JPH09205185A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH09205185A
JPH09205185A JP8011624A JP1162496A JPH09205185A JP H09205185 A JPH09205185 A JP H09205185A JP 8011624 A JP8011624 A JP 8011624A JP 1162496 A JP1162496 A JP 1162496A JP H09205185 A JPH09205185 A JP H09205185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
conductive portion
silicon nitride
semiconductor substrate
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8011624A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahisa Sakaemori
貴尚 栄森
Hiroshi Kimura
広嗣 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8011624A priority Critical patent/JPH09205185A/ja
Priority to TW085105288A priority patent/TW307899B/zh
Priority to DE19629736A priority patent/DE19629736C2/de
Priority to DE19655075A priority patent/DE19655075C2/de
Priority to DE19655076A priority patent/DE19655076B4/de
Priority to US08/687,624 priority patent/US6087710A/en
Priority to CN96112413A priority patent/CN1132248C/zh
Priority to KR1019960042502A priority patent/KR100294411B1/ko
Priority to CNA011030216A priority patent/CN1485908A/zh
Publication of JPH09205185A publication Critical patent/JPH09205185A/ja
Priority to US09/283,752 priority patent/US6268278B1/en
Priority to US09/760,641 priority patent/US6573171B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/28Manufacture of electrodes on semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/268
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76897Formation of self-aligned vias or contact plugs, i.e. involving a lithographically uncritical step
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコン窒化膜によるセルフアラインコンタ
クトを使用した半導体装置において、このシリコン窒化
膜を貫いて層間の導通路を設ける。 【解決手段】 メモリセルアレイ部の周辺で層間の導通
路が必要な回路領域において、セルフアラインコンタク
ト時のシリコン窒化膜を除去した後に層間酸化膜を形成
するか、シリコン窒化膜の上に層間酸化膜を形成した後
に層間酸化膜とシリコン窒化膜とを開口して導通路を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はセルフアラインコ
ンタクトを使用した半導体装置とその製造方法に関する
もので、特にセルフアラインコンタクト処理の後工程に
おけるアルミコンタクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】セルフアラインコンタクトを使用した従
来の半導体装置について、ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ(以下、DRAMと呼ぶ)を例にして、
説明する。図29は、従来のDRAMの平面デザインと
断面構造とを示す図である。図29に示すように、DR
AMのメモリセルは、先ず半導体基板上にトランスファ
ーゲート(ワード線:WL)を置き、その上方にビット
線(BL)を置く。従って、ビット線コンタクトはワー
ド線の間にデザインされ、上方からワード線の隙間に落
とされる。
【0003】一方、キャパシタ部は、容量の極限に達し
た平行平板型電極にかわって、3次元化したスタック型
セル(積み上げ型)あるいはトレンチ型セル(溝掘り
型)が開発されてきた。このうち、特にスタック系で
は、記憶領域を、ビット線コンタクトに遠慮することな
く、単位セル一杯に大きくとれるCOB構造(Capacitor
-Over-Bitline) が見直され採用されるようになってき
た(IDEM Tech. Dig. 1988.pp.592-595参照)。この構
造では、その名のとおり、キャパシタがビット線の上方
にあるために、キャパシタのコンタクトすなわちストレ
ージノードコンタクトを、ビット線とワード線の格子の
間にデザインし、上から格子の隙間に落とすことが必要
となる。
【0004】微細加工技術が進むなかで、重ね合わせや
寸法のトータルばらつきを、寸法微細化率より小さく制
御することが非常に難しくなってきている。重ね合わせ
がずれれば、たとえば図29のように、ビット線コンタ
クトあるいはストレージノードコンタクトがトランスフ
ァーゲートと短絡してしまうことになる。この厳しくな
る微細化の横方向の制御性に対して、余裕度のあるプロ
セス組み立て即ちセルフアラインコンタクト技術が必要
になってきた。
【0005】図30に、シリコン窒化膜を使ったセルフ
アラインコンタクト技術の例を示す。窒化膜を使ったセ
ルフアラインコンタクト技術には、配線層の上部および
側壁を窒化膜で覆うSiN(シリコン窒化膜)サイドウ
オール方式(USP5270240参照)や、層間酸化膜の間に1
枚窒化膜を挟むブランケットSiN (シリコン窒化
膜)方式(Symp. VLSI. Tech. Dig. 1987. pp.93-94参
照)がある。いずれも下地配線であるトランスファーゲ
ートをエッチングストッパーであるSiN(シリコン窒
化膜)で覆うものである。SiNサイドウオール方式で
は、SiNを削らないようにして酸化膜エッチングを行
って基板とのコンタクトをとり、ブランケットSiN方
式では、酸化膜コンタクトエッチングを一旦SiNでと
めて後、SiNと下敷き酸化膜をエッチングして基板と
のコンタクトをとるものである。
【0006】以上のような窒化膜をストッパーとするセ
ルフアラインコンタクト開口を行ったデバイスの、後工
程で起きてくる問題が、アルミ配線用のコンタクトエッ
チングの問題である。図31は、層間絶縁膜を貫くアル
ミコンタクトの状態を示す図で、層間膜の種々の深さに
コンタクトをとる必要があることを示している。図31
に示すように、特にアルミコンタクトの層間膜を完全平
坦化すると、活性領域やワード線上のコンタクトは深く
なりアスペクトが大きくなる。アスペクト比の大きい微
細コンタクトでは、ホールの底部でエッチング速度が落
ちるRIE Lag (Reactive Ion Etching Lag) が起こる。
特に窒化膜をストッパーとしたセルフアライン方式は、
RIE Lagの起きやすい深いコンタクトホールの底に、更
にエッチングされにくい窒化膜を置く構造となる。窒化
膜に穴を開ける間に、上部のビット線やセルプレートに
対するオーバーエッチが進み、ついには突き抜ける恐れ
が出てくる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従
来、セルアラインコンタクトを用いた半導体装置の製造
において、後工程のアルミコンタクトの形成には種々の
問題があった。この発明は、このような問題点を解決す
るためになされたもので、シリコン窒化膜などによるセ
ルアラインコンタクト技術を用いた半導体装置におい
て、層間にアルミコンタクトなどの導通路を効果的に形
成した半導体装置とその製造方法を提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置
は、半導体基板と、この半導体基板の主面に被着された
絶縁膜と、この絶縁膜の中で前記半導体基板の主面近傍
に配設されコンタクト部を有する導電部と、前記絶縁膜
の中に配設され前記半導体基板の主面と前記導電部とを
覆うシリコン窒化膜と、前記絶縁膜と前記シリコン窒化
膜とを貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通路と
を備えたことを特徴とするものである。
【0009】この発明の他の半導体装置は、主面にコン
タクト部を有する半導体基板と、この半導体基板の主面
に被着された絶縁膜と、この絶縁膜の中で前記半導体基
板の主面近傍に配設されコンタクト部を有する導電部
と、前記絶縁膜の中に配設され前記半導体基板の主面と
前記導電部とを覆うシリコン窒化膜と、前記絶縁膜と前
記シリコン窒化膜とを貫いて前記導電部のコンタクト部
に至る導通路と、前記絶縁膜と前記シリコン窒化膜とを
貫いて前記半導体基板のコンタクト部に至る導通路とを
備えたことを特徴とするものである。
【0010】この発明の他の半導体装置は、主面にコン
タクト部を有する半導体基板と、この半導体基板の主面
に被着された絶縁膜と、この絶縁膜の中で前記半導体基
板の主面近傍に配設されコンタクト部を有する一の導電
部と、前記絶縁膜の中に配設され前記半導体基板の主面
のコンタクト部を覆うように残され前記一の導電部の領
域では除去されたシリコン窒化膜と、前記絶縁膜の中に
配設された他の導電部と、この他の導電部から前記絶縁
膜および前記シリコン窒化膜を貫いて前記半導体基板の
コンタクト部に至る導通路と、前記絶縁膜を貫いて前記
一の導電部のコンタクト部に至る導通路とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0011】この発明の他の半導体装置は、主面に一方
および他方のコンタクト部を有する半導体基板と、この
半導体基板の主面に被着された絶縁膜と、この絶縁膜の
中で前記半導体基板の主面近傍に配設されコンタクト部
を有する一の導電部と、前記絶縁膜の中に配設され前記
半導体基板の主面の前記他方のコンタクト部を覆うよう
に残され前記一方のコンタクト部および前記一の導電部
の領域では除去されたシリコン窒化膜と、前記絶縁膜の
中に配設された他の導電部と、この他の導電部から前記
絶縁膜および前記シリコン窒化膜を貫いて前記半導体基
板の前記他方のコンタクト部に至る導通路と、前記絶縁
膜を貫いて前記一の導電部のコンタクト部に至る導通路
と、前記絶縁膜を貫いて前記一方のコンタクト部に至る
導通路とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】この発明の他の半導体装置は、半導体基板
と、この半導体基板の主面に被着された絶縁膜と、この
絶縁膜の中で前記半導体基板の主面近傍にこの主面から
突出して配設された導電部と、前記絶縁膜の中に配設さ
れ前記導電部の側面を覆うシリコン窒化膜と、前記絶縁
膜を貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通路とを
備えたことを特徴とするものである。
【0013】この発明の他の半導体装置は、主面にコン
タクト部を有する半導体基板と、この半導体基板の主面
に被着された絶縁膜と、この絶縁膜の中で前記半導体基
板の主面近傍にこの主面から突出して配設されコンタク
ト部を有する導電部と、前記絶縁膜の中に配設され前記
導電部の側面を覆うシリコン窒化膜と、前記絶縁膜を貫
いて前記導電部のコンタクト部に至る導通路と、前記絶
縁膜を貫いて前記半導体基板の主面のコンタクト部に至
る導通路とを備えたことを特徴とするものである。
【0014】この発明の他の半導体装置は、半導体基板
と、この半導体基板の主面に被着された絶縁膜と、この
絶縁膜の中で前記半導体基板の主面近傍にこの主面から
突出して配設された導電部と、前記絶縁膜の中に配設さ
れ前記導電部を覆うシリコン窒化膜と、前記絶縁膜と前
記シリコン窒化膜とを貫いて前記導電部のコンタクト部
に至る導通路とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】この発明の他の半導体装置は、主面にコン
タクト部を有する半導体基板と、この半導体基板の主面
に被着された絶縁膜と、この絶縁膜の中で前記半導体基
板の主面近傍にこの主面から突出して配設された導電部
と、前記絶縁膜の中に配設され前記導電部に被着された
シリコン窒化膜と、前記絶縁膜と前記シリコン窒化膜と
を貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通路と、前
記絶縁膜を貫いて前記半導体基板のコンタクト部に至る
導通路とを備えたことを特徴とするものである。
【0016】この発明の他の半導体装置は、上記の各発
明において、前記絶縁膜の中に配設されコンタクト部を
有する他の導電部と、前記絶縁膜を貫いて前記他の導電
部のコンタクト部に至る他の導通路とを備えたことを特
徴とするものである。
【0017】次に、この発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板の主面に一の絶縁膜を被着する工程と、
この絶縁膜に導電部を設ける工程と、前記一の絶縁膜と
前記導電部とをシリコン窒化膜で覆う工程と、前記シリ
コン窒化膜の少なくとも前記導電部のコンタクト部の領
域を除去した後他の絶縁膜で覆う工程と、前記他の絶縁
膜を貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通路を設
ける工程とを含むことを特徴とするものである。
【0018】この発明の半導体装置の製造方法は、半導
体基板の主面に第一の絶縁膜を被着する工程と、この第
一の絶縁膜に導電部を設ける工程と、この導電部に第二
の絶縁膜を被着する工程と、前記第一の絶縁膜と第二の
絶縁膜とにシリコン窒化膜を被着する工程と、前記シリ
コン窒化膜の少なくとも前記導電部のコンタクト部の領
域を除去し第三の絶縁膜を被着する工程と、前記第三の
絶縁膜を貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通路
を設ける工程とを含むことを特徴とするものである。
【0019】この発明の他の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の主面に第一の絶縁膜を被着する工程と、こ
の絶縁膜に導電部を設ける工程と、この導電部に第二の
絶縁膜を被着する工程と、前記第一の絶縁膜と第二の絶
縁膜とにシリコン窒化膜を被着する工程と、前記シリコ
ン窒化膜を前記半導体基板の主面の一部を残して除去し
た後第3の絶縁膜を被着する工程と、前記第三の絶縁膜
を貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通路を設け
る工程とを含むことを特徴とするものである。
【0020】この発明の他の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の主面に第一の絶縁膜を被着する工程と、こ
の絶縁膜に導電部を設ける工程と、この導電部を第二の
絶縁膜で覆う工程と、前記第一の絶縁膜と第二の絶縁膜
とにシリコン窒化膜を被着する工程と、前記シリコン窒
化膜を前記導電部の側面部分を残して除去した後第三の
絶縁膜を被着する工程と、前記第三の絶縁膜を貫いて前
記導電部のコンタクト部に至る導通路を設ける工程とを
含むことを特徴とするものである。
【0021】この発明の他の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の主面に一の絶縁膜を被着する工程と、この
絶縁膜に導電部を設ける工程と、この導電部に第二の絶
縁膜を被着する工程と、前記第一の絶縁膜と前記第二の
絶縁膜とにシリコン窒化膜を被着する工程と、前記シリ
コン窒化膜に第三の絶縁膜を被着する工程と、前記第三
の絶縁膜と前記シリコン窒化膜と前記第二の絶縁膜とを
貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通路を設ける
工程とを含むことを特徴とするものである。
【0022】この発明の他の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の主面に第一の絶縁膜を被着する工程と、こ
の絶縁膜に導電部を設ける工程と、この導電部に第二の
絶縁膜を被着する工程と、前記第一の絶縁膜と前記第二
の絶縁膜とにシリコン窒化膜を被着する工程と、他の導
電部を囲み、かつ前記シリコン窒化膜に被着する第三の
絶縁膜を設ける工程と、前記第三の絶縁膜を貫いて前記
他の導電部のコンタクト部に至る導通路を設ける工程
と、前記第三の絶縁膜と前記シリコン窒化膜とを貫いて
前記導電部のコンタクト部に至る導通路を設ける工程と
を含むことを特徴とするものである。
【0023】この発明の他の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の主面に第一の絶縁膜を被着する工程と、こ
の第一の絶縁膜に導電部を設ける工程と、この導電部に
第二の絶縁膜を被着する工程と、前記第一の絶縁膜と第
二の絶縁膜とにシリコン窒化膜を被着する工程と、他の
シリコン窒化膜が被着された他の導電部を囲み、かつ前
記シリコン窒化膜に被着する第三の絶縁膜を設ける工程
と、前記第三の絶縁膜を貫いて前記導電部のコンタクト
部に向かい前記シリコン窒化膜に至る開口を設けるとと
もに、前記第三の絶縁膜を貫いて前記他の導電部のコン
タクト部に向かい前記他のシリコン窒化膜に至る開口を
設ける工程と、それぞれ前記開口から前記シリコン窒化
膜と前記第二の絶縁膜とを貫いて前記導電部のコンタク
ト部に至る導通路を設けるとともに、前記他のシリコン
窒化膜を貫いて前記他の導電部のコンタクト部に至る導
通路を設ける工程とを含むことを特徴とするものであ
る。
【0024】この発明の他の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の主面に一の絶縁膜を被着する工程と、この
絶縁膜に導電部を設ける工程と、前記導電部をシリコン
窒化膜で覆う工程と、前期シリコン窒化膜を他の絶縁膜
で覆う工程と、前記他の絶縁膜と前記シリコン窒化膜と
を貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通路を設け
る工程とを含むことを特徴とするものである。
【0025】この発明の他の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の主面に一の絶縁膜を被着する工程と、この
絶縁膜に導電部を設ける工程と、前記導電部をシリコン
窒化膜で覆う工程と、前記シリコン窒化膜を他の絶縁膜
で覆う工程と、前記一の絶縁膜および他の絶縁膜を貫い
て前記半導体基板のコンタクト部に至る導通路を設ける
工程と、前記他の絶縁膜と前記シリコン窒化膜とを貫い
て前記導電部のコンタクト部に至る導通路を設ける工程
とを含むことを特徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 図1は、この発明の実施の形態1の半導体装置の構造を
説明するためのもので、(a)は平面の状態を示す図、
(b)は断面の構造を示す図である。以下の実施の形態
では、半導体装置のうちDRAMを例にとって説明す
る。図に示した半導体装置(DRAM)では、アルミコ
ンタクトのないメモリセルアレイ部Aと、基板、トラン
ススファーゲート、ビット線およびセルプレート上への
アルミコンタクトのある周辺回路部Bとからなる。
【0027】図に示すように、この半導体装置は、半導
体基板1、第一の絶縁膜としての酸化膜2、第二の絶縁
膜としての酸化膜3、シリコン窒化膜4、第三の絶縁膜
としての層間絶縁膜あるいは層間酸化膜5、第一の酸化
膜2の上の導電部6と7、層間絶縁膜5の中の導電部8
と9、層間絶縁膜5の中の他の導電部10とそのコンタ
クト通路11とを備えている。
【0028】半導体基板1は、その主面に多くの素子が
形成されるが、ここでは層間のコンタクトをとるコンタ
クト部1aと、導電部10とのコンタクトをとるコンタ
クト部1bが示されている。第一の酸化膜2は、半導体
基板1の主面に被着され、ゲート酸化膜となるもので、
半導体基板1のコンタクト部1aに開口2aを有する。
第二の酸化膜3は、導電部6および7に被着され、これ
を覆うように形成されている。導電部6を覆う第二の酸
化膜3は、この導電部6のコンタクト部6aに開口3a
を有している。
【0029】シリコン窒化膜(SiN)4は、第一の酸
化膜2および第二の酸化膜3に被着されているが、半導
体基板1の主面のコンタクト部1aに開口4aを有し、
導電部6のコンタクト部6aには開口4bを有してい
る。なお、このシリコン窒化膜4は、メモリセルアレイ
部Aにおけるセルフ・アライン・コンタクトのために形
成されるのと同時に、周辺部Bにおいても形成されるも
のである。
【0030】層間絶縁膜5は、半導体基板1の主面のコ
ンタクト部の回りの領域と、導電部6のコンタクト部5
aの回りの第一の酸化膜2および第二の酸化膜3と、シ
リコン窒化膜4とに被着され、半導体基板1のコンタク
ト部1aに開口5aを有し、また導電部6のコンタクト
部6aに開口5bを有している。さらに、この層間絶縁
膜5の中に配置された中空位置の導電部8のコンタクト
部8aに開口5cを有し、導電部9のコンタクト部9a
に開口5dを有している。
【0031】導電部6は、第一の酸化膜2の上に突出す
るように配設され、トランスファーゲートとしてのワー
ド線となる導電部である。導電部7は、第一の酸化膜2
の上に突出するように配設され、ゲート電極またはワー
ド線となる導電部である。導電部8は、層間絶縁膜5の
中の中空位置に配置されたビット線としての導電部であ
り、コンタクト部8aを有している。導電部9は、層間
絶縁膜5の中の中空位置に配置されたキャパシタのセル
プレートとしての導電部であり、コンタクト部9aを有
している。導電部10は、導電部8と同じく、層間絶縁
膜5の中の中空位置に配置されたビット線としての導電
部であり、コンタクト通路11を有している。
【0032】この半導体装置のメモリセルアレイ部Aで
は、半導体基板1への導通路となるビット線コンタクト
通路11やストレージノードコンタクト(図示せず)が
あり、ここでセルフアライン技術が使われる。
【0033】一方、周辺回路部Bでは、メモリセルアレ
イ部Aのビット線コンタクト通路11と同時に形成され
るビット線コンタクト通路11がある。さらに、層間絶
縁膜5の開口5a,5b,5c,5dには、層間の導通
路として形成された上部金属配線、いわゆるアルミコン
タクトがあり、それぞれ半導体基板1のコンタクト部1
a、導電部6のコンタクト部6a、中空位置の導電部8
のコンタクト部8aおよび中空位置の導電部9のコンタ
クト部9aに達している。
【0034】以上述べたように、この実施の形態の半導
体装置は、上部金属配線(アルミコンタクト)とのコン
タクトが必要なコンタクト部において、その回りのシリ
コン窒化膜を除去したものである。これによって、すべ
てのアルミコンタクトにセルフアラインで用いた窒化膜
がなくなり、窒化膜の上でエッチングストップするとい
った問題が解決される。
【0035】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の半導体
装置では、半導体基板1の主面に各絶縁膜2,3,5を
合わせた絶縁膜が被着され、この絶縁膜の中で半導体基
板1の主面近傍に導電部6が配設さている。また、この
絶縁膜の中にシリコン窒化膜4が、半導体基板1の主面
と導電部6とを覆うように配設されている。そして、絶
縁膜とシリコン窒化膜4とを貫いて導電部6のコンタク
ト部6aに至る導通路が形成されている。また、絶縁膜
とシリコン窒化膜4とを貫いて半導体基板1のコンタク
ト部1aに至る導通路が形成されている。シリコン窒化
膜4の開口径は、これらの導通路の径より大きく形成さ
れている。また、絶縁膜の中に、他の導電部8,9が配
設され、絶縁膜を貫いてこれらの導電部のコンタクト部
8a,9aに至る導通路が形成されている。
【0036】実施の形態2 図2〜図5は、この発明の実施の形態2の半導体装置の
製造方法を説明するためのもので、実施の形態1の構造
をもつ半導体装置を製造するための製造方法として好適
なものである。図中、図1と同一の符号は、それぞれ同
一または相当の部分を示す。
【0037】製造のプロセスを述べると、まず図2に示
すように、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜(酸化
膜)2を被着する。次に、この第一の酸化膜2の一部に
導電部(トランスファーゲート)6および導電部(ワー
ド線)7を突出させて形成する。さらに、この導電部6
および7を、第二の絶縁膜(酸化膜)3で被覆する。
【0038】この上に、全面にわたってシリコン窒化膜
4を被着する。このシリコン窒化膜4は、メモリセルア
レイ部Aにおいてセルフ・アラインメント・コンタクト
のために形成されるのと同時に、周辺部Bにおいても形
成されるものである。さらにこの上に、全面にわたっ
て、第四の絶縁膜(シリコン酸化膜)5’を被着する。
その後、全面にわたってレジスト12を施したうえ、半
導体基板1のコンタクト部1aの回りの領域と導電部6
のコンタクト部6aの回りの領域に開口を設ける。
【0039】次に、図3に示すように、この開口から第
四の酸化膜5’を選択エッチングにより除去する。次
に、図4に示すように、レジスト12を除去し、残され
た第四の酸化膜5’をマスクとして、熱りん酸などでウ
エットエッチングを行ない、シリコン窒化膜4を選択的
に除去する。
【0040】次に、図5に示すように、半導体基板1の
第一および第二の酸化膜2、3の上を含め、全面に層間
絶縁膜としてのシリコン酸化膜5を平坦化して施す。残
されていた第四の酸化膜5’は、層間酸化膜5と一体化
されるので、分けて図示していない。この過程の中で、
半導体基板1の主面のビット線コンタクト部1bの上の
シリコン窒化膜4と第一の酸化膜2とを貫いて開口部を
設けビット線コンタクト通路11が配設される。また導
電部(ビット線)8および導電部(ビット線)10が層
間酸化膜5の中空位置に配設される。さらに、導電部
(セルプレート)9が、同様に配設され層間酸化膜5の
中に埋めこまれる形になる。
【0041】その後、レジスト13を施し、上部からの
アルミコンタクトが必要な部位を開口して、層間酸化膜
5を選択エッチングして、半導体基板1のコンタクト部
1a、導電部6のコンタクト部6a、導電部8のコンタ
クト部8aおよび導電部9のコンタクト部9aに通ずる
開口部を設ける。その後、レジスト13を除去し、層間
酸化膜5のこれら各開口によって、層間絶縁膜5の上側
の回路との間に導通路となるアルミコンタクトをとる。
【0042】このように、この実施の形態では、窒化膜
4の上に酸化膜5’を重ねて、レジスト12で酸化膜
5’をパターニングし、その後レジスト12を除去した
後、酸化膜5’をマスクとして熱りん酸などでウエット
エッチングを行う。
【0043】以上述べたように、この実施の形態の半導
体装置の製造方法では、上部金属配線(アルミコンタク
ト)とのコンタクトが必要なコンタクト部において、そ
の回りのシリコン窒化膜を除去したものである。これに
よって、すべてのアルミコンタクトにセルフアラインで
用いた窒化膜がなくなり、窒化膜の上でエッチングスト
ップするといった問題が解決される。さらに、従来のよ
うに、レジストをマスクとしてドライエッチングで窒化
膜を切る方法では、酸化膜との選択比が十分とれない為
に、基板1を削る恐れがあったが、この実施の形態のよ
うに、酸化膜との選択比が大きなウエットエッチングを
用いれば、基板削れやプラズマダメージのない安定した
製造方法が得られる。
【0044】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の製造方
法は、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜2を被着す
る、この第一の絶縁膜2に導電部6を設ける、この導電
部6に第二の絶縁膜3を被着する、第一の絶縁膜2と第
二の絶縁膜3とにシリコン窒化膜4を被着する、シリコ
ン窒化膜4の少なくとも導電部のコンタクト部6aの領
域を除去し第三の絶縁膜5を被着する、第三の絶縁膜5
に開口を設け、第三の絶縁膜5を貫いて導電部6のコン
タクト部6aに至る導通路を設ける、という各工程をふ
くむものである。
【0045】実施の形態3 図6は、この発明の実施の形態3の半導体装置の構造を
説明するためのもので、(a)は平面の状態を示す図、
(b)は断面の構造を示す図である。図に示した半導体
装置(DRAM)は、アルミコンタクトのないメモリセ
ルアレイ部Aと、基板、トランススファーゲート、ビッ
ト線およびセルプレート上へのアルミコンタクトのある
周辺回路部Bとからなる。なお、図中、図1と同一の符
号は、それぞれ同一または相当の部分を示す。
【0046】図に示すように、この半導体装置は、半導
体基板1、第一の酸化膜2、第二の酸化膜3、シリコン
窒化膜4、層間絶縁膜5、第一の酸化膜の上の導電部6
と導電部7、層間絶縁膜5の中の中空位置に配置された
導電部8と導電部9、層間絶縁膜5の中の中空位置に配
置された他の導電部10とそのコンタクト通路11とを
備えている。
【0047】半導体基板1は、その主面に多くの素子が
形成されるが、ここでは層間のコンタクトをとるコンタ
クト部1aと、導電部10とのコンタクトをとるコンタ
クト部1bが示されている。第一の酸化膜2は、半導体
基板1の主面に被着され、ゲート酸化膜となるもので、
半導体基板1のコンタクト部1aに開口2aを有する。
【0048】第二の酸化膜3は、第一の酸化膜2の上に
配設された導電部6および7を覆うように被着されてい
る。導電部6を覆う第二の酸化膜3は、この導電部6の
コンタクト部6aに開口3aを有している。
【0049】シリコン窒化膜(SiN)4は、メモリセ
ルアレイ部Aでは、第一の酸化膜2および第二の酸化膜
3に被着されているが、アルミコンタクトのある周辺回
路部Bでは、ビット線コンタクト通路11の回りで、ビ
ット線コンタクト部を囲む領域でのみ酸化膜2に被着さ
れている。なお、このシリコン窒化膜4は、メモリセル
アレイ部Aにおけるセルフ・アライン・コンタクトのた
めに形成されるのと同時に、周辺部Bにおいても形成さ
れるものである。
【0050】層間絶縁膜5は、第一の酸化膜2および第
二の酸化膜3と、シリコン窒化膜4とに被着され、半導
体基板1のコンタクト部1aに開口5aを有し、導電部
6のコンタクト部6aの位置に開口5bを有している。
さらに、この層間絶縁膜5の中に埋めこまれた中空位置
の導電部8のコンタクト部8aに開口5cを有し、中空
位置の導電部9のコンタクト部9aに開口5dを有して
いる。
【0051】導電部6は、トランスファーゲートとして
のワード線となる導電部である。導電部7は、ゲート電
極またはワード線となる導電部である。導電部8は、層
間絶縁膜5の中に埋めこまれた中空位置のビット線とし
ての導電部であり、コンタクト部8aを有している。導
電部9は、層間絶縁膜5の中に埋めこまれた中空位置の
キャパシタのセルプレートとしての導電部であり、コン
タクト部9aを有している。導電部10は、層間絶縁膜
5の中に埋めこまれた中空位置の導電部6と同じくビッ
ト線としての導電部であり、半導体基板1へのコンタク
ト通路11を有している。
【0052】この半導体装置のメモリセルアレイ部Aで
は、半導体基板1に対して導通をとるビット線コンタク
ト通路11やストレージノードコンタクト(図示せず)
があり、ここでセルフアライン技術が使われる。
【0053】一方、周辺回路部Bでは、メモリセルアレ
イ部Aのビット線コンタクト通路11と同時に形成され
るビット線コンタクト通路11がある。さらに、層間絶
縁膜5の開口5a,5b,5c,5dには、層間の導通
路として形成された上部金属配線、いわゆるアルミコン
タクトがあり、それぞれ半導体基板1のコンタクト部1
a、導電部6のコンタクト部6a、中空位置の導電部8
のコンタクト部8aおよび中空位置の導電部9のコンタ
クト部9aに達するように形成されている。
【0054】一方周辺の回路部Bには、半導体基板1の
コンタクト部1a、導電部6のコンタクト部6a、中空
位置の導電部8のコンタクト部8a、中空位置の導電部
9のコンタクト部9aに対する上部金属配線としてのア
ルミコンタクトがある。また、メモリセルアレイ部Aの
ビット線10およびそのコンタクトぶ11と同時に形成
されるビット線10およびそのコンタクト通路11があ
る。
【0055】この実施の形態の半導体装置は、アルミコ
ンタクトのある周辺の回路部Bで、ビット線コンタクト
1aの周りの窒化膜4だけ残したものである。ビット線
コンタクトの周りの窒化膜を残すのは、メモリセルアレ
イ部のビット線コンタクトと同じセルフアライン技術を
使う為にシリコン窒化膜が必要となる為である。
【0056】このようにすることによって、周辺回路部
Bにおいて、すべてのアルミコンタクトにセルフアライ
ンで用いた窒化膜4がなくなり、窒化膜4の上でエッチ
ングストップするといった問題が解決される。また、こ
の実施の形態では、メモリセルアレイ部以外の周辺回路
部でシリコン窒化膜が残る面積を最小限にしたもので、
回路部を走る配線間に誘電率の高いシリコン窒化膜を最
小限に減少させることによって、配線間容量を減少さ
せ、電気特性、特に動作速度を向上する効果がある。
【0057】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の半導体
装置では、主面にコンタクト部1a,1bを有する半導
体基板1に各絶縁膜2,3,5を合わせた絶縁膜を被着
し、この絶縁膜の中で半導体基板1の主面近傍に導電部
6が配設されている。また、絶縁膜の中に、シリコン窒
化膜4が配設され、半導体基板1の主面のコンタクト部
1bを覆うように残され、コンタクト部1aおよび導電
部6の領域では除去されている。また、絶縁膜の中に、
他の導電部10が配設され、この導電部10から絶縁膜
およびシリコン窒化膜4を貫いて半導体基板1のコンタ
クト部1bに至るコンタクト通路11が形成されてい
る。さらに、絶縁膜を貫いて導電部6のコンタクト部6
aに至る導通路と、半導体基板1のコンタクト部1aに
至る導通路とがそれぞれ形成されている。さらに、絶縁
膜を貫いて絶縁膜の中の導電部8,9のコンタクト部8
a,9aに至る導通路がそれぞれ形成されている。
【0058】実施の形態4 図7〜図10は、この発明の実施の形態4の半導体装置
の製造方法を説明するためのもので、実施の形態3の構
造をもつ半導体装置を製造するための製造方法として好
適なものである。図中、図1または図2と同一の符号
は、それぞれ同一または相当の部分を示す。
【0059】製造のプロセスを述べると、まず図7に示
すように、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜(酸化
膜)2を被着する。次に、この第一の酸化膜2の一部に
導電部(トランスファーゲート)6および導電部(ワー
ド線)7を形成する。さらに、この導電部6および7
を、第二の絶縁膜(酸化膜)3で被覆する。この上に、
全面にわたってシリコン窒化膜4を被着する。このシリ
コン窒化膜4は、メモリセルアレイ部Aにおいてセルフ
・アラインメント・コンタクトのために形成されるのと
同時に、周辺部Bにおいても形成されるものである。さ
らにこの上に、全面にわたって、第四の絶縁膜(シリコ
ン酸化膜)5’を被着する。つぎに、全面にわたってレ
ジスト12を施したうえ、アルミコンタクトのある周辺
回路部Bでは、ビット線へのコンタクトをとる半導体基
板1の主面のコンタクト部1bの回りの領域にのみこの
レジスト12を残して、あとは除去する。次に、図8に
示すように、レジスト12が除去された領域の第四の酸
化膜5’を選択エッチングにより除去する。
【0060】次に、図9に示すように、残っているレジ
スト12を除去し、選択エッチングで残された第四の酸
化膜5’をマスクとして、熱りん酸などでウエットエッ
チングを行ない、ビット線コンタクト1bの周りのシリ
コン窒化膜4を残し、他の領域のシリコン窒化膜4を選
択的にエッチングして除去する。
【0061】次に、図10に示すように、半導体基板1
の第一および第二の酸化膜2、3およびシリコン窒化膜
4の上を含め、全面に第三の絶縁膜(層間絶縁膜として
のシリコン酸化膜)5を平坦化して被着する。残されて
いた第四の酸化膜5’は、層間酸化膜5と一体化される
ので、分けて図示していない。この過程の中で、半導体
基板1の主面のビット線コンタクト部1bの上のシリコ
ン窒化膜11と第一の酸化膜2とを貫いて開口部を設け
ビット線コンタクト通路11が配設される。また導電部
8(ビット線)および導電部10(ビット線)が層間酸
化膜5の中空位置に配設される。さらに、導電部9(セ
ルプレート)が、同様に配設され層間酸化膜5の中に埋
めこまれる形になる。
【0062】その後、全面にレジスト13を施し、上部
からのアルミコンタクトが必要な部位を開口して層間酸
化膜5を選択エッチングして、半導体基板1のコンタク
ト部1a、導電部6のコンタクト部6a、ワード線8の
コンタクト部8aおよびセルプレート9のコンタクト部
9aに通ずる開口部を設ける。その後、レジスト13を
除去し、層間酸化膜5のこれら各開口によって、上部と
の間に導通路となるアルミコンタクトをとる。
【0063】このように、この実施の形態では、窒化膜
4の上に酸化膜5’を重ねてレジスト12で酸化膜5’
をパターニングし、その後レジスト12を除去した後、
酸化膜5’をマスクとして熱りん酸などでウエットエッ
チングを行う。
【0064】この実施の形態の製造方法によれば、周辺
回路部Bにおいて、すべてのアルミコンタクトにセルフ
アラインで用いた窒化膜4がなくなり、窒化膜4の上で
エッチングストップするといった問題が解決される。ま
た、この実施の形態では、メモリセルアレイ部以外の周
辺回路部Bで、シリコン窒化膜4が残る面積を最小限に
したもので、周辺回路部Bを走る配線間に誘電率の高い
シリコン窒化膜を最小限に減少させることによって、配
線間容量を減少させ、電気特性、特に動作速度を向上す
る効果がある。
【0065】さらに、従来のようにレジストをマスクと
してドライエッチングで窒化膜を切る方法では、酸化膜
との選択比が十分とれない為に、基板を削る恐れがあっ
たが、この実施の形態のように、酸化膜との選択比が大
きなウエットエッチングを用いれば、基板削れやプラズ
マダメージのない安定した製造方法が得られる。
【0066】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の製造方
法は、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜2を被着す
る、この絶縁膜2に導電部6を設ける、この導電部6に
第二の絶縁膜3を被着する、第一の絶縁膜2と第二の絶
縁膜3とにシリコン窒化膜4を被着する、シリコン窒化
膜4を半導体基板1の主面の一部(ビット線コンタクト
をとる領域のみ)を残して除去した後第三の絶縁膜5を
被着する、第三の絶縁膜5に開口を設け前記第三の絶縁
膜5を貫いて導電部6のコンタクト部6aに至る導通路
を設ける、という各工程を含むものである。
【0067】なお、実施の形態1ないし4の要点は、下
部配線(トランスファーゲート)上方に窒化膜のような
酸化膜のエッチングストップ材料を置く構造において、
メモリセルアレイ部以外のアルミコンタクトをとる回路
部で、上記エッチングストップ材料を除去するものであ
る。また、実施の形態1および2では、アルミコンタク
トのある回路部で、所望のコンタクトの周りのみシリコ
ン窒化膜SiNが除去されており、実施の形態3および
4では、アルミコンタクトのある回路部で、ビット線コ
ンタクトの周りのみSiNを残すものである。
【0068】実施の形態5 図11は、この発明の実施の形態5の半導体装置の構造
を説明するためのもので、断面構造を示す図である。図
に示した半導体装置(DRAM)では、アルミコンタク
トのないメモリセルアレイ部Aと、基板、トランススフ
ァーゲート、ビット線およびセルプレート上へのアルミ
コンタクトのある周辺の回路部Bとからなる。なお、図
中、図1と同一の符号は、それぞれ同一または相当の部
分を示す。
【0069】図に示すように、この半導体装置は、半導
体基板1、第一の絶縁膜(酸化膜)2、第二の絶縁膜
(酸化膜)3、シリコン窒化膜4、第三の絶縁膜(層間
絶縁膜)5、第一の酸化膜2の上の導電部(トランスフ
ァーゲート)6と導電部(ワード線)7、層間絶縁膜5
の中に埋めこまれた中空位置の導電部(ビット線)8と
導電部(セルプレート)9、層間絶縁膜5の中に埋めこ
まれた中空位置の他の導電部(ビット線)10とそのコ
ンタクト通路11とを備えている。
【0070】半導体基板1は、その主面に多くの素子が
形成されるが、ここでは層間のコンタクトをとるコンタ
クト部1aと、導電部(ビット線)10とのコンタクト
をとるコンタクト部1bが示されている。第一の酸化膜
2は、半導体基板1の主面に被着され、この半導体基板
1のコンタクト部1aに開口2aを有する。
【0071】第二の酸化膜3は、第一の酸化膜2の上に
配設された導電部6および7を覆うように被着されてい
る。導電部6を覆う第二の酸化膜3は、この導電部6の
コンタクト部6に開口3aを有している。
【0072】シリコン窒化膜(SiN)4は、第一の酸
化膜2および第二の酸化膜3に被着され、半導体基板1
の主面のコンタクト部1aに開口4aを有し、導電部6
のコンタクト部6aには開口4bを有している。なお、
このシリコン窒化膜4は、メモリセルアレイ部Aにおけ
るセルフ・アライン・コンタクトのために形成されるの
と同時に、周辺部Bにおいても形成されるものである。
【0073】層間絶縁膜5は、シリコン窒化膜4に被着
され、半導体基板1のコンタクト部1aに開口5aを有
し、また導電部6のコンタクト部6aに開口5bを有し
ている。さらに、この層間絶縁膜5の中に埋めこまれた
中空位置の導電部8のコンタクト部8aに開口5cを有
し、導電部9のコンタクト部9aに開口5dを有してい
る。
【0074】導電部6は、第一の酸化膜2の一部に、こ
の酸化膜2から突出するように形成されており、トラン
スファーゲートとしてのワード線となる導電部である。
導電部7は、第一の酸化膜2の一部に、この酸化膜2か
ら突出するように形成されており、ゲート電極またはワ
ード線となる導電部である。導電部8は、層間絶縁膜5
の中に、半導体基板1の主面から一定間隔をおいて形成
された中空位置のビット線としての導電部であり、コン
タクト部8aを有している。導電部9は、層間絶縁膜5
の中に、半導体基板1の主面から一定間隔をおいて形成
された中空位置にあり、キャパシタのセルプレートとし
ての導電部であり、コンタクト部9aを有している。導
電部10は、層間絶縁膜5の中に埋めこまれた他の中空
位置の導電部8と同じくビット線としての導電部であ
り、コンタクト通路11を有している。
【0075】この半導体装置のメモリセルアレイ部Aで
は、半導体基板1への導通路となるビット線コンタクト
通路11やストレージノードコンタクト(図示せず)が
あり、ここでセルフアライン技術が使われる。
【0076】一方、周辺回路部Bでは、メモリセルアレ
イ部Aのビット線コンタクト通路11と同時に形成され
るビット線コンタクト通路11がある。さらに、層間絶
縁膜5の開口5a,5b,5c,5dには、層間の導通
路として形成された上部金属配線、いわゆるアルミコン
タクトがあり、それぞれ半導体基板1のコンタクト部1
a、導電部6のコンタクト部6a、中空位置の導電部8
のコンタクト部8aおよび中空位置の導電部9のコンタ
クト部9aに達している。
【0077】この実施の形態では、ブランケットSiN型
セルフアライン方式の半導体装置において、シリコン窒
化膜を貫通して、半導体基板のコンタクト部とトランス
ファーゲートのコンタクト部にアルミコンタクトを確実
にとることができる。
【0078】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の半導体
装置では、半導体基板1の主面に各絶縁膜2,3,5を
合わせた絶縁膜が被着され、この絶縁膜の中で半導体基
板1の主面近傍に導電部6が配設されている。また、こ
の絶縁膜の中にシリコン窒化膜4が、半導体基板1の主
面と導電部6とを覆うように配設されている。そして、
絶縁膜と前記シリコン窒化膜4とを貫いて前記導電部6
のコンタクト部6aに至る導通路が形成されている。ま
た、絶縁膜とシリコン窒化膜4とを貫いて半導体基板1
のコンタクト部1aに至る導通路が形成されている。シ
リコン窒化膜4の開口径は、これらの導通路の径と同じ
で、互いに接している。また、絶縁膜の中に、他の導電
部8,9が配設され、絶縁膜を貫いてこれらの導電部
8,9のコンタクト部8a,9aに至る導通路がそれぞ
れ形成されている。
【0079】実施の形態6 図12〜図14は、この発明の実施の形態6の半導体装
置の製造方法を説明するためのもので、実施の形態5の
構造をもつ半導体装置を製造するための製造方法として
好適なものである。なお、図中、図1または図2と同一
の符号は、それぞれ同一または相当の部分を示す。
【0080】製造のプロセスを述べると、まず図12に
示すように、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜(酸化
膜)2を被着する。次に、この第一の酸化膜2の一部に
この酸化膜2から突出するように導電部(トランスファ
ーゲート)6および導電部(ワード線)7を形成する。
さらに、この導電部6および導電部7を、第二の絶縁膜
(酸化膜)3で被覆する。この第一の酸化膜2および第
二の酸化膜3の上に、全面にわたってシリコン窒化膜4
を被着する。このシリコン窒化膜4は、メモリセルアレ
イ部Aにおいてセルフ・アラインメント・コンタクトの
ために形成されるのと同時に、周辺部Bにおいても形成
されるものである。
【0081】次に、シリコン窒化膜4の上に、第三の絶
縁膜(層間絶縁膜としてのシリコン酸化膜)5を平坦化
して施す。この過程の中で、半導体基板1の主面のビッ
ト線コンタクト部1bの上のシリコン窒化膜4および第
一の酸化膜2を貫いて開口部を設けビット線コンタクト
通路11が配設される。また導電部(ビット線)8およ
び導電部(ビット線)10が、半導体基板1の主面のシ
リコン窒化膜4から一定の間隔をおいて中空位置に配設
され、導電部10には半導体基板1に至るコンタクト通
路11が形成される。さらに、導電部(セルプレート)
9が、同様に配設され層間酸化膜5の中に埋めこまれる
形になる。
【0082】その後、レジスト13を施し、先ずシリコ
ン窒化膜4で覆われていないビット線8とセルプレート
9の位置を開口し、層間酸化膜5を選択エッチングし
て、コンタクト部8a,9aに達する開口5c,5dを
あける。
【0083】次に、図13に示すように、ビット線8と
セルプレイト9のコンタクト部8a,9aに達する開口
をレジストで塞ぎ、シリコン窒化膜4に覆われている半
導体基板1のコンタクト部1aおよびトランスファーゲ
ート6のコンタクト部6aの位置にレジスト13の開口
を設け、層間酸化膜5を選択エッチングして、シリコン
窒化膜4に達する開口をあける。
【0084】続いて、図14に示すように、半導体基板
1のコンタクト部1aの位置の開口5aおよびランスフ
ァーゲート6のコンタクト部6aの位置の開口5bか
ら、シリコン窒化膜4とシリコン酸化膜2をエッチング
して、コンタクト部1aおよびコンタクト部6aに達す
る開口5a,5bをあける。その後、レジスト13を除
去し、層間酸化膜5のこれら各開口により、上部との間
に導通路となるアルミコンタクトをとる。
【0085】この実施の形態は、ブランケットSiN型セ
ルフアライン方式において、アルミコンタクトのエッチ
ングをマスクを2枚使用して2回に分けて開口する製造
方法である。開口ホール内に窒化膜のないビット線8お
よびセルプレート9上のコンタクトの第一の開口工程
と、開口ホール内に窒化膜のある基板1およびトランス
ファーゲート6の上のコンタクトの第二の開口工程から
なる。第一工程は酸化膜ドライエッチのみで開口し、第
二工程は酸化膜ドライエッチの後で、窒化膜エッチと下
地酸化膜エッチを追加する。
【0086】このようにすれば、エッチングによる開口
を、開口ホール内に窒化膜のあるコンタクトとないコン
タクトに分けて行う為、それぞれ別種のエッチング仕様
が適用でき、オーバーエッチによる上部配線の膜減りや
或は突き抜けを回避する効果がある。
【0087】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の製造方
法は、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜2を被着す
る、この絶縁膜2に導電部6を設ける、この導電部6に
第二の絶縁膜3を被着する、第一の絶縁膜2と前記第二
の絶縁膜3とにシリコン窒化膜4を被着する、他の導電
部8を囲み、かつシリコン窒化膜4に被着する第三の絶
縁膜5を設ける、第三の絶縁膜5に開口を設け第三の絶
縁膜5を貫いて他の導電部8のコンタクト部に至る導通
路を設ける、第三の絶縁膜5とシリコン窒化膜4とに開
口を設け第三の絶縁膜5とシリコン窒化膜4とを貫いて
導電部6のコンタクト部6aに至る導通路と半導体基板
1のコンタクト部1aに至る導通路をそれぞれ設ける、
という各工程を含むものである。
【0088】実施の形態7 図15は、この発明の実施の形態7の半導体装置の構造
を説明するためのもので、断面構造を示す図である。図
に示した半導体装置(DRAM)では、アルミコンタク
トのないメモリセルアレイ部Aと、基板、トランススフ
ァーゲート、ビット線およびセルプレート上へのアルミ
コンタクトのある周辺の回路部Bとからなる。なお、図
中、図1と同一の符号は、それぞれ同一または相当の部
分を示す。
【0089】図に示すように、この半導体装置は、半導
体基板1、第一の絶縁膜(酸化膜)2、第二の絶縁膜
(酸化膜)3、シリコン窒化膜4、第三の絶縁膜(層間
絶縁膜)5、第一の酸化膜2の上の導電部(トランスフ
ァーゲート)6と導電部(ワード線)7、層間絶縁膜5
の中に埋めこまれた中空位置の導電部(ビット線)8と
導電部(セルプレート)9、層間絶縁膜5の中に埋めこ
まれた中空位置の他の導電部(ビット線)10とそのコ
ンタクト通路11とを備えている。
【0090】半導体基板1は、その主面に多くの素子が
形成されるが、ここでは層間のコンタクトをとるコンタ
クト部1aと、導電部10とのコンタクトをとるコンタ
クト部1bが示されている。第一の酸化膜2は、半導体
基板1の主面に被着され、この半導体基板1のコンタク
ト部1aに開口2aを有する。
【0091】第二の酸化膜3は、第一の酸化膜2の上に
配設された導電部6および7を覆うように被着されてい
る。導電部6を覆う第二の酸化膜3は、この導電部6の
コンタクト部6に開口3aを有している。
【0092】シリコン窒化膜(SiN)4は、第一の酸
化膜2および第二の酸化膜3に被着されているが、半導
体基板1の主面のコンタクト部1aに開口4aを有し、
導電部6のコンタクト部6aには開口4bを有してい
る。なお、このシリコン窒化膜4は、メモリセルアレイ
部Aにおけるセルフ・アライン・コンタクトのために形
成されるのと同時に、周辺部Bにおいても形成されるも
のである。
【0093】層間絶縁膜5は、シリコン窒化膜4に被着
され、半導体基板1のコンタクト部1aに開口5aを有
し、また導電部6のコンタクト部6aに開口5bを有し
ている。さらに、この層間絶縁膜5の中に埋めこまれた
中空位置の導電部8のコンタクト部8aに開口5cを有
し、導電部9のコンタクト部9aに開口5dを有してい
る。
【0094】導電部6は、第一の酸化膜2の一部に、こ
の酸化膜2から突出するように形成されており、トラン
スファーゲートとしてのワード線となる導電部である。
導電部7は、第一の酸化膜2の一部に、この酸化膜2か
ら突出するように形成されており、ゲート電極またはワ
ード線となる導電部である。導電部8は、層間絶縁膜5
の中に、半導体基板1の主面から一定間隔をおいて中空
位置に形成されたビット線としての導電部であり、コン
タクト部8aを有している。この導電部8の上面には、
シリコン窒化膜4’が被着されており、かつ導電部8の
コンタクト部8aの位置に開口を有している。
【0095】導電部9は、層間絶縁膜5の中に、半導体
基板1の主面から一定間隔をおいて中空位置に形成され
たキャパシタのセルプレートとしての導電部であり、コ
ンタクト部9aを有している。この導電部9の上面に
は、シリコン窒化膜4’が被着されており、かつ導電部
9のコンタクト部9aの位置に開口を有している。導電
部10は、層間絶縁膜5の中に埋めこまれた他の中空位
置の導電部8と同じくビット線としての導電部であり、
コンタクト通路11を有している。
【0096】この半導体装置のメモリセルアレイ部Aで
は、半導体基板1への導通路となるビット線コンタクト
通路11やストレージノードコンタクト(図示せず)が
あり、ここでセルフアライン技術が使われる。
【0097】一方、周辺回路部Bでは、メモリセルアレ
イ部Aのビット線コンタクト通路11と同時に形成され
るビット線コンタクト通路11がある。さらに、層間絶
縁膜5の開口5a,5b,5c,5dには、層間の導通
路として形成された上部金属配線、いわゆるアルミコン
タクトがあり、それぞれ半導体基板1のコンタクト部1
a、導電部6のコンタクト部6a、中空位置の導電部8
のコンタクト部8aおよび中空位置の導電部9のコンタ
クト部9aに達している。
【0098】この実施の形態は、アルミコンタクトの落
ちるすべての配線および基板上部に窒化膜を置く構造と
している。アルミコンタクトを一旦、窒化膜で止めて、
ガスなどのエッチング条件を変えて窒化膜を除去した
後、若干の酸化膜エッチを加えてコンタクトを形成した
ものである。
【0099】この実施の形態によれば、セルフアライン
コンタクトで用いられるシリコン窒化膜4を確実に貫い
て、上部層との導通路となるアルミコンタクトを形成す
ることができる。また、各導電部が同じ様にシリコン窒
化膜で覆われているので、同じように処理、加工ができ
る。
【0100】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の半導体
装置では、半導体基板1の主面に各絶縁膜2,3,5を
合わせた絶縁膜が被着され、この絶縁膜の中で半導体基
板1の主面近傍に導電部6が配設さている。また、この
絶縁膜の中にシリコン窒化膜4が、半導体基板1の主面
と導電部6とを覆うように配設されている。そして、絶
縁膜とシリコン窒化膜4とを貫いて導電部6のコンタク
ト部6aに至る導通路が形成されている。また、絶縁膜
とシリコン窒化膜4とを貫いて半導体基板1のコンタク
ト部1aに至る導通路が形成されている。シリコン窒化
膜4の開口径は、これらの導通路の径と同じで、互いに
接している。また、絶縁膜の中に、シリコン窒化膜4’
が被着された他の導電部8,9が配設され、絶縁膜とこ
のシリコン窒化膜4’を貫いてこれらの導電部8,9の
コンタクト部8a,9aに至る導通路が形成されてい
る。
【0101】なお、以上説明した実施の形態1,3,5
おおよび7では、メモリセルアレイ部でブランケットS
iN方式のセルフ・アライン・コンタクトによってシリ
コン窒化膜が形成され、これと同時に周辺回路部で形成
されるシリコン窒化膜を貫いて上部層からの配線、いわ
ゆるアルミコンタクトをとった半導体装置を示してい
る。さらに、このうち、実施の形態1および3では、シ
リコン窒化膜の開口の大きさが導通路、即ちアルミコン
タクトホールの径の大きさよりも余裕をもって大きく形
成されている。これに対して、実施の形態5および7で
は、シリコン窒化膜の開口の大きさが導通路、即ちアル
ミコンタクトホールの径の大きさと同じに形成されてい
る。
【0102】実施の形態8 図16〜図18は、この発明の実施の形態8の半導体装
置の製造方法を説明するためのもので、実施の形態7の
構造をもつ半導体装置を製造するための製造方法として
好適なものである。なお、図中、図1または図2と同一
の符号は、それぞれ同一または相当の部分を示す。
【0103】製造のプロセスを述べると、まず図16に
示すように、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜(酸化
膜)2を被着する。次に、この第一の酸化膜2の一部に
この酸化膜2から突出するように導電部6(トランスフ
ァーゲート)および導電部7(ワード線)を形成する。
さらに、この導電部6および7を、第二の絶縁膜(酸化
膜)3で被覆する。この第一の酸化膜2および第二の酸
化膜3の上に、全面にわたってシリコン窒化膜4を被着
する。このシリコン窒化膜4は、メモリセルアレイ部A
においてセルフ・アラインメント・コンタクトのために
形成されるのと同時に、周辺部Bにおいても形成される
ものである。
【0104】次に、シリコン窒化膜4の上に、全面に第
三の絶縁膜(層間絶縁膜としてのシリコン酸化膜)5を
平坦化して施す。この過程の中で、半導体基板1の主面
のビット線コンタクト部1bの上のシリコン窒化膜4お
よび第一の酸化膜2を貫いて開口部を設けビット線コン
タクト通路11が配設される。また導電部(ビット線)
8および導電部(ビット線)10が、半導体基板1の主
面のシリコン窒化膜4から一定の間隔をおいて中空位置
に配設される。そしてこのビット線8,10の上面にシ
リコン窒化膜4’を被着する。さらに、導電部(セルプ
レート)9が、同様にその上面にシリコン窒化膜4’が
被着されて、層間酸化膜5の中に配設される。
【0105】その後、図17に示すように、層間酸化膜
5の全面にレジスト13を施し、半導体基板1のコンタ
クト部1a、導電部6のコンタクト部6a、ビット線8
のコンタクト部8aおよびセルプレート9のコンタクト
部9aの位置でこのレジスト13に開口を設け、この開
口から層間酸化膜5を選択エッチングして、それぞれシ
リコン窒化膜4,4’に達する開口5a,5b,5c,
5dをあける。
【0106】続いて、図18に示すように、これらの開
口からシリコン窒化膜4をエッチングしてビット線8の
コンタクト部8aおよびセルプレート9のコンタクト部
9aに達する開口を形成する。半導体基板1のコンタク
ト部1aおよび導電部6のコンタクト部6aの開口につ
いては、シリコン窒化膜4が除去されるが、なお酸化膜
2または3があるので、続いて酸化膜エッチングにより
これを除去し、それぞれコンタクト部1aおよびコンタ
クト部6aに達する開口5a,5bを形成する。その
後、レジスト13を除去し、層間酸化膜5のこれら各開
口によって、上部との間に導通路となるアルミコンタク
トをとる。
【0107】この実施の形態では、アルミコンタクトの
落ちるすべての配線および基板上部に窒化膜を置く製造
方法としている。アルミコンタクトを一旦、窒化膜で止
めて、ガスなどのエッチング条件を変えて窒化膜を除去
した後、若干の酸化膜エッチを加えてコンタクトを形成
するものである。
【0108】このようにすれば、浅いコンタクトは基板
コンタクトのような深いコンタクトに比べて、かなりエ
ッチング時間が長くなるが、各配線はエッチングストッ
パーとしての窒化膜でカバーされている為削られないと
いう効果がある。
【0109】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の製造方
法は、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜2を被着す
る、この第一の絶縁膜2に導電部6を設ける、この導電
部6に第二の絶縁膜3を被着する、第一の絶縁膜2と第
二の絶縁膜3とにシリコン窒化膜4を被着する、他のシ
リコン窒化膜が被着された他の導電部8を囲み、かつシ
リコン窒化膜4に被着する第三の絶縁膜5を設ける、第
三の絶縁膜5を貫いて導電部6のコンタクト部6aに向
かいシリコン窒化膜4に至る開口を設けるとともに、第
三の絶縁膜5を貫いて他の導電部8のコンタクト部8a
に向かい他のシリコン窒化膜4’に至る開口を設ける、
これらの開口からシリコン窒化膜4と第二の絶縁膜2と
を貫いて導電部6のコンタクト部6aに至る導通路を設
けるとともに、他のシリコン窒化膜4’を貫いて他の導
電部8のコンタクト部8aに至る導通路とを設ける、と
いう各工程を含むものである。
【0110】なお、以上説明した実施の形態2,4,6
および8では、メモリセルアレイ部AでブランケットS
iN方式のセルフ・アライン・コンタクトによってシリ
コン窒化膜4を形成し、これと同時に周辺回路部Bでシ
リコン窒化膜4を形成し、このシリコン窒化膜4を貫い
て上部層からの配線、いわゆるアルミコンタクトをとる
ようにした半導体装置の製造方法を示している。さら
に、このうち、実施の形態2および4では、周辺回路部
Bでアルミコンタクトをとる領域のシリコン窒化膜4を
予め除去しておいてから、層間酸化膜5を被着させ、そ
の後この層間酸化膜5を貫いて導通路、すなわちアルミ
コンタクトを形成する。これに対し、実施の形態6およ
び8では、周辺回路部Bでもシリコン窒化膜4の上に層
間酸化膜5を被着させ、その後この層間酸化膜5とシリ
コン窒化膜4とを貫いて導通路、すなわちアルミコンタ
クトを形成するようにしたものである。
【0111】実施の形態9 図19は、この発明の実施の形態9の半導体装置の構造
を説明するための図で、断面構造を示す図である。図に
示した半導体装置(DRAM)では、アルミコンタクト
のないメモリセルアレイ部Aと、基板、トランススファ
ーゲート、ビット線およびセルプレート上へのアルミコ
ンタクトのある周辺の回路部Bとからなる。なお、図
中、図1と同一の符号は、それぞれ同一または相当の部
分を示す。
【0112】図に示すように、この半導体装置は、半導
体基板1、第一の絶縁膜(酸化膜)2、第二の絶縁膜
(酸化膜)3、シリコン窒化膜4、第三の絶縁膜(層間
絶縁膜)5、第一の酸化膜2の上の導電部(トランスフ
ァーゲート)6と導電部(ワード線)7、層間絶縁膜5
の中に埋めこまれた中空位置の導電部(ビット線)8と
導電部(セルプレート)9、層間絶縁膜5の中に埋めこ
まれた中空位置の他の導電部(ビット線)10とそのコ
ンタクト通路11および薄い第五の絶縁膜(酸化膜)1
4とを備えている。
【0113】半導体基板1は、その主面に多くの素子が
形成されるが、ここでは層間のコンタクトをとるコンタ
クト部1aと、導電部10とのコンタクトをとるコンタ
クト部1bが示されている。第一の酸化膜2は、半導体
基板1の主面に被着され、ビット線コンタクト通路11
が通る個所は開口している。第二の酸化膜3は、導電部
6および7の上面に被着されている。導電部6の上面を
覆う第二の酸化膜3は、この導電部6のコンタクト部6
に開口3aを有している。
【0114】第五の酸化膜14は、導電部6および7の
側面とその上の酸化膜3の側面と上面に薄く被着されて
いる。なお、この第五の酸化膜14は、必須のものでは
なく、これがない場合もある。
【0115】シリコン窒化膜4(SiN)は、メモリセ
ルアレイ部Aでは、第一の酸化膜2および第四の酸化膜
14に被着されているが、アルミコンタクトのある周辺
回路部Bでは、導電部6、7の側面となる、第五の酸化
膜14の立上がり部にのみ被着されている。なお、この
シリコン窒化膜4は、メモリセルアレイ部Aにおけるセ
ルフ・アライン・コンタクトのために形成されるのと同
時に、周辺回路部Bにおいても形成されるものである。
【0116】層間絶縁膜5は、第一の酸化膜2、第五の
酸化膜14およびシリコン窒化膜4とに被着され、半導
体基板1のコンタクト部1aに開口5aを有し、導電部
6のコンタクト部6aに開口5bを有している。さら
に、この層間絶縁膜5の中に埋めこまれた中空位置の導
電部8のコンタクト部8aに開口5cを有し、中空位置
の導電部9のコンタクト部9aに開口5dを有してい
る。
【0117】導電部6は、第一の酸化膜2から突出して
形成され、トランスファーゲートとしてのワード線とな
る導電部である。導電部7は、ゲート電極またはワード
線となる導電部である。導電部8は、層間絶縁膜5の中
に埋めこまれた中空位置のビット線としての導電部であ
り、コンタクト部8aを有している。
【0118】導電部9は、層間絶縁膜5の中に埋めこま
れた他の中空位置のキャパシタのセルプレートとしての
導電部であり、コンタクト部9aを有している。導電部
10は、層間絶縁膜5の中に埋めこまれた他の中空位置
の導電部8と同じくビット線としての導電部であり、半
導体基板1へのコンタクト通路11を有している。
【0119】この半導体装置のメモリセルアレイ部Aで
は、半導体基板1に対して導通をとるビット線コンタク
ト部やストレージノードコンタクト(図示せず)があ
り、ここでセルフアライン技術が使われる。
【0120】一方、周辺回路部Bでは、メモリセルアレ
イ部Aのビット線コンタクトと同時に形成されるビット
線コンタクト通路11がある。さらに、層間絶縁膜5の
開口5a,5b,5c,5dには、層間の導通路として
形成された上部金属配線、いわゆるアルミコンタクトが
あり、それぞれ半導体基板1のコンタクト部1a、導電
部6のコンタクト部6a、中空位置の導電部8のコンタ
クト部8aおよび中空位置の導電部9のコンタクト部9
aに達している。
【0121】この実施の形態では、サイドウオールSi
N型セルフアライン方式において、トランスファーゲー
ト6の側壁酸化膜14を薄膜化し、アルミコンタクトの
ある周辺回路部Bにおいて、窒化膜4をトランスファー
ゲート6の側壁にのみ残すものである。
【0122】このようにすれば、使用するマスクは、メ
モリセルアレイ部Aのみ残すラフなマスクでよく、コン
タクトの周囲だけ抜くあるいは残すといったマスクに比
べてパターニングしやすく、かつ、周辺回路部Bにおい
て、すべてのアルミコンタクトにセルフアラインで用い
た窒化膜4がなくなり、窒化膜上でエッチングストップ
するといった問題が解決される。
【0123】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の半導体
装置では、主面にコンタクト部を有する半導体基板1に
各絶縁膜2,3,5を合わせた絶縁膜が被着され、この
絶縁膜の中で、前記半導体基板1の主面近傍に導電部6
が、この主面から突出して配設されている。また、周辺
回路部では、シリコン窒化膜4が、導電部6の側面に被
着されている。そして、絶縁膜を貫いて導電部6のコン
タクト部6aに至る導通路が形成されている。また、絶
縁膜を貫いて半導体基板1の主面のコンタクト部1aに
至る導通路が形成されている。また、絶縁膜の中に、他
の導電部8,9が配設され、絶縁膜を貫いてこれらの導
電部のコンタクト部に至る導通路が形成されている。
【0124】実施の形態10 図20〜図24は、この発明の実施の形態10の半導体
装置の製造方法を説明するためのもので、実施の形態9
の構造をもつ半導体装置を製造するための製造方法とし
て好適なものである。図中、図1または図2と同一の符
号は、それぞれ図1と同一または相当の部分を示す。
【0125】製造のプロセスを述べると、まず図20に
示すように、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜(酸化
膜)2を被着する。次に、この第一の酸化膜2の一部
に、この酸化膜2から突出した導電部(トランスファー
ゲート)6および導電部(ワード線)7を形成する。さ
らに、この導電部6および導電部7の上面を、第二の絶
縁膜(酸化膜)3で被覆する。この導電部6,7とその
上の第二の酸化膜3の周囲側面と上面に、第五の絶縁膜
(酸化膜)14を薄く被着する。
【0126】この第二の酸化膜2および第五の酸化膜1
4の上に、全面にわたってシリコン窒化膜4を被着す
る。このシリコン窒化膜4は、メモリセルアレイ部Aに
おいてセルフ・アラインメント・コンタクトのために形
成されるのと同時に、周辺回路部Bにおいても形成され
るものである。次に、この全面をレジスト12で覆った
のち、メモリセルアレイ部Aのレジスト12を残し、ア
ルミコンタクトのある周辺回路部Bからは除去する。
【0127】次に、図21に示すように、レジスト12
が除去された周辺回路部Bで、異方性エッチングにより
導電部6および7の側面のシリコン窒化膜4を残してそ
の他の部分のシリコン窒化膜4を除去する。このように
すると、メモリセルアレイ部Aの導電部7とアルミコン
タクトのある周辺回路部Bの導電部6,7は、それぞれ
図24に示すように形成される。
【0128】次に、図22に示すように、半導体基板1
の第一の酸化膜2、シリコン窒化膜4および第五の酸化
膜14の上を含め、全面に第三の絶縁膜(層間絶縁膜と
してのシリコン酸化膜)5を平坦化して被着する。この
過程の中で、半導体基板1の主面のビット線コンタクト
部1bの上の第一の酸化膜2を貫いて開口部を設け、ビ
ット線コンタクト通路11が配設される。また導電部
(ビット線)8および導電部(ビット線)10が層間酸
化膜5の中空位置に配設される。さらに、導電部(セル
プレート)9が、同様に配設され層間酸化膜5の中に埋
めこまれる形になる。その後、全面にレジスト13を施
し、上部からのアルミコンタクトが必要な部位を開口す
る。
【0129】次に、図23に示すように、このレジスト
13の開口から、層間酸化膜5を選択エッチングして、
半導体基板1のコンタクト部1a、導電部6のコンタク
ト部6a、ワード線8のコンタクト部8aおよびセルプ
レート9のコンタクト部9aに通ずる開口部を設ける。
半導体基板1のコンタクト部1aの上の第一の酸化膜2
および導電部6の上の第三の酸化膜3と第五の酸化膜1
4も同時にエッチングされる。その後、レジスト13を
除去し、層間酸化膜5のこれら各開口によって、上部と
の間に導通路となるアルミコンタクトをとる。
【0130】このように、この実施の形態では、導電部
(トランスファーゲート)6の形成後、薄膜の酸化膜1
4と窒化膜4を導電部(トランスファーゲート)6のゲ
ート電極形状に沿って、ゲート電極形状に忠実に(コン
フォーマルに)成膜し、メモリセルアレイ部Aにレジス
ト13をパターニングした後、窒化膜4を異方性でドラ
イエッチングする。異方性ドライエッチングは、エッチ
ングが垂直方向のみ進むため、導電部(トランスファー
ゲート)6の側壁の縦方向に厚くなっている窒化膜4は
側壁部のみに残される。
【0131】この実施の形態では、シリコン窒化膜4の
選択エッチングのために使用するマスクは、メモリセル
アレイ部Aのみ残すラフなマスクでよく、アルミコンタ
クトの周囲だけ抜くあるいは残すといったマスクに比べ
てパターニングしやすく、かつ周辺回路部Bでは、すべ
てのアルミコンタクトにセルフアラインで用いた窒化膜
がなくなり、窒化膜上でエッチングストップするといっ
た問題が解決される。
【0132】また、この実施の形態では、メモリセルア
レイ部A以外のアルミコンタクトのある周辺回路部Bで
シリコン窒化膜が残る面積を最小限にしたので、アルミ
コンタクトのある周辺回路部Bを走る配線間に誘電率の
高いシリコン窒化膜4を最小限に減少させることによっ
て、配線間容量を減少させ、電気特性特に動作速度を向
上する効果がある。
【0133】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の製造方
法は、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜2を被着す
る、この絶縁膜2に導電部6を設ける、この導電部6に
第二の絶縁膜3を被着する、第一の絶縁膜2と第二の絶
縁膜3とにシリコン窒化膜4を被着する、シリコン窒化
膜4を導電部6の側面部分を残して除去した後第三の絶
縁膜5を被着する、第三の絶縁膜5に開口を設け第三の
絶縁膜5を貫いて導電部6のコンタクト部6aに至る導
通路と半導体基板1のコンタクト部1aに至る導通路を
それぞれ設ける、という各工程を含むものである。
【0134】実施の形態11 図25は、この発明の実施の形態11の半導体装置の構
造を説明するためのもので、断面構造を示す図である。
図に示した半導体装置(DRAM)では、アルミコンタ
クトのないメモリセルアレイ部Aと、基板、トランスス
ファーゲート、ビット線およびセルプレート上へのアル
ミコンタクトのある周辺の回路部Bとからなる。なお、
図中、図1と同一の符号は、それぞれ同一または相当の
部分を示す。
【0135】図に示すように、この半導体装置は、半導
体基板1、第一の絶縁膜(酸化膜)2、シリコン窒化膜
4、第三の絶縁膜(層間絶縁膜)5、第一の酸化膜2の
上の導電部(トランスファーゲート)6と導電部(ワー
ド線)7、層間絶縁膜5の中に埋めこまれた中空位置の
導電部(ビット線)8と導電部(セルプレート)9、層
間絶縁膜5の中に埋めこまれた中空位置の他の導電部
(ビット線)10とそのコンタクト通路11とを備えて
いる。
【0136】半導体基板1は、その主面に多くの素子が
形成されるが、ここでは層間のコンタクトをとるコンタ
クト部1aと、導電部10とのコンタクトをとるコンタ
クト部1bが示されている。第一の酸化膜2は、半導体
基板1の主面に被着され、この半導体基板1のコンタク
ト部1aに開口2aを有する。
【0137】シリコン窒化膜(SiN)4は、第一の酸
化膜2の上の導電部6,7を覆うように形成されてい
る。導電部6を覆うシリコン窒化膜4は、導電部6のコ
ンタクト部6aに開口4aを有している。なお、このシ
リコン窒化膜4は、メモリセルアレイ部Aにおけるセル
フ・アライン・コンタクトのために形成されるのと同時
に、周辺部Bにおいても形成されるものである。
【0138】層間絶縁膜5は、第一の酸化膜2とシリコ
ン窒化膜4に被着され、半導体基板1のコンタクト部1
aに開口5aを有し、また導電部6のコンタクト部6a
に開口5bを有している。さらに、この層間絶縁膜5の
中に埋めこまれた中空位置の導電部8のコンタクト部8
aに開口5cを有し、導電部9のコンタクト部9aに開
口5dを有している。
【0139】導電部6は、第一の酸化膜2の一部に、こ
の酸化膜2から突出するように形成されており、トラン
スファーゲートとしてのワード線となる導電部である。
導電部7は、第一の酸化膜2の一部に、この酸化膜2か
ら突出するように形成されており、ゲート電極またはワ
ード線となる導電部である。導電部8は、層間絶縁膜5
の中に、半導体基板1の主面から一定間隔をおいて中空
位置に形成されたビット線としての導電部であり、コン
タクト部8aを有している。導電部9は、層間絶縁膜5
の中に、半導体基板1の主面から一定間隔をおいて中空
位置に形成されたキャパシタのセルプレートとしての導
電部であり、コンタクト部9aを有している。導電部1
0は、導電部8と同じくビット線としての導電部であ
り、コンタクト通路11を有している。
【0140】この半導体装置のメモリセルアレイ部Aで
は、半導体基板1への導通路となるビット線コンタクト
通路11やストレージノードコンタクト(図示せず)が
あり、ここでセルフアライン技術が使われる。
【0141】一方、周辺回路部Bでは、メモリセルアレ
イ部Aのビット線コンタクト通路11と同時に形成され
るビット線コンタクト通路11がある。さらに、層間絶
縁膜5の開口5a,5b,5c,5dには、層間の導通
路として形成された上部金属配線、いわゆるアルミコン
タクトがあり、それぞれ半導体基板1のコンタクト部1
a、導電部6のコンタクト部6a、中空位置の導電部8
のコンタクト部8aおよび中空位置の導電部9のコンタ
クト部9aに達している。
【0142】この実施の形態では、メモリセルアレイ部
A以外の周辺回路部Bでシリコン窒化膜4が残る面積を
最小限にしたもので、周辺回路部Bを走る配線間に誘電
率の高いシリコン窒化膜4を最小限に減少させることに
よって、配線間容量を減少させ、電気特性、特に動作速
度を向上する効果がある。
【0143】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の半導体
装置では、主面にコンタクト部1aを有する半導体基板
1に、各絶縁膜2、5を合わせた絶縁膜が被着されてい
る。この絶縁膜の中で、半導体基板1の主面近傍に導電
部6が、この主面から突出して配設されている。この導
電部6の上面と側面に、シリコン窒化膜4が被着されて
いる。また、絶縁膜とシリコン窒化膜4とを貫いて導電
部6のコンタクト部6aに至る導通路が形成されてい
る。また、絶縁膜5を貫いて半導体基板1のコンタクト
部1aに至る導通路が形成されている。また、絶縁膜の
中に、他の導電部8,9が配設され、絶縁膜を貫いてこ
れらの導電部のコンタクト部に至る導通路が形成されて
いる。
【0144】なお、以上説明した実施の形態9および1
1では、メモリセルアレイ部でSiNサイドウオール方
式のセルフ・アライン・コンタクトによってシリコン窒
化膜が形成され、これと同時に周辺回路部で形成される
シリコン窒化膜を貫いて上部層からの配線、いわゆるア
ルミコンタクトをとった半導体装置を示している。さら
に、このうち、実施の形態9では、シリコン窒化膜の開
口の大きさが導通路、即ちアルミコンタクトホールの径
の大きさよりも大きく形成されている。これに対して、
実施の形態11では、シリコン窒化膜の開口の大きさが
導通路、即ちアルミコンタクトホールの径の大きさと同
じに形成されている。
【0145】実施の形態12 図26〜図28は、この発明の実施の形態12の半導体
装置の製造方法を説明するためのもので、実施の形態1
1の構造をもつ半導体装置を製造するための製造方法と
して好適なものである。なお、図中、図1または図2と
同一の符号は、それぞれ同一または相当の部分を示す。
【0146】製造のプロセスを述べると、まず図26に
示すように、半導体基板1の主面に第一の絶縁膜(酸化
膜)2を被着する。次に、この第一の酸化膜2の一部に
この酸化膜2から突出するように導電部(トランスファ
ーゲート)6および導電部(ワード線)7を形成する。
次に、この導電部6を覆い、閉じこめるように酸化膜2
から導電部6に沿ってシリコン窒化膜4を被着する。こ
のプロセスは、初めに第一の酸化膜2の全面にシリコン
窒化膜4を施し、その後選択エッチングにより導電部
6、7のまわりのシリコン窒化膜4のみ残して他の部分
のシリコン窒化膜4を除去する方法などで達成される。
このシリコン窒化膜4は、メモリセルアレイ部Aにおい
てセルフ・アラインメント・コンタクトのために形成さ
れるのと同時に、周辺部Bにおいても形成されるもので
ある。
【0147】次に、第一の酸化膜2とシリコン窒化膜4
の上に、全面に第三の絶縁膜(層間絶縁膜としてのシリ
コン酸化膜)5を平坦化して施す。この過程の中で、半
導体基板1の主面のビット線コンタクト部1bの上の第
一の酸化膜2を貫いてビット線コンタクト通路11が配
設される。また導電部(ビット線)8および導電部(ビ
ット線)10が、半導体基板1の主面のシリコン窒化膜
4から一定の間隔をおいて中空位置に配設される。さら
に、導電部(セルプレート)9が、同様に配設され層間
酸化膜5の中に埋めこまれる形になる。
【0148】その後、レジスト13を施し、先ずシリコ
ン窒化膜4で覆われていない半導体基板1のコンタクト
部1a、ビット線8のコンタクト部8aおよびセルプレ
イト9のコンタクト部9aの位置を開口し、層間酸化膜
5を選択エッチングして、コンタクト部1a,8a,9
aに達する開口をあける。
【0149】次に、図27に示すように、半導体基板
1、ビット線8およびセルプレイト9のコンタクト部1
a,8a,9aに達する開口5a,5c,5dをレジス
ト13で塞ぎ、シリコン窒化膜4に覆われている導電部
6のコンタクト部6aの位置にレジスト13の開口を設
け、層間酸化膜5を選択エッチングして、導電部6のシ
リコン窒化膜4に達する開口をあける。
【0150】続いて、図28に示すように、導電部6の
コンタクト部6aの位置の開口5bから、シリコン窒化
膜4をエッチングして、コンタクト部6aに達する開口
をあける。その後、レジスト13を除去し、層間酸化膜
5のこれら各開口を介して、上部との間に導通路となる
アルミコンタクトをとる(SiN)。
【0151】この実施の形態では、SiNサイドウオール
型セルフアライン方式において、アルミコンタクトのエ
ッチングをマスクを2枚使用して2回に分けて開口する
製造方法である。開口ホール内に窒化膜のない基板、ビ
ット線およびセルプレート上のコンタクトの第1の開口
工程と、開口ホール内に窒化膜のあるトランスファーゲ
イト上のコンタクトの第2の開口工程からなる。第1工
程は酸化膜ドライエッチのみで開口し、第2工程は酸化
膜ドライエッチの後で、窒化膜エッチを追加する。
【0152】このようにすれば、エッチングによる開口
を、開口ホール内に窒化膜のあるコンタクトとないコン
タクトに分けて行う為、それぞれ別種のエッチング仕様
が適用でき、オーバーエッチによる上部配線の膜減りや
或は突き抜けを回避する効果がある。
【0153】なお、この実施の形態は、次のように把握
することもできる。すなわち、この実施の形態の製造方
法は、半導体基板1の主面に一の絶縁膜2を被着する、
この絶縁膜2に導電部6を設ける、導電部6にシリコン
窒化膜4を被着する、シリコン窒化膜4に他の絶縁膜5
を被着する、一の絶縁膜2および他の絶縁膜5に開口を
設け一の絶縁膜2および他の絶縁膜5を貫いて半導体基
板1のコンタクト部1aに至る導通路を設ける、他の絶
縁膜5とシリコン窒化膜4とに開口を設け他の絶縁膜5
とシリコン窒化膜4とを貫いて導電部6のコンタクト部
6aに至る導通路を設ける、という各工程を含むもので
ある。
【0154】なお、以上説明した実施の形態10および
12では、メモリセルアレイ部AでSiNサイドウオー
ル方式のセルフ・アライン・コンタクトによってシリコ
ン窒化膜4を形成し、これと同時に周辺回路部Bでシリ
コン窒化膜4を形成し、このシリコン窒化膜4を貫いて
上部層からの配線、いわゆるアルミコンタクトをとるよ
うにした半導体装置の製造方法を示している。さらに、
このうち、実施の形態10では、周辺回路部Bでアルミ
コンタクトをとる領域のシリコン窒化膜4を予め除去し
ておいてから、層間酸化膜5を被着させ、その後この層
間酸化膜5を貫いて導通路、すなわちアルミコンタクト
を形成する。これに対し、実施の形態12では、周辺回
路部Bでもシリコン窒化膜4の上に層間酸化膜5を被着
させ、その後この層間酸化膜5とシリコン窒化膜4とを
貫いて導通路、すなわちアルミコンタクトを形成するよ
うにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の半導体装置の構造
を説明するための図。
【図2】 この発明の実施の形態2の半導体装置の製造
方法を説明するための図。
【図3】 この発明の実施の形態2の半導体装置の製造
方法を説明するための図。
【図4】 この発明の実施の形態2の半導体装置の製造
方法を説明するための図。
【図5】 この発明の実施の形態2の半導体装置の製造
方法を説明するための図。
【図6】 この発明の実施の形態3の半導体装置の構造
を説明するため図。
【図7】 この発明の実施の形態4の半導体装置の製造
方法を説明するための図。
【図8】 この発明の実施の形態4の半導体装置の製造
方法を説明するための図。
【図9】 この発明の実施の形態4の半導体装置の製造
方法を説明するための図。
【図10】 この発明の実施の形態4の半導体装置の製
造方法を説明するための図。
【図11】 この発明の実施の形態5の半導体装置の構
造を説明するための図。
【図12】 この発明の実施の形態6の半導体装置の製
造方法を説明するための図。
【図13】 この発明の実施の形態6の半導体装置の製
造方法を説明するための図。
【図14】 この発明の実施の形態6の半導体装置の製
造方法を説明するための図。
【図15】 この発明の実施の形態6の半導体装置の構
造を説明するための図。
【図16】 この発明の実施の形態6の半導体装置の製
造方法を説明するための図。
【図17】 この発明の実施の形態7の半導体装置の製
造方法を説明するための図。
【図18】 この発明の実施の形態8の半導体装置の製
造方法を説明するための図。
【図19】 この発明の実施の形態8の半導体装置の構
造を説明するための図。
【図20】 この発明の実施の形態8の半導体装置の製
造方法を説明するための図。
【図21】 この発明の実施の形態9の半導体装置の製
造方法を説明するための図。
【図22】 この発明の実施の形態10の半導体装置の
製造方法を説明するための図。
【図23】 この発明の実施の形態10の半導体装置の
製造方法を説明するための図。
【図24】 この発明の実施の形態10の半導体装置の
製造方法を説明するための図。
【図25】 この発明の実施の形態11の半導体装置の
構造を説明するための図。
【図26】 この発明の実施の形態12の半導体装置の
製造方法を説明するための図。
【図27】 この発明の実施の形態12の半導体装置の
製造方法を説明するための図。
【図28】 この発明の実施の形態12の半導体装置の
製造方法を説明するための図。
【図29】 従来のDRAMの構造を示す図。
【図30】 シリコン窒化膜を使ったセルフアラインコ
ンタクト技術を説明するための図。
【図31】 層間絶縁膜を貫く導通路(アルミコンタク
ト)の状態を示す図。
【符号の説明】
1 半導体基板、1a,1b コンタクト部、2 第一
の絶縁膜(酸化膜)、2a 開口、3 第二の絶縁膜
(酸化膜)、3a 開口、4 シリコン窒化膜、4a,
4b 開口、5 第三の絶縁膜(層間絶縁膜あるいは層
間酸化膜)、5a,5b,5c,5d 開口、5’ 第
四の絶縁膜(酸化膜)、6 導電部(トランスファーゲ
ート)、6a コンタクト部、7 導電部(ワード
線)、8 導電部(ビット線)、8a コンタクト部、
9 導電部(セルプレート)、9a コンタクト部、1
0 導電部(ビット線)、11 ビット線コンタクト通
路、12,13 レジスト、14 第五の絶縁膜(酸化
膜)。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、この半導体基板の主面に
    被着された絶縁膜と、この絶縁膜の中で前記半導体基板
    の主面近傍に配設されコンタクト部を有する導電部と、
    前記絶縁膜の中に配設され前記半導体基板の主面と前記
    導電部とを覆うシリコン窒化膜と、前記絶縁膜と前記シ
    リコン窒化膜とを貫いて前記導電部のコンタクト部に至
    る導通路とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 主面にコンタクト部を有する半導体基板
    と、この半導体基板の主面に被着された絶縁膜と、この
    絶縁膜の中で前記半導体基板の主面近傍に配設されコン
    タクト部を有する導電部と、前記絶縁膜の中に配設され
    前記半導体基板の主面と前記導電部とを覆うシリコン窒
    化膜と、前記絶縁膜と前記シリコン窒化膜とを貫いて前
    記導電部のコンタクト部に至る導通路と、前記絶縁膜と
    前記シリコン窒化膜とを貫いて前記半導体基板のコンタ
    クト部に至る導通路とを備えたことを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 主面にコンタクト部を有する半導体基板
    と、この半導体基板の主面に被着された絶縁膜と、この
    絶縁膜の中で前記半導体基板の主面近傍に配設されコン
    タクト部を有する一の導電部と、前記絶縁膜の中に配設
    され前記半導体基板の主面のコンタクト部を覆うように
    残され前記一の導電部の領域では除去されたシリコン窒
    化膜と、前記絶縁膜の中に配設された他の導電部と、こ
    の他の導電部から前記絶縁膜および前記シリコン窒化膜
    を貫いて前記半導体基板のコンタクト部に至る導通路
    と、前記絶縁膜を貫いて前記一の導電部のコンタクト部
    に至る導通路とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 主面に一方および他方のコンタクト部を
    有する半導体基板と、この半導体基板の主面に被着され
    た絶縁膜と、この絶縁膜の中で前記半導体基板の主面近
    傍に配設されコンタクト部を有する一の導電部と、前記
    絶縁膜の中に配設され前記半導体基板の主面の前記他方
    のコンタクト部を覆うように残され前記一方のコンタク
    ト部および前記一の導電部の領域では除去されたシリコ
    ン窒化膜と、前記絶縁膜の中に配設された他の導電部
    と、この他の導電部から前記絶縁膜および前記シリコン
    窒化膜を貫いて前記半導体基板の前記他方のコンタクト
    部に至る導通路と、前記絶縁膜を貫いて前記一の導電部
    のコンタクト部に至る導通路と、前記絶縁膜を貫いて前
    記一方のコンタクト部に至る導通路とを備えたことを特
    徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板と、この半導体基板の主面に
    被着された絶縁膜と、この絶縁膜の中で前記半導体基板
    の主面近傍にこの主面から突出して配設された導電部
    と、前記絶縁膜の中に配設され前記導電部の側面を覆う
    シリコン窒化膜と、前記絶縁膜を貫いて前記導電部のコ
    ンタクト部に至る導通路とを備えたことを特徴とする半
    導体装置。
  6. 【請求項6】 主面にコンタクト部を有する半導体基板
    と、この半導体基板の主面に被着された絶縁膜と、この
    絶縁膜の中で前記半導体基板の主面近傍にこの主面から
    突出して配設されコンタクト部を有する導電部と、前記
    絶縁膜の中に配設され前記導電部の側面を覆うシリコン
    窒化膜と、前記絶縁膜を貫いて前記導電部のコンタクト
    部に至る導通路と、前記絶縁膜を貫いて前記半導体基板
    の主面のコンタクト部に至る導通路とを備えたことを特
    徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板と、この半導体基板の主面に
    被着された絶縁膜と、この絶縁膜の中で前記半導体基板
    の主面近傍にこの主面から突出して配設された導電部
    と、前記絶縁膜の中に配設され前記導電部を覆うシリコ
    ン窒化膜と、前記絶縁膜と前記シリコン窒化膜とを貫い
    て前記導電部のコンタクト部に至る導通路とを備えたこ
    とを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 主面にコンタクト部を有する半導体基板
    と、この半導体基板の主面に被着された絶縁膜と、この
    絶縁膜の中で前記半導体基板の主面近傍にこの主面から
    突出して配設された導電部と、前記絶縁膜の中に配設さ
    れ前記導電部に被着されたシリコン窒化膜と、前記絶縁
    膜と前記シリコン窒化膜とを貫いて前記導電部のコンタ
    クト部に至る導通路と、前記絶縁膜を貫いて前記半導体
    基板のコンタクト部に至る導通路とを備えたことを特徴
    とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記絶縁膜の中に配設されコンタクト部
    を有する他の導電部と、前記絶縁膜を貫いて前記他の導
    電部のコンタクト部に至る他の導通路とを備えたことを
    特徴とする請求項1ないし9に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 半導体基板の主面に一の絶縁膜を被着
    する工程と、この絶縁膜に導電部を設ける工程と、前記
    一の絶縁膜と前記導電部とをシリコン窒化膜で覆う工程
    と、前記シリコン窒化膜の少なくとも前記導電部のコン
    タクト部の領域を除去した後他の絶縁膜で覆う工程と、
    前記他の絶縁膜を貫いて前記導電部のコンタクト部に至
    る導通路を設ける工程とを含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 半導体基板の主面に第一の絶縁膜を被
    着する工程と、この第一の絶縁膜に導電部を設ける工程
    と、この導電部に第二の絶縁膜を被着する工程と、前記
    第一の絶縁膜と第二の絶縁膜とにシリコン窒化膜を被着
    する工程と、前記シリコン窒化膜の少なくとも前記導電
    部のコンタクト部の領域を除去し第三の絶縁膜を被着す
    る工程と、前記第三の絶縁膜を貫いて前記導電部のコン
    タクト部に至る導通路を設ける工程とを含むことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 半導体基板の主面に第一の絶縁膜を被
    着する工程と、この絶縁膜に導電部を設ける工程と、こ
    の導電部に第二の絶縁膜を被着する工程と、前記第一の
    絶縁膜と第二の絶縁膜とにシリコン窒化膜を被着する工
    程と、前記シリコン窒化膜を前記半導体基板の主面の一
    部を残して除去した後第3の絶縁膜を被着する工程と、
    前記第三の絶縁膜を貫いて前記導電部のコンタクト部に
    至る導通路を設ける工程とを含むことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 半導体基板の主面に第一の絶縁膜を被
    着する工程と、この絶縁膜に導電部を設ける工程と、こ
    の導電部を第二の絶縁膜で覆う工程と、前記第一の絶縁
    膜と第二の絶縁膜とにシリコン窒化膜を被着する工程
    と、前記シリコン窒化膜を前記導電部の側面部分を残し
    て除去した後第三の絶縁膜を被着する工程と、前記第三
    の絶縁膜を貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通
    路を設ける工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  14. 【請求項14】 半導体基板の主面に第一の絶縁膜を被
    着する工程と、この絶縁膜に導電部を設ける工程と、こ
    の導電部に第二の絶縁膜を被着する工程と、前記第一の
    絶縁膜と前記第二の絶縁膜とにシリコン窒化膜を被着す
    る工程と、前記シリコン窒化膜に第三の絶縁膜を被着す
    る工程と、前記第三の絶縁膜と前記シリコン窒化膜と前
    記第二の絶縁膜とを貫いて前記導電部のコンタクト部に
    至る導通路を設ける工程とを含むことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 半導体基板の主面に第一の絶縁膜を被
    着する工程と、この絶縁膜に導電部を設ける工程と、こ
    の導電部に第二の絶縁膜を被着する工程と、前記第一の
    絶縁膜と前記第二の絶縁膜とにシリコン窒化膜を被着す
    る工程と、他の導電部を囲み、かつ前記シリコン窒化膜
    に被着する第三の絶縁膜を設ける工程と、前記第三の絶
    縁膜を貫いて前記他の導電部のコンタクト部に至る導通
    路を設ける工程と、前記第三の絶縁膜と前記シリコン窒
    化膜とを貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通路
    を設ける工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  16. 【請求項16】 半導体基板の主面に第一の絶縁膜を被
    着する工程と、この第一の絶縁膜に導電部を設ける工程
    と、この導電部に第二の絶縁膜を被着する工程と、前記
    第一の絶縁膜と第二の絶縁膜とにシリコン窒化膜を被着
    する工程と、他のシリコン窒化膜が被着された他の導電
    部を囲み、かつ前記シリコン窒化膜に被着する第三の絶
    縁膜を設ける工程と、前記第三の絶縁膜を貫いて前記導
    電部のコンタクト部に向かい前記シリコン窒化膜に至る
    開口を設けるとともに、前記第三の絶縁膜を貫いて前記
    他の導電部のコンタクト部に向かい前記他のシリコン窒
    化膜に至る開口を設ける工程と、それぞれ前記開口から
    前記シリコン窒化膜と前記第二の絶縁膜とを貫いて前記
    導電部のコンタクト部に至る導通路を設けるとともに、
    前記他のシリコン窒化膜を貫いて前記他の導電部のコン
    タクト部に至る導通路を設ける工程とを含むことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 半導体基板の主面に一の絶縁膜を被着
    する工程と、この絶縁膜に導電部を設ける工程と、前記
    導電部をシリコン窒化膜で覆う工程と、前期シリコン窒
    化膜を他の絶縁膜で覆う工程と、前記他の絶縁膜と前記
    シリコン窒化膜とを貫いて前記導電部のコンタクト部に
    至る導通路を設ける工程とを含むことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 半導体基板の主面に一の絶縁膜を被着
    する工程と、この絶縁膜に導電部を設ける工程と、前記
    導電部をシリコン窒化膜で覆う工程と、前シリコン窒化
    膜を他の絶縁膜で覆う工程と、前記一の絶縁膜および他
    の絶縁膜を貫いて前記半導体基板のコンタクト部に至る
    導通路を設ける工程と、前記他の絶縁膜と前記シリコン
    窒化膜とを貫いて前記導電部のコンタクト部に至る導通
    路を設ける工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
JP8011624A 1996-01-26 1996-01-26 半導体装置および半導体装置の製造方法 Pending JPH09205185A (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8011624A JPH09205185A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 半導体装置および半導体装置の製造方法
TW085105288A TW307899B (en) 1996-01-26 1996-05-01 Semiconductor apparatus and manufacturing method thereof
DE19629736A DE19629736C2 (de) 1996-01-26 1996-07-23 Halbleitereinrichtung mit selbstjustierendem Kontakt und Herstellungsverfahren dafür
DE19655075A DE19655075C2 (de) 1996-01-26 1996-07-23 Halbleitereinrichtung mit Kontaktlöchern und Herstellungsverfahren einer Halbleitereinrichtung
DE19655076A DE19655076B4 (de) 1996-01-26 1996-07-23 Halbleitereinrichtung und Herstellungsverfahren einer Halbleitereinrichtung
US08/687,624 US6087710A (en) 1996-01-26 1996-07-26 Semiconductor device having self-aligned contacts
CN96112413A CN1132248C (zh) 1996-01-26 1996-09-25 半导体装置和半导体装置的制造方法
KR1019960042502A KR100294411B1 (ko) 1996-01-26 1996-09-25 반도체장치
CNA011030216A CN1485908A (zh) 1996-01-26 1996-09-25 半导体装置和半导体装置的制造方法
US09/283,752 US6268278B1 (en) 1996-01-26 1999-04-02 Semiconductor device and manufacturing process thereof
US09/760,641 US6573171B2 (en) 1996-01-26 2001-01-17 Semiconductor device and manufacturing process thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8011624A JPH09205185A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 半導体装置および半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09205185A true JPH09205185A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11783091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8011624A Pending JPH09205185A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 半導体装置および半導体装置の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (3) US6087710A (ja)
JP (1) JPH09205185A (ja)
KR (1) KR100294411B1 (ja)
CN (2) CN1132248C (ja)
TW (1) TW307899B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6309960B1 (en) 1999-03-26 2001-10-30 Nec Corporation Method of fabricating a semiconductor device
US6384441B1 (en) 2000-03-31 2002-05-07 Fujitsu Limited Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2007027690A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Hynix Semiconductor Inc フラッシュメモリ素子の金属配線およびコンタクトプラグ形成方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000021983A (ja) * 1998-07-07 2000-01-21 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
JP3175705B2 (ja) * 1998-09-18 2001-06-11 日本電気株式会社 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
GB2365513A (en) * 2000-08-04 2002-02-20 Pyrotek Engineering Materials Refractory components for use in metal producing processes
US6475906B1 (en) * 2001-07-05 2002-11-05 Promos Technologies, Inc. Gate contact etch sequence and plasma doping method for sub-150 NM DT-based DRAM devices
US6770932B2 (en) * 2002-07-10 2004-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device having a memory region and a peripheral region, and a manufacturing method thereof
KR100474579B1 (ko) * 2002-08-09 2005-03-10 삼성전자주식회사 표면 분석 장치에 사용되는 표준 기판 제작 방법
US7214983B2 (en) * 2004-11-24 2007-05-08 Macronix International Co., Ltd. Non-volatile memory and fabricating method thereof
TW200623312A (en) * 2004-12-21 2006-07-01 Powerchip Semiconductor Corp Method for forming contact opening and method for fabricating semiconductor device
US8227339B2 (en) * 2009-11-02 2012-07-24 International Business Machines Corporation Creation of vias and trenches with different depths

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601846A (ja) * 1983-06-18 1985-01-08 Toshiba Corp 多層配線構造の半導体装置とその製造方法
US4601939A (en) * 1983-09-20 1986-07-22 International Business Machines Corporation Composite insulator structure
US4665426A (en) * 1985-02-01 1987-05-12 Advanced Micro Devices, Inc. EPROM with ultraviolet radiation transparent silicon nitride passivation layer
US4686000A (en) 1985-04-02 1987-08-11 Heath Barbara A Self-aligned contact process
US4723197A (en) * 1985-12-16 1988-02-02 National Semiconductor Corporation Bonding pad interconnection structure
JPS62194644A (ja) * 1986-02-20 1987-08-27 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
US5010039A (en) * 1989-05-15 1991-04-23 Ku San Mei Method of forming contacts to a semiconductor device
JPH03142826A (ja) * 1989-10-27 1991-06-18 Nec Corp 半導体装置の製造方法
US5200808A (en) * 1989-11-29 1993-04-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device having smooth contact holes formed through multi-layer insulators of different etching speeds
JPH03173126A (ja) * 1989-11-30 1991-07-26 Mitsubishi Electric Corp 多層膜構造の半導体装置およびその製造方法
US5258645A (en) * 1990-03-09 1993-11-02 Fujitsu Limited Semiconductor device having MOS transistor and a sidewall with a double insulator layer structure
US4997790A (en) * 1990-08-13 1991-03-05 Motorola, Inc. Process for forming a self-aligned contact structure
US5234850A (en) * 1990-09-04 1993-08-10 Industrial Technology Research Institute Method of fabricating a nitride capped MOSFET for integrated circuits
JPH04130722A (ja) * 1990-09-21 1992-05-01 Oki Electric Ind Co Ltd ビットコンタクトパターン形成方法
TW214599B (ja) * 1990-10-15 1993-10-11 Seiko Epson Corp
US5177588A (en) * 1991-06-14 1993-01-05 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device including nitride layer
US5169802A (en) * 1991-06-17 1992-12-08 Hewlett-Packard Company Internal bridging contact
US5270240A (en) 1991-07-10 1993-12-14 Micron Semiconductor, Inc. Four poly EPROM process and structure comprising a conductive source line structure and self-aligned polycrystalline silicon digit lines
EP0529717A3 (en) * 1991-08-23 1993-09-22 N.V. Philips' Gloeilampenfabrieken Method of manufacturing a semiconductor device having overlapping contacts
US5206187A (en) 1991-08-30 1993-04-27 Micron Technology, Inc. Method of processing semiconductor wafers using a contact etch stop
US5298463A (en) * 1991-08-30 1994-03-29 Micron Technology, Inc. Method of processing a semiconductor wafer using a contact etch stop
US5200358A (en) 1991-11-15 1993-04-06 At&T Bell Laboratories Integrated circuit with planar dielectric layer
JP3010945B2 (ja) * 1991-12-13 2000-02-21 日本電気株式会社 セルフアライン・コンタクト孔の形成方法
US5384287A (en) 1991-12-13 1995-01-24 Nec Corporation Method of forming a semiconductor device having self-aligned contact holes
JPH05226333A (ja) * 1992-02-12 1993-09-03 Sharp Corp 半導体装置の製造方法
JP3200974B2 (ja) * 1992-06-05 2001-08-20 ソニー株式会社 半導体記憶装置の製造方法
KR950010858B1 (ko) * 1992-10-20 1995-09-25 현대전자산업주식회사 반도체 소자의 금속콘택 형성방법
JPH06177265A (ja) * 1992-12-09 1994-06-24 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
DE4337355C2 (de) * 1993-11-02 1997-08-21 Siemens Ag Verfahren zur Herstellung eines Kontaktlochs zu einem dotierten Bereich
US5439846A (en) * 1993-12-17 1995-08-08 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Self-aligned method for forming contact with zero offset to gate
KR0140646B1 (ko) 1994-01-12 1998-07-15 문정환 반도체장치의 제조방법
JP2765478B2 (ja) * 1994-03-30 1998-06-18 日本電気株式会社 半導体装置およびその製造方法
JP3402022B2 (ja) * 1995-11-07 2003-04-28 三菱電機株式会社 半導体装置の製造方法
US5723380A (en) * 1996-03-25 1998-03-03 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method of approach to improve metal lithography and via-plug integration
US5741741A (en) * 1996-05-23 1998-04-21 Vanguard International Semiconductor Corporation Method for making planar metal interconnections and metal plugs on semiconductor substrates

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6309960B1 (en) 1999-03-26 2001-10-30 Nec Corporation Method of fabricating a semiconductor device
US6384441B1 (en) 2000-03-31 2002-05-07 Fujitsu Limited Semiconductor device and method of manufacturing the same
US6475858B2 (en) 2000-03-31 2002-11-05 Fujitsu Limited Method of manufacturing semiconductor device
JP2007027690A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Hynix Semiconductor Inc フラッシュメモリ素子の金属配線およびコンタクトプラグ形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1156336A (zh) 1997-08-06
US6087710A (en) 2000-07-11
CN1132248C (zh) 2003-12-24
CN1485908A (zh) 2004-03-31
US20010002070A1 (en) 2001-05-31
TW307899B (en) 1997-06-11
US6573171B2 (en) 2003-06-03
KR970060388A (ko) 1997-08-12
KR100294411B1 (ko) 2001-10-24
US6268278B1 (en) 2001-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4456880B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH09191084A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR100618819B1 (ko) 오버레이 마진이 개선된 반도체 소자 및 그 제조방법
US5414302A (en) Semiconductor device with a multilayered contact structure having a boro-phosphate silicate glass planarizing layer
JPH10270555A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0997882A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
US20060255384A1 (en) Memory device and method of manufacturing the same
JP3520114B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0917978A (ja) 高集積dram素子及びその製造方法
JPH0997880A (ja) 半導体記憶装置とその製造方法
JP2004274063A (ja) Dramデバイスの縦型トランジスタに線成形マスタ・マスクを使用してビットライン・コンタクトを形成する方法
US6777341B2 (en) Method of forming a self-aligned contact, and method of fabricating a semiconductor device having a self-aligned contact
US6197670B1 (en) Method for forming self-aligned contact
KR20040000018A (ko) 다마신 배선을 이용한 반도체 소자의 제조방법
JPH09205185A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
CN109935588B (zh) 存储器及其制作方法
KR0138317B1 (ko) 반도체장치 커패시터 제조방법
CN115172280A (zh) 半导体器件及其制备方法
JP2001257325A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
US6200849B1 (en) Methods of fabricating conductive contacts for integrated circuit memory devices using first and second dielectric layers and first and second conductive layers
JP3594213B2 (ja) 接続部を形成する方法および半導体チップ
JP3355511B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US5851914A (en) Method of fabricating a metal contact structure
JPH065814A (ja) 集積回路用コンタクト整合
US6436758B1 (en) Method for forming storage node contact plug of DRAM (dynamic random access memory)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050329