JP2003246487A - 物移動装置 - Google Patents
物移動装置Info
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Abstract
とができる物移動装置を提供すること。 【解決手段】 第1壁部材141は、回転体110の軸
受部材130側の面と軸受部材130の回転体110側
の面との間隔D以下である間隔dをなす2つの表面14
1a、141bおよび2つの表面141a、141bの
外郭間に形成された外郭面141cからなり、軸受部材
130の軸受部131と嵌め合うように2つの表面14
1a、141bの一方から他方に向けて嵌合穴141d
が形成され、外郭面141c側から嵌合穴141d側に
向けて回転軸120を挿入可能であるように外郭面14
1c側から嵌合穴141d側に向けて開口穴141eが
形成されている。
Description
可能な回転体を含む物移動装置に関し、特に、取り付け
取り外し可能な回転体を含むシート搬送装置、このシー
ト搬送装置を備える画像形成装置に関する。
ように、物と接触する面を有するローラ11と、ローラ
11をローラ11の中心軸方向に貫通する回転軸12
と、回転軸12の一端部を回転可能に支持する軸受部を
含む軸受部材13と、軸受部材13が保持される保持部
を有する第1壁部材14aおよび回転軸の他端部が回転
可能に支持される支持部を有する第2壁部材14bを含
むブラケット14とを備える。物移動装置10において
は、軸受部材13に爪部13aが形成されており、軸受
部材13の爪部13aが第1壁部材14aの保持部に係
合することで、軸受部材13がブラケット14に保持さ
れている。
来の物移動装置10では、軸受部材13をブラケット1
4に取り付ける場合、図11に示すように、ユーザによ
って軸受部材13に加えられた押込力の方向Xは、第1
壁部材14aの保持部に係合するように軸受部材13の
爪部13aが弾性変形する方向Yと大きく異なってい
る。また、第1壁部材14aからの摩擦力の方向X´は
押込力の方向Xと逆向きである。その結果、押込力の持
つエネルギーが軸受部材13の爪部13aに伝達されに
くく、軸受部材13の爪部13aが十分に弾性変形しな
いので、軸受部材13の爪部13aが第1壁部材14a
の保持部にうまく係合しないという問題があった。
取り外す場合、軸受部材13の爪部13aは、ユーザに
よって軸受部材13に加えられた引張力にほぼ等しい力
を第1壁部材14aの保持部から受ける。すなわち、軸
受部材13の爪部13aは、第1壁部材14aの保持部
に係合しており、ユーザによって第1壁部材14aの壁
面と平行な方向に加えられた過度な引張力にほぼ等しい
力を第1壁部材14aの保持部から受け続けるため、軸
受部材13の爪部13aはエネルギーを蓄えてしまい、
軸受部材13の爪部13aが破損してしまうという問題
があった。
めのもので、ユーザがローラの交換作業を容易に行なう
ことができる物移動装置を提供するものである。
め、本発明に係る物移動装置は、物と接触する面を有す
る回転体と、前記回転体を前記回転体の中心軸方向に貫
通する回転軸と、前記回転軸の一端部を回転可能に支持
する軸受部を含む軸受部材とを備える。本発明に係る物
移動装置は、さらに、前記回転体の前記軸受部材側の面
と前記軸受部材の前記回転体側の面との間隔以下である
間隔をなす2つの表面およびこれら2つの表面の外郭間
に形成された外郭面からなり、前記軸受部材の軸受部と
嵌め合うように前記2つの表面の一方から他方に向けて
嵌合穴が形成され、前記外郭面側から前記嵌合穴側に向
けて前記回転軸を挿入可能であるように前記外郭面側か
ら前記嵌合穴側に向けて開口穴が形成された第1壁部材
と、前記第1壁部材が有する2つの表面の一方と対向す
る対向面を有し、前記回転軸の他端部を回転可能に支持
する支持部を前記対向面に形成した第2壁部材とを備え
たことを特徴とする。
穴に挿入するようにユーザによって加えられた押込力の
方向は、前記嵌合穴の周囲に位置する前記第1壁部材の
嵌合面が前記軸受部材の軸受部の外周面から受ける摩擦
力の方向と一致する。すなわち、押込力は、前記第1壁
部材の嵌合面と前記軸受部材の軸受部の外周面との間に
生じる摩擦力を解消するよう作用するので、押込力の持
つエネルギーが押込方向以外に分散されることはなく、
ユーザは、少ない押込力で前記軸受部材を前記第1壁部
材に容易に取り付けることができる。また、前記軸受部
材の軸受部を前記第1壁部材の一方の表面から他方の表
面に向けて形成された嵌合穴に挿入するようになってい
る。すなわち、前記軸受部材の軸受部は前記第1壁部材
の表面に当接しないので、前記軸受部材の軸受部がユー
ザによって前記軸受部材に加えられた引張力にほぼ等し
い力を第1壁部材の前記第1壁部材の表面から受けるこ
とはなく、また、前記軸受部材にエネルギーが蓄積され
ることはなく、ユーザは、少ない引張力で前記軸受部材
を前記第1壁部材から容易に取り外すことができるとと
もに前記軸受部材の破損を防止することができる。
第1壁部材において、前記開口穴の周囲に位置する互い
に対向した2つの開口面の間隔が、前記回転軸の軸心と
直交する前記回転軸の断面が有する直径以上であるとと
もに、前記開口面の一方から他方に下ろした垂線に平行
であって前記嵌合部の周囲に位置する嵌合面上の2点を
結んでなる線分の長さの最大値以下であることが好まし
い。
前記第1壁部材の嵌合穴側から前記開口穴側に移動して
も、前記軸受部材の軸受部は前記第1壁部材の開口穴を
通過することができないから、前記軸受部材の軸受部が
前記第1壁部材から脱落することを防止することができ
る。
軸受部材において、前記第2壁部材が配置された側と反
対側に前記第1壁部材が有する表面に当接可能な当接面
を含む当接部を、前記回転体が配置された側とは反対側
に前記軸受部が有する面に形成してもよい。
転軸が回転すると生じる推力によって前記軸受部材が前
記第1壁部材側から前記第2壁部材側に移動すると、前
記軸受部材の当接部が有する当接面が、前記第2壁部材
が配置された側と反対側に前記第1壁部材が有する表面
に当接するので、前記軸受部材が前記第1壁部材側から
前記第2壁部材側に過度に移動して、前記回転軸が前記
第1壁部材から脱落することを防止することができる。
回転体側の少なくとも一部を覆う蓋部材を備えてもよ
い。
回転体側の少なくとも一部が覆われているので、埃など
のゴミが前記回転体周辺に蓄積することを防止すること
ができる。
蓋部材において、前記第1壁部材が配置された側に前記
回転体が有する面と対向する回転体移動防止面を有し、
前記第1壁部材が配置された側に前記回転体が有する面
と前記回転体が配置された側に前記第1壁部材が有する
面との間に、前記回転体移動防止面が配置されていても
よい。
生じる推力によって前記回転軸が前記第2壁部材側から
前記第1壁部材側に移動すると、前記蓋部材の回転体移
動防止面が、前記第1壁部材が配置された側に前記回転
体が有する面に当接するので、前記回転軸が前記第2壁
部材側から前記第1壁部材側に過度に移動して、前記回
転軸が前記第2壁部材から脱落することを防止すること
ができる。
蓋部材が、前記回転体側の一部を覆った状態において、
前記回転軸の円周方向の面を部分的に囲むように形成さ
れた切欠き部を含む切欠き部材を設けていてもよい。
部材または前記第2壁部材に完全に取り付けられていな
いと、前記回転軸の円周方向の面が前記蓋部材の切欠き
部の周囲に位置する切欠き面に当接しないので、前記蓋
部材が前記回転体側に係合しないことをもって、前記回
転軸が前記第1壁部材または前記第2壁部材に完全に取
り付けられていないことをユーザに認識させることがで
きる。
態を図面に基づいて説明する。
装置の第1の実施の形態のシート搬送装置100は、画
像形成装置などに用いられるものであって、図1に示す
ように、原稿シートと接触する面を有する回転体110
と、回転体110を回転体110の中心軸方向に貫通す
る回転軸120と、回転軸120の一端部を回転可能に
支持する軸受部材130とを備える。シート搬送装置1
00は、さらに、図2に示すように、ブラケット140
を備え、ブラケット140は、第1壁部材141と、第
2壁部材142と、底部材143とからなる。シート搬
送装置100は、さらに、ブラケット140側の一部を
覆う蓋部材150と、ブラケット140および蓋部材1
50を組付け可能な組付部材160とを備える。
転軸120の一端部120aを回転可能に支持する軸受
部131と、第2壁部材142が配置された側と反対側
に第1壁部材141が有する表面141aに当接可能な
当接部132からなり、当接部132は、第1壁部材1
41が有する表面141aに当接可能な当接面132a
を有し、回転体110が配置された側とは反対側に軸受
部131が有する面131aに形成されている。ここ
で、図4に示すように、軸受部材130の軸受部131
が直径Rの円形断面を有する場合、嵌合穴も直径Rの円
形状となるので、当接面132aの形状は、直径Rより
も大きい値である直径R1の円形断面を有することが好
ましいが、当接面132aの形状が他の形状であること
を妨げない。
すように、回転体110の軸受部材130側の面と軸受
部材130の回転体110側の面との間隔D以下である
間隔dをなす2つの表面141a、141bおよび2つ
の表面141a、141bの外郭間に形成された外郭面
141cからなり、軸受部材130の軸受部131と嵌
め合うように2つの表面141a、141bの一方から
他方に向けて嵌合穴141dが形成され、外郭面141
c側から嵌合穴141d側に向けて回転軸120を挿入
可能であるように外郭面141c側から嵌合穴141d
側に向けて開口穴141eが形成されている。ここで、
間隔dが間隔D以下であることを条件とするのは、回転
体110と軸受部材130との間に露出している回転軸
120の部位120bを開口穴141eに挿入する必要
があるからである。また、軸受部材130の軸受部13
1と嵌め合う条件の具体例として、図4に示すように、
軸受部材130の軸受部131が直径Rの円形断面を有
する場合、嵌合穴も直径Rの円形状となるが、軸受部材
130の軸受部131の断面および嵌合穴の形状が楕円
形や多角形など他の形状であることを妨げない。また、
開口穴141eの周囲に位置する互いに対向した2つの
開口面141f、141gの間隔lが、回転軸120の
軸心と直交する回転軸120の断面が有する直径r以上
であるとともに、嵌合部141dの周囲に位置する嵌合
面上141h、141iの2点を結び開口面141f、
141gの一方から他方に下ろした垂線に平行な線分の
長さの最大値L(本実施の形態ではL=R)以下である
こと、すなわち、r≦l≦Lであることが好ましい。
第1壁部材141が有する2つの表面の一方141bと
対向する対向面142aを有し、対向面142aに回転
軸120の他端部120cを回転可能に支持する支持部
142bを形成している。
蓋部152と、第3蓋部153とからなり、第1蓋部1
51の両側に第2蓋部152および第3蓋部153が取
り付けられている。
に取り付ける場合の手順について説明する。
付ける場合、図3に示すように、軸受部材130の軸受
部131に一端部120aが支持された回転軸120の
部位120bを第1壁部材141の開口穴141eに挿
入する。次いで、図5に示すように、軸受部材130の
軸受部131を第1壁部材141の嵌合穴141dに挿
入するように回転軸120を第2壁部材142側に移動
させ、回転軸120の他端部120cを第2壁部材14
2の支持部に挿入することになる。
嵌合穴に挿入するようにユーザによって加えられた押込
力の方向Aは、嵌合穴141dの周囲に位置する第1壁
部材141の嵌合面141h、141iが軸受部材13
0の軸受部131の外周面131aから受ける摩擦力の
方向Bと一致する。すなわち、押込力は、第1壁部材1
41の嵌合面141h、141iと軸受部材130の軸
受部131の外周面131aとの間に生じる摩擦力を解
消するよう作用するので、押込力の持つエネルギーが押
込方向以外に分散されることはなく、また、軸受部材1
30にエネルギーが蓄積されることはなく、ユーザは、
少ない押込力で軸受部材130を第1壁部材141に容
易に取り付けることができるとともに軸受部材130の
破損を防止することができる。
30の軸受部を第1壁部材141の表面141a、14
1bの一方から他方に向けて形成された嵌合穴141d
に挿入するようになっている。すなわち、軸受部材13
0の軸受部131は第1壁部材141の一方の表面14
1bに当接しないので、軸受部材130の軸受部131
がユーザによって軸受部材130に加えられた引張力に
ほぼ等しい力を第1壁部材141の第1壁部材141の
表面141bから受けることはなく、ユーザは、少ない
引張力で軸受部材130を第1壁部材141から容易に
取り外すことができる。
30の軸受部131が第1壁部材141の嵌合穴141
d側から開口穴141e側に移動しても、軸受部材13
0の軸受部131は第1壁部材141の開口穴141e
を通過することができないから、軸受部材130の軸受
部131が第1壁部材141から脱落することを防止す
ることができる。
0または回転軸120が回転すると生じる推力によって
軸受部材130が第1壁部材141側から第2壁部材1
42側に移動すると、軸受部材130の当接部132が
有する当接面132aが、第2壁部材142が配置され
た側と反対側に第1壁部材141が有する表面141a
に当接するので、軸受部材130が第1壁部材141側
から第2壁部材142側に過度に移動して、回転軸12
0が第1壁部材141から脱落することを防止すること
ができる。
50によって回転体110側の少なくとも一部が覆われ
ているので、埃などのゴミが回転体110周辺に蓄積す
ることを防止することができる。
装置の第2の実施の形態のシート搬送装置100につい
て図を用いて説明する。なお、第1の実施の形態のシー
ト搬送装置100の説明と重複するものについてはその
説明を省略する。
に示すように、第1壁部材141が配置された側に回転
体110が有する面110aと対向する回転体移動防止
面151aを有し、第1壁部材141が配置された側に
回転体110が有する面110aと回転体110が配置
された側に第1壁部材141が有する面141bとの間
に、回転体移動防止面151aが配置されている。本実
施の形態では、第1壁部材141が配置された側に回転
体110が有する面110aと回転体移動防止面151
aとの間隔Hは第1壁部材141が有する2つの表面の
間隔dに比べて小さくなるように回転体移動防止面15
1aが配置されているが、間隔Hが間隔dに比べて大き
い場合を妨げない。
転すると生じる推力によって回転軸120が第2壁部材
142側から第1壁部材141側に移動すると、蓋部材
150の回転体移動防止面151aが、第1壁部材14
1が配置された側に回転体110が有する面110aに
当接するので、回転軸120が第2壁部材142側から
第1壁部材141側に過度に移動して、回転軸120が
第2壁部材142から脱落することを防止することがで
きる。本実施の形態によれば、回転体移動防止面151
aが蓋部材151に形成されているので、部品点数の削
減および作業工程の簡略化に繋がり、安価なシート搬送
装置100を提供することができる。
装置の第3の実施の形態のシート搬送装置100につい
て図を用いて説明する。なお、第1の実施の形態および
第2の実施の形態のシート搬送装置100の説明と重複
するものについてはその説明を省略する。
うに、回転体110側の一部を覆った状態において、回
転軸120の円周方向の面120dを部分的に囲むよう
に形成された切欠き部151bを含む切欠き部材151
cを設けている。ここで、回転軸120の円周方向の面
120dと切欠き部151bの周囲に位置する切欠き部
材の面151dとの間隔は、できる限り小さいことが望
ましい。
1壁部材141または第2壁部材142に完全に取り付
けられていないと、回転軸120の円周方向の面120
dが蓋部材150の切欠き部151bの周囲に位置する
切欠き面151dに当接しない、すなわち、回転軸12
0が切欠き部151bに挿入されないので、蓋部材15
0が組付部材160に係合しないことをもって、回転軸
120が第1壁部材141または第2壁部材142に完
全に取り付けられていないことをユーザに認識させるこ
とができる。本実施の形態によれば、切欠き部材151
cが蓋部材151に形成されているので、部品点数の削
減および作業工程の簡略化に繋がり、安価なシート搬送
装置100を提供することができる。
力で前記軸受部材を前記第1壁部材に容易に取り付ける
ことができる。また、ユーザは、少ない引張力で前記軸
受部材を前記第1壁部材から容易に取り外すことができ
るとともに前記軸受部材の破損を防止することができ
る。
前記第1壁部材から脱落することを防止することができ
る。
壁部材側から前記第2壁部材側に過度に移動して、前記
回転軸が前記第1壁部材から脱落することを防止するこ
とができる。
体周辺に蓄積することを防止することができる。
部材側から前記第1壁部材側に過度に移動して、前記回
転軸が前記第2壁部材から脱落することを防止すること
ができる。
部材または前記第2壁部材に係合しないことをもって、
前記回転軸が前記第1壁部材または前記第2壁部材に完
全に取り付けられていないことをユーザに認識させるこ
とができる。
シート搬送装置を示すその分解図
シート搬送装置を構成する回転体周辺を示す拡大図
シート搬送装置を構成する回転体周辺を示す上面図
シート搬送装置を構成する回転体、回転軸、軸受部材な
らびに第1壁部材の関係を示す側面図
シート搬送装置を構成する回転体周辺を示す上面図
シート搬送装置を構成する回転体周辺を示す上面図
シート搬送装置を構成する回転体、回転軸、軸受部材な
らびに蓋部材の関係を示す側面図
シート搬送装置を構成する回転体周辺を示す上面図
シート搬送装置を構成する回転体、回転軸、軸受部材な
らびに蓋部材の関係を示す側面図
す分解図
す斜視図
Claims (6)
- 【請求項1】物と接触する面を有する回転体と、 前記回転体を前記回転体の中心軸方向に貫通する回転軸
と、 前記回転軸の一端部を回転可能に支持する軸受部を含む
軸受部材と、 前記回転体の前記軸受部材側の面と前記軸受部材の前記
回転体側の面との間隔以下である間隔をなす2つの表面
およびこれら2つの表面の外郭間に形成された外郭面か
らなり、前記軸受部材の軸受部と嵌め合うように前記2
つの表面の一方から他方に向けて嵌合穴が形成され、前
記外郭面側から前記嵌合穴側に向けて前記回転軸を挿入
可能であるように前記外郭面側から前記嵌合穴側に向け
て開口穴が形成された第1壁部材と、 前記第1壁部材が有する2つの表面の一方と対向する対
向面を有し、前記回転軸の他端部を回転可能に支持する
支持部を前記対向面に形成した第2壁部材とを備えたこ
とを特徴とする物移動装置。 - 【請求項2】前記第1壁部材においては、前記開口穴の
周囲に位置する互いに対向した2つの開口面の間隔が、
前記回転軸の軸心と直交する前記回転軸の断面が有する
直径以上であるとともに、前記開口面の一方から他方に
下ろした垂線に平行であって前記嵌合部の周囲に位置す
る嵌合面上の2点を結んでなる線分の長さの最大値以下
であることを特徴とする請求項1に記載の物移動装置。 - 【請求項3】前記軸受部材においては、前記第2壁部材
が配置された側と反対側に前記第1壁部材が有する表面
に当接可能な当接面を含む当接部を、前記回転体が配置
された側とは反対側に前記軸受部が有する面に形成した
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物移
動装置。 - 【請求項4】前記回転体側の少なくとも一部を覆う蓋部
材を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の
何れかに記載の物移動装置。 - 【請求項5】前記蓋部材は、前記回転体側の一部を覆っ
た状態において、前記第1壁部材が配置された側に前記
回転体が有する面と対向する回転体移動防止面を有し、
前記第1壁部材が配置された側に前記回転体が有する面
と前記回転体が配置された側に前記第1壁部材が有する
面との間に、前記回転体移動防止面が配置されたことを
特徴とする請求項4に記載の物移動装置。 - 【請求項6】前記蓋部材は、前記回転体側の一部を覆っ
た状態において、前記回転軸の円周方向の面を部分的に
囲むように形成された切欠き部を含む切欠き部材を設け
たことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の物
移動装置。
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2002
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