JPH09193571A - 再剥離性感圧接着シート - Google Patents

再剥離性感圧接着シート

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JPH09193571A
JPH09193571A JP2163096A JP2163096A JPH09193571A JP H09193571 A JPH09193571 A JP H09193571A JP 2163096 A JP2163096 A JP 2163096A JP 2163096 A JP2163096 A JP 2163096A JP H09193571 A JPH09193571 A JP H09193571A
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pressure
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雄二 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレヒータ板を備えた熱定着式のノンインパ
クトプリンタにおいて、安定なシート走行ができる搬送
性を確保する。 【解決手段】 仮接着時に対面する少なくとも一方の面
には、接着前及び剥離後は通常の状態では接着せず、少
なくとも圧力により接着する透明な再剥離型粘着層が、
基材の情報が形成された仮接着予定面に少なくとも塗布
形成された再剥離性感圧接着シートで、シート表面、特
に再剥離型粘着層の表面についてJISP−8147で
規定される動摩擦係数μK と、シートのJIS P−8
117で規定される透気度x〔秒/100cc〕を、
0.2≦μK ≦0.8、且つx≧20、且つμK ≦−
0.5×log(x)+1.6を満足する範囲の値とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親展葉書、ダイレ
クトメール、通知書、パンフレット、クジ等に使用さ
れ、一時的に仮接着した接合面を剥離すると内部に記載
された情報を視認できる再剥離性感圧接着シートに関す
る。特に、プレヒータ板を有する熱定着式のノンインパ
クトプリンタ(以下NIP)における搬送性に優れた再
剥離性感圧接着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、剥がして開くと内部の情報を見る
ことができる親展葉書やダイレクトメール等が、セキュ
リティ性や情報記載量の点から普及している。例えば、
その一つに、情報記載前に、対面する仮接着予定面に再
剥離型粘着層を予め形成しておき、該粘着層の上に文字
等をノンインパクトプリンタ(NIP)等で印字後に折
り込んで葉書とする再剥離性感圧接着シートである。こ
の様なシートに形成される再剥離型粘着層は、一般に天
然ゴムラテックス等の再剥離不能な通常の感圧性接着
剤、即ち非剥離性感圧粘着剤に、シリカ、澱粉等の充填
剤を添加した接着剤を塗布形成したものであり、塗工形
成タイプの再剥離性感圧接着シートといえる。
【0003】ところで、前記NIP装置による再剥離型
粘着層上への印字手段としては、印字が綺麗でしかも高
速印字ができることから、トナーを用いた電子写真方式
が普及しており、再剥離型粘着層の表面に付着させたト
ナーは熱により定着させている。しかし、トナーを熱定
着するにはかなりの高温度を要し、連続帳票形態の再剥
離性感圧接着シートを高速印字処理するには、熱定着ロ
ールでは線接触に近く短時間の接触となるため、トナー
が溶融して定着するに十分な温度まで加熱することがで
きない。そこで、図4のNIP装置の概念図に示す如
く、実際には、熱定着ロールにシートが供給される前段
階で、プレヒータ板にシートを接触させてシートを予備
加熱することで高速処理を可能としている。すなわち、
図4のNIP装置100において、再剥離性感圧接着シ
ート10はシート供給部110からジグザク折りの連続
帳票となって供給され、印字部の印字ドラム120より
(未定着の)トナーが転写印字される。その後、シート
はテンション調整用のバッファプレート130を通過し
て、予備加熱部のプレヒータ板140にシート裏面が接
触する様にして走行し予備加熱され、熱定着ロール15
0で最終的な熱定着が行われる。そしてシート排出部1
60に積層される。ところで、上記プレヒータ板は、熱
定着ロールがシートを表裏から挟んで加熱するのに対し
て、トナーが付着したシートの裏面からシートに接触し
て加熱する。また、プレヒータ板はシート流れ方向にや
や凸状に湾曲した形状とし、これに走行するシートに与
えるテンションの力を利用して、プレヒータ板にシート
が沿って浮かずに接触するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シートの搬
送は、印字部ではピン送りにより常に一定量のシートを
搬送しているのに対して、その後は熱定着ロール150
によるニップ送りで、前記ピン送り量に等しいバランス
した量を引き込む様にしている。このため、プレヒータ
板に対するシートの接触が何らかの原因で強すぎると、
シートの走行抵抗が大きくなりニップ送り量が減少す
る。すると、印字部と熱定着部間でシートがあまり気味
となり、その度合いが多くなるとバッファプレートによ
るテンションコントロールの限界を越えるというバッフ
ァアッパーエラーを発生し易い。特に、再剥離性感圧接
着シートの再剥離型粘着層の表面凹凸が少ないもので
は、傾向が顕著である。
【0005】例えば、再剥離型粘着層の表面のザラツキ
を抑え、NIPによる印字、或いはオフセット印刷によ
る印刷画像等について、光沢感を与え高品質な情報記載
面を提供できる再剥離性感圧接着シートである場合は、
再剥離型粘着層の表面凹凸が少ないが故に、特に再剥離
型粘着層が形成された仮接着予定面側をプレヒータ板側
にして走行させるときは、NIPに対する適切な走行適
性設計に注意を要する。なお、本発明者は、このような
再剥離性感圧接着シートとして、オフセット印刷等によ
って印刷形成する情報を再剥離型粘着層上とはせずに基
材と再剥離型粘着層との間とし、さらに、再剥離型粘着
層の材料にNBR系等の粘着主剤とポリスチレン粒子等
の充填剤を使用したものが材料的には優れていることを
既に見いだしている。しかし、例えば上記NBR系の粘
着主剤等を用いた再剥離型粘着層等の表面凹凸が少ない
再剥離性感圧接着シート等について、如何にすれば的確
且つ優れたNIP走行適正を具備させることができるか
は、知られていない。そこで、本発明の課題は、プレヒ
ータ板を有するNIPにおいて、安定的なシート走行が
得られるプリント環境を実現する再剥離性感圧接着シー
トを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の再剥離性
感圧接着シートは、上記課題を解決するために、該シー
トのプレヒータ板に接触する側となる少なくとも片面、
すなわち、接着前及び剥離後は通常の状態では接着せず
少なくとも圧力により接着する再剥離型粘着層の表面の
動摩擦係数μK と、該シートの透気度xとについて、
0.2≦μK ≦0.8、且つx≧20、且つμK ≦−
0.5×log(x)+1.6を満足する範囲の値とす
ることで、NIPにおける安定的なシート走行を実現す
る搬送性を持たせた。透気度の値を規定する理由は、後
述する様にシートが吸引空気でプレヒータ板に押しつけ
られるからである。或いは、上記動摩擦係数を持つ面は
再剥離型粘着層が片面に形成されている場合は、形成さ
れていない側の基材面でも良い。また、特に上記特定の
動摩擦係数及び透気度を満足する再剥離型粘着層を、ス
チレン−ブタジエンゴムラテックス、アクリロニトリル
−ブタジエンゴムラテックス及びアクリル系樹脂ラテッ
クスの群から選ばれた粘着主剤と、充填剤とを主成分と
することで、再剥離型粘着層の表面のザラツキを抑え
て、NIPによる印字、或いはオフセット印刷による印
刷画像等について、光沢感を与え高品質な情報記載面を
提供できる再剥離性感圧接着シートとした。また、上記
充填剤は、ポリスチレン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子の
何方か一方、又は両方とすると光沢感が良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、一実施例として葉書用紙を
例に図面を参照しながら、本発明の再剥離性感圧接着シ
ートについて詳述する。本発明の再剥離性感圧接着シー
トは、シート表面、なかでもその再剥離型粘着層面の動
摩擦係数、及びシートの透気度を特定のものとする点以
外は、基本的な層構成、形状などは従来公知の再剥離性
感圧接着シートと同一であるが、以下説明する再剥離性
感圧接着シートは、再剥離型粘着層の下にもオフセット
印刷等により情報を形成できるものについて主として説
明する。但し、これに限定されるものではない。
【0008】先ず、図2(a)は、本発明の再剥離性感
圧接着シートの一実施例として二つ折りの葉書用紙10
について連続帳票の一単位についてその親展面を示す平
面図であり、図2(b)は図2(a)の葉書用紙10の
A−A線での要部断面図であり、図3は図2の葉書用紙
10の裏面図であり、図4は図2の葉書用紙10を二つ
折りにして一枚の葉書20としたときの断面図である。
図に示す葉書用紙10は、左右に切り取り用ミシン目7
を介して多数のマージナル孔61が設けられたマージナ
ル部6を有する連続帳票の葉書用紙について一枚の葉書
を形成する一単位を示すものであり、左右のマージナル
部6と、中央の折込線5で区分された同一サイズの第1
シート11及び第2シート12とから成る。第1シート
11及び第2シートの基材1上には、印刷による印刷情
報3が形成され、印刷情報3が形成されたこれら各シー
トの仮接着予定面の表面全面には透明な再剥離型粘着層
2が塗工形成されている。なお、図2(a)及び(b)
では、この本発明の再剥離性感圧接着シートの仮接着予
定面(再剥離型粘着層上)に、さらに前記したNIPに
って情報5を印字した後の状態を示している。また、図
3の如く当実施例の葉書用紙10の裏面は第1シート1
1側が宛先欄である。そして、この葉書用紙を一枚の葉
書としたのが図4であり、第1シート及び第2シートの
再剥離型粘着層同士が仮接着面となる。
【0009】そして、本発明の再剥離性感圧接着シート
は、NIPにおける優れた搬送性を実現するために、図
1に示す如く、特に仮接着前の再剥離型粘着層面の動摩
擦係数と、シートの透気度の両方を特定の領域の値とし
た。図1でx軸は透気度xを示し、y軸は動摩擦係数μ
K を示す。なお、動摩擦係数μK はJIS P−814
7の規定により測定した値である。また、透気度x〔秒
/100cc〕はJIS P−8117の規定により測
定した値である。なお、ここでの動摩擦係数はNIPで
トナー印字前の値であるが、動摩擦係数の対象となる注
目面はトナー付着面に対して裏面となるので影響はな
い。また、シートが静止している状態から動きだすとき
は、動摩擦係数ではなく静摩擦係数が影響するが、静摩
擦係数は動摩擦係数に対して通常0.02程度高めとな
るので、動摩擦係数を規定すれば静摩擦係数も同時に規
定したことなり、こと足りる。
【0010】一般的には、動摩擦係数は小さければ走行
時の接触抵抗が小さく好ましいが、動摩擦係数のみに捕
らわれていたのでは不十分である。なぜならば、NIP
のプレヒータ板は、シートを充分に接触させて熱伝導に
よる加熱を行う為に、表面に吸引孔が多数設けられてお
り、吸引される空気によってもシートをプレヒータ板に
押しつけている。このため、シートの透気性が大きけれ
ばプレヒータ板に押しつけられる力は弱くなり、動摩擦
係数は大きくても良いからである。また、逆に、透気性
が小さければ動摩擦係数が小さくても搬送性が悪い。或
いは、透気度のみ捕らわれて例えば100〔秒/100
cc〕以下とすれば、吸引空気によるシートの押さえつ
けが弱くなり搬送性が良好なるというものでもない。透
気度が100以下でも動摩擦係数が高すぎるとバッファ
アッパーエラーが発生し、また動摩擦係数が低ければ透
気度は100以上でもバッファアッパーエラーは発生し
ないということもある。
【0011】そこで、最適な動摩擦係数及び透気度の組
み合わせの範囲を明確にすべく研究した結果、図1に示
す領域Rに含まれる値とすれば良いことが分かった。先
ず、(イ) 動摩擦係数μK の取り得る範囲は0.2〜0.
8とする。動摩擦係数μK が0.2未満と小さく表面が
粗いものは再剥離性感圧接着シートの基材用紙の製造が
困難となる。また、逆に0.8を越えるとバッファアッ
パーエラーが発生し易く、またパイリングも生じ易い。
一方、(ロ) 透気度は最低でも20〔秒/100cc〕以
上が必要である。20未満では、基材用紙の強度が低下
し過ぎる。さらに、これら動摩擦係数及び透気度の条件
を満足する範囲において、(ハ)動摩擦係数μK と透気度
xとの関係が、下記式1を満たす領域の動摩擦係数μK
及び透気度xとする。 μK ≦−0.5×log(x)+1.6 〔式1〕 以上の、(イ) 、(ロ) 及び(ハ) を同時に満足する領域が、
図1の斜線で示す領域Rであり、この領域R内の動摩擦
係数μK 及び透気度xの組み合わせで、バッファアッパ
ーエラーが発生せず、良好な搬送性が得られる。また、
式1の右辺の1.6の値を1.5とした領域Rとする
と、良好な搬送性をより確実に得られる。なお、図1に
は後述する実施例及び比較例の表面と裏面のデータにつ
いて、走行性が良好なものを○、不良なものを×でプロ
ットで示してある。このように、再剥離型粘着層の表面
の動摩擦係数(及びシートの透気度)を規定することに
より、例えば再剥離性感圧接着シートが二つ折り葉書用
紙で裏面側のみ再剥離型粘着層があり、表面側に宛て名
印字するときや、Z折りの葉書用紙で表裏両面の全面に
再剥離型粘着層がある等で再剥離型粘着層上に印字する
とき等で、良好な搬送性が得られる。なお、上記特定範
囲の動摩擦係数は、その規定面を再剥離型粘着層がない
側の基材露出面に適用しても良好な結果が得られる。例
えば、上記二つ折り葉書用紙で再剥離型粘着層上に印字
するとき等である。特に再剥離型粘着層の表面は、基材
自身の表面とは異なり、再剥離性等の所望の物性を満足
させた上で、搬送性等に悪影響しない様にする必要があ
り、(シートの透気度とともに)再剥離型粘着層面につ
いての動摩擦係数を上記の様に特定することで、優れた
再剥離性感圧接着シートが得られる。
【0012】以下、上記動摩擦係数及び透気度を実現す
る望ましい基材、再剥離型粘着層等の材料について説明
する。本発明の再剥離性感圧接着シートに用いる基材1
としては、情報を印刷等により形成できる従来公知の、
NIP(ノンインパクトプリンタ)用紙等の紙類の他、
合成紙、ポリプロピレン樹脂、セルロース系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、塩化ビニル系樹脂等の樹脂フィルム
類、不織布類及びこれらの複合体等が使用できる。ま
た、再剥離性感圧接着シートとして所望の透気度とする
ために、基材は基材自身の透気度の点からも適宜選択す
る。なお、合成紙やフィルム類等を基材とする場合は、
コロナ処理を強く行い、表裏が貫通した空隙を設ける等
の方法によって、適度な透気度とする。
【0013】印刷情報3は、再剥離型粘着層を形成する
前に基材上に形成しておく(おける)情報である。した
がって、印刷情報は各葉書用紙で共通の情報、例えば、
利用明細書の枠線、記号、図形、定型文、絵柄等の固定
情報であり、通常は印刷によるインク層である。特に、
後述するNBR系の粘着主剤とポリスチレン粒子等の充
填剤を用いた再剥離型粘着層を用いる場合には、基材と
再剥離型粘着層との中間層となるインキ層が面積割合が
広くても、再剥離型粘着層の基材に対する接着性が低下
しないので、面積割合が広くなりがちなオフセット印刷
によるフルカラー印刷の写真調の画像情報等も、印刷情
報として使用できる。したがって、印刷情報3の形成手
段は、プリンタ等のみならず、上記オフセット印刷、或
いは、グラビア印刷、活版印刷、フレキソ印刷、シルク
スクリーン印刷、電子写真印刷、インクジェット印刷等
の手段で挙げられる。また、用いる印刷インクは、オフ
セットインク、グラビアインク、紫外線硬化型のオフセ
ット用等のインクでも良い。
【0014】印字情報4は、再剥離型粘着層上にNIP
によって印字形成される情報である。印字情報は、再剥
離型粘着層が仮接着後に剥離される際に、印字形成され
た再剥離型粘着層上に残るものである。
【0015】再剥離型粘着層2は、その面を本発明で特
定する動摩擦係数(と透気度の関係と)することが望ま
しく、さらに基本的物性として、下の印刷情報3が視認
できる程度に透明で、接着前及び剥離後は粘着性がなく
て通常の状態では他のものと接着せず、圧力で、また必
要に応じ熱を併用することで対面する再剥離型粘着層と
接着し、剥離時は再剥離型粘着層同士の界面(もちろ
ん、再剥離型粘着層上に形成されたNIPによるトナー
層は形成された側の再剥離型粘着層にそのまま残る。)
で剥離するものであれば、いかなるものでも良い。
【0016】上記望ましい動摩擦係数が得られる再剥離
型粘着層を構成する粘着主剤としては、例えば、ソープ
フリー乳化重合で得た、スチレン−ブタジエンゴム(S
BR)やアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)
のゴムラテックス、或いはポリアクリル酸エステル等の
アクリル系樹脂ラテックス等が挙げられる。これらは優
れた感圧接着性を示し且つ再剥離型粘着層の下となる
(印刷情報の)印刷インクへの接着力が強い。なお、ソ
ープフリー乳化重合法によるラテックスは低分子量乳化
剤を含まない為、ドライタック(べたつき感)が少ない
点で好ましい。また、これらソープフリー乳化重合によ
るラテックスのエマルションはイソプロピルアルコール
を消泡剤として使用でき塗工液の固型分調整も任意の割
合に出来、グラビア塗工適性にも優れる等の性能を有し
ている。
【0017】なお、上記ソープフリー乳化重合によるラ
テックスに、通常の乳化重合によるラテックスとして、
スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、カルボキシ変性
SBR(XSBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴ
ム(NBR)、或いは、アクリル変性天然ゴム(PMM
A−NR)、ポリアクリル酸エステル等のアクリル樹脂
系ラテックスの粘着剤等を、種々の特性向上の為に併用
することもある。また、再剥離型粘着層の下に印刷形成
する印刷情報の仮接着予定面に対する面積割合が少なけ
れば、該印刷情報による再剥離型粘着層の基材に対する
接着力低下は少ないから、上記した通常の乳化重合によ
るラテックス主体の粘着主剤でも使用できる。
【0018】再剥離型粘着層の形成には、動摩擦係数及
び透気度を所定の範囲とし、またNIPによる印字適性
(トナーの定着性)やドライタックを良好にするため
に、更に、上記した粘着主剤に充填剤を配合する。上記
ソープフリー乳化重合のラテックスを粘着主剤として用
いる場合の充填剤としては、例えば平均粒子径が3〜1
0μm程度のポリスチレン樹脂粒子、ポリメチルメタク
リレート等のアクリル樹脂粒子等の樹脂粒子が挙げられ
る。樹脂粒子は再剥離型粘着層の白化を防ぎ透明な再剥
離型粘着層を与えて、該層の下に印刷情報を形成する場
合に特に適している。また、再剥離型粘着層が白化して
も良く透明性が要求されないのであれば、従来公知のシ
リカ等の無機粒子や澱粉等の有機粒子等の充填剤を使
用、或いは併用しても良い。これら充填剤を適量混合す
ることにより、良好に調整された接着力と動摩擦係数及
び透気度を与え、その結果優れたNIPにおける走行適
性、或いはシリコンオイル吸収性が得られる。
【0019】充填剤の配合量は、例えばポリスチレン等
の樹脂粒子では、粘着主剤100重量部当たり5〜20
重量部で使用し、動摩擦係数、透気度、ドライタック等
の物性の点から適宜調整する。また、シリカや澱粉等の
再剥離型粘着層が白色化する充填剤で再剥離型粘着層の
下に印刷情報がある場合は、それを透視できる程度の再
剥離型粘着層の透明性を確保できる範囲で用いる。
【0020】なお、上記再剥離型粘着層の形成は、通
常、粘着主剤がエマルションで供給されるから、これに
所望の充填剤やその他の添加剤を適宜加えた塗液又はイ
ンキ状の再剥離型粘着剤を、グラビアコート、エアナイ
フコート等の従来公知の塗工手段、或いはフレキソ印刷
等で、基材に塗工して形成する。また、再剥離型粘着層
を設ける面は、最低限、仮接着予定面であり、それは基
材全面であっても基材の一部であってもよい。再剥離型
粘着層を、基材の必要部のみ部分形成すれば無駄を省き
低コストにできる。
【0021】以上、本発明の再剥離性感圧接着シートの
適用例として、二つ折り葉書を一例に説明したが、本発
明の再剥離性感圧接着シートは、この他にも、プレヒー
タ板を備えたNIPで印字する、連続帳票タイプのもの
であれば、特に限定されない。例えば、葉書用紙の場合
は、図示した二つ折りタイプ以外に、Z折りタイプ、三
つ折りタイプ、四つ折りタイプ、或いは、折込線を介し
て葉書大のサイズの第1シートと該第1シートより小さ
い第2シートとからなり、折込線5折り込むと一枚の葉
書となる半折りタイプ等の従来公知の各種形態を取り得
るものである。また、折込線も葉書の縦方向に限らず横
方向でも良い。また、一枚の用紙を折らずに、複数枚の
用紙を積層するタイプでも良い。また、用途はダイレク
トメール、親展葉書等の葉書用紙に限らず、パンフレッ
ト、通知書、クジ等の各種用途のシートに使用できる。
また、従来公知の方法により、仮接着時の形態において
周縁部となる部分等について再剥離型粘着層の表面にイ
ンク等で剥離層を設けたり、当該部分に粘着剤を塗布せ
ずに接着しない様にしたり、対面する片方のシートの角
をカットする等して、剥がす時の剥離のきっかけを作っ
ておいたものでも良い。また、再剥離型粘着層は、仮接
着予定面のみならず、仮接着予定面と同一面側や反対面
側の、露出面に設けてあってもよく(一面の前面の塗工
する場合など)、或いは永久接着面(内部に情報を記載
してない面)の接着剤として設けてあっても良い。
【0022】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を具体
的に説明する。
【0023】《実施例1〜7》図6の様に、左片31、
中片32、右片33が連接したZ折り葉書用紙30の基
材として、NIP用上質紙(日本製紙(株)製、エクセ
レントフォーム<90>)を用い、各片の両面の合計6
面を情報記載面とし、仮接着予定面34となる左片及び
中片の裏面、中片及び右片の表面の略全面にUV硬化型
インクのプロセスカラーインク(ザ・インクテック
(株)製、BOF−AZ)で写真調の印刷画像をオフセ
ット印刷で形成した。次いで、上記仮接着予定面を含
む、左片、中片及び右片の各面の表裏全面に、表1に示
す再剥離型粘着剤を、線数150線でセル深さ50μm
のコンベンショナルグラビア版によるダイレクトグラビ
アコーターにて、表裏面ともに塗布量2g/m2 (乾燥
時、以下同様)となるようにIPA又は水で希釈して塗
工し、再剥離型粘着層を形成して、連続帳票形態の本発
明の再剥離性感圧接着シートを製作した。再剥離型粘着
剤は、表2に示す如く、粘着主剤は実施例1及び2はN
BRを、実施例3〜7はPMMA−NRを用いた。
【0024】《比較例1〜7》実施例1と同様にして、
実施例1同様に両面に再剥離型粘着層が形成されたZ折
り葉書用紙として、表1に示す内容で用紙、再剥離型粘
着剤の組成、塗布量を変えて比較例の再剥離性感圧接着
シートを製作した。実施例1〜7に対して、再剥離型粘
着剤の表裏それぞれの塗布量を2g/m2から4g/m
2 に変えた他は各実施例と同様にして、比較例1〜7の
再剥離性感圧接着シートを製作した。
【0025】《実施例8〜14》次に、同一サイズの左
片及び右片からなる二つ折りのパンフレットとすべく、
実施例1〜7に対して、基材をNIP用上質紙(日本製
紙(株)製、エクセレントフォーム<110>)に変更
し、写真調の印刷画像のオフセット印刷は左片及び右片
の片面の仮接着予定面にのみ行い、該仮接着予定面に再
剥離型粘着層を形成した以外は各実施例と同様にして、
実施例1〜7に対応して実施例8〜14の再剥離性感圧
接着シートを製作した。
【0026】《比較例8》実施例8に対して、再剥離型
粘着剤の塗布量を2g/m2 から4g/m2 に変えた他
は実施例8と同様にして、比較例8の再剥離性感圧接着
シートを製作した。
【0027】《比較例9》実施例9に対して、再剥離型
粘着剤の塗布量を2g/m2 から4g/m2 に変えた他
は実施例9と同様にして、比較例9の再剥離性感圧接着
シートを製作した。
【0028】《実施例15〜19》実施例10〜14に
対して、再剥離型粘着剤の塗布量を2g/m2 から4g
/m2 に変えた他は各実施例と同様にして、実施例15
〜19の再剥離性感圧接着シートを製作した。実施例1
5〜19においては、再剥離型粘着層面をプレヒータ板
に接触させる様にしてシートを走行させる場合は走行不
良となるが、再剥離型粘着層が塗工形成されていない基
材露出面側を接触させる様にしてシート走行させること
は支障なく、したがって、再剥離型粘着層上へのNIP
による印字は問題ない。但し、基材露出面側もNIPで
印字する使い方では、好ましくない。
【0029】《性能評価》実施例1〜7及び比較例1〜
7は両面に再剥離型粘着層が形成されているので、その
表面について〔表(おもて)面と裏面の動摩擦係数は同
じとなる〕、また、実施例8〜19、比較例8及び9に
ついては、再剥離型粘着層は表(おもて)面(二つ折り
葉書としては内面側)に形成され、その裏面(葉書の宛
て名面側)は基材面であるので、表裏両面について、N
IPで印字前の各面の動摩擦係数を、JIS P−81
47の規定にしたがって測定した。なお、測定器はテン
シロンRTA−100(オリエンテック(株)製)を用
いた。また、NIPで印字前の再剥離型粘着層が形成さ
れたシートの透気度は、JIS P−8117の規定に
したがって測定した。次いで、これら再剥離性感圧接着
シートに対して、プレヒータ板付きのNIP(日立工機
(株)製、H6276−P10)にて、連続印字を行っ
て、シートの走行適性を評価した。
【0030】《評価結果》実施例及び比較例の再剥離性
感圧接着シートの動摩擦係数及び透気度と搬送性の関係
の評価結果を表3示す。なお、搬送性は、バッファアッ
パーエラーが発生せず良好なものを○、発生し不良なも
のを×とした。また、図1の、搬送性と動摩擦係数及び
透気度との関係に、実施例及び比較例のデータで搬送性
の良好なものを○でプロットし、不良なものを×でプロ
ットして示した。
【0031】
【表1】 ※:用紙、粘着主剤及び充填剤の具体的内容は表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】以上の実施例1〜19及び比較例1〜9の
評価結果に示す如く、本発明に従って動摩擦係数と透気
度を特定の範囲に規定した再剥離性感圧接着シートとす
ることで、搬送性に優れたものが得られることが分かっ
た。
【0036】
【発明の効果】本発明の再剥離性感圧接着シートによれ
ば、シート表面、なかでも特に、少なくとも仮接着予定
面に形成されている再剥離型粘着層の表面の動摩擦係数
と、シートの透気度を特定の範囲とするために、プレヒ
ータ板を備えたNIP(ノンインパントプリンタ)で印
字する際に、シートの走行が安定し良好な搬送性が得ら
れ、円滑な印字処理が行える。また、単に、動摩擦係数
だけでなく透気度との関係も特定した為に、NIPにお
ける搬送性を確実に備えたシートとすることができ、特
に、再剥離型粘着層表面の動摩擦係数を特定すること
で、再剥離型粘着層がどの面にあっても良く、再剥離性
感圧接着シートの構成材料である基材、再剥離型粘着
剤、また層構成等をより広い範囲で選択して用途にあっ
たシートすることができる。また、特定の粘着主剤、特
定の充填剤を用いた再剥離型粘着層とすることで、再剥
離型粘着層の下に情報を形成し光沢感等の高品質な記載
情報としたシートでも、NIPにおける安定走行が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送性において、動摩擦係数μK 及び透気度x
の最適な領域Rを示す図。
【図2】(a)は、本発明の再剥離性感圧接着シートの
一実施例として二つ折りの葉書用紙の表面図(親展
面)。(b)は、図2(a)のA−A線での要部断面
図。
【図3】図1の葉書用紙の裏面図。
【図4】図1の葉書用紙から得た二つ折り葉書の断面
図。
【図5】プレヒータ板を備えたNIP(ノンインパクト
プリンタ)の概略装置図。
【図6】Z折り葉書用紙の形態を示す説明図(マージナ
ル部は図示せず)。
【符号の説明】
1 基材 2 再剥離型粘着層 3 印刷画像 4 NIPによる印字情報 5 折込線 6 マージナル部 61 マージナル孔 7 切り取り用ミシン目 10 再剥離性感圧接着シート 11 第1シート 12 第2シート 20 葉書 30 Z折り葉書用紙 31 左片 32 中片 33 右片 34 仮接着予定面 100 NIP(ノンインパクトプリンタ) 110 シート供給部 111 供給ローラ 120 印字ドラム(印字部) 130 プレヒータ板(予備加熱部) 140 熱定着ローラ(熱定着部) 150 シート排出部 μK 動摩擦係数 x 透気度 R 搬送性が最適な動摩擦係数及び透気度の領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JJC C09J 7/02 JJC JJW JJW JJX JJX JKF JKF JKK JKK JKM JKM JLE JLE JLJ JLJ D21H 27/00 G09F 3/03 E G09F 3/03 D21H 5/00 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着前及び剥離後は通常の状態では接着
    せず、少なくとも圧力により接着する再剥離型粘着層
    が、基材の少なくとも仮接着予定面に形成された再剥離
    性感圧接着シートにおいて、該シートの少なくとも一方
    の面のJISP−8147で規定される動摩擦係数μK
    と、該シートのJIS P−8117で規定される透気
    度x〔秒/100cc〕について、0.2≦μK ≦0.
    8、且つx≧20、且つμK ≦−0.5×log(x)
    +1.6を満足する範囲の値としたことを特徴とする再
    剥離性感圧接着シート。
  2. 【請求項2】 上記動摩擦係数μK を有する面が再剥離
    型粘着層の表面であることを特徴とする請求項1記載の
    再剥離性感圧接着シート。
  3. 【請求項3】 再剥離型粘着層が、スチレン−ブタジエ
    ンゴムラテックス、アクリロニトリル−ブタジエンゴム
    ラテックス及びアクリル系樹脂ラテックスの群から選ば
    れた粘着主剤と、充填剤とを主成分とすることを特徴と
    する請求項2記載の再剥離性感圧接着シート。
  4. 【請求項4】 充填剤が、ポリスチレン樹脂粒子、アク
    リル樹脂粒子の何方か一方、又は両方であることを特徴
    とする請求項3記載の再剥離性感圧接着シート。
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