JPH09195553A - 昇降式座席装置 - Google Patents

昇降式座席装置

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JPH09195553A
JPH09195553A JP966496A JP966496A JPH09195553A JP H09195553 A JPH09195553 A JP H09195553A JP 966496 A JP966496 A JP 966496A JP 966496 A JP966496 A JP 966496A JP H09195553 A JPH09195553 A JP H09195553A
Authority
JP
Japan
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positioning
seat
lifting
actuator
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP966496A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nomura
和夫 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の座席装置50は、シリンダ装置65を
駆動することにより、下部リンクアーム58、上部リン
クアーム63が起立したり傾倒したりして、催し物に応
じて座受け台51の高さを調節することができるが、昇
降装置54が複雑な構成である。 【解決手段】 昇降用アクチュエータ5で座受け台3を
所望の高さまで昇降させた後、位置固定用駆動モータ3
7を駆動して位置固定杆43を支持孔20,34に嵌合
させることにより、簡単な構成であっても、昇降用アク
チュエータ5に依ることなく座受け台3を水平な状態に
保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、劇場などに設置さ
れる昇降式座席装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、劇場などで催し物に応じて昇降す
るようにした座席装置には、図4および図5に示すよう
なものがある。
【0003】この座席装置50は、座受け台51上に設
置した座席52を床面53に対して昇降させる昇降装置
54を備え、この昇降装置54は、一対の平行リンク機
構55を有し、各平行リンク機構55は、床面53に前
後左右に対で設置した各ブラケット56に、下部ピン部
材57を介して基端部が回動自在に支持された四本の下
部リンクアーム58と、前後の下部リンクアーム58間
の先端部に渡した連結軸部材59と、左右の下部リンク
アーム58の先端部に渡した中間アーム60と、各下部
リンクアーム58の先端部に、中間ピン部材61を介し
て基端部が回動自在に連結されるとともに、先端部が上
部ピン部材62を介して座受け台51の側面に連結され
た上部リンクアーム63と、基端部が床面53に設けた
ブラケット64に回動自在に取付けられ、先端部が連結
軸部材59に連結されたシリンダ装置65とから構成さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の座席装置5
0によれば、シリンダ装置65を駆動することにより、
下部リンクアーム58、上部リンクアーム63が起立し
たり傾倒したりして、催し物に応じて座受け台51の高
さを調節することができるが、昇降装置54が上記のよ
うに複雑な構成であるといった課題がある。
【0005】そこで本発明は、上記課題を解決し得る昇
降式座席装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、座席を設置した座受け台を床面に
対して昇降自在に支持するための昇降用アクチュエータ
が設けられ、この昇降用アクチュエータの伸縮量に応じ
て座受け台を所定の高さで位置決めするための位置決め
装置が設けられ、この位置決め装置は、互いに逆方向に
傾斜して対で設けられるとともに、基端部が床面にヒン
ジ部材を介して鉛直面内で所定角度だけ回動自在に支持
された複数の脚と、座受け台側に水平方向に所定間隔置
きに配置した複数の位置決め用孔と、各脚の先端部側に
取付けられるとともに座受け台の昇降に伴って昇降自在
な位置決め用台部材と、各位置決め用台部材に支持され
るとともに所定の位置決め用孔に挿抜自在に嵌合する杆
部材と、各位置決め用台部材に取付けられて各杆部材を
位置決め用孔に対して水平移動させるための移動装置と
を備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図3に基づいて説明する。本発明の実施の形態に係
る昇降式座席装置1は、劇場などに設置されるもので、
劇場などの催し物に応じて、座席2の高さを調節できる
ようにしたものである。
【0008】そして本発明の実施の形態に係る昇降式座
席装置1は、複数個の座席2を並べて配置した座受け台
3が設けられ、この座受け台3を床面4に対して昇降自
在に支持するために、床面4と座受け台3との間に配置
した複数の昇降用アクチュエータ(例えば四本の油圧シ
リンダ装置が用いられる)5が設けられ、この昇降用ア
クチュエータ5の伸縮量に応じて座受け台3を所定の高
さで位置決めするための位置決め装置6が設けられてい
る。
【0009】この位置決め装置6は、第一位置決め装置
6Aと第二位置決め装置6Bとから構成され、第一位置
決め装置6Aは、図1〜図3に示すように、基端部が床
面4に取付けたブラケット4Aに、ヒンジ部材7を介し
て鉛直面内で所定角度(昇降用アクチュエータ5の伸縮
量に応じた値)だけ回動自在に支持された前後一対の第
一脚部材8と、各第一脚部材8の先端部間に渡して取付
けられるとともに座受け台3の昇降に伴って昇降自在な
位置決め用第一台部材9と、位置決め用第一台部材9を
座受け台3の昇降に伴って昇降させるための第一昇降装
置10とが設けられ、各第一脚部材8の先端部は、位置
決め用第一台部材9の底部に、前記ヒンジ部材7と平行
な別の第一ヒンジ部材11を介して回動自在に支持され
ている。
【0010】第一昇降装置10は、座受け台3の裏面に
取付けられた前後一対で平行な断面コ字形の第一レール
12と、位置決め用第一台部材9の端部から立ち上げら
れた立ち上げ板部材13の側面に水平軸部材16a,1
7aを介して取付けられて、各第一レール12の上下フ
ランジ14,15に当接して転動する上下の案内ローラ
16,17とから構成され、これら各第一レール12の
ウェブ18に、水平方向に配置して所定間隔置きに支持
孔20が形成されている。
【0011】また同様に、第二位置決め装置6Bは第一
位置決め装置6Aと同様の構成であり、図1〜図3(図
2および図3は第一位置決め装置6Aの説明の兼用図と
する)に示すように、基端部が床面4に前記ヒンジ部材
7を介して鉛直面内で両第一脚部材8と反対の傾斜で所
定角度だけ回動自在に支持された前後一対の第二脚部材
21と、各第二脚部材21の先端部間に渡して取付けら
れるとともに座受け台3の昇降に伴って昇降自在な位置
決め用第二台部材22と、位置決め用第二台部材22を
座受け台3の昇降に伴って昇降させるための第二昇降装
置24とが設けられ、各第二脚部材21の先端部は、位
置決め用第二台部材22の底部に、前記ヒンジ部材7と
平行な別の第二ヒンジ部材23を介して回動自在に支持
されている。
【0012】第二昇降装置24は、座受け台3の裏面に
取付けられた平行な断面コ字形の第二レール25と、位
置決め用第二台部材22の端部から立ち上げられた立ち
上げ板部材26の側面に水平軸部材30a,31aを取
付けられて、各第二レール25の上下フランジ27,2
8に当接して転動する上下の案内ローラ30,31とか
ら構成され、これら各第二レール25のウェブ33に、
水平方向に配置して所定間隔置きに支持孔34が形成さ
れている。
【0013】さらに各位置決め装置6A,6Bは、それ
ぞれ同様の構成の保持装置35を有し、これら各保持装
置35は、各位置決め用台部材9,22の中央に固定台
36を介して取付けられた位置固定用駆動モータ37
と、この位置固定用駆動モータ37の出力軸37aに取
付けられた楕円径の回転治具38と、この回転治具38
の端部に取付けたピン部材39に一端が回動自在に支持
された一対の支持アーム40と、これら各支持アーム4
0の他端にジョイント41および取付け部材45を介し
て取付けられるとともに下方でサポート台42に水平移
動自在に支持され、支持孔20,34に挿抜する位置固
定杆43とを有している。
【0014】上記構成において、舞台の催し物に応じて
座席2を昇降するために、座受け台3を昇降させる動作
を説明する。一般に、座席2の昇降動作は、観客が座席
に座っていない状態で行われるものであり、まず座受け
台3を低い位置に設定した状態から、催し物に応じて座
受け台3を上昇挿せようとする場合、位置固定用駆動モ
ータ37を駆動して回転治具38を出力軸37a回りに
回転させ、位置固定杆43をサポート台42上で内側
(位置固定用駆動モータ37側)に移動させ、位置固定
杆43を支持孔20,34から離脱させた状態とし、昇
降用アクチュエータ5を駆動して、図1の仮想線で示す
ように縮めた状態から座受け台3が所望の高さまで上昇
するように、昇降用アクチュエータ5を伸長する。
【0015】そうすると、案内ローラ16,17が第一
レール12に案内され、案内ローラ30,31が第二レ
ール25に案内され、また第一脚部材8の先端部は第一
ヒンジ部材11を介して位置決め用第一台部材9の底部
に回動自在に支持され、第二脚部材21の先端部は第二
ヒンジ部材23を介して位置決め用第二台部材22の底
部に回動自在に支持されているので、各位置決め用台部
材9,22は水平な状態を保持したまま上昇する。
【0016】続いて、再び位置固定用駆動モータ37を
駆動して、回転治具38を出力軸37a回りに回転さ
せ、位置固定杆43を支持孔20,34に嵌合させる。
このように、昇降用アクチュエータ5を駆動して座受け
台3を所望の高さまで上昇させ、位置固定用駆動モータ
37を駆動して位置固定杆43を支持孔20,34に嵌
合させることにより、昇降用アクチュエータ5に依るこ
となく座受け台3を水平な状態に保持できる。
【0017】逆に座受け台3を下降させる場合、まず昇
降用アクチュエータ5を駆動してこの昇降用アクチュエ
ータ5で座受け台3を保持した状態とし、この状態で位
置固定用駆動モータ37を駆動して位置固定杆43を支
持孔20,34から離脱させ、昇降用アクチュエータ5
を縮める。この場合も、案内ローラ16,17が第一レ
ール12に案内され、案内ローラ30,31が第二レー
ル25に案内され、また第一脚部材8の先端部は第一ヒ
ンジ部材11を介して位置決め用第一台部材9の底部に
回動自在に支持され、第二脚部材21の先端部は第二ヒ
ンジ部材23を介して位置決め用第二台部材22の底部
に回動自在に支持されているので、各位置決め用台部材
9,22は水平な状態を保持したまま下降する。
【0018】そして、再び位置固定用駆動モータ37を
駆動して位置固定杆43を支持孔20,34に嵌合させ
ることにより、昇降用アクチュエータ5に依ることなく
座受け台3を水平な状態に保持できる。
【0019】このように本発明の実施の形態によれば、
昇降用アクチュエータ5で座受け台3を所望の高さまで
昇降させた後、位置固定用駆動モータ37を駆動して位
置固定杆43を支持孔20,34に嵌合させることによ
り、簡単な構成であっても、昇降用アクチュエータ5に
依ることなく座受け台3を水平な状態に保持できる。
【0020】なお本発明の実施の形態では、位置固定杆
43を支持孔20,34に嵌合した後では、昇降用アク
チュエータ5の駆動を停止するようにしたが、これに限
定されるものではなく、位置固定杆43を支持孔20,
34に嵌合した後でも、昇降用アクチュエータ5の駆動
を継続するようにしてもよいことは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、座席を設置した座受け台を昇降自在に支持する昇降
用アクチュエータを設け、この昇降用アクチュエータの
伸縮量に応じて座受け台を所定の高さで位置決めする位
置決め装置を設け、この位置決め装置に、互いに逆方向
に傾斜して対で設けるとともに鉛直面内で回動自在に支
持された複数の脚と、座受け台側に所定間隔置きに配置
した位置決め用孔と、各脚の先端部側に取付けられると
ともに座受け台の昇降に伴って昇降自在な位置決め用台
部材と、各位置決め用台部材に支持されるとともに位置
決め用孔に挿抜自在に嵌合する杆部材と、各位置決め用
台部材に取付けられて各杆部材を位置決め用孔に対して
水平移動させるための移動装置とを備えたので、昇降用
アクチュエータで座受け台を昇降させ、位置決め用孔に
杆部材を嵌合させることにより、簡単な構成で座席の高
さを催し物に応じて調節し、位置決めすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す昇降式座席装置の全
体正面図である。
【図2】同じく位置決め装置の概略平面図である。
【図3】同じく位置決め装置の詳細を示す側面図であ
る。
【図4】従来の昇降式座席装置の全体正面図である。
【図5】同じく側面図である。
【符号の説明】
2 座席 3 座受け台 5 昇降用アクチュエータ 8 第一脚部材 9 位置決め用第一台部材 12 第一レール 16 案内ローラ 17 案内ローラ 20 支持孔 21 第二脚部材 22 位置決め用第二台部材 25 第二レール 34 支持孔 37 位置固定用駆動モータ 38 回転治具 42 サポート台 43 位置固定杆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席を設置した座受け台を床面に対して
    昇降自在に支持するための昇降用アクチュエータが設け
    られ、この昇降用アクチュエータの伸縮量に応じて座受
    け台を所定の高さで位置決めするための位置決め装置が
    設けられ、この位置決め装置は、互いに逆方向に傾斜し
    て対で設けられるとともに、基端部が床面にヒンジ部材
    を介して鉛直面内で所定角度だけ回動自在に支持された
    複数の脚と、座受け台側に水平方向に所定間隔置きに配
    置した複数の位置決め用孔と、各脚の先端部側に取付け
    られるとともに座受け台の昇降に伴って昇降自在な位置
    決め用台部材と、各位置決め用台部材に支持されるとと
    もに所定の位置決め用孔に挿抜自在に嵌合する杆部材
    と、各位置決め用台部材に取付けられて各杆部材を位置
    決め用孔に対して水平移動させるための移動装置とを備
    えたことを特徴とする昇降式座席装置。
JP966496A 1996-01-24 1996-01-24 昇降式座席装置 Pending JPH09195553A (ja)

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