JP5520172B2 - カーテンホルダ - Google Patents

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本発明は、カーテンを開けたときに、該カーテンを束ねた状態に保持させておくカーテンホルダに関するものである。
従来、左右方向に移動自在なカーテンによって塞がれる開口の左右方向の縁部側の被取付部に取り付けられて、左右方向に引き寄せたカーテンを束ねた状態に保持するカーテンホルダとして、被取付部に取付固定される基部と、この基部から前後方向で且つ被取付部から離れる方向に延出する保持杆と、この保持杆の延出端部に設けられた円板状の係止部材とを備えてなるものがある(特許文献1参照)。
このカーテンホルダにあっては、引き寄せたカーテンを保持杆に引っ掛けることにより、カーテンが束ねた状態に保持されると共に円板状の係止部材によってカーテンの外れが防止される。
実開昭62−113786号公報
左右幅が広い開口に設けられるカーテンや、厚地の生地によって作られたカーテンなどにあっては、カーテンを左右方向に引き寄せて束ねた状態において、左右方向にボリュームがある。このようなカーテンの場合、左右方向に引き寄せたカーテンを前記従来構造のようなカーテンホルダに引っ掛けるだけでは、カーテンが外れやすいという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑み、カーテンの外れを確実に防止することができるカーテンホルダを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、左右方向に移動自在なカーテンによって塞がれる開口の左右方向の縁部側の被取付部に取り付けられて、左右方向に引き寄せたカーテンを束ねた状態に保持するカーテンホルダであって、
前記被取付部に取り付けられる取付台と、この取付台から前後方向で且つ被取付部から離れる方向に延出する第1アームと、この第1アームの延出端側から左右方向で且つ前記開口から離れる方向に延出する第2アームと、この第2アームに設けられたカーテンストッパとを備え、
前記カーテンストッパは、第2アームから第1アームの前記延出方向とは反対側に延出する規制姿勢と第2アームに沿う倒伏姿勢とに姿勢変更自在とされていることを特徴とする。
また、前記カーテンストッパは、前記規制姿勢から第1アーム側に倒れることにより倒伏姿勢へと姿勢変更されるよう構成されているのがよい。
また、前記第2アームに、カーテンストッパを倒伏姿勢にしたときに、該カーテンストッパを収容するストッパ収容凹部を設けるのがよい。
また、取付台は、被取付部に取付固定される取付ベース部と、第1アームを支持する支持部とを備え、前記支持部に第1アームの基部側が左右軸回りに回動可能に支持され、該第1アームが取付台から前後方向で且つ被取付部から離れる方向に延出する状態から、回動することにより、第1アームが上側又は下側を向く折畳み姿勢に姿勢変更可能とされているのがよい。
本発明のカーテンホルダによれば、引き寄せたカーテンを第2アームの延出端側から第2アームと開口が形成された壁との間に挿入して第1アームに引っ掛けることによりカーテンが束ねた状態に保持されると共に第2アームによってカーテンの外れが防止され、さらに、規制姿勢のカーテンストッパによって、束ねられたカーテンの開口から左右方向に
離れる方向の広がりが規制されるので、カーテンの外れを確実に防止することができる。
また、第2アームと開口が形成された壁との間に挿入する際において、カーテンストッパを第2アームに沿う倒伏姿勢にしておくことにより、引き寄せたカーテンを第2アームと壁との間に容易に挿入することができる。
また、カーテンストッパを第2アームに沿う倒伏姿勢としておくことができるのでカーテンストッパの長さを十分に採れ、また、カーテンストッパの長さを十分に採ることにより、カーテンの外れをより確実に防止することができる。
カーテンホルダの取付状態を示す正面図である。 (a)はカーテンホルダの平面図、(b)はカーテンホルダの正面図である。 カーテンホルダの側面図であって、(a)はホールド姿勢での側面図、(b)は折畳み姿勢での側面である。 カーテンホルダの平面断面図である。 (a)は図4のA−A線矢視図、(b)はカーテンストッパを裏面から見た図である。 (a)はカーテンストッパを設けた部分の平面断面図、(b)はB−B線矢視断面図である。 カーテンホルダの回動部分の平面断面図である。 カーテンホルダの回動機構を示した側面一部断面図である。 他の実施形態に係るカーテンホルダの本体ベースの図面を示し、(a)は平面図、(b)はC−C線矢視図、(c)は右側面図、(d)は左側面図である。 他の実施形態に係るカーテンホルダの図面を示し、(a)はカーテンホルダの回動機構を示した側面一部断面図、(b)はセクションリングの側面図、(c)はセクションリングの正面図、(d)はセクションリングの平面図である。 他の形態に係るカーテンホルダの平面図である。 他の形態に係るカーテンホルダの正面図及び側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1において、1は窓開口や出入り開口等の建物の開口2を覆うカーテンであって、左右方向X(前記開口2の開口面に沿う水平方向)に移動自在なカーテンである。
なお、以下の説明において、開口2が形成された壁3に直交する方向で該壁3から離れる方向を前方Y1といい、該壁3に近づく方向を後方Y2という。
2は、前記開口2の左右方向Xの縁部側の、窓枠や戸枠等の開口枠又は壁3等の被取付部4に取り付けられて、左右方向Xに引き寄せたカーテン1を束ねた状態に保持するカーテンホルダ5である。
このカーテンホルダ5は、図2に示すように、前記被取付部4に取り付けられる取付台6と、カーテン1を束ねた状態に保持するホルダ本体7とから主構成されている。
取付台6は、樹脂によって形成され、取付ベース部8と、ホルダ本体7を支持する支持部9とを備えている。
図3に示すように、取付ベース部8の上下には取付壁10が設けられ、この上下取付壁10を貫通して被取付部4にねじ込まれるネジ11によって取付台6が被取付部4に取り付けられている。
また、取付ベース部8の上下には、前記ネジ11の頭部を覆うネジキャップ12が設けられている。
図4、図7、図8に示すように、支持部9は、取付ベース部8の上下方向中央側に前方Y1突出状に一体形成されている。
また、支持部9は、取付ベース部8より左右幅が幅狭とされていて、左右方向Xで且つ開口2から遠い側に片寄った位置に偏位して設けられている。
図8に示すように、この支持部9の開口2に近い側の側面には、セクションリング13
をその軸心が左右方向Xに一致する状態で収容したリング収容凹部14が形成され、このリング収容凹部14内の中心部分には、該リング収容凹部14の奥部(底部)から開口2側へ向けて左右方向Xの軸心を有する支軸部15が突設されている。
該支軸部15の先端側は、支持部9の開口2に近い側の側面から突出している(リング収容凹部14から外側に突出している)。また、該支軸部15の中心には、ネジ孔16が形成されている。
前記リング収容凹部14の内周面には、前後方向Y対向状に一対の位置決め溝17が形成されている。
セクションリング13の外周面には前記各位置決め溝17に嵌ることにより該セクションリング13の周方向移動(支軸部15の軸心回りの回転)を規制する位置決め突起18が径方向対称位置に設けられている。
また、セクションリング13の内周面には、径内方向に突出する一対の嵌合突起19が径方向対称位置に形成され、該嵌合突起19は、位置決め突起18に対して周方向に90°位置ズレさせて形成されている。
セクションリング13は、樹脂等の弾性変形自在な材料によって形成され、該セクションリング13に周方向の回転力を付与することにより、セクションリング13が径方向に弾性変形して位置決め突起18が位置決め溝17から離脱可能とされている。
また、リング収容凹部14の内周面の上下部分14aは、支軸部15の軸心を中心とする円弧状で且つ支軸部15の中心から位置決め突起18の径方向外端までの距離よりも若干径大な円弧状に形成されている。
前記ホルダ本体7も樹脂によって形成され、図1〜図8に示すように、本体ベース21と、デコレーションカバー22と、カーテンストッパ23とを備えている。
本体ベース21は、左右方向Xに引き寄せたカーテン1を引っ掛けることにより該カーテン1を引き寄せた位置において束ねた状態に保持するものであり、取付台6から前方Y1(被取付部4に略直交する方向)に延出する第1アーム24と、この第1アーム24の前端(先端)側から左右方向Xで且つ開口2から離れる方向に延出する第2アーム25とから平面視L字形に形成されている。
第1アーム24の開口2から遠い側の側面の基部26側は凹んでおり、該凹み26に前記取付台6の支持部9が挿入状とされて、第1アーム基部26が支持部9に重ね合わされている。
第1アーム基部26の開口2から遠い側の側面には、凹み27内に突出する円柱部28が形成され、この円柱部28の中心には、該円柱部28及び第1アーム基部26を左右方向Xに貫通する支持孔29が形成されている。
前記円柱部28はセクションリング13内に挿入されていると共に、支持孔29に前記支軸部15が軸心回りに相対回転可能に挿入状とされている。また、支軸部15の開口2に近い側には軸板30が設けられ、この軸板30を挿通してネジ31が前記ネジ孔16に螺合されている。
これによって、取付台6の支持部9にホルダ本体7が左右方向Xの軸心回りに回動可能に取り付けられて支持されている。
また、円柱部28の外周面には、セクションリング13の嵌合突起19に嵌合する被嵌合部32が、嵌合突起19に対応して一対形成されている。各被嵌合部32は、嵌合突起19を挟むように二股状に形成されており、セクションリング13がホルダ本体7と支軸部15の軸心回りに一体回動するように構成されている。
したがって、前記構成のカーテンホルダ5にあっては、セクションリング13の位置決め突起18が支持部9の位置決め溝17に嵌った状態でホルダ本体7の回動が規制され、このとき、ホルダ本体7は、第1アーム24が取付台6から前方Y1に延出し且つ第2アーム25が第1アーム24の前端から左右方向Xで且つ開口2から離れる方向に延出する状態であるホールド姿勢に保持される。
このホールド姿勢で、左右方向Xに引き寄せたカーテン1を、第2アーム25と壁3との間に入れ込むことにより、該カーテン1を束ねた状態に保持可能である(図1参照)。
また、カーテン1を閉めたときには、カーテンホルダ5は不要である。
このときは、ホルダ本体7(の第2アーム25)を把持して、該ホルダ本体7を上側に押し上げ又は下側に引き下げる(支軸部15の軸心回りに回動させる)ことにより、セクションリング13の位置決め突起18が支持部9の位置決め溝17から離脱して、ホルダ本体7の回動が可能となり、ホルダ本体7が、図3(b)に示すように、第1アーム24が上又は下を向き且つ第2アーム25が取付台6の上側又は下側に位置する折畳み姿勢に姿勢変更可能とされている。
この折畳み姿勢にあっては、カーテンホルダ5の被取付部4からの突出量は、図3(a)に示すホールド姿勢に比べて大幅に小さくなり、カーテンホルダ5が前後方向Yにコンパクトとなり(カーテンホルダ5が前後方向Yにコンパクトに折り畳め)、カーテンホルダ5の不使用時に、該カーテンホルダ5が邪魔にならない。また、カーテンホルダ5を窓枠等の開口枠に取り付けた場合において、カーテンホルダ5がホールド姿勢とされた状態でカーテン1を閉めると、カーテンホルダ1によってカーテン1が開口2(窓開口)から離れてしまい、これによって外光が室内に漏れてしまうが、本実施形態のカーテンホルダ5にあっては、カーテン1の使用時にカーテンホルダ5を折畳み姿勢にしておくことで、外光が室内に漏れることがなく、カーテン1の遮光機能を保持することができる。
なお、カーテンホルダ5の不使用時にホルダ本体7を回動させる方向は、上又は下側の一方でよいが、上及び下側の両方に回動可能に構成することにより、カーテンホルダ5を開口2の左右に取り付ける場合に、左右共通のものが使用できる。
前記第1アーム24の長手方向基端側端面33と、これに対向する取付ベース部8の対向面34と、支持部9の前端側端面35と、これに対向する第1アーム24側の対向面36とは、それぞれ、支軸部15の軸心を中心とする円弧面に形成されている。
前記第2アーム25の後面(開口2が形成された壁3に対向する面)には、カーテンストッパ23を収容するストッパ収容凹部37が形成されている。
このストッパ収容凹部37は、左右方向Xに長い矩形状に形成され、左右方向Xに関して前記開口2から遠い側寄りに設けられている。
このストッパ収容凹部37の上下面の開口2から遠い側の端部側には、それぞれ枢支溝38が設けられている。
また、ストッパ収容凹部37の開口2に近い側には、ストッパ収容凹部37の奥面(底面)から後方に突出する係合壁39が設けられている。
また、ストッパ収容凹部37内の前記係合壁39より開口2に近い側は、指先を挿入可能な指先挿入空間40とされている。
前記デコレーションカバー22は、本体ベース21の第1アーム24の開口2に近い側の側面から第2アーム25の前面にかけて設けられるように、L字形に折り曲げて形成された樹脂製板材からなり、本体ベース21に着脱可能に嵌合固定されている。
色の異なるホルダ本体7と、色の異なるデコレーションカバー22を複数(多数)用意することにより、さまざまなカラーバリエーションのカーテンホルダ5を提供することができる。
前記カーテンストッパ23は、束ねられたカーテン1の、開口2から左右方向Xに離れる方向の広がりを規制するものである。
このカーテンストッパ23は、水平方向に長い矩形状の主壁41と、この主壁41の上下端部から該主壁41の厚み方向一方に延出された上下壁42,43と、主壁41の長さ方向一端側の端部から上下壁42,43と同方向に延出された端部壁44とを有する。
カーテンストッパ23の長さ方向(主壁41の長さ方向)他端側の上下壁3には、それぞれ上下方向の軸心を有する枢軸45が一体形成されている。
これら上下の枢軸45は、前記ストッパ収容凹部37に設けられた上下の枢支溝38にそれぞれ上下方向の軸心回り回動自在に嵌合しており、カーテンストッパ23を枢軸45の軸心回りに回動させることにより、カーテンストッパ23が、図2(b)、図4の仮想線、図6に示すように、第2アーム25から第1アーム24の延出方向とは反対側に延出する(開口2が形成された壁3に向けて延出する)規制姿勢と、図4に実線で示すように
第2アーム25に沿う倒伏姿勢とに姿勢変更自在とされている。
カーテンストッパ23は、規制姿勢において束ねられたカーテン1の左右方向Xの広がりを規制する。
また、カーテンストッパ23は、倒伏姿勢において、ストッパ収容凹部37内に収容され、第2アーム25の後面と略面一状となる。
また、主壁41の長さ方向他端側の上下端部には、長さ方向他端から一端に向けて延出する上下一対のスリット46が形成され、上下壁3の長さ方向他端側が弾性変形することにより、上下の枢軸45が上下の枢支溝38に容易に嵌合されるように構成されている。
なお、本実施形態では、規制姿勢において、カーテンストッパ23の主壁41の基部側がストッパ収容凹部37の開口2から遠い側の面に接当することにより、倒伏姿勢から規制姿勢へと回動する方向の回動が規制されるよう構成されている。
また、該規制姿勢において、カーテンストッパ23は前後方向Yに対して傾斜状とされているが、前後方向Yに一致する方向(第2アーム25に直交する方向)となるように構成されていてもよい。
また、カーテンストッパ23は規制姿勢から第1アーム24側に倒れることにより、倒伏姿勢とされる。
また、カーテンストッパ23は、倒伏姿勢において、主壁41の、上下壁42,43延出側の面がストッパ収容凹部37の奥面に対向するように設けられ、倒伏姿勢において、主壁41の長さ方向一端側の、上下壁3延出側の面がストッパ収容凹部37に設けられた前記係合壁39に接当することで位置決めされる。
また、倒伏姿勢において、カーテンストッパ23の端部壁44が係合壁39に摺接することにより、倒伏姿勢から規制姿勢へ回動する方向の回動に対する回動抵抗が付与されている。
カーテンストッパ23の長さ方向一端側の上下壁42,43には、それぞれ球面状の突起47が形成され、この突起47が、倒伏姿勢においてストッパ収容凹部37の上下面に摺接することによっても、倒伏姿勢から規制姿勢への回動に対する回動抵抗が付与されている。
カーテンストッパ23を倒伏姿勢から起こすときは、指先挿入空間40に指先を挿入して、カーテンストッパ23の長さ方向一端側に指先をかけることにより、カーテンストッパ23を容易に起こすことができる。
前記構成のカーテンホルダ5にあっては、ホルダ本体7をホールド姿勢にし且つカーテンストッパ23を倒伏姿勢とした状態において、左右方向Xに引き寄せたカーテン1を束ねて第2アーム25の延出端側から第2アーム25と開口2が形成された壁3との間に挿入して第1アーム24に引っ掛けることにより、第1アーム24でカーテン1が束ねた状態に保持されると共に第2アーム25によってカーテン1の外れが防止される。
このとき、カーテンストッパ23を倒伏姿勢としていることにより、引き寄せたカーテン1を容易に挿入することができる。
また、カーテン1を第2アーム25と壁3との間に挿入した後にカーテンストッパ23を起こして規制姿勢にすることにより、該カーテンストッパ23によって、束ねられたカーテン1の開口2から左右方向Xに離れる方向の広がり(移動)を規制することができるので、カーテン1の外れを確実に防止することができる。
また、カーテンストッパ23を第2アーム25に沿った状態に倒すことができるので、カーテンストッパ23の長さを十分に採っても、引き寄せたカーテン1を第2アーム25と壁3との間に容易に挿入でき、また、カーテンストッパ23の長さを十分に採ることにより、カーテン1の外れをより確実に防止することができる。
カーテンストッパ23を倒伏姿勢としたときに、該カーテンストッパ23はストッパ収容凹部37内に収容されるので、ホルダ本体7を姿勢変更する際に第2アーム25を握りやすいという効果を奏すると共に、突出部分がなくなり、外観良好である。
なお、引き寄せたカーテン1を保持するのに、第1アーム24及び第2アーム25で十分な場合は、カーテンストッパ23を倒伏姿勢としておくことにより、カーテンストッパ
23が障害物とならず、カーテン1の開け閉めがスムーズに行える。
なお、本発明は前記実施形態のものに限定されることはなく、例えば、ホルダ本体7はホールド姿勢に固定状であってもよく、この場合、取付台6とホルダ本体7とが一体形成されていてもよい。
図9及び図10は他の実施形態のカーテンホルダ5を示している。
図9はカーテンホルダ5の本体ベース21を示しており、図10(a)はカーテンホルダ5の回動機構を示し、図10(b)〜(d)はセクションリング13を示している。
この図9及び図10に示す実施形態が前記実施形態と異なる点は、セクションリング13に形成した一対の嵌合突起19をセクションリング13の第1アーム基部26に対向する側の側面に軸心方向に突出するように設け、第1アーム基部26側に設けた被嵌合部32を前記嵌合突起19が嵌入する孔によって形成した点である。
前記嵌合突起19及び被嵌合部32は、側面視で、ホルダ本体7の回動中心を中心とする円弧状の矩形を呈している。
また、被嵌合部19は円柱部28の周囲に間隔をおいて設けられ、円柱部28と被嵌合部19との間には、円柱部28の外周面から突出する補強用の突部48が設けられており、この突部48はセクションリング13の内周側に位置している。
その他の構成は、前記図1〜8に示す実施形態と同様に構成されている。
前記図1〜8に示す実施形態にあっては、セクションリング13が径方向に弾性変形可能であることから、ホルダ本体7をホールド姿勢から回動させるときに、セクションリング13の弾性変形によって嵌合突起19が二股状の被嵌合部32から外れることが考えられるが、図9及び図10実施形態にあっては、嵌合突起19を孔からなる被嵌合部32にセクションリング13の軸心方向で嵌入させる構造であるので、ホルダ本体7をホールド姿勢から回動させるときに、セクションリング13の弾性変形によって嵌合突起19が被嵌合部32から外れるという心配はなく、また、ホルダ本体7の回動中心を中心とする円弧方向の嵌合寸法も大きく採れるので、信頼性が向上する。
図11は他の形態のカーテンホルダ5を示しており、図11(a)に示すカーテンホルダ5は、カーテンストッパが23が第2アーム25の延出端部に一体形成されている(換言すると、ホルダ本体7の本体ベース21が、第1アーム24と、第2アーム25と、この第2アーム25の延出端部に一体形成されたカーテンストッパ23とから構成されている)点が前記実施形態と異なる点であり、その他の構成は、前記実施形態と同様に構成されている。
また、図11(b)に示すカーテンホルダ5は、図12にも示すように、取付台6と、ホルダ本体7とからなり、取付台6は、ネジ11によって被取付部に取り付けられる取付ベース部8と、ホルダ本体7を支持する支持部9とを備えている。
ホルダ本体7は、第1アーム24と、第2アーム25と、この第2アーム25の延出端部に一体形成されたカーテンストッパ23とから構成されており、デコレーションカバーは設けられていない。
第1アーム24は、取付台6の支持部9に取り付けられた基部側の取付部材49と、この取付部材49に取付支持された延出端側の上下一対の直線状杆材50とから構成されている。
取付部材49は、取付台6の支持部9を挟むようにして該支持部9に取り付けられた左右一対の構成部材49a,49bからなり、前記実施形態における、セクションリング13、リング収容凹部14、支軸部15、位置決め溝17、位置決め突起18、嵌合突起19、被嵌合部32等によって構成される回動機構と同様の機構によって、ホルダ本体7がホールド姿勢と折畳み姿勢とに姿勢変更するように、取付部材49が支持部9に取り付けられている。
第2アーム25は、第1アーム24の延出端側を構成する上下の直線状杆材50の各々から一体的に延びる上下の直線状杆材51によって構成されている。
カーテンストッパ23は、第2アーム25を構成する上下の直線状杆材51の各々から一体的に延びる上下の直線状杆材52と、この上下杆材52の延出端側を連結するU字状
の杆材53とから構成されている。
前記杆材50,51,52,53は、1本の中実棒材又はパイプ材を折曲することにより形成されている。
1 カーテン
2 開口
4 被取付部
6 取付台
8 取付ベース
9 支持部
23 カーテンストッパ
24 第1アーム
25 第2アーム
37 ストッパ収容凹部
X 左右方向
Y 前後方向

Claims (4)

  1. 左右方向(X)に移動自在なカーテン(1)によって塞がれる開口(2)の左右方向(X)の縁部側の被取付部(4)に取り付けられて、左右方向(X)に引き寄せたカーテン(1)を束ねた状態に保持するカーテンホルダであって、
    前記被取付部(4)に取り付けられる取付台(6)と、この取付台(6)から前後方向(Y)で且つ被取付部(4)から離れる方向に延出する第1アーム(24)と、この第1アーム(24)の延出端側から左右方向(X)で且つ前記開口(2)から離れる方向に延出する第2アーム(25)と、この第2アーム(25)に設けられたカーテンストッパ(23)とを備え、
    前記カーテンストッパ(23)は、第2アーム(25)から第1アーム(24)の前記延出方向とは反対側に延出する規制姿勢と第2アーム(25)に沿う倒伏姿勢とに姿勢変更自在とされていることを特徴とするカーテンホルダ。
  2. 前記カーテンストッパ(23)は、前記規制姿勢から第1アーム(24)側に倒れることにより倒伏姿勢へと姿勢変更されるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のカーテンホルダ。
  3. 前記第2アーム(25)に、カーテンストッパ(23)を倒伏姿勢にしたときに、該カーテンストッパ(23)を収容するストッパ収容凹部(37)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のカーテンホルダ。
  4. 取付台(6)は、被取付部(4)に取付固定される取付ベース部(8)と、第1アーム(24)を支持する支持部(9)とを備え、前記支持部(9)に第1アーム(24)の基部側が左右軸回りに回動可能に支持され、該第1アーム(24)が取付台(6)から前後方向(Y)で且つ被取付部(4)から離れる方向に延出する状態から、回動することにより、第1アーム(24)が上側又は下側を向く折畳み姿勢に姿勢変更可能とされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカーテンホルダ。
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