JP3327997B2 - ガイドシャフト押圧機構 - Google Patents

ガイドシャフト押圧機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドシャフト押圧機
構に関し、特に可動部の移動をガイドするガイドシャフ
トを安定的に保持できるガイドシャフト押圧機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガイドシャフトを安定的に保持す
るガイドシャフト押圧機構としては、例えば特開平4−
243069号公報記載の発明がある。上記発明は、図
12〜図15に示す様に、光学ヘッド91を支持する支
持ベース92はガイドシャフト93,94にガイドされ
て移動する。コイルバネ95の押圧力は押圧ブロック9
6を介してガイドシャフト94に作用する。
【0003】押圧ブロック96には、ガイドシャフト9
4の外周に当接する傾斜面96aと、傾斜面96aの反
対側で側壁97に当接する角部96bとが形成されてい
る。押圧ブロック96を貫通する押圧力調整ネジ98は
そのネジ込量に応じてコイルバネ99の押圧力を調整す
る。押圧ブロック96はコイルバネ99の押圧力により
角部96bを支点として回動し、ガイドシャフト94を
平行に保持する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来技
術においては、光学ヘッド91の移動方向に対してガイ
ドシャフト94を平行に押圧するためには、押圧ブロッ
ク96の両端の変位が等しくなる様にその両端が連動し
なければならない。押圧ブロック96の両端を連動させ
るには押圧ブロック96の両端を結ぶ連結部が必要とな
る。
【0005】しかしながら、押圧ブロック96の回動軸
方向へ対するねじれが生じると、押圧ブロック96の両
端で変位が異なり、2本のガイドシャフト93,94の
平行が保てなくなる 従って、押圧ブロック96の両端を結ぶ連結部は十分な
強度を必要とすることから、その断面積が大きくなり、
必然的に押圧ブロック96の形状が大きくなって広いス
ペースを取る。その結果、装置が大型化してしまう欠点
があった。
【0006】因って、本発明は前記従来技術における欠
点に鑑みて開発されたもので、装置の小型化が図れると
ともに、コストの低減が図れるガイドシャフト押圧機構
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、第
1の方向へ移動可能な可動部と、該可動部の移動方向へ
推力を与える推力供給手段と、前記可動部に設けた軸受
と、該軸受に当接して前記可動部を前記第1の方向へガ
イド支持するガイド部材と、該ガイド部材を前記第1の
方向と略直交する方向へ押圧する押圧バネと、前記ガイ
ド部材と前記押圧バネを取り付ける固定ベースとを有
し、前記ガイド部材の両端に切り欠きまたは突起を設
け、該切り欠きまたは突起を前記固定ベースと係合さ
せ、この係合部を中心に回動することにより前記軸受に
予圧を与えることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明では、可動部の軸受に当接するガイド部
材への押圧をガイド部材それ自身で兼用することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の1実施例を説明
する。図1〜図3は実施例1を示し、図1は装置全体の
斜視図、図2は要部断面図、図3はガイド部材の端部形
状を示す斜視図である。図1に示す様に、移動可能な可
動部13には可動部13が円滑に移動できる様に支持す
るとともに、その移動方向を拘束するベアリング23,
24,25が設けられている。円筒状のガイド部材1
5,16は可動部13の移動方向を拘束支持しており、
ガイド部材15は搭載面17g,17hおよび受け面1
7c,17dにより位置決めされビス41a,41bで
押さえられている。12は光磁気ディスク(図示省略)
を載置・回転させるスピンドルモータである。
【0010】一方、図2および図3に示す様に、ガイド
部材16は、ガイド部材16の両端に半径以上を削り落
とすDカットを2平面が略同一面となる様に施した事に
より、この2平面がガイド部材の円筒面との間に成す角
は鋭角となり、この平面の端の稜線27fがガイド部材
16の搭載面17e,17fと受け面17a,17bに
より形成される稜線17iに当付き、ベアリング25を
押す方向に稜線27fを中心に回動できる様に押圧バネ
40a,40bにより押さえられている。図で稜線17
iはエッジとなっているが、円弧状に面取りしてあって
も良い。以降の実施例でも同様である。18,19は磁
気回路でありボイスコイル20とともに可動部13を移
動させるための推力を与える。
【0011】以上の構成から成る装置は、押圧バネ40
a,40bに押圧されたガイド部材16が稜線17iに
支持されているため、押圧バネ40a,40bに押され
る力を回転力として捕らえ、矢印Bの方向へ稜線27f
を中心に回動してベアリング25を押す。2ヶ所の稜線
27fはガイド部材16の円筒面と略平行となるように
形成されているため、この時の回転角はガイド部材16
の両端で等しく、ガイド部材16はガイド部材16の稜
線27fと略平行を保って移動する。
【0012】図4および図5は実施例2を示し、図4は
要部断面図、図5はガイド部材の端部形状を示す斜視図
である。本実施例は、前記実施例1におけるガイド部材
16の端部形状が異なるもので、他の構成は同一な構成
部分から成り、同一構成部分には同一番号を付してその
説明を省略する。
【0013】本実施例のガイド部材31は、ガイド部材
31の中心軸から半径方向にずれている同一の中心軸を
持つ円筒部分をその両端に設けてある物とした場合で、
軸端の円筒部分の中心軸がガイド部材31の回動中心2
7fとなり、前記実施例1と同様な効果が得られる。
又、前記円筒部分に接し、搭載面17e,fに略垂直な
面をベアリング25から遠い側に配置すればベアリング
25からシャフト31が受ける負荷が大きい場合にも本
発明の効果を十分得られるものである。
【0014】図6および図7は実施例3を示し、図6は
要部断面図、図7はガイド部材の端部形状を示す斜視図
である。本実施例は、前記実施例1におけるガイド部材
16の端部形状が異なるもので、他の構成は同一な構成
部分から成り、同一構成部分には同一番号を付してその
説明を省略する。
【0015】本実施例のガイド部材32は、前記実施例
1におけるガイド部材16のDカットの代わりに、その
両端にガイド部材32の中心軸と平行にずれた稜線27
fを持つ突起を設けてある物とした例で、軸端の突起の
稜線27fがガイド部材32の回動中心となり、前記実
施例1と同様の効果が得られる。
【0016】図8および図9は実施例4を示し、図8は
要部断面図、図9はガイド部材の端部形状を示す斜視図
である。本実施例は、前記実施例1におけるガイド部材
16の端部形状が異なるとともに、搭載面17e,17
f上に歯37を設けて構成した点が異なり、他の構成は
同一な構成部分から成るもので、同一構成部分には同一
番号を付してその説明を省略する。
【0017】本実施例のガイド部材33は、前記実施例
1におけるガイド部材16の突起を、ガイド部材33と
同心円かつ歯車状に配置した例で、シャーシの搭載面1
7e,17fにはこの歯車と噛み合うラック状の歯37
が設けられているのでガイド部材33の両端の変位量は
等しく、ガイド部材33の歯車状の突起34と搭載面1
7e,17fのラック状の歯37の接線38がガイド部
材33の回動中心となり前記実施例1と同様な効果が得
られる。
【0018】図10および図11は実施例5を示し、図
10は要部断面図、図11はガイド部材の端部形状を示
す斜視図である。本実施例は、前記実施例1におけるガ
イド部材16に溝36を形成するとともに、シャーシの
搭載面17e,17fに突起39を形成した点が異な
り、他の構成は同一な構成部分から成るもので、同一構
成部分には同一番号を付してその説明を省略する。
【0019】本実施例のガイド部材35は、前記実施例
1におけるガイド部材16の円筒面に溝36を形成し、
円筒面と溝36を構成する面とによりできる稜線27f
はガイド部材35の中心軸と平行であり、かつ稜線27
fを構成する2面が作る角度は鋭角である。シャーシの
搭載面17e,17fには可動部の移動方向と平行な突
起39が形成されており、この突起39にガイド部材3
5の溝36に被せるようにガイド部材35を配置してあ
る。
【0020】上記構成の装置は、ガイド部材35の稜線
27fがシャーシの突起39部分にある搭載面と受け面
に作られた稜線とに位置決めされ、ガイド部材35は稜
線27fを中心に回動し、前記実施例1と同様な効果が
得られる。
【0021】尚、本実施例ではガイド部材35に形成し
た溝36を矩形断面としたが、本発明はこれに限らず、
V型断面に形成しても良い。また、前記各実施例におい
て、ガイド部材の回動支点となる部分をピンまたはプラ
スチックの成形体等で成形し、ガイド部材へ一体的に構
成する様にしても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係るガイド
シャフト押圧機構によれば、寸法が大きいうえ高精度を
必要とするために高コストとなり大きなスペースを取る
部品をガイド部材が兼用できるため、部品点数が減り省
スペース化できる。従って、装置のコスト低減および小
型化、さらには品質向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す斜視図である。
【図2】実施例1を示す要部断面図である。
【図3】実施例1を示す斜視図である。
【図4】実施例2を示す要部断面図である。
【図5】実施例2を示す斜視図である。
【図6】実施例3を示す要部断面図である。
【図7】実施例3を示す斜視図である。
【図8】実施例4を示す要部断面図である。
【図9】実施例4を示す斜視図である。
【図10】実施例5を示す要部断面図である。
【図11】実施例5を示す斜視図である。
【図12】従来例を示す縦断面図である。
【図13】従来例を示す平面図である。
【図14】従来例を示す部分平面図である。
【図15】図14のB−B’線断面図である。
【符号の説明】
12 スピンドルモータ 13 可動部 15,16 ガイド部材 17a,17b,17c,17d 受け面 17e,17f,17g,17h 搭載面 18,19 磁気回路 20 ボイスコイル 23,24,25 ベアリング 40a,40b 押圧バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向へ移動可能な可動部と、該可
    動部の移動方向へ推力を与える推力供給手段と、前記可
    動部に設けた軸受と、該軸受に当接して前記可動部を前
    記第1の方向へガイド支持するガイド部材と、該ガイド
    部材を前記第1の方向と略直交する方向へ押圧する押圧
    バネと、前記ガイド部材と前記押圧バネを取り付ける固
    定ベースとを有し、前記ガイド部材の両端に切り欠きま
    たは突起を設け、該切り欠きまたは突起を前記固定ベー
    スと係合させ、この係合部を中心に回動することにより
    前記軸受に予圧を与えることを特徴とするガイドシャフ
    ト押圧機構。
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