JP2006205564A - 塗膜転写具 - Google Patents

塗膜転写具 Download PDF

Info

Publication number
JP2006205564A
JP2006205564A JP2005021262A JP2005021262A JP2006205564A JP 2006205564 A JP2006205564 A JP 2006205564A JP 2005021262 A JP2005021262 A JP 2005021262A JP 2005021262 A JP2005021262 A JP 2005021262A JP 2006205564 A JP2006205564 A JP 2006205564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating film
transfer
film transfer
head
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005021262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4457256B2 (ja
Inventor
Takashi Kojima
小嶋  孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
Priority to JP2005021262A priority Critical patent/JP4457256B2/ja
Publication of JP2006205564A publication Critical patent/JP2006205564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4457256B2 publication Critical patent/JP4457256B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

【課題】 垂直な状態、例えば、部屋の壁や掲示板などに貼り付けられている被転写面に修正塗膜転写テープを転写する場合には、前記テープカセットが重力により被転写面と直角方向に回転してしまうことがあり、これに伴って修正塗料転写テープも被転写面に対して直角な方向に向いてしまい、却って転写しにくくなってしまうと言った問題が発生してしまっていた。
【解決手段】 軸筒内に塗膜転写用ヘッドを回転自在に配置すると共に、その塗膜転写用ヘッドを復帰可能に配置した塗膜転写具。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸筒に塗膜転写用ヘッドを配置した塗膜転写具に関する。
従来技術として未使用の修正塗料転写テープを巻装する供給リールと、この修正塗料転写テープを介して一体に連続し、使用後の修正塗料転写テープを巻き取る巻き上げリールを回転自在に内部に保持するテープカセットと、そのテープカセットの軸線方向より一体となる転写シャフトと支持シャフトを有し、ケースに回転自在に軸支されている塗膜転写具が知られている。
作用について説明すると、前記テープカセットが前記ケースと分離した状態で回転可能になっているため、転写時、前記テープカセットが回転しても修正塗料転写テープが捻れることがなく、また、被転写面に転写する際に、前記ケースが被転写面に対して傾いていても、それに追従してテープカセットと共に押圧転写部が回転し、その結果、前記修正塗料転写テープが常に被転写面に沿うように転写されるため正確な転写が得られる。
特開2000−343890号公報
前記従来技術にあっては被転写面が水平な状態でのみ有効に作用する。つまり、修正塗料転写テープが被転写面と平行となり、常に被転写面に沿うように転写されるため正確に転写することができるのである。しかし、被転写面が水平でない状態、例えば、被転写面が傾いている場合においては、修正塗料転写テープが被転写面と常に傾いている状態となるため正確に転写することが難しくなってしまうことがあった。具体的に説明すると、垂直な状態、例えば、部屋の壁や掲示板などに貼り付けられている被転写面に修正塗膜転写テープを転写する場合には、前記テープカセットが重力により被転写面と直角方向に回転してしまうことがあり、これに伴って修正塗料転写テープも被転写面に対して直角な方向に向いてしまい、かえって転写しにくくなってしまうと言った問題が発生してしまっていた。その為、使用者は常に被転写面が水平な状態であるか意識し確認する必要があり煩わしいものとなってしまっていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、軸筒内に塗膜転写用ヘッドを回転自在に配置すると共に、その塗膜転写用ヘッドを復帰可能に配置したことを要旨とし、使用者が被転写面の水平状態を意識せずに、正確に転写することができる操作性と簡便性にすぐれた塗膜転写具の提供を目的とする。
本発明は、軸筒内に塗膜転写用ヘッドを回転自在に配置すると共に、その塗膜転写用ヘッドを復帰可能に配置したので、使用者が被転写面の水平状態または傾きを意識しなくとも、被転写面に塗膜転写用ヘッドを押し付けることにより塗膜転写用ヘッドが回転し、被転写面と平行となり常に被転写面に沿うように転写されるため正確な転写が得られる。
また、転写後は使用者が塗膜転写用ヘッドを被転写面から離すことにより回転していた塗膜転写用ヘッドが弾撥部材の付勢により元の位置に戻るため、再使用する際にも前回と同様の状態で転写することができる。
作用について説明する。塗膜転写用ヘッドがある程度の回転規制を受けながらも回転し、被転写面と平行となる。この塗膜転写用ヘッドの回転により、常に被転写面に沿うように転写される。そのため、使用者は被転写面の水平状態を意識せずに転写操作が行える。
本発明の実施の形態の1例を図1〜3に示し説明する。本実施例の後軸2は前軸1と尾栓3にそれぞれ前方、後方に着脱自在に螺合されている。前記後軸2と前記尾栓3の螺合に関しては使用者が誤って外さないように圧入や接着などの固定方法にしても良い。
修正塗料転写テープTが内蔵された塗膜転写具本体4は外周面4aと前記前軸1の内径部に形成されているリブ1aと回転自在となっている。前記塗膜転写具本体4の前方に配置している段部4bは前記前軸1の内径部の前方に形成されている段部1bと当接しており、前記塗膜転写具本体4の前方への移動を阻止している。即ち、塗膜転写具本体4の段部4bはストッパーの役目をなしている。
前記塗膜転写具本体4の後方には回転子5が位置しており、前記回転子5の外周面5aと前記後軸2の内径部に形成されているリブ2aと回転自在となっている。前記回転子5の前方に配置している段部5bは前記後軸2の内径部の前方に形成されている段部2bと当接しており、前記回転子5の前方への移動を阻止している。即ち、回転子5の段部5bは、ストッパーの役目をなしている。また、前記回転子5の前方に形成されている凸部5cは前記塗膜転写具本体4の後方に配置しているスリット4cに挿着されており、前記回転子5が回転すると塗膜転写具本体4が連動して回転するようになっている。
また、前記塗膜転写具本体4と回転子5の回転範囲は、前記後軸2の内面に形成されている隣り合う段部2aによって構成される凹部2cの幅によって設定されている。つまり前記回転子5の前方に配置している凸部5cが凹部2cに遊挿されており、隣り合う段部2aに当接することによって回転角度が制限されている。
前記回転子5の後方には摺動子6が位置しており、その摺動子6の前方に形成されている軸部6aが前記回転子5の貫通穴部5dに挿入している。また、前記回転子5の後方には斜面5eが形成されており、その斜面5eには前記摺動子6の前方に配置している突起部6bが当接している。
更に、前記摺動子6の外周面には凸部6cが形成されており、その凸部6cは前記後軸2の内周面に形成されている溝部2dに挿着されているが、前後動可能ではあるが回転不能に挿着されている。なお、前記後軸2の溝部2dは後軸2の中間部まで形成されており、よって、摺動子6の移動距離も後軸2の中間部で阻止される。
尚、前記摺動子6の後方と尾栓3の内壁面との間には、弾撥部材7が常に圧縮された状態で張設されている。その弾撥部材7は、その一端が尾栓3の内径部に形成されている穴部3aに嵌り込んでおり、他端が前記摺動子6の後方に配置している軸部6dに嵌挿している。つまり、弾撥部材7の両端部を孔や軸に嵌め込むことにより弾撥部材の振れや脱落を防止しているのである。
次に動作の説明をする。転写時、最初に前軸1の角部4dが被転写面に接触する。このとき、前記前軸1の角部4dは軸芯より外側にあるため塗膜転写具本体4には回転しようとする力が発生する。その塗膜転写具本体4の回転により、後方に位置している回転子5も回転する。塗膜転写具本体4のスリット4cに回転子5の凸部5cが係合しているためである。しかし、前記回転子5は凸部5cと後軸2の凹部2cよって回転角度が制限されているため、大きな回転動作は発生しない。本実施例では左右方向に20度の範囲となっているが後軸2の凹部2cの幅を変えれば任意に角度を調整できる。即ち、例えば180度以上の回転を得ることもできるが、塗膜転写用ヘッドが180度回転した状態で、つまり、非塗膜テープ側で転写操作を行ってしまう危険性があり実用的ではない。
ここで、前述したように、前記摺動子6は前記回転子5の後方に位置し、その回転子5の貫通穴部5bに摺動子6の軸部6aが挿入されていると共に、回転子5の斜面5eと摺動子6の突起部6bが当接している。また、前記摺動子6は凸部6cと前記後軸2の溝部2dに挿着されているため、前記回転子5が回転すると前記摺動子6は軸方向の後方へ移動する。この時、前記摺動子6は前記摺動子6の後方に位置する弾撥部材7は常に圧縮された状態により、軸方向の前方へ付勢している。これにより、前記塗膜転写用ヘッド4は常に元の位置に復帰する力が作用している。
前記動作により転写時に被転写面と接触している塗膜転写具本体4の転写部4eが前記皮膜転写面と平行となるが、前記塗膜転写具本体4のヘッド4fが捻られた状態になるため正確に転写することができる。
使用後、被転写面から塗膜転写具本体4のヘッド4fが離れると、塗膜転写具本体4が使用前の回転位置へ戻り、次の使用に備える。
なお、本実施例では、環境を考慮して、前軸1と後軸1を螺着によって着脱自在なものとし、塗膜転写具本体を交換が可能なものとしているが、塗膜転写具本体の交換が出来ないような構造を採用しても良い。部品の一体化、組み立て工数の削減などにより安価な製品を提供することができるようになる。
このような実施の形態を採用したことで使用時、塗膜転写用ヘッドが回転し、被転写面と平行となり常に被転写面に沿うように転写されるため正確に転写することができる。そのため、使用者が常に塗膜転写用ヘッドの状態を意識する必要がなく、操作性と簡便性の向上におおいに役立つ。
本発明の塗膜転写具の使用前/後の回転していない時の一実施例切断斜視図である。 図1の塗膜転写具の使用中の回転している時の一実施例切断斜視図である。 図1の塗膜転写具の分解斜視図である。
符号の説明
1 前軸
1a リブ
1b 段部
2 後軸
2a リブ
2b 段部
2c 凹部
2d 溝部
3 尾栓
3a 穴部
4 塗膜転写具本体
4a 外周面
4b 段部
4c スリット
4d 角部
4e 転写部
4f ヘッド
5 回転子
5a 外周面
5b 段部
5c 凸部
5d 貫通穴部
5e 斜面
6 摺動子
6a 軸部
6b 突起部
6c 凸部
6d 軸部
7 弾撥部材
T 修正塗料転写テープ

Claims (3)

  1. 軸筒内に塗膜転写用ヘッドを回転自在に配置すると共に、その塗膜転写用ヘッドを復帰可能に配置したことを特徴とする塗膜転写具。
  2. 前記塗膜転写用ヘッドを塗膜転写具本体に配置したことを特徴とする請求項1記載の塗膜転写具。
  3. 前記塗膜転写具本体を軸筒内に配置したことを特徴とする請求項2に記載の塗膜転写具。
JP2005021262A 2005-01-28 2005-01-28 塗膜転写具 Expired - Fee Related JP4457256B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005021262A JP4457256B2 (ja) 2005-01-28 2005-01-28 塗膜転写具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005021262A JP4457256B2 (ja) 2005-01-28 2005-01-28 塗膜転写具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006205564A true JP2006205564A (ja) 2006-08-10
JP4457256B2 JP4457256B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=36962907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005021262A Expired - Fee Related JP4457256B2 (ja) 2005-01-28 2005-01-28 塗膜転写具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4457256B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3175432U (ja) * 2011-03-11 2012-05-10 台生企業股▲分▼有限公司 自己回転式修正テープの構造
JP2012091479A (ja) * 2010-10-29 2012-05-17 Pentel Corp 塗膜転写具
JP2012223986A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Union Chemicar Co Ltd 塗膜転写具
WO2014084114A1 (ja) * 2012-11-30 2014-06-05 コクヨS&T株式会社 転写具
JP2014108547A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Kokuyo S&T Co Ltd 転写具
KR20140135654A (ko) * 2013-05-16 2014-11-26 소시에떼 빅 수동 필름 도포기

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101244800B1 (ko) * 2011-09-19 2013-03-18 (주)세줄 수정테이프 디스펜서

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012091479A (ja) * 2010-10-29 2012-05-17 Pentel Corp 塗膜転写具
JP3175432U (ja) * 2011-03-11 2012-05-10 台生企業股▲分▼有限公司 自己回転式修正テープの構造
JP2012223986A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Union Chemicar Co Ltd 塗膜転写具
WO2014084114A1 (ja) * 2012-11-30 2014-06-05 コクヨS&T株式会社 転写具
JP2014108547A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Kokuyo S&T Co Ltd 転写具
CN104822536A (zh) * 2012-11-30 2015-08-05 国誉S&T株式会社 转印用具
CN104822536B (zh) * 2012-11-30 2016-08-24 国誉株式会社 转印用具
KR20140135654A (ko) * 2013-05-16 2014-11-26 소시에떼 빅 수동 필름 도포기
KR102190293B1 (ko) * 2013-05-16 2020-12-11 소시에떼 빅 수동 필름 도포기

Also Published As

Publication number Publication date
JP4457256B2 (ja) 2010-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006205564A (ja) 塗膜転写具
JP2000343890A (ja) 塗膜転写具
US8181687B2 (en) Transfer tool
US5942036A (en) Correction tape roller device
JP2006272949A (ja) 塗膜転写具
JP2006281495A (ja) 塗膜転写具
AU2006202111A1 (en) Coating film transfer tool and cartridge to be used in the tool
JP4105474B2 (ja) 転写具
JP2009285884A (ja) 転写具
WO2017149857A1 (ja) 光ファイバカッタ
JP2008081220A (ja) テープカッター、ロール保持機構及びリール
JP4373256B2 (ja) 複合筆記具
JP2009262409A (ja) 回転繰出式筆記具
JP3139352U (ja) 単一方向のリールのほぞ針定位構造
JP4476686B2 (ja) 筆記具
JP7210005B2 (ja) 塗膜転写具
JP5210537B2 (ja) 転写具
JP4617435B2 (ja) 塗膜転写具
JP4345407B2 (ja) 軸筒
JP2008105195A (ja) 固形糊繰出用容器
JP4929505B2 (ja) リレーソケット
WO2019008687A1 (ja) 塗膜転写具
JP5520172B2 (ja) カーテンホルダ
WO2021053938A1 (ja) 塗膜転写具
KR100290802B1 (ko) 수정테이프롤러장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4457256

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees