JP3732624B2 - 化粧料容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は化粧料を収納する化粧料容器に係り、さらに詳しくは化粧料が容器の外に漏れ出ないように構成した化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来の化粧料容器の断面図である。
主としてファンデーションのような化粧料を収納するコンパクト等の化粧料容器は、粉末状やペースト状の化粧料100を収納した中皿101と、中皿101内に配設したメッシュ部材102を備えており、このメッシュ部材102は、リング状の枠体102a内にメッシュ102bを張設したものであり、化粧料100の表面に載置される状態で収められている。
【0003】
このメッシュ部材102においては、枠体102aと中皿101の内周壁101aとの間に隙間Sが存在し、メッシュ部材102は化粧料100の表面に載っているだけなので、携帯時に化粧料容器が傾斜したり反転したりすると、中身の化粧料100が隙間Sから漏れ出てしまうという問題があった。
【0004】
また、化粧料100を化粧料容器からパフで取り出そうとする際には、パフでメッシュ102bを押圧しながらメッシュ102bの表面側に化粧料100を透過させることになるが、このとき、メッシュ部材102が下方に移動するため前記同様化粧料100が隙間Sから漏れ出てしまうという問題があった。
この問題を解消するために、メッシュ部材のメッシュ枠体をシール材に取り替えたメッシュ部材が提案されている(特公平6−10902号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の特公平6−10902号公報に開示されたメッシュ部材は、メッシュ枠体そのものを柔らかい弾性部材で構成するものであるため、メッシュを押圧するとメッシュの緊張状態が弛んで、その緊張状態を保持することができなくなる。
【0006】
すなわち、シール部材を兼ねたメッシュ部材が撓んでしまい、メッシュ部材が容器本体の内周壁に均一に接触できなくなり、結果的にシール部材で容器本体の内周壁を均一にシールすることができなくなる。このことは、メッシュを押圧しない状態下においても同様に不具合になっていた。
【0007】
また、化粧料の使用にともない、メッシュ部材が中皿の底部側に下がってくると、メッシュ部材と化粧料容器の上蓋との間隔が大きくなる。このため、メッシュ部材と化粧料容器の上蓋との間に載置してあるパフも下動して、パフでメッシュ部材を押さえ付けることができなくなる。したがって、携帯時などにメッシュ部材及びパフがガタつき、シール部材と容器本体の内周壁との隙間、あるいはシール部材とパフとの隙間から化粧料が漏れ出すという問題があった。
【0008】
さらに、上記のものは化粧料が少なくなった時のガタつきをなくすことを考慮して、化粧料満量時に上蓋とメッシュ部材間でパフを強く押えつけてパフをつぶした状態にしておき、この状態で化粧料が減少した際には、この押えつけられていたパフが復元して、化粧料満量時と同様にパフとメッシュ部材のガタつきを防止していた。
しかしながら、パフをつぶすということは、パフの変形や毛足のつぶれを招くため、パフに与えるダメージが大きいという問題があった。
【0009】
この発明は、このような化粧料の漏れを防止し、また適用の化粧料を容易に取出せるようにした化粧料容器を提供して、上述の問題点を解消しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、容器本体に上蓋を開閉自在に取り付け、化粧料を収納できる凹部を容器本体内に形成し、この凹部に収納した化粧料の上面にメッシュ部材を載置し、このメッシュ部材をパフで押圧して化粧料をメッシュ部材の表面に透過させる化粧料容器において、
メッシュ部材はメッシュ枠体にメッシュを張設して構成し、このメッシュ枠体に前記凹部の内周壁をシールする弾性変形可能なリップ部材を取り付け、前記上蓋の内側には弾性変形可能な押付け部材を取り付け、
前記メッシュ部材上面に載置したパフをつぶすことなく、化粧料満量時から、化粧料少量時に至るまで常に前記押付け部材とリップ部材とでパフを挟持可能にしたことを特徴とする。
【0011】
上記した本発明に係る化粧料容器は、リップ部材を本体の内周壁に常時接触させることができる。したがって、化粧料容器を携帯した場合に、容器本体の内周壁とリップ部材との隙間から化粧料が漏れ出すことを防止できる。
【0012】
メッシュの表面にパフを載せて上蓋を閉めると、押付け部材とリップ部材とで両側からパフを挟持するので、化粧料容器の厚さを大きく設定しても、パフを確実に固定することができる。この結果、化粧料の充填量を増やすことができる。
また、押付け部材とリップ部材とでパフを両側から圧接するので、リップ部材の厚さを増さなくても、パフを確実に固定することができる。この結果、化粧料容器から化粧料を取り出すときに、リップ部材が邪魔になることはない。
さらに、リップ部材及び押付け部材はパフよりも弾性変形し易い形状であるため、リップ部材及び押付け部材がパフに与えるダメージは無い。
【0013】
また、メッシュ枠体にメッシュを張設状態に取り付けることができるので、リップ部材が容器本体の内周壁の全周に適度の圧力で均一に接触することができ、メッシュをパフで押圧すると、メッシュ部材が容器本体の内周壁に沿ってスムーズに移動でき、適量の化粧料を容易に取り出すことが可能となる。
【0014】
請求項2は、押付け部材を、上蓋の内側に取り付けた複数の落下防止爪と、これらの落下防止爪に係止可能な受爪を備えた押付けプレートと、この押付けプレートと上蓋との間に配置した板ばねとから構成することを特徴とした。
押付けプレートを使用することにより、この押付けプレートに鏡を取り付けることができる。したがって、化粧料容器の使い勝手が向上する。
【0015】
請求項3は、押付け部材を、上蓋の内側に取り付けた複数の落下防止爪と、これらの落下防止爪に係止可能な受爪を備えた押付けプレートと、この押付けプレートと上蓋との間に配置したコイルばねとから構成することを特徴とした。
コイルばねを使用することにより、押付け部材の取り付けを容易にすることができる。また、押付けプレートにかけるばね力を容易に均一にできるので品質にバラツキがない。
【0016】
請求項4は、押付け部材が、中央部を上蓋から浮かせ、両端部をテーパー状に折り曲げて上蓋の内側にスライド可能に取り付けた板ばねであることを特徴とする。
構成が簡素なのでコスト低減を図ることができる。
【0017】
請求項5は、押付け部材を、上蓋の内側に貼り付けた弾性体と、この弾性体に貼り付けた押付けプレートとから構成したことを特徴とする。
上蓋の内側に弾性体を貼り付けて、この弾性体に押付けプレートを貼り付けるだけなので、構成を簡素にできコスト低減を図ることができる。また、押付けプレートにかけるばね力を均一にできるので品質にバラツキがない。
【0018】
請求項6は、押付け部材が、上蓋の内側に貼り付けた環状の弾性体であることを特徴とする。
上蓋の内側に環状の弾性体を貼り付けるだけなので、構成を簡素にできコスト低減を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る化粧料容器(第1実施の態様)の斜視図である。
【0020】
化粧料容器1は、容器本体2と、この容器本体2にピン4を介して転動自在に取り付けた上蓋5と、容器本体2の凹部3内に配置したメッシュ部材10と、このメッシュ部材10の上に載せるパフ15と、前記上蓋5の内側に取り付けてパフ15を押圧する押付け部材20とからなる。
【0021】
容器本体2は、ピン4の反対側に係止突起2aを備え、その上蓋5には係止突起2aに係合する係合爪5aが備えられている(図2参照)。この係合爪5aを係合突起2aに係止することにより、上蓋5は、容器本体2にロック状態で閉じられることになる。
【0022】
図2は本発明に係る化粧料容器(第1実施の形態)の縦断面図である。
メッシュ部材10は、容器本体2の凹部3の化粧料17の表面を覆うメッシュ11と、メッシュ11の周囲に取り付けられた適宜形状のメッシュ枠体12と、このメッシュ枠体12に取り付けられたスポンジである弾性体のリップ部材13とからなる。リップ部材13は、スポンジに限らず、不織布等その他の弾性体を使用してもよい。
【0023】
メッシュ枠体12とリップ部材13とは、一般的にはリング状を呈するが、これに限らず四角形状等適宜の形状にすることも可能である。またメッシュ枠体12は、通常は非弾性部材で形成される。
【0024】
押付け部材20は、上蓋5の内側に取り付けた内蓋21と、この内蓋21の内壁に沿って下向きに立設した複数の落下防止爪22…と、この落下防止爪22…に係止可能な受爪23…を備えた押付けプレート24と、この押付けプレート24と内蓋21との間に配置した板ばね25…と、押付けプレート24に貼り付けた鏡26とからなる。板ばね25については図3でさらに詳しく説明する。
【0025】
図3は図2のA−A線断面図である。
板ばね25は、下端部25aを押付けプレート24に接触させ、上端部25bを内蓋21に接触させたものである。これにより、図2に示すように、押付けプレート24が下側に押し下げられて、落下防止爪22…と受爪23…とが係止して、押付けプレート24が所定位置に静止する。なお、板ばね25は鋼製ばねや樹脂性ばねを任意に選択することができる。
【0026】
前記の如く構成した、本発明に係る化粧料容器(第1実施の形態)の作用を説明する。
図4は本発明に係る化粧料容器(第1実施の形態)から化粧料を取り出す状態を説明した図である。
先ず、化粧料17を取り出す場合には、パフ15でメッシュ11を押圧して化粧料17をメッシュ11の表面に透過させる。このとき、メッシュ11をパフ15で押圧するので、メッシュ部材10が容器本体3の凹部3の下方に移動するが、メッシュ枠体12を弾性変形しない部材で形成したことにより、リップ部材13は凹部3の内周壁3aの全周に適度の圧力で均一に接触した状態で移動でき、リップ部材13と凹部3の内周壁3aとの間のシール性が確保される。
【0027】
したがって、凹部3の内周壁3aとリップ部材13との隙間から、化粧料17が外に漏れ出る心配は無い。
なお、符号17aはメッシュ11の表面に透過した化粧料である。
【0028】
図5は本発明に係る化粧料容器(第1実施の形態)を携帯する状態を説明した図である。
化粧料容器1を携帯する場合には、メッシュ部材10の上面にパフ15を載せ、上蓋5を閉じると、パフ15はメッシュ部材10と押付け部材20とで挟持された状態で固定される。
【0029】
すなわち、パフ15はスポンジであるリップ部材13と押付け部材20の鏡26とで両側から圧接される。したがって、化粧料容器1の厚さtを大きく設定しても、パフ15を確実に保持固定することができる。この結果、化粧料17の充填量を増やすことができる。また、パフ15を両側から圧接するので、リップ部材13の厚さを増さなくても、パフ15を確実に保持固定することができる。この結果、図4に示すように、化粧料容器1から化粧料17を取り出すときに、リップ部材13が邪魔になることはない。
【0030】
ところで、使用者が化粧料を使用して化粧料が減少した場合には、その減少状態に応じてリップ部材13のスポンジ層と押付け部材20の板ばね25とがそれぞれ復元して、パフ15は常時リップ部材13と押付け部材20とで挟持された状態で保持固定される。このため、化粧料17の漏れは無い。
また、リップ部材13のスポンジ層は柔軟素材であり、かつ押付け部材20は板ばね25が弾性変形するのでパフ15の変形を招来することも無い。
【0031】
次に、第2実施の形態を説明する。
図6は本発明に係る化粧料容器(第2実施の形態)の縦断面図である。なお、第1実施の形態と同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
化粧料容器30の押付け部材31は、上蓋5の内側に取り付けた内蓋21と、この内蓋21の内壁に沿って下向きに立設した複数の落下防止爪22…と、この落下防止爪22…に係止可能な受爪23…を備えた押付けプレート32と、この押付けプレート32と内蓋21との間に配置したコイルばね33とからなる。
【0032】
すなわち、押付け部材31は、押付けプレート32を下側に押付けるばねをコイルばね33としたことを特徴とする。
コイルばね33を使用することにより、第1実施の形態のように複数の板ばね25…を取り付ける手間を省くことができる。また、押付けプレート32にかけるばね力を容易に均一にできるので品質にバラツキがない。
【0033】
図7は本発明に係る化粧料容器(第2実施の形態)を携帯する状態を説明した図である。
化粧料容器30を携帯する場合には、メッシュ部材10の上面にパフ15を載せ、上蓋5を閉じると、パフ15はメッシュ部材10のリップ部材13と押付け部材31の押付けプレート32とで挟持された状態で固定される。この結果、第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0034】
次に、第3実施の形態を説明する。
図8は本発明に係る化粧料容器(第3実施の形態)の縦断面図である。なお、第1実施の形態と同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
化粧料容器40の押付け部材41は、上蓋5の内側に取り付けた板ばねで構成される。
押付け部材41は、中央部を上蓋5から浮かせ、その両端部41a、41bを上方にテーパー状に折り曲げたものであり、両端部41a、41bを上蓋5の内側にスライド可能に取り付けたことを特徴とする。
構成が簡素なのでコスト低減を図ることができる。
【0035】
図9は本発明に係る化粧料容器(第3実施の形態)を携帯する状態を説明した図である。
化粧料容器40を携帯する場合には、メッシュ部材10の上面にパフ15を載せ、上蓋5を閉じると、押付け部材41の両端部41a、41bは上蓋5の内側に沿って外側に広がる方向に移動する。これにより、パフ15はメッシュ部材10のリップ部材13と押付け部材41とで挟持された状態で保持固定される。
この結果、第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、押付け部材41は、鋼製ばねや樹脂製ばねを任意に選択することができる。
【0036】
次に、第4実施の形態を説明する。
図10は本発明に係る化粧料容器(第4実施の形態)の縦断面図である。なお、第1実施の形態と同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
化粧料容器50の押付け部材51は、上蓋5の内側に貼り付けたスポンジである弾性体52と、この弾性体52に貼り付けた押付けプレート53とからなることを特徴とする。
【0037】
上蓋5の内側に弾性体52を貼り付けて、この弾性体52に押付けプレート53を貼り付けるだけなので、構成が簡素で製造が容易になりコスト低減を図ることができる。また、押付けプレート53に付勢するばね力を均一にできるので、品質にバラツキがない。
【0038】
図11は本発明に係る化粧料容器(第4実施の形態)を携帯する状態を説明した図である。
化粧料容器50を携帯する場合には、メッシュ部材10の上面にパフ15を載せ、上蓋5を閉じると、パフ15はメッシュ部材10のリップ部材13と押付け部材51の押付けプレート53とで挟持された状態で保持固定される。この結果、第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0039】
次に、第5実施の形態を説明する。
図12は本発明に係る化粧料容器(第5実施の形態)の縦断面図である。なお、第1実施の形態と同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
化粧料容器60の押付け部材61は、上蓋5の内側に貼り付けた環状のスポンジ等からなる弾性体であることを特徴とする。
上蓋5の内側に環状の弾性体からなる押付け部材61を貼り付けるだけなので、構成が簡素で製造が容易になりコスト低減を図ることができる。
【0040】
図13は本発明に係る化粧料容器(第5実施の形態)を携帯する状態を説明した図である。
化粧料容器60を携帯する場合には、メッシュ部材10の上面にパフ15を載せ、上蓋5を閉じると、パフ15はメッシュ部材10のリップ部材13と環状の弾性体からなる押付け部材61とで挟持された状態で固定される。この結果、第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1による化粧料容器によれば、リップ部材を本体の内周壁に常時接触させることができる。したがって、化粧料容器を携帯した場合に、容器本体の内周壁とリップ部材との隙間から化粧料が漏れ出すことを防止できる。
【0042】
メッシュの表面にパフを載せて上蓋を閉めると、押付け部材とリップ部材とで両側からパフを挟持するので、化粧料容器の厚さを大きく設定しても、パフを確実に保持固定することができる。
その結果、化粧料の充填量を増やすことができる。
【0043】
また、押付け部材とリップ部材とでパフを両側から圧接するので、リップ部材の厚さを増さなくても、パフを確実に保持固定することができる。
その結果、化粧料容器から化粧料を取り出すときに、リップ部材が邪魔になることはない。
さらに、リップ部材及び押付け部材はパフよりも弾性変形し易い形状であるため、リップ部材及び押付け部材がパフに与えるダメージは無い。
【0044】
また、メッシュ枠体にメッシュを張設状態に取り付けることができるので、リップ部材が容器本体の内周壁の全周に適度の圧力で均一に接触することができ、メッシュをパフで押圧すると、メッシュ部材が容器本体の内周壁に沿ってスムーズに移動でき、適量の化粧料を容易に取り出すことが可能となる。
【0045】
請求項2は、押付けプレートを使用することにより、この押付けプレートに鏡を取り付けることができる。このため、化粧料容器の使い勝手が向上する。
【0046】
請求項3は、コイルばねを使用することにより、押付け部材の取り付けを容易にすることができる。また、押付けプレートにかけるばね力を容易に均一にできるので品質にバラツキがない。
【0047】
請求項4は、押付け部材を、中央部を上蓋から浮かせ、両端部をテーパー状に折り曲げて上蓋の内側にスライド可能に取り付けた板ばねとしたので、構成が簡素になりコスト低減を図ることができる。
【0048】
請求項5は、上蓋の内側に弾性体を貼り付けて、この弾性体に押付けプレートを貼り付けるだけなので、構成を簡素にできコスト低減を図ることができる。
また、押付けプレートに付勢するばね力を均一にできるので品質にバラツキがない。
【0049】
請求項6は、上蓋の内側に環状の弾性体を貼り付けるだけなので、構成を簡素にできコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る化粧料容器(第1実施の態様)の斜視図である。
【図2】本発明に係る化粧料容器(第1実施の形態)の縦断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明に係る化粧料容器(第1実施の形態)から化粧料を取り出す状態を説明した図である。
【図5】本発明に係る化粧料容器(第1実施の形態)を携帯する状態を説明した図である。
【図6】本発明に係る化粧料容器(第2実施の形態)の縦断面図である。
【図7】本発明に係る化粧料容器(第2実施の形態)を携帯する状態を説明した図である。
【図8】本発明に係る化粧料容器(第3実施の形態)の縦断面図である。
【図9】本発明に係る化粧料容器(第3実施の形態)を携帯する状態を説明した図である。
【図10】本発明に係る化粧料容器(第4実施の形態)の縦断面図である。
【図11】本発明に係る化粧料容器(第4実施の形態)を携帯する状態を説明した図である。
【図12】本発明に係る化粧料容器(第5実施の形態)の縦断面図である。
【図13】本発明に係る化粧料容器(第5実施の形態)を携帯する状態を説明した図である。
【図14】従来の化粧料容器の断面図である。
【符号の説明】
1、30、40、50、60…化粧料容器
2…容器本体
3…凹部
4…ピン
5…上蓋
10…メッシュ部材
11…メッシュ
12…メッシュ枠体
13…リップ部材
15…パフ
17…化粧料
20、31、41、51、61…押付け部材
21…内蓋
22…落下防止爪
23…受爪
24、32、53…押付けプレート
25…板ばね
26…鏡
33…コイルばね
52…弾性体
Claims (6)
- 容器本体に上蓋を開閉自在に取り付け、化粧料を収納できる凹部を容器本体内に形成し、この凹部に収納した化粧料の上面にメッシュ部材を載置し、このメッシュ部材をパフで押圧して化粧料をメッシュ部材の表面に透過させる化粧料容器において、
メッシュ部材はメッシュ枠体にメッシュを張設して構成し、このメッシュ枠体に前記凹部の内周壁をシールする弾性変形可能なリップ部材を取り付け、前記上蓋の内側には弾性変形可能な押付け部材を取り付け、
前記メッシュ部材上面に載置したパフをつぶすことなく、化粧料満量時から、化粧料少量時に至るまで常に前記押付け部材とリップ部材とでパフを挟持可能にしたことを特徴とする化粧料容器。 - 前記押付け部材は、上蓋の内側に取り付けた複数の落下防止爪と、これらの落下防止爪に係止可能な爪を備えた押付けプレートと、この押付けプレートと上蓋との間に配置した板ばねとからなることを特徴とした請求項1記載の化粧料容器。
- 前記押付け部材は、上蓋の内側に取り付けた複数の落下防止爪と、これらの落下防止爪に係止可能な受爪を備えた押付けプレートと、この押付けプレートと上蓋との間に配置したコイルばねとからなることを特徴とした請求項1記載の化粧料容器。
- 前記押付け部材は、中央部を上蓋から浮かせ、両端部をテーパー状に折り曲げて上蓋の内側にスライド可能に取り付けた板ばねで構成したことを特徴とする請求項1記載の化粧料容器。
- 前記押付け部材は、上蓋の内側に貼り付けた弾性体と、この弾性体に貼り付けた押付けプレートとからなることを特徴とした請求項1記載の化粧料容器。
- 前記押付け部材は、上蓋の内側に貼り付けた環状の弾性体で構成したことを特徴とする請求項1記載の化粧料容器。
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