JPH0129994Y2 - - Google Patents

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JPH0129994Y2
JPH0129994Y2 JP1984192790U JP19279084U JPH0129994Y2 JP H0129994 Y2 JPH0129994 Y2 JP H0129994Y2 JP 1984192790 U JP1984192790 U JP 1984192790U JP 19279084 U JP19279084 U JP 19279084U JP H0129994 Y2 JPH0129994 Y2 JP H0129994Y2
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JP
Japan
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outer conductor
female
conductor
connector unit
male
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JP1984192790U
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JPS61109082U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、同軸コネクタにおける雌形外部導体
の構造に関する。
雌形外部導体を有する第1のコネクタユニツト
と、外周に係止溝が形成された雄形外部導体を有
する第2のコネクタユニツトとからなる同軸コネ
クタとしては、第1図A,Bに示す如く、実願昭
57−16363号に開示のものがある。
この同軸コネクタの雌形外部導体1は、大小の
可撓部2,3とからなり、その小可撓部2の内周
面には、雄形外部導体4の外周に形成された係止
溝5に係合対応する一対の突起6a,6aを有す
る突出部6が形成されたものである。
かかる構成のため、第1のコネクタユニツトの
雌形外部導体1と第2のコネクタユニツトの雄形
外部導体4を挿入嵌合した場合には、一対の突起
6a,6aが係止溝5に係合して、コネクタユニ
ツトを互いに半径方向にずらす力が作用するた
め、雌形外部導体1の内周と雄形外部導体4の外
周とはその軸方向接触線7で圧接することにな
る。
しかしながら、この軸方向接触線7の反対側に
は隙間8ができるため、ガタが生じ易い。特に半
径方向の力が加わつた場合には、雄形外部導体4
の先端部側がたやすくガタ付き、接触不安定とな
り、これにより、ノイズ発生の原因となるおそれ
がある。
本考案の目的は、上記欠点を除去するものであ
り、略左右対称の一対の突起を設けると共に、こ
れに加えて、大可撓部の内側に雄形外部導体4の
先端部側を押圧してガタ付きを規制するための押
出面を形成することにより、全体としてガタ付き
をなくし、ノイズの発生を防止しうる同軸コネク
タを提供することにある。
以下本考案の一実施例につき図面を参照しつつ
説明する。
第2図Aは、本考案に係る同軸コネクタの一実
施例における第1のコネクタユニツトの雌形外部
導体を示す正面図、第2図Bは同雌形外部導体の
縦断面図、第3図は、同実施例における第1のコ
ネクタユニツトの雌形外部導体と第2のコネクタ
ユニツトの雄形外部導体の嵌合状態を示す縦断面
図、第4図Aは、第3図中A−A線に沿つて切断
した局部断面図、第4図Bは、第3図中B−B線
に沿つて切断した局部断面図である。
図中、10は、第1のコネクタユニツトの雌形
外部導体であり、この内部には中心導体11及び
絶縁体12が組み込まれている。雌形外部導体1
0の軸方向にはすり割10a,10aが形成され
ており、断面非対称の小可撓部13と大可撓部1
4が画成されている。また雌形外部導体10の先
端部外周面には、リング状ばね15が嵌合されて
おり、そのばね力により小可撓部13と大可撓部
14は中心方向への弾力的な可撓性を有する。
一方、第2のコネクタユニツトの雄形外部導体
20は、従来と同様な構造であり、その外周面に
は略U字形の係止溝21が形成されている。
雌形外部導体10の小可撓部13の略先端内側
には、上記雄形外部導体20の係止溝21に係合
する略左右対称の一対の突起13a,13aを有
する突出部16が一体的に形成されている。ま
た、雌形外部導体10の大可撓部14の内側に
は、その開口部から漸次奥まるにつれ縮径となす
略左右対称の一対の押出面14a,14aが一体
的に形成されている。したがつて、雄形外部導体
10は、第2図Aに示す如く、その中心線Lに関
して左右対称の断面形状を有する。
かくして、上記構成に係る同軸コネクタを嵌合
した場合には、第3図に示す如く、雄形外部導体
20の係止溝21に雌形外部導体10の小可撓部
13の一対の突起13a,13aが係合し、接点
P1,P2で圧接する。更に、この嵌合に際しては、
大可撓部14の一対の押出面14a,14aに対
して相対的に、断面円形の雄形外部導体20の先
端部側が半径方向にずらされる形となるため、押
出面14a,14aにおける軸方向接触線l1,l2
で圧接することになり、またこれとは反対側の雄
形外部導体20の先端部も接点P3で圧接するこ
とになる。
したがつて、雌形外部導体10と雄形外部導体
20とは、互いに軸方向及び半径方向に偏倚させ
た状態で、恰も雌形外部導体10に対して雄形外
部導体20を斜めに挿入嵌合させたものとなり、
この状態が上記突起13a,13a及び押出面1
4a,14aにより規制維持されるため、縦及び
横方向にガタ付きがなく、特に半径方向の外力に
対してのガタ付きを防止でき、よつてノイズの発
生を防止できる。
以上説明したように、本考案に係る同軸コネク
タによれば、すり割を以つて分割形成した大可撓
部の先端内面に、その開口部から漸次奥まるにつ
れ縮径となす略左右対称の一対の押出面を形成し
たものであるため、雄形外部導体4の先端部側の
半径方向のガタ付きを規制することができ、安定
した嵌合接触が得られ、したがつて振動等に対し
てのノイズ発生を防止することができるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは、従来の同軸コネクタの一例の雌形
外部導体の正面図、第1図Bは、同軸コネクタの
雌形外部導体と雄形外部導体の嵌合状態を示す縦
断面図、第2図Aは、本考案に係る同軸コネクタ
の一実施例における第1のコネクタユニツトの雌
形外部導体を示す正面図、第2図Bは、同雌形外
部導体の縦断面図、第3図は、同実施例における
第1のコネクタユニツトの雌形外部導体と第2の
コネクタユニツトの雄形外部導体の嵌合状態を示
す縦断面図、第4図Aは、第3図中A−A線に沿
つて切断した局部断面図、第4図Bは、第3図中
B−B線に沿つて切断した局部断面図である。 1,10……第1のコネクタユニツトの雌形外
部導体、2,13……小可撓部、3,14……大
可撓部、4,20……第2のコネクタユニツトの
雄形外部導体、5,21……係止溝、6,16…
…突出部、6a,13a……突起、7……軸方向
接触線、8……隙間、10a……すり割、11…
…中心導体、12……絶縁体、14a……押出
面、15……リング状ばね、L……中心線、P1
〜P2……接点、l1,l2……軸方向接触線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雌形外部導体を有する第1のコネクタユニツト
    と、外周に係止溝が形成された雄形外部導体を有
    する第2のコネクタユニツトとからなる同軸コネ
    クタにおいて、前記雌形外部導体を軸方向に沿う
    すり割を以つて断面非対称に2分割して小可撓部
    と大可撓部となし、前記小可撓部の略先端内側
    に、前記係止溝に係合する略左右対称の一対の突
    起を設けると共に、前記大可撓部の内側に、その
    開口部から奥まるにつれ漸次縮径となす略左右対
    称の一対の押出面を形成してなることを特徴とす
    る同軸コネクタ。
JP1984192790U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH0129994Y2 (ja)

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JPS61109082U JPS61109082U (ja) 1986-07-10
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JP2514762Y2 (ja) * 1990-11-13 1996-10-23 日本航空電子工業株式会社 複合コネクタ

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JPS61109082U (ja) 1986-07-10

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