JP4132868B2 - 物移動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、取り付け取り外し可能な回転体を含む物移動装置に関し、特に、取り付け取り外し可能な回転体を含むシート搬送装置、このシート搬送装置を備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の物移動装置10は、図10に示すように、物と接触する面を有するローラ11と、ローラ11をローラ11の中心軸方向に貫通する回転軸12と、回転軸12の一端部を回転可能に支持する軸受部を含む軸受部材13と、軸受部材13が保持される保持部を有する第1壁部材14aおよび回転軸の他端部が回転可能に支持される支持部を有する第2壁部材14bを含むブラケット14とを備える。物移動装置10においては、軸受部材13に爪部13aが形成されており、軸受部材13の爪部13aが第1壁部材14aの保持部に係合することで、軸受部材13がブラケット14に保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の物移動装置10では、軸受部材13をブラケット14に取り付ける場合、図11に示すように、ユーザによって軸受部材13に加えられた押込力の方向Xは、第1壁部材14aの保持部に係合するように軸受部材13の爪部13aが弾性変形する方向Yと大きく異なっている。また、第1壁部材14aからの摩擦力の方向X´は押込力の方向Xと逆向きである。その結果、押込力の持つエネルギーが軸受部材13の爪部13aに伝達されにくく、軸受部材13の爪部13aが十分に弾性変形しないので、軸受部材13の爪部13aが第1壁部材14aの保持部にうまく係合しないという問題があった。
【0004】
他方、軸受部材13をブラケット14から取り外す場合、軸受部材13の爪部13aは、ユーザによって軸受部材13に加えられた引張力にほぼ等しい力を第1壁部材14aの保持部から受ける。すなわち、軸受部材13の爪部13aは、第1壁部材14aの保持部に係合しており、ユーザによって第1壁部材14aの壁面と平行な方向に加えられた過度な引張力にほぼ等しい力を第1壁部材14aの保持部から受け続けるため、軸受部材13の爪部13aはエネルギーを蓄えてしまい、軸受部材13の爪部13aが破損してしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題を解決するためのもので、ユーザがローラの交換作業を容易に行なうことができる物移動装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る物移動装置は、物と接触する面を有する回転体と、前記回転体を前記回転体の中心軸方向に貫通するとともに、前記回転体に対して前記中心軸方向に相対移動不能な回転軸と、前記回転軸の一端部を回転可能に支持する軸受部を含み、前記回転軸に対して前記中心軸方向に相対移動不能な軸受部材と、前記回転体の前記軸受部材側の面と前記軸受部材の前記回転体側の面との間隔以下である間隔をなす2つの表面およびこれら2つの表面の外郭間に形成された外郭面からなり、前記軸受部材の軸受部と嵌め合うように前記2つの表面の一方から他方に向けて嵌合穴が形成され、前記外郭面側から前記嵌合穴側に向けて前記回転軸を挿入可能であるように前記外郭面側から前記嵌合穴側に向けて開口穴が形成された第1壁部材と、前記第1壁部材が有する2つの表面の一方と対向する対向面を有し、前記回転軸の他端部を回転可能に支持する支持部を前記対向面に形成した第2壁部材と、前記回転体側の少なくとも一部を覆う蓋部材とを備え、前記蓋部材は、前記回転体側の一部を覆った状態において、前記第1壁部材が配置された側に前記回転体が有する面の径方向外側の一部に対向する回転体移動防止面を有し、前記第1壁部材が配置された側に前記回転体が有する面と前記回転体が配置された側に前記第1壁部材が有する面との間に、前記回転体移動防止面が配置され、前記第1壁部材が配置された側に前記回転体が有する面と前記回転体移動防止面との間隔は前記第1壁部材が有する2つの表面の間隔に比べて小さいことを特徴とする。
【0007】
この構成により、前記軸受部材を前記嵌合穴に挿入するようにユーザによって加えられた押込力の方向は、前記嵌合穴の周囲に位置する前記第1壁部材の嵌合面が前記軸受部材の軸受部の外周面から受ける摩擦力の方向と一致する。すなわち、押込力は、前記第1壁部材の嵌合面と前記軸受部材の軸受部の外周面との間に生じる摩擦力を解消するよう作用するので、押込力の持つエネルギーが押込方向以外に分散されることはなく、ユーザは、少ない押込力で前記軸受部材を前記第1壁部材に容易に取り付けることができる。また、前記軸受部材の軸受部を前記第1壁部材の一方の表面から他方の表面に向けて形成された嵌合穴に挿入するようになっている。すなわち、前記軸受部材の軸受部は前記第1壁部材の表面に当接しないので、前記軸受部材の軸受部がユーザによって前記軸受部材に加えられた引張力にほぼ等しい力を第1壁部材の前記第1壁部材の表面から受けることはなく、また、前記軸受部材にエネルギーが蓄積されることはなく、ユーザは、少ない引張力で前記軸受部材を前記第1壁部材から容易に取り外すことができるとともに前記軸受部材の破損を防止することができる。
また、前記蓋部材によって前記回転体側の少なくとも一部が覆われているので、埃などのゴミが前記回転体周辺に蓄積することを防止することができる。
さらに、前記回転軸が回転すると生じる推力によって前記回転軸が前記第2壁部材側から前記第1壁部材側に移動すると、前記蓋部材の回転体移動防止面が、前記第1壁部材が配置された側に前記回転体が有する面に当接するので、前記回転軸が前記第2壁部材側から前記第1壁部材側に過度に移動して、前記回転軸が前記第2壁部材から脱落することを防止することができる。
【0008】
本発明に係る物移動装置においては、前記第1壁部材において、前記開口穴の周囲に位置する互いに対向した2つの開口面の間隔が、前記回転軸の軸心と直交する前記回転軸の断面が有する直径以上であるとともに、前記開口面の一方から他方に下ろした垂線に平行であって前記嵌合の周囲に位置する嵌合面上の2点を結んでなる線分の長さの最大値以下であることが好ましい。
【0009】
この構成により、前記軸受部材の軸受部が前記第1壁部材の嵌合穴側から前記開口穴側に移動しても、前記軸受部材の軸受部は前記第1壁部材の開口穴を通過することができないから、前記軸受部材の軸受部が前記第1壁部材から脱落することを防止することができる。
【0010】
本発明に係る物移動装置においては、前記軸受部材において、前記第2壁部材が配置された側と反対側に前記第1壁部材が有する表面に当接可能な当接面を含む当接部を、前記回転体が配置された側とは反対側に前記軸受部が有する面に形成してもよい。
【0011】
この構成により、前記回転体または前記回転軸が回転すると生じる推力によって前記軸受部材が前記第1壁部材側から前記第2壁部材側に移動すると、前記軸受部材の当接部が有する当接面が、前記第2壁部材が配置された側と反対側に前記第1壁部材が有する表面に当接するので、前記軸受部材が前記第1壁部材側から前記第2壁部材側に過度に移動して、前記回転軸が前記第1壁部材から脱落することを防止することができる。
【0016】
本発明に係る物移動装置においては、前記蓋部材が、前記回転体側の一部を覆った状態において、前記回転軸の円周方向の面を部分的に囲むように形成された切欠き部を含む切欠き部材を設けていてもよい。
【0017】
この構成により、前記回転軸が前記第1壁部材または前記第2壁部材に完全に取り付けられていないと、前記回転軸の円周方向の面が前記蓋部材の切欠き部の周囲に位置する切欠き面に当接しないので、前記蓋部材が前記回転体側に係合しないことをもって、前記回転軸が前記第1壁部材または前記第2壁部材に完全に取り付けられていないことをユーザに認識させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
(第1の実施の形態)
本発明に係る物移動装置の第1の実施の形態のシート搬送装置100は、画像形成装置などに用いられるものであって、図1に示すように、原稿シートと接触する面を有する回転体110と、回転体110を回転体110の中心軸方向に貫通する回転軸120と、回転軸120の一端部を回転可能に支持する軸受部材130とを備える。シート搬送装置100は、さらに、図2に示すように、ブラケット140を備え、ブラケット140は、第1壁部材141と、第2壁部材142と、底部材143とからなる。シート搬送装置100は、さらに、ブラケット140側の一部を覆う蓋部材150と、ブラケット140および蓋部材150を組付け可能な組付部材160とを備える。
【0020】
軸受部材130は、図3に示すように、回転軸120の一端部120aを回転可能に支持する軸受部131と、第2壁部材142が配置された側と反対側に第1壁部材141が有する表面141aに当接可能な当接部132からなり、当接部132は、第1壁部材141が有する表面141aに当接可能な当接面132aを有し、回転体110が配置された側とは反対側に軸受部131が有する面131aに形成されている。ここで、図4に示すように、軸受部材130の軸受部131が直径Rの円形断面を有する場合、嵌合穴も直径Rの円形状となるので、当接面132aの形状は、直径Rよりも大きい値である直径R1の円形断面を有することが好ましいが、当接面132aの形状が他の形状であることを妨げない。
【0021】
第1壁部材141は、図3および図4に示すように、回転体110の軸受部材130側の面と軸受部材130の回転体110側の面との間隔D以下である間隔dをなす2つの表面141a、141bおよび2つの表面141a、141bの外郭間に形成された外郭面141cからなり、軸受部材130の軸受部131と嵌め合うように2つの表面141a、141bの一方から他方に向けて嵌合穴141dが形成され、外郭面141c側から嵌合穴141d側に向けて回転軸120を挿入可能であるように外郭面141c側から嵌合穴141d側に向けて開口穴141eが形成されている。ここで、間隔dが間隔D以下であることを条件とするのは、回転体110と軸受部材130との間に露出している回転軸120の部位120bを開口穴141eに挿入する必要があるからである。また、軸受部材130の軸受部131と嵌め合う条件の具体例として、図4に示すように、軸受部材130の軸受部131が直径Rの円形断面を有する場合、嵌合穴も直径Rの円形状となるが、軸受部材130の軸受部131の断面および嵌合穴の形状が楕円形や多角形など他の形状であることを妨げない。また、開口穴141eの周囲に位置する互いに対向した2つの開口面141f、141gの間隔lが、回転軸120の軸心と直交する回転軸120の断面が有する直径r以上であるとともに、嵌合部141dの周囲に位置する嵌合面上141h、141iの2点を結び開口面141f、141gの一方から他方に下ろした垂線に平行な線分の長さの最大値L(本実施の形態ではL=R)以下であること、すなわち、r≦l≦Lであることが好ましい。
【0022】
第2壁部材142は、図5に示すように、第1壁部材141が有する2つの表面の一方141bと対向する対向面142aを有し、対向面142aに回転軸120の他端部120cを回転可能に支持する支持部142bを形成している。
【0023】
蓋部材150は、第1蓋部151と、第2蓋部152と、第3蓋部153とからなり、第1蓋部151の両側に第2蓋部152および第3蓋部153が取り付けられている。
【0024】
次に、軸受部材130をブラケット140に取り付ける場合の手順について説明する。
【0025】
軸受部材130をブラケット140に取り付ける場合、図3に示すように、軸受部材130の軸受部131に一端部120aが支持された回転軸120の部位120bを第1壁部材141の開口穴141eに挿入する。次いで、図5に示すように、軸受部材130の軸受部131を第1壁部材141の嵌合穴141dに挿入するように回転軸120を第2壁部材142側に移動させ、回転軸120の他端部120cを第2壁部材142の支持部に挿入することになる。
【0026】
本実施の形態によれば、軸受部材130を嵌合穴に挿入するようにユーザによって加えられた押込力の方向Aは、嵌合穴141dの周囲に位置する第1壁部材141の嵌合面141h、141iが軸受部材130の軸受部131の外周面131aから受ける摩擦力の方向Bと一致する。すなわち、押込力は、第1壁部材141の嵌合面141h、141iと軸受部材130の軸受部131の外周面131aとの間に生じる摩擦力を解消するよう作用するので、押込力の持つエネルギーが押込方向以外に分散されることはなく、また、軸受部材130にエネルギーが蓄積されることはなく、ユーザは、少ない押込力で軸受部材130を第1壁部材141に容易に取り付けることができるとともに軸受部材130の破損を防止することができる。
【0027】
また、本実施の形態によれば、軸受部材130の軸受部を第1壁部材141の表面141a、141bの一方から他方に向けて形成された嵌合穴141dに挿入するようになっている。すなわち、軸受部材130の軸受部131は第1壁部材141の一方の表面141bに当接しないので、軸受部材130の軸受部131がユーザによって軸受部材130に加えられた引張力にほぼ等しい力を第1壁部材141の第1壁部材141の表面141bから受けることはなく、ユーザは、少ない引張力で軸受部材130を第1壁部材141から容易に取り外すことができる。
【0028】
また、本実施の形態によれば、軸受部材130の軸受部131が第1壁部材141の嵌合穴141d側から開口穴141e側に移動しても、軸受部材130の軸受部131は第1壁部材141の開口穴141eを通過することができないから、軸受部材130の軸受部131が第1壁部材141から脱落することを防止することができる。
【0029】
また、本実施の形態によれば、回転体110または回転軸120が回転すると生じる推力によって軸受部材130が第1壁部材141側から第2壁部材142側に移動すると、軸受部材130の当接部132が有する当接面132aが、第2壁部材142が配置された側と反対側に第1壁部材141が有する表面141aに当接するので、軸受部材130が第1壁部材141側から第2壁部材142側に過度に移動して、回転軸120が第1壁部材141から脱落することを防止することができる。
【0030】
さらに、本実施の形態によれば、蓋部材150によって回転体110側の少なくとも一部が覆われているので、埃などのゴミが回転体110周辺に蓄積することを防止することができる。
【0031】
(第2の実施の形態)
本発明に係る物移動装置の第2の実施の形態のシート搬送装置100について図を用いて説明する。なお、第1の実施の形態のシート搬送装置100の説明と重複するものについてはその説明を省略する。
【0032】
第1蓋部151において、図6および図7に示すように、第1壁部材141が配置された側に回転体110が有する面110aと対向する回転体移動防止面151aを有し、第1壁部材141が配置された側に回転体110が有する面110aと回転体110が配置された側に第1壁部材141が有する面141bとの間に、回転体移動防止面151aが配置されている。本実施の形態では、第1壁部材141が配置された側に回転体110が有する面110aと回転体移動防止面151aとの間隔Hは第1壁部材141が有する2つの表面の間隔dに比べて小さくなるように回転体移動防止面151aが配置されているが、間隔Hが間隔dに比べて大きい場合を妨げない。
【0033】
本実施の形態によれば、回転軸120が回転すると生じる推力によって回転軸120が第2壁部材142側から第1壁部材141側に移動すると、蓋部材150の回転体移動防止面151aが、第1壁部材141が配置された側に回転体110が有する面110aに当接するので、回転軸120が第2壁部材142側から第1壁部材141側に過度に移動して、回転軸120が第2壁部材142から脱落することを防止することができる。
本実施の形態によれば、回転体移動防止面151aが蓋部材151に形成されているので、部品点数の削減および作業工程の簡略化に繋がり、安価なシート搬送装置100を提供することができる。
【0034】
(第3の実施の形態)
本発明に係る物移動装置の第3の実施の形態のシート搬送装置100について図を用いて説明する。なお、第1の実施の形態および第2の実施の形態のシート搬送装置100の説明と重複するものについてはその説明を省略する。
【0035】
蓋部材150が、図8および図9に示すように、回転体110側の一部を覆った状態において、回転軸120の円周方向の面120dを部分的に囲むように形成された切欠き部151bを含む切欠き部材151cを設けている。ここで、回転軸120の円周方向の面120dと切欠き部151bの周囲に位置する切欠き部材の面151dとの間隔は、できる限り小さいことが望ましい。
【0036】
本実施の形態によれば、回転軸120が第1壁部材141または第2壁部材142に完全に取り付けられていないと、回転軸120の円周方向の面120dが蓋部材150の切欠き部151bの周囲に位置する切欠き面151dに当接しない、すなわち、回転軸120が切欠き部151bに挿入されないので、蓋部材150が組付部材160に係合しないことをもって、回転軸120が第1壁部材141または第2壁部材142に完全に取り付けられていないことをユーザに認識させることができる。
本実施の形態によれば、切欠き部材151cが蓋部材151に形成されているので、部品点数の削減および作業工程の簡略化に繋がり、安価なシート搬送装置100を提供することができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザは、少ない押込力で前記軸受部材を前記第1壁部材に容易に取り付けることができる。また、ユーザは、少ない引張力で前記軸受部材を前記第1壁部材から容易に取り外すことができるとともに前記軸受部材の破損を防止することができる。
【0038】
本発明によれば、前記軸受部材の軸受部が前記第1壁部材から脱落することを防止することができる。
【0039】
本発明によれば、前記軸受部材が前記第1壁部材側から前記第2壁部材側に過度に移動して、前記回転軸が前記第1壁部材から脱落することを防止することができる。
【0040】
本発明によれば、埃などのゴミが前記回転体周辺に蓄積することを防止することができる。
【0041】
本発明によれば、前記回転軸が前記第2壁部材側から前記第1壁部材側に過度に移動して、前記回転軸が前記第2壁部材から脱落することを防止することができる。
【0042】
本発明によれば、前記蓋部材が前記第1壁部材または前記第2壁部材に係合しないことをもって、前記回転軸が前記第1壁部材または前記第2壁部材に完全に取り付けられていないことをユーザに認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物移動装置の第1の実施の形態のシート搬送装置を示すその分解図
【図2】本発明に係る物移動装置の第1の実施の形態のシート搬送装置を構成する回転体周辺を示す拡大図
【図3】本発明に係る物移動装置の第1の実施の形態のシート搬送装置を構成する回転体周辺を示す上面図
【図4】本発明に係る物移動装置の第1の実施の形態のシート搬送装置を構成する回転体、回転軸、軸受部材ならびに第1壁部材の関係を示す側面図
【図5】本発明に係る物移動装置の第1の実施の形態のシート搬送装置を構成する回転体周辺を示す上面図
【図6】本発明に係る物移動装置の第2の実施の形態のシート搬送装置を構成する回転体周辺を示す上面図
【図7】本発明に係る物移動装置の第2の実施の形態のシート搬送装置を構成する回転体、回転軸、軸受部材ならびに蓋部材の関係を示す側面図
【図8】本発明に係る物移動装置の第3の実施の形態のシート搬送装置を構成する回転体周辺を示す上面図
【図9】本発明に係る物移動装置の第3の実施の形態のシート搬送装置を構成する回転体、回転軸、軸受部材ならびに蓋部材の関係を示す側面図
【図10】従来の物移動装置を構成する回転体周辺を示す分解図
【図11】従来の物移動装置を構成する回転体周辺を示す斜視図
【符号の説明】
110 回転体
120 回転軸
130 軸受部材
130a 軸受部
130b 当接部
141 第1壁部材
141d 嵌合部
141e 開口部
142 第2壁部材
142b 支持部
150 蓋部材
151 第1蓋部
151a 回転体移動防止面
151c 切欠き部材

Claims (4)

  1. 物と接触する面を有する回転体と、
    前記回転体を前記回転体の中心軸方向に貫通するとともに、前記回転体に対して前記中心軸方向に相対移動不能な回転軸と、
    前記回転軸の一端部を回転可能に支持する軸受部を含み、前記回転軸に対して前記中心軸方向に相対移動不能な軸受部材と、
    前記回転体の前記軸受部材側の面と前記軸受部材の前記回転体側の面との間隔以下である間隔をなす2つの表面およびこれら2つの表面の外郭間に形成された外郭面からなり、前記軸受部材の軸受部と嵌め合うように前記2つの表面の一方から他方に向けて嵌合穴が形成され、前記外郭面側から前記嵌合穴側に向けて前記回転軸を挿入可能であるように前記外郭面側から前記嵌合穴側に向けて開口穴が形成された第1壁部材と、
    前記第1壁部材が有する2つの表面の一方と対向する対向面を有し、前記回転軸の他端部を回転可能に支持する支持部を前記対向面に形成した第2壁部材と、
    前記回転体側の少なくとも一部を覆う蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、前記回転体側の一部を覆った状態において、前記第1壁部材が配置された側に前記回転体が有する面の径方向外側の一部に対向する回転体移動防止面を有し、前記第1壁部材が配置された側に前記回転体が有する面と前記回転体が配置された側に前記第1壁部材が有する面との間に、前記回転体移動防止面が配置され、
    前記第1壁部材が配置された側に前記回転体が有する面と前記回転体移動防止面との間隔は前記第1壁部材が有する2つの表面の間隔に比べて小さいことを特徴とする物移動装置。
  2. 前記第1壁部材においては、前記開口穴の周囲に位置する互いに対向した2つの開口面の間隔が、前記回転軸の軸心と直交する前記回転軸の断面が有する直径以上であるとともに、前記開口面の一方から他方に下ろした垂線に平行であって前記嵌合穴の周囲に位置する嵌合面上の2点を結んでなる線分の長さの最大値以下であることを特徴とする請求項1に記載の物移動装置。
  3. 前記軸受部材においては、前記第2壁部材が配置された側と反対側に前記第1壁部材が有する表面に当接可能な当接面を含む当接部を、前記回転体が配置された側とは反対側に前記軸受部が有する面に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物移動装置。
  4. 前記蓋部材は、前記回転体側の一部を覆った状態において、前記回転軸の円周方向の面を部分的に囲むように形成された切欠き部を含む切欠き部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の物移動装置。
JP2002050182A 2002-02-26 2002-02-26 物移動装置 Expired - Fee Related JP4132868B2 (ja)

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