JPS6018660Y2 - スライド式等速自在継手のスパイダ−アツセンブリ - Google Patents
スライド式等速自在継手のスパイダ−アツセンブリInfo
- Publication number
- JPS6018660Y2 JPS6018660Y2 JP1979136249U JP13624979U JPS6018660Y2 JP S6018660 Y2 JPS6018660 Y2 JP S6018660Y2 JP 1979136249 U JP1979136249 U JP 1979136249U JP 13624979 U JP13624979 U JP 13624979U JP S6018660 Y2 JPS6018660 Y2 JP S6018660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circlip
- retainer
- needle roller
- spider
- roller bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D3/205—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
- F16D3/2055—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トライボート、ダイオード等のスライド式等
速自在継手のスパイダーアッセンブリ、等に、かかるス
パイダーアッセンブリのニードルローラベアリングリテ
ーナに関するものである。
速自在継手のスパイダーアッセンブリ、等に、かかるス
パイダーアッセンブリのニードルローラベアリングリテ
ーナに関するものである。
トライポート型スライド式等速自在継手は、例えば、第
1図に示すように、等速自在継手によって互に連結すべ
き第1軸1の軸端に一体に設けられたハウジング2と、
他方の第2軸3の軸端にスプライン4およびスナップリ
ング5によって取付けられたスパイダ・アッセンブリ6
とを具え、スパイダ・アッセンブリ6は第2図に示すよ
うにスライダ7と、このスライダ7から円周方向に互に
1200の角度で離間して半径方向に延長する3個のス
パイダ軸8と、これらのスパイダ軸8上に内側および外
側リテーナ9,10とサークリップ11とによって保持
されたニードルローラベアリング12を介してそれぞれ
回転並びに摺動自在に取付けられたボール13とを具え
、これらのボール13を、第1図に示すように、ハウジ
ング2に互に、120°の角度をなす位置で軸線方向に
延長して設けられた溝14のレース15に軟動自在に支
承するよう構成されている。
1図に示すように、等速自在継手によって互に連結すべ
き第1軸1の軸端に一体に設けられたハウジング2と、
他方の第2軸3の軸端にスプライン4およびスナップリ
ング5によって取付けられたスパイダ・アッセンブリ6
とを具え、スパイダ・アッセンブリ6は第2図に示すよ
うにスライダ7と、このスライダ7から円周方向に互に
1200の角度で離間して半径方向に延長する3個のス
パイダ軸8と、これらのスパイダ軸8上に内側および外
側リテーナ9,10とサークリップ11とによって保持
されたニードルローラベアリング12を介してそれぞれ
回転並びに摺動自在に取付けられたボール13とを具え
、これらのボール13を、第1図に示すように、ハウジ
ング2に互に、120°の角度をなす位置で軸線方向に
延長して設けられた溝14のレース15に軟動自在に支
承するよう構成されている。
かかる構成になるスライド式等速自在継手においては、
第1図に鎖線で示すように第2軸3が第1軸1に対して
成る角度で傾斜して回転を伝達する際に、ボール13が
スパイダ軸8上にニードルローラベアリング12を介し
て回転しながら第2図に矢Aで示すように軸線方向に摺
動する。
第1図に鎖線で示すように第2軸3が第1軸1に対して
成る角度で傾斜して回転を伝達する際に、ボール13が
スパイダ軸8上にニードルローラベアリング12を介し
て回転しながら第2図に矢Aで示すように軸線方向に摺
動する。
したがって、ニードルローラベアリング12を保持する
リテーナ9および10、特に外側リテーナ10はニード
ルローラベアリング12の回転に対して固定でなく軽く
回転し得ることが要求されるとともに前述の軸線方向へ
のボール13の運動による突上げ力を受ける際に、スパ
イダ軸の外端部に形成されている溝16(第3図参照)
内に緩く嵌着されている外側リテーナ抜は止め用サーク
リップ11と協働して突上げ力を一様に支持し、しかも
サークリップ11をその取付溝16から押し出して脱落
させることがないように構成することが必要である。
リテーナ9および10、特に外側リテーナ10はニード
ルローラベアリング12の回転に対して固定でなく軽く
回転し得ることが要求されるとともに前述の軸線方向へ
のボール13の運動による突上げ力を受ける際に、スパ
イダ軸の外端部に形成されている溝16(第3図参照)
内に緩く嵌着されている外側リテーナ抜は止め用サーク
リップ11と協働して突上げ力を一様に支持し、しかも
サークリップ11をその取付溝16から押し出して脱落
させることがないように構成することが必要である。
上述した観点から、従来の外側リテーナ10は第3図に
示すように、サークリップ協働円弧面17とサークリッ
プ抜は出し防止面18とを有し、鎖線で示すように、ボ
ール13の軸線方向への運動による突上げ力を外側リテ
ーナ10が受けてサークリップ11を押し出そうとする
際にサークリップ11が溝16から抜は出さないように
溝16の縁と、サークリップ抜は出し防止面18との間
隙Sがサークリップ11の直径より小さくなるよう形成
されており、このため、スパイダーアッセンブリの組付
けに際しては、スパイダ軸8上に内側リテーナ9、外側
リテーナ10を取付けた後、外側リテーナ10を面18
がサークリップ11の取付けに支障をきたさないよう内
側リテーナ9に向は移動させた状態で、スパイダ軸8の
先端条溝にサークリップ11を取付ける。
示すように、サークリップ協働円弧面17とサークリッ
プ抜は出し防止面18とを有し、鎖線で示すように、ボ
ール13の軸線方向への運動による突上げ力を外側リテ
ーナ10が受けてサークリップ11を押し出そうとする
際にサークリップ11が溝16から抜は出さないように
溝16の縁と、サークリップ抜は出し防止面18との間
隙Sがサークリップ11の直径より小さくなるよう形成
されており、このため、スパイダーアッセンブリの組付
けに際しては、スパイダ軸8上に内側リテーナ9、外側
リテーナ10を取付けた後、外側リテーナ10を面18
がサークリップ11の取付けに支障をきたさないよう内
側リテーナ9に向は移動させた状態で、スパイダ軸8の
先端条溝にサークリップ11を取付ける。
しかる後に外側リテーナ10をサークリップ11に接触
させた状態で内外周リテーナ9,10間にニードルロー
ラベアリング12を配列し、この配列状態を適当な工具
で保って、最後にボール13をニードルローラベアリン
グ12の周りに上から嵌め込んで組付けている。
させた状態で内外周リテーナ9,10間にニードルロー
ラベアリング12を配列し、この配列状態を適当な工具
で保って、最後にボール13をニードルローラベアリン
グ12の周りに上から嵌め込んで組付けている。
しかるに、かかる組付は方法では、ニードルローラベア
リング1,2を手でスパイダ軸8の周りに側方から配列
する際、ニードルローラベアリング12を配列状態に工
具で保つ必要があり、著七く手数がかかるとともに次の
ボール13の嵌め込み作業もニードルローラベアリング
12が落ちないように相当の熟練と注意力とを要し、さ
らにまた、当該組付後スパイダーアッセンブリをハウジ
ング2に組込む時の問題として、3個のスパイダ軸8の
それぞれニードルローラベアリング12を介してボール
が組付けられているために相当の注、意を払ってもスパ
イダ軸′8からボール13が抜は落ちる不具合があった
。
リング1,2を手でスパイダ軸8の周りに側方から配列
する際、ニードルローラベアリング12を配列状態に工
具で保つ必要があり、著七く手数がかかるとともに次の
ボール13の嵌め込み作業もニードルローラベアリング
12が落ちないように相当の熟練と注意力とを要し、さ
らにまた、当該組付後スパイダーアッセンブリをハウジ
ング2に組込む時の問題として、3個のスパイダ軸8の
それぞれニードルローラベアリング12を介してボール
が組付けられているために相当の注、意を払ってもスパ
イダ軸′8からボール13が抜は落ちる不具合があった
。
外側リテーナ10の外周にボール抜は止め突起を設ける
ことも考えられるが、この場合には、ボール抜は止めを
設けた外側リテーナを無理やり変形させてボールを嵌め
込むことが必要で、組付は作業ができなくなる。
ことも考えられるが、この場合には、ボール抜は止めを
設けた外側リテーナを無理やり変形させてボールを嵌め
込むことが必要で、組付は作業ができなくなる。
これがため特開昭52−9748号公報に示されている
ように、サークリップ及び外側リテーナによりニードル
ローラベアリングの抜は止めを行なう構成とせず、弾性
保持器をサークリップ及び外側リテーナの代りに用いる
構成が提案されている。
ように、サークリップ及び外側リテーナによりニードル
ローラベアリングの抜は止めを行なう構成とせず、弾性
保持器をサークリップ及び外側リテーナの代りに用いる
構成が提案されている。
この構成では、スパイダ軸にボールを嵌合した後、両者
間の環状隙間にニードルローラベアリングを挿入し、最
後に弾性保持器をスパイダ軸の先端に係着できるため、
ニードルローラベアリングの組付作業性に関する上記の
問題を解決できるし、又弾性保持器の外周にボール抜は
止め突起を設けてボールの脱落に関する問題も解決でき
る。
間の環状隙間にニードルローラベアリングを挿入し、最
後に弾性保持器をスパイダ軸の先端に係着できるため、
ニードルローラベアリングの組付作業性に関する上記の
問題を解決できるし、又弾性保持器の外周にボール抜は
止め突起を設けてボールの脱落に関する問題も解決でき
る。
しかるに上記の保持器は、その用途上それ自体が弾性体
であるを要し、これがため自在継手の作用中にニードル
ローラベアリングに大きな外向きスラスト力がかかると
、保持器は弾性拡開変形してスパイダ軸から外れ、ニー
ドルローラベアリングの突は止め機能を失い易い。
であるを要し、これがため自在継手の作用中にニードル
ローラベアリングに大きな外向きスラスト力がかかると
、保持器は弾性拡開変形してスパイダ軸から外れ、ニー
ドルローラベアリングの突は止め機能を失い易い。
従って、上記公報に記載の構成はニードルローラベアリ
ングの抜は止め機能を犠牲にして前記従来の問題を解決
したものであった。
ングの抜は止め機能を犠牲にして前記従来の問題を解決
したものであった。
この意味合いにおいて、ニードルローラベアリングの抜
は止めをサークリップ及びリテーナにより行なう構成を
踏襲しつつ、ニードルローラベアリングの組付作業性及
びボールの脱落に関する前記の問題を解決するのが有利
である。
は止めをサークリップ及びリテーナにより行なう構成を
踏襲しつつ、ニードルローラベアリングの組付作業性及
びボールの脱落に関する前記の問題を解決するのが有利
である。
本考案はこの観点から、スパイダ軸にボールを回転自在
及び軸方向摺動自在に取付けるためのニードルローラベ
アリングの抜は止めを、スパイダ軸の先端に係着したサ
ークリップとリテーナとにより行なうようにしたスライ
ド式等速自在継手において、リテーナの内周面にサーク
リップと協働するサークリップ協働円弧面と、ニードル
ローラベアリングから遠いリテーナの端部内周面を切欠
いて形成したサークリップ挿入用切欠逃げ部と、サーク
リップ協働円弧面がサークリップに接したリテーナの位
置でサークリップの抜は出しを防止するサークリップ抜
は出し防止突耳部とを設け、リテーナの外周面に、ボー
ル抜は止め突耳部を設けたスライド式等速自在継手のス
パイダーアッセンブリを提供することを目的とする。
及び軸方向摺動自在に取付けるためのニードルローラベ
アリングの抜は止めを、スパイダ軸の先端に係着したサ
ークリップとリテーナとにより行なうようにしたスライ
ド式等速自在継手において、リテーナの内周面にサーク
リップと協働するサークリップ協働円弧面と、ニードル
ローラベアリングから遠いリテーナの端部内周面を切欠
いて形成したサークリップ挿入用切欠逃げ部と、サーク
リップ協働円弧面がサークリップに接したリテーナの位
置でサークリップの抜は出しを防止するサークリップ抜
は出し防止突耳部とを設け、リテーナの外周面に、ボー
ル抜は止め突耳部を設けたスライド式等速自在継手のス
パイダーアッセンブリを提供することを目的とする。
以下、本考案を第4図ないし第6図につき説明する。
第4図は、本考案による外側リテーナ19を、第5図は
本考案による外側リテーナ19の断面形状を示し、本考
案によれば、第3図に示す従来の外側リテーナのサーク
リップ抜は出し防止面を切穴いて第6図に示すように外
側リテーナ19の内周面にサークリップ協働円弧面20
と隣り合ってニードル口・−ラベアリング12から遠い
端部に配したサークリップ挿入用切欠逃げ部22を設け
ると共に、これら面20及び突耳部22間にサークリッ
プ抜は出し防止突起部21を設ける。
本考案による外側リテーナ19の断面形状を示し、本考
案によれば、第3図に示す従来の外側リテーナのサーク
リップ抜は出し防止面を切穴いて第6図に示すように外
側リテーナ19の内周面にサークリップ協働円弧面20
と隣り合ってニードル口・−ラベアリング12から遠い
端部に配したサークリップ挿入用切欠逃げ部22を設け
ると共に、これら面20及び突耳部22間にサークリッ
プ抜は出し防止突起部21を設ける。
突起部21は、サークリップ協働円弧面20がサークリ
ップ11を接した外側リテーナ19の第6図鎖線位置で
、溝16の図中上縁に至る距離をサークリップ11の線
径より小さくし、サークリップ11が溝16から抜は出
すのを防止するものとする。
ップ11を接した外側リテーナ19の第6図鎖線位置で
、溝16の図中上縁に至る距離をサークリップ11の線
径より小さくし、サークリップ11が溝16から抜は出
すのを防止するものとする。
又、外側リテーナ19の外周面にボール抜は止め突耳2
3を設けている。
3を設けている。
上述の構成になる外側リテーナ19を用いることによっ
て、スパイダーアッセンブリの組付けに際しては、第6
図において、先ず内側リテーナ9をスパイダ軸8に取付
けた後、ボール13を取付け、次で、スパイダ軸8とボ
ール13との間の間隙24内に上方からニードルローラ
ベアリング12を挿入して組付ける。
て、スパイダーアッセンブリの組付けに際しては、第6
図において、先ず内側リテーナ9をスパイダ軸8に取付
けた後、ボール13を取付け、次で、スパイダ軸8とボ
ール13との間の間隙24内に上方からニードルローラ
ベアリング12を挿入して組付ける。
次で、外側リテーナ19を取付けるが、この時外側リテ
ーナ19は第6図に実線で示す如くサークリップ協働円
弧面20がサークリップ11から離れた位置にあって、
突起部21が溝16の第6図中上縁との間の距離をサー
クリップ11の線径より大きくするため、最後に、サー
クリップ11をスパイダ軸8の外周面に沿って外側リテ
ーナ19のサークリップ挿入用切欠逃げ部22との間を
経て溝16内に取付けることができる。
ーナ19は第6図に実線で示す如くサークリップ協働円
弧面20がサークリップ11から離れた位置にあって、
突起部21が溝16の第6図中上縁との間の距離をサー
クリップ11の線径より大きくするため、最後に、サー
クリップ11をスパイダ軸8の外周面に沿って外側リテ
ーナ19のサークリップ挿入用切欠逃げ部22との間を
経て溝16内に取付けることができる。
本考案によれば、上述したように、最後にスパイダ軸8
にボール13を嵌め、次にニードルローラベアリング1
2をスパイダ軸8とボール13との間の間隙24内に上
方から落し込むことによって取付けことができるのでニ
ードルローラベアリング12がその組付中脱落せず、当
該組付けを極めて容易に行なうことができると共に、そ
の後工具を使用せずともこの組付は状態をボール13に
よって保つことができる。
にボール13を嵌め、次にニードルローラベアリング1
2をスパイダ軸8とボール13との間の間隙24内に上
方から落し込むことによって取付けことができるのでニ
ードルローラベアリング12がその組付中脱落せず、当
該組付けを極めて容易に行なうことができると共に、そ
の後工具を使用せずともこの組付は状態をボール13に
よって保つことができる。
又その他の外側リテーナ19及びサークリップ「1の組
付けも同様にスパイダ軸8に対して上方から容易に行な
うことができ、自動組立が可能となる。
付けも同様にスパイダ軸8に対して上方から容易に行な
うことができ、自動組立が可能となる。
さらにまた、外側リテーナ19をボール13より後で組
付けることを可能としたことによって外側リテーナ19
にボール抜は止め突耳23を設けることができ、これに
より組付後にスパイダ軸からボールが抜は落ちるのを防
止することができる。
付けることを可能としたことによって外側リテーナ19
にボール抜は止め突耳23を設けることができ、これに
より組付後にスパイダ軸からボールが抜は落ちるのを防
止することができる。
加えて、かようにニードルローラベアリング12の組立
作業性及びローラ13の脱落に関する前記従来の問題を
解決すると難も、自在継手の作用中におけるニードルロ
ーラベアリング12の抜は止めを、サークリップ11及
びリテーナ19(第6図中鎖線位置の突起部21)によ
り行なう構成を踏襲するから、剛性の高いリテーナ19
によりニードルローラベアリング12にかかる大きなス
ラスト力を受は止めることができ、ニードルローラベア
リング12の抜は止め機能を何等犠性にすることなく、
前記従来の問題を解決することができる。
作業性及びローラ13の脱落に関する前記従来の問題を
解決すると難も、自在継手の作用中におけるニードルロ
ーラベアリング12の抜は止めを、サークリップ11及
びリテーナ19(第6図中鎖線位置の突起部21)によ
り行なう構成を踏襲するから、剛性の高いリテーナ19
によりニードルローラベアリング12にかかる大きなス
ラスト力を受は止めることができ、ニードルローラベア
リング12の抜は止め機能を何等犠性にすることなく、
前記従来の問題を解決することができる。
第1図は従来のトライボード型スライド式等速自在継手
の断面図、第2図は第1図に示すスパイダーアッセンブ
リの一部を断面として示す正面図、第3図は従来のスパ
イダーアッセンブリの詳細構造を示す部分断面図、第4
図は本考案による外側リテーナの断面図、第5図は第4
図に示す外側リテーナの断面形状を示す拡大断面図、第
6図は本考案によるスパイダーアッセンブリの詳細構造
を示す第3図と同様の部分断面図である。 1・・・・・・第1軸、2・・・・・・ハウジング、3
・・・・・・第2軸、4・・・・・・スプライン、5・
・・・・・スナップリング、6・・・・・・スパイダー
アッセンブリ、7・・・・・・スライダ、8・・・・・
・スパイダ軸、9・・・・・・内側リテーナ、10・・
・・・・外側リテーナ、11・・・・・・サークリップ
、12・・・・・・ニードルローラベアリング、13・
・・・・・ボール、14・・・・・・i、15・・・・
・・レース、16・・・・・・サークリップ取付溝、1
7・・・・・・サークリップ協働円弧面、18・・・・
・・サークリップ抜は出し防止面、19・・・・・・外
側リテーナ、20・・・・・・サークリップ協働円弧面
、21・・・・・・サークリップ抜は出し防止突起部、
22・・・・・・サークリップ挿入用切欠逃げ部、23
・・・・・・ボール抜は止め突耳、24・・・・・・間
隙。
の断面図、第2図は第1図に示すスパイダーアッセンブ
リの一部を断面として示す正面図、第3図は従来のスパ
イダーアッセンブリの詳細構造を示す部分断面図、第4
図は本考案による外側リテーナの断面図、第5図は第4
図に示す外側リテーナの断面形状を示す拡大断面図、第
6図は本考案によるスパイダーアッセンブリの詳細構造
を示す第3図と同様の部分断面図である。 1・・・・・・第1軸、2・・・・・・ハウジング、3
・・・・・・第2軸、4・・・・・・スプライン、5・
・・・・・スナップリング、6・・・・・・スパイダー
アッセンブリ、7・・・・・・スライダ、8・・・・・
・スパイダ軸、9・・・・・・内側リテーナ、10・・
・・・・外側リテーナ、11・・・・・・サークリップ
、12・・・・・・ニードルローラベアリング、13・
・・・・・ボール、14・・・・・・i、15・・・・
・・レース、16・・・・・・サークリップ取付溝、1
7・・・・・・サークリップ協働円弧面、18・・・・
・・サークリップ抜は出し防止面、19・・・・・・外
側リテーナ、20・・・・・・サークリップ協働円弧面
、21・・・・・・サークリップ抜は出し防止突起部、
22・・・・・・サークリップ挿入用切欠逃げ部、23
・・・・・・ボール抜は止め突耳、24・・・・・・間
隙。
Claims (1)
- スパイダ軸と、該スパイダ軸の周りに配列したニードル
ローラベアリングを介してスパイダ軸に回転自在及び軸
方向摺動自在に取付けたボールとを具え、スパイダ軸の
先端条溝に係着したサークリップ、及びニードルローラ
ベアリングと共に、軸方向へ移動してサークリップと協
働するリテーナによりニードルローラベアリングの抜は
止めを行なうようにしたスライド式等速自在継手のスパ
イダーアッセンブリにおいて、前記リテーナの内周面に
前記サークリップとの協働を行なうサークリップ協働円
弧面と、前記ニードルローラベアリングから遠いリテー
ナの端部内周面を切欠いて形成したサークリップ挿入用
切欠逃げ部と、これらサークリップ協働円弧面及びサー
クリップ挿入用切欠逃げ部間にあって、前記サークリッ
プ協働円弧面がサークリップと接したリテーナの位置で
、前記スパイダ軸からサークリップの突は出しを防止す
るサークリップ抜は出し防止突起部とを設け、リテーナ
の外周面に前記ボールの抜は止めを行なうボール抜は止
め突耳部を設けたことを特徴とするスライド式等速自在
継手のスパイダーアッセンブリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979136249U JPS6018660Y2 (ja) | 1979-10-03 | 1979-10-03 | スライド式等速自在継手のスパイダ−アツセンブリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979136249U JPS6018660Y2 (ja) | 1979-10-03 | 1979-10-03 | スライド式等速自在継手のスパイダ−アツセンブリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5655119U JPS5655119U (ja) | 1981-05-14 |
JPS6018660Y2 true JPS6018660Y2 (ja) | 1985-06-06 |
Family
ID=29367758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979136249U Expired JPS6018660Y2 (ja) | 1979-10-03 | 1979-10-03 | スライド式等速自在継手のスパイダ−アツセンブリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018660Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5924514U (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-15 | 豊田工機株式会社 | ポンプハウジング等における端壁部材の組付構造 |
-
1979
- 1979-10-03 JP JP1979136249U patent/JPS6018660Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5655119U (ja) | 1981-05-14 |
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