JP2008284973A - 車両用サンバイザ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の車両用サンバイザは、サンバイザ本体103と、支軸105と、支軸105の長軸方向に延在する長尺状のガイド部材113と、支軸105に対しては長軸回りに回動可能に連結され、ガイド部材113に対しては相対的に摺動可能とされた可動体115と、を有する。サンバイザ本体103は、ガイド部材113および可動体115と共に支軸105の長軸回りに回動することで所定の格納位置と当該格納位置以外の使用領域間での位置変更が可能とされ、ガイド部材113と共に可動体115に対して摺動することで支軸105に対する長軸方向位置が変更可能とされている。ガイド部材113は、サンバイザ本体103の位置変更に用いられる機能部品125,119を収納する収納部113aを有する。
【選択図】 図2
Description
本発明によれば、サンバイザ本体が所定の摺動位置に置かれたときに、サンバイザ本体の内壁面と可動体の外側面との間の隙間を無くする手段、つまり隙間を詰める(埋める)手段を備える構成とすることで、当該所定の摺動位置において、サンバイザ本体の内壁面と可動体の外側面間の隙間によるガタツキを防止することができる。その結果、サンバイザ本体を格納位置と使用領域間で回動させた際の、あるいは車体の振動によるサンバイザ本体の内壁面と可動体の側面とのガタツキ音(干渉音)の発生を防止できる。
サンバイザ本体103は、便宜上図示を省略するが、支軸105の横軸部105bの長軸回りに回動操作することで、車室の天井面に沿うように置かれる格納位置と、フロントガラス側へと回動される使用領域(遮光領域)との間での位置変更が可能とされ、縦軸部105aの長軸回りに回動操作することで、フロントガラス側のフロント位置とサイドガラス側のサイド位置との間での位置変更が可能とされる。また、サンバイザ本体103は、サイド位置側に置かれた状態で、横軸部105bの長軸方向にスライドすることで、サイドガラスに対する相対位置(遮光位置)が可変とされる。
クリップ119の脚部(下部側)119bは、開口の上方から当該開口を通してクリップ保持孔115cに弾発状に挿入されるとともに、図9に示すように、外側端部(板バネの一端)がクリップ保持孔115cの段差に対し挿入方向と反対方向から係止することによって抜け止めされる。そして、クリップ保持孔115cに挿入されたクリップ119の脚部119bは、当該クリップ保持孔115cを貫通するとともに、下方のガイドレール113の凹状空間113aに収容されている。
(態様1)
「請求項1〜7のいずれか1つに記載の車両用サンバイザであって、
前記可動体は、前記ガイド部材の摺動方向の両端部に当該ガイド部材が摺動可能にそれぞれ脚部を有し、前記脚部間には前記ガイド部材の収納部に前記機能部品を組み付けるための開口を有することを特徴とする車両用サンバイザ。」
態様1に記載の発明によれば、開口を利用して機能部品をガイド部材の収納部に組み付けることができるため、組付け性が向上する。
「請求項7に記載の車両用サンバイザであって、
前記可動体は、前記摩擦部材を保持する保持片を有し、前記保持片は、前記ガイド部材の収納部に突入した状態で前記摩擦部材と係合することによって、当該摩擦部材が前記ガイド部材の摺動動作と共に移動することを規制する構成としたことを特徴とする車両用サンバイザ。」
態様2に記載の発明によれば、ガイド部材が摺動する際、保持片によって摩擦部材を可動体側に保持することができる。
103 サンバイザ本体
103A 本体構成部材
103B 本体構成部材
103a 内壁面
105 支軸
105a 縦軸部
105b 横軸部
105c 切欠部
107 取付ブラケット
109 サポート軸
110 化粧ミラー
111 スライド構造体
112 支持体
112a 角孔
112b 凹部
112c 受孔
113 ガイドレール(ガイド部材)
113a 凹状空間(収納部)
115 ケース(可動体)
115a スカート部
115b 保持片
115c クリップ保持孔
116 軸受部
116a 貫通孔
117 脚部
117a 角孔
117b 突部
119 クリップ(機能部品)
119a 挟持部
119b 脚部
121 摩擦パッド
123 コイルバネ
125 摩擦機構(機能部品)
127 突起
131 肉盛(隙間を無くする手段)
Claims (8)
- 内部空間を有するサンバイザ本体と、
前記サンバイザ本体を車体に取り付ける支軸と、
前記サンバイザ本体の内部空間に固定状に設けられ、前記支軸の長軸方向に延在する長尺状のガイド部材と、
前記サンバイザ本体の内部空間に配置され、前記支軸に対しては当該支軸の長軸方向への移動が規制された状態で長軸回りに回動可能に連結されるとともに、前記ガイド部材に対しては当該ガイド部材の延在方向に相対的に摺動可能とされた可動体と、を有し、
前記サンバイザ本体は、前記ガイド部材および前記可動体と共に前記支軸の長軸回りに回動することで所定の格納位置と当該格納位置以外の使用領域間での位置変更が可能とされ、前記ガイド部材と共に前記可動体に対して摺動することで前記支軸に対する長軸方向位置が変更可能とされた車両用サンバイザであって、
前記ガイド部材は、前記サンバイザ本体の位置変更に用いられる機能部品を収納する収納部を有することを特徴とする車両用サンバイザ。 - 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
前記収納部は、前記ガイド部材の延在方向と交差する方向の断面形状を凹状に形成することによって構成されていることを特徴とする車両用サンバイザ。 - 請求項1または2に記載の車両用サンバイザであって、
前記可動体は、前記ガイド部材が摺動自在に貫通する角孔を有し、
前記ガイド部材は、断面外形形状が前記角孔に対応する角形に形成されており、
前記サンバイザ本体および前記ガイド部材と共に前記可動体が前記支軸の長軸回りに回動される際、前記ガイド部材と前記可動体間の周方向の力の伝達が面または線によって行われる構成としたことを特徴とする車両用サンバイザ。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用サンバイザであって、
前記サンバイザ本体が前記可動体に対し少なくとも所定の摺動位置に置かれた状態では、前記サンバイザ本体の内壁面と前記可動体の外側面との間の隙間を無くする手段を有することを特徴とする車両用サンバイザ。 - 請求項4に記載の車両用サンバイザであって、
前記隙間を無くする手段は、前記サンバイザ本体の内壁面または前記可動体の外側面のいずれか一方に、当該内壁面または外側面の法線方向に突出された肉盛によって構成されており、当該肉盛は、所定の摺動位置において、前記サンバイザ本体の内壁面と前記可動体の外側面のいずれか他方に重なる構成としたことを特徴とする車両用サンバイザ。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用サンバイザであって、
前記サンバイザ本体が前記使用領域から格納位置へと回動される際、当該回動動作に対し所定の摩擦抵抗を与えるクリップを有し、
前記クリップは、前記支軸側から前記ガイド部材側へと前記支軸の長軸方向と交差する方向に延在されるとともに、当該延在端部が前記収納部に収納されている構成としたことを特徴とする車両用サンバイザ。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用サンバイザであって、
前記機能部品は、サンバイザ本体の摺動動作に対して所定の摩擦抵抗を付与する摩擦機構であり、
前記摩擦機構は、前記ガイド部材の収納部底面に摺動自在に係合することで当該ガイド部材に摩擦抵抗を付与する摩擦部材と、当該摩擦部材を収納部底面に押し付けるように付勢する付勢部材によって構成されていることを特徴とする車両用サンバイザ。 - サンバイザ本体と、
前記サンバイザ本体を車体に取り付ける支軸と、
前記サンバイザ本体に固定状に設けられ、前記支軸の長軸方向に延在する長尺状のガイド部材と、
前記支軸に対し当該支軸の長軸方向への移動が規制された状態で長軸回りに回動可能に連結されるとともに、前記ガイド部材に対しては当該ガイド部材の延在方向に相対的に摺動可能とされた可動体と、を有し、
前記サンバイザ本体は、前記ガイド部材および前記可動体と共に前記支軸の長軸回りに回動することで所定の格納位置と当該格納位置以外の使用領域間での位置変更が可能とされ、前記ガイド部材と共に前記可動体に対して摺動することで前記支軸の長軸方向位置が可変とされた車両用サンバイザであって、
前記サンバイザ本体が前記可動体に対し少なくとも所定の摺動位置に置かれた状態では、前記サンバイザ本体の内壁面と前記可動体の外側面との間の隙間を無くする手段を有することを特徴とする車両用サンバイザ。
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