JPH09202724A - 皮膚外用剤組成物 - Google Patents

皮膚外用剤組成物

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JPH09202724A
JPH09202724A JP8011239A JP1123996A JPH09202724A JP H09202724 A JPH09202724 A JP H09202724A JP 8011239 A JP8011239 A JP 8011239A JP 1123996 A JP1123996 A JP 1123996A JP H09202724 A JPH09202724 A JP H09202724A
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JP
Japan
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skin
extract
oil
acid
preparation composition
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JP8011239A
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Yusuke Hakamata
祐輔 袴田
Shigeki Hatasa
茂喜 畑佐
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外用により皮膚刺激がなく血行を促進させる
皮膚外用剤の提供。 【解決手段】 本発明はメリッサ抽出物と皮膚刺激薬と
を有効成分として含有することを特徴とする皮膚外用剤
組成物である。本発明の皮膚外用剤組成物は皮膚刺激を
伴わず血行を促進し、肌荒れや老化等の皮膚のトラブル
の予防および治療に有用であり、医薬品、医薬部外品、
化粧品などの広範な用途に用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚の血行を促進
する外用剤組成物に関する。本発明の皮膚外用剤組成物
は、直接皮膚に適用した場合、皮膚刺激を伴わず血行を
促進し、肌荒れや老化等の皮膚のトラブルの予防および
治療に有用であり、医薬品、医薬部外品、化粧品などの
広範な用途に用いることができる。
【0002】
【従来の技術】トウガラシ末、トウガラシエキス、カプ
サイシン等の皮膚刺激薬を皮膚に適用することにより、
皮膚の血行を促進させることは古くから知られている。
これらは、その作用を利用して神経痛、肩こり、腰痛な
どの症状に対する消炎、鎮痛の目的で皮膚外用剤に配合
され使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トウガ
ラシ末、トウガラシエキス、カプサイシン等の皮膚刺激
薬は、現在適用されている濃度では十分な効果が期待で
きず、また、濃度を高くすると痛みを感じたり、発赤や
炎症を起こすことがある。
【0004】本発明は、外用により皮膚刺激がなく、血
行を促進させる皮膚外用剤の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、皮膚刺激
がなく血行を促進させる皮膚外用剤を開発すべく鋭意研
究を行った結果、メリッサ抽出物と皮膚刺激薬とを有効
成分として含有する外用剤組成物が上記目的を達成し得
るものであることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明の請求項1に係る発明は、メリッ
サ抽出物と皮膚刺激薬とを有効成分として含有すること
を特徴とする皮膚外用剤組成物である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明でいうメリッサとは、Meli
ssa officinalis を起源植物とし、ヨーロッパ、中央ア
ジア、北アメリカに生育している多年生草本で、その精
油は香料、またはアロマテラピーとして健胃、解熱、強
壮、発汗、鎮静に用いられている。本発明で用いるメリ
ッサ抽出物は、植物体を乾燥あるいはそのまま粉砕した
ものを溶媒抽出することにより得られ、この抽出液をそ
のまま用いても、あるいは希釈液としたり、濃縮エキス
としてもよく、また、凍結乾燥などにより乾燥粉末物と
したり、ペースト状に調製してもよい。溶媒抽出はメタ
ノール、エタノール、ブタノール等のアルコール、ヘキ
サン、ヘプタン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素、
酢酸エチル等のエステル、アセトン等のケトンを単独ま
たは複数種類を混合して用いることにより実施でき、通
常、3〜70℃程度の温度で抽出処理する。
【0007】本発明で用いる皮膚刺激薬としては、サリ
チル酸誘導体、トウガラシ、カンフル、メントール、カ
ラシ油、テレビン油等が単独で、あるいは2種以上併用
して用いられる。ここで、サリチル酸誘導体としては、
サリチル酸、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール
等が含まれる。またトウガラシにはトウガラシ末、トウ
ガラシエキス、トウガラシチンキ、カプサイシン等が含
まれる。
【0008】本発明の皮膚外用剤組成物は、直接皮膚に
適用した場合、皮膚刺激を伴わず血行を促進し、肌荒れ
や老化等の皮膚のトラブルの予防および治療に有用であ
り、医薬品、医薬部外品、化粧品などの広範な用途に用
いることができる。本発明の皮膚外用剤組成物の剤形は
任意であり、軟膏剤、硬膏剤、パップ剤、リニメント
剤、ローション剤、ゲル剤、プラスター、パック、スプ
レー剤、入浴剤、ヘアリキッド、ヘアトニック、シャン
プー、リンス、育毛剤等に好適な剤形とすることができ
る。
【0009】皮膚外用剤として用いる場合には、必須成
分であるメリッサ抽出物を任意の濃度で配合できるが、
通常、各種皮膚外用剤組成物中に0.01〜30重量%
(以下、単に「%」という。)、好ましくは0.1〜1
0%配合させるのがよい。また、同じく必須成分である
皮膚刺激薬は0.01〜10%、好ましくは0.05〜
5%配合させるのがよい。本発明の皮膚外用剤組成物中
には、上記必須成分の他に、通常皮膚外用剤に用いられ
る原料、例えば、界面活性剤、油分、アルコール類、保
湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、pH
調整剤、香料、色素、紫外線吸収・散乱剤、アミノ酸
類、水等を配合することができる。
【0010】具体的には、界面活性剤としては、親油型
グリセリンモノステアレート、自己乳化型グリセリンモ
ノステアレート、ポリグリセリンモノステアレート、ソ
ルビタンモノオレート、ポリエチレングリコールモノス
テアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレー
ト、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエ
チレン化ステロール、ポリオキシエチレン化ラノリン、
ポリオキシエチレン化蜜ロウ、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油等のノニオン界面活性剤、ステアリン酸ナトリ
ウム、パルミチン酸カリウム、セチル硫酸ナトリウム、
ラウリルリン酸ナトリウム、パルミチン酸トリエタノー
ルアミン、ポリオキシエチレンラウリルリン酸ナトリウ
ム、N−アシルグルタミン酸ナトリウム等のアニオン界
面活性剤、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウ
ム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のカチオ
ン界面活性剤、塩化アルキルアミノエチルグリシン液、
レシチン等の両性界面活性剤等を例示することができ
る。
【0011】油分としては、ヒマシ油、オリーブ油、カ
カオ油、椿油、ヤシ油、木ロウ、ホホバ油、グレープシ
ード油、アボガド油等の植物油脂類、ミンク油、卵黄油
等の動物油脂類、蜜ロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウ
バロウ、キャンデリラロウ等のロウ類、流動パラフィ
ン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス、セレ
シンワックス、パラフィンワックス、ワセリン等の炭化
水素類、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸等の天然およ
び合成脂肪酸類、セタノール、ステアリルアルコール、
ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、ラウリル
アルコール等の天然および合成高級アルコール類、ミリ
スチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ア
ジピン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、オレイン酸オクチルドデシル、コレステロールオレ
ート等のエステル類等を例示することができる。
【0012】保湿剤としては、グリセリン、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトー
ル、ポリグリセリン、ポリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール等の多価アルコール類、アミノ酸、乳
酸ナトリウム等のNMF成分、ヒアルロン酸、コラーゲ
ン、ムコ多糖類、コンドロイチン硫酸等の水溶性高分子
物質等を例示することができる。
【0013】増粘剤としては、アルギン酸ナトリウム、
キサンタンガム、ケイ酸アルミニウム、マルメロ種子抽
出物、トラガントガム、デンプン等の天然高分子物質、
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、可溶性デンプン、カチオン化
セルロース等の半合成高分子物質等を例示することがで
きる。
【0014】防腐剤としては、安息香酸塩、サリチル酸
塩、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息香
酸エステル、2,4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロ
キシジフェニルエーテル、3,4,4′−トリクロロカ
ルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオール、
レゾルシン、エタノール等を例示することができる。
【0015】酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシ
トルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロ
ピル、アスコルビン酸等を、キレート剤としては、エデ
ト酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸塩、ピロリ
ン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、クエン酸、酒石酸、グル
コン酸等を、pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、
トリエタノールアミン、クエン酸、クエン酸ナトリウ
ム、ホウ酸、ホウ砂、リン酸水素カリウム等をそれぞれ
例示することができる。
【0016】紫外線吸収・散乱剤としては、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチル
パラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシ
サイナメート、酸化チタン、カオリン、タルク等を例示
することができる。アミノ酸類としては、グリシン、ア
ラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、ト
レオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファ
ン、シスチン、システィン、メチオニン、プロリン、ヒ
ドロキシプロリン、アスパラギン酸、アスパラギン、グ
ルタミン酸、グルタミン、アルギニン、ヒスチジン、リ
ジンおよびそれらの誘導体等を例示することができる。
【0017】なお、任意成分は、これらに限定されるも
のではない。上記必須成分と任意成分を適当に配合する
ことにより、各種の皮膚外用剤、例えば、乳液、軟膏
剤、硬膏剤、パップ剤、リニメント剤、ローション剤、
ゲル剤、プラスター、パック、スプレー剤、入浴剤、ヘ
アリキッド、ヘアトニック、シャンプー、リンス、育毛
剤等の製品形態として用いることができる。
【0018】本発明の皮膚外用剤組成物を皮膚化粧料と
して用いる場合の具体例を示すと以下の(1)〜(5)
の通りである。 (1)パップ剤の場合 メリッサ抽出物0.1〜10%、皮膚刺激薬0.05〜
5%、保湿剤10〜50%、増粘剤1〜20%、無機粉
体0.01〜5%、精製水残量を含有するパップ剤。 (2)乳液の場合 メリッサ抽出物0.1〜10%、皮膚刺激薬0.05〜
5%、油分10〜40%、アルコール類0〜15%、界
面活性剤1〜5%、保湿剤1〜10%、増粘剤0〜2
%、防腐剤微量、香料微量、精製水残量を含有する乳
液。 (3)リニメント、ローションの場合 メリッサ抽出物0.1〜10%、皮膚刺激薬0.05〜
5%、アルコール類5〜20%、界面活性剤0〜2%、
保湿剤2〜8%、増粘剤0〜2%、酸化防止剤0〜0.
5%、キレート剤0〜0.1%、pH調整剤0〜0.2
%、色素0〜微量、防腐剤微量、香料微量、精製水残量
を含有するリニメント、ローション。 (4)軟膏の場合 メリッサ抽出物0.1〜10%、皮膚刺激薬0.05〜
5%、油分0〜80%、防腐剤0〜5%、香料微量、ワ
セリン残量を含有する軟膏。 (5)シャンプーの場合 メリッサ抽出物0.1〜10%、皮膚刺激薬0.05〜
5%、界面活性剤10〜40%、油分0〜5%、香料微
量、精製水残量を含有するシャンプー。
【0019】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
【0020】[メリッサ抽出物の調製]メリッサの花部
30gにヘキサン300mlを加え2時間攪拌した後、
濾過し、残渣を再び300mlのヘキサンで2時間攪拌
した。濾過したろ液を先のろ液と合わせ、減圧下でヘキ
サンを留去してメリッサ抽出物0.24gを得た。
【0021】試験例:皮膚末梢血流量測定 健康な男性5名の前腕屈側部の皮膚末梢血流量をレーザ
ードップラー式血流計(PERIFLUX LASER DOPPLER FLOWM
ETER : PERIMED KB社製)を用いて測定した。血流変化
はレーザードップラー式血流計のプローブホルダー(内
径5mm)を皮膚上に取り付け血流量を測定した後(定
常値)、プローブをはずしホルダー内にヘキサン(検体
を溶解させるのに使用)50μlを入れ、ヘキサンを風
乾させた後血流量を測定した(血流量1)。次に同一部
位においてホルダー内に検体溶液(2w/w%)50μ
lを入れ、ヘキサンを風乾させた後血流量を測定した
(血流量2)。血流量の変化(変化率)は以下の式にて
算出した。 その結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1の結果から、メリッサ抽出物によって
皮膚末梢血流量を増大できることが確認された。またメ
リッサ抽出物を皮膚に塗布した時および塗布後に痛みを
感じたり、発赤や炎症を起こすことはなかった。次に、
本発明の皮膚外用剤組成物の配合例として実施例1〜7
を示す。
【0024】実施例1:パップ剤 (配合成分) 1.サリチル酸グリコール 1.5重量% 2.グリセリン 22.0 3.メリッサ抽出物 1.5 4.ゼラチン 6.5 5.トウガラシエキス 0.5 6.酸化チタン 1.0 7.カルボキシビニルポリマー 2.0 8.精製水 残 量 (製法および適用)成分1〜7を成分8に加えて混練
し、パップ剤を調製した。このパップ剤は布片等に展延
して湿布として使用される。
【0025】実施例2:乳液 (配合成分) 1.グリセリルエーテル 1.5重量% 2.ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 1.5 3.モノステアリン酸ソルビタン 1.0 4.スクワラン 10.0 5.ジプロピレングリコール 5.0 6.メリッサ抽出物 0.5 7.メントール 0.5 8.香料 微 量 9.精製水 残 量 (製法および適用)成分1〜7を70℃で加熱溶解し
た。一方、成分9を70℃で加熱し、前記油脂溶液(成
分1〜7)を添加し、乳化させた後、冷却しながら、途
中で成分8を加えて室温まで冷却し、乳液を調製した。
この乳液は通常の乳液と同様に使用され、皮膚に適用す
ることにより皮膚刺激を伴わず血行を促進し、肌荒れや
老化等の皮膚のトラブルの予防および治療に使用され
る。
【0026】実施例3:軟膏 (配合成分) 1.固体パラフィン 10.0重量% 2.蜜ロウ 10.0 3.スクワラン 10.0 4.サリチル酸 0.3 5.亜鉛華 0.5 6.メリッサ抽出物 1.5 7.香料 微 量 8.ワセリン 残 量 (製法および適用)上記7以外の成分を混合し、70℃
まで加熱し、徐々に冷却し、途中で成分7を加えて混合
し、室温まで冷却して軟膏を調製した。この軟膏は皮膚
に適用することにより皮膚刺激を伴わず血行を促進し、
肌荒れや老化等の皮膚のトラブルの予防および治療、ま
たは神経痛、肩こり、腰痛の治療に使用される。
【0027】実施例4:浴用剤 (配合成分) 1.硫酸ナトリウム 45.5重量% 2.炭酸水素ナトリウム 49.0 3.メリッサ抽出物 5.0 4.メントール 0.3 5.香料、色素 0.2 (製法および適用)上記成分1〜5を混合し、浴用剤を
調製した。この浴用剤は、一般家庭用浴槽中に30g/
200L程度投入して溶かし、神経痛、肩こり、腰痛、
冷え症、疲労回復の改善に使用される。
【0028】実施例5:ヘアトニック 1.エタノール 59.0重量% 2.グリセリン 5.0 3.カンフル 0.3 4.ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド 1.0 5.メリッサ抽出物 1.0 6.香料 0.5 7.精製水 残 量 (製法および適用)上記成分1〜6を成分7に溶かし、
ヘアトニックを調製した。このヘアトニックは、通常の
ヘアトニックと同様に使用され、頭皮の血行を促進して
抜け毛予防、育毛促進に有用である。
【0029】実施例6:シャンプー 1.ラウリル硫酸トリエタノールアミン 15.0重量% 2.ラウリル硫酸モノエタノールアミド 5.0 3.ステアリン酸マグネシウム 1.5 4.液状ラノリン 1.0 5.メリッサ抽出物 0.5 6.サリチル酸メチル 0.05 7.香料、色素 0.2 8.精製水 残 量 (製法および適用)上記成分1〜8を混合してシャンプ
ーを調製した。このシャンプーは洗髪に使用することに
より、頭皮の血行を促進して抜け毛予防、育毛促進に有
用である。
【0030】実施例7:リンス 1.ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド 2.0重量% 2.ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.2 3.ポリオキシエチレンラノリンエーテル 2.0 4.プロピレングリコール 5.0 5.クエン酸 0.1 6.クエン酸ナトリウム 0.1 7.パラオキシ安息香酸ブチル 0.05 8.パラオキシ安息香酸メチル 0.1 9.メリッサ抽出物 0.5 10.メントール 0.2 11.サリチル酸メチル 0.05 12.香料 0.2 13.精製水 残 量 (製法および適用)上記成分1〜13を混合してリンス
を調製した。このリンスは頭皮の血行を促進して抜け毛
予防、育毛促進に有用である。
【0031】(実施の態様)本発明の好適な実施の態様
を記す。 (1)メリッサ抽出物0.01〜30重量%、好ましく
は0.1〜10重量%と、皮膚刺激薬0.01〜10重
量%、好ましくは0.05〜5重量%を有効成分として
含有することを特徴とする皮膚外用剤組成物。 (2)サリチル酸誘導体、トウガラシ、カンフル、メン
トール、カラシ油、テレビン油からなる群より選択され
る少なくとも1種の皮膚刺激剤と、メリッサ抽出物を有
効成分として含有することを特徴とする皮膚外用剤組成
物。
【0032】
【発明の効果】本発明の皮膚外用剤組成物はメリッサ抽
出物と皮膚刺激薬を有効成分として含有したものであ
り、直接皮膚に適用した場合、皮膚刺激を伴わず血行を
促進し、肌荒れや老化等の皮膚のトラブルの予防および
治療に有用であり、医薬品、医薬部外品、化粧品などの
広範な用途に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/50 A61K 7/50 9/70 341 9/70 341

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メリッサ抽出物と皮膚刺激薬とを有効成
    分として含有することを特徴とする皮膚外用剤組成物。
JP8011239A 1996-01-25 1996-01-25 皮膚外用剤組成物 Withdrawn JPH09202724A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10182333A (ja) * 1996-12-20 1998-07-07 Noevir Co Ltd 抗菌性低刺激化粧料
JPH11302166A (ja) * 1998-04-22 1999-11-02 Kao Corp 自律神経機能向上剤及び食品

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