JP2001203086A - 放電灯点灯回路 - Google Patents

放電灯点灯回路

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JP2001203086A JP2000007622A JP2000007622A JP2001203086A JP 2001203086 A JP2001203086 A JP 2001203086A JP 2000007622 A JP2000007622 A JP 2000007622A JP 2000007622 A JP2000007622 A JP 2000007622A JP 2001203086 A JP2001203086 A JP 2001203086A
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    • Y10S315/07Starting and control circuits for gas discharge lamp using transistors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の放電灯に係る点灯回路において、各放
電灯に対してそれぞれ設けられる起動回路に電圧供給を
行うための回路を共通化して、コストの低減及び装置の
小型化を図る。 【解決手段】 放電灯点灯回路1において、直流電源回
路3、直流−交流変換回路4、起動回路5_1、5_2
を設ける。各起動回路については、トランスの1次側回
路が、コンデンサ及びスイッチ素子を有し、コンデンサ
の電荷蓄積に伴い当該コンデンサの両端電圧が閾値を越
えたとき又はその後にスイッチ素子が導通して1次巻線
から2次巻線を介して起動用高圧信号が放電灯6_1、
6_2に対して各別に印加されるように構成する。そし
て、直流電源回路3又は直流−交流変換回路4から各起
動回路の1次側回路に対して電圧供給を行う電圧供給回
路7を同じ回路とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の放電灯に関
する点灯回路において、放電灯への起動用高圧信号を生
成する起動回路への電圧供給回路を、複数の起動回路に
対して共通化することにより、部品点数やコストの削減
を図るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】放電灯(メタルハライドランプ等)の点
灯回路については、直流電源回路、直流−交流変換回
路、起動回路(所謂スタータ回路)を備えた構成が知ら
れている。
【0003】例えば、直流電源回路にはDC−DCコン
バータの構成を用いるとともに、直流−交流変換回路と
してフルブリッジ型回路(4つの半導体スイッチ素子
(あるいはスイッチング素子)をそれぞれ2組にしてス
イッチング制御を行うように構成された回路)及びその
ドライバ回路を使用した回路構成にあっては、DC−D
Cコンバータの出力電圧がフルブリッジ型回路において
矩形波状電圧に変換された後、放電灯に供給される。
【0004】尚、複数の放電灯に対してそれぞれに各別
の点灯回路を設けたのでは、コストや部品点数等の面で
好ましくないので、直流電源回路や直流−交流変換回路
について共通化された回路を用いることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記起動回
路への電圧供給については、直流電源回路又は直流−交
流変換回路の出力に基づいて生成されるが、各起動回路
のための電圧供給回路を別々に設けたのでは、コスト上
昇や装置の大型化の原因になってしまうという問題があ
る。
【0006】そこで、本発明は、複数の放電灯に係る点
灯回路において、各放電灯に対してそれぞれ設けられる
起動回路に電圧供給を行うための回路部を共通化して、
コストの低減及び装置の小型化を実現することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するために、直流電圧を出力する直流電源回路と、
該直流電源回路の出力電圧を交流電圧に変換した後にこ
れを放電灯に供給するための直流−交流変換回路と、複
数の放電灯への起動用高圧信号をそれぞれ発生させるた
めに放電灯毎に各別に設けられた起動回路とを備えた放
電灯点灯回路において、下記の(イ)乃至(ホ)に示す
構成を有するものである。
【0008】(イ)直流電源回路がグランド電位に対し
て正極性及び負極性の両極性電圧を出力すること。
【0009】(ロ)直流−交流変換回路は、直流電源回
路からの各極性の出力電圧を切り換えて各放電灯に出力
するために複数のスイッチ素子と、当該素子のスイッチ
ング制御を行う駆動回路を備えていること。
【0010】(ハ)各起動回路が、磁性体及び1次巻
線、2次巻線を含むトランスを有しており、該トランス
の1次側回路が、コンデンサ及びスイッチ素子の直列回
路とを有するとともに、当該直列回路がトランスの1次
巻線に対して並列に接続されること。
【0011】(ニ)トランスの1次側回路におけるコン
デンサの電荷蓄積に伴い当該コンデンサの両端電圧が閾
値を越えたとき又はその後に(ハ)のスイッチ素子が導
通して1次巻線から2次巻線を介して起動用高圧信号が
放電灯に印加されること。
【0012】(ホ)直流電源回路又は直流−交流変換回
路から各起動回路の1次側回路のコンデンサを充電する
ために当該回路に電圧を供給する共通の電圧供給回路が
設けられていること。
【0013】本発明によれば、複数の放電灯に対して各
別に設けられる起動回路を構成するトランスの1次側回
路のコンデンサについて、その充電のために電圧供給を
行う電圧供給回路が、各起動回路に対して同一の回路と
して設けられるので、コストの低減及び装置の小型化が
可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る放電灯点灯回
路の基本構成を示すものであり、2つの放電灯に関する
回路構成(制御系を除いた給電系のみ)を示している。
【0015】放電灯点灯回路1は、電源2、直流電源回
路3、直流−交流変換回路4、起動回路5_1、5_2
を備えている。
【0016】直流電源回路3は、電源2からの直流入力
電圧(これを「Vin」と記す。)を受けて所望の直流電
圧を出力するものであり、図示しない制御回路からの制
御信号に応じてその出力電圧が可変制御される。この直
流電源回路3には、スイッチングレギュレータの構成を
有するDC−DCコンバータ(チョッパー式、フライバ
ック式等。)が用いられるが、正極性の電圧出力を得る
ための回路部(正極出力用DC−DCコンバータ)と負
極性の電圧出力を得るための回路部(負極出力用DC−
DCコンバータ)を有しており、グランド電位に対して
正極性及び負極性の両極性電圧を出力することができ
る。
【0017】図2は直流電源回路3の構成例を示したも
のである。
【0018】図2(A)に示す例では、トランスTの1
次巻線Tpの一端が直流入力端子「ta」に接続される
ことで電圧Vinが入力されるようになっており、1次巻
線Tpの他端は半導体スイッチ素子SW(図には単にス
イッチの記号で示すが、電界効果トランジスタ等が用い
られる。)及び電流検出用抵抗Rsを介して接地されて
いる。尚、半導体スイッチ素子SWの制御端子(FET
の場合にはゲート)には図示しない制御回路からの信号
「Sc」が供給されてそのスイッチング制御が行われ
る。
【0019】トランスTの2次巻線Tsは、その一端が
ダイオードD1のアノードに接続され、該ダイオードD
1のカソードがコンデンサC1を介して接地されてい
る。そして、コンデンサC1の端子電圧が端子「to
1」を介して正極性の出力電圧(これを「Vdcp」と記
す。)となる。また、2次巻線Tsの他端は、ダイオー
ドD2のカソードに接続されており、該ダイオードD2
のアノードがコンデンサC2を介して接地されるととも
に端子「to2」に接続されており、当該端子を介して
負極性の出力電圧(これを「Vdcn」と記す。)が得ら
れる。
【0020】このように直流電源回路3は、正極性及び
負極性の電圧(Vdcp、Vdcn)を2つの出力端子to
1、to2から各別に出力する構成となっている。
【0021】尚、トランスTの各巻線に付した「・」印
は巻き始めを示しており、例えば、2次巻線Tsについ
てはダイオードD2との接続端及び接地された中間タッ
プにおける巻き始端にそれぞれ「・」印が付されてい
る。
【0022】また、図2(B)に示す例3′のように、
トランスT1(1次巻線T1p、2次巻線T1s)とト
ランスT2(1次巻線T2p、2次巻線T2s)を設け
るとともに、各トランスの1次巻線T1p、T2pに対
してスイッチ素子SW1、SW2や電流検出用抵抗Rs
1、Rs2をそれぞれ接続し、これらのスイッチ素子S
W1、SW2を制御信号Sc1、Sc2によって各別に
オン/オフ制御することで、各2次出力を独立に可変制
御する構成を用いても良い。つまり、この場合には、ス
イッチ素子SW1に対するオン/オフ制御によってトラ
ンスT1の1次巻線T1pに流れる電流が制御され、2
次巻線T1sからダイオードD1、コンデンサC1を経
て出力端子to1に電圧Vdcpが得られ、また、スイッ
チ素子SW2に対するオン/オフ制御によってトランス
T2の1次巻線T2pに流れる電流が制御され、2次巻
線T2sからダイオードD2、コンデンサC2を経て出
力端子to2に電圧Vdcnが得られる。
【0023】直流電源回路3の後段には、当該回路から
の各極性の出力電圧を切り換えて各放電灯に出力するた
めに複数のスイッチ素子と、当該素子のスイッチング制
御を行う駆動回路を備えた直流−交流変換回路4が配置
されており、例えば、4つのスイッチ素子sw1、sw
2、sw3、sw4(これらには半導体スイッチ素子が
用いられるが、図1には単にスイッチの記号で示す。)
からなるフルブリッジ型の回路構成を有している。
【0024】即ち、4つのスイッチ素子のうち、互いに
直列接続とされることにより第1の組をなすスイッチ素
子sw1、sw2については、その一方sw1の一端が
直流電源回路3の正極側出力端子に接続され、当該スイ
ッチ素子sw1の他端がスイッチ素子sw2を介して直
流電源回路3の負極側出力端子に接続されている。そし
て、両スイッチ素子同士の接続点αに対して第1の放電
灯6_1が起動回路5_1(の誘導性負荷)を介して接
続されている。
【0025】また、互いに直列接続されることで第2の
組をなすスイッチ素子sw3、sw4については、その
一方sw3の一端が直流電源回路3の正極側出力端子に
接続され、当該スイッチ素子sw3の他端がスイッチ素
子sw4を介して直流電源回路3の負極側出力端子に接
続されている。そして、両スイッチ素子同士の接続点β
に対して第2の放電灯6_2が起動回路5_2(の誘導
性負荷)を介して接続されている。
【0026】尚、各放電灯の端子のうち、上記接続点α
やβに接続されない方の端子については、図示するよう
に接地されるか、又は電流検出用抵抗をそれぞれ介して
接地される。
【0027】駆動回路DRV1、DRV2についてはと
もにハーフブリッジドライバ用のIC(集積回路)が使
用され、その一方の駆動回路DRV1がスイッチ素子s
w1、sw2のオン/オフ制御を担当し、他方の駆動回
路DRV2がスイッチ素子sw3、sw4のオン/オフ
制御を担当している。即ち、ある時刻において、駆動回
路DRV1によりスイッチ素子sw1がオン状態、スイ
ッチ素子sw2がオフ状態となるように各素子の状態を
規定されたとすると、このとき、駆動回路DRV2によ
りスイッチ素子sw3がオフ状態、スイッチ素子sw4
がオン状態となるように各素子の状態が規定される。ま
た、別の時刻において、駆動回路DRV1によりスイッ
チ素子sw1がオフ状態、スイッチ素子sw2がオン状
態となるように各素子の状態を規定されたとすると、こ
のとき、駆動回路DRV2によりスイッチ素子sw3が
オン状態、スイッチ素子sw4がオフ状態となるように
各素子の状態が規定される。このようにしてスイッチ素
子sw1とsw4とが同じ状態、スイッチ素子sw2と
sw3とが同じ状態となって、これらが相反的に交番動
作する。
【0028】従って、2組のスイッチ素子のオン/オフ
動作によって、例えば、第1の放電灯6_1に正極性の
電圧(正電圧)が供給される間、第2の放電灯6_2に
は負極性の電圧(負電圧)が供給される(逆に、第1の
放電灯6_1に負極性の電圧が供給される間、第2の放
電灯6_2には正極性の電圧が供給される。)。
【0029】各放電灯6_1、6_2に対してそれぞれ
設けられた起動回路5_1、5_2は、放電灯の点灯初
期に起動用高圧信号(起動パルス)を発生させて各放電
灯に起動をかけるために設けられており、当該信号は直
流−交流変換回路4の出力する交流電圧(矩形波電圧)
に重畳されてから各放電灯に印加される。
【0030】電圧供給回路7は、各起動回路に対して共
通の回路として設けられており、直流電源回路3又は直
流−交流変換回路4からの電圧に基づいて上記起動用高
圧信号の生成に必要な電圧(図1にはこれを「VT」と
記す。)を各起動回路に供給する役割を有している。
【0031】図3は、直流電源回路を構成するコンバー
タトランスの2次側回路以降における各部の構成例を示
したものであり、直流電源回路については図2に示した
構成と同じ構成を用いている。尚、本例では直流電源回
路の出力する正負両極の出力のうち、正極性の出力電圧
を利用して各起動回路の1次側回路への供給電圧を得る
方法を用いていることに注意を要する。
【0032】先ず、各起動回路については、いずれも同
じ構成を有しているので、その一方の起動回路5_1だ
けを説明する。
【0033】図示するように、起動回路5_1は磁性体
(コア)及び1次巻線、2次巻線を含むトランス8_1
を有しており、該トランス8_1の1次側回路9_1
が、コンデンサ10_1及びスイッチ素子11_1(例
えば、自己降伏型スイッチ素子や、外部信号により制御
されるサイリスタ等のスイッチ素子。)の直列回路を有
するとともに、当該直列回路がトランス8_1の1次巻
線12_1に対して並列に接続されている。
【0034】つまり、トランス8_1の2次巻線13_
1の一端が直流−交流変換回路4におけるスイッチ素子
sw1とsw2の接続点αに接続され、2次巻線13_
1の他端が放電灯6_1に接続されている。そして、該
トランス8_1の1次巻線12_1については、その一
端が2次巻線13_1のうち放電灯6_1との接続端子
とは反対側の端子に接続されるとともに、コンデンサ1
0_1に接続されており、また、その他端にはスイッチ
素子11_1が接続されている。
【0035】尚、コンデンサ10_1とスイッチ素子1
1_1との接続点には、後述する電圧供給回路7からの
電圧が供給されるようになっている。
【0036】よって、1次側回路9_1内のコンデンサ
10_1の電荷蓄積に伴って、当該コンデンサの両端電
圧が閾値を越えたとき又はその後にトリガー信号を受け
てスイッチ素子11_1が導通して1次巻線12_1か
ら2次巻線13_1を経て起動用高圧信号が放電灯6_
1に印加されることになる。
【0037】尚、起動回路5_2については、上記の説
明において符号に付した「_1」を「_2」に置換する
こと及びトランス8_2の2次巻線13_2及び1次巻
線12_2の一端(両者の接続端)が直流−交流変換回
路4内のスイッチ素子sw3とsw4との接続点βに接
続されていることに注意して図3を参照すれば良い。
【0038】電圧供給回路7について、本例では直流電
源回路の出力(この場合は正極出力)に対して設けられ
ており、コンデンサ14やダイオード15、16、抵抗
17によって構成されている。
【0039】図示するように、コンバータトランスの2
次巻線Tsの一端に接続された整流用ダイオードD1に
対してコンデンサ14が並列に設けられており、該コン
デンサ14に対して接続された抵抗17については、コ
ンデンサ14との接続点がダイオード15を介して接地
され、他端がダイオード16を介して端子18に接続さ
れており、当該端子を介して各起動回路の1次側回路
(のコンデンサとスイッチ素子との接続点)に接続され
るようになっている。つまり、コンデンサ14は、その
一端がダイオードD1のアノードに接続されるととも
に、その他端が抵抗17及びダイオード15のアノード
に接続されており、該ダイオード15のカソードが接地
されている。そして、抵抗17のうちコンデンサ14と
の接続点とは反対側の端子がダイオード16のカソード
に接続され、該ダイオード16のアノードが端子18に
接続されている。
【0040】本構成において、直流−交流変換回路4を
構成する4つのスイッチ素子(sw1乃至sw4)につ
いては、接続点αから得られる出力電圧(これを「V
α」と記す。)と接続点βから得られる出力電圧(これ
を「Vβ」と記す。)とが互いに逆極性となるように各
素子がスイッチング制御される(つまり、一方の出力が
正極性の場合に、他方の出力が負極性とされる。)。
【0041】今、放電灯6_1だけを点灯させるものと
すると、この場合にはVαの極性を正極性、Vβの極性
を負極性とする。
【0042】放電灯が点灯する前の無負荷時において直
流電源回路が一時的に出力する高電圧(所謂オープンサ
ーキット電圧(開放電圧)で、これを「OCV」と記
す。)が高いほど放電灯が点灯し易いことが知られてお
り、例えば、コンバータトランスの2次電圧(正極性電
圧)を整流・平滑したオープンサーキット電圧を「OC
Vp」とし、コンバータトランスの2次電圧(負極性電
圧)を整流・平滑したオープンサーキット電圧を「OC
Vn」とすると、スイッチ素子sw1、sw4をオン状
態、sw2、sw3をオフ状態に規定した場合には、V
αにはOCVp、VβにはOCVnの電圧が得られる。
【0043】各起動回路の1次側回路を構成するスイッ
チ素子として自己降伏型素子を使用した場合の降伏電圧
を「VS」と記すと、起動回路5_1のコンデンサ10
_1の両端電圧についてはそれ以上の電圧が必要であ
る。
【0044】そこで、コンデンサ10_1の一端にはO
CVpの電圧が印加されているので、当該コンデンサの
他端には電圧供給回路7により負電圧を供給して、VS
以上の両端電圧を得るようにすれば良い。
【0045】図3において、整流用ダイオードD1のア
ノードでは、半波整流作用によりコンバータのスイッチ
ング周波数をもってOCVpと0V以下の交番電圧が繰
り返される。そして、この電圧がOCVpとなった時
に、コンデンサ14にはダイオード15を介して電流が
流れて当該コンデンサの充電が行われる。また、当該電
圧(アノード電圧)が0V以下になった時には、コンデ
ンサ14とダイオード15との接続点の電位が、一旦低
くなって(図にはコンデンサ14の極性を記号「+」で
示す。)、このときに直流−交流変換回路4の出力端子
(α)→起動回路5_1のコンデンサ10_1→ダイオ
ード16→抵抗17→コンデンサ14(さらには→トラ
ンスの2次巻線Ts→平滑コンデンサ)へと至る電流経
路が形成される。これによって1次側回路9_1のコン
デンサ10_1の電荷がコンデンサ14へと移動する。
従って、このようなサイクルが何回かに亘って繰り返さ
れれば(充電時間は、各コンデンサの静電容量の比や抵
抗17の抵抗値に依存する。)、最終的には電圧供給回
路7の出力として−OCVpの電圧が得られることにな
る。その結果、1次側回路9_1のコンデンサ10_1
には、両端電圧として最大で2×OCVpの電圧(スイ
ッチ素子を非導通とした場合)が得られるので、「VS
<2×OCVp」の関係が成立するようにスイッチ素子
11_1を選定すれば、当該素子を導通させるに足る電
圧値が得られる。
【0046】これに対して、放電灯6_2の起動回路5
_2については、その1次側回路9_2のコンデンサ1
0_2には、両端電圧として「OCVp−OCVn」の
電圧に対応した電荷しか充電されないので、「VS>O
CVp−OCVn」の関係が成立するようにスイッチ素
子11_2を選定しておけば、当該素子の自己降伏は起
きない。
【0047】また、放電灯6_2を点灯させたい場合に
は、Vβの極性を正極性とし、Vαの極性を負極性にす
る。これによって、上記した説明において各起動回路の
1次側回路に対する電圧供給回路の役割が逆転すること
(この場合には、コンデンサ10_2の両端電圧として
最大で2×OCVnの電圧が得られる。)が容易に理解
される。
【0048】尚、一方の放電灯(例えば、6_1)が既
に点灯している場合に、他方の放電灯(例えば、6_
2)を点灯させるときにも、点灯させたい方(つまり、
6_2)に対する直流−交流変換回路の出力電圧の極性
を正極性とし、点灯している方(つまり、6_1)に対
する直流−交流変換回路の出力電圧を極性を負極性とす
れば良い。但し、この場合には、「負極側出力電圧≒0
V」となる可能性があるので、スイッチ素子の自己降伏
電圧VSについては、「2×OCVp>VS>OCV
p」の関係が成立するようにスイッチ素子の選定を行う
のが無難である。
【0049】図3に示した抵抗17は、ダイオード16
に流れる電流に対する制限及び1次側回路のコンデンサ
10_1(又は10_2)が満充電となるのに要する時
間の調整を目的として付設されたものであり、同様の目
的をもって、例えば、ダイオード15やコンデンサ14
に対して直列に接続される抵抗を追加しても良いし、あ
るいは、これらの抵抗を全く設けなくても何等構わな
い。
【0050】また、電圧供給回路7において、図3では
ダイオード16のカソード側に抵抗17を配置したが、
これに限らず、例えば、図4に示すように、ダイオード
16のカソードをコンデンサ14に接続するとともに、
該ダイオード16のアノード側に抵抗17_1、17_
2をそれぞれ配置して、各抵抗を介して各起動回路の1
次側回路に電圧供給を行っても良い(各抵抗17_1、
17_2の一端をダイオード16のアノードに接続し、
他端を各1次側回路のコンデンサとスイッチ素子との接
続点にそれぞれ接続する。)し、あるいは、図5に示す
ように、抵抗17_1及びダイオード16_1の直列回
路と、抵抗17_2及びダイオード16_2の直列回路
とを並設して、各ダイオードのアノードが各起動回路の
1次側回路にそれぞれ接続されるように構成しても良い
(図では、一方のダイオード16_1について、そのア
ノードがコンデンサ10_1とスイッチ素子11_1と
の接続点に接続され、該ダイオード16_1のカソード
が抵抗17_1を介してコンデンサ14やダイオード1
5に接続され、他方のダイオード16_2について、そ
のアノードがコンデンサ10_2とスイッチ素子11_
2との接続点に接続され、該ダイオード16_2のカソ
ードが抵抗17_2を介してコンデンサ14やダイオー
ド15に接続されている。)。
【0051】そして、これらの図にはトランス8_1や
8_2において、それらの2次巻線と1次巻線との接続
端子が直流−交流変換回路4の出力端子の一方に接続さ
れているが、これに限らず、トランスの1次巻線、コン
デンサ、スイッチ素子とで構成される、閉じた回路(1
次側回路)内の何れかの位置を直流−交流変換回路の出
力端子に接続するとともに、コンデンサの両端電圧がス
イッチ素子の導通に足る電圧レベルとなるように1次側
回路への電圧供給を行うようにした各種の回路構成が可
能である。
【0052】この他、図6に示すように、コンバータト
ランスTの2次側に2次巻線Tsとは別の2次巻線19
を付設するとともに、これにダイオード20及びコンデ
ンサ21を付設した回路を形成して負電圧を生成して各
起動回路の1次側回路に供給する構成を用いても良い。
【0053】即ち、この例では新たに付設した2次巻線
19の一端をダイオード20のカソードに接続するとと
もに、該ダイオードのアノードを、抵抗17を介して電
圧供給端子18に接続する。そして、コンデンサ21に
ついては、その一端をダイオード20のアノードに接続
するとともに、他端を接地する。本回路において2次巻
線19に発生した後、整流・平滑後に得られる負電圧が
電圧供給端子18から各起動回路の1次側回路に供給さ
れる。尚、この2次電圧について、その絶対値を上記2
次巻線での2次電圧と同じにするには、巻数比を両2次
巻線について同じ比値にすれば良いし、また、負電圧の
絶対値を所望の値にしたい場合には巻数比の設定で行え
ば良い。
【0054】以上の説明では、1次側回路への供給電圧
を直流電源回路から取得するようにした構成例を示した
が、これを直流−交流変換回路の出力から取得する構成
も可能であり、例えば、直流−交流変換回路の出力端子
間(接続点αとβとの間)にダイオード及びコンデンサ
の直列回路を介挿するとともに、当該ダイオードとコン
デンサとの接続点から得た電圧を、抵抗を介して各起動
回路の1次側回路に供給する構成等が挙げられる。
【0055】また、スイッチ素子として、自己降伏電圧
の高い素子を使用する場合には、例えば、図7に示す回
路構成例が挙げられる。
【0056】図には、直流電源回路を構成するコンバー
タトランスTの2次側回路と直流−交流変換回路4との
間に配置される回路部(電圧供給回路)を示しており、
複数のダイオード15、22、23及びコンデンサ1
4、24、25から構成される。
【0057】図示するように、コンバータトランスTの
2次巻線Tsに対する整流用ダイオード(D1、D2)
及び平滑用コンデンサ(C1、C2)の接続関係につい
ては、図3に示した例と同じである。
【0058】ダイオードD1に対して並列に設けられた
コンデンサ14は、その一端がダイオードD1のアノー
ドに接続されるとともに、他端がダイオード15のアノ
ードに接続されており、該ダイオード15のカソードが
接地されている。
【0059】また、ダイオード22については、そのカ
ソードがコンデンサ14とダイオード15との接続点に
接続され、そのアノードがコンデンサ24を介して接地
されるとともに、ダイオード23のカソードに接続され
ている。
【0060】そして、ダイオード23のアノードがコン
デンサ25を介してダイオードD1のアノードに接続さ
れるとともに、抵抗17を介して電圧供給端子18に接
続されており、この電圧供給端子18から得られる負電
圧が各起動回路の1次側回路に供給される。
【0061】尚、図には破線で示す複数の矢印により電
荷移動時の電流についてその向きを示している。つま
り、放電灯の点灯前において2次巻線に得られる電圧と
して、例えば、OCVp=350Vを想定した場合に、
ダイオードD1のアノード電圧が350Vになったとき
に流れる電流路として、コンデンサ14からダイオード
15の順方向に沿う矢印及びコンデンサ25からダイオ
ード23の順方向に沿う矢印でそれぞれ示す経路が形成
され、また、ダイオードD1のアノード電圧が0V以下
になったときに流れる電流路として、コンデンサ24か
らダイオード22の順方向に沿う矢印及び抵抗17から
コンデンサ25に向かう矢印でそれぞれ示す経路が形成
される。
【0062】本回路では、このような電荷移動の結果と
して、最大で「−350×2=−700V」の供給電圧
を得ることができ、1次側回路のコンデンサの両端電圧
としては、OCVpの3倍の電圧供給が可能である。よ
って、スイッチ素子として自己降伏型素子を使用する場
合には、その自己降伏電圧が、「3×OCVp」未満で
あって、かつ「2×OCVp」を超える値を有するもの
を使用すれば良い(その理由は、起動回路の大きさやコ
ストの面からは1次側電圧が高い方が有利であること及
びスイッチ素子について自己降伏電圧のバラツキを考慮
する必要があることに依る。)。
【0063】尚、このようにダイオードとコンデンサを
使った回路の段数を増やせば、さらに絶対値の大きい負
電圧の供給が可能であるが、これ以上の説明は省略す
る。
【0064】直流電源回路3の出力する正負両極性の出
力のうち、負極性の出力電圧を利用して各起動回路の1
次側回路への供給電圧を得る方法を用いる際には、ダイ
オードの向きの逆転及びコンデンサに係る電荷移動に向
きに注意しさえすれば、これまでの説明を少し変更する
だけで基本的な考え方に大差はない。
【0065】例えば、図3において、各ダイオード(D
1、D2、15、16)の向きを全て逆転させれば、負
極性の出力電圧から得られる正極性の電圧を各起動回路
の1次側回路に供給することができる。よって、各スイ
ッチ素子の自己降伏電圧を仮に600Vとした場合に、
電圧供給回路7のコンデンサに+350Vの電圧が得ら
れるので、1次側回路のコンデンサの両端電圧として最
大で700Vの電圧(=2×OCVn)が得られること
になり、これはスイッチ素子を導通させるのに充分な値
である。但し、この場合に起動用高圧信号が供給される
のは、直流−交流変換回路の出力電圧についてその極性
が負極性とされる方の放電灯である。
【0066】尚、本形態においても、直流−交流変換回
路の出力から1次側回路への供給電圧を得たり、あるい
は、図6に示したように、コンバータトランスに2次巻
線を付設して1次側回路への供給電圧を得る構成や、ス
イッチ素子の自己降伏電圧が高い場合の図7に示した構
成等が挙げられる(但し、ダイオードの向きや電荷移動
の向きの逆転を要する。)。
【0067】以上の内容をまとめると、複数の放電灯、
例えば、第1、第2の放電灯のうち、第1の放電灯につ
いて点灯させ、第2の放電灯については点灯させないも
のとした場合に、第1の放電灯の点灯前に起動回路によ
り起動用高圧信号が発生される時点で直流−交流変換回
路から当該放電灯に対して出力される電圧の極性につい
ては、起動をかけない方の第2の放電灯に対して直流−
交流変換回路から当該放電灯に出力される電圧の極性と
は逆極性となるように規定される。
【0068】例えば、図3に示した例において、第1の
放電灯6_1を点灯させたいときには、起動用高圧信号
が発生される時点で直流−交流変換回路4から当該放電
灯に対する出力される電圧(Vα)の極性については、
これを正極性とし、起動をかけたくない方の第2の放電
灯6_2に対して直流−交流変換回路4から当該放電灯
に出力される電圧(Vβ)の極性を負極性とすれば良
い。但し、これは、電圧供給回路からの負電圧が各起動
回路の1次側回路に供給されることに依るので、電圧供
給回路からの正電圧が各起動回路の1次側回路に供給さ
れる構成については、出力電圧(Vα、Vβ)の極性規
定についても反対になる。
【0069】このような極性規定により、所望の放電灯
を意図的に選択して当該放電灯に起動用高圧信号を印加
して起動をかけることができるようになる。
【0070】つまり、起動回路の1次側回路のコンデン
サへの電荷蓄積のためには、当該コンデンサについて端
子電位を確定しておく必要があるが、例えば、その一端
に正電圧又は負電圧を印加し、他端をグランド電位に確
定する方法を採った場合を考えると下記に示すような不
都合を生じる。
【0071】2つの放電灯に対して各別に設けられる起
動回路の1次側回路への供給電圧を、共通の電圧供給回
路から得る場合に、各1次側回路のコンデンサには同量
の電荷供給が行われるので各コンデンサの両端電圧(=
スイッチ素子の両端電圧)は等しくなるが、スイッチ素
子の自己降伏電圧にはバラツキがあることに起因して、
2つのスイッチ素子のうち、自己降伏電圧の低い方が先
に導通してしまうため、両者の一方を特定して作動させ
ることができなくなってしまう。また、一方のコンデン
サに対して直流電源回路からの正極性出力電圧を供給
し、他方のコンデンサに対して直流電源回路からの負極
性出力電圧を供給したとしても、電圧供給回路の出力電
圧の極性が正極性(又は負極性)であれば負極(又は正
極)側に接続した方のスイッチ素子だけが作動すること
になる。
【0072】このような不都合を回避するためには、上
記したように作動させたい方のスイッチ素子を選択する
ために上記の極性規定が必要となり、電圧供給回路の出
力電圧の極性が負極性(又は正極性)である場合には、
コンデンサの他端が正極性(又は負極性)の電位に規定
されるスイッチ素子が選択されることになるので、その
ための制御としては、放電灯の点灯前の無負荷状態にお
ける直流−交流変換回路の出力電圧の極性を規定するだ
け済む(放電灯を選択的に起動するための専用回路等は
全く不要である。)。
【0073】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、複数の放電灯に対し
て各別に設けられる起動回路を構成するトランスの1次
側回路のコンデンサについて、その充電のために電圧供
給を行う電圧供給回路が、各起動回路に対して同一の回
路として設けられるので、コストの低減及び装置の小型
化が可能である。
【0074】請求項2に係る発明によれば、起動用高圧
信号を印加して起動を意図する放電灯と、起動を意図し
ない放電灯とに関して、これらに対して直流−交流変換
回路から出力される電圧の極性が逆極性となるように規
定することで、放電灯を特定して選択的に点灯させるこ
とができ、しかも、そのために回路構成が複雑化するこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放電灯点灯回路の基本構成を示す
回路ブロック図である。
【図2】直流電源回路の構成例を示す回路図である。
【図3】電圧供給回路の構成例について説明するための
回路図である。
【図4】電圧供給回路の変形例を示す回路図である。
【図5】電圧供給回路についてさらに別の変形例を示す
回路図である。
【図6】コンバータトランスの2次側に別の2次巻線を
付設して供給電圧を生成する構成例についてその要部を
示す図である。
【図7】起動回路内のスイッチ素子として自己降伏電圧
の高い素子を使用する場合における電圧供給回路の構成
例を示す図である。
【符号の説明】
1…放電灯点灯回路、3…直流電源回路、4…直流−交
流変換回路、5_1、5_2…起動回路、6_1、6_
2…放電灯、7…電圧供給回路、8_1、8_2…トラ
ンス、9_1、9_2…1次側回路、10_1、10_
2…コンデンサ、11_1、11_2…スイッチ素子、
12_1、12_2…1次巻線、13_1、13_2…
2次巻線、DRV1、DRV2…駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧を出力する直流電源回路と、該
    直流電源回路の出力電圧を交流電圧に変換した後にこれ
    を放電灯に供給するための直流−交流変換回路と、複数
    の放電灯への起動用高圧信号をそれぞれ発生させるため
    に放電灯毎に各別に設けられた起動回路とを備えた放電
    灯点灯回路において、 (イ)上記直流電源回路がグランド電位に対して正極性
    及び負極性の両極性電圧を出力すること、 (ロ)上記直流−交流変換回路は、上記直流電源回路か
    らの各極性の出力電圧を切り換えて各放電灯に出力する
    ために複数のスイッチ素子と、当該素子のスイッチング
    制御を行う駆動回路を備えていること、 (ハ)上記した各起動回路が、磁性体及び1次巻線、2
    次巻線を含むトランスを有しており、該トランスの1次
    側回路が、コンデンサ及びスイッチ素子の直列回路を有
    するとともに、当該直列回路がトランスの1次巻線に対
    して並列に接続されること、 (ニ)上記1次側回路のコンデンサの電荷蓄積に伴い当
    該コンデンサの両端電圧が閾値を越えたとき又はその後
    に上記(ハ)のスイッチ素子が導通して1次巻線から2
    次巻線を介して起動用高圧信号が放電灯に印加されるこ
    と、 (ホ)上記直流電源回路又は直流−交流変換回路から各
    起動回路の1次側回路のコンデンサを充電するために当
    該回路に電圧を供給する共通の電圧供給回路が設けられ
    ていること、を特徴とする放電灯点灯回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の放電灯点灯回路におい
    て、 複数の放電灯のうち、その点灯前に起動回路により起動
    用高圧信号が発生される時点で直流−交流変換回路から
    当該放電灯に対して出力される電圧の極性については、
    起動をかけない放電灯に対して直流−交流変換回路から
    当該放電灯に出力される電圧の極性とは逆極性となるよ
    うに規定されることを特徴とする放電灯点灯回路。
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