JP2594606Y2 - 化粧料容器用伸縮性メッシュシフタ - Google Patents
化粧料容器用伸縮性メッシュシフタInfo
- Publication number
- JP2594606Y2 JP2594606Y2 JP1994015799U JP1579994U JP2594606Y2 JP 2594606 Y2 JP2594606 Y2 JP 2594606Y2 JP 1994015799 U JP1994015799 U JP 1994015799U JP 1579994 U JP1579994 U JP 1579994U JP 2594606 Y2 JP2594606 Y2 JP 2594606Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cosmetic
- shifter
- mesh
- present
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cosmetics (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は化粧料容器用伸縮性メッ
シュシフタ、更に詳細には粉末状、ペースト状、プレス
状等の各種化粧料容器に於ける内蓋兼用の塗布体への化
粧料付着調整用伸縮性メッシュシフタに関する。
シュシフタ、更に詳細には粉末状、ペースト状、プレス
状等の各種化粧料容器に於ける内蓋兼用の塗布体への化
粧料付着調整用伸縮性メッシュシフタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、充填化粧料を塗布体に付着せしめ
るに際し、その付着を適量に調整するためにメッシュ体
を当該充填化粧料の上部に張設介在せしめた容器が知ら
れている。
るに際し、その付着を適量に調整するためにメッシュ体
を当該充填化粧料の上部に張設介在せしめた容器が知ら
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のメッシュ体を張
設した化粧料容器は、当該メッシュ体の孔部を通して下
位の充填化粧料を塗布体に適量付着せんとするものであ
ったが、一般に目詰まりを避けるため、孔部を大きく構
成していたのが実情であった。
設した化粧料容器は、当該メッシュ体の孔部を通して下
位の充填化粧料を塗布体に適量付着せんとするものであ
ったが、一般に目詰まりを避けるため、孔部を大きく構
成していたのが実情であった。
【0004】そのため、従来のメッシュ体は、孔部から
の充填化粧料の飛び出しを免れず、内蓋としての機能は
もとより期待されていなかった。
の充填化粧料の飛び出しを免れず、内蓋としての機能は
もとより期待されていなかった。
【0005】而して、自ずと斯かる従来の化粧料容器は
携行が極めて困難で、事実上コンパクト容器の提供は不
可能なことであった。
携行が極めて困難で、事実上コンパクト容器の提供は不
可能なことであった。
【0006】そこで、本考案者は斯かる従来の問題を解
決すべく種々研究を重ねた結果、伸縮性メッシュ体を用
い、かつその展張静的状態に於ける開口率を50%以下
とすると共に、各孔部開口部面積を0.6mm2以下とすれ
ば、内蓋として充分なる作用効果が得られ、しかも目詰
まりも生じないことを見い出し、本考案を案出したもの
である。
決すべく種々研究を重ねた結果、伸縮性メッシュ体を用
い、かつその展張静的状態に於ける開口率を50%以下
とすると共に、各孔部開口部面積を0.6mm2以下とすれ
ば、内蓋として充分なる作用効果が得られ、しかも目詰
まりも生じないことを見い出し、本考案を案出したもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案は展張
静的状態に於ける開口率が50%以下、かつ同状態に於
ける各孔部開口部面積が0.6mm2以下の補強囲枠を
有する一枚の伸縮性メッシュ体から成る化粧料容器用伸
縮性メッシュシフタである。
静的状態に於ける開口率が50%以下、かつ同状態に於
ける各孔部開口部面積が0.6mm2以下の補強囲枠を
有する一枚の伸縮性メッシュ体から成る化粧料容器用伸
縮性メッシュシフタである。
【0008】ここに展張静的状態とは、メッシュ体を展
張させ外的力を付加せしめない状態をいい、また開口率
とは次式で求められたものをいう。
張させ外的力を付加せしめない状態をいい、また開口率
とは次式で求められたものをいう。
【0009】
【数1】
【0010】而して、本考案に於ては当該状態に於ける
開口率が50%以下、すなわち0〜50%であると共
に、個々の孔部の開口部面積が0.6mm2以下、すなわち、
0〜0.6mm2であることが必要であり、この範囲を超える
孔部開口部の場合には内蓋としての作用効果が得られな
い。
開口率が50%以下、すなわち0〜50%であると共
に、個々の孔部の開口部面積が0.6mm2以下、すなわち、
0〜0.6mm2であることが必要であり、この範囲を超える
孔部開口部の場合には内蓋としての作用効果が得られな
い。
【0011】また、本考案の伸縮性メッシュ体は補強囲
枠を有することを必須とするが、伸縮性メッシュ体の材
質、製造法はその如何を問わない。
枠を有することを必須とするが、伸縮性メッシュ体の材
質、製造法はその如何を問わない。
【0012】
【作用】本考案化粧料容器用伸縮性メッシュシフタは、
以上の如く構成されているので、非使用時に於ては、容
器2内にて内蓋として作用し、充填化粧料3のメッシュ
体1外への飛び出しが防止される。他方、使用時に於て
は、塗布体4をメッシュ体1の上方から押し下げれば、
伸縮性の故に孔部開口部が大きくなり、当該開口部を通
じて塗布体4が充填化粧料3と接触し、適量付着される
ので、何ら支障なく化粧に供される。
以上の如く構成されているので、非使用時に於ては、容
器2内にて内蓋として作用し、充填化粧料3のメッシュ
体1外への飛び出しが防止される。他方、使用時に於て
は、塗布体4をメッシュ体1の上方から押し下げれば、
伸縮性の故に孔部開口部が大きくなり、当該開口部を通
じて塗布体4が充填化粧料3と接触し、適量付着される
ので、何ら支障なく化粧に供される。
【0013】
【実施例】以下実施例を示す図面と共に本考案を更に説
明する。
明する。
【0014】1は一枚の伸縮性メッシュ体で、その周囲
に補強囲枠1aを有するものである。この伸縮性メッシ
ュ体1の開口率は、0〜50%、また各孔部開口部面積
は0〜0.6mm2の範囲で適宜選定実施される。
に補強囲枠1aを有するものである。この伸縮性メッシ
ュ体1の開口率は、0〜50%、また各孔部開口部面積
は0〜0.6mm2の範囲で適宜選定実施される。
【0015】本考案伸縮性メッシュシフタは、図3及び
図4に示す如く、化粧料3が充填された容器2の開口上
縁部に取り付け固定されて使用される。尚、4はパフ等
の塗布体である。
図4に示す如く、化粧料3が充填された容器2の開口上
縁部に取り付け固定されて使用される。尚、4はパフ等
の塗布体である。
【0016】
【考案の効果】本考案化粧料容器用伸縮性メッシュシフ
タを用いれば、内蓋として充填化粧料の飛び出しを防止
することができる一方、塗布体への適量案内付着をバラ
ンス良く行うことができる。
タを用いれば、内蓋として充填化粧料の飛び出しを防止
することができる一方、塗布体への適量案内付着をバラ
ンス良く行うことができる。
【0017】従ってまた、携行性に何ら支障がない結
果、コンパクト容器への適用実施が極めて容易である。
果、コンパクト容器への適用実施が極めて容易である。
【0018】しかも、メッシュ体を介して化粧料を塗布
体に付着させ使用するものであるため、油分をある程度
含む(メイクアップ)化粧料の場合には、化粧料が部分
的にそぎとられた状態で、塗布体表面に付着される結
果、該塗布体表面が油分の非連続相となるので、油光防
止効果が得られ、また、プレス状化粧料の場合には、適
度な粉砕作用により効果的なパウダー形状・形態とする
ことができ、良い結果が得られる。
体に付着させ使用するものであるため、油分をある程度
含む(メイクアップ)化粧料の場合には、化粧料が部分
的にそぎとられた状態で、塗布体表面に付着される結
果、該塗布体表面が油分の非連続相となるので、油光防
止効果が得られ、また、プレス状化粧料の場合には、適
度な粉砕作用により効果的なパウダー形状・形態とする
ことができ、良い結果が得られる。
【図1】本考案メッシュシフタ斜視図。
【図2】本考案メッシュシフタの拡大縦断端面説明図。
【図3】本考案メッシュシフタを取り付けた化粧料容器
例の非使用時状態を示す縦断端面説明図。
例の非使用時状態を示す縦断端面説明図。
【図4】図3の化粧料容器例の使用時状態を示す縦断端
面説明図である。
面説明図である。
1:伸縮性メッシュ体 1a:囲枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 住瀬 雅広 東京都北区栄町48番18号 株式会社小林 コーセー研究所内 (56)参考文献 実開 昭64−14317(JP,U) 実開 昭63−177406(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 展張静的状態に於ける開口率が50%以
下、かつ同状態に於ける各孔部開口部面積が0.6mm
2以下の補強囲枠を有する一枚の伸縮性メッシュ体から
成る化粧料容器用伸縮性メッシュシフタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994015799U JP2594606Y2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 化粧料容器用伸縮性メッシュシフタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994015799U JP2594606Y2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 化粧料容器用伸縮性メッシュシフタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743575U JPH0743575U (ja) | 1995-09-05 |
JP2594606Y2 true JP2594606Y2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=11898896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994015799U Expired - Lifetime JP2594606Y2 (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 化粧料容器用伸縮性メッシュシフタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594606Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6792282B2 (ja) * | 2015-09-07 | 2020-11-25 | 吉田プラ工業株式会社 | 中蓋を備えた化粧料容器、中蓋および中蓋の製造方法 |
JP6784395B2 (ja) | 2015-11-20 | 2020-11-11 | 吉田プラ工業株式会社 | 中蓋を備えた密閉型化粧料容器 |
CN108653047A (zh) | 2017-03-31 | 2018-10-16 | 株式会社资生堂 | 化妆用品 |
JP2023000888A (ja) | 2021-06-18 | 2023-01-04 | 吉田プラ工業株式会社 | ネット付き容器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6268570A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レジスト塗布装置 |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP1994015799U patent/JP2594606Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0743575U (ja) | 1995-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |