JP2004060210A - 建設機械の配管装置及び構造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】保護カバーを必要とせずに配管の破損を防止できる建設機械の配管装置を提供する。
【解決手段】走行自在な走行体1を、センターフレーム1aとその両側に固定されたサイドフレーム1bとから構成し、センターフレーム1aとサイドフレーム1bとの連結部の対向する面に開口部1f,1gを設け、センターフレーム1a内から開口部1f,1g内を経てサイドフレーム1b内に配管13を配設したことから、センターフレーム1aやサイドフレーム1bの外側に配管13が露出することがないため、建設機械の走行中や作業中に岩石等の障害物により配管13が破損されるのを確実に防止することができる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はセンターフレームとサイドフレームとからなる走行体を有する建設機械の配管装置及び構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来油圧ショベルのような建設機械は、作業現場が変る毎にトラック等の輸送車両を使用して次の現場へ輸送する作業を行うが、比較的大型の建設機械の場合車幅が輸送限界を超えるため、そのままの状態では輸送車両による輸送が困難である。
このため従来の比較的大型の油圧ショベルでは、作業時と輸送時で車幅が変更できるように、サイドフレームを車幅方向に間隔調整できる構造のものが実用化されている。
【0003】
このような油圧ショベルでは、次のような問題がある。
すなわち油圧ショベルでは、前述したように旋回体に設置した油圧ポンプより吐出された圧油を、油圧配管により走行体へ導き、走行体に設けられた走行モータへ供給しており、車幅が変更できるようにした油圧ショベルでは、走行体のセンターフレームとサイドフレームの間の配管に、センターフレームに対してサイドフレームの間隔調整を妨げないように可撓性を有する配管が使用されているが、この配管は、センターフレームよりサイドフレームへ配管される区間が外部に露出されているため、例えば特開平8−270011号(特許第3031198号)公報で、図8に示すようにセンターフレームaとサイドフレームbの間に配管された配管cの露出部分を保護カバーdで覆うことにより、配管cが障害物により破損されるのを防止したクローラ式車両用配管が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記公報のように、外部に露出する配管c部分を保護カバーdで覆ったものでは、センターフレームaとサイドフレームbの連結部分に保護カバーdが大きく突出するため、走行中や作業中に岩石等の障害物が保護カバーdに接触して保護カバーdや、保護カバーdで覆われた配管cが破損することがあり、配管cを確実に保護できない等の問題がある。
またサイドフレームbの間隔調整を妨げないように保護カバーdを設計する必要があるため保護カバーdの形状が複雑となり、その結果保護カバーdの設計や製作に多くの工数を必要として、建設機械のコストを上げる原因となる等の問題もある。
【0005】
本発明はかかる従来の問題を改善するためになされたもので、保護カバーを必要とせずに配管の破損を防止できる建設機械の配管装置及び構造物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の建設機械の配管装置は、走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に固定されたサイドフレームとから構成し、センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に開口部を設け、センターフレーム内から開口部内を経て前イドフレーム内に配管を配設したものである。
【0007】
前記構成により、センターフレームやサイドフレームの外側に配管が露出することがないため、建設機械の走行中や作業中に、配管に岩石等の障害物が接触して配管が破損される等の事故を確実に防止することができると共に、配管を保護する保護カバーを設ける必要がないため、障害物により保護カバーが変形されたり、破損されることがない上、保護カバーを設計したり、製作する工数が不要となるため、建設機械のコスト削減が図れるようになる。
【0008】
前記目的を達成するため本発明の建設機械の配管装置は、走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に車幅方向に間隔調整自在に設けられたサイドフレームとから構成し、センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に、サイドフレームの拡開位置及び縮小位置の何れの位置においても互いに連通する開口部をそれぞれ設け、センターフレーム内から開口部内を経てサイドフレーム内に配管を配設したものである。
【0009】
前記構成により、センターフレームやサイドフレームの外側に配管が露出することがないため、建設機械の走行中や作業中に、配管に岩石等の障害物が接触して配管が破損される等の事故を確実に防止することができる。
また配管を保護する保護カバーを設ける必要がないため、障害物により保護カバーが変形されたり、破損されることがないと共に、保護カバーを設計したり、製作する工数が不要となるため、建設機械のコスト削減が図れるようになる。
【0010】
前記目的を達成するため本発明の建設機械の配管装置は、センターフレーム及びサイドフレームの少なくとも一方の開口部の周縁部を面取りしたものである。
【0011】
前記構成により、建設機械の走行中や作業中に配管が脈動したり、サイドフレームを拡縮する際、配管が開口部の周縁部に接触しても、配管が損傷を受けることがない。
【0012】
前記目的を達成するため本発明の構造物は、走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に固定されたサイドフレームとから構成し、センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に開口部を設けたものである。
【0013】
前記構成により、走行体を構成する構造物を容易かつ安価に製作することができる。
【0014】
前記目的を達成するため本発明の構造物は、走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に車幅方向に間隔調整自在に設けられたサイドフレームとから構成し、センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に、サイドフレームの拡開位置及び縮小位置の何れの位置においても互いに連通するように、開口部をそれぞれ設けたものである。
【0015】
前記構成により、サイドフレームを間隔調整した場合でも開口部が塞がれることがないと共に、走行体を構成する構造物を容易かつ安価に製作することができる。
【0016】
前記目的を達成するため本発明の構造物は、センターフレーム及びサイドフレームの少なくとも一方の開口部の周縁部を面取りしたものである。
前記構成により、走行体の走行中や作業中に配管が脈動したり、サイドフレームを拡縮する際、配管が開口部の周縁部に接触しても、配管が損傷を受けることがない。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明を油圧ショベルに実施した実施の形態について、図面を参照して詳述する。
図1は油圧ショベルの全体的な斜視図、図2は走行体の側面図、図3は図2のA方向からの矢視図、図4は図3のB−B線に沿う断面図、図5は図3のC−C線に沿う断面図、図6はサイドフレームの間隔を縮小した状態の平面図、図7は図6のD−D線に沿う断面図である。
図1に示す油圧ショベルは、自走自在な走行体1と、走行体1上に旋回自在に設置された旋回体2と、旋回体2の前部に設けられた作業機3及び運転室4と、旋回体2の後部に設置されたエンジン室5及びカウンタウエイト6等により構成されている。
【0018】
作業機3は、旋回体2の前部中央に装着されていて、ブームシリンダ3aにより起伏自在なブーム3bと、ブーム3bの先端に枢着されて、アーム3cにより前後方向に回動自在なアーム3dと、アーム3dの先端に枢着されて、バケットシリンダ3eにより回動自在なバケット3fとから構成されている。
運転室4は作業機3の側方に設置されていて、内部に作業機3の作業動作や、旋回体2の旋回動作、走行体1の走行動作を制御する操作レバー群及び運転席(何れも図示せず)等が設けられている。
エンジン室5内には図示しない動力用のエンジンと、エンジンにより駆動される油圧ポンプが設置されていて、油圧ポンプより吐出されて圧油は、作業機3の各シリンダ3a,3c,3eや、旋回体2を旋回する旋回モータ(図示せず)、走行体1に設けられた油圧モータよりなる走行モータ7へ油圧配管(図示せず)を介して供給されるようになっている。
【0019】
一方走行体1は、旋回体2を上方より旋回自在に支承するセンターフレーム1aと、センターフレーム1aの両側に設置された一対のサイドフレーム1bより構成されている。
サイドフレーム1bの前部には、図示しない付勢手段により前方へ付勢されたアイドラ8が、そして後部に前記油圧モータ7と、この油圧モータ7により回転駆動されるスプロケット9が設けられており、スプロケット9とアイドラ8の間には無端状の履帯10が捲装されていて、スプロケット9により履帯10を駆動することにより、走行体1が自走できるようになっている。
【0020】
また作業時と輸送時で車幅が変更できるように、センターフレーム1aとサイドフレーム1bの間に間隔調整手段12が設けられている。
センターフレーム1aは、両側の前後に脚部1cが突設されていて、これら脚部1cの下側にサイドフレーム1bの上面が連結された構造となっているが、脚部1cとサイドフレーム1bの間に設けられた間隔調整手段12は、脚部1cの下部に設けられた下面板1dの前後方向の内側縁に凹状のガイド面12aが切り欠き形成されており、これらガイド面12aに、図4に示すように筒状に形成され、かつ下面板1dの板厚tより長さLがやや長い一対のスペーサ12bの外周面が当接されている。
【0021】
各スペーサ12bの上面には、長円状に形成された座板12cが当接されていて、座板12cの両端部に穿設されたボルト孔12dより各スペーサ12b内に挿入したセットボルト12eの先端をサイドフレーム1bの上面に螺挿することにより、各スペーサ12bの外周面をガイドにして各サイドフレーム1bが車幅方向に移動調整できるようになっている。
図3は作業位置までサイドフレーム1bを外側へ移動した状態を示すもので、作業時にはこの位置まで各サイドフレーム1bを外側へ拡開した後、図4に示すようにセンターフレーム1aの脚部1cを構成する下面板1dと、サイドフレーム1bの上面板1e間を固定ボルト12fにより連結固定するようになっており、図6は輸送位置までサイドフレーム1bを縮小した状態を示している。
【0022】
一方旋回体2と走行体1の間には、サイドフレーム1bの間隔調整に支障をきたさないよう可撓性を有する高圧ホースのような配管13が配設されている。
旋回体2側より走行体1側へ供給される圧油には、走行モータ7を駆動するための動力用の圧油の他に、変速機能を有する走行モータ7の場合は、走行モータ7の変速手段(図示せず)を切り替えるためのパイロット圧油とがあり、それぞれの配管13により次のように配設されている。
すなわちセンターフレーム1aの脚部1cを形成する下面板1dとサイドフレーム1bの上面板1eには、図3及び図5に示すように角形の開口部1f,1gが開口されている。
【0023】
下面板1d側の開口部1fは、サイドフレーム1bを作業位置及び輸送位置に拡縮しても、常に上面板1e側の開口部1gと連通するよう車幅方向に長い長方形状に形成され、上面板1e側の開口部1gは、サイドフレーム1bの長手方向に長い長方形状に形成されている。
また各開口部1f,1gの開口縁部は、作業中や走行中に配管13が脈動したり、サイドフレーム1bの拡縮中に配管13が開口縁部に接触しても配管13が損傷されないように、図5に示すように面取り1hがなされているが、開口縁部を面取りせずに開口縁部を樹脂等により被覆して、配管13が開口縁部に接触しても配管13が損傷されないようにしてもよい。
そして旋回体2側からの配管13は、センターフレーム1a内より下面板1d側に開口された開口部1f及び上面板1eに開口された開口部1g内を通ってサイドフレーム1b内へ導入され、さらにサイドフレーム1b内を経て走行モータ7に配設されている。
【0024】
次に前記構成された配管構造の作用を説明する。
現場での作業時には、油圧ショベルの車幅を広くして作業時の安定化を図るために、サイドフレーム1bを図3に示す位置まで拡開してボルト12fによりセンターフレーム1aの脚部1dとサイドフレーム1bの間を固定し、作業中にサイドフレーム1bの位置が移動しないようにするが、このとき旋回体2側からの圧油は、センターフレーム1aの脚部1dに開口された開口部1fよりサイドフレーム1bの上面板1eに開口された開口部1gを通って走行モータ7に配設された配管13により走行モータ7へ供給されるため、配管13は、センターフレーム1aやサイドフレーム1bの外部に露出することが全くない。
これによって油圧ショベルの作業中や走行中に配管13が岩石等の障害物に接触することがないため、障害物により配管13が破損されるのを確実に防止することができると共に、配管13を覆うための保護カバーを設ける必要がないので、保護カバーが障害物に接触して変形されたり、破損される虞もない。
【0025】
一方作業現場を移動する等の理由で油圧ショベルをトラック等の輸送車両で輸送する場合は、センターフレーム1aとサイドフレーム1bを固定しているボルト12fを取り外したら、間隔調整手段12のスリーブ12bに下面板1dのガイド面12aをガイドさせながら、サイドフレーム1bを図6に示す輸送位置まで縮小し、再びボルト12fによりセンターフレーム1aの脚部1cにサイドフレーム1bを固定するが、このとき図6及び図7に示すように下面板1dの開口部1fの内側端に上面板1eの開口部1gが重なった状態となるため、これら開口部1f,1gに挿通された配管13がサイドフレーム1bの上面板1eと干渉することがない。
これによってセンターフレーム1a側よりサイドフレーム1b側に配設された配管13は、サイドフレーム1bを移動しても何等影響を受けることがないと共に、この状態で油圧ショベルを輸送することにより、輸送制限を受けることなく油圧ショベルを安全に輸送することができるようになる。
【0026】
なお前記実施の形態では、サイドフレーム1bの拡開位置及び縮小位置の何れの位置においても互いに連通する開口部1f、1gを下面板1d及び上面板1eにそれぞれ設けたが、拡開位置及び縮小位置の何れの位置においても互いに連通する長孔を下面板1d及び上面板1eにそれぞれ設けてもよく、またセンターフレーム1a側よりサイドフレーム1b内を経て走行モータ7までの間を可撓性を有する配管13を配設したが、センターフレーム1a内及びサイドフレーム1b内は鋼管を配設し、サイドフレーム1bの拡縮に支障をきたすセンターフレーム1aとサイドフレーム1bの連結部間のみに可撓性を有する配管13を配設してもよい。
【0027】
また前記実施の形態では、車幅を調整できるようにした油圧ショベルに実施した例について説明したが、車幅が調整できない中型以下の油圧ショベルにも実施できると共に、油圧ショベルのみならず建設機械全般に適用できるものである。さらに本発明は、センターフレーム1aとサイドフレーム1bとの組み合わせ構造物に限定されるものではなく、センターフレーム1a及びサイドフレーム1bそのものの構造物にも適用できると共に、前記実施の形態ではセンターフレーム1a及びサイドフレーム1bを複数の板材を溶接して形成した箱型構造物により構成したが、センターフレーム1a及びサイドフレーム1bを中実体よりなる構造物により形成してもよく、この場合中実体よりなる構造物内に通路を形成して、この通路内に配管13を配設すればよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明は以上詳述したように、走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に固定されたサイドフレームとから構成し、センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に開口部を設け、センターフレーム内から開口部内を経て前イドフレーム内に配管を配設したことから、センターフレームやサイドフレームの外側に配管が露出することがないため、建設機械の走行中や作業中に、配管に岩石等の障害物が接触して配管が破損される等の事故を確実に防止することができると共に、配管を保護する保護カバーを設ける必要がないため、障害物により保護カバーが変形されたり、破損されることがない上、保護カバーを設計したり、製作する工数が不要となるため、建設機械のコスト削減が図れるようになる。
【0029】
また走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に車幅方向に間隔調整自在に設けられたサイドフレームとから構成し、センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に、サイドフレームの拡開位置及び縮小位置の何れの位置においても互いに連通する開口部をそれぞれ設け、センターフレーム内から開口部内を経てサイドフレーム内に配管を配設したことから、センターフレームやサイドフレームの外側に配管が露出することがないため、建設機械の走行中や作業中に、配管に岩石等の障害物が接触して配管が破損される等の事故を確実に防止することができると共に、配管を保護する保護カバーを設ける必要がないため、障害物により保護カバーが変形されたり、破損されることがない上、保護カバーを設計したり、製作する工数が不要となるため、建設機械のコスト削減が図れるようになる。
【0030】
さらにセンターフレーム及びサイドフレームの少なくとも一方の開口部の周縁部を面取りしたことから、建設機械の走行中や作業中に配管が脈動したり、サイドフレームを拡縮する際、配管が開口部の周縁部に接触しても、配管が損傷を受けることがない。
【0031】
また走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に固定されたサイドフレームとから構成し、センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に開口部を設けたことから、走行体を構成する構造物を容易かつ安価に製作することができると共に、走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に車幅方向に間隔調整自在に設けられたサイドフレームとから構成し、センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に、サイドフレームの拡開位置及び縮小位置の何れの位置においても互いに連通するように、開口部をそれぞれ設けたことから、サイドフレームを間隔調整した場合でも開口部が塞がれることがないと共に、走行体を構成する構造物を容易かつ安価に製作することができる。
【0032】
さらにセンターフレーム及びサイドフレームの少なくとも一方の開口部の周縁部を面取りしたことから、走行体の走行中や作業中に配管が脈動したり、サイドフレームを拡縮する際、配管が開口部の周縁部に接触しても、配管が損傷を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の実施の形態になる建設機械の配管構造を採用した油圧ショベルの斜視
図である。
【図2】
本発明の実施の形態になる建設機械の配管構造を採用した油圧ショベルの走行
体を示す側面図である。
【図3】
図2のA方向からの矢視図である。
【図4】
図3のB−B線に沿う断面図である。
【図5】
図3のC−C線に沿う断面図である。
【図6】
本発明の実施の形態になる建設機械の配管構造を採用した油圧ショベルのサイ
ドフレームを縮小した状態の平面図である。
【図7】
図6のD−D線に沿う断面図である。
【図8】
従来のクローラ式車両用配管を示す平面図である。
【符号の説明】
1 走行体
1a センターフレーム
1b サイドフレーム
1f 開口部
1g 開口部
1h 面取り
12 間隔調整手段
13 配管

Claims (6)

  1. 走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に固定されたサイドフレームとから構成し、前記センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に開口部を設け、前記センターフレーム内から、前記開口部内を経て前記サイドフレーム内に配管を配設したことを特徴とする建設機械の配管装置。
  2. 走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に車幅方向に間隔調整自在に設けられたサイドフレームとから構成し、前記センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に、前記サイドフレームの拡開位置及び縮小位置の何れの位置においても互いに連通する開口部をそれぞれ設け、前記センターフレーム内から前記開口部内を経て前記サイドフレーム内に配管を配設したことを特徴とする建設機械の配管装置。
  3. 前記センターフレーム及びサイドフレームの少なくとも一方の開口部の周縁部を面取りしてなる請求項1または2に記載の建設機械の配管装置。
  4. 走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に固定されたサイドフレームとから構成し、前記センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に開口部を設けたことを特徴とする構造物。
  5. 走行自在な走行体を、センターフレームとその両側に車幅方向に間隔調整自在に設けられたサイドフレームとから構成し、前記センターフレームとサイドフレームとの連結部の対向する面に、前記サイドフレームの拡開位置及び縮小位置の何れの位置においても互いに連通するように、開口部をそれぞれ設けたことを特徴とする構造物。
  6. 前記センターフレーム及びサイドフレームの少なくとも一方の開口部の周縁部を面取りしてなる請求項4または5に記載の構造物。
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