JPH09190889A - サイン灯用電源装置 - Google Patents

サイン灯用電源装置

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JPH09190889A
JPH09190889A JP28656896A JP28656896A JPH09190889A JP H09190889 A JPH09190889 A JP H09190889A JP 28656896 A JP28656896 A JP 28656896A JP 28656896 A JP28656896 A JP 28656896A JP H09190889 A JPH09190889 A JP H09190889A
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sign
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transformer
voltage
power supply
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Makoto Noda
誠 野田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータ方式で15KV商用周波数点灯相
当のものとすることを可能とする。 【解決手段】 インバータ14の出力が変圧器15へ供
給され、変圧器15は2つの二次巻線25a,25bが
設けられ、二次巻線25a,25bの同一極性側端が互
いに接続され、その接続点31は共通端子32に接続さ
れ、二次巻線25a,25bの各他端はそれぞれ出力端
子16a,16bに接続され、共通端子32と出力端子
16a,16bとの各間にネオン管(又はアルゴン管)
17がそれぞれ接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はインバータよりの
交流電圧を変圧器で昇圧してネオン管やアルゴン管など
のサイン灯へ印加して、点灯させるためのサイン灯用電
源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては、商用電力をネオン変圧
器で昇圧してサイン灯に印加する電源装置が主流であっ
た。これに対し、最近では小形軽量な点から、インバー
タを用いて商用電力よりも高い周波数の電力を変圧器で
昇圧してサイン灯に印加する電源装置が可成り用いられ
るようになった。
【0003】このインバータ式サイン灯用電源装置は図
9Aに示すように、商用電源11よりの商用電力が入力
端子12a,12bより整流回路13に入力され、その
整流出力がインバータ14により、商用交流電力の周波
数より高い周波数、例えば20KHz程度の交流電力に
変換され、そのインバータ14の交流出力は漏洩変圧器
15で昇圧され、出力端子16a,16b間に出力さ
れ、出力端子16a,16b間に接続されたサイン灯1
7に印加され、サイン灯17が点灯される。
【0004】このインバータ方式は変圧器15で昇圧す
る交流電力の周波数が高いため、変圧器15を著しく小
形、軽量にすることができる。しかし、サイン灯17は
通常図10Aに示すように、鉄製の支持パネル板18上
にサイン灯支持具19を介して取付けられ、サイン灯1
7に対する配電線21は支持パネル板18上に取付けら
れたガイシ22に支持されている。支持パネル板18は
接地されており、配電線21、サイン灯17と支持パネ
ル板18との各間、サイン灯17及び配電線21間、サ
イン灯とサイン灯17間、配電線21と配電線間の各浮
遊静電容量23がインバータ出力交流電力の周波数に対
して無視できなくなり、例えば図10Bに示すように、
出力端子16a,16b間に接続された複数のサイン灯
17の中央部に達する交流電流が前記浮遊静電容量23
により可成り漏洩してゆき、出力端子16a,16bか
ら離れるに従ってサイン灯17の明るさが減少し明るさ
むらが大きくなり、場合によっては中央部のサイン灯1
7は点灯しないこともある。また隣接サイン灯間の静電
容量の影響を受け、特に、複雑なサイン灯表示装置にお
いては、互いに異なるサイン灯用変圧器に接続されたサ
イン灯が互いに接近して配されることがあるが、滅灯サ
イン灯が隣接点灯サイン灯の影響で点灯されるなどこれ
らサイン灯間で干渉が発生することがあった。特に屋外
で使用するネオン看板では配電線21が長い引き回しの
場合や、雨天において、中央部のネオン管の消灯や、ネ
オン管間の干渉が発生する。
【0005】このため、配電線21の長さを極力短かく
することにより、ネオン管4本(管長合計6m)、アル
ゴン管6本(管長合計9m)を9kV商用周波数点灯相
当のものが得られているに過ぎなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】商用電力を直接変圧器
で昇圧する場合は15kVに昇圧して、ネオン管8本
(管長合計12m)や、アルゴン管12本(管長合計1
8m)を点灯することがよく利用されているが、インバ
ータ方式では負荷配線を極力短かくして、やっと商用電
力直接昇圧の9kV相当の点灯しかできなかった。
【0007】この問題を解決するため従来においては、
(1)配線間距離や、サイン灯と支持パネル板との間の
距離を広げること、(2)交流電力周波数を下げること
が提案されていた。しかし(1)の方法はその間隔を大
幅に大きくする必要があり、小形化、複雑かつ密度の表
示要求が増加しているが、これに反することになり、商
用周波数点灯で使用していたサイン灯支持具や、ガイシ
を用いることができず、サイン灯と支持パネル板間を大
とすることは占有空間が大となり、工事も大変になり、
見た目にもよくない。(2)の方法は例えば20kHz
の半分、つまり10kHz程度にすると、可聴周波帯と
なり、騒音源の問題が生じ、また変圧器が大形になる。
【0008】なお変圧器の二次巻線の接地絶縁を容易に
するため、外国においては、図9Bに示すように、変圧
器15に、2つの二次巻線25a,25bを設け、これ
ら二次巻線25a,25bの各一端を接続し、その接続
点26を接地し、二次巻線25a,25bの各他端を出
力端子16a,16bに接続することが行われている。
この場合も出力端子16a,16bと接地された接続点
26との間の電圧はそれぞれE0 /2となるが、これが
接続点26で加算されるようになり、つまり端子16
a,16b間はE0 であり、前記浮遊静電容量の影響に
ついてみると、実点灯状態での二次巻線25a,25b
の接地に対する電位の絶対値は図9Aと図9Bとも図9
Cに示すように中点又は接続点26がゼロ電位で、これ
に対し正、負にE0 /2、つまり絶対値で同じレベルで
あり、その最大値はE0 /2である。しかも二次巻線2
5a,25bの接続点26を完全に接地するため、二次
巻線25a,25bと変圧器15の磁気コアとの間のイ
ンピーダンスがゼロになり、これを通じて漏れ電流が更
に増加する傾向にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれば
インバータ出力が供給される変圧器は1個の一次巻線と
複数個の二次巻線とを有し、この複数個の二次巻線の同
一極性端が互いに接続され、その接続点と各二次巻線の
他端との間にそれぞれサイン灯が接続されるようにされ
ている。
【0010】請求項4の発明によれば、インバータ出力
が供給される変圧器は複数個設けられ、これら複数個の
変圧器の各二次巻線の同一極性端が互いに接続され、こ
の接続点とこれら二次巻線の各他端との間にそれぞれサ
イン灯が接続されるようにされている。請求項6の発明
によれば、インバータの出力が供給される変圧器の二次
巻線の一端に複数の限流素子の一端が接続され、これら
限流素子の各他端と二次巻線の他端との間にそれぞれサ
イン灯が接続されるようにされている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1Aに請求項1の発明の実施例
を示し、図9と対応する部分に同一符号を付けてある。
この実施例では変圧器15に2個の二次巻線25a,2
5bが設けられ、これら二次巻線25a,25bの同極
性端が互いに接続され、その接続点31は共通端子32
に接続され、二次巻線25a,25bの各他端は出力端
子16a,16bに接続される。共通端子32と出力端
子16a,16bとの各間にサイン灯17が接続され
る。
【0012】この構成によれば出力端子16a,16b
と共通端子32との各間の電圧は共にE0 /2となり、
出力端子16a,16bの電位は互いに逆極性であるた
め、端子16a,16b間の電圧は0となり、二次巻線
25a,25bがそれぞれその各中点をゼロ電位として
逆方向に対地電位が生じ、このため接地電位の絶対値は
図1Cに示すように最大値が、図9Cの場合のそれの半
分、つまりE0 /4になり、浮遊静電容量23の大きさ
が従来と同一であっても漏洩電流は従来の半分になる。
【0013】図1A中の整流回路13、インバータ14
を具体化した例を図2Aに示す。つまり整流回路13は
全波整流回路とされ、インバータ14は、整流回路14
の出力端間に、コンデンサ34,35が直列に接続され
ると共にスイッチング素子36,37も直列に接続さ
れ、コンデンサ34,35の接続点とスイッチング素子
36,37の接続点との間に変圧器15の一次巻線38
が接続され、駆動回路39によりスイッチング素子3
6,37が交互にオンオフされる。つまりインバータ1
4はいわゆるハーフブリッジ回路として構成された場合
である。
【0014】更にこの例では二次巻線25a,25bご
とに独立した漏洩磁気回路が構成される。例えば図2B
に示すように、ロ字状磁気コア41の一方の長辺41a
上の中央部に一次巻線38が、その両側に二次巻線25
a,25bがそれぞれ巻かれ、他方の長辺41bから漏
洩コア42a,42bが、それぞれ二次巻線38と二次
巻線25a,25bとの各間の長辺41aに近ずくよう
に突出されている。このようにして二次巻線25a,2
5bごとに独立した漏洩磁気回路43a,43bが構成
される。
【0015】一次巻線25a,25bの漏洩磁気回路が
同一とされていると、端子32と端子16a,16bと
に接続されたサイン灯17の本数が同一とされ、つまり
負荷回路が同一とされても、これら負荷回路の浮遊静電
容量や、サイン灯の放電開始電圧のばらつきにより、一
方側のみが先行して放電し、漏洩変圧器の限流垂下特性
により、その放電した負荷回路の端子間電圧が降下して
しまうと、他方側が放電開始電圧以下になり点灯せず、
片側点灯となってしまう。
【0016】しかし図2Bに示したように二次巻線25
a,25bに独立に漏洩磁気回路43a,43bが設け
られているので、一方側のサイン灯が先に放電しても、
その点灯した側の二次巻線の出力特性のみが限流垂下状
態になり、他方の二次巻線の出力電圧は影響されず、他
方側へサイン灯も遅れて点灯する。図1Bに請求項4の
発明の実施例を示し、図1Aと対応する部分に同一符号
を付けてある。この実施例では2つの変圧器15a,1
5bの2つが設けられ、インバータ14の出力が変圧器
15a,15bの各一次巻線38a,38bに並列に供
給され、変圧器15a,15bの各二次巻線25a,2
5bの同一極性側端が互いに接続され、その接続点31
が共通端子32に接続され、二次巻線25a,25bの
各他端が出力端子16a,16bに接続される。この場
合も図1Aの電源装置と同様の作用効果が得られること
は容易に理解されよう。
【0017】またこの場合も変圧器15a,15bを例
えば図2Cに示すようにそれぞれ漏洩磁気回路を構成す
るようにしておくことにより、片側点灯の問題は生じな
い。図2B、図2Cは変圧器を内鉄形として形成した場
合を示したが、これら変圧器を外鉄形として構成しても
よい。図1に示したこの発明によれば従来装置よりも、
共通端子32に接続配線が1本多くなるが、例えば図3
Aに示すようにこの発明の電源装置46を1個設け、そ
の共通端子32とサイン灯17との接続配線45は比較
的短かくなる場合が多い。しかも前述したようにこの発
明によれば漏洩電流が減少するため、従来と同一容量も
従来の15KV商用周波数点灯相当の点灯が可能とな
り、従来のインバータ方式電源では9KV商用周波数点
灯相当のものしか得られなかったため、図3Aに示した
サイン灯表示と同一のものを構成するには図4Bに示す
ように、9KV商用周波数点灯相当の電源装置47を2
個必要とし、全体として工事はこの発明装置の方が大幅
に簡単になる。
【0018】出力電流値が大きい場合は、図4Aに示す
ように一次巻線38と両二次巻線25a,25bとの間
隔Sを大として、例えば巻線38,25a,25bが巻
かれたコア41aの太さRの10〜100%程度、現実
的には30%程度として一次、二次間の結合を小とし、
漏洩コア42a,42bを省略してもよい。あるいは図
4Bに示すように、変圧器15を漏洩形とせずまた一次
巻線と二次巻線との間を特に離すようなこと、つまり密
結合した状態で二次巻線25a,25bと出力端子16
a,16bとの各間に、コイル、コンデンサ、抵抗素子
などの限流素子48a,48bを挿入してもよい。更に
高圧側における絶縁の保持と簡単な構造との面から変圧
器は漏洩方式が適しているが、外部に対し、十分な絶縁
距離を保持できる場合は、図4Cに示すように変圧器1
5としては漏洩コアを設けることなく、一次巻線38と
二次巻線25とを密結合とした状態で1個の二次巻線2
5のみとし、その一端を共通端子32に接続し、他端を
限流素子48a,48bをそれぞれ通じて出力端子16
a,16bに接続し、端子32と端子16a,16bと
の各間にサイン灯を接続するようにしてもよい(請求項
6の発明)。
【0019】図1Bに示したように2個の変圧器15
a,15bを設ける場合は、図5Aに示すように2個の
インバータ14a,14bを用い、これらを同期させる
と共にこれらインバータ14a,14bの出力をそれぞ
れ変圧器15a,15bへ供給するようにしてもよい。
図5Bは整流回路も13a,13bの2個とした場合で
ある。図1Aでは変圧器15の二次巻線を2個設けた
が、この数に限られるものでない。例えば図6Aに示す
ように4個の二次巻線25a、25b、25c、25d
を設け、その同一極性側の端を互いに接続し、その接続
点31を端子32に接続し、二次巻線25a〜25dの
各他端を端子16a〜16dに接続し、これら端子16
a〜16dと端子32との間にサイン灯17をそれぞれ
接続するようにしてもよい。
【0020】この場合の変圧器15の外観の例を図6B
に示す。2個のE字形磁気コア61、62を互いに突き
合わせて閉磁路を構成し、磁気コア61のE字の両側の
脚部上に二次巻線25a、25bがそれぞれ巻装され、
磁気コア62の両側の脚部上に二次巻線25c、25d
がそれぞれ巻装され、磁気コア61、62の中央脚部の
突き合わせ部上に一次巻線38が巻装され、一次巻線3
8と二次巻線25a〜25dとの各間において、磁気コ
ア61、62の中央脚部と両側脚部との間にそれぞれ漏
洩磁気コア63a〜63dが設けられる。
【0021】図7に8個の二次巻線25a〜25hを設
けた場合の変圧器15の外観例を示す。二つのE字形磁
気コアをその中央脚を共通とし、直交させて一体化した
5脚部磁気コア64と同様の5脚部磁気コア65とをそ
の脚部端面を突き合わせて開磁路を構成し、磁気コア6
4の42の外側脚部64a〜64dに二次巻線25a〜
25dをそれぞれ巻装し、磁気コア65の4つの外側脚
部65a〜65dに二次巻線25e〜25hをそれぞれ
巻装し、両/中央脚部64e、65eの突き合わせ部上
に一次巻線38を巻装し、一次巻線38と各二次巻線2
5a〜25hとの間において、中央脚部64e、65e
と外側脚部64a〜64d、65a〜65dとの各間に
漏洩磁気コア66a〜66hを設ける。なお、二次巻線
の数を例えば3個にする場合は、図6において1つの二
次巻線を省略すればよい。これより二次巻線の数は2以
上の任意の整数とすることができる。
【0022】このように1個の変圧器の二次巻線の数は
2個に限らないように、図1Bに示した実施例のように
変圧器を2個用いてその二つの二次巻線を図1Aに示し
たと同様に、2以外の複数個の変圧器を用いてその二次
巻線を図1A、図6Aに示したように接続してもよい。
1個の変圧器を用いる場合において、任意の複数個の二
次巻線を用いる場合にも、図4Bに示すように限流素子
をそれぞれ二次巻線と直列に接続してもよい。3つ以上
の変圧器を用いる場合に、図5に示したように各変圧器
ごとにインバータを設け、これらインバータを互いに同
期させることもできる。
【0023】更にこの発明の電源装置は商用交流電力を
受電するようにする場合に限らず、直流電力を受電して
インバータへ供給する構成としてもよい。場合によって
はインバータの出力を受電してもよい。つまりインバー
タが外部に設けられ遠く離れていてもよく、かつ1個の
インバータで複数の変圧器15を駆動してもよい。更に
インバータとしては他励式に限らず自励式でもよい。そ
の具体例として2個の二次巻線を用いる場合について図
8に2Aと対応する部分に同一符号を付けて示す。一次
巻線38の両端間にコンデンサ51が接続され、この一
次巻線38の両端はスイッチング素子36,37を通じ
て整流回路13の出力側の一端に接続され、一次巻線3
8の中点はチョーク52を通じて整流回路13の出力側
の他端に接続され、変圧器15の三次巻線つまり発振
(帰還)巻線53の両端がスイッチング素子36,37
の制御電極に接続され、整流回路13の出力側の両端間
にバイアス回路54が接続され、バイアス回路54から
スイッチング素子36,37の各制御電極にそれぞれバ
イアスが印加されて、発振回路が構成され、その発振出
力、つまりインバータよりの商用周波数より高い周波数
の交流電力が変圧器15で昇圧されてその二次巻線25
a,25bから高電圧交流出力が得られる。二次巻線2
5a,25bの同一極性端が共有端子32に接続され
る。
【0024】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、共
通端子と、これに対し、同一電位となる複数の出力端子
との各間にサイン灯を接続するように構成されているた
め、従来よりも配線、サイン灯よりなる負荷回路中の浮
遊静電容量に印加される電圧を小さくすることができ、
それだけ漏洩電流が少なくなり、明るさむらや、中央部
の消灯のおそれが少くなり、従来の15KV商用周波数
点灯相当のものを得ることができ、サイン灯看板の装置
費用のみならず工事費用を減少することができる。
【0025】また従来の9KV商用周波数点灯相当のも
のにこの発明を適用して、漏れ電流が大幅に低減され、
スムーズな調光をすることができる。各二次巻線ごとに
独立した漏洩磁気回路を作ることにより、小形に構成
し、かつ片側点灯のおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは請求項1の発明の実施例を示す図、Bは請
求項4の発明の実施例を示す図、Cはこの発明の装置で
の配線の対地電位分布を示す図である。
【図2】Aは図1Aの実施例において整流回路13、イ
ンバータ14を具体化した例を示す図、Bは請求項2の
発明の要部である変圧器の外観例を示す図、Cは請求項
4の発明の変圧器の外観例を示す図である。
【図3】Aはこの発明装置を用いてサイン灯の接続配線
を行った例を示す図、Bは図Aのサイン灯構成と同一の
サイン灯を従来のインバータ式電源装置で点灯する場合
のサイン灯接続配線を示す図である。
【図4】Aは図1A中の変圧器15の他の例を示す図、
Bは請求項3の発明の実施例の要部を示す図、Cは請求
項6の発明の要部を示す図である。
【図5】請求項4の発明の他の実施例を示す図。
【図6】Aは請求項1の発明の他の実施例を示す接続
図、Bはその変圧器の外観例を示す図である。
【図7】Aは請求項1の発明として二次巻線を8個用い
た例における変圧器の外観を示す斜視図、BはAの一端
を示す図、CはAの側面を示す図である。
【図8】この発明を自励形インバータ式に適用した具体
例を示す接続図。
【図9】Aは従来のインバータ式2線出力電源装置を示
す図、Bは従来のインバータ式3線出力電源装置を示す
図、Cは従来の配線の対地電位分布を示す図である。
【図10】Aは支持パネル板に支持されたサイン灯及び
配電線の関係例を示す図、Bは配管されたサイン灯の明
るさの状態を示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータよりの商用周波数より高い周
    波数の交流電圧を変圧器で昇圧してサイン灯へ印加する
    サイン灯用電源装置において、 上記変圧器は1つの一次巻線と複数の二次巻線とを備
    え、 上記複数の二次巻線の同一極性端が互いに接続され、 上記複数の二次巻線の上記接続点と各他端との間にそれ
    ぞれサイン灯が接続されるようにされているサイン灯用
    電源装置。
  2. 【請求項2】 上記変圧器には上記複数の二次巻線の各
    1つごとに独立して漏洩磁気回路が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載のサイン灯用電源装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の二次巻線の上記各他端と、こ
    れと接続される上記サイン灯との各間に限流素子がそれ
    ぞれ接続されていることを特徴とする請求項1記載のサ
    イン灯用電源装置。
  4. 【請求項4】 インバータよりの商用周波数より高い周
    波数の交流電圧を変圧器で昇圧してサイン灯へ印加する
    サイン灯用電源装置において、 上記インバータよりの交流電圧が複数の変圧器へ供給さ
    れ、 これら複数の変圧器の各二次巻線の同一極性端が互いに
    接続され、 この接続点と、上記複数の変圧器の各二次巻線の他端と
    の間にそれぞれサイン灯が接続されるようにされている
    サイン灯用電源装置。
  5. 【請求項5】 上記複数の変圧器には互いに同期した別
    個のインバータの出力がそれぞれ供給されることを特徴
    とする請求項4記載のサイン灯用電源装置。
  6. 【請求項6】 インバータよりの商用周波数より高い周
    波数の交流電圧を変圧器で昇圧してサイン灯へ印加する
    サイン灯用電源装置において、 上記変圧器の二次巻線の一端に複数の限流素子の一端が
    それぞれ接続され、 これら複数の限流素子の各他端と上記二次巻線の他端と
    の間にサイン灯が接続されるようにされているサイン灯
    用電源装置。
JP28656896A 1995-11-10 1996-10-29 サイン灯用電源装置 Abandoned JPH09190889A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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