JPH0283573A - 揺動蓋体取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は筺体と蓋体の取付構造であり、詳しくはワード
プロセッサ等に用いる表示装置のチルト機構に用いる事
の出来る揺動蓋体取付構造に関するものである。

［従来の技術］ 近年、ワードプロセッサ等において、液晶表示器等の薄
型の表示装置を有するものは個人の体格の差や使用環境
の差による表示装置の視認性悪化を防ぐための表示装置
を傾斜させるための簡単なチルト機構を備えたものが用
いられるようになって来ている。

［発明が解決しようと、している課題］従来のチルト構
造の回転軸部は第４図で示すように装置の筺体１′に蓋
体２′を取り付けるとき、回転中心にある軸３°には抜
は防止のため仝 Ｅリング旙°を用いるのが一般的であるため修理、サー
ビス等により揺動可能な蓋体を筺体から取り外す必要が
生じた場合、もしくは前記蓋体を前記筺体に取り付ける
際に、一般的には狭い空間でのＥリングの取付、外し等
の作業を強いられ蓋体の取付、取り外しが困難であると
いう欠点があった。

［課題を解決するための手段（及び作用）］本発明は前
述の欠点を解決するために、次のような構造を採用した
ものである。

即ち、回転軸を挿入するための挿入部が形成された蓋体
と、該蓋体の挿入部を嵌合するための嵌合孔と軸受部を
有する筺体と、前記回転軸により前記蓋体を前記筺体に
揺動可能に係止した状態で、前記蓋体の挿入部を回動可
能に保持する保持手段とから構成した揺動蓋体取付構造
である。

そして前記構造にすることにより、揺動蓋体の取付、外
しを容易にすることができる。

［実施例］ 第１〜第３図は本発明の実施例に係るワードプロセッサ
における揺動蓋体取付構造を示し、第１図はワードプロ
セッサ本体斜視図である。１は筺体、２は筺体１に揺動
自在に支持される表示装置を内部に組み込んだ蓋体、３
は揺動中心となる軸、４は筺体１の内部に固定されるプ
リンターを乗せるためのシャーシで第２図は上記ワード
プロセッサにおける蓋体２の取付部の分解図であり、蓋
体２の軸３挿入部を筺体１の所定の穴にさし込み軸３を
前記挿入部を通し筺体１のコ字型突起部分１ａに係合す
るように乗せる。前記コ字型突起は軸３の半径程度の出
張りで充分に軸３の抜は防止及び揺動中心の位置決めが
可能である。

その後、プリンターを乗せるためのシャーシ４を筺体１
の所定のボス１ｂにネジ止めする。第３図は蓋体２を取
り付けた状態での断面図で、蓋体２の軸３の挿入部外側
外径は揺動中心を中心とした半径Ｒの円弧形をしており
、かつ筺体１のボス天面までの揺動中心からの高さは前
記円弧形の半径Ｒに等しい。このため蓋体２の浮きは抑
えられ蓋体２は揺動中心に揺動自在に支持される。

なお、上記実施例では、プリンターを乗せるシャーシ４
を蓋体２の浮き防止のために兼用したが、シャーシが無
い場合でも小さな板材や板バネのような別部品をネジ止
めするだけでも良い。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、蓋体と筺体に揺動
中心を設定するとき面倒な作業を除くことができる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はワードプロセッサ本体の外観斜視図、第２図は
組込手順を現した分解図、 第３図は蓋体取付部の軸直角方向の断面図、第４図は従
来方式の軸方向断面図である。 １・・・筺体、２・・・蓋体、３・・・軸、４・・・シ
ャーシ、５・・・Ｅリング、６・・・プリンタ、１ａ・
・・筺体突起、１ｂ・・・筺体のボス。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．回転軸を挿入するための挿入部が形成された蓋体と
   、 該蓋体の挿入部を嵌合するための嵌合孔と 軸受部を有する筺体と、 前記回転軸により前記蓋体を前記筺体に揺 動可能に係止した状態で、前記蓋体の挿入部を回動可能
   に保持する保持手段とから構成された揺動蓋体取付構造
   。