動接
続する接続予約サービス制御方式を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。10a,10bはエンドユーザA,Bの通信
端末(ディスプレイ付きの電話器)、20は通信端末1
0a,10bを収容する交換機、30は交換機に接続さ
れ、着信者不在時における接続予約サービスを実行する
アプリケーションプロセッサである。アプリケーション
プロセッサにおいて、31は交換機からのイベント通知
を監視するイベント監視部、32はユーザの電話番号に
対応させて在席/不在席状態を示すデータや接続予約
(発信者電話番号等)を保持するユーザ管理テーブル、
33はユーザ管理テーブル等の管理や着信者不在時の接
続予約制御を行う接続予約制御部である。
図である。10a,10bはエンドユーザA,Bの通信
端末(ディスプレイ付きの電話器)、20は通信端末1
0a,10bを収容する交換機、30は交換機に接続さ
れ、着信者不在時における接続予約サービスを実行する
アプリケーションプロセッサである。アプリケーション
プロセッサにおいて、31は交換機からのイベント通知
を監視するイベント監視部、32はユーザの電話番号に
対応させて在席/不在席状態を示すデータや接続予約
(発信者電話番号等)を保持するユーザ管理テーブル、
33はユーザ管理テーブル等の管理や着信者不在時の接
続予約制御を行う接続予約制御部である。
【0006】
【作用】交換機20からの着信通知をイベント監視部3
1が検出した時、接続予約制御部33はユーザ管理テー
ブル32を参照して着信者(ユーザBとする)10bが
不在であるか調べ、不在の場合には、ユーザ管理テーブ
ル32における着信者10bの電話番号に対応させて発
信者(ユーザAとする)10aの電話番号を登録して接
続予約する。かかる状態で、不在であったユーザ10b
が在席となったことを示す在席変更通知をイベント監視
部31が検出した時、接続予約制御部33は該ユーザ1
0bの電話番号に対応させて接続予約が登録されている
か調べ、接続予約が登録されている場合には、該接続予
約に係わる発信者10aと着信者10b間を自動接続す
ると共に、ユーザ10bの電話番号の在席/不在席情報
を在席にする。このように、着信相手が不在の場合に接
続予約をしておき、該着信相手が席に戻って在席通知を
した時、自動的に接続予約に係わる発信者と着信者間を
接続することができるため、ユーザサービス性に優れ、
しかも、操作性の良いサービスを提供することができ
る。又、イベント監視部31によりユーザが在席から不
在席となったことを示す不在席通知が検出された時、接
続予約制御部33は該ユーザが発信者となっている接続
予約登録が存在するか調べ、接続予約が存在する場合に
は該ユーザが在席となるまで該接続予約を一時的に解除
する。このようにすることにより、一時的に解除された
接続予約に係わる着信者が在席になっても自動接続しな
いようにでき(この場合、発信者は不在席であり接続は
不可能)、一々着信者を呼び出して煩わすことがなく、
ユーザサービス性に優れ、しかも、操作性の良いサービ
スを提供することができる。
1が検出した時、接続予約制御部33はユーザ管理テー
ブル32を参照して着信者(ユーザBとする)10bが
不在であるか調べ、不在の場合には、ユーザ管理テーブ
ル32における着信者10bの電話番号に対応させて発
信者(ユーザAとする)10aの電話番号を登録して接
続予約する。かかる状態で、不在であったユーザ10b
が在席となったことを示す在席変更通知をイベント監視
部31が検出した時、接続予約制御部33は該ユーザ1
0bの電話番号に対応させて接続予約が登録されている
か調べ、接続予約が登録されている場合には、該接続予
約に係わる発信者10aと着信者10b間を自動接続す
ると共に、ユーザ10bの電話番号の在席/不在席情報
を在席にする。このように、着信相手が不在の場合に接
続予約をしておき、該着信相手が席に戻って在席通知を
した時、自動的に接続予約に係わる発信者と着信者間を
接続することができるため、ユーザサービス性に優れ、
しかも、操作性の良いサービスを提供することができ
る。又、イベント監視部31によりユーザが在席から不
在席となったことを示す不在席通知が検出された時、接
続予約制御部33は該ユーザが発信者となっている接続
予約登録が存在するか調べ、接続予約が存在する場合に
は該ユーザが在席となるまで該接続予約を一時的に解除
する。このようにすることにより、一時的に解除された
接続予約に係わる着信者が在席になっても自動接続しな
いようにでき(この場合、発信者は不在席であり接続は
不可能)、一々着信者を呼び出して煩わすことがなく、
ユーザサービス性に優れ、しかも、操作性の良いサービ
スを提供することができる。
【0007】更に、交換機20からの通話切断通知をイ
ベント監視部31が検出した時、接続予約制御部33は
ユーザ管理テーブル32を参照し通話切断した電話番号
に接続予約が登録されているか調べ、接続予約されてい
る場合には接続予約に係わる発信者と着信者間を自動接
続すると共に、前記通話切断した電話番号を在席にす
る。このようにすることにより、接続予約に係わる着信
相手が席に戻って在席通知(在席釦の操作)することな
く発信し、あるいは着信に応答した時、通話終了後に自
動的に接続予約に係わる発信者と着信者間を接続するこ
とができ、ユーザサービス性に優れ、しかも、操作性の
良いサービスを提供することができる。又、接続予約制
御部33は接続予約後の経過時間がシステムに予め設定
されている時間あるいはユーザが設定する時間を越えた
時、接続予約を削除する。このようにすることにより、
接続予約が無闇に増加してシステムの運用を阻害しない
ようにでき、しかも、要件が陳腐化した後で自動接続し
ないようにできる。
ベント監視部31が検出した時、接続予約制御部33は
ユーザ管理テーブル32を参照し通話切断した電話番号
に接続予約が登録されているか調べ、接続予約されてい
る場合には接続予約に係わる発信者と着信者間を自動接
続すると共に、前記通話切断した電話番号を在席にす
る。このようにすることにより、接続予約に係わる着信
相手が席に戻って在席通知(在席釦の操作)することな
く発信し、あるいは着信に応答した時、通話終了後に自
動的に接続予約に係わる発信者と着信者間を接続するこ
とができ、ユーザサービス性に優れ、しかも、操作性の
良いサービスを提供することができる。又、接続予約制
御部33は接続予約後の経過時間がシステムに予め設定
されている時間あるいはユーザが設定する時間を越えた
時、接続予約を削除する。このようにすることにより、
接続予約が無闇に増加してシステムの運用を阻害しない
ようにでき、しかも、要件が陳腐化した後で自動接続し
ないようにできる。
【0008】更に、ユーザ固有のパーソナルIDにより
発呼する通信システムにおいて、イベント監視部31が
パーソナルIDによる着信通知を検出した時、接続予約
制御部33はユーザ管理テーブル32を参照して着信者
(ユーザBとする)のパーソナルIDに対応させて所在
電話番号が登録されているか調べ、所在電話番号が登録
されていない場合には、ユーザ管理テーブル32におけ
る着信者のパーソナルIDに対応させて発信者(ユーザ
Aとする)のパーソナルIDを登録して接続予約し、ユ
ーザBからの所在電話番号の登録通知がイベント監視部
31により検出された時、接続予約制御部33は該ユー
ザのパーソナルIDに対応させて接続予約が登録されて
いるか調べ、接続予約がある場合には、接続予約に係わ
る発信者(ユーザA)と着信者(ユーザB)間を自動接
続すると共に、前記ユーザのパーソナルIDに電話番号
を登録する。このように、着信者IDに対応させて所在
電話番号が登録されていない場合に接続予約し、該着信
者から所在電話番号の登録通知があった時、該接続予約
に係わる発信者と着信者間を自動接続するようにしたか
ら、ユーザサービス性に優れ、しかも、操作性の良いサ
ービスを提供することができる。
発呼する通信システムにおいて、イベント監視部31が
パーソナルIDによる着信通知を検出した時、接続予約
制御部33はユーザ管理テーブル32を参照して着信者
(ユーザBとする)のパーソナルIDに対応させて所在
電話番号が登録されているか調べ、所在電話番号が登録
されていない場合には、ユーザ管理テーブル32におけ
る着信者のパーソナルIDに対応させて発信者(ユーザ
Aとする)のパーソナルIDを登録して接続予約し、ユ
ーザBからの所在電話番号の登録通知がイベント監視部
31により検出された時、接続予約制御部33は該ユー
ザのパーソナルIDに対応させて接続予約が登録されて
いるか調べ、接続予約がある場合には、接続予約に係わ
る発信者(ユーザA)と着信者(ユーザB)間を自動接
続すると共に、前記ユーザのパーソナルIDに電話番号
を登録する。このように、着信者IDに対応させて所在
電話番号が登録されていない場合に接続予約し、該着信
者から所在電話番号の登録通知があった時、該接続予約
に係わる発信者と着信者間を自動接続するようにしたか
ら、ユーザサービス性に優れ、しかも、操作性の良いサ
ービスを提供することができる。
【0009】
【実施例】(a) 本発明の第1の実施例全体の構成 図2は本発明の第1の実施例構成図であり、10a,1
0bはエンドユーザ(ユーザA,ユーザB)の通信端末
(ディスプレイ付きの電話器)、20は通信端末10
a,10bを収容するデジタル交換機、30は交換機に
接続され、着信者不在時における接続予約サービスを実
行するアプリケーションプロセッサである。デジタル交
換機20において、21は通話路回路、22は中央処理
装置(CPU)、23は主記憶装置、24a,24bは
加入者回路、25は通信端末のオフフック/オンフック
及びダイアル数字を識別して中央制御装置22に示すス
キャン回路、26はスキャン回路からのデータを中央制
御装置22に伝えると共に、中央制御装置からのパス接
続要求を通話路回路21に伝える信号分配回路、27は
アプリケーションプロセッサ30との間でデータ通信を
行う通信インターフェースである。アプリケーションプ
ロセッサにおいて、31は交換機からのイベント通知を
監視する交換機イベント監視部、32はユーザの電話番
号に対応させて在席/不在席状態を示すデータや接続予
約(発信者電話番号)等を保持するユーザ管理テーブ
ル、33はユーザ管理テーブルの管理や着信者不在時の
接続予約制御を行う接続予約制御部である。
0bはエンドユーザ(ユーザA,ユーザB)の通信端末
(ディスプレイ付きの電話器)、20は通信端末10
a,10bを収容するデジタル交換機、30は交換機に
接続され、着信者不在時における接続予約サービスを実
行するアプリケーションプロセッサである。デジタル交
換機20において、21は通話路回路、22は中央処理
装置(CPU)、23は主記憶装置、24a,24bは
加入者回路、25は通信端末のオフフック/オンフック
及びダイアル数字を識別して中央制御装置22に示すス
キャン回路、26はスキャン回路からのデータを中央制
御装置22に伝えると共に、中央制御装置からのパス接
続要求を通話路回路21に伝える信号分配回路、27は
アプリケーションプロセッサ30との間でデータ通信を
行う通信インターフェースである。アプリケーションプ
ロセッサにおいて、31は交換機からのイベント通知を
監視する交換機イベント監視部、32はユーザの電話番
号に対応させて在席/不在席状態を示すデータや接続予
約(発信者電話番号)等を保持するユーザ管理テーブ
ル、33はユーザ管理テーブルの管理や着信者不在時の
接続予約制御を行う接続予約制御部である。
【0010】各種テーブル 図3(a)はユーザ管理テーブル32の説明図であり、各
ユーザの電話番号に対応させてユーザ名、ユーザの
在席/不在席情報、ユーザ不在時に着信があった場合
の接続予約情報が記憶される。ユーザの在席/不在席情
報は通信端末10a,10bより在席/不在席通知用の
ファンクションキーを操作することにより、あるいは特
番を入力することにより交換機20を介して通知され
る。接続予約情報は発信者の電話番号と、接続予約の解
除時間(接続予約を削除する時間)を備え、解除時間を
経過した接続予約は後述するように削除されるようにな
っている。図2では図示してないが、接続予約制御部3
3が管理するテーブルとしては、ユーザ管理テーブル3
2の他に、図3(b)に示す登録テーブル35、図3(c)に
示す状態相違テーブル36、図3(d)に示す解除テーブ
ル37、図3(e)に示す交換機イベント対応テーブル3
8がある。登録テーブル35は、状態管理テーブル32
に接続予約された発信者の電話番号を登録電話番号と
し、該登録電話番号に対応させて着信者の電話番号を保
持する。
ユーザの電話番号に対応させてユーザ名、ユーザの
在席/不在席情報、ユーザ不在時に着信があった場合
の接続予約情報が記憶される。ユーザの在席/不在席情
報は通信端末10a,10bより在席/不在席通知用の
ファンクションキーを操作することにより、あるいは特
番を入力することにより交換機20を介して通知され
る。接続予約情報は発信者の電話番号と、接続予約の解
除時間(接続予約を削除する時間)を備え、解除時間を
経過した接続予約は後述するように削除されるようにな
っている。図2では図示してないが、接続予約制御部3
3が管理するテーブルとしては、ユーザ管理テーブル3
2の他に、図3(b)に示す登録テーブル35、図3(c)に
示す状態相違テーブル36、図3(d)に示す解除テーブ
ル37、図3(e)に示す交換機イベント対応テーブル3
8がある。登録テーブル35は、状態管理テーブル32
に接続予約された発信者の電話番号を登録電話番号と
し、該登録電話番号に対応させて着信者の電話番号を保
持する。
【0011】状態相違テーブル36は、状態管理テーブ
ル32に保持されているユーザの在席/不在席情報と該
ユーザの実際の在席/不在席状態が相違する際、該ユー
ザの電話番号を登録するもので、次の場合にユーザの電
話番号が登録される。すなわち、発信者が状態管理テー
ブル32に不在登録されいるにもかかわらず発信したと
き、換言すれば、発信者が在席通知をすることなく発信
した場合において、該発信者の電話番号に接続予約情報
が記入されている時、状態相違テーブル36に該発信者
の電話番号が登録される。解除テーブル37は、ユーザ
が不在席通知した時、該ユーザが発信者となっている接
続予約が存在する場合、該接続予約を書き込まれ、ユー
ザが在席となるまで該接続予約登録を一時的に解除する
ものである。すなわち、解除テーブル37に登録されて
いる接続予約については、該接続予約に係わる着信者か
ら在席通知があっても自動接続しない。交換機イベント
対応テーブル38は、イベント名とイベント番号の対応
関係を記憶するものであり、イベントとしては着信通
知、在席/不在席通知(在席変更通知)、通話の切断通
知があり、それぞれにイベント番号1、2、3が割り当
てられている。以下、フロー図に従って着信時の処理、
在席変更時の処理、切断処理を説明する。
ル32に保持されているユーザの在席/不在席情報と該
ユーザの実際の在席/不在席状態が相違する際、該ユー
ザの電話番号を登録するもので、次の場合にユーザの電
話番号が登録される。すなわち、発信者が状態管理テー
ブル32に不在登録されいるにもかかわらず発信したと
き、換言すれば、発信者が在席通知をすることなく発信
した場合において、該発信者の電話番号に接続予約情報
が記入されている時、状態相違テーブル36に該発信者
の電話番号が登録される。解除テーブル37は、ユーザ
が不在席通知した時、該ユーザが発信者となっている接
続予約が存在する場合、該接続予約を書き込まれ、ユー
ザが在席となるまで該接続予約登録を一時的に解除する
ものである。すなわち、解除テーブル37に登録されて
いる接続予約については、該接続予約に係わる着信者か
ら在席通知があっても自動接続しない。交換機イベント
対応テーブル38は、イベント名とイベント番号の対応
関係を記憶するものであり、イベントとしては着信通
知、在席/不在席通知(在席変更通知)、通話の切断通
知があり、それぞれにイベント番号1、2、3が割り当
てられている。以下、フロー図に従って着信時の処理、
在席変更時の処理、切断処理を説明する。
【0012】着信処理 図4は着信処理のフロー図である。通信システムが起動
されると、接続予約制御部33は予めシステムに設定さ
れている継続時間Tを読み込む(ステップ101)。
尚、着信者不在時に登録した接続予約は、発信者が別途
継続時間を指定しない場合にはこの継続時間T経過後に
削除される。以後、交換機イベント監視部31は交換機
20からのメッセージ(イベント通知)を待ち(ステッ
プ102)、イベント通知を受信すれば着信通知である
か判別し(ステップ103)、着信通知であれば、交換
機イベント監視部31は接続予約制御部33にイベント
番号と発着信者の電話番号を通知する(ステップ10
4)。接続予約制御部33はユーザ管理テーブル32を
参照して、着信者の在席/不在席状態を調べ(ステップ
105)、不在であれば、ユーザ管理テーブル32の着
信者電話番号に対応させて発信者の電話番号を記入する
(ステップ106)。
されると、接続予約制御部33は予めシステムに設定さ
れている継続時間Tを読み込む(ステップ101)。
尚、着信者不在時に登録した接続予約は、発信者が別途
継続時間を指定しない場合にはこの継続時間T経過後に
削除される。以後、交換機イベント監視部31は交換機
20からのメッセージ(イベント通知)を待ち(ステッ
プ102)、イベント通知を受信すれば着信通知である
か判別し(ステップ103)、着信通知であれば、交換
機イベント監視部31は接続予約制御部33にイベント
番号と発着信者の電話番号を通知する(ステップ10
4)。接続予約制御部33はユーザ管理テーブル32を
参照して、着信者の在席/不在席状態を調べ(ステップ
105)、不在であれば、ユーザ管理テーブル32の着
信者電話番号に対応させて発信者の電話番号を記入する
(ステップ106)。
【0013】ついで、登録テーブル35に、状態管理テ
ーブル32に接続予約された発信者の電話番号(登録電
話番号)に対応させて着信者の電話番号を記入する(ス
テップ107)。しかる後、接続予約解除時刻を算出
し、ユーザ管理テーブル32の着信者電話番号に対応さ
せて解除時刻を記入し(ステップ108)、処理を終了
する。図5は解除時刻算出・書き込み処理のフロー図で
あり、解除するまでの継続時間をシステムに設定した時
間T(ステップ101で読み込んだ時間)とし、発信者
に継続時間を設定させない場合である。まず、現在の時
刻Nを求め(ステップ108a)、ついで、TとNを加
算して接続予約解除時刻Xを求め(ステップ108
b)、該解除時刻Xをユーザ管理テーブル32の着信者
電話番号に対応させて記入する(ステップ108c)。
ーブル32に接続予約された発信者の電話番号(登録電
話番号)に対応させて着信者の電話番号を記入する(ス
テップ107)。しかる後、接続予約解除時刻を算出
し、ユーザ管理テーブル32の着信者電話番号に対応さ
せて解除時刻を記入し(ステップ108)、処理を終了
する。図5は解除時刻算出・書き込み処理のフロー図で
あり、解除するまでの継続時間をシステムに設定した時
間T(ステップ101で読み込んだ時間)とし、発信者
に継続時間を設定させない場合である。まず、現在の時
刻Nを求め(ステップ108a)、ついで、TとNを加
算して接続予約解除時刻Xを求め(ステップ108
b)、該解除時刻Xをユーザ管理テーブル32の着信者
電話番号に対応させて記入する(ステップ108c)。
【0014】図6は解除時刻算出・書き込み処理の別の
フロー図であり、解除するまでの継続時間を発信者に問
い合わせ、応答があった場合には該応答時間後を解除時
刻とし、応答がない場合にはシステムに設定した継続時
間後を解除時刻とするものである。まず、現在の時刻N
を求め(ステップ108a)、ついで、発信者に接続予
約の継続時間を問い合わせるように交換機20に要求し
(ステップ108d)、発信者からの応答があれば(ス
テップ108e)、応答時間Yと現時刻Nを加算して接
続予約解除時刻Xを求め(ステップ108f)、該解除
時刻Xをユーザ管理テーブル32の着信者電話番号に対
応させて記入する(ステップ108g)。しかし、発信
者が応答することなく電話を切断すれば、システムに設
定してある継続時間Tと現時刻Nを加算して接続予約解
除時刻Xを求め(ステップ108b)、該解除時刻Xを
ユーザ管理テーブル32の着信者電話番号に対応させて
記入する(ステップ108c)。
フロー図であり、解除するまでの継続時間を発信者に問
い合わせ、応答があった場合には該応答時間後を解除時
刻とし、応答がない場合にはシステムに設定した継続時
間後を解除時刻とするものである。まず、現在の時刻N
を求め(ステップ108a)、ついで、発信者に接続予
約の継続時間を問い合わせるように交換機20に要求し
(ステップ108d)、発信者からの応答があれば(ス
テップ108e)、応答時間Yと現時刻Nを加算して接
続予約解除時刻Xを求め(ステップ108f)、該解除
時刻Xをユーザ管理テーブル32の着信者電話番号に対
応させて記入する(ステップ108g)。しかし、発信
者が応答することなく電話を切断すれば、システムに設
定してある継続時間Tと現時刻Nを加算して接続予約解
除時刻Xを求め(ステップ108b)、該解除時刻Xを
ユーザ管理テーブル32の着信者電話番号に対応させて
記入する(ステップ108c)。
【0015】図4に戻り、ステップ105において、着
信者が在席していれば、ユーザ管理テーブル32より発
信者の在席/不在席を調べ(ステップ109)、在席で
あれば、発信者と着信者の接続処理を実行するように交
換機20に要求する(ステップ110)。しかし、発信
者が不在席となっている場合には、状態管理テーブル3
2に保持されている発信者の在席/不在席情報(不在
席)と該発信者の実際の在席/不在席状態(在席)が相
違する。かかる場合には、該発信者の電話番号が登録テ
ーブル35の右欄に着信者として存在するか、換言すれ
ば、発信者に接続予約情報が登録されているか調べ(ス
テップ111)、存在しなければ、ユーザ管理テーブル
32における発信者の在席/不在席情報を在席に変更す
ると共に、該発信者の通信端末に在席信号を送信して該
通信端末の状態を在席に変更し(ステップ112)、し
かる後、発信者と着信者の接続処理を実行するように交
換機20に要求する(ステップ110)。一方、ステッ
プ111において、発信者に接続予約が存在する場合に
は、状態相違テーブル36に該発信者の電話番号を記入
し(ステップ113)、以後ステップ112、ステップ
110の処理を実行する。
信者が在席していれば、ユーザ管理テーブル32より発
信者の在席/不在席を調べ(ステップ109)、在席で
あれば、発信者と着信者の接続処理を実行するように交
換機20に要求する(ステップ110)。しかし、発信
者が不在席となっている場合には、状態管理テーブル3
2に保持されている発信者の在席/不在席情報(不在
席)と該発信者の実際の在席/不在席状態(在席)が相
違する。かかる場合には、該発信者の電話番号が登録テ
ーブル35の右欄に着信者として存在するか、換言すれ
ば、発信者に接続予約情報が登録されているか調べ(ス
テップ111)、存在しなければ、ユーザ管理テーブル
32における発信者の在席/不在席情報を在席に変更す
ると共に、該発信者の通信端末に在席信号を送信して該
通信端末の状態を在席に変更し(ステップ112)、し
かる後、発信者と着信者の接続処理を実行するように交
換機20に要求する(ステップ110)。一方、ステッ
プ111において、発信者に接続予約が存在する場合に
は、状態相違テーブル36に該発信者の電話番号を記入
し(ステップ113)、以後ステップ112、ステップ
110の処理を実行する。
【0016】在席変更処理 図7、図8はは在席変更処理のフロー図である。図4の
ステップ103のイベント通知が在席通知であれば(ス
テップ201)、交換機イベント監視部31はイベント
番号2と共に在席変更したユーザの電話番号を接続予約
制御部33に通知する(ステップ202)。接続予約制
御部33は、在席変更通知を受信すると、ユーザ管理テ
ーブル32を参照して在席変更したユーザの在席/不在
席状態を調べる(ステップ203)。在席変更したユー
ザがユーザ管理テーブル32において在席となっている
場合には、不在通知であるから、ユーザ管理テーブル3
2における該ユーザの状態を不在席に変更すると共に、
ユーザの通信端末に不在席信号を送信して該通信端末の
状態を不在席に変更する(ステップ204)。ついで、
登録テーブル35の登録番号(発信者番号)に不在通知
をしたユーザの電話番号と一致するものが存在するか調
べ(ステップ205)、存在しなければ、在席変更処理
を終了する。
ステップ103のイベント通知が在席通知であれば(ス
テップ201)、交換機イベント監視部31はイベント
番号2と共に在席変更したユーザの電話番号を接続予約
制御部33に通知する(ステップ202)。接続予約制
御部33は、在席変更通知を受信すると、ユーザ管理テ
ーブル32を参照して在席変更したユーザの在席/不在
席状態を調べる(ステップ203)。在席変更したユー
ザがユーザ管理テーブル32において在席となっている
場合には、不在通知であるから、ユーザ管理テーブル3
2における該ユーザの状態を不在席に変更すると共に、
ユーザの通信端末に不在席信号を送信して該通信端末の
状態を不在席に変更する(ステップ204)。ついで、
登録テーブル35の登録番号(発信者番号)に不在通知
をしたユーザの電話番号と一致するものが存在するか調
べ(ステップ205)、存在しなければ、在席変更処理
を終了する。
【0017】しかし、存在すれば、登録テーブル35に
おける該登録番号と着信者番号の対応を解除テーブル3
7に記入し(ステップ206)、在席変更処理を終了す
る。すなわち、ユーザが不在席登録した時、該ユーザが
発信者となっている接続予約が存在する場合、該接続予
約(登録番号と着信者番号の対応)を解除テーブル37
に記入し、ユーザが在席となるまで該接続予約登録を一
時的に解除する。これにより、後述するように解除テー
ブル37に記入されている接続予約については、該接続
予約に係わる着信者から在席通知があっても自動接続し
ない。一方、ステップ203において、在席変更したユ
ーザがユーザ管理テーブル32において不在席となって
いる場合には、在席通知であるから、ユーザ管理テーブ
ル32における該ユーザの状態を在席に変更すると共
に、ユーザの通信端末に在席信号を送信して該通信端末
の状態を在席に変更する(ステップ207)。ついで、
在席変更したユーザの電話番号は解除テーブル37の発
信者電話番号に一致するか調べる(ステップ208)。
一致しなければ、在席変更したユーザの電話番号に接続
予約が登録されているか調べ(ステップ209)、接続
予約がなければ在席変更処理を終了する。
おける該登録番号と着信者番号の対応を解除テーブル3
7に記入し(ステップ206)、在席変更処理を終了す
る。すなわち、ユーザが不在席登録した時、該ユーザが
発信者となっている接続予約が存在する場合、該接続予
約(登録番号と着信者番号の対応)を解除テーブル37
に記入し、ユーザが在席となるまで該接続予約登録を一
時的に解除する。これにより、後述するように解除テー
ブル37に記入されている接続予約については、該接続
予約に係わる着信者から在席通知があっても自動接続し
ない。一方、ステップ203において、在席変更したユ
ーザがユーザ管理テーブル32において不在席となって
いる場合には、在席通知であるから、ユーザ管理テーブ
ル32における該ユーザの状態を在席に変更すると共
に、ユーザの通信端末に在席信号を送信して該通信端末
の状態を在席に変更する(ステップ207)。ついで、
在席変更したユーザの電話番号は解除テーブル37の発
信者電話番号に一致するか調べる(ステップ208)。
一致しなければ、在席変更したユーザの電話番号に接続
予約が登録されているか調べ(ステップ209)、接続
予約がなければ在席変更処理を終了する。
【0018】しかし、接続予約が存在すれば、該接続予
約が解除テーブル37に記入されているかチェックし
(ステップ210)、記入されていれば、発信者が不在
であるから自動接続することなく在席変更処理を終了す
る。一方、接続予約が解除テーブル37に記入されてい
なければ、解除時刻に基づく接続処理を行う。すなわ
ち、現時刻N′を求め(ステップ211)、現時刻N′
と接続予約に記入されている解除時刻Xの大小を比較し
(ステップ212)、N′>Xであれば、既に接続予約
解除時刻を経過しているから、ユーザ管理テーブル32
及び登録テーブル35から該接続予約を削除し(21
3)、在席変更処理を終了する。この場合、接続予約に
基づいた自動接続は行わない。N′≦Xであれば、イベ
ント監視部31を介して交換機20に接続予約に係わる
発信者と着信者間を自動接続するように要求し(ステッ
プ214)、在席変更処理を終了する。
約が解除テーブル37に記入されているかチェックし
(ステップ210)、記入されていれば、発信者が不在
であるから自動接続することなく在席変更処理を終了す
る。一方、接続予約が解除テーブル37に記入されてい
なければ、解除時刻に基づく接続処理を行う。すなわ
ち、現時刻N′を求め(ステップ211)、現時刻N′
と接続予約に記入されている解除時刻Xの大小を比較し
(ステップ212)、N′>Xであれば、既に接続予約
解除時刻を経過しているから、ユーザ管理テーブル32
及び登録テーブル35から該接続予約を削除し(21
3)、在席変更処理を終了する。この場合、接続予約に
基づいた自動接続は行わない。N′≦Xであれば、イベ
ント監視部31を介して交換機20に接続予約に係わる
発信者と着信者間を自動接続するように要求し(ステッ
プ214)、在席変更処理を終了する。
【0019】一方、ステップ208において、在席変更
したユーザの電話番号が解除テーブル37の発信者電話
番号に一致する場合には、解除テーブル37より該発信
者電話番号と着信電話番号の対応関係を削除する(ステ
ップ215)。尚、この場合、ユーザ管理テーブル32
には着信電話番号に接続予約が記入されている。しかる
後、接続予約制御部33はユーザ管理テーブル32を参
照して、在席変更したユーザを発信者とする接続予約に
係わる着信電話番号が在席となっているか調べ(ステッ
プ216)、不在席の場合には、在席変更処理を終了す
る。しかし、在席の場合には、以下の解除時刻に基づく
接続処理を行う。すなわち、現時刻N′を求め(ステッ
プ217)、現時刻N′と接続予約に記入されている解
除時刻Xの大小を比較し(ステップ218)、N′>X
であれば、既に接続予約解除時刻を経過しているから、
ユーザ管理テーブル32及び登録テーブル35から該接
続予約を削除し(219)、在席変更処理を終了する。
N′≦Xであれば、イベント監視部31を介して交換機
20に接続予約に係わる発信者と着信者間を自動接続す
るように要求し(ステップ220)、在席変更処理を終
了する。
したユーザの電話番号が解除テーブル37の発信者電話
番号に一致する場合には、解除テーブル37より該発信
者電話番号と着信電話番号の対応関係を削除する(ステ
ップ215)。尚、この場合、ユーザ管理テーブル32
には着信電話番号に接続予約が記入されている。しかる
後、接続予約制御部33はユーザ管理テーブル32を参
照して、在席変更したユーザを発信者とする接続予約に
係わる着信電話番号が在席となっているか調べ(ステッ
プ216)、不在席の場合には、在席変更処理を終了す
る。しかし、在席の場合には、以下の解除時刻に基づく
接続処理を行う。すなわち、現時刻N′を求め(ステッ
プ217)、現時刻N′と接続予約に記入されている解
除時刻Xの大小を比較し(ステップ218)、N′>X
であれば、既に接続予約解除時刻を経過しているから、
ユーザ管理テーブル32及び登録テーブル35から該接
続予約を削除し(219)、在席変更処理を終了する。
N′≦Xであれば、イベント監視部31を介して交換機
20に接続予約に係わる発信者と着信者間を自動接続す
るように要求し(ステップ220)、在席変更処理を終
了する。
【0020】切断処理 図9は切断処理のフロー図である。図7のステップ20
1のイベント通知が在席通知でなければ切断通知であり
(ステップ301)、交換機イベント監視部31はイベ
ント番号3と共に通話を切断した発着信電話番号を接続
予約制御部33に通知する(ステップ302)。接続予
約制御部33は、登録テーブル35を参照し、発着信電
話番号と一致する発着信電話番号があるか調べ(ステッ
プ303)、存在しなければ、切断通知があった通話は
接続予約に基づくものでなかったものとし、存在すれば
接続予約に基づく通話であったものとして登録テーブル
35及びユーザ管理テーブル32から接続予約に係わる
記入を削除する(ステップ304)。
1のイベント通知が在席通知でなければ切断通知であり
(ステップ301)、交換機イベント監視部31はイベ
ント番号3と共に通話を切断した発着信電話番号を接続
予約制御部33に通知する(ステップ302)。接続予
約制御部33は、登録テーブル35を参照し、発着信電
話番号と一致する発着信電話番号があるか調べ(ステッ
プ303)、存在しなければ、切断通知があった通話は
接続予約に基づくものでなかったものとし、存在すれば
接続予約に基づく通話であったものとして登録テーブル
35及びユーザ管理テーブル32から接続予約に係わる
記入を削除する(ステップ304)。
【0021】ついで、接続予約制御部33は状態相違テ
ーブル36を参照して、通話を切断した発信者電話番号
が記入されているか判断する(ステップ305)。状態
相違テーブル36に通話を切断した発信者電話番号が記
入されていれば、図4のステップ111〜113より明
らかなように該発信者を着信者とする接続予約が存在す
るから、ステップ211〜214と同様に解除時刻に基
づく接続処理を行う(ステップ306)。すなわち、現
時刻N′を求め、現時刻N′と接続予約に記入されてい
る解除時刻Xの大小を比較し、N′>Xであれば、既に
接続予約の解除時刻を経過しているから、登録テーブル
35及びユーザ管理テーブル32から該接続予約を削除
し、在席変更処理を終了する。一方、N′≦Xであれ
ば、イベント監視部31を介して交換機20に接続予約
に係わる発信者と着信者間を自動接続するように要求す
る。
ーブル36を参照して、通話を切断した発信者電話番号
が記入されているか判断する(ステップ305)。状態
相違テーブル36に通話を切断した発信者電話番号が記
入されていれば、図4のステップ111〜113より明
らかなように該発信者を着信者とする接続予約が存在す
るから、ステップ211〜214と同様に解除時刻に基
づく接続処理を行う(ステップ306)。すなわち、現
時刻N′を求め、現時刻N′と接続予約に記入されてい
る解除時刻Xの大小を比較し、N′>Xであれば、既に
接続予約の解除時刻を経過しているから、登録テーブル
35及びユーザ管理テーブル32から該接続予約を削除
し、在席変更処理を終了する。一方、N′≦Xであれ
ば、イベント監視部31を介して交換機20に接続予約
に係わる発信者と着信者間を自動接続するように要求す
る。
【0022】しかる後、状態相違テーブル36における
記入を削除して切断通知処理を終了する(ステップ30
7)。ステップ305において、状態相違テーブル36
に通話を切断した発信者電話番号が記入されていなけれ
ば、接続予約制御部33はユーザ管理テーブル32を参
照し、通話を切断した着信電話番号に「不在」及び「接
続予約」が記入されているか調べ(ステップ309)、
記入されていれば、ステップ306に従って該接続予約
にかかわる接続処理を実行し、「不在」又は「接続予
約」の一方が記入されていなければ、切断通知処理を終
了する。
記入を削除して切断通知処理を終了する(ステップ30
7)。ステップ305において、状態相違テーブル36
に通話を切断した発信者電話番号が記入されていなけれ
ば、接続予約制御部33はユーザ管理テーブル32を参
照し、通話を切断した着信電話番号に「不在」及び「接
続予約」が記入されているか調べ(ステップ309)、
記入されていれば、ステップ306に従って該接続予約
にかかわる接続処理を実行し、「不在」又は「接続予
約」の一方が記入されていなければ、切断通知処理を終
了する。
【0023】(b) 本発明の第2の実施例全体の構成 図10は本発明の第2の実施例構成図であり、図2の第
1の実施例と同一部分には同一符号を付している。第2
の実施例において第1の実施例と異なる点は、ユーザ
固有のパーソナルIDにより電話を掛ける点、ユーザ
管理テーブルにパーソナルIDに対応させてユーザ所在
の電話番号を記入する点、着信者IDに対応させて所
在電話番号が登録されていない場合、着信者IDに対応
させて発信者IDを記入して接続予約する点、所定ユ
ーザから所在電話番号の位置登録通知があった時、該ユ
ーザのパーソナルIDに対応させて接続予約が記入され
ている場合、接続予約に係わる発信者と着信者間を自動
接続する点である。
1の実施例と同一部分には同一符号を付している。第2
の実施例において第1の実施例と異なる点は、ユーザ
固有のパーソナルIDにより電話を掛ける点、ユーザ
管理テーブルにパーソナルIDに対応させてユーザ所在
の電話番号を記入する点、着信者IDに対応させて所
在電話番号が登録されていない場合、着信者IDに対応
させて発信者IDを記入して接続予約する点、所定ユ
ーザから所在電話番号の位置登録通知があった時、該ユ
ーザのパーソナルIDに対応させて接続予約が記入され
ている場合、接続予約に係わる発信者と着信者間を自動
接続する点である。
【0024】図11において、10a,10b,10c
は通信端末(ディスプレイ付きの電話器)、20は通信
端末10a,10b,10cを収容するデジタル交換
機、30は交換機に接続され、着信者不在時における接
続予約サービスを実行するアプリケーションプロセッサ
である。尚、通信端末10aは電話番号54321を、
通信端末10bは電話番号12345を、会議室備え付
けの通信端末10cは電話番号6611を有するものと
する。アプリケーションプロセッサにおいて、31は交
換機からのイベント通知を監視する交換機イベント監視
部、32はユーザのパーソナルID(PID)に対応さ
せてユーザ所在の電話番号を記憶すると共に、接続予約
を記憶するユーザ管理テーブル、33はユーザ管理テー
ブル32の管理や着信者不在時の接続予約制御を行う接
続予約制御部である。
は通信端末(ディスプレイ付きの電話器)、20は通信
端末10a,10b,10cを収容するデジタル交換
機、30は交換機に接続され、着信者不在時における接
続予約サービスを実行するアプリケーションプロセッサ
である。尚、通信端末10aは電話番号54321を、
通信端末10bは電話番号12345を、会議室備え付
けの通信端末10cは電話番号6611を有するものと
する。アプリケーションプロセッサにおいて、31は交
換機からのイベント通知を監視する交換機イベント監視
部、32はユーザのパーソナルID(PID)に対応さ
せてユーザ所在の電話番号を記憶すると共に、接続予約
を記憶するユーザ管理テーブル、33はユーザ管理テー
ブル32の管理や着信者不在時の接続予約制御を行う接
続予約制御部である。
【0025】ユーザ管理テーブル 図11(a)はユーザ管理テーブル32の説明図であり、
各ユーザのパーソナルIDに対応させてユーザ名、
ユーザ所在の電話番号情報(ユーザが位置登録した電話
番号)、ユーザ所在の電話番号が不明時に着信があっ
た場合の接続予約情報が記憶される。ユーザ所在の電話
番号の登録は所在場所にある通信端末からユーザのパー
ソナルID及び位置登録のファンクションキーを操作す
ることにより、あるいは特番を入力することにより交換
機20を介して通知される。又、位置登録の解除は任意
の通信端末から、ユーザのパーソナルID及び位置登録
解除のファンクションキーを操作することにより、ある
いは特番を入力することにより交換機20を介して通知
される。図示の例では、パーソナルID3333のユー
ザAが所在する場所の電話番号は54321(通信端末
10a)、パーソナルID1111のユーザBが所在す
る場所の電話番号は12345(通信端末10b)、パ
ーソナルID5555を有するユーザCが所在する場所
の電話番号は登録されていない。
各ユーザのパーソナルIDに対応させてユーザ名、
ユーザ所在の電話番号情報(ユーザが位置登録した電話
番号)、ユーザ所在の電話番号が不明時に着信があっ
た場合の接続予約情報が記憶される。ユーザ所在の電話
番号の登録は所在場所にある通信端末からユーザのパー
ソナルID及び位置登録のファンクションキーを操作す
ることにより、あるいは特番を入力することにより交換
機20を介して通知される。又、位置登録の解除は任意
の通信端末から、ユーザのパーソナルID及び位置登録
解除のファンクションキーを操作することにより、ある
いは特番を入力することにより交換機20を介して通知
される。図示の例では、パーソナルID3333のユー
ザAが所在する場所の電話番号は54321(通信端末
10a)、パーソナルID1111のユーザBが所在す
る場所の電話番号は12345(通信端末10b)、パ
ーソナルID5555を有するユーザCが所在する場所
の電話番号は登録されていない。
【0026】接続予約情報は発信者のパーソナルID
と、接続予約の解除時間(接続予約を削除する時間)を
備え、解除時間を経過した接続予約は第1の実施例と同
様に削除されるようになっている。図示の例では、ユー
ザAがユーザC宛に電話を掛けたが、ユーザCの所在電
話番号が登録されていないため、ユーザCのパーソナル
ID5555に対応させて接続予約情報(発信者ID3
333と解除時刻14:20)が記入されている。交換
機20より発行されるイベントは、図11(b)に示すよ
うに、着信通知、通話の切断通知、所在電話番号
を登録する位置登録通知、所在電話番号を解除する位
置登録解除通知があり、それぞれイベント番号1、2、
3、4が付されている。以下、フロー図に従って着信時
の処理、位置登録処理、位置登録解除処理及び切断処理
を説明する。
と、接続予約の解除時間(接続予約を削除する時間)を
備え、解除時間を経過した接続予約は第1の実施例と同
様に削除されるようになっている。図示の例では、ユー
ザAがユーザC宛に電話を掛けたが、ユーザCの所在電
話番号が登録されていないため、ユーザCのパーソナル
ID5555に対応させて接続予約情報(発信者ID3
333と解除時刻14:20)が記入されている。交換
機20より発行されるイベントは、図11(b)に示すよ
うに、着信通知、通話の切断通知、所在電話番号
を登録する位置登録通知、所在電話番号を解除する位
置登録解除通知があり、それぞれイベント番号1、2、
3、4が付されている。以下、フロー図に従って着信時
の処理、位置登録処理、位置登録解除処理及び切断処理
を説明する。
【0027】着信処理 図12は着信処理のフロー図である。交換機イベント監
視部31は交換機20からのメッセージ(イベント通
知)を待ち(ステップ401)、イベント通知を受信す
れば着信通知であるか判別し(ステップ402)、着信
通知であれば、交換機イベント監視部31は接続予約制
御部33にイベント番号1と発着信者のパーソナルID
を通知する(ステップ403)。尚、発信者はユーザ
A、着信者はユーザCとする。接続予約制御部33はユ
ーザ管理テーブル32を参照して、着信者パーソナルI
D(5555)に対応させて所在電話番号が登録されて
いるか調べ(ステップ404)、登録されていなけれ
ば、ユーザ管理テーブル32の着信者パーソナルIDに
対応させて発信者のパーソナルID(3333)と接続
予約解除時刻(12:40)を記入する(ステップ40
5)。一方、着信者パーソナルIDに対応させて所在電
話番号が登録されていれば、発信者と着信者の接続処理
を実行するように交換機20に要求し(ステップ40
6)、着信処理を終了する。
視部31は交換機20からのメッセージ(イベント通
知)を待ち(ステップ401)、イベント通知を受信す
れば着信通知であるか判別し(ステップ402)、着信
通知であれば、交換機イベント監視部31は接続予約制
御部33にイベント番号1と発着信者のパーソナルID
を通知する(ステップ403)。尚、発信者はユーザ
A、着信者はユーザCとする。接続予約制御部33はユ
ーザ管理テーブル32を参照して、着信者パーソナルI
D(5555)に対応させて所在電話番号が登録されて
いるか調べ(ステップ404)、登録されていなけれ
ば、ユーザ管理テーブル32の着信者パーソナルIDに
対応させて発信者のパーソナルID(3333)と接続
予約解除時刻(12:40)を記入する(ステップ40
5)。一方、着信者パーソナルIDに対応させて所在電
話番号が登録されていれば、発信者と着信者の接続処理
を実行するように交換機20に要求し(ステップ40
6)、着信処理を終了する。
【0028】位置登録処理 図13は位置登録処理のフロー図である。図12のステ
ップ402におけるイベント通知がユーザ所在の電話番
号を通知する位置登録通知であれば(ステップ50
1)、交換機イベント監視部31はイベント番号3と共
に位置登録したユーザのパーソナルIDと所在電話番号
を接続予約制御部33に通知する(ステップ502)。
尚、ユーザCが所在場所(会議室)の通信端末10cよ
り位置登録したものとする。接続予約制御部33は位置
登録通知を受信すると、位置登録者(ユーザC)のパー
ソナルID(5555)に対応させて通信端末10cの
電話番号(6611)を記入し(ステップ503)、つ
いで、位置登録したユーザ(ユーザC)のパーソナルI
D(5555)に接続予約が存在するか調べる(ステッ
プ504)。接続予約が存在しなければ、位置登録処理
を終了する。しかし、接続予約が存在すれば、接続予約
に係わる発信者ID(3333)の電話番号をユーザ管
理テーブル32より検索し(ステップ505)、検索
後、発信者(ユーザA)と位置登録したユーザ(ユーザ
C)間を自動接続するように要求し(ステップ50
6)、位置登録処理を終了する。
ップ402におけるイベント通知がユーザ所在の電話番
号を通知する位置登録通知であれば(ステップ50
1)、交換機イベント監視部31はイベント番号3と共
に位置登録したユーザのパーソナルIDと所在電話番号
を接続予約制御部33に通知する(ステップ502)。
尚、ユーザCが所在場所(会議室)の通信端末10cよ
り位置登録したものとする。接続予約制御部33は位置
登録通知を受信すると、位置登録者(ユーザC)のパー
ソナルID(5555)に対応させて通信端末10cの
電話番号(6611)を記入し(ステップ503)、つ
いで、位置登録したユーザ(ユーザC)のパーソナルI
D(5555)に接続予約が存在するか調べる(ステッ
プ504)。接続予約が存在しなければ、位置登録処理
を終了する。しかし、接続予約が存在すれば、接続予約
に係わる発信者ID(3333)の電話番号をユーザ管
理テーブル32より検索し(ステップ505)、検索
後、発信者(ユーザA)と位置登録したユーザ(ユーザ
C)間を自動接続するように要求し(ステップ50
6)、位置登録処理を終了する。
【0029】位置登録解除処理及び切断処理 図14は位置登録解除処理及び切断処理のフロー図であ
る。図13のステップ501におけるイベント通知がユ
ーザ所在の電話番号を解除する位置登録解除通知であれ
ば(ステップ601)、交換機イベント監視部31はイ
ベント番号4と共に位置登録解除したユーザのパーソナ
ルIDを接続予約制御部33に通知する(ステップ60
2)。接続予約制御部33は、位置登録解除通知を受信
すると、パーソナルIDに対応させて記入されている所
在電話番号を削除し(ステップ603)、位置登録解除
処理を終了する。一方、ステップ601におけるイベン
ト通知が位置登録解除通知でなければ切断通知であり
(ステップ701)、交換機イベント監視部31はイベ
ント番号2と共に通話を切断した発着信者のパーソナル
IDを接続予約制御部33に通知する(ステップ70
2)。接続予約制御部33は、ユーザ管理テーブル32
を参照し、通知された発着信者パーソナルIDと一致す
る接続予約が存在するか調べ(ステップ704)、存在
しなければ、切断通知があった通話は接続予約に基づく
ものでなかったものとして切断通知処理を終了する。し
かし、接続予約が存在すれば切断通知があった通話は接
続予約に基づく通話であったものとしてユーザ管理テー
ブル32から該接続予約に係わる記入を削除し(ステッ
プ705)、切断通知処理を終了する。以上、本発明を
実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載し
た本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明
はこれらを排除するものではない。
る。図13のステップ501におけるイベント通知がユ
ーザ所在の電話番号を解除する位置登録解除通知であれ
ば(ステップ601)、交換機イベント監視部31はイ
ベント番号4と共に位置登録解除したユーザのパーソナ
ルIDを接続予約制御部33に通知する(ステップ60
2)。接続予約制御部33は、位置登録解除通知を受信
すると、パーソナルIDに対応させて記入されている所
在電話番号を削除し(ステップ603)、位置登録解除
処理を終了する。一方、ステップ601におけるイベン
ト通知が位置登録解除通知でなければ切断通知であり
(ステップ701)、交換機イベント監視部31はイベ
ント番号2と共に通話を切断した発着信者のパーソナル
IDを接続予約制御部33に通知する(ステップ70
2)。接続予約制御部33は、ユーザ管理テーブル32
を参照し、通知された発着信者パーソナルIDと一致す
る接続予約が存在するか調べ(ステップ704)、存在
しなければ、切断通知があった通話は接続予約に基づく
ものでなかったものとして切断通知処理を終了する。し
かし、接続予約が存在すれば切断通知があった通話は接
続予約に基づく通話であったものとしてユーザ管理テー
ブル32から該接続予約に係わる記入を削除し(ステッ
プ705)、切断通知処理を終了する。以上、本発明を
実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載し
た本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明
はこれらを排除するものではない。
【0030】
【発明の効果】以上本発明によれば、着信相手が不在の
場合に接続予約をしておき、該着信相手が席に戻って在
席通知をした時、自動的に接続予約に係わる発信者と着
信者間を接続するようにしたから、ユーザサービス性に
優れ、しかも、操作性の良いサービスを提供することが
できる。又、本発明によれば、ユーザが不在席となった
ことを示す不在席通知が検出された時、該ユーザが発信
者となっている接続予約登録が存在する場合には該ユー
ザが在席となるまで該接続予約登録を一時的に解除する
ようにしたから、一時的に解除された接続予約に係わる
着信者が在席になっても自動接続しないようにでき(こ
の場合、発信者は不在席であり接続は不可能)、一々着
信者を呼び出して煩わすことがなく、ユーザサービス性
に優れ、しかも、操作性の良いサービスを提供すること
ができる。
場合に接続予約をしておき、該着信相手が席に戻って在
席通知をした時、自動的に接続予約に係わる発信者と着
信者間を接続するようにしたから、ユーザサービス性に
優れ、しかも、操作性の良いサービスを提供することが
できる。又、本発明によれば、ユーザが不在席となった
ことを示す不在席通知が検出された時、該ユーザが発信
者となっている接続予約登録が存在する場合には該ユー
ザが在席となるまで該接続予約登録を一時的に解除する
ようにしたから、一時的に解除された接続予約に係わる
着信者が在席になっても自動接続しないようにでき(こ
の場合、発信者は不在席であり接続は不可能)、一々着
信者を呼び出して煩わすことがなく、ユーザサービス性
に優れ、しかも、操作性の良いサービスを提供すること
ができる。
【0031】更に、本発明によれば、接続予約に係わる
着信相手が席に戻って在席通知(在席釦の操作)するこ
となく発信し、あるいは着信に応答した時、通話終了後
に自動的に接続予約に係わる発信者と着信者間を接続す
ることができ、ユーザサービス性に優れ、しかも、操作
性の良いサービスを提供することができる。又、本発明
によれば、接続予約後の経過時間がシステムに予め設定
されている時間あるいはユーザが設定する時間を越えた
時、接続予約を解除するようにしたから、接続予約が無
闇に増加してシステムの運用を阻害しないようにでき、
しかも、要件が陳腐化した後で自動接続しないようにで
きる。更に、本発明によれば、ユーザ固有のパーソナル
IDにより発呼する通信システムにおいて、パーソナル
IDによる着信通知があった時、着信者IDに対応させ
て所在電話番号が登録されていない場合に接続予約し、
該着信者から所在電話番号の通知があった時、接続予約
に係わる発信者と着信者間を自動接続するようにしたか
ら、ユーザサービス性に優れ、しかも、操作性の良いサ
ービスを提供することができる。
着信相手が席に戻って在席通知(在席釦の操作)するこ
となく発信し、あるいは着信に応答した時、通話終了後
に自動的に接続予約に係わる発信者と着信者間を接続す
ることができ、ユーザサービス性に優れ、しかも、操作
性の良いサービスを提供することができる。又、本発明
によれば、接続予約後の経過時間がシステムに予め設定
されている時間あるいはユーザが設定する時間を越えた
時、接続予約を解除するようにしたから、接続予約が無
闇に増加してシステムの運用を阻害しないようにでき、
しかも、要件が陳腐化した後で自動接続しないようにで
きる。更に、本発明によれば、ユーザ固有のパーソナル
IDにより発呼する通信システムにおいて、パーソナル
IDによる着信通知があった時、着信者IDに対応させ
て所在電話番号が登録されていない場合に接続予約し、
該着信者から所在電話番号の通知があった時、接続予約
に係わる発信者と着信者間を自動接続するようにしたか
ら、ユーザサービス性に優れ、しかも、操作性の良いサ
ービスを提供することができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例構成図である。
【図3】各種テーブルの説明図である。
【図4】着信時の処理フロー図である。
【図5】解除時刻算出・書き込み処理のフロー図であ
る。
る。
【図6】解除時刻算出・書き込み処理の別のフロー図で
ある。
ある。
【図7】在席変更処理のフロー図である。
【図8】在席変更処理のフロー図である。
【図9】切断処理のフロー図である。
【図10】本発明の第2の実施例構成図である。
【図11】ユーザ管理テーブル及びイベント対応表説明
図である。
図である。
【図12】着信処理のフロー図である。
【図13】位置登録処理のフロー図である。
【図14】位置登録解除及び切断処理のフロー図であ
る。
る。
10a,10b・・通信端末(ディスプレイ付きの電話
器) 20・・交換機 30・・アプリケーションプロセッサ 31・・イベント監視部 32・・ユーザ管理テーブル 33・・接続予約制御部
器) 20・・交換機 30・・アプリケーションプロセッサ 31・・イベント監視部 32・・ユーザ管理テーブル 33・・接続予約制御部
Claims (6)
- 【請求項1】 着信者が不在の場合における通信システ
ムの接続予約サービス制御方式において、 交換機(20)からのイベント通知を監視するイベント監視
手段(31)と、ユーザの電話番号に対応させて在席/不在
席状態を示すデータ等を保持するユーザ管理テーブル(3
2)と、該ユーザ管理テーブルの管理や着信者不在時の接
続予約制御を行う接続予約制御部(33)を備え、 交換機からの着信通知がイベント監視部により検出され
た時、接続予約制御部はユーザ管理テーブルを参照して
着信者が不在であるか調べ、不在の場合には、ユーザ管
理テーブルにおける着信者の電話番号に対応させて発信
者の電話番号を登録して接続予約し、 不在であったユーザが在席となったことを示す在席変更
信号がイベント監視部により検出された時、接続予約制
御部は該ユーザの電話番号に対応させて接続予約が登録
されているか調べ、接続予約がある場合には、接続予約
に係わる発信者と着信者間を自動接続すると共に、前記
ユーザの電話番号を在席にすることを特徴とする接続予
約サービス制御方式。 - 【請求項2】 ユーザが不在席となったことを示す不在
席通知がイベント監視部により検出された時、接続予約
制御部は該ユーザが発信者となっている接続予約が存在
するか調べ、接続予約が存在する場合には該ユーザが在
席となるまで該接続予約を一時的に解除すると共に、前
記ユーザの電話番号を不在席にすることを特徴とする請
求項1記載の接続予約サービス制御方式。 - 【請求項3】 交換機からの通話切断がイベント監視部
により検出された時、接続予約制御部はユーザ管理テー
ブルを参照し通話切断した電話番号に接続予約が登録さ
れているか調べ、接続予約が登録されている場合には該
接続予約に係わる発信者と着信者間を自動接続すると共
に、前記通話切断した電話番号の在席/不在席情報を在
席にすることを特徴とする請求項1記載の接続予約サー
ビス制御方式。 - 【請求項4】 接続予約に基づく自動接続の通話終了に
より交換機から切断通知があった時、接続予約制御部は
該接続予約を解除することを特徴とする請求項1又は請
求項3記載の接続予約サービス制御方式。 - 【請求項5】 接続予約制御部は接続予約後の経過時間
がシステムに予め設定されている時間あるいはユーザが
設定する時間を越えた時、接続予約を解除することを特
徴とする請求項1又は請求項3記載の接続予約サービス
制御方式。 - 【請求項6】 ユーザ固有のパーソナルIDにより発呼
する通信システムの着信者不在時における接続予約サー
ビス制御方式において、 交換機(20)からのイベント通知を監視するイベント監視
手段(31)と、ユーザのパーソナルIDに対応させてユー
ザ所在の電話番号を保持するユーザ管理テーブル(32)
と、該ユーザ管理テーブルの管理や着信者不在時の接続
予約制御を行う接続予約制御部(33)を備え、 パーソナルIDによる着信通知がイベント監視部により
検出された時、接続予約制御部はユーザ管理テーブルを
参照して着信者IDに対応させて所在電話番号が登録さ
れているか調べ、所在電話番号が登録されていない場合
には、ユーザ管理テーブルにおける着信者IDに対応さ
せて発信者IDを登録して接続予約し、 所定ユーザからの所在電話番号の登録通知がイベント監
視部により検出された時、接続予約制御部は該ユーザの
パーソナルIDに対応させて接続予約が登録されている
か調べ、接続予約が登録されている場合には、該接続予
約に係わる発信者と着信者間を自動接続すると共に、前
記ユーザのパーソナルIDに電話番号を登録することを
特徴とする接続予約サービス制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26863992A JPH06121046A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 接続予約サービス制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26863992A JPH06121046A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 接続予約サービス制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121046A true JPH06121046A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17461350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26863992A Withdrawn JPH06121046A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 接続予約サービス制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06121046A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06152748A (ja) * | 1992-11-13 | 1994-05-31 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | パーソナル通信装置 |
US7123706B2 (en) | 2003-06-24 | 2006-10-17 | Nec Infrontia Corporation | Communication exchanging system capable of changing forwarding destination according to notification of presence change of user |
JP2009060544A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Ntt Docomo Inc | 管理サーバ、管理システム及び管理方法 |
US7929168B2 (en) | 2006-06-28 | 2011-04-19 | Murato Kikai Kabushiki Kaisha | Communication apparatus |
US8369502B2 (en) | 2005-09-14 | 2013-02-05 | Nec Infrontia Corporation | Communications system, presence server, and communications method used for them |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP26863992A patent/JPH06121046A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06152748A (ja) * | 1992-11-13 | 1994-05-31 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | パーソナル通信装置 |
US7123706B2 (en) | 2003-06-24 | 2006-10-17 | Nec Infrontia Corporation | Communication exchanging system capable of changing forwarding destination according to notification of presence change of user |
US8369502B2 (en) | 2005-09-14 | 2013-02-05 | Nec Infrontia Corporation | Communications system, presence server, and communications method used for them |
US7929168B2 (en) | 2006-06-28 | 2011-04-19 | Murato Kikai Kabushiki Kaisha | Communication apparatus |
JP2009060544A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Ntt Docomo Inc | 管理サーバ、管理システム及び管理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5754627A (en) | Method and apparatus for managing calls using a soft call park | |
US6853711B2 (en) | Method for adding context to communications | |
JP3194571B2 (ja) | 電話システムの発呼者を被呼者に接続する方法 | |
US8369502B2 (en) | Communications system, presence server, and communications method used for them | |
US7515699B2 (en) | Call handling using non-speech cues via a personal assistant | |
JP2007538433A (ja) | 呼確立を制御する方法 | |
JP2001186240A (ja) | 通話者情報表示方式及び記録媒体 | |
JP2003087835A (ja) | Webダイヤルイン接続方法及びダイヤルイン接続のための内線電話帳サービス機能を有するWebサーバコンピュータ | |
JP4920516B2 (ja) | 電話システムおよび代理応答電話機 | |
US6453023B1 (en) | Voice mail intervention | |
US6658102B1 (en) | Electronic call assistant | |
JPH06121046A (ja) | 接続予約サービス制御方式 | |
JPH09205495A (ja) | 通信システム | |
JP2000059503A (ja) | 着信拒否方法、並びに着信拒否機能付き電話機 | |
WO2007072323A2 (en) | Communication terminal and server with presence database providing user acceptability levels for communication | |
KR100793351B1 (ko) | 통화 중 예약 호 처리 시스템 및 그 제어방법 | |
JP3356708B2 (ja) | 交換機 | |
KR960003109B1 (ko) | 객실관리 교환시스템의 호서비스방법 | |
JP2004363711A (ja) | Ip電話接続装置 | |
JPH0310551A (ja) | 予約通話の実行確認方式 | |
KR20020021835A (ko) | 상대방 이동통신 단말기의 통화 가능 여부를 알려주는기능이 구비된 이동통신 단말기 및 그 운용방법 | |
JP3378380B2 (ja) | 構内交換システム | |
JPH1168952A (ja) | 発信番号非通知呼応答方式及び方法 | |
JPH07177236A (ja) | リアルタイム・蓄積統合型音声通信装置 | |
JPH0591199A (ja) | ボタン電話装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |