JPH09191930A - ネット付き化粧料容器 - Google Patents

ネット付き化粧料容器

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JPH09191930A
JPH09191930A JP2734396A JP2734396A JPH09191930A JP H09191930 A JPH09191930 A JP H09191930A JP 2734396 A JP2734396 A JP 2734396A JP 2734396 A JP2734396 A JP 2734396A JP H09191930 A JPH09191930 A JP H09191930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
container
cosmetic
plate
cosmetics
Prior art date
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Pending
Application number
JP2734396A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Torii
晶仁 鳥居
Isao Yajima
勲 矢島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2734396A priority Critical patent/JPH09191930A/ja
Publication of JPH09191930A publication Critical patent/JPH09191930A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体の底の形状を変更してデッドスペー
スの発生を防止し、使用不能となる化粧料残量を減少せ
んとするものである。 【解決手段】 粉末状、ペースト状等の化粧料を収納す
る容器内に、化粧料の上面に位置してネットを配置し、
該ネットの下方に対応する容器内底面の少なくとも一部
を上方に突出させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、粉末状或いはペース
ト状の化粧料を収納し、化粧料の上面にネットを配置し
たネット付き化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉末状或いはペースト状の化粧料
を収納し、収納した化粧料の上面にネットを配置して、
ネットの網目から化粧料を量を制限しつつ滲出させ、パ
フ等の塗布具で取って塗布するようにしたネット付き化
粧料容器は公知であり、例えば実公昭62−14973
号公報、実公平6−10902号公報等に開示されてい
る。
【0003】従来のネット付き化粧料容器は、図3に示
すように所要量の化粧料を滲出させうる大きさの網目を
有するネット(1)を樹脂や金属製のリング状の枠(2)に
固定し、パフ等の塗布具でネットを押下して網目から滲
出してきた化粧料を塗布具に取っているが、ネット(1)
は中心部では容易に撓むが、周辺部では枠(2)により其
の撓みが抑えられるため、枠(2)に隣接してデッドスペ
ース(3)が生じ化粧料が残ってしまう問題があった。こ
のような問題点は、粉漏れや液漏れを防止するためにネ
ット(1)が容器本体(4)に固定されている場合には、ネ
ットを外してデッドスペース内の化粧料を取ることも出
来ないため、より顕著となりきわめて不経済であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、容器本体
の底の形状を変更してデッドスペースの発生を防止し、
使用不能となる化粧料残量を減少せんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、粉末状、ペースト状等の化
粧料を収納する容器内に、化粧料の上面に位置してネッ
トを配置し、該ネットの下方に対応する容器内底面の少
なくとも一部を上方に突出させたことを特徴とする。
【0006】又、ネットの下方に対応する容器内底面全
体を上方に突出させたことを特徴とする。
【0007】更に、容器内底面の中央部を凹形状に形成
して、収納した化粧料を中央部に寄せ集めるようにした
ことを特徴とする。
【0008】更に、ネットを固着する取付枠を弾性材を
介して容器本対に取り付けて、収納した化粧料の漏れを
防止するようにしたことを特徴とする。
【0009】更に、ゴム等の弾性材からなるネット支持
板を容器本体に固着し、該ネット支持板にネットを固着
したネット取付枠を取り付けたことを特徴とする。
【0010】更に、容器本体を周壁筒と底板とを連結板
で連結して形成し、底板の内面中央部が凹形状となるよ
うに外周部を上方に向かって膨出する突部に形成し、連
結板と周壁筒との間にゴム等の弾性材からなるネット支
持板を狭持し、該ネット支持板の上端にネットを固着し
たネット取付枠を取り付けたことを特徴とする。
【0011】更に、突部を上方に向かって膨出する円弧
状に形成したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつこの発明
の好ましい実施の形態を詳細に説明する。図に於いて、
(10)は化粧料容器本体であって、上面を開放し内部に化
粧料が収納される。化粧料は、粉末状、ペースト状をな
し、ネット(11)の網目を通して滲出しうる。ネット(11)
は、適量の化粧料を滲出しうる大きさの網目を有し、外
周縁を取付枠(12)に固着される。取付枠(12)は、リング
状をなし、好ましくは樹脂で形成されるが、金属で形成
しても良い。
【0013】容器本体(10)の底(13)の内底面は、図1に
示すようにネットの下方に対応する部分を上方に突出さ
せて、突部(14)とする。該突部(14)は、図2に示すよう
に、ネット(11)の撓みが少なくデットスペースとなる周
辺部に形成し、且つ上方に向かって突出する円弧状の突
部(14)に形成しても良い。これにより、容器の内底面の
中央部が凹形状となり、化粧料を容器の中央部に寄せ集
めるようにすることが出来る。該突部(14)は、リング状
の取付枠(12)に隣接してリング状に形成され、化粧料が
残存するデッドスペースを減少させる。これにより、取
付枠(12)の近傍におけるネット(11)の撓みの少なさに起
因する化粧料の残量を減少することが出来る。
【0014】
【実施例】図3を参照して、この発明の具体的な実施例
を説明する。この実施例に示す化粧料容器本体は筒状の
周壁筒(20)と底板(21)とを連結板(22)で連結してなる。
周壁筒(20)と連結板(22)との間にネット支持板(23)が狭
持されて固定される。ネット支持板(23)の上端にネット
取付枠(24)が蛇腹状の拡縮部(28)を介して固着され、該
ネット取付枠(24)にネット(25)が固着されている。底板
(21)の内底面外周部には、上方に向かって膨出する円弧
状の突部(26)が形成され、内天面の中央部は凹形状に形
成され、収納した化粧料を容器中央に寄せ集めることが
出来る。又、連結板(22)は底板(21)から周壁筒(22)向っ
て上昇する傾斜部(27)を有しており、ネット支持板(23)
が下向きに押されたとき連結板(22)との間に化粧料が残
存するデッドスペースを形成しないようにしてある。周
壁筒(20)と連結板(22)との間に狭持されるネット支持板
(23)は両者の間を密封するパッキンの作用を果たし、収
納された化粧料の漏れを防止している。
【0015】かくして、この実施例によれば、化粧料の
漏れを防止しつつ化粧料が残存するデッドスペースの発
生を最小限に止めることが出来、使用不能となる残存化
粧料の量を最小限にすることが可能となる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、化粧料の漏れを防止
するために、ネットを容器本体に固定状態で取り付けた
場合に於いても、化粧料が残存するデッドスペースの発
生を最小限に止めることが出来、使用不能となる残存化
粧料の量を最小限にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の容器の縦断面図
【図2】この発明の他の構造を示す容器の縦断面図
【図3】この発明の実施例を示す縦断面図
【図4】従来の容器の縦断面図
【符号の説明】
(10)容器本体 (11)ネット (12)取付枠 (13)底 (14)突部 (20)周壁筒 (21)底板 (22)連結板 (23)ネット支持板 (24)ネット取付板 (25)ネット (26)突部 (27)傾斜部 (28)蛇腹状拡縮部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末状、ペースト状等の化粧料を収納する
    容器内に、化粧料の上面に位置してネットを配置し、該
    ネットの下方に対応する容器内底面の少なくとも一部を
    上方に突出させたことを特徴とするネット付き化粧料容
    器。
  2. 【請求項2】ネットの下方に対応する容器内底面全体を
    上方に突出させたことを特徴とする請求項1記載のネッ
    ト付き化粧料容器。
  3. 【請求項3】容器内底面の中央部を凹形状に形成して、
    収納した化粧料を中央部に寄せ集めるようにしたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のネット付き化粧料容
    器。
  4. 【請求項4】ネットを固着する取付枠を弾性材を介して
    容器本対に取り付けて、収納した化粧料の漏れを防止す
    るようにしたことを特徴とする請求項1、2又3記載の
    化粧料容器。
  5. 【請求項5】ゴム等の弾性材からなるネット支持板を容
    器本体に固着し、該ネット支持板にネットを固着したネ
    ット取付枠を取り付けたことを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の化粧料容器。
  6. 【請求項6】容器本体を周壁筒と底板とを連結板で連結
    して形成し、底板の内面中央部が凹形状となるように外
    周部を上方に向かって膨出する突部に形成し、連結板と
    周壁筒との間にゴム等の弾性材からなるネット支持板を
    狭持し、該ネット支持板の上端にネットを固着したネッ
    ト取付枠を取り付けたことを特徴とするネット付き化粧
    料容器。
  7. 【請求項7】突部を上方に向かって膨出する円弧状に形
    成したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
    載の化粧料容器。
JP2734396A 1996-01-22 1996-01-22 ネット付き化粧料容器 Pending JPH09191930A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040622