JPH07194142A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH07194142A
JPH07194142A JP5335899A JP33589993A JPH07194142A JP H07194142 A JPH07194142 A JP H07194142A JP 5335899 A JP5335899 A JP 5335899A JP 33589993 A JP33589993 A JP 33589993A JP H07194142 A JPH07194142 A JP H07194142A
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semiconductor switch
secondary winding
diode
voltage
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Isao Takahashi
勲 高橋
Hiroyasu Shiichi
広康 私市
Satoshi Nagai
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の構成が簡素で製造コストの低く、か
つ、高圧放電灯の寿命を損なわない放電灯点灯装置を提
供することを目的とする。 【構成】 バッテリ1と、半導体スイッチ素子3と、2
次側巻線の中間に接続端子を持つトランス4と、第1の
ダイオード23と、第2のダイオード5と、第2第1の
コンデンサ6と、第3のダイオード7と、第2のコンデ
ンサ8と、交互にオン/オフする第2の半導体スイッチ
素子11と第3の半導体スイッチ12の直列回路と、第
1の半導体スイッチ素子、第2の半導体スイッチ素子、
第3の半導体スイッチ素子をオン/オフする制御回路と
を備え、第2の半導体スイッチ素子11と第3の半導体
スイッチ素子12の接続点と2次側巻線の中間の接続端
子の間に放電灯10を接続し、2次側巻線の中間の接続
端子をグランドアースに接地し、放電灯に交流の電力を
供給するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧ナトリウムラン
プ、メタルハライドランプ等の高圧放電灯、又は、蛍光
灯などの放電灯の放電灯点灯装置に関し、特にその構成
の簡素化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特開平2−136343
号公報に示された従来の放電灯点灯装置の概略を示すブ
ロック図である。図において、24はバッテリ、25は
点灯スイッチ、26はバッテリ24の電圧を昇圧するD
C昇圧回路、27はDC昇圧回路26の直流電圧を交流
電圧に変換するインバータ回路、28aは高電圧を発生
させるイグナイタ回路、29は高圧放電灯、30aはD
C昇圧回路26の出力電圧を調整してする制御回路であ
る。
【0003】次に、この従来の放電灯点灯装置の動作に
ついて説明する。まず、点灯スイッチ25が閉じるとバ
ッテリ24からの電圧がDC(直流)昇圧回路26に入
力され、インバータ回路27から交流電圧がイグナイタ
回路28aに出力される。イグナイタ回路28aで発生
した高電圧を高圧放電灯29に印加して高圧放電灯29
内の封入ガスの絶縁破壊を行い、インバータ回路27か
ら与えられる交流電力によって高圧放電灯29が点灯す
る。そして、制御回路30aは高圧放電灯29が点灯
後、DC昇圧回路26の出力電圧を調整して高圧放電灯
29に与える電力を制御し、高圧放電灯からの光出力を
一定にするように動作する。
【0004】また、図11は他の従来例の放電灯点灯装
置構成を示すブロック図である。図において、28bは
イグナイタ回路、30bはDC昇圧回路26を制御する
制御回路、31a,31bはコイルである。次にこの従
来の放電灯点灯装置の動作について説明する。まず、点
灯スイッチ25が閉じるとバッテリ24からの電圧がD
C(直流)昇圧回路26に入力され、インバータ回路2
7から交流電圧がイグナイタ回路28bに出力される。
イグナイタ回路28bで発生した高電圧を高圧放電灯2
9に印加して高圧放電灯29内の封入ガスの絶縁破壊を
行い、インバータ回路27からコイル31aおよびコイ
ル31bを経由して与えられる交流電力によって高圧放
電灯29が点灯する。このコイル31a、コイル31b
は始動時にイグナイタ回路28bで発生する高電圧をイ
ンバータ回路27に逆流することを防止する。そして、
制御回路30bは高圧放電灯29が点灯後、DC昇圧回
路26の出力電圧を調整して高圧放電灯29に与える電
力を制御し、高圧放電灯からの光出力を一定にする動作
をする。
【0005】図12は図11におけるDC昇圧回路2
6、インバータ回路27の具体的な回路構成を示した回
路図である。次に、このDC昇圧回路26及びインバー
タ回路27の動作について説明する。コンデンサ32と
トランス33の1次側で共振回路を形成しており、トラ
ンジスタ34を制御回路30bにより高周波でスイッチ
ングすることでトランス33の2次側から昇圧された高
周波電圧を出力する。ダイオード35、コンデンサ36
で整流平滑回路を形成し、トランス33からの高周波電
圧を直流電圧に変換する。また、ブリッジ型に接続した
トランジスタ41,42,43,44、ドライバ回路4
5及び発振回路46でインバータ回路27を構成してお
り、各トランジスタのベース端子は、ドライバ回路45
を介して発振回路46に接続されており、発振回路46
で低周波(400Hz)の信号を発生するすることによ
り、ドライバ回路45は各トランジスタを駆動するよう
になっている。また、抵抗61,62は高圧放電灯29
に流れる放電灯電流を制限する為に接続されている。
【0006】図13は図12の各回路の動作を示すタイ
ミングチャートであり、(1)はトランジスタ34の動
作波形でトランジスタ34のオン/オフ比でDC昇圧回
路26の出力電圧が決定する。(2)はコンデンサ36
の充電電圧、即ちDC昇圧回路26の出力電圧を示して
いる。(3)は発振回路46の出力に同期して駆動され
るトランジスタ41,42のオン/オフ状態、(4)は
同じくトランジスタ43,42のオン/オフ状態を示す
もので、電源側のトランジスタ41がオンの時にグラン
ドアース側はトランジスタ44がオンし、電源側のトラ
ンジスタ43がオンの時にグランドアース側はトランジ
スタ42がオンするように動作している。(5)は高圧
放電灯29の印加電圧を示し、このように高圧放電灯2
9には低周波の交流電圧が印加され、高圧放電灯29が
点灯するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の放
電灯点灯装置ではDC昇圧回路及びインバータ回路に大
出力パワースイッチング素子を使用しており、放電灯点
灯装置として5個の大出力パワースイッチング素子を必
要とする為、コストが高くなるという問題点があった。
【0008】さらに、従来の放電灯点灯装置では、高圧
放電灯に印加される電圧が、グランドアースに対してプ
ラスの電圧であるので、高圧放電灯の近傍にグランドア
ースに接地した反射板を設置する場合、高圧放電灯内の
金属イオンが高圧放電灯の石英ガラス管を透過してグラ
ンドアースに接地した反射板に引き寄せられてしまい、
高圧放電灯内の金属イオンの消失を招き、高圧放電灯の
寿命を著しく短くしてしまうという問題点があった。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、放電灯点灯装置の構成が簡素
で製造コストの低く、かつ、高圧放電灯に印加される電
圧が、グランドアースに対してプラス電圧とマイナス電
圧が交互に印加するようにして、高圧放電灯内の金属イ
オンが石英ガラス管の管壁に偏るのを防止して、高圧放
電灯の寿命を損なわない放電灯点灯装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る放電灯
点灯装置は、直流電源と、1次側巻線が前記直流電源に
接続され、かつ、2次側巻線の中間に接続端子を持つト
ランスと、トランスの1次側巻線と直列に接続され、直
流電源を断続する第1の半導体スイッチ素子と、第1の
半導体スイッチ素子と逆並列に接続された第1のダイオ
ードと、2次側巻線の両端の一方の端子にアノード側が
接続された第2のダイオードと、第2のダイオードのカ
ソード側と2次側巻線の中間の接続端子との間に接続さ
れた第1のコンデンサと、2次側巻線の両端の他方の端
子にカソード側が接続された第3のダイオードと、第3
のダイオードのアノード側と2次側巻線の中間の接続端
子との間に接続された第2のコンデンサと、第2のダイ
オードのカソード側と第3のダイオードのアノード側と
の間に直列に接続され、交互にオン/オフする第2の半
導体スイッチ素子と第3の半導体スイッチの直列回路
と、第1の半導体スイッチ素子、第2の半導体スイッチ
素子、第3の半導体スイッチ素子をオン/オフする制御
回路とを備え、第2の半導体スイッチ素子と第3の半導
体スイッチ素子の接続点と2次側巻線の中間の接続端子
の間に放電灯を接続し、2次側巻線の中間の接続端子を
グランドアースに接地し、放電灯に交流の電力を供給す
るものである。
【0011】第2の発明に係る放電灯点灯装置は、直流
電源と、1次側巻線が直流電源に接続され、かつ、2次
側巻線の中間に接続端子を持つトランスと、トランスの
1次側巻線と直列に接続され、直流電源を断続する第1
の半導体スイッチ素子と、第1の半導体スイッチ素子と
逆並列に接続された第1のダイオードと、2次側巻線の
両端の一方の端子にアノード側を接続した第2のダイオ
ードと、第2のダイオードのカソード側と2次側巻線の
中間の接続端子との間に接続された第1のコンデンサ
と、第2次側巻線の両端の他方の端子にカソード側を接
続した第3のダイオードと、第3のダイオードのアノー
ド側と2次側巻線の中間の接続端子との間に接続された
第2のコンデンサと、第2のダイオードのカソード側と
第3のダイオードのアノード側との間に直列に接続さ
れ、交互にオン/オフする第2の半導体スイッチ素子と
第3の半導体スイッチの直列回路と、第1の半導体スイ
ッチ素子、第2の半導体スイッチ素子、第3の半導体ス
イッチ素子をオン/オフする制御回路とを備え、第2の
半導体スイッチ素子と第3の半導体スイッチ素子の接続
点と2次側巻線の中間の接続端子の間に放電灯を接続
し、第2の半導体スイッチ素子と第3の半導体スイッチ
素子の接続点をグランドアースに接地し、放電灯に交流
の電力を供給するものである。
【0012】第3の発明に係る放電灯点灯装置は、放電
灯に直列に接続された抵抗と、この抵抗の両端に発生す
る交流電圧を整流する整流回路とで構成される放電灯電
流検出回路を備え、制御回路は、この放電灯電流検出回
路の出力電圧に応じて第1の半導体スイッチ素子のオン
/オフの比率を変えるものである。
【0013】第4の発明に係る放電灯点灯装置は、第1
の半導体スイッチ素子に直列に接続された抵抗と、この
抵抗の両端に発生した電圧を整流する整流回路とで構成
される放電灯電力検出回路を備え、制御回路は、この放
電灯電力検出回路の出力電圧に応じて前記第1の半導体
スイッチ素子のオン/オフの比率を変えるものである。
【0014】第5の発明に係る放電灯点灯装置は、トラ
ンスの2次側巻線が第2の2次側巻線を有し、第2の2
次巻線と、この第2の2次巻線の出力電圧を平滑する平
滑回路とで構成される放電灯電圧検出回路を備え、制御
回路は、この放電灯電圧検出回路の出力電圧に応じて第
1の半導体スイッチ素子のオン/オフの比率を変えるも
のである。
【0015】第6の発明に係る放電灯点灯装置は、第2
の半導体スイッチ素子と第3の半導体スイッチ素子の接
続点と、2次側巻線の中間の接続端子間の交流電圧を整
流する整流回路とで構成される放電灯電圧検出回路を備
え、制御回路は、この放電灯電圧検出回路の出力電圧に
応じて第1の半導体スイッチ素子のオン/オフの比率を
変えるものである。
【0016】第7の発明に係る放電灯点灯装置は、トラ
ンスに第2の2次側巻線と、この第2の2次巻線の出力
電圧を平滑する平滑回路と、第3の2次側巻線と、この
第3の2次巻線の出力電圧を平滑する平滑回路とを設
け、制御回路は、第2の半導体スイッチ素子、又は、第
3の半導体スイッチ素子を駆動する為の電源として、平
滑回路の出力を用いるものである。
【0017】第8の発明に係る放電灯点灯装置は、放電
灯が高圧放電灯であって、この高圧放電灯を始動するた
めの高電圧発生回路を備えた請求項1又は請求項2記載
の高圧放電灯点灯装置において、高圧発生回路の電源を
第2のダイオードのカソード側と第3のダイオードのア
ノード側間から取るものである。
【0018】
【作用】第1の発明においては、制御回路により第1の
半導体スイッチ素子を高周波でスイッチングすることで
トランスの2次側から昇圧された高周波電圧を出力す
る。昇圧された高周波電圧は、第2のダイオードと第1
のコンデンサからなる第1の平滑回路と、第3のダイオ
ードと第2のコンデンサからなる第2の平滑回路で直流
電圧に変換される。第1の平滑回路の出力は、2次側巻
線の中間の接続端子に対してプラスの電圧、第2の平滑
回路の出力は、2次側巻線の中間の接続端子に対してマ
イナスの電圧が出力される。さらに、制御回路は、第2
の半導体スイッチ素子と第3の半導体スイッチを交互に
オン/オフして、第2の半導体スイッチ素子と第3の半
導体スイッチ素子の接続点と2次側巻線の中間の接続端
子の間に接続された放電灯に交流電力を供給する。2次
側巻線の中間の接続端子がグランドアースに接地されて
いるので、この点を基準とした交流電力が供給される。
【0019】第2の発明においては、制御回路により第
1の半導体スイッチ素子を高周波スイッチングすること
でトランスの2次側から昇圧された高周波電圧を出力す
る。昇圧された高周波電圧は、第2のダイオードと第1
のコンデンサからなる第1の平滑回路と、第3のダイオ
ードと第2のコンデンサからなる第2の平滑回路で直流
電圧に変換される。第1の平滑回路の出力は、2次側巻
線の中間の接続端子に対してプラスの電圧、第2の平滑
回路の出力は、2次側巻線の中間の接続端子に対してマ
イナスの電圧が出力される。さらに、制御回路は、第2
の半導体スイッチ素子と第3の半導体スイッチを交互に
オン/オフして、第2の半導体スイッチ素子と第3の半
導体スイッチ素子の接続点と2次側巻線の中間の接続端
子の間に接続された放電灯に交流電力を供給する。第2
の半導体スイッチ素子と第3の半導体スイッチ素子の接
続点がグランドアースに接地されているので、この点を
基準とした交流電力が供給される。
【0020】第3の発明においては、放電灯に流れる放
電灯電流が、直列に接続された抵抗にも流れ、この抵抗
の両端に交流電圧が発生する。発生した交流電圧は、整
流回路で整流されて、放電灯電流信号となる。制御回路
は、この放電灯電流信号に応じて第1の半導体スイッチ
素子のオン/オフの比率を変えて、放電灯の電力を制御
する。
【0021】第4の発明においては、トランスの1次側
巻線に流れる電流は、第1の半導体スイッチ素子に直列
に接続された抵抗にも流れ、この抵抗の両端に交流電圧
が発生する。トランスの1次側巻線に流れる電流は、ト
ランスの2次側の放電灯の電力に応じて変わるので、抵
抗の両端に発生した電圧を平滑した平滑回路の出力は、
放電灯電力信号になる。制御回路はこの放電灯電力状態
信号に応じて第1の半導体スイッチ素子のオン/オフの
比率を変えて、放電灯の電力を制御する。
【0022】第5の発明においては、トランスの第2の
2次側巻線に放電灯電圧状態に応じた交流電圧が発生す
る。この第2の2次巻線の出力電圧を平滑した平滑回路
の出力は、放電灯負荷状態信号になる。制御回路は、こ
の放電灯負荷状態検出信号に応じて第1の半導体スイッ
チ素子のオン/オフの比率を変えて、放電灯の電力を制
御する。
【0023】第6の発明においては、放電灯電圧検出回
路である第2の半導体スイッチ素子と第3の半導体スイ
ッチ素子の接続点と、2次側巻線の中間の接続端子間の
交流電圧を整流する整流回路から整流された直流電圧が
出力され、制御回路は、この放電灯電圧検出回路の出力
電圧に応じて第1の半導体スイッチ素子のオン/オフの
比率を変えて、放電灯の電力を制御する。
【0024】第7の発明においては、トランスに第2の
2次側巻線および第3の2次側巻線に昇圧された高周波
電圧が発生する。この昇圧された高周波電圧を平滑する
平滑回路は、第2の半導体スイッチ素子、および、第3
の半導体スイッチ素子を駆動する電力を供給する。
【0025】第8の発明においては、放電灯点灯装置の
第2のダイオードのカソード側と第3のダイオードのア
ノード側との間から、高圧放電灯を始動するための高電
圧発生回路へ電力が供給される。
【0026】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の一実施例に係る放電灯点灯装
置の構成を示す回路図である。図において、1は電力供
給源となるバッテリ、2は共振コンデンサ、3は半導体
スイッチ素子であり、半導体スイッチ素子3には並列に
コンデンサ23が接続されている。4はトランス、5,
7はダイオード、6,8はコンデンサ、9は高圧放電灯
10を始動するための高圧パルスを発生するイグナイ
タ、10は高圧放電灯、11,12は半導体スイッチ素
子、13は半導体スイッチ素子3,11,12及びイグ
ナイタ9を制御する制御回路である。
【0027】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、制御回路13により半導体スイッチ素子3を
オンにすると、バッテリ1からトランス4の1次側巻線
に電流が流れ、トランス4の1次側巻線にエネルギーが
蓄えられる。そして、制御回路13により半導体スイッ
チ素子3をオフにすると、トランス4の1次側巻線とコ
ンデンサ2で構成された共振回路で共振電圧が発生し、
1次側巻線に蓄えられたエネルギーを放出する。このと
き共振電圧はグランドアースに対してマイナスの電圧で
あるので、ダイオード23は半導体スイッチ素子3にか
かる逆電圧をクランプする。
【0028】また、1次側巻線と2次側巻線の巻方向が
逆であるので、1次側巻線と2次側巻線の比率に応じ
て、1次側に発生した共振電圧と逆向きの電圧が昇圧さ
れて2次側に発生する。すなわち、半導体スイッチ素子
3を制御回路13により高周波でスイッチングするとト
ランス4の2次側から昇圧された高周波電圧を出力す
る。昇圧された高周波電圧は、ダイオード5とコンデン
サ6からなる平滑回路と、ダイオード7とコンデンサ8
からなる平滑回路で直流電圧に変換される。2次側巻線
の中間の接続端子がグランドアースに接地されているた
め、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回路はプ
ラスの電圧を出力し、ダイオード7とコンデンサ8から
なる平滑回路はマイナスの電圧を出力する。
【0029】そして、制御回路13は、半導体スイッチ
素子11と半導体スイッチ12を交互にオン/オフす
る。半導体スイッチ素子11がオンで半導体スイッチ1
2がオフの時、ダイオード5とコンデンサ6からなる平
滑回路から高圧放電灯10に電力が供給され、また、半
導体スイッチ素子11がオフで半導体スイッチ12がオ
ンの時、ダイオード7とコンデンサ8からなる平滑回路
から高圧放電灯10にグランドアースに対して、プラス
/マイナスの電力が供給される。
【0030】さらに、半導体スイッチ素子3のオン時間
が長いほど、1次側巻線に蓄えられるエネルギーが大き
いので、高圧放電灯に供給される電力も大きくなり、半
導体スイッチ素子3のオン時間が短いほど1次側巻線に
蓄えられるエネルギーが小さいので、高圧放電灯に供給
される電力も小さくなる。
【0031】図2は図1の各部における波形を示すタイ
ミングチャートである。(1)は高周波スイッチングす
る半導体スイッチ素子3のオン/オフの状態、(2)は
グランドアースに対してプラスに充電されたコンデンサ
6の充電電圧、(3)はグランドアースに対してマイナ
スに充電されたコンデンサ8の充電電圧、(4)は半導
体スイッチ素子11のオン/オフの状態、(5)は半導
体スイッチ素子12のオン/オフの状態を表す。この様
な動作により、図2の(6)に示すように、高圧放電灯
10にはグランドアースに対して、プラス/マイナスの
電力が高圧放電灯10に供給されるようになっている。
この実施例では、半導体スイッチ素子は3個でよく、ま
た、高圧放電灯10にはグランドアースに対して、プラ
ス/マイナスの電力が供給されるので、高圧放電灯10
の寿命を長くすることが可能となる。
【0032】実施例2.図3は本発明の他の実施例に係
る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。この実施
例は実施例1の回路において、トランス4の2次側巻線
の中間の接続端子をグランドアースに接地するのに代え
て、半導体スイッチ素子11と半導体スイッチ12の接
続点をグランドアースに接地したものである。他の構成
は実施例1と同様である。
【0033】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、制御回路13により半導体スイッチ素子3を
オンにすると、バッテリ1からトランス4の1次側巻線
に電流が流れ、トランス4の1次側巻線にエネルギーが
蓄えられる。そして、制御回路13により半導体スイッ
チ素子3をオフにすると、トランス4の1次側巻線とコ
ンデンサ2で構成された共振回路で共振電圧が発生し、
1次側巻線に蓄えられたエネルギーを放出する。このと
き共振電圧はグランドアースに対してマイナスの電圧で
あるので、ダイオード23は半導体スイッチ素子3にか
かる逆電圧をクランプする。
【0034】また、1次側巻線と2次側巻線の巻方向が
逆であるので、1次側巻線と2次側巻線の比率に応じ
て、1次側に発生した共振電圧と逆向きの電圧が昇圧さ
れて2次側に発生する。すなわち、半導体スイッチ素子
3を制御回路13により高周波でスイッチングするとト
ランス4の2次側から昇圧された高周波電圧を出力す
る。昇圧された高周波電圧は、ダイオード5とコンデン
サ6からなる平滑回路と、ダイオード7とコンデンサ8
からなる平滑回路で直流電圧に変換される。2次側巻線
の中間の接続端子に対して、ダイオード5とコンデンサ
6からなる平滑回路はプラスの電圧を出力し、ダイオー
ド7とコンデンサ8からなる平滑回路はマイナスの電圧
を出力する。
【0035】そして、制御回路13は、半導体スイッチ
素子11と半導体スイッチ12を交互にオン/オフす
る。半導体スイッチ素子11がオンで半導体スイッチ1
2がオフの時、ダイオード5とコンデンサ6からなる平
滑回路から高圧放電灯10に電力が供給され、また、半
導体スイッチ素子11がオフで半導体スイッチ12がオ
ンの時、ダイオード7とコンデンサ8からなる平滑回路
から高圧放電灯10に電力が供給される。
【0036】さらに、半導体スイッチ素子3のオン時間
が長いほど、1次側巻線に蓄えられるエネルギーが大き
いので、高圧放電灯に供給される電力も大きくなり、半
導体スイッチ素子3のオン時間が短いほど、1次側巻線
に蓄えられるエネルギーが小さいので、高圧放電灯に供
給される電力も小さくなる。
【0037】また、この実施例では、半導体スイッチ素
子11と半導体スイッチ12の接続点がグランドアース
に接地されている為、グランドアースに対してプラス/
マイナスの交流電力が高圧放電灯に供給され、かつ、半
導体スイッチ素子11の駆動信号のオフ信号はグランド
アースレベルで良く、実施例1に比べ半導体スイッチ素
子11の駆動が簡単になる。
【0038】なお、この実施例では、実施例1の回路に
おいて、トランス4の2次側巻線の中間の接続端子をグ
ランドアースに接地するのに代えて、半導体スイッチ素
子11と半導体スイッチ12の接続点をグランドアース
に接地しているが、実施例2の回路において、トランス
4の2次側巻線の中間の接続端子をグランドアースに接
地するのに代えて、半導体スイッチ素子11と半導体ス
イッチ12の接続点をグランドアースに接地するように
してもよい。
【0039】実施例3.図4は本発明の他の実施例に係
る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。この実施
例は実施例1の回路において、コンデンサ6,8の接続
点とイグナイタ9との間に抵抗14を挿入し、抵抗14
の両端に発生する電圧をダイオード及びコンデンサから
構成される整流回路15により整流し、その整流された
電圧を制御回路13に入力するようにしたものである。
他の構成は実施例1と同様である。
【0040】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、コンデンサ2とトランス4の1次側で共振回
路が形成され、半導体スイッチ素子3を制御回路13に
より高周波でスイッチングするとトランス4の2次側か
ら昇圧された高周波電圧を出力する。昇圧された高周波
電圧は、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回路
と、ダイオード7とコンデンサ8からなる平滑回路で直
流電圧に変換される。そして、2次側巻線の中間の接続
端子に対して、ダイオード5とコンデンサ6からなる平
滑回路はプラスの電圧を出力し、ダイオード7とコンデ
ンサ8からなる平滑回路はマイナスの電圧を出力する。
【0041】また、制御回路13は、半導体スイッチ素
子11と半導体スイッチ12を交互にオン/オフする。
半導体スイッチ素子11がオンで半導体スイッチ12が
オフの時、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回
路から高圧放電灯10に電力が供給され、半導体スイッ
チ素子11がオフで半導体スイッチ12がオンの時、ダ
イオード7とコンデンサ8からなる平滑回路から高圧放
電灯10に電力が供給される。
【0042】このとき、高圧放電灯10に流れる電流
は、14の抵抗にも流れ、抵抗14の両端に高圧放電灯
に電流に比例した交流電圧が発生する。この交流電圧を
整流回路15にて直流電圧に変換する。変換された直流
電圧は、高圧放電灯電流と比例関係を持つ電圧であるの
で、これを高圧放電灯電流信号とする。そして、制御回
路13は、この高圧放電灯電流信号が所定の値になるよ
うに、半導体スイッチ素子3のオン期間とオフ期間の比
率を変えて、フィードバック制御を行うようになってお
り、高圧放電灯を安定に点灯させることが可能となる。
【0043】なお、この実施例では、実施例1の回路に
おいて、コンデンサ6,8の接続点とイグナイタ9との
間に抵抗14を挿入し、抵抗14の両端に発生する電圧
をダイオード及びコンデンサから構成される整流回路1
5により整流し、その整流された電圧を制御回路13に
入力するようにしているが、実施例2の回路において、
コンデンサ6,8の接続点とイグナイタ9との間に抵抗
14を挿入し、抵抗14の両端に発生する電圧をダイオ
ード及びコンデンサから構成される整流回路15により
整流し、その整流された電圧を制御回路13に入力する
ようにしてもよい。
【0044】実施例4.図5は本発明の他の実施例に係
る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。この実施
例は実施例1の回路において、半導体スイッチ素子3と
接地との間に抵抗16を挿入し、抵抗16の両端に発生
する電圧をダイオード及びコンデンサから構成される平
滑回路により平滑し、その平滑された電圧を制御回路1
3に入力するようにしたものである。他の構成は実施例
1と同様である。
【0045】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、コンデンサ2とトランス4の1次側で共振回
路が形成され、半導体スイッチ素子3を制御回路13に
より高周波でスイッチングするとトランス4の2次側か
ら昇圧された高周波電圧を出力する。昇圧された高周波
電圧は、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回路
と、ダイオード7とコンデンサ8からなる平滑回路で直
流電圧に変換される。そして、2次側巻線の中間の接続
端子に対して、ダイオード5とコンデンサ6からなる平
滑回路はプラスの電圧を出力し、ダイオード7とコンデ
ンサ8からなる平滑回路はマイナスの電圧を出力する。
【0046】また、制御回路13は、半導体スイッチ素
子11と半導体スイッチ12を交互にオン/オフする。
半導体スイッチ素子11がオンで半導体スイッチ12が
オフの時、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回
路から高圧放電灯10に電力が供給され、半導体スイッ
チ素子11がオフで半導体スイッチ12がオンの時、ダ
イオード7とコンデンサ8からなる平滑回路から高圧放
電灯10に電力が供給される。
【0047】また、高圧放電灯10に供給する電力を大
きくしたい場合は、半導体スイッチ素子3のオン期間を
長く、オフ期間を短くする。高圧放電灯10に供給する
電力を小さくしたい場合は、半導体スイッチ素子3のオ
ン期間を短く、オフ期間を長くする。
【0048】このとき、半導体スイッチ素子3がオフの
時は、抵抗16に電流が流れず、抵抗16に電圧が発生
しないが、半導体スイッチ素子3がオンの時、抵抗16
に電流が流れ、抵抗16に電圧が発生する。この抵抗1
6に発生する電圧を平滑回路17にて平滑した電圧は、
高圧放電灯電力に比例した電圧信号であるので、これを
高圧放電灯電力信号とする。そして、制御回路13は、
この高圧放電灯電力信号が所定の値になるように、フィ
ードバック制御を行うと高圧放電灯電力を一定の値に保
つことができ、高圧放電灯を安定に点灯させることが可
能となる。
【0049】なお、この実施例では、実施例1の回路に
おいて、半導体スイッチ素子3と接地との間に抵抗16
を挿入し、抵抗16の両端に発生する電圧をダイオード
及びコンデンサから構成される平滑回路により平滑し、
その平滑された電圧を制御回路13に入力しているが、
実施例2の回路において、半導体スイッチ素子3と接地
との間に抵抗16を挿入し、抵抗16の両端に発生する
電圧をダイオード及びコンデンサから構成される平滑回
路により平滑し、その平滑された電圧を制御回路13に
入力するようにしてもよい。
【0050】実施例5.図6は本発明の他の実施例に係
る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。この実施
例は実施例1の回路において、トランス4の2次側の2
次巻線4aに加え、第2の2次巻線4bを設け、そのト
ランス4の第2の2次巻線4bに発生する電圧をダイオ
ード及びコンデンサから構成される平滑回路18により
平滑し、その平滑された電圧を制御回路13に入力する
ようにしたものである。その他の構成は実施例1と同様
である。
【0051】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、コンデンサ2とトランス4の1次側で共振回
路が形成され、半導体スイッチ素子3を制御回路13に
より高周波でスイッチングするとトランス4の2次側か
ら昇圧された高周波電圧を出力する。昇圧された高周波
電圧は、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回路
と、ダイオード7とコンデンサ8からなる平滑回路で直
流電圧に変換される。そして、2次側巻線4aの中間の
接続端子に対して、ダイオード5とコンデンサ6からな
る平滑回路はプラスの電圧を出力し、ダイオード7とコ
ンデンサ8からなる平滑回路はマイナスの電圧を出力す
る。
【0052】また、制御回路13は、半導体スイッチ素
子11と半導体スイッチ12を交互にオン/オフする。
半導体スイッチ素子11がオンで半導体スイッチ12が
オフの時、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回
路から高圧放電灯10に電力が供給され、半導体スイッ
チ素子11がオフで半導体スイッチ12がオンの時、ダ
イオード7とコンデンサ8からなる平滑回路から高圧放
電灯10に電力が供給される。
【0053】このとき、トランス4の第2の2次側巻線
4bには、トランス4の2次側巻線4aの出力電圧に比
例した電圧が表れる。トランス4の第2の2次側巻線4
bの出力電圧を平滑回路18にて直流電圧に変換する。
この直流電圧は、高圧放電灯電圧に比例した信号となる
ので、高圧放電灯電圧信号といえる。そして、制御回路
13は、この高圧放電灯電圧信号が所定の値になるよう
に、半導体スイッチ素子3のオン期間とオフ期間の比率
を変えて、フィードバック制御を行うと高圧放電灯電力
を所定の値に保つことができ、高圧放電灯を安定に点灯
させることが可能となる。
【0054】なお、この実施例では、実施例1の回路に
おいて、トランス4の2次側の2次巻線4aに加え、第
2の2次巻線4bを設け、そのトランス4の第2の2次
巻線4bに発生する電圧をダイオード及びコンデンサか
ら構成される平滑回路18により平滑し、その平滑され
た電圧を制御回路13に入力しているが、実施例2の回
路において、トランス4の2次側の2次巻線4aに加
え、第2の2次巻線4bを設け、そのトランス4の第2
の2次巻線4bに発生する電圧をダイオード及びコンデ
ンサから構成される平滑回路18により平滑し、その平
滑された電圧を制御回路13に入力するようにしてもよ
い。
【0055】実施例6.図7は本発明の他の実施例に係
る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。この実施
例は実施例1の回路において、ダイオード及びコンデン
サから構成される整流回路を設け、トランス4の2次側
巻線の中間の接続端子と、半導体スイッチ素子11と半
導体スイッチ12の接続端子間のに発生する交流電圧を
整流回路19により直流電圧に整流し、その直流電圧を
制御回路13に入力するようにしたものである。他の構
成は実施例1と同様である。
【0056】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、コンデンサ2とトランス4の1次側で共振回
路が形成され、半導体スイッチ素子3を制御回路13に
より高周波でスイッチングするとトランス4の2次側か
ら昇圧された高周波電圧を出力する。昇圧された高周波
電圧は、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回路
と、ダイオード7とコンデンサ8からなる平滑回路で直
流電圧に変換される。そして、2次側巻線の中間の接続
端子に対して、ダイオード5とコンデンサ6からなる平
滑回路はプラスの電圧を出力し、ダイオード7とコンデ
ンサ8からなる平滑回路はマイナスの電圧を出力する。
【0057】また、制御回路13は、半導体スイッチ素
子11と半導体スイッチ12を交互にオン/オフする。
半導体スイッチ素子11がオンで半導体スイッチ12が
オフの時、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回
路から高圧放電灯10に電力が供給され、半導体スイッ
チ素子11がオフで半導体スイッチ12がオンの時、ダ
イオード7とコンデンサ8からなる平滑回路から高圧放
電灯10に電力が供給される。
【0058】このとき、トランス4の2次側巻線の中間
の接続端子と、半導体スイッチ素子11と半導体スイッ
チ12の接続端子間に発生する交流電圧を整流回路19
により、直流電圧に整流する。この直流電圧は、高圧放
電灯電圧に比例した信号となるので、高圧放電灯電圧信
号といえる。そして、制御回路13は、この高圧放電灯
電圧信号が所定の値になるように、半導体スイッチ素子
3のオン期間とオフ期間の比率を変えて、フィードバッ
ク制御を行うと高圧放電灯電力を所定の値に保つことが
でき、高圧放電灯を安定に点灯させることが可能とな
る。
【0059】なお、この実施例では、実施例1の回路に
おいて、ダイオード及びコンデンサから構成される整流
回路を設け、トランス4の2次側巻線の中間の接続端子
と、半導体スイッチ素子11と半導体スイッチ12の接
続端子間のに発生する交流電圧を整流回路19により直
流電圧に整流し、その直流電圧を制御回路13に入力し
ているが、実施例2の回路において、ダイオード及びコ
ンデンサから構成される整流回路を設け、トランス4の
2次側巻線の中間の接続端子と、半導体スイッチ素子1
1と半導体スイッチ12の接続端子間のに発生する交流
電圧を整流回路19により直流電圧に整流し、その直流
電圧を制御回路13に入力するようにしてもよい。
【0060】実施例7.図8は本発明の他の実施例に係
る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。この実施
例は実施例1の回路において、トランス4の2次巻線4
aに加え、第2の2次巻線4c、第3の2次巻線4dを
設け、また、半導体スイッチ素子11,12を駆動する
ドライバ回路20を設け、ドライバ回路20に第2の2
次巻線4c及び第3の2次巻線4dに発生する電圧をそ
れぞれダイオード及びコンデンサから構成される平滑回
路により平滑した電圧を電源として供給するようにした
ものである。他の構成は実施例1と同様である。
【0061】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、コンデンサ2とトランス4の1次側で共振回
路が形成され、半導体スイッチ素子3を制御回路13に
より高周波でスイッチングするとトランス4の2次側か
ら昇圧された高周波電圧を出力する。昇圧された高周波
電圧は、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回路
と、ダイオード7とコンデンサ8からなる平滑回路で直
流電圧に変換される。そして、2次側巻線の中間の接続
端子に対して、ダイオード5とコンデンサ6からなる平
滑回路はプラスの電圧を出力し、ダイオード7とコンデ
ンサ8からなる平滑回路はマイナスの電圧を出力する。
【0062】また、制御回路13は、半導体スイッチ素
子11と半導体スイッチ12を交互にオン/オフする。
半導体スイッチ素子11がオンで半導体スイッチ12が
オフの時、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回
路から高圧放電灯10に電力が供給され、半導体スイッ
チ素子11がオフで半導体スイッチ12がオンの時、ダ
イオード7とコンデンサ8からなる平滑回路から高圧放
電灯10に電力が供給される。
【0063】このとき、トランス4の第2の2次側巻線
4cに発生した電圧を平滑回路21により直流電圧に平
滑し、半導体スイッチ11を駆動するためのドライバ2
0の電源に使用する。また、同様にトランス4の第3の
2次側巻線4dに発生した電圧を平滑回路22により直
流電圧に平滑し、半導体スイッチ12を駆動するための
ドライバ20の電源に使用する。このように、この実施
例では、半導体スイッチ素子を駆動するドライバ回路の
電源を簡単な構成にすることが可能となる。
【0064】なお、この実施例では、実施例1の回路に
おいて、トランス4の2次巻線4aに加え、第2の2次
巻線4c、第3の2次巻線4dを設け、また、半導体ス
イッチ素子11,12を駆動するドライバ回路20を設
け、ドライバ回路20に第2の2次巻線4c及び第3の
2次巻線4dに発生する電圧をそれぞれダイオード及び
コンデンサから構成される平滑回路により平滑した電圧
を電源として供給しているが、実施例2の回路におい
て、トランス4の2次巻線4aに加え、第2の2次巻線
4c、第3の2次巻線4dを設け、また、半導体スイッ
チ素子11,12を駆動するドライバ回路20を設け、
ドライバ回路20に第2の2次巻線4c及び第3の2次
巻線4dに発生する電圧をそれぞれダイオード及びコン
デンサから構成される平滑回路により平滑した電圧を電
源として供給するようにしてもよい。
【0065】実施例8.図9は本発明の他の実施例に係
る放電灯点灯装置の構成を示す回路図である。この実施
例は実施例1の回路において、イグナイタ9の電源をダ
イオード5のカソード側とダイオード7のアノード側か
らとるようにしたものである。他の構成は実施例1と同
様である。
【0066】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、コンデンサ2とトランス4の1次側で共振回
路が形成され、半導体スイッチ素子3を制御回路13に
より高周波でスイッチングするとトランス4の2次側か
ら昇圧された高周波電圧を出力する。昇圧された高周波
電圧は、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回路
と、ダイオード7とコンデンサ8からなる平滑回路で直
流電圧に変換される。そして、2次側巻線の中間の接続
端子に対して、ダイオード5とコンデンサ6からなる平
滑回路はプラスの電圧を出力し、ダイオード7とコンデ
ンサ8からなる平滑回路はマイナスの電圧を出力する。
【0067】また、制御回路13は、半導体スイッチ素
子11と半導体スイッチ12を交互にオン/オフする。
半導体スイッチ素子11がオンで半導体スイッチ12が
オフの時、ダイオード5とコンデンサ6からなる平滑回
路から高圧放電灯10に電力が供給され、半導体スイッ
チ素子11がオフで半導体スイッチ12がオンの時、ダ
イオード7とコンデンサ8からなる平滑回路から高圧放
電灯10に電力が供給される。
【0068】イグナイタ9において、ダイオード9aを
介して、コンデンサ9bに電荷が充電される。そして、
制御回路13により半導体スイッチ素子9cがオンする
と、コンデンサ9bの電荷は、トランス9dと半導体ス
イッチ素子9cを介して放電され、トランス9dの2次
側に高電圧が発生し、この高電圧により高圧放電灯10
が点灯する。このように、この実施例では、イグナイタ
9の電源をダイオード5のカソード側とダイオード7の
アノード側からとっているので、イグナイタ9のトラン
ス9dの1次側電圧を高くでき、小型にすることが可能
となる。
【0069】なお、この実施例では、実施例1の回路に
おいて、イグナイタ9の電源をダイオード5のカソード
側とダイオード7のアノード側からとっているが、実施
例2の回路において、イグナイタ9の電源をダイオード
5のカソード側とダイオード7のアノード側からとるよ
うにしてもよい。
【0070】なお、実施例1〜実施例8では、放電灯点
灯装置の電源としてバッテリを使用しているが、バッテ
リの代わりに交流電源と、交流電源の電圧を直流電圧に
平滑する平滑回路とを備えてもよい。この場合でも、装
置は実施例1〜実施例8と同様な動作をし、同じ効果が
望める。
【0071】また、実施例1〜実施例7では、放電灯に
高圧放電灯を使用しているが、蛍光灯等の放電灯を用い
てもよい。この場合でも実施例1〜実施例7と同様な動
作をし、同じ効果が望める。
【0072】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、制
御回路により第1の半導体スイッチ素子を高周波でスイ
ッチングすることでトランスの2次側から昇圧された高
周波電圧を出力し、第2の半導体スイッチ素子と第3の
半導体スイッチを交互にオン/オフして、第2の半導体
スイッチ素子と第3の半導体スイッチ素子の接続点と2
次側巻線の中間の接続端子の間に接続された放電灯に交
流電力を供給し、また、2次側巻線の中間の接続端子は
グランドアースに接地されており、この点を基準とした
交流電力が供給されるようにしたので、3個の大出力パ
ワースイッチング素子で装置を構成することができ、こ
れにより、小形にでき、また、製造コストを低くするこ
とができるという効果を有し、また、放電灯に高圧放電
灯を使用し、その高圧放電灯の近傍にグランドアースに
接地した反射板を設置する場合であっても、高圧放電灯
にはグランドアースに対してプラスとマイナスの電圧が
印加されるので、上述のように従来の問題点となってい
た、高圧放電灯内の金属イオンが高圧放電灯の石英ガラ
ス管を透過してグランドアースに接地した反射板に引き
寄せられてしまい、高圧放電灯内の金属イオンの消失を
招き、高圧放電灯の寿命を著しく短くしてしまう、とい
うことを防止し、高圧放電灯の寿命を長くすることがで
きるという効果を有する。
【0073】第2の発明によれば、制御回路により第1
の半導体スイッチ素子を高周波でスイッチングすること
でトランスの2次側から昇圧された高周波電圧を出力
し、第2の半導体スイッチ素子と第3の半導体スイッチ
を交互にオン/オフして、第2の半導体スイッチ素子と
第3の半導体スイッチ素子の接続点と2次側巻線の中間
の接続端子の間に接続された放電灯に交流電力を供給
し、また、第2の半導体スイッチ素子と第3の半導体ス
イッチ素子の接続点はグランドアースに接地されてお
り、この点を基準とした交流電力が供給されるようにし
たので、3個の大出力パワースイッチング素子で装置を
構成することができ、これにより、小形にでき、また、
製造コストを低くすることができるという効果を有し、
また、放電灯に高圧放電灯を使用し、その高圧放電灯の
近傍にグランドアースに接地した反射板を設置する場合
であっても、高圧放電灯にはグランドアースに対してプ
ラスとマイナスの電圧が印加されるので、上述のように
従来の問題点となっていた、高圧放電灯内の金属イオン
が高圧放電灯の石英ガラス管を透過してグランドアース
に接地した反射板に引き寄せられてしまい、高圧放電灯
内の金属イオンの消失を招き、高圧放電灯の寿命を著し
く短くしてしまう、ということ防止し、高圧放電灯の寿
命を長くすることができるという効果を有し、さらに、
半導体スイッチ素子の駆動を容易にすることができると
いう効果を有する。
【0074】第3の発明によれば、放電灯に流れる放電
灯電流を、直列に接続された抵抗にも流し、この抵抗の
両端に発生した交流電圧を、整流回路で整流し、この整
流された電圧を放電灯電流信号とし、制御回路は、この
放電灯電流信号に応じて第1の半導体スイッチ素子のオ
ン/オフの比率を変えて、放電灯の電力を制御するよう
にしたので、放電灯を安定に点灯させることができ、ま
た、放電灯に流れる電流を検出する回路を、簡単な構成
にすることができ、かつ安価にすることができるという
効果を有する。
【0075】第4の発明によれば、トランスの1次側巻
線に流れる電流を、第1の半導体スイッチ素子に直列に
接続された抵抗にも流し、この抵抗の両端に発生した交
流電圧は、トランスの1次側巻線に流れる電流が、トラ
ンスの2次側の放電灯の電力に応じて変わり、抵抗の両
端に発生した電圧を平滑した平滑回路の出力を、放電灯
電力信号とし、制御回路はこの放電灯電力状態信号に応
じて第1の半導体スイッチ素子のオン/オフの比率を変
えて、放電灯の電力を制御するようにしたので、放電灯
を安定に点灯させることができ、また、放電灯電力を検
出する回路を、簡単な構成にすることができ、かつ安価
にすることことができるという効果を有する。
【0076】第5の発明によれば、トランスの第2の2
次側巻線に放電灯電圧状態に応じた交流電圧が発生し、
この第2の2次巻線の出力電圧を平滑した平滑回路の出
力を、放電灯負荷状態信号とし、制御回路は、この放電
灯負荷状態検出信号に応じて第1の半導体スイッチ素子
のオン/オフの比率を変えて、放電灯の電力を制御する
ようにしたので、放電灯を安定に点灯させることがで
き、また、放電灯電圧を検出する回路を、簡単な構成に
することができ、かつ安価にすることことができるとい
う効果を有する。
【0077】第6の発明によれば、放電灯電圧検出回路
である第2の半導体スイッチ素子と第3の半導体スイッ
チ素子の接続点と、2次側巻線の中間の接続端子間の交
流電圧を整流する整流回路から整流された直流電圧を出
力し、制御回路は、この放電灯電圧検出回路の出力電圧
に応じて第1の半導体スイッチ素子のオン/オフの比率
を変えて、放電灯の電力を制御するようにしたので、放
電灯を安定に点灯させることができ、また、放電灯電圧
を検出する回路を、簡単な構成にすることができ、かつ
安価にすることことができるという効果を有する。
【0078】第7の発明によれば、トランスに第2の2
次側巻線および第3の2次側巻線に昇圧された高周波電
圧が発生し、この昇圧された高周波電圧を平滑する平滑
回路は、第2の半導体スイッチ素子、および、第3の半
導体スイッチ素子を駆動する電力を供給するようにした
ので、放電灯に交流電力を供給する半導体スイッチ素子
の駆動電源を簡単な構成にすることができ、かつ安価す
ることができるという効果を有する。
【0079】第8の発明によれば、放電灯点灯装置の第
2のダイオードのカソード側と第3のダイオードのアノ
ード側との間から、高圧放電灯を始動するための高電圧
発生回路へ電力を供給するようにし、放電灯点灯装置の
第2のダイオードのカソード側と第3のダイオードのア
ノード側との間には、放電灯に印加される交流電圧の2
倍の電圧が発生するので、放電灯に高圧放電灯を使用す
る場合、高圧放電灯を始動するためのイグナイタの1次
側電圧を高くでき、装置を小型にすることができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の放電灯点灯装置の構成を示
す回路図である。
【図2】図1の各部における波形を示すタイミングチャ
ートである。
【図3】本発明の実施例2の放電灯点灯装置の構成を示
す回路図である。
【図4】本発明の実施例3の放電灯点灯装置の構成を示
す回路図である。
【図5】本発明の実施例4の放電灯点灯装置の構成を示
す回路図である。
【図6】本発明の実施例5の放電灯点灯装置の構成を示
す回路図である。
【図7】本発明の実施例6の放電灯点灯装置の構成を示
す回路図である。
【図8】本発明の実施例7の放電灯点灯装置の構成を示
す回路図である。
【図9】本発明の実施例8の放電灯点灯装置の構成を示
す回路図である。
【図10】従来の放電灯点灯装置の構成を示す回路図で
ある。
【図11】従来の放電灯点灯装置の構成を示す回路図で
ある。
【図12】図11におけるDC昇圧回路26、インバー
タ回路27の具体的な回路構成を示した回路図である。
【図13】図12の各回路の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 共振コンデンサ 3 半導体スイッチ素子 4 トランス 5 ダイオード 6 コンデンサ 7 ダイオード 8 コンデンサ 9 イグナイタ 10 放電灯 11 半導体スイッチ素子 12 半導体スイッチ素子 13 制御回路 14 抵抗 15 整流回路 16 抵抗 17 平滑回路 18 平滑回路 19 整流回路 20 ドライバ回路 21 平滑回路 22 平滑回路 23 ダイオード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 敏 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム開発研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と、 1次側巻線が前記直流電源に接続され、かつ、2次側巻
    線の中間に接続端子を持つトランスと、 前記トランスの1次側巻線と直列に接続され、前記直流
    電源を断続する第1の半導体スイッチ素子と、 該第1の半導体スイッチ素子と逆並列に接続された第1
    のダイオードと、 前記2次側巻線の両端の一方の端子にアノード側が接続
    された第2のダイオードと、 前記第2のダイオードのカソード側と前記2次側巻線の
    中間の接続端子との間に接続された第1のコンデンサ
    と、 前記2次側巻線の両端の他方の端子にカソード側が接続
    された第3のダイオードと、 前記第3のダイオードのアノード側と前記2次側巻線の
    中間の接続端子との間に接続された第2のコンデンサ
    と、 前記第2のダイオードのカソード側と前記第3のダイオ
    ードのアノード側との間に直列に接続され、交互にオン
    /オフする第2の半導体スイッチ素子と第3の半導体ス
    イッチの直列回路と、 前記第1の半導体スイッチ素子、前記第2の半導体スイ
    ッチ素子、前記第3の半導体スイッチ素子をオン/オフ
    する制御回路とを備え、 前記第2の半導体スイッチ素子と前記第3の半導体スイ
    ッチ素子の接続点と前記2次側巻線の中間の接続端子の
    間に放電灯を接続し、前記2次側巻線の中間の接続端子
    をグランドアースに接地し、前記放電灯に交流の電力を
    供給することを特徴とした放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 直流電源と、 1次側巻線が前記直流電源に接続され、かつ、2次側巻
    線の中間に接続端子を持つトランスと、 前記トランスの1次側巻線と直列に接続され、前記直流
    電源を断続する第1の半導体スイッチ素子と、 第1の半導体スイッチ素子と逆並列に接続された第1の
    ダイオードと、 前記2次側巻線の両端の一方の端子にアノード側を接続
    した第2のダイオードと、 該第2のダイオードのカソード側と前記2次側巻線の中
    間の接続端子との間に接続された第1のコンデンサと、 前記第2次側巻線の両端の他方の端子にカソード側を接
    続した第3のダイオードと、 前記第3のダイオードのアノード側と前記2次側巻線の
    中間の接続端子との間に接続された第2のコンデンサ
    と、 前記第2のダイオードのカソード側と前記第3のダイオ
    ードのアノード側との間に直列に接続され、交互にオン
    /オフする第2の半導体スイッチ素子と第3の半導体ス
    イッチの直列回路と、 前記第1の半導体スイッチ素子、前記第2の半導体スイ
    ッチ素子、前記第3の半導体スイッチ素子をオン/オフ
    する制御回路とを備え、 前記第2の半導体スイッチ素子と前記第3の半導体スイ
    ッチ素子の接続点と前記2次側巻線の中間の接続端子の
    間に放電灯を接続し、前記第2の半導体スイッチ素子と
    前記第3の半導体スイッチ素子の接続点をグランドアー
    スに接地し、前記放電灯に交流の電力を供給することを
    特徴とした放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記放電灯に直列に接続された抵抗と、
    この抵抗の両端に発生する交流電圧を整流する整流回路
    とで構成される放電灯電流検出回路を備え、 前記制御回路は、この放電灯電流検出回路の出力電圧に
    応じて前記第1の半導体スイッチ素子のオン/オフの比
    率を変えることを特徴とした請求項1又は請求項2記載
    の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の半導体スイッチ素子に直列に
    接続された抵抗と、 この抵抗の両端に発生した電圧を整流する整流回路とで
    構成される放電灯電力検出回路を備え、 前記制御回路は、この放電灯電力検出回路の出力電圧に
    応じて前記第1の半導体スイッチ素子のオン/オフの比
    率を変えることを特徴とした請求項1又は請求項2記載
    の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記トランスの2次側巻線が第2の2次
    側巻線を有し、該第2の2次巻線と、この第2の2次巻
    線の出力電圧を平滑する平滑回路とで構成される放電灯
    電圧検出回路を備え、 前記制御回路は、この放電灯電圧検出回路の出力電圧に
    応じて前記第1の半導体スイッチ素子のオン/オフの比
    率を変えることを特徴とした請求項1又は請求項2記載
    の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の半導体スイッチ素子と前記第
    3の半導体スイッチ素子の接続点と、前記2次側巻線の
    中間の接続端子間の交流電圧を整流する整流回路とで構
    成される放電灯電圧検出回路を備え、 前記制御回路は、この放電灯電圧検出回路の出力電圧に
    応じて前記第1の半導体スイッチ素子のオン/オフの比
    率を変えることを特徴とした請求項1又は請求項2記載
    の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 前記トランスに第2の2次側巻線と、こ
    の第2の2次巻線の出力電圧を平滑する平滑回路と、第
    3の2次側巻線と、この第3の2次巻線の出力電圧を平
    滑する平滑回路とを設け、 前記制御回路は、前記第2の半導体スイッチ素子、又
    は、前記第3の半導体スイッチ素子を駆動する為の電源
    として、前記平滑回路の出力を用いることを特徴とした
    請求項1又は請求項2記載の放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 前記放電灯が高圧放電灯であって、この
    高圧放電灯を始動するための高電圧発生回路を備えた請
    求項1又は請求項2記載の高圧放電灯点灯装置におい
    て、 前記高圧発生回路の電源を前記第2のダイオードのカソ
    ード側と前記第3のダイオードのアノード側間から取る
    ことを特徴とした放電灯点灯装置。
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