JPH09195314A - アイドラサポートフレームの開き防止構造 - Google Patents

アイドラサポートフレームの開き防止構造

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JPH09195314A
JPH09195314A JP2304996A JP2304996A JPH09195314A JP H09195314 A JPH09195314 A JP H09195314A JP 2304996 A JP2304996 A JP 2304996A JP 2304996 A JP2304996 A JP 2304996A JP H09195314 A JPH09195314 A JP H09195314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
idler support
joined
plate
joint plate
roller set
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2304996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumichi Iwasa
一通 岩佐
Shigeki Adachi
重喜 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP2304996A priority Critical patent/JPH09195314A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程を容易にし、かつコストも低廉
に抑えつつ、アイドラサポートの幅方向負荷に対する補
強を行う。 【解決手段】 アイドラサポート1のジョイントプレー
ト11の一方面11aに、ローラセットプレート12端部を接
合させ、他方面11bに、アイドラサポート1の外側フレ
ームとなる上板13及び左右たて板14の端部を接合させ、
さらに、前記左右たて板14の下部と、前記ジョイントプ
レート11の他方面11bとに開き防止用横リブ2を接合さ
せた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧ショベルに
代表されるクローラ式建設機械の走行部を形成するトラ
ックフレーム端部のアイドラサポートフレーム構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すような油圧ショベルに代表さ
れるクローラ式建設機械の走行部3は、図4に示すよう
に、上部旋回体(図3中の4)を旋回自在に受けるカー
ボディ5と、クローラ(図3中の6)が周設されるトラ
ックフレーム7とからなる。該トラックフレーム7は、
中間部のトラックフレーム本体8と、駆動側端部のモー
タサポート9と、遊動側端部のアイドラサポート1とか
らなる。そして、前記トラックフレーム本体8の各下部
両端には、図5に示すように、クローラ周設用ロアロー
ラ(図示なし)に当接するローラセットプレート12がそ
れぞれ配置される。
【0003】ところで、前記アイドラサポート1は、例
えば図6や図7に示すように、外側フレームを構成する
左右たて板14及びアイドラが嵌め込まれる切り欠きを有
した上板13と、前記左右たて板14の内側に補強用に配置
接合される縦リブ15及び横リブ17とからなるが、その幅
方向負荷による開き防止のために、次のような構造が用
いられている。
【0004】まず主として大型機で用いられている構造
で、図6に示すように、両側を連結させたローラセット
プレート12をアイドラサポート1側まで貫通させ、それ
にジョイントプレート11下部、左右たて板14下部、縦リ
ブ15下部を接合させるものであり、貫通するローラセッ
トプレート12によって幅方向負荷に対する補強を行わせ
るものである。
【0005】次に主として中型機で用いられている構造
で、図5及び図7に示すように、ローラセットプレート
12端部をジョイントプレート11の一方面に接合させてア
イドラサポート1側に貫通させずに、両縦リブ15間に開
き防止用横リブ2を配置接合させるもので、その横リブ
2によって幅方向負荷に対する補強を行わせるものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す構造では、ローラセットプレート12がアイドラサポ
ート1の底板を兼ねるので、その形状はアイドラサポー
ト1としての形状に合わせて切り出すことを要し、この
ため平鋼が用いることができず、残材も多くなる。ま
た、トラックフレーム本体8部分において両端を連結さ
せる必要があり、その点からも、製造工程及びコストが
余分にかかるものとなる。
【0007】一方図5及び図7に示す構造では、ローラ
セットプレート12をアイドラサポート1側まで貫通させ
ず、またそれらの両端を連結させるものでないので平鋼
を用いることができて前者のような問題はないが、開き
防止用横リブ2の溶接箇所がアイドラサポート1内の縦
リブ15間であることから、溶接作業が非常に煩雑という
問題がある。また、開き防止用リブ2が縦リブ15間に接
合されるので、補強の度合いという点からは、補強部材
が外側フレーム一杯に連絡する前記図6に示す構造の方
がより有利となっている。
【0008】この発明は、以上に説明した二つの従来構
造の利点を活かしつつ、かつそれらのいずれの問題をも
解決することのできるアイドラサポートフレームの開き
防止構造を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため本発明に係るア
イドラサポートフレームの開き防止構造は、アイドラサ
ポートのジョイントプレートの一方面に、ローラセット
プレート端部を接合させ、他方面に、アイドラサポート
の外側フレームとなる上板及び左右たて板の端部を接合
させ、さらに、前記左右たて板の下部と、前記ジョイン
トプレートの他方面に開き防止用横リブを接合させたこ
とを特徴とする。
【0010】本発明では、ローラセットプレート端部が
ジョイントプレートの一方面に接合され、アイドラサポ
ートフレーム側に貫通していない。したがって、ローラ
セットプレートとして、図5及び図7に示す構造のよう
に、平鋼をそのまま用いることができる。またローラセ
ットプレートを補強部材として用いていないので両端の
それらを連結する必要もない。
【0011】一方、開き防止用横リブは、アイドラサポ
ートの外側フレームとなる左右たて板の下部と、前記ジ
ョイントプレートの他方面とに接合されるので、アイド
ラサポート外側フレームの端部から端部まで一杯に横リ
ブが連絡する。特にジョイントプレート当接側では3点
支持(ジョイントプレート、左右たて板)となって、よ
り強固な補強となる。このため、幅方向負荷に対する補
強の度合いは図6に示す構造と同様となり、その信頼性
が向上する。また横リブの接合箇所は、外側フレームの
端部かつ下部なのでその接合作業は良好となる。
【0012】なお、開き防止用横リブを、アイドラサポ
ートの内側に位置する補強用縦リブ(例えば図1に示す
15)下部にも接合させれば幅方向負荷に対する強度がさ
らに向上することになる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態例を図1及び
図2に基づき説明する。図1は図3に示すような油圧シ
ョベルの走行部3におけるアイドラサポート1の構造例
であるが、このような建設機械のみにその適用が限定さ
れるものではない。図1(a)はアイドラサポート1の部
分切欠側面図、同図(b)は正面図、図2は開き防止用横
リブ2の平面図である。図中、11はジョイントプレー
ト、12はローラセットプレート、13は上板、14はたて
板、15は補強用縦リブを各示す。
【0014】本形態例に用いられる開き防止用横リブ2
は、その幅が、アイドラサポート1の左右たて板間w
と、その長さが、たて板14のそれとそれぞれ同一寸法よ
り形成される。
【0015】そして本形態例では、ジョイントプレート
11の一方面11aに、ローラセットプレート12の端面が接
合されるとともに、ジョイントプレート11の他方面11b
に、アイドラサポート1の外側フレームを構成する上板
13及び左右たて板14の端部がそれぞれ接合される。また
左右たて板14の下部と、前記ジョイントプレート11の他
方面11bとには、開き防止用横リブ2が接合される。該
横リブ2は、補強用縦リブ15にも接合される。また必要
があれば、横リブ2の底面にリンクガイド16を溶接して
もよい。
【0016】以上の実施形態例によれば、ローラセット
プレート12端部がジョイントプレート11の一方面11aに
接合され、アイドラサポートフレーム1側に貫通してい
ない。したがって、ローラセットプレート12の形状を特
に改変する必要がないので、本形態例では平鋼をそのま
ま用いている。またローラセットプレート12を補強部材
として用いておらず、両端のそれらを連結してもいな
い。
【0017】一方、開き防止用横リブ2は、アイドラサ
ポート1の外側フレームとなる左右たて板14の下部と、
前記ジョイントプレート11の他方面11bとに接合される
ので、アイドラサポート1外側フレームの端部から端部
(ジョイントプレート11及び左右たて板14間)まで一杯
に横リブ2が連絡することになる。しかも、アイドラサ
ポート1の内側に位置する補強用縦リブ15下部にも接合
させていることから、アイドラサポート1の幅方向負荷
に対する強度がより向上するものとなっている。また、
横リブ2はたて板14と縦リブ15との下部に接合されて、
言わばアイドラサポート1の底板を兼ねる構造となって
おり、横リブ2の接合はいずれの部材のでもその下部で
行えば良いので、その接合作業が煩雑となることはな
い。なお、横リブ2に関し、前記縦リブ15との接合をし
ない構造とすれば、接合箇所は外側フレームの端部のみ
となるので接合作業がより容易化することは言うまでも
ない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る構造
によれば、ローラセットプレート端部がジョイントプレ
ートの一方面に接合され、アイドラサポートフレーム側
に貫通していない。したがって、ローラセットプレート
として、図5及び図7に示す構造のように、平鋼をその
まま用いることができる。またローラセットプレートを
補強部材として用いていないので両端のそれらを連結す
る必要もない。このため、図6に示す従来構造と比較し
て製造工程が簡素化するとともにそのコストも安価で済
むものとなる。
【0019】一方、開き防止用横リブは、アイドラサポ
ートの外側フレームとなる左右たて板の下部と、前記ジ
ョイントプレートの他方面とに接合されるので、アイド
ラサポート外側フレームの端部から端部まで一杯に横リ
ブが連絡する。このため、幅方向負荷に対する補強の度
合いは図6に示す構造と同様となり、その信頼性が向上
する。また横リブの接合箇所は、外側フレームの端部か
つ下部なのでその接合作業は図7に示す構造に比較して
良好となる。
【0020】すなわち本発明では、従来の二つの構造の
開き防止の構造に関する利点を活かしつつ、その問題点
を解決できるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)は部分切欠側
面図、(b)は正面図である。
【図2】図1に示される横リブの平面図である。
【図3】クローラ式建設機械の一般的例である油圧ショ
ベルの概略図である。
【図4】図3の油圧ショベルの走行部の構造を示す概略
図である。
【図5】従来構造のトラックフレームの一例を示し、
(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図6】従来構造のトラックフレームの他の例を示し、
(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。
【図7】図5に示すアイドラサポートの拡大図であり、
(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。
【符号の説明】
1 アイドラサポート 2 開き防止用横リブ 3 走行部 4 上部旋回体 5 カーボディ 6 クローラ 7 トラックフレーム 8 トラックフレーム本体 9 モータサポート 11 ジョイントプレート 12 ローラセットプレート 13 上板 14 たて板 15 縦リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイドラサポートのジョイントプレート
    の一方面に、ローラセットプレート端部を接合させ、他
    方面に、アイドラサポートの外側フレームとなる上板及
    び左右たて板の端部を接合させ、さらに、前記左右たて
    板の下部と、前記ジョイントプレートの他方面とに開き
    防止用横リブを接合させたことを特徴とするアイドラサ
    ポートフレームの開き防止構造。
JP2304996A 1996-01-17 1996-01-17 アイドラサポートフレームの開き防止構造 Withdrawn JPH09195314A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2304996A JPH09195314A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 アイドラサポートフレームの開き防止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2304996A JPH09195314A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 アイドラサポートフレームの開き防止構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09195314A true JPH09195314A (ja) 1997-07-29

Family

ID=12099603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2304996A Withdrawn JPH09195314A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 アイドラサポートフレームの開き防止構造

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JP (1) JPH09195314A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010215168A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Hitachi Constr Mach Co Ltd クローラ式車両の遊動輪支持構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010215168A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Hitachi Constr Mach Co Ltd クローラ式車両の遊動輪支持構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401