JPS6146253Y2 - - Google Patents

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JPS6146253Y2
JPS6146253Y2 JP1982045111U JP4511182U JPS6146253Y2 JP S6146253 Y2 JPS6146253 Y2 JP S6146253Y2 JP 1982045111 U JP1982045111 U JP 1982045111U JP 4511182 U JP4511182 U JP 4511182U JP S6146253 Y2 JPS6146253 Y2 JP S6146253Y2
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JP
Japan
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retaining member
panel
protrusion
terminal
axial direction
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JP1982045111U
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English (en)
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JPS58148319U (ja
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Priority to JP4511182U priority Critical patent/JPS58148319U/ja
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Publication of JPS6146253Y2 publication Critical patent/JPS6146253Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可撓性導管にワイヤーを摺動可能に挿
通した遠隔操縦索に於ける相手パネルとの係合端
部の改良に関する。
第6図に示す如く遠隔操縦索1の導管11を相
手パネル4に固定するには、導管11の先端に固
定した端末具2をパネル4の取付孔41に嵌め、
端末具2の臨出部に形成された周溝21にテーパ
筒状の抜止め部材3を嵌めるものが提案されてい
る(特公昭54−26)。
上記抜止め部材3は端末具2に装着した侭パネ
ル4に挿入可能な様に第5図に示す如く1ケ所が
切断されており、端末具2をパネル4の取付孔4
1に強く押し込めば、抜止め部材3は孔面に当つ
て軸心側に押圧され、全体に縮径して取付孔41
への挿入が許容される。
抜止め部材3は孔41の通過後直ちに弾性復帰
によつて元形に復帰し、即ち、基端側が孔径より
も大きくなつて孔縁に係合して抜止めの役割を果
すのである。
上記の様に抜止め部材3は縮径することを前提
としているため、内径は端末具2の周溝21に対
して半径方向に余裕のある状態に嵌まる大きさに
形成されている。従つて、パネル4に端末具2を
取付けた状態に於て、第6図に示す如く、抜止め
部材3は周溝21との余裕分だけ下がり、抜止め
部材3の大径側端面の上部30がパネル4の取付
孔41にかかり、パネル4との係合状態が不安定
になつてガタつきが生じる問題があつた。
本考案は抜止め具の外面に複数のテーパ状の突
条31、内面に端末具2の周溝21に当接する複
数の当り片33を形成することにより、抜止め具
3と端末具2の芯ずれを防止出来、前記問題を解
決するものである。
以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的
に説明する。
第1図は自動車内のパネル4,40間に遠隔操
縦索1の導管11を配設し、該導管11に摺動可
能に嵌めたワイヤー12の一端を操作レバー5、
他端を被操作レバー6に連繋した状態を示す。
導管11の両端には端末具2が嵌着固定され、
該端末具2がパネル4の取付孔41に嵌まり、該
端末具2に抜止め部材3が装着されている。
端末具2はパネル4の孔縁に係合するフランジ
23を具えた略円筒状に形成され、パネルからの
臨出部には幅広の周溝21が開設されて小径軸部
22となつている。
抜止め部材3は可撓性の合成樹脂で外周に、パ
ネル4に向かつて徐々に高く傾斜するテーパ状の
突条32と、端末具2の軸心と平行な円弧壁部3
4が周方向に交互に並んだ環状体に形成され、各
突条32の軸方向に沿う両側面35,35は全長
に亘つて円弧壁部34に連続している。
円弧壁部34の内面に端末具2の溝底21aに
当たつて抜止め部材3の軸心を端末具2の軸心に
揃えて支える当り凸条33が軸方向に形成されて
いる。
突条31はパネル4に接近するに従い徐々に外
拡がりに傾斜するテーパ面32を有している。
抜止め部材3の軸心を半径中心として各テーパ
面32の低端32bを通る仮想円はパネル4の取
付孔41よりも僅か小さく、テーパ面32の高端
32aを通る仮想円は取付孔41よりも大きい。
又、抜止め部材3は1ケ所が切開されて離れて
いる。
上記抜止め部材3は外力を加えない状態に於
て、各当り凸条33,33の内端を通る仮想円は
端末具2の小径軸部22の外径に一致する或は該
外径より少し小径である。
又、抜止め部材3の突条31の裏面と端末具2
の溝底21aとの間の隙間wは、パネル4の取付
孔41と抜止め部材3の軸心が一致した状態に於
ける各突条31の高端32aが取付孔41の孔縁
に引つ掛つている幅w1に略等しい。
然して、端末具2の周溝21に抜止め部材3を
嵌めて、端末具2をパネル4の取付孔41に押し
込むと、抜止め部材3のテーパ面32が取付孔4
1の内面に摺動しつつ係合して突条31は軸心側
へ押圧される。
突条31の裏面と周溝21との間には隙間wが
生じているから、抜止め部材3が弾性変形して内
方に凹み、取付孔41への通過が許容される。
抜止め部材3は一ケ所が切開されて分断されて
いるから取付孔41を通過する際、容易に弾性変
形し、強い押込み力は必要としない。
抜止め部材3が取付孔41を通過すると該部材
3は元形に復帰し、突条31の高端32aがパネ
ル4の孔縁に係合して抜止め作用を成す。
抜止め部材3の内面の各当り凸条33は常時溝
底21aに当つて該部材3と端末具2即ち、取付
孔41の芯軸とを一致させているから各当り凸条
33と孔縁との係合が外れることはなく、端末具
2はガタツキなく安定した状態にパネル4を取付
け出来るのである。
本考案は上記の如く抜止め部材3の内面に突設
した複数の当り凸条33が端末具の周溝21に当
接して抜止め部材3を端末具2に対し同心に保持
するから、抜止め部材3の各突条31の高端32
aとパネル4の孔縁との係合が外れることはな
く、確実且つ安定してパネル4に取付け出来る等
優れた効果を有す。
更に抜止め部材3の各突条31の両側面は全長
に亘つて円弧壁部34に連続しているため、突条
31を外側へ曲げる力が作用しても殆んど曲がら
ず、端末具2をパネルに安定して取付け出来る。
尚、本考案は上記構成に限定されることはなく
実用新案登録請求の範囲に記載の技術範囲内で
種々の変形が可能であるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は使用状態の説明図、第2図は要部断面
図、第3図は抜止め部材斜面図、第4図は第2図
−線に沿う断面図、第5図は従来の抜止め部
材の斜面図、第6図は従来例の要部断面図であ
る。 2……端末具、21……周溝、3……抜止め部
材、31……突条、33……当り凸条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイヤー12が摺動可能に嵌まつた可撓性導管
    11の先端に嵌着した端末具2をパネル4の取付
    孔41に嵌め、端末具2の臨出部に形成した周溝
    21に環状の可撓性抜止め部材3を装着した遠隔
    操縦索に於て、抜止め部材3の外周にはパネル4
    に向かつて徐々に高く傾斜する複数の突条32と
    端末具2の軸心に平行な複数の円弧壁部34が交
    互に並んでおり、各突条32の軸方向に沿う両側
    面35,35と円弧壁部34は連続しており、各
    円弧壁部34の内面には端末具2の溝底21aに
    接する複数の当り凸条33が軸方向に全長に亘つ
    て凸設され、抜止め部材3は軸方向に1ケ所が切
    開されて切り離されている遠隔操縦索。
JP4511182U 1982-03-29 1982-03-29 遠隔操縦索 Granted JPS58148319U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4511182U JPS58148319U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 遠隔操縦索

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JP4511182U JPS58148319U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 遠隔操縦索

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Publication Number Publication Date
JPS58148319U JPS58148319U (ja) 1983-10-05
JPS6146253Y2 true JPS6146253Y2 (ja) 1986-12-26

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ID=30056148

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JP4511182U Granted JPS58148319U (ja) 1982-03-29 1982-03-29 遠隔操縦索

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JP4566863B2 (ja) * 2005-08-31 2010-10-20 本田技研工業株式会社 車両用ケーブル保持装置

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JPS58148319U (ja) 1983-10-05

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