JPH0232509A - 一体の安定用インダクタを有するランプ用安定器の漏洩制御型変圧器 - Google Patents

一体の安定用インダクタを有するランプ用安定器の漏洩制御型変圧器

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JPH0232509A
JPH0232509A JP1139407A JP13940789A JPH0232509A JP H0232509 A JPH0232509 A JP H0232509A JP 1139407 A JP1139407 A JP 1139407A JP 13940789 A JP13940789 A JP 13940789A JP H0232509 A JPH0232509 A JP H0232509A
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leg
legs
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JP1139407A
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Sayed-Amr El-Hamamsy
セイド―アムル・エル―ハハムジイ
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Original Assignee
General Electric Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はガス放電ランプ用安定器に関し、更に詳しくは
複数のガス放電ランプを駆動する安定器に関する。
ガス放電ランプはある特殊な電気的特性を存する電気素
子である。特に、ガス放電ランプは負インピーダンス特
性を有する。すなわち、ガス放電ランプのアークが一度
発生すると、放電媒体を通る電流が増大し、ランプ電極
間の電圧降下は低減する。従って、安定器回路の構成要
素として電流を制限する手段を備えることが必要である
。電流制限手段が設けられていない場合には、一般にラ
ンプが不良になったり、変圧器が焼損することになる。
負インピーダンス特性のために、複数のガス放電ランプ
を並列に動作させることは好ましい特徴ををしているに
も関わらず一般に妨げられている。
複数のガス放電ランプを並列に動作させようとした場合
、一般に1つのランプのアークが最初に発生し、その結
果並列ランプ回路の両端間の電圧が低下する。これによ
り、並列ランプ回路に供給される全ての電流が、最初に
動作したランプに流れることとなり、その結果並列ラン
プ回路の内の1つのランプのみが起動され、残りの全て
は点灯されない。明らかに、このような動作は許容でき
るものではない。従って、複数のガス放電ランプを直列
にして動作させることがより望ましいとされている。し
かしながら、高い周波数(20キロヘルツ以上)でガス
放電ランプを直列にして作動させると、ランプと周囲の
アース面との間に容量結合が発生する結果となる。この
容量結合によってランプのガラス管を介してかなりの漏
洩電流が流れることになる。この現象は、直列ランプ回
路に沿って生じる大きな電圧降下がランプとアースとの
間にかなりの電位差を発生するので、この直列接続され
たランプでは一層著しい。
この直列ランプ動作に必要な高い電圧による他の欠点は
全てのランプを点灯するのに必要な電圧によって危険な
状態が発生することである。ランプの1つをソケットか
ら取り外すとき、ランプの取外しによって電流の流れが
遮断されるので、高圧側のソケットの電圧が直列ランプ
回路の両端間の起動電圧に等しくなる。従って、直列ラ
ンプ回路中の単一のランプを取り外すと、ランプのソケ
ットに危険な電圧が発生することになる。この直列ラン
プ回路における高電圧を避けるためには、複雑で高価な
制御装置を使用することがしばしば必要である。これに
比し並列ランプの回路構成においては、ランプのソケッ
トに現れる最大電圧は1つのランプを点灯するのに必要
な電圧であり、これは通常問題ない。従って、前述した
起動時の問題を克服する方法が見つけられれば通常は並
列ランプ動作の方が好ましい。この問題は、放電ランプ
を変圧器に接続するための「隔離式直列」構成(第6図
参照)を使用することによって対処することができる。
この構成については後で詳細に説明する。
本願は複数のガス放電ランプに電力を供給するための改
良された「隔離式直列」安定器回路の設計に主に関係し
ている。また、安定器回路の設計によってはランプ起動
手段が備えられていることが認められる。しかしながら
、ここの説明では一般に既に起動されたランプを駆動す
る際の問題を対象とする。従って、ランプ起動手段につ
いては本技術分野に専門知識を有する者にとって明らか
であると想定して、本願においては詳細に図示または説
明しない。
上述したように、ガス放電ランプ用安定器回路には電流
制限手段を備えることが必要である。抵抗性の電流制限
手段は安定器回路の動作効率を低下させるので、電流制
限手段は典型的にはインダクタンスの形式のものである
。インダクタのりアクタンスは直列接続されたランプを
通る電流の流れを制限する。更に、ガス放電ランプ用の
典型的な電子的安定器回路は、入力電圧を昇圧し、且つ
電圧源をランプから隔離する変圧器を有している。
直列ランプ動作および並列ランプ動作の両方に関連する
問題に鑑み、並列ランプ動作の利点を直列ランプ動作の
起動の利点と組合せながら、それぞれの欠点を最小にし
たいくつかの構成が提案されている。提案された構成の
多くは多数の外部インダクタを有する複雑な磁気回路を
使用している。
これらの回路のいくつかについて以下に簡単に説明し、
また後で本発明の詳細な説明に関連して詳細に説明する
第2図に示す1つの提案されたガス放電ランプ用安定器
回路は単一の二次巻線を有する隔離変圧器を使用してい
る。放電ランプは2つの別々の結合されていないインダ
クタを介して隔離変圧器の二次巻線の両端間に実質的に
並列に接続されている。各インダクタは接続されている
ランプの電流を別々に制限する。この回路構成は漏洩電
流を低減するが、インダクタの損失を補償するために安
定回路のボルト・アンペアを増大することが必要である
という欠点を有している。更に、この回路構成において
は、各ランプは別々のインダクタを必要とし、安定器回
路の大きさおよび価格が増大する。
第3図に示す他の提案されたガス放電ランプ用安定器回
路は単一の二次巻線を有する変圧器を使用している。ラ
ンプは電流制限用のインダクタおよび「電流分配用のイ
ンダクタ」を介して二次巻線の一端に接続されている。
比較的小形の電流分配用インダクタは2つのランプを通
る電流を平衡させるように設計されている。しかしなが
ら、電流分配用インダクタはランプ間の電圧差が小さい
とき以外は飽和を起こす。更に、電流分配用インダクタ
は電流制限用インダクタよりも小さいけれども、それで
も回路の大きさ、重量および価格を増大させる。更に、
第3図の回路は電流制限用インダクタおよび電流分配用
インダクタにおける損失を克服するために従来の直列ラ
ンプ動作よりも更に多くのボルト・アンペアの合計値を
必要とする。最後に、この電流分配用インダクタの概念
を3つ以上のランプを含む回路に適応することは困難で
ある。
本発明で対象とするガス放電ランプ用安定器回路の問題
に対する第3の提案された解決法は「隔離式直列」構成
に接続した変圧器を利用するものである。この構成が第
4図に示されている。複数のガス放電ランプを駆動する
ためのこの隔離式直列安定器回路は少なくとも3つの脚
部を有する多脚変圧器コアを有している。一次巻線およ
び少なくとも2つの二次巻線が変圧器の別々の脚部に配
設される。各ガス放電ランプはそれれぞれの二次巻線の
両端間に接続されている。更に、隔離式直列構成に接続
した変圧器はガス放電ランプのフィラメント電極を加熱
するために二次タップのような手段を有していることが
好ましい。この隔離式直列安定器回路は、追加の各ラン
プ用に変圧器の脚部をそれぞれ追加して、対応する二次
巻線を設けることによって3つまたはそれより多くのガ
ス放電ランプを同時に駆動するように容易に拡張するこ
とができる。以下に更に詳しく説明するように回路の磁
気特性のために、隔離式直列構成は直列ランプ動作およ
び並列ランプ動作の両者のそれぞれの欠点を少なくして
直列および並列ランプ動作の両者のほぼ全ての利点を達
成する。従って、隔離式直列構成は多数のガス放電ラン
プを駆動するための望ましい方式である。
隔離式直列安定器回路の設計は多くの要因によって複雑
化している。第1に、安定器の変圧器は通常人力信号を
昇圧して、ガス放電ランプを駆動するのに充分な電圧を
二次側に発生する。このような昇圧変圧器において最大
の効率を達成するためには、二次側および一次側の両方
における巻線の数を最小にして巻線損失を低減すること
が好ましい。しかしながら、一次巻線の数があまり少な
い場合には、変圧器のコアが飽和して、二次側の出力電
圧を制限し、またコア損失が増大する。従って、入力電
圧の所望の範囲内において変圧器の飽和を避けるために
充分な一次巻線を有することが必要である。
「隔離式直列」および他の従来の安定器回路の設計を複
雑化する第2の要因は変圧器の固有の漏洩インダクタン
スである。物理的な変圧器は通常並列磁化および直列漏
洩インダクタンスを有する理想的な変圧器としてモデル
化されている。従来の安定器の変圧器における漏洩イン
ダクタを量子化する際に遭遇する困難さのために、一次
側および二次側をできるだけ密に結合することによって
漏洩インダクタンスの影響を制限することが望ましいも
のであった。最も密な結合は一次側および二次側をコア
の同じ脚部に巻回した場合に得られる。しかしながら、
コアの同じ脚部に一次側および二次側を巻回することは
2つ以上の二次側を必要とする回路においては製造上の
欠点および電気的欠点がある。まず機械的には、複数の
二次巻線を一次巻線と同じ脚部上に巻回することがきわ
めて困難なことである。電気的には、漏洩磁束の量が一
次側から特定の二次側を分離する巻線を追加する毎に増
大し、このため予想し得ない不平衡な二次電圧が発生す
ることである。
最後に、以下の説明から容易に明かなように、隔離式直
列構成の変圧器の出力電流は前述した漏洩インダクタク
スによって本来制限されるものである。しかしながら1
.この漏洩インダクタンスは従来容易に制御し得るもの
と考えられていなかった。従って、用途によっては、電
流制限用インダクタンスが隔離式直列構成の変圧器の出
力に設けられていた。この変圧器の電流制限用インダク
タンスは別の回路部品であってもよいし、または変圧S
’tR造の中に集積化されたものであってもよい。
安定器のこのインダクタを変圧器の構造中に集積化する
1つの方法は「ギャップ付き脚部」を利用することであ
る。この「ギャップ付き脚部」を有する変圧器の動作に
ついては第5図を参照して後で詳細に説明する。
ギャップ付き脚部および外部のインダクタは両方とも欠
点を有している。外部のインダクタは寸法の大きい高価
な追加の素子であり、各ランプ毎に別々のインダクタを
設けることが必要な場合には特に不利である。ギャップ
付き脚部は理想的な安定器用のインダクタであることが
わかっているが、変圧器の製造を複雑にし、高価にする
。従って、ギャップ付き脚部を有する変圧器または外部
インダクタの固有の欠点を有しない複数ランプ用安定器
回路の隔離式直列構成の変圧器に出力インダクタンスを
設けることが有利である。
磁気学における最近の進歩によって変圧器の漏洩特性を
量子化し、漏洩現象を変圧器の寄生パラメータとしてで
はなく設計パラメータとして利用できるようになった。
漏洩インダクタンスの値はカリフォルニア州バサディナ
のカリフォルニア工科大学のA、ダジャール(A、Da
ujahre)の1986年の博士論文[磁気回路にお
ける漏洩現象のモデル化および評価(Modeling
 and Estlmation orLeakage
 PhenoIIena in Magnetic C
1rcuits ) Jにおいていくつかの簡単な事例
に対して導き出された式を使用して変圧器のコアおよび
巻線の構成から計算することができる。
発明の概要 要約すると、本発明は蛍光ランプ用の安定器に必要な全
ての磁気機能を1つの標準的な磁気コア中に集積化する
手段を意図している。単一のコアを使用して、「隔離式
直列」構成の多数のランプを動作させる安定器に隔離、
昇圧、安定化、力率補正およびカソード加熱の各機能を
行わせる。隔離式直列構成は、各負荷の一端をアースに
接続できるようにしながら、2つ以上のの負荷を接続す
るように磁気手段を使用している。単一の標準的なコア
を使用することは安定器の価格を低減することになり、
市場における競争力を高めることになる。
更に具体的に云うと、本発明の1つの好適な態様におい
ては、3つの脚部を存する単一の変圧器コアが使用され
る。一次巻線により変圧器が電源から駆動される。一次
巻線は変圧器の3つの全ての脚部上に連続的に巻回され
ている。二次巻線は変圧器の脚部の2つに設けられ、ガ
ス放電ランプの駆動に用いられる。安定用インダクタン
スは変圧器の第3の脚部上に一次巻線を巻回することに
よって設けられている。安定用インダクタンスの値は、
二次巻線を設けていない変圧器脚部上の一次巻線の巻数
に直接関係する。こうして得られた変圧器には、インダ
クタンスの値を直接計算して注意深く制御し得る安定用
インダクタが完全に集積化されている。
本発明の目的は、漏洩インダクタンスを正確かつ精密に
制御することができる隔離式直列安定器用変圧器を提供
することにある。
本発明の他の目的は、一次巻線をコイルの一次側および
二次側脚部間で分配することによって漏洩インダクタン
スが制御される隔離式直列安定器用インダクタを提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、一次巻線をコイルの一次側および
二次側脚部の間で分配することによって精密に制御され
た変圧器の漏洩インダクタンスにより電流制限機能が行
われる隔離式直列安定器用インダクタを提供することに
ある。
本発明の他の目的は、単一の磁気変圧器コアによって隔
離、昇圧、力率補正、カソード加熱および精密に制御可
能な電流制限機能が行なわれるようにした、隔離式直列
構成の1つ以上のガス放電ランプを駆動するための安定
器回路を提供することにある。
本発明の新規な特徴は特に特許請求の範囲に記載しであ
るが、本発明自身はその構成および動作方法について本
発明の他の目的および利点とともに添付の図面を参照し
た以下の説明からよりよく理解されよう。
図面を参照した発明の詳細な説明 第1図は直列接続の複数のランプ用の安定器回路の概略
回路図である。電源26が入力端子12および14に接
続され、隔離変圧器28の一次巻線16を駆動する。隔
離変圧器28の二次巻線18は安定用インダクタ20を
介して蛍光ランプ22a、22bおよび22cに直列に
接続されている。フィラメント加熱用巻線24a、24
b、24cおよび24dが電流をカソード・フィラメン
ト30に供給するように隔離変圧器28に設けられてい
る。
第1図に示すような直列接続の複数のランプ用の安定器
においては、1つのランプ22cのみがアースに接続さ
れている。このような直列接続されたランプを起動する
のに必要な電圧は極めて高いものである。従って、これ
らの高電圧により生じる危険な状態から保護するために
複雑な制御回路が必要である。更に、このような直列接
続されたランプ用の安定器は0.9以上の力率を達成す
るのに別の制御回路を必要とする。これはこの種の多く
のランプ用安定器回路の設計要求条件である。最後に、
このような直列ランプ回路においては、特に高い周波数
で動作させる回路においては、漏洩電流がランプ22a
、22bおよび22cのガラス管を介してアースに容量
結合される。
この直列ランプ動作に伴なう欠点のいくつかを克服する
ためには、ガス放電ランプを並列に接続することができ
る。第2図は別々の電流制限用インダクタを使用して並
列ランプ動作を達成したガス放電ランプ用の安定器回路
の一形態を示している。交流電力は変圧器のコア150
上に設けられた一次巻線130に供給される。コア15
0上に配設され、従って一次巻線130に磁気的に結合
されている二次巻線140はランプ110および120
のフィラメント114および124の一端に接続され、
またインダクタ用コア152aおよび152b上の巻線
153aおよび153bに接続されている。ランプ11
0用の電流制限用インダクタはギャップ154aを有す
るコア152aおよび導電性巻線153aから構成され
ている。
このインダクタはランプ110の電流を制限するように
作用する。同様に、ランプ120はギャップ154bを
有するコア152bおよび導電性巻線153bから構成
される電流制限用インダクタに直列に接続されている。
従って、各ランプは別々の電流制限用インピーダンス素
子に接続されている。この構成は漏洩電流を低減するが
、安定器回路のボルト・アンペア要求条件を増大させて
、複数ランプ用安定器に伴なう価格および性能に関する
利点の多くをそこなう。また、前に述べた理由のために
、第2図の並列ランプ回路におけるランプの起動は第1
図の直列ランプ回路におけるランプの起動よりも難しい
ことに注意されたい。
並列ランプ回路におけるインダクタに対する寸法につい
ての要求条件を低減するために、安定用すなわち電流制
限用インダクタの1つを比較的小さい電流分配用インダ
クタに置き換えることができる。この場合、第3図に示
すように、単一の主安定用インダクタと、2つのランプ
を流れる電流が平衡するように設計されている小さな電
流分配用インダクタとが使用される。したがって、第3
図において、ギャップ154を有するコア152および
巻線153から構成される安定用すなわち電流制限用イ
ンダクタはその一端で変圧器の二次巻線140と直列に
接続されている。この直列接続された電流制限用インダ
クタの他端は電流分配用インダクタのコア170上の巻
線対の中央タップに接続されている。この中央タップは
2つの巻線171.172の一部であり、2つの巻線は
図示のように磁気的に結合されている。巻線171およ
び172の他端はそれぞれランプ110および120の
フィラメント112および122に接続されている。更
に、ランプフィラメント114および124の一端は図
示のように変圧器の二次巻線140にそれぞれ接続され
ている。この第3図の構成においても欠点がある。すな
わち、電流分配用インダクタはランプ間の電圧差が小さ
いときのみ飽和せずに動作する。また、この構成は3つ
以上のランプを駆動するための安定器回路に拡張するこ
とが困難である。
上述のような並列ランプ動作および直列ランプ動作の両
方に関連する欠点を克服する1つの方法は隔離式直列構
成を使用することである。第4図はその例を示し、第4
図には、脚部209.205および207を有し、それ
ぞれの脚部上に一次巻線130および二次巻線141お
よび142を設けた変圧器コア200が示されている。
二次巻線141の両端はランプ110のカソード112
および114の対応する端にそれぞれ直接接続されてい
る。同様に、二次巻線142の両端はランプ120のカ
ソード122および124の対応する端にそれぞれ直接
接続されている。従って、ランプ110および120は
それぞれ二次巻線14lおよび142の両端間に直接接
続されている。
第4図の安定器回路はランプを電気的に直列に動作させ
るが、同時に各ランプ隔離された巻線から動作させるよ
うに設計されており、このため「隔離式直列」安定器回
路と称されている。一次側の脚部209の磁束の大きさ
は二次側の脚部205および207の磁束の和に等しい
。各巻線に発生する1ターン当りの電圧はその巻線を通
過する磁束の時間微分に比例するので、1ターン当りの
一次電圧は1ターン当りの2つの二次電圧の和に比例す
ることがわかる。従って、ランプ負荷は実効的に個々の
隔離された巻線に直列に接続されているので、二次側に
現れる最も高い電位は単一のランプの両端間の電圧降下
である。これにより直列接続された複数のランプの構成
において発生する漏洩電流が低減される。また、適当な
位相関係を観察することによって、電圧降下を増大する
ことなく希望によりランプの一端を一緒に共通点に接続
することが可能である。変圧器の各二次側脚部の磁束は
電流が二次コイルに流れるときの逆の磁束と対抗する。
1つのランプが点灯して、その抵抗が低減し始めると、
二次側脚部の実際の磁束が低減し、また二次電圧も低減
して、出力電流を制限する。更に、1つのランプが点灯
して、そのランプを駆動する二次側脚部の実際の磁束が
低減すると、他の二次側脚部の磁束が増大して、第2の
ランプの両端間の電圧を増大する。このように隔離式直
列構成の変圧器は並列構成におけるような低い出力電圧
を発生すると共に、直列構成におけるような起動の際の
利点をも有する。
しかしながら、上記の隔離式直列構成の変圧器はその出
力電流が制限されるけれども、その出力インダクタンス
は放電ランプによってはそのランプに使用するのに適切
でないことがある。別個の出力インダクタを付加するこ
となく適切な出力インダクタンスを得るために、変圧器
の漏洩インダクタンスを量子化して制御し得る適切な構
成を見つけることができる場合には、その変圧器の漏洩
インダクタンスを使用することができる。どの変圧器も
漏洩インダクタンスを有している。漏洩インダクタンス
は二次巻線と鎖交しない一次巻線の磁束を表している。
漏洩インダクタンスを量子化して制御することの困難さ
のために、変圧器の設計者は従来漏洩インダクタを最小
にしようとしていた。従って、変圧器は一次巻線および
二次巻線が同じスペースを可能な限り占有するように通
常巻回されていた。実際、これは変圧器の同じ脚に両巻
線を設けることを意味している。
前に述べたように、ランプ安定器は典型的には2つの主
要な磁気部品、すなわち電圧を昇圧するための隔離変圧
器および安定用素子として作用する安定用インダクタを
必要とする。安定用インダクタはランプへの電流を制限
する素子であり、従って典型的には二次巻線に直列に設
けられる。
実際に、大きな外部インダクタを有する安定器回路に使
用される漏洩の少ない変圧器を作ることに多大の努力が
払われている。このような安定器回路を設計する主な理
由は変圧器の漏洩インダクタンスを特徴付けること、す
なわち量子化することが困難なためであった。従って、
漏洩インダクタンスは設計パラメータとして使用するこ
とはできなかった。しかしながら、漏洩現象をモデル化
し分析することが進んで、変圧器の漏洩インダクタンス
を設計パラメータとして使用して安定器回路を設計する
ことが可能になっている。従って、変圧器の漏洩インダ
クタンスを使用することにより外部の電流制限用インダ
クタを安定器の変圧器に集積化することが好ましい。
電流制限用インダクタンスを変圧器に集積化することは
、第5図に示すように「ギャップ付き脚部」33を有す
る隔離変成器31を設けることによって達成される。電
源26は隔離変成器31の一次巻線29を駆動する。二
次巻線32a、32bおよび32cは変圧器28のコア
の二次側脚部上に巻回され、それぞれランプ22a、2
2bおよび22cを駆動する。二次巻線のタップ35か
らの電流はカソード・フィラメント30を加熱する。ギ
ャップ付き脚部33は電流制限用すなわち安定用インダ
クタとして作用し、ランプ22a122bおよび22c
に供給される電流を制限する。
ギャップ付き脚部33は二次側の磁束に対する代わりの
通路を構成することによって二次電流を制限する。通常
、二次側の磁束はギャップ付き脚部を容易に通過しない
。これはギャップが実質的に磁気抵抗として作用すると
ともに、変圧器の二次側を通る磁気抵抗の低い別の磁束
通路があるからである。しかしながら、ランプ22a、
22bおよび22cが一旦点灯して、電流が流れ始める
と、ランプの抵抗は低下し始め、一定の二次出力電圧を
維持するために必要な二次電流を増大する。
この増大する二次電流は二次巻線が設けられている変圧
器コアの脚部に逆の磁束を形成し、従って二次側の通路
の磁気抵抗を増大することによってその脚部における正
味の磁束を低減する。二次側通路の磁気抵抗が増大する
ので、二次側通路における正味の磁束が低減し、ギャッ
プ付き脚部33を通る正味の磁束が増大する。二次側脚
部における正味の磁束が低下すると、二次巻線の両端間
の電圧が低下し、これによりランプの電流を制限する。
すなわち、ギャップ付き脚部は外部の電流制限用インダ
クタと同じ機能を実質的に達成する。
しかしながら、以下に更に詳細に説明するように、ギャ
ップ付き脚部は電流制限用インダクタンスを集積化する
問題に対する理想的な解決方法ではない。
ギャップ付き脚部を有する変圧器に代わるものとして、
本発明は漏洩インダクタンスを有利に利用して電流制限
機能を備える隔離式直列構成の変圧器を形成する方法に
関する。第6図および第7図は漏洩磁束(すなわち、二
次巻線と鎖交しない一次側磁束)が変圧器巻線を適当に
形成することによって制御される様子を示している。第
6図に示すように、電源26は隔離変圧器37の一次巻
線34を駆動する。φlは変圧器37の中央脚部38に
形成される磁束を示す。この磁束は二次側脚部40aお
よび40bの間で分割され、それぞれ二次コイル36a
および36bを駆動する。二次側脚部40aの磁束はφ
2で示され、別の二次側脚部40bの磁束はφ3で示さ
れている。しかしながら、一次巻線によって発生された
磁束は全て二次脚部40aおよび40bに導かれるもの
ではない。二次側脚部40aおよび40bに導かれない
磁束φ1の一部はφ4として示す漏洩磁束である。
物理的な変圧器は漏洩磁束を導く高い磁気抵抗を有する
余分な脚部を有するものとしてモデル化することができ
ることは第6図および第7図から明らかである。第4図
に示すようなギャップ付き脚部を有していない変圧器に
おいて、この「漏洩脚部」の磁気抵抗は変圧器の構成に
複雑に関係する。ギャップ付き脚部を設けることによっ
て比較的低い磁気抵抗を有する磁路が漏洩磁束に提供さ
れる。ギャップ付き脚部を有する変圧器において(第5
図)、漏洩磁束の通路の磁気抵抗はギャップ付き脚部の
磁気抵抗にほぼ等しい。従って、ギャップ付き脚部が長
ければ長いほど、漏洩脚部の磁気抵抗は低くなる。
第4図および第5図を参照して説明したように、電流が
二次側に流れると、二次側脚部に生じる反対の磁束が二
次側脚部の正味の磁束を低減させ、漏洩磁束を増大させ
る。逆の磁束は二次巻線に生じる電流に正比例するので
、逆の磁束の発生を助けるものが出力電流を制限するよ
うに作用する。
類推によると、漏洩磁束通路はインダクタとして作用し
て、変圧器の電流出力を制限する。漏洩磁束通路の磁気
抵抗の減少は出力インダクタンスを増大することになる
ギャップ付き脚部を有する変圧器において、ギャップ付
き脚部は漏洩磁束通路として作用する。
ギャップ付き脚部が長ければ長いほど(即ち、ギャップ
が短いほど)漏洩磁束通路の磁気抵抗は低下する。ギャ
ップ付き脚部は漏洩インダクタンスを増大するように作
用し、変圧器の二次側に逆の磁束を形成するのを助ける
ことによって出力電流を制限する。従って、第5図の変
圧器のギャップ付き脚部によって形成される漏洩インダ
クタンスの値はその脚部の磁気抵抗に反比例する。脚部
の漏洩インダクタンスはギャップが小さくなるほど増大
するので、漏洩インダクタンスはギャップがなくなった
場合に最大となる。逆に、漏洩インダフタの値はギャッ
プが大きくなるに従って低下する。第6図の変圧器の漏
洩インダクタンスは、第6図では第5図のギャップが変
圧器の全体にわたって延びていると考えられるので、第
5図のギャップ付き脚部を有する変圧器の漏洩インダク
タンスよりもかなり小さい。漏洩インダクタンスを更に
最小にするためには、一次側および二次側の間の結合を
増大することが必要である。このような変圧器の1つの
例は一次巻線および二次巻線を同じ脚部上に巻回した前
に述べた変圧器である。
第7図は隔離式直列構成の変圧器の動作に適切な、一次
側および二次側を密に結合する別の方法を示している。
変圧器37の一次巻線は、一次巻線34によって形成さ
れる実質的に全ての磁束が二次巻線36aおよび36b
に鎖交するために二次巻線と同じ脚部40aおよび40
b上に連続的に巻回されている。変圧器37において、
漏洩磁束は二次巻線に形成される電圧を制限せず、漏洩
インダクタンスが実質的にゼロに低減するので、出力電
流を制限するために外部インダクタンスを増大すること
が必要である。
第5図、第6図および第7図の変圧器は「隔離式直列」
構成に形成され、すなわち二次出力巻線の各々が別々の
変圧器脚部を占有している。隔離式直列構成は並列ラン
プ動作の利点と直列ランプ動作の利点とを併せ持つので
魅力的である。隔離式直列構成および並列構成の両方の
利点はどのランプもアースに対して浮動状態でないこと
である。
従って、いずれかのランプがそのソケットがら取り外さ
れたとき、開放した端子とアースとの間の電圧は1つの
ランプ電圧以下である。隔離式直列構成の動作上の利点
はランプの各々が別々の二次コイルから駆動され、並列
ランプ構成のガス放電ランプを起動する際に通常遭遇す
る前述した欠点を除去できることである。しかしながら
、変圧器が第5図および第6図に示すように巻線されて
いる場合には、一次巻線および二次巻線と鎖交しない漏
洩磁束はランプへの二次電流を低減し、その結果ランプ
からの出力を低減することになる。従って、これはガス
放電ランプ用安定器回路において隔離式直列構成の変圧
器を動作させる好適な方法ではない。
第6図および第7図に示す隔離式直列構成は直列ランプ
構成または並列ランプ構成のものにおいて以前に得られ
なかった利点を提供している。第6図および第7図の隔
離式直列構成に固宵の漏洩磁束は第5図におけるような
「ギャップ付き脚部」を設けることによって出力電流を
制限するのに有利に使用することができる。しかしなが
ら、ギャップ付き脚部における漏洩磁束はランプ構成に
よってはあまりにも大きすぎることがある。更に、ギャ
ップ付き脚部を使用することはこのような変圧器の設計
および製造の複雑さおよび価格を増大する。漏洩磁束を
設計パラメータとして使用して変圧器を設計し製造する
復雑さは、変圧器のコアの変化が任かであってそれが漏
洩に及ぼす影響を予測することが困難なことから生ずる
ものである。
従って、このような設計は通常高価で、時間のかかる試
行錯誤の方法によって達成され、その結果の設計は厳し
い製造許容差を要求する。更に、ギャップ付き脚部を追
加することは漏洩インダクタンスを増大するのみである
ので、特定の構成の変圧器で一定値を超えた漏洩インダ
クタンスを低減することは不可能である。これらのこと
を考慮して、多くの設計者は漏洩インダクタンスを設計
パラメータとして使用することによって得られる利点は
設計および製造の困難さに比べれば大したことではない
と感じている。
本発明においては、隔離式直列構成の変圧器の漏洩イン
ダクタンスは隔離式直列構成の変圧器の出力に出力イン
ダクタンスを構成するように量子化し制御することがで
きるように利用されている。
第6図および第7図から、漏洩インダクタンスは大きく
制御することができることが明らかである。
変成器が第6図および第7図に関連して前述した2つの
構成の組合せを使用して巻線された場合、漏洩インダク
タンスの値はどのような値でも脚部当りの一次巻線の巻
数を適当に分割または分配することによって得ることが
できる。
第8図は本発明の好適実施例を示す図であり、同図にお
いて、一次巻線34は変圧器コア37の中央の脚部38
上だけでなく二次巻線用の脚部40aおよび40b上に
も分配して設けられている。
二次巻線36aおよび36bはそれれぞれの脚部40a
および40b上に配設されている。NP1は脚部40a
および40b上の一次巻線の巻数を表す。NP2は中央
の脚部38上の一次巻線の巻数を表す。Nsは脚部40
aおよび40b上の二次巻線の巻数を表す。
本技術分野に専門知識を有する者によって認めらるよう
に、特定の漏洩インダクタンスを達成するために要求さ
れる中央脚部38上の一次巻線の巻数NP 2はコアの
寸法、コアの材料および変圧器を動作させる環境(例え
ば、空気または油)などのいくつかの要因の複雑な関数
である。しかしながら、特定のコアおよび動作環境に対
しては、所望のインダクタンスを達成するように要求さ
れる巻数は以下に説明するように計算される。多くの場
合、変圧器の大きさおよび構成のようなパラメータはラ
ンプの動作環境および電気的特性とともに、設計者がこ
れらの変数を変更することを規制する基弗によって記述
される。従って、これらの変数は固定されているものと
仮定してもよい。
上述した変数が固定されているものと仮定して、所望の
漏洩インダクタンスを得るように第8図に示す変圧器の
巻線を決定するのに、必要な安定用インダクタンスがラ
ンプの特性インピーダンスから計算される。変圧器の巻
数比はランプの電圧条件および使用する電圧源の電圧か
ら計算される。
変圧器の巻数比および必要な安定用インダクタンスの知
忠から、中央脚部38上の巻数は容易に計算される。上
述したように、安定用インダクタンスは典型的には外部
のインダクタによって提供される。しかしながら、本発
明においては、外部の安定用インダクタの必要性は二次
出力に反映される変圧器の漏洩インダクタンスを使用す
ることによって除去されている。正しいインダクタンス
を二次出力に反映させるに必要な一次漏洩インダクタは
変圧器の巻数比から計算される。Nを二次巻線の巻数と
して、必要な巻数比が1/Nであり、L2が必要な安定
用インダクタンスと仮定した場合、必要な一次インダク
タンスL1はL2/N2にほぼ等しい。必要な一次イン
ダクタンスL1が計算されると、必要な漏洩インダクタ
ンスを達成するに必要な巻数NP2はLlがNP 22
に比例することから計算される。変圧器の脚部40aお
よび40b上の巻数NPIは漏洩インダクタンスに対し
てほとんど寄与しない。これはそれらの巻線が二次巻線
に直接的に結合されているからであり、従ってそれらの
寄与分は無視することができる。
特定の入力電圧およびコア材料の場合の変圧器の飽和を
避けるために必要な一次巻線の全巻数NPは周知のよう
に計算される。変圧器の飽和を避けるのに必要な一次巻
線の全巻数NPおよび必要な漏洩インダクタンスを変圧
器の出力に反映させるに必要な変圧器脚部38上の巻数
N(−2がわかったので、二次巻線用の脚部の各々に配
設される一次巻線部分の巻数NP1を次式から決定する
ことができる。
NCNP  I  −NP   NP  2ここにおい
て、NCは変圧器の二次巻線用の脚部の数に等しい変圧
器コアの定数である。
本技術分野に専門知識を有する者に周知であるように、
電子的安定器は0. 9より大きい力率を有することが
必要である。この力率を達成するために、力率補正巻線
として作用する余分な巻線を第8図の変圧器コアに追加
することができる。このような巻線は、変圧器の全ての
3つの脚部上の一次巻線に重ねて追加の巻線を巻回する
ことによって達成される。これは第9図において一次巻
線(NP +およびNF2)に重ねて設けられている力
率補正巻線52として示されている。
第1θ図は2つの34ワツトの蛍光ランプ22aおよび
22bを駆動する安定器回路を示している。交流電源5
6は通常の全波整流ブリッジ50を駆動し、このブリッ
ジ50は直列接続されたダイオードD2およびコンデン
サC1と並列に接続されている。力率補正巻線52はダ
イオードD1を介してコンデンサC1を整流された線路
電圧vLの半分の値(VL/2)まで充電する。従って
、ダイオードD2は整流された線路電圧がC1の両端間
の電圧より大きい限り逆バイアスされている。交流線路
電圧が整流された線路電圧より低くなると、コンデンサ
C1からの電荷がダイオードD2を介して電力回路に供
給される。この構成はブリッジ整流器のダイオードの導
通角を1200まで実効的に増大する。また、これは回
路の力率を0. 9以上に増大させる。この力率補正方
法はJ−J−スパングルズ(J、J、Spangles
)による「力率補正MOSFET多重出力スイッチング
電源(A Power Factor Correct
ion MOSFET。
Multll)Is 0utput Sv!tchln
g 5upply) J 、第10回国際PCI会報(
Proceedings of’ the 1oth 
International PCI ) 、イリノイ
州シカゴ、1985年、19−32頁に記載されている
第10図の回路において、制御部55は半ブリツジ構成
に接続されている変換用電界効果トランジスタQ1およ
びQ2をランプが点灯するまで第1の起動周波数で駆動
し、点灯後は第2の動作周波数で駆動する。制御部55
は半ブリツジ共振回路を制御するための本技術分野で周
知の任意の回路によって実施することができる。制御部
55の1つの実施例は米国特許第4,672,528号
に示されている。この特許に記載されている回路は全ブ
リッジを制御するように設計されているが、第10図の
半ブリツジ回路を制御するように適切に変更することが
できる。トランジスタQ1およびQ2は制御部55によ
って決定された周波数で整流された直流電圧(VL)を
交流電圧に変換する。隔離変圧器54は、トランジスタ
Q1が制御部のアースに対して浮動状態になっているの
で、変換器の両方の脚部を制御部55が駆動できるよう
にしている。コンデンサC4およびC5はそれぞれトラ
ンジスタQ1およびQ2用の、変換器の半ブリツジコン
デンサである。隔離変圧器37の一次巻線34(第5図
の変圧器の構造に類似している)は直流/交流変換器の
節aおよびbの間に接続されている。一次巻線34は隔
離式直列構成の二次巻線36aおよび36bを駆動する
。コンデンサC2およびC3はそれぞれ第1の起動周波
数において各ランプ22aおよび22bの両端間の電圧
を最大にするように選択されている。
本発明の他の実施例が第11図に示されている。
変圧器68は交流電源26によって駆動される一次巻線
62を有している。一次巻線62は変圧器脚部70bお
よび70a上の各巻線N61およびpJp2を有してい
る。巻線NP1は二次コイル66に密に結合されている
ので、巻線NP2のみが漏洩インダクタンスに寄与して
いる。
第12図は第8図の変圧器の実施例の変形を示しており
、ここにおいて第3の二次巻線用の脚部40cが変圧器
に追加されている。第3のランプが脚部40c上の第3
の二次巻線36cによって駆動される。第13図は第1
2図の変圧器を構成するに使用される変圧器コアの1つ
の実施例を示している。
本発明においては、変圧器の二次コイルに直列または並
列に接続されるランプの数を制限するものは何もないこ
とを理解されることであろう。好適実施例では各二次巻
線に1つのランプのみが接続されるが、本発明の構成は
安全性の観点から有利であるので、環境によっては二次
巻線32a132bおよび32cの各々に直列にまたは
並列にいくつかのランプを接続することが望ましいこと
もある。
本発明の好適実施例について図示し説明したが、本技術
分野に専門知識を有する者にとってはこのような実施例
は例にすぎないものであることが明らかであろう。本技
術分野に専門知識を有する者にとっては本発明から逸脱
することなく多くの変形、変化および置き換えを行うこ
とができるであろう。従って、本発明は特許請求の範囲
の精神および範囲によって制限されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は直列接続された複数のランプ用の安定器の概略
回路図である。 第2図は多数の安定用インダクタを使用した複数の並列
接続のランプ用の安定器の概略回路図である。 第3図は電流分配用インダクタを有し且つ単一の電流制
限用インダクタを使用した複数の並列接続のランプ用の
安定器の概略回路図である。 第4図は隔離式直列安定器の概略回路図である。 第5図はギャップ付き脚部による安定用インダクタを備
えた隔離式直列安定器の概略構成図である。 第6図は隔離式直列構成に接続された変圧器の概略構成
図である。 第7図は一次側と二次側の結合を増大するように一次側
を変更した隔離式直列構成に接続された変圧器の概略構
成図である。 第8図は本発明による漏洩制御型変圧器の概略構成図で
ある。 第9図は力率補正巻線を有する本発明の好適実施例の概
略構成図である。 第10図は本発明の集積化した安定用インダクタを有す
る漏洩制御型変圧器を有する完全な安定器回路の概略回
路図である。 第11図は本発明による2つの脚部を有する隔離変圧器
の概略構成図である。 第12図は本発明による3つのランプを駆動するのに使
用される4つの脚部を有する変圧器の概略構成図である
。 第13図は3つのランプを駆動するのに本発明において
使用される4つの脚部を有する変圧器コアの斜視図であ
る。 〔主な符号の説明〕 22a、22b・・・蛍光ランプ、34・・・一次巻線
、36a、36b・・・二次巻線、37・・・変圧器コ
ア、38・・・中央脚部、40a、40b・・・二次巻
線用の脚部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.複数ランプ用安定器に使用するための隔離変圧器で
    あって、 少なくとも3つの脚部を有する多脚変圧器コアと、一次
    巻線と、複数の二次巻線とを含み、前記脚部の少なくと
    も1つは前記変圧器の漏洩脚部を構成し、残りの脚部は
    、その数をN_Cとして、第2脚部を構成し、 前記一次巻線は前記コアの各脚部に連続的に配設され、
    且つ所定の入力電圧およびコア材料を用いた場合におけ
    る前記変圧器の飽和を避けるために必要な巻線N_Pを
    有し、前記第2脚部上に配設されている一次巻線部分の
    巻線N_P_1および前記漏洩脚部上に配設されている
    一次巻線部分の巻数N_P_2は式N_CN_P_1=
    N_P−N_P_2に従って決定され、 前記二次巻線が前記第2脚部上に配設されていることよ
    りなる隔離変圧器。
  2. 2.前記脚部の各々上に連続的に配設されている力率補
    正巻線を更に有する、請求項1記載の隔離変圧器。
  3. 3.前記漏洩脚部上に配設されている前記一次巻線部分
    がインダクタンス値L2を有する安定用インダクタを構
    成し、Nを二次巻線の巻数として、前記一次巻線のイン
    ダクタンスL1がL2/N^2にほぼ等しい、請求項1
    記載の隔離変圧器。
  4. 4.2つの脚部を有する変圧器コアと、一次巻線と、二
    次巻線を含み、 前記変圧器コアの第1の脚部は一次側脚部を構成し、 前記変圧器コアの第2の脚部は二次側脚部を構成し、 前記一次巻線は前記第1および第2の両脚部に連続的に
    配設され、所定の入力電圧およびコア材料を用いた場合
    における変圧器の飽和を避けるために必要な巻数N_P
    を有し、前記二次側脚部上に配設されている一次巻線部
    分の巻数N_P_1および前記一次側脚部上に配設され
    ている一次巻線部分の巻数N_P_2は式N_CN_P
    _1=N_P−N_P_2に従って決定され、ここでN
    _Cは二次側脚部の数であり、 前記二次巻線が前記第2の脚部上に配設されている、複
    数ランプ用安定器に使用される隔離変圧器。
  5. 5.前記第2の脚部上に配設されている前記一次巻線部
    分はインダクタンス値L2を有する安定用インダクタを
    構成し、Nを二次巻線の巻数として、前記一次巻線のイ
    ンダクタンスL1がL2/N^2にほぼ等しい、請求項
    4記載の隔離変圧器。
  6. 6.前記一次側脚部および前記二次側脚部上に連続的に
    配設されている力率補正巻線を更に有する、請求項4記
    載の隔離変圧器。
  7. 7.多脚変圧器コア、一次巻線および二次巻線を有する
    、複数ランプ用安定器に使用される隔離変圧器を製造す
    る方法であって、 所定の入力電圧およびコア材料を用いた場合における変
    圧器の飽和を避けるために必要な巻数N_Pを有するよ
    うに前記変圧器コアの脚部の各々に連続的に前記一次巻
    線を配設し、前記変圧器の前記脚部に連続的に配設され
    る一次巻線部分の巻数N_P_1および前記変圧器の前
    記脚部の前記1つに配設される一次巻線部分の巻数N_
    P_2は式N_CN_P_1=N_P−N_P_2によ
    って決定され、ここでN_Cは前記二次巻線が配設され
    る脚部の数であり、前記変圧器の前記脚部のうちの1つ
    を除く全ての脚部に前記二次巻線を配設する各工程を含
    む隔離変圧器製造方法。
  8. 8.2つの脚部を有する変圧器コア、一次巻線および二
    次巻線を有する、複数ランプ用安定器に使用される隔離
    変圧器を製造する方法であって、所定の入力電圧および
    コア材料を用いた場合における変圧器の飽和を避けるた
    めに必要な巻数N_Pを有するように前記変圧器コアの
    脚部の各々に一次コイルを巻回し、前記脚部の各々に巻
    回される一次コイル部分の巻数N_P_1および前記脚
    部の前記1つに巻回される一次コイル部分の巻数N_P
    _2は式N_CN_P_1=N_P−N_P_2に従っ
    て決定され、ここでN_Cは前記二次巻線が巻回される
    脚部の数であり、 前記脚部の1つに二次コイルを巻回する各工程を含む隔
    離変圧器製造方法。
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