JPS634693Y2 - - Google Patents

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JPS634693Y2
JPS634693Y2 JP1982072626U JP7262682U JPS634693Y2 JP S634693 Y2 JPS634693 Y2 JP S634693Y2 JP 1982072626 U JP1982072626 U JP 1982072626U JP 7262682 U JP7262682 U JP 7262682U JP S634693 Y2 JPS634693 Y2 JP S634693Y2
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JP
Japan
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crawler
frame
drive case
lower frame
crawler frame
Prior art date
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JP1982072626U
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JPS58173582U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は建設機械や土木運搬機械等に用いられ
るクローラー式走行装置のうち、油圧モーターに
より走行する油圧駆動式クローラー走行装置に関
するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、クローラー式走行装置において、ク
ローラーの内部に油圧モーターを配置した技術は
公知とされているのである。
例えば実開昭54−127317号公報や実開昭54−
83733号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 小形の建設機械の普及に伴つてクローラー装置
内に油圧モーターを内装させて、土砂や、障害物
に押されて油圧モーターが破壊することのないよ
うにしたものが多くなつたのである。
しかし、油圧モーターをクローラー内に配置す
る為には、従来駆動ケースとクローラーフレーム
を固着させていた部分に油圧モーターが位置する
ことになり、駆動ケースとクローラーフレームと
の接合部の密着面積が狭くなつてきたのである。
これにより駆動ケースとクローラーフレームの
固着部の強度が弱くなり、クローラーの異常緊張
や不整地の走行により、駆動ケースとクローラー
フレームの結合部が折れ曲がるという不具合いが
生じていたのである。
本考案はこれらの不具合いを解消する為に駆動
ケースを、クローラーフレームと下部フレームの
前端部とにて構成する直角交差部に溶接固定した
ものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
左右に配置し水平回動軸受装置13を支持する
下部フレーム4の両端を、前後に配置した左右の
クローラーフレーム8L・8Rの内側面に固設し
た連結部において、クローラーフレーム8を下部
フレーム4の前端面4aより更に前方へ突出し、
クローラーフレーム8の先端突出部内側と下部フ
レーム4の前端面4aにて構成する直角交差部に
駆動ケース16を溶接し、該駆動ケース16と併
置したクローラーフレーム8の先端上部に油圧モ
ーター12を配置し、クローラーフレーム8の前
方に駆動ケース16より突出して駆動スプロケツ
ト6を配置したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は建設土木機械のうち、バツクホー装置
の側面図、第2図は同じく前面図、第3図は本考
案のクローラー式走行装置の拡大側面図、第4図
は下部フレーム4、クローラーフレーム8、駆動
ケース16の結合状態を示す側面図、第5図、第
6図はクローラーフレーム8、下部フレーム4、
駆動ケース16の結合部を示す平面図、第7図は
第6図のE−E断面矢視図、第8図は駆動ケース
16の側面図、第9図は同じく平面図、第10図
はクローラーフレーム8と駆動ケース16の溶接
位置を示す図面、第11図、第12図は溶接状態
を示す図面である。
第1図、第2図において、バツクホー装置はシ
ヨベルと屈折ビーム装置1にて土砂の掘削を行な
い、下部フレーム4上の水平回転軸受13にて回
転し、シヨベル内の土砂をトラツク等の上に運搬
し排出する。
2は運転室、3はエンジン室である。
これらの装置を水平回動軸受装置13を介して
下部フレーム4で支持しており、該下部フレーム
4は左右のクローラーフレーム8L・8R上に渡
架されて溶接固定されている。
第3図、第4図に示す如く、水平回転軸受装置
13内にスイベルジヨイント装置11が設けられ
ており、該スイベルジヨイント装置11を介して
油圧ポンプ、油圧方向制御弁からの圧油が油圧モ
ーター12へ送られてくる。クローラーフレーム
8の後部にはテンシヨン軸装置15を介してアイ
ドラー7が軸支されており、クローラー5は常に
緊張状態に付勢されている。
又、クローラーフレーム8は下方が開放された
「コ」の字形に構成されており、この内部に下部
ローラー9a・9b・9c・9dが軸架支持され
ている。下部ローラー9の下部が突出しており、
クローラー5の内面上を転動する。又、クローラ
ーフレーム8の上方へ上部ローラー21の支持装
置20も固設されている。
従来のクローラー装置では、油圧モーターがク
ローラー内に内装されておらず、左右クローラー
の内側に突出されているのである。
即ち、駆動ケース16の内側において、クロー
ラーフレーム8が駆動スプロケツト6の直近まで
突設されているので、密着面積は広くボルト締め
等でも固着できるのである。
しかし、油圧モーター12をクローラー装置の
内側に入れると、クローラーフレーム8の前端は
欠削して油圧モーター室を構成しなければならず
残つた下部のクローラーフレーム8部に駆動ケー
ス16を固定しなければならず締結力が弱くなる
のである。
これを補なう為に駆動ケース16の後部を延出
し、下部フレーム4とクローラーフレーム8の直
角交叉部に当てて、押圧力を下部フレーム4の前
端板4aで受けさせ、かつ折れ曲がりを防ぐ為に
下部フレーム4の前端板4aとの接当部の周囲を
溶接固定している。
クローラーフレーム8の前部は上面を欠除し
て、前面円弧カバー19と上面カバー17により
囲んだ油圧モーター室とし、ここに油圧モーター
を配置し駆動ケース16が溶接固定されると、外
側面が油圧モーター室内に面しているので、この
部分に固着している。油圧モーター室の外側に
は、カバー体18を当てて土砂や障害物の侵入を
防いでいる。
駆動ケース16は第8図、第9図に示されてい
る如く油圧モーター12の取付座16aと、油圧
モーター12へ送油するパイプの通路16bが開
口されている。
更に駆動ケース16の後部は延長されて下部フ
レーム4の前端板4aに接当する支持接当部16
cを設け、この支持接当部の周囲3面を第7図に
示す如く溶接固定している。
又、駆動ケース16の下部外面には溶接座16
eを設けて平面切削しており、この面にクローラ
ーフレーム8の下部残存面が接当され、下方から
A部を、上方からB部の溶接をされている。駆動
ケース16は鋳物で構成されているので、溶接座
16eを設けない場合には、第11図の如く凹凸
の鋳肌とクローラーフレーム8とを接当させて溶
接しなければならず、接合が不完全で強度的にも
弱いので、本考案は溶接座16eを構成し、クロ
ーラーフレーム8との密着性を高めて溶接強度を
向上させている。
同じく支持接当部16cの下部フレーム前端板
4aとの接当面も機械加工し、両溶接座の直角度
を完全にしてから溶接固定している。
16bは前面円弧カバー19への接当リブであ
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
即ち、従来の技術においては、下部フレームと
クローラーフレームの連結部で、クローラーフレ
ームの前端を終了して、クローラーフレームの前
端面に駆動ケースをボルトにて固設していたの
で、該駆動ケースに対して左右方向からの曲げ力
に対して強度が低く、ボルトが剪断するという不
具合いがあつたのである。
これに対して本考案においては、下部フレーム
4とクローラーフレーム8の連結部において、下
部フレーム4の前端面4aよりも更にクローラー
フレーム8の突出先端部を残して、該クローラー
フレーム8と下部フレーム4の直角交差部を構成
し、該直角交差部に接当して駆動ケース16を固
定したので、駆動ケース16の左右への曲げに対
しても、クローラーフレーム8の突出部がこれを
支持しているので、強度の弱化を来すことが無い
のである。
故に、油圧モーターをクローラー内に内装した
にもかかわらず、駆動ケース16を前後方向の押
圧力に対しても、折れ曲がり方向の力に対しても
強度的に十分なものとすることができ、耐久性の
高いクローラー式走行装置とすることができたも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は建設土木機械のうち、バツクホー装置
の側面図、第2図は同じく前面図、第3図は本件
考案のクローラー式走行装置の拡大側面図、第4
図は下部フレーム4、クローラーフレーム8、駆
動ケース16の結合状態を示す側面図、第5図、
第6図はクローラーフレーム8、下部フレーム
4、駆動ケース16の結合部を示す平面図、第7
図は第6図のE−E断面矢視図、第8図は駆動ケ
ース16の側面図、第9図は同じく平面図、第1
0図はクローラーフレーム8と駆動ケース16の
溶接位置を示す図面、第11図、第12図は溶接
状態を示す図面である。 4……下部フレーム、4a……下部フレーム前
端板、5……クローラー、8……クローラーフレ
ーム、12……油圧モーター、16……駆動ケー
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に配置し水平回動軸受装置13を支持する
    下部フレーム4の両端を、前後に配置した左右の
    クローラーフレーム8L・8Rの内側面に固設し
    た連結部において、クローラーフレーム8を下部
    フレーム4の前端面4aより更に前方へ突出し、
    クローラーフレーム8の先端突出部内側と下部フ
    レーム4の前端面4aにて構成する直角交差部に
    駆動ケース16を溶接し、該駆動ケース16と併
    置したクローラーフレーム8の先端上部に油圧モ
    ーター12を配置し、クローラーフレーム8の前
    方に駆動ケース16より突出して駆動スプロケツ
    ト6を配置したことを特徴とするクローラー式走
    行装置。
JP7262682U 1982-05-17 1982-05-17 クロ−ラ−式走行装置 Granted JPS58173582U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7262682U JPS58173582U (ja) 1982-05-17 1982-05-17 クロ−ラ−式走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7262682U JPS58173582U (ja) 1982-05-17 1982-05-17 クロ−ラ−式走行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58173582U JPS58173582U (ja) 1983-11-19
JPS634693Y2 true JPS634693Y2 (ja) 1988-02-06

Family

ID=30082185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7262682U Granted JPS58173582U (ja) 1982-05-17 1982-05-17 クロ−ラ−式走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58173582U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5483733U (ja) * 1977-11-25 1979-06-13
JPS54127317U (ja) * 1978-02-27 1979-09-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58173582U (ja) 1983-11-19

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