JPH09196045A - 回動部材の支持構造 - Google Patents

回動部材の支持構造

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JPH09196045A
JPH09196045A JP621496A JP621496A JPH09196045A JP H09196045 A JPH09196045 A JP H09196045A JP 621496 A JP621496 A JP 621496A JP 621496 A JP621496 A JP 621496A JP H09196045 A JPH09196045 A JP H09196045A
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JP
Japan
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shaft
rotating member
cutout portion
bearing
notch
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JP621496A
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Tsutomu Ogawa
勉 小川
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回動軸方向に力が作用しても抜脱し難く、ま
たガタの少ない回動部材の支持構造を提供する 【解決手段】 カセットホルダ50の各支持アーム52
に設けられたシャフト10は弾性合成樹脂材料で形成さ
れ、周面には一対の位置決め壁14を有する。フロント
パネル56の各軸受部12は互いの対向面が一対の位置
決め壁14の間隔だけ離間する第1、第2の軸受壁1
8、20を有し、第1の軸受壁18には第1の切欠部2
2が、また第2の軸受壁20にはガイド面24が形成さ
れる。ガイド面24には第2の切欠部26が第1の切欠
部22の奥壁部22aと対向して凹設される。カセット
ホルダ50は、第1の切欠部22に一方の端部が挿入さ
れ、かつ他方の端部がガイド面24上に載置された各シ
ャフト10が、弾性変形が戻った状態で他方の端部が第
2の切欠部26に嵌合し、奥壁部22aと第2の切欠部
26との間で挟持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回動部材の支持構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回動部材の支持構造について、図
8と図9を用いて説明する。なお、回動部材の一例とし
て音響機器のフロントパネルに取り付けられるカセット
ホルダを用いて説明する。50は回動部材としてのカセ
ットホルダであり、一般的には合成樹脂材料を用いてカ
セットが収納可能な形状に成形されている。またカセッ
トホルダ50には、2本の支持アーム52が設けられ、
各支持アーム52には各々の軸線が同一直線上となるシ
ャフト54が側方に向けて突設されている。56はカセ
ットホルダ50を回動自在に支持する基台としてのフロ
ントパネルである。フロントパネル56には支持アーム
52の間隔に合わせて2つの軸受部58が設けられ、各
軸受部58にはシャフト54が挿入可能な凹部60がそ
れぞれ設けられている。
【0003】カセットホルダ50のフロントパネル56
への取付方法は、カセットホルダ50の各支持アーム5
2を互いの間隔が狭まる方向に弾性変形させながら各シ
ャフト54を各凹部60に挿入することでフロントパネ
ル56の各軸受部58に嵌合させる。これによってカセ
ットホルダ50はフロントパネル56に対して回動軸A
を中心に回動自在に支持される。なお、各シャフト54
の各軸線はそれぞれ回動軸A上に位置する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の回動部材の支持構造には次の様な課題が有る。カ
セットホルダ50は、回動軸A方向の外力に対しては支
持アーム52の弾性力がシャフト54の凹部60からの
抜脱を防止しているだけであり、機械的に回動軸A方向
の移動を規制する手段がない。よって、使用中に当該弾
性力以上の力が作用した場合にはシャフト54が凹部6
0から抜け、カセットホルダ50がフロントパネル56
から外れてしまうという課題がある。また、各シャフト
54が対応する一つの凹部60内に嵌まり込む構造ゆえ
に、各シャフト54の外周面と各凹部60の内周面との
間には当然ある程度の隙間が必要であり、従ってカセッ
トホルダ50には必ずガタが発生してしまうという課題
もある。
【0005】従って、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、回動軸方向に力が作用
しても抜脱し難く、またガタの少ない回動部材の支持構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、2本の支持アー
ムを有し、該各支持アームには各々の軸線が同一直線上
となるシャフトが突設された回動部材を、基台に設けら
れた2つの軸受部に前記シャフトを嵌合させて該基台に
対して回動自在に支持する回動部材の支持構造におい
て、前記シャフトは弾性を有する合成樹脂材料を用いて
形成されると共に、中間部分の周面には所定の間隔を開
けて一対の位置決め壁が形成され、前記各軸受部は、互
いの対向面が前記一対の位置決め壁の間隔だけ離間する
第1の軸受壁と第2の軸受壁とを有し、該第1の軸受壁
には、前記シャフトの一方の端部の直径に合わせた幅で
延びる第1の切欠部が形成され、前記第2の軸受壁に
は、前記第1の切欠部の延び方向に沿ってガイド面が形
成されると共に、該ガイド面には前記シャフトの他方の
端部が嵌合可能な第2の切欠部が第1の切欠部の奥壁部
と対向して凹設され、前記回動部材は、前記各軸受部の
前記第1の切欠部に前記一方の端部が挿入されると共
に、他方の端部が前記ガイド面上に載置された前記各シ
ャフトが、前記第1の切欠部の奥方向に移動されて弾性
変形状態から弾性変形が戻った状態で他方の端部が前記
第2の切欠部に嵌合し、第1の切欠部の前記奥壁部と第
2の切欠部との間で挟持されて回動自在に支持されるこ
とを特徴とする。この構造を採用すれば、回動部材に回
動軸方向の力が作用しても、各シャフトに設けられた一
対の位置決め壁が各軸受部の第1の軸受壁や第2の軸受
壁と当接して移動が規制されるため、回動部材が軸受部
から外れることはない。また、各シャフトはその両端部
が両軸受壁に設けられた切欠部によって挟持されて支持
されるため、がたつきを少なくすることができる。
【0007】また、前記第1の切欠部と前記第2の切欠
部は、挟持した前記各シャフトの軸線が前記回動部材の
回動軸に対して非平行となるように形成すれば、各シャ
フトは常時弾性変形した状態で第1の切欠部と前記第2
の切欠部とによって保持されるので、常にシャフトの外
周面が第1の切欠部と前記第2の切欠部の内周面に当接
した状態にあり、がたつきの無い支持が可能となる。
【0008】また、前記2本の支持アームに設けられた
前記各シャフトの軸線を予め互いに非平行となるように
傾けて形成するようにしても、各シャフトは若干弾性変
形してそれぞれの軸線が共通の回動軸上に位置した状態
で第1の切欠部と前記第2の切欠部とによって保持され
るので、常にシャフトの外周面が第1の切欠部と前記第
2の切欠部の内周面に当接した状態にあり、がたつきの
無い支持が可能となる。
【0009】また、前記第2の切欠部に至る前記ガイド
面は、前記シャフトの他方の端部が該第2の切欠部に向
けて移動する間に、前記シャフトの弾性変形が次第に戻
るように形成すると、シャフトを挟持位置に容易に移動
させることができ、また一旦挟持位置に移動された後に
は外れにくくすることができる。
【0010】また、前記各支持アームは弾性を有する合
成樹脂材料を用いて、前記各シャフトと一体的に形成す
る構造とすれば、各支持アームを若干弾性変形させた状
態で各シャフトを各軸受部に支持させることができる。
よって、各シャフトに設けられた一対の位置決め壁を各
軸受部の第1の軸受壁や第2の軸受壁と常に当接した状
態とすることができるので、回動部材の回動軸方向のが
たつきを低減することができる。
【0011】なお、上記の回動部材の支持構造は一例と
して音響機器のフロントパネルへのカセットホルダの支
持構造に採用でき、その場合には前記基台はフロントパ
ネルであり、回動部材は該フロントパネルに取り付けら
れるカセットホルダとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る回動部材の支
持構造の好適な実施形態の一例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。まず、基本構成について図1〜図5を用
いて説明する。なお、従来例と同様に回動部材の一例と
して音響機器のフロントパネルに取り付けられるカセッ
トホルダを用いて説明することとし、同じ構成について
は同じ符号を付して説明は省略する。本実施形態の回動
部材の支持構造は、従来例と比べて支持アーム52に設
けるシャフト10の構造と、シャフト10を基台として
のフロントパネル56上で支持する軸受部12の構造が
異なっている。
【0013】詳細にその構造について説明する。シャフ
ト10は弾性を有する合成樹脂材料を用いて2本の支持
アーム52の下端に形成されると共に、中間部分の周面
には所定の間隔Bを開けて一対の位置決め壁14が形成
されている。本実施形態においては、シャフト10の中
間部分に支持アーム52と連結する大径部16が1つ形
成され、その大径部16の両端面が一対の位置決め壁1
4を構成するが、図4に示すように大径部16をシャフ
ト10に外壁面同士(この外壁面が一対の位置決め壁1
4となる)が距離Bだけ離間するように2つ形成し、2
つの間に支持アーム52を連結する構成としてもよい。
また、シャフト10の両端部の直径は本実施形態では同
径に形成されているが、異なる直径に形成しても良い。
【0014】各軸受部12は、互いの対向面が一対の位
置決め壁14の間隔Bだけ離間する第1の軸受壁18と
第2の軸受壁20とを有する。そして第1の軸受壁18
には、シャフト10の一方の端部10aの直径に合わせ
た幅で、嵌め込み方向Cに延びる第1の切欠部22が形
成されている。また第2の軸受壁20には、第1の切欠
部22の延び方向(嵌め込み方向)Cに沿ってガイド面
24が形成されると共に、ガイド面24にはシャフト1
0の他方の端部10bが嵌合可能な第2の切欠部26が
第1の切欠部22の内面の奥壁部22aと対向して凹設
されている。これによってシャフト10が図3に示すよ
うに第1の切欠部22の奥壁部22aと第2の切欠部2
6との間で挟持された際には、シャフト10の軸線Dが
回動軸A上に位置することができる。本実施形態では、
各軸受壁18、20は弾性を有する合成樹脂材料を用い
て板状に形成されており、外力が加わることによって若
干量弾性変形し、各対向面間の距離が広くなることがで
きる。これによって、間隔Bの一対の位置決め壁14を
有するシャフト10が、略同じ間隔の第1の軸受壁18
と第2の軸受壁20との間に装着できる。なお、シャフ
ト10が一旦装着された後には、各軸受壁18、20は
自らの弾性力によって各対向面が元の距離Bとなるよう
に戻る。
【0015】また、シャフト10の装着が容易に行える
ようにするために、図2や図3に示すように、第1の切
欠部22の開口部付近の切欠幅を広げるようにすると良
い。また本実施形態では、第1の切欠部22の奥壁部2
2aの形状と第2の切欠部26の内壁面の形状は、各切
欠部22、26に装着されるシャフト10の各端部10
a、10bの外径に合わせて円弧状に形成しているが、
このように弧状に形成する代わりに図5に示すように多
角形形状(本例では三角形だが、方形や台形状でも良
い)に形成し、シャフト10の各端部10a、10bの
外周面を点で支持するようにしても良く、この場合には
接触面積が少なくなるので回動の際に生ずる摩擦力を低
減させることができる。
【0016】次に、各シャフト10を各軸受部12に嵌
め込み、カセットホルダ50をフロントパネル56に回
動自在に支持させる手順について、各構成要素の動作と
共に説明する。最初に、シャフト10や支持アーム52
を弾性変形させながら、シャフト10を図1の点線で示
されるように回動軸Aに対して斜めに配し、シャフト1
0の一方の端部10aを第1の切欠部22に挿入させる
と共に、他方の端部10bをガイド面24の上に載置さ
せる。続いて、この状態からシャフト10を第1の切欠
部22の奥方向(嵌め込み方向)Cに沿って移動させ
て、他方の端部10bを第2の切欠部26に嵌合させ
る。このとき、シャフト10の一方の端部10aは奥壁
部22aに当接する位置となる。この嵌合によってシャ
フト10は弾性変形が戻った状態で第1の切欠部22の
奥壁部22aと第2の切欠部26との間で挟持され、カ
セットホルダ50は当該シャフト10を中心に支持アー
ム52を介してフロントパネル56に回動自在に支持さ
れる。また、シャフト10の一対の位置決め壁14は、
軸受部12の第1の軸受壁18と第2の軸受壁20とに
挟まれた状態となり、軸受部12つまりフロントパネル
56に対するシャフト10の回動軸A方向への移動は機
械的に規制される。よって、カセットホルダ50に回動
軸A方向への力が作用してもカセットホルダ50はフロ
ントパネル56から抜けにくくなり、またカセットホル
ダ50の回動軸A方向のがたつきも少なくなる。
【0017】また、2本の支持アーム52に設けられた
各シャフト10の軸線を予め互いに非平行となるように
傾けて形成しておくと、各シャフト10は若干弾性変形
してそれぞれの軸線が共通の回動軸A上に位置した状態
で第1の切欠部22と第2の切欠部26とによって保持
される。これにより、常にシャフト10の外周面が第1
の切欠部22と第2の切欠部26の内壁面に当接した状
態とすることができ、一層がたつきの少ない支持が可能
となる。また、2本の支持アーム52に各シャフト10
が、それぞれの軸線が同一直線上となるように設けられ
ている構造のカセットホルダ50の場合には、各軸受部
12の第1の切欠部22の奥壁部22aと第2の切欠部
26との位置関係を、奥壁部22aと第2の切欠部26
とで各シャフト10が挟持された際に、それぞれの軸線
が回転軸Aに対して非平行となるように形成しておけ
ば、やはり各シャフト10は常時弾性変形した状態で第
1の切欠部22と第2の切欠部26とによって保持され
るので、常にシャフト10の外周面が第1の切欠部22
と第2の切欠部26の内壁面に当接した状態にあり、同
様にしてがたつきの少ない支持が行える。
【0018】さらに、軸受部12の幾つかの他の実施形
態について図6と図7を用いて説明する。まず一の実施
形態について、図6を用いて説明する。この実施形態に
おける軸受部12では、第2の切欠部26に至るガイド
面24は、シャフト10の他方の端部10bが第2の切
欠部26に向けて移動する間に、シャフト10の弾性変
形が次第に戻るように、つまり弾性変形量が次第に少な
くなるように形成されている。この構成によれば、シャ
フト10を図3に示される挟持位置に容易に移動させる
ことができ、また一旦挟持位置に移動された後には外れ
にくくなる。具体的にはガイド面24を、図6に示すよ
うに、嵌め込み方向Cに対して第2の切欠部26方向に
向けて次第に傾く斜面とすれば良い。
【0019】続いて、他の実施形態について、図7を用
いて説明する。この実施形態における軸受部12では、
図7に示すように第2の切欠部26に至るガイド面24
を、シャフト10を嵌め込む手前側に位置し、高さが第
1の切欠部22の下内壁面と略同じとなる第1の領域X
と、高さが第1の切欠部22の下内壁面より高くなる第
2の領域Yとで構成している。この構造とすれば、シャ
フト10を軸受部12に装着する際に、上述した軸受部
12のように予めシャフト10を斜めに弾性変形させて
その他方の端部10bをガイド面24上に載置しなくて
も、シャフト10を第1の切欠部22に合わせ、この状
態から嵌め込み方向Cに移動させるだけで、他方の端部
10b若しくはシャフト10全体が弾性変形してガイド
面24の領域Yを乗り越え、第2の切欠部22内に嵌合
するので、装着が容易に行える。特に、第2の領域Yの
第1の領域X側を図7のように斜面とすることで装着が
スムーズに行える。
【0020】また、各支持アーム52は弾性を有する合
成樹脂材料を用いて、各シャフト10と一体的に形成す
る構造とすれば、各支持アーム52を若干弾性変形させ
た状態で各シャフト10を各軸受部12に支持させるこ
とができる。よって、各シャフト10に設けられた一対
の位置決め壁14を各軸受部12の第1の軸受壁18や
第2の軸受壁20と常に当接した状態とすることができ
るので、カセットホルダ50の回動軸方向のがたつきを
一層低減することができる。
【0021】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、音響機器のフロントパネルへのカセットホ
ルダの支持構造以外にも、種々の蓋の支持構造等、いろ
いろな回動部材の支持構造に用いることができる等、発
明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る回動部材の支持構造を用い
ると、回動部材は、回動軸方向から力が作用しても基台
の軸受部から抜脱し難く、またがたつきが少ない状態で
回動することができるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回動部材の支持構造を示す正面図
【図2】図1の支持アームに取り付けられたシャフトと
基台の軸受部の構造を示す要部斜視図
【図3】図1のシャフトが軸受部に嵌合した状態を示す
斜視図
【図4】シャフトの他の実施形態の構造を示す正面図
【図5】軸受部の他の実施形態の構造を示す側面図(切
欠部の内面を多角形形状とした場合)
【図6】軸受部の他の実施形態の構造を示す側面図(ガ
イド面を斜面に形成した場合)
【図7】軸受部の他の実施形態の構造を示す側面図(ガ
イド面の手前側を第1の切欠部の下内壁面に合わせた場
合)
【図8】従来の回動部材の支持構造を示す正面図
【図9】図7のシャフトと軸受部の構造を示す斜視図
【符号の説明】
10 シャフト 12 軸受部 14 一対の位置決め壁 18 第1の軸受壁 20 第2の軸受壁 22 第1の切欠部 22a 奥壁部 24 ガイド面 26 第2の切欠部 50 回動部材としてのカセットホルダ 52 支持アーム 56 基台としてのフロントパネル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の支持アームを有し、該各支持アー
    ムには各々の軸線が同一直線上となるシャフトが突設さ
    れた回動部材を、基台に設けられた2つの軸受部に前記
    シャフトを嵌合させて該基台に対して回動自在に支持す
    る回動部材の支持構造において、 前記シャフトは弾性を有する合成樹脂材料を用いて形成
    されると共に、中間部分の周面には所定の間隔を開けて
    一対の位置決め壁が形成され、 前記各軸受部は、互いの対向面が前記一対の位置決め壁
    の間隔だけ離間する第1の軸受壁と第2の軸受壁とを有
    し、 該第1の軸受壁には、前記シャフトの一方の端部の直径
    に合わせた幅で延びる第1の切欠部が形成され、 前記第2の軸受壁には、前記第1の切欠部の延び方向に
    沿ってガイド面が形成されると共に、該ガイド面には前
    記シャフトの他方の端部が嵌合可能な第2の切欠部が第
    1の切欠部の奥壁部と対向して凹設され、 前記回動部材は、前記各軸受部の前記第1の切欠部に前
    記一方の端部が挿入されると共に、他方の端部が前記ガ
    イド面上に載置された前記各シャフトが、前記第1の切
    欠部の奥方向に移動されて弾性変形状態から弾性変形が
    戻った状態で他方の端部が前記第2の切欠部に嵌合し、
    第1の切欠部の前記奥壁部と第2の切欠部との間で挟持
    されて回動自在に支持されることを特徴とする回動部材
    の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記第1の切欠部と前記第2の切欠部
    は、挟持した前記各シャフトの軸線が前記回動部材の回
    動軸に対して非平行となるように形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の回動部材の支持構造。
  3. 【請求項3】 前記2本の支持アームに設けられた前記
    各シャフトの軸線は予め互いに非平行となるように傾け
    て形成されていることを特徴とする請求項1記載の回動
    部材の支持構造。
  4. 【請求項4】 前記第2の切欠部に至る前記ガイド面
    は、前記シャフトの他方の端部が該第2の切欠部に向け
    て移動する間に、前記シャフトの弾性変形が次第に戻る
    ように形成されていることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載の回動部材の支持構造。
  5. 【請求項5】 前記各支持アームは弾性を有する合成樹
    脂材料を用いて、前記各シャフトと一体的に形成されて
    いることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の
    回動部材の支持構造。
  6. 【請求項6】 前記基台は音響機器のフロントパネルで
    あり、 前記回動部材は該フロントパネルに取り付けられるカセ
    ットホルダであることを特徴とする請求項1、2、3、
    4または5記載の回動部材の支持構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003148446A (ja) * 2001-11-07 2003-05-21 Canon Inc ヒンジ機構及びそれを用いた画像形成装置
WO2007145098A1 (ja) * 2006-06-13 2007-12-21 Seiko Precision Inc. 筐体及びタイムレコーダ

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