JP2001223096A - 放電灯点灯回路 - Google Patents

放電灯点灯回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電灯点灯回路を構成する直流電源回路に電
流検出用素子を設けることにより、サージ電圧に起因す
る回路故障の発生を防止し、部品点数やコストの削減及
び装置の小型化を実現する。 【解決手段】 放電灯点灯回路1において、直流電源回
路3の2つの出力端子からそれぞれ各別に出力される正
極性及び負極性の電圧を直流−交流変換回路4に送出す
るとともに、これらの出力電圧を切り換えるために直流
−交流変換回路4内に設けられた複数のスイッチ素子
(sw1、sw2)がそれらの駆動回路DRVによって
交番動作されるように構成し、これによって生成される
交流電圧を放電灯6に供給する。そして、放電灯6につ
いては、これに流れる電流を検出するための電流検出用
素子を接続することなく、その片方の電極を接地する。
電流検出用素子(Ri)は直流電源回路3に設けられ、
当該素子からの信号を電流検出回路8が受けて電流検出
を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源回路の出
力電圧を交流電圧に変換して放電灯に供給する構成を有
する点灯回路において、放電灯に流れる電流を検出する
ための電流検出手段を直流電源回路に設けることによ
り、コストの削減及び信頼性の向上を図るための技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】放電灯(メタルハライドランプ等)の点
灯回路については、直流電源回路、直流−交流変換回
路、起動回路(所謂スタータ回路)を備えた構成が知ら
れている。
【0003】例えば、直流電源回路にはDC−DCコン
バータを用いるとともに、直流−交流変換回路としてフ
ルブリッジ型回路(4つの半導体スイッチ(あるいはス
イッチング)素子をそれぞれ2組にしてスイッチング制
御を行うように構成された回路)及びそのドライバ回路
を使用した回路構成にあっては、DC−DCコンバータ
の出力電圧がフルブリッジ型回路において矩形波状電圧
に変換された後、放電灯に供給される。
【0004】そして、放電灯に流れる電流を検出するに
は、例えば、放電灯とグランド(GND)との間に電流
検出用抵抗(シャント抵抗)を介挿して電圧変換後の検
出信号を得る方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように放電灯の一端に電流検出用抵抗を接続してこれを
接地する構成では、サージ電圧の発生や安全対策につい
て下記に示す問題がある。
【0006】先ず、放電灯の点灯に際してはサージ電圧
が発生し、その発生原因のうち代表的なものに分布容量
や浮遊容量が挙げられる。例えば、車輌用点灯回路の場
合には、起動回路によって数キロ乃至数十キロボルトの
高電圧パルスを生成してこれを放電灯の電極に印加する
ときに高圧コードを通して行われ、その周囲には当該コ
ードを覆うことでラジオ(周波数)ノイズ等の発生によ
る電磁干渉を抑制するためのシールド部材が付設され
る。このとき、車体やその電位(グランド電位)と同電
位とされたシールド部材と高圧コードとの間に生じた浮
遊容量や分布容量についても充電が行われるので、高電
圧パルスの印加後に放電灯がブレークダウンして導通し
たときには、浮遊容量や分布容量に蓄積していた電荷が
電流検出用抵抗を介して放電することになる。その際、
電流検出用抵抗あるいは当該抵抗の後段に設けられた電
流検出回路の構成素子について、損傷や破壊等の危険が
生じる。
【0007】また、電流検出用抵抗と放電灯との間の配
線において、何らかの原因により車体との接触による短
絡事故が起きた場合を想定すると、放電灯に流れる電流
が全て車体(グランド電位)を介して流出してしまうた
め、電流検出用抵抗による検出値がゼロアンペアという
ことになってしまう。すると、点灯回路側の制御として
は、放電灯に電流が流れていないと認識されるので、放
電灯に対してさらに電流を流そうとして放電灯への供給
電力を増強しようとする。これによって点灯回路にかか
る電気的な負担が大きくなってしまうので、このような
状況に陥ったときには、それを検出して回路動作を停止
させるための特別な保護回路(所謂フェイルセーフ回
路)を設けることが考えられるが、部品点数の増加やコ
ストアップの原因となったり、回路装置の小型化にとっ
て不都合が残る。
【0008】そこで、本発明は、放電灯点灯回路を構成
する直流電源回路に電流検出用素子を設けることによ
り、サージ電圧に起因する回路故障の発生を防止し、部
品点数やコストの削減及び装置の小型化を実現すること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するために、直流電圧を出力する直流電源回路と、
該直流電源回路の後段に配置されその出力電圧を交流電
圧に変換した後にこれを放電灯に供給するための直流−
交流変換回路と、放電灯に流れる電流についての検出信
号を得るための電流検出回路と、該電流検出回路からの
検出信号を含む放電灯の状態検出信号に応じて直流電源
回路の出力電圧を制御する制御回路とを備えた放電灯点
灯回路において、下記の(イ)乃至(ハ)に示す構成を
有するものである。
【0010】(イ)直流電源回路の2つの出力端子から
それぞれ各別に出力される正極性及び負極性の電圧が直
流−交流変換回路に送出されるとともに、これらの出力
電圧を切り換えるために直流−交流変換回路に設けられ
た複数のスイッチ素子がそれらの駆動回路によって交番
動作され、これによって生成される交流電圧が放電灯に
供給されるようにしたこと。
【0011】(ロ)放電灯の一方の電極が、誘導性負荷
を介して直流−交流変換回路の出力端子の一方に接続さ
れ、他方の電極がグランドに接続されていること。
【0012】(ハ)放電灯に流れる電流を検出する電流
検出用素子が直流電源回路に設けられており、当該電流
検出用素子からの信号を電流検出回路が受けて電流検出
が行われること。
【0013】本発明によれば、放電灯に流れる電流を検
出するための電流検出用素子が放電灯に接続されること
なく、直流電源回路に設けられている(例えば、出力端
子とグランドとの間に介挿される。)ので、放電灯の点
灯時に発生するサージ電圧に起因する不具合の発生を防
止することができるとともに、車体への電流リーク等に
おいて電流検出用素子による電流値の検出を確実に行う
ことができるので、回路保護のために新たな保護回路を
付設する必要がない。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る放電灯点灯回
路の基本構成を示すものであり、1つの放電灯に関する
回路構成を示している。
【0015】放電灯点灯回路1は、電源2、直流電源回
路3、直流−交流変換回路4、起動回路5を備えてお
り、放電灯6(メタルハライドランプ等)の点灯制御を
行う。
【0016】直流電源回路3は、電源2からの直流入力
電圧(これを「Vin」と記す。)を受けて所望の直流電
圧を出力するものであり、制御回路7からの制御信号に
応じてその出力電圧が可変制御される。この直流電源回
路3には、スイッチングレギュレータの構成を有するD
C−DCコンバータ(チョッパー式、フライバック式
等。)が用いられ、例えば、図示するように、正極性出
力(グランド電位に対して正電位とされる出力電圧)用
のDC−DCコンバータ3Aと、負極性出力(グランド
電位に対して負電位とされる出力電圧)用のDC−DC
コンバータ3Bとを有する。つまり、本回路によれば、
正負の両極性の出力電圧が得られるようになっており、
2つの出力端子からそれぞれ各別に出力される正極性及
び負極性の電圧が後段の直流−交流変換回路4に送出さ
れる。
【0017】図2は直流電源回路3の構成例を示したも
のである。
【0018】トランスTの1次巻線Tpの一端が直流入
力端子「ta」に接続されることで電圧Vinが入力され
るようになっており、1次巻線Tpの他端は半導体スイ
ッチ素子SW(図には単にスイッチの記号で示すが、F
ET(電界効果トランジスタ等)が用いられる。)及び
電流検出用抵抗Rs(本抵抗はなくても良い。)を介し
て接地されている。尚、半導体スイッチ素子SWの制御
端子(FETの場合にはゲート)には制御回路7からの
信号「Sc」が供給されてそのスイッチング制御が行わ
れる。
【0019】トランスTの2次巻線Tsは、その一端が
ダイオードD1のアノードに接続されており、該ダイオ
ードD1のカソードがコンデンサC1の一端に接続され
ている。そして、該コンデンサC1の他端は2次巻線T
sの中間タップに接続されるとともに、放電灯6に流れ
る電流に関する検出信号を得るための電流検出用素子R
i(図には抵抗素子として示す。)を介して接地されて
いる。コンデンサC1とダイオードD1との接続点から
端子「to1」が取り出され、その端子電圧が正極性の
出力電圧(これを「Vdcp」と記す。)となる。
【0020】また、2次巻線Tsの他端は、ダイオード
D2のカソードに接続されており、該ダイオードD2の
アノードがコンデンサC2の一端に接続されるとともに
端子「to2」に接続されており、当該端子を介して負
極性の出力電圧(これを「Vdcn」と記す。)が得られ
る。尚、当該コンデンサC2の他端は電流検出用素子R
iを介して接地されている。
【0021】このように直流電源回路3は、トランス
T、ダイオードD1、コンデンサC1を含むコンバータ
3Aと、トランスT、ダイオードD2、コンデンサC2
を含むコンバータ3Bとから構成され、正極性及び負極
性の電圧(Vdcp、Vdcn)を2つの出力端子to1、t
o2から各別に出力する。そして、放電灯に流れる電流
に相当する電流については、電流検出用素子Riに流れ
る電流から電圧変換により検出することができるように
なっており、当該素子の一端(コンデンサC1、C2と
の接続端)に接続された検出端子「toi」から検出信
号(これを「Vi」と記す。)が得られる。
【0022】尚、トランスTの各巻線に付した「・」印
は巻き始めを示しており、例えば、2次巻線Tsについ
てはダイオードD2との接続端及び中間タップにおける
巻き始端にそれぞれ「・」印が付されている。
【0023】図2では、電流検出用素子Riとして抵抗
素子が使用され、当該抵抗素子を直流電源回路3の各出
力端子とグランドとの間(但し、コンデンサC1、C2
が介在されている。)に介挿した構成を例示したが、こ
れに限らず、ホール素子やMR(磁気抵抗)素子等を用
いて放電灯に流れる電流を検出しても構わない。但し、
電流検出回路の構成について簡単化することが望ましい
こと及び素子のコストやサイズ等を考慮すると抵抗素子
の採用が最も現実的である。
【0024】直流電源回路3の後段に配置された直流−
交流変換回路4には、直流電源回路の2つの出力端子か
らそれぞれ各別に出力される正極性及び負極性の電圧が
送られてくる。本回路には、図1に示すように、直流電
源回路3の出力電圧Vdcp、Vdcnを切り換えるために、
1対の半導体スイッチ素子sw1、sw2(これらの素
子にはFET等が用いられるが、図には単にスイッチの
記号で示す。)が設けられており、各素子が駆動回路D
RVによって交番動作されることで生成される交流電圧
が、起動回路5(の誘導性負荷)を介して放電灯6に供
給される。
【0025】つまり、スイッチ素子sw1、sw2につ
いては、その一方sw1がコンバータ3Aの出力端子に
接続されるとともに、sw2を介してコンバータ3Bの
出力端子に接続されている。そして、これらのスイッチ
素子をそれぞれ相反的にスイッチング制御する駆動回路
DRVについては、ハーフブリッジドライバとして既知
のICが使用され、駆動回路DRVから各スイッチ素子
の制御端子にそれぞれ供給される信号により、素子sw
1がオン状態のとき、素子sw2がオフ状態となり、逆
に素子sw1がオフ状態のとき、素子sw2がオン状態
となるようにハーフブリッジの交番動作が行われて直流
電圧が交流電圧に変換される。尚、図示するように、駆
動回路DRVは電圧Vdcnの負極性電圧に基づいて動作
させる。従って、このために駆動回路DRV用の電源電
圧が必要になる。また、制御回路7から駆動回路DRV
に送出される制御信号についても同様の配慮が必要であ
る。
【0026】起動回路5は、放電灯6の点灯初期に起動
用高圧信号(あるいは起動パルス)を発生させて放電灯
6に起動をかけるために設けられており、当該信号は直
流−交流変換回路4の出力する交流電圧「Vout」に重
畳されて放電灯6に印加される。例えば、磁性体(コ
ア)及び1次巻線、2次巻線を含むトランスを設け、該
トランスの1次側回路において、コンデンサやスイッチ
素子(自己降伏型スイッチ素子、外部信号により制御さ
れるサイリスタ等)を含む回路を形成し、放電灯6の起
動にあたっては、コンデンサの電荷蓄積に伴い当該コン
デンサの両端電圧が閾値を越えたとき又はその後にトリ
ガー信号を受けたときにスイッチ素子が導通してトラン
スの1次巻線に電流が流れ、2次巻線を介して起動用高
圧信号が放電灯に印加される構成等が挙げられるが、本
発明に関する限りその構成の如何は問わない。
【0027】放電灯6については、その一方の電極が、
起動回路5内の誘導性負荷(トリガートランスの2次巻
線やインダクタ等)を介して直流−交流変換回路4の出
力端子(図1に示されるスイッチ素子sw1とsw2と
の接続点A)に接続され、他方の電極が接地電極とされ
てグランドに接続される。
【0028】電流検出回路8は、放電灯6に流れる電流
についての検出信号を得るために設けられており、電流
検出用素子Riからの信号Viが入力される。
【0029】図3は回路構成の一例を示すものであり、
電流検出用抵抗Riによる電圧降下に対して非反転増幅
回路及び反転増幅回路を互いに並列に設け、両者の出力
電圧を選択的に出力する構成とされる。
【0030】同図において、演算増幅器OP1は非反転
増幅回路を構成しており、その非反転入力端子が抵抗R
1aを介して上記検出端子「toi」(電流検出用抵抗
Riと平滑用コンデンサC1、C2との接続点)に接続
されている。尚、ダイオードD1aはそのカソードが演
算増幅器OP1の非反転入力端子に接続され、そのアノ
ードが接地されている(当該ダイオードD1aや後述す
るダイオードD2aは演算増幅器への入力電圧が負値に
反転したときに当該演算増幅器を保護する目的で付設さ
れる。)。
【0031】演算増幅器OP1の出力端子はダイオード
D1bのアノードに接続され、該ダイオードD1bのカ
ソードが電流検出出力端子「tDET」に接続されるとと
もに抵抗R2cを介して接地されている。そして、演算
増幅器OP1の反転入力端子は抵抗R1bを介して接地
されるとともに抵抗R1cを介してダイオードD1bの
カソードに接続されている。尚、抵抗R1a、R1b、
R1cの抵抗値は同じ値に設定されている。
【0032】演算増幅器OP2は反転増幅回路を構成し
ており、その反転入力端子が抵抗R2aを介して検出端
子「toi」に接続されている。尚、ダイオードD2a
はそのカソードが演算増幅器OP2の反転入力端子に接
続され、そのアノードが接地されている。
【0033】演算増幅器OP2の出力端子はダイオード
D2bのアノードに接続され、該ダイオードD2bのカ
ソードが電流検出出力端子「tDET」に接続されるとと
もに抵抗R2cを介して接地されている。尚、演算増幅
器OP2の反転入力端子は抵抗R2b(その抵抗値は抵
抗R2aの抵抗値の2倍に設定されている。)を介して
ダイオードD2bのカソードに接続されており、また、
演算増幅器OP2の非反転入力端子は接地されている。
【0034】しかして、本回路では電流検出用抵抗Ri
における電圧降下分が、演算増幅器OP1による非反転
増幅回路によって2倍の電圧に増幅され、他方、演算増
幅器OP2による反転増幅回路によって「−2」倍の電
圧に増幅される。そして、各演算増幅器の出力端子に設
けられたダイオードD1b、D2bによって両者のうち
高い方の電圧が選択されて、これが電流検出出力端子
「tDET」から取り出される。即ち、放電灯6への供給
電圧について、その極性が正極性の時には、演算増幅器
OP1による非反転増幅回路の出力電圧が電流検出出力
端子「tDET」に得られ、また、放電灯6への供給電圧
の極性が負極性の時には、演算増幅器OP2による反転
増幅回路の出力電圧が電流検出出力端子「tDET」に得
られることになる。尚、こうして得られる検出電圧は放
電灯6が点灯したか否かを判断するための信号や、放電
灯6の点灯状態を判別して供給電力を規定するための信
号等に用いられる。
【0035】制御回路7は、電流検出回路8からの検出
信号を含む放電灯6の状態検出信号に応じて直流電源回
路3の出力電圧を制御するものである。例えば、制御回
路7には、放電灯6の点灯状態に係る状態検出信号とし
て、放電灯の管電流に係る検出信号の他に、放電灯の管
電圧に係る検出信号あるいはその相当信号(Vdcp、Vd
cn等)が入力されるようになっており、これらの検出信
号に基づいて、例えば、放電灯の点灯初期にその発光を
促進するために定格電力を越える電力の供給を行った後
で、次第に供給電力を低減させていって定格電力での定
電力制御へと円滑に移行させる等の制御を行う。尚、本
回路については、PWM(パルス幅変調)制御方式等に
従う既知の回路構成を用いることができること及び本発
明に関する限り、その制御方式の如何を問わないことか
ら、その詳細については説明を省略する。
【0036】しかして、上記の回路では、放電灯に流れ
る電流を検出する電流検出用素子(本例の場合には抵抗
素子)が、直流電源回路3の出力端子とグランドとの間
に介挿されており、当該電流検出用素子に流れる電流値
が上記電流検出回路8により検出される構成となってい
るので、従来のように浮遊容量や分布容量に溜まった電
荷が放電灯のブレークダウン時に電流検出用素子を通し
て流れることがない(つまり、蓄積電荷は放電灯からグ
ランドに直接流れる。)。また、放電灯の電極への接続
用配線(グランド側)に関して車体とのリークが起きた
状況等において、電流検出の誤検出により回路への電気
的な負担をかける虞がなく、また、そのための特別な保
護回路を付設する必要がないので、回路規模を小さくし
たり、コスト削減や回路装置の小型化にとって好適であ
る。
【0037】次に、複数の放電灯の点灯制御を行う場合
の回路構成について、図4乃至図6に従って説明する。
【0038】図4は、2つの放電灯6_1、6_2を共
通の点灯回路1Aによって点灯させることができるよう
に構成した回路例を示したものである。
【0039】本例では直流電源回路3′が、正極性出力
用DC−DCコンバータ3′Aと負極性出力用DC−D
Cコンバータ3′Bとで構成されている。
【0040】図5は直流電源回路3′の構成例を示した
回路図であり、2つのトランスT1(1次巻線T1p、
2次巻線T1s)、T2(1次巻線T2p、2次巻線T
2s)を有している。
【0041】各トランスの1次巻線T1p、T2pの一
方の端子が直流入力端子taに接続され、他方の端子が
スイッチ素子SW1、SW2(これらには半導体スイッ
チ素子が用いられるが、図には単にスイッチの記号で示
す。)をそれぞれ介して接地されており、これらのスイ
ッチ素子SW1、SW2を、制御回路7Aからの制御信
号Sc1、Sc2によって各別にオン/オフ制御するこ
とで、各2次出力を独立に可変制御することができる。
【0042】尚、1次巻線T1p、T2pに対して並列
に設けられたコンデンサC0は、その一端が直流入力端
子taに接続されるとともに他端が接地されている。
【0043】DC−DCコンバータ3′Aは、トランス
T1及びスイッチ素子SW1、そして2次巻線T1sに
接続された整流用ダイオードD1や平滑用コンデンサC
1、電流検出用抵抗Ri1を含む構成とされる。つま
り、2次巻線T1sの一端がダイオードD1のアノード
に接続され、該ダイオードのカソードが出力端子to1
に接続されるとともにコンデンサC1の一端に接続され
ている。そして、該コンデンサC1の他端が2次巻線T
1sの巻き始端側端子に接続されるとともに、電流検出
用抵抗Ri1を介して接地されている。
【0044】よって、この回路部では、制御信号Sc1
に基づくスイッチ素子SW1のオン/オフ制御によって
トランスT1の1次巻線T1pに流れる電流が制御さ
れ、2次巻線T1sからダイオードD1、コンデンサC
1を経て出力端子to1に正極性電圧Vdcpが得られ
る。尚、端子「toi1」は、コンデンサC1と電流検
出用抵抗Ri1との接続点に接続された電流検出端子で
ある。
【0045】他方、DC−DCコンバータ3′Bは、ト
ランスT2及びスイッチ素子SW2、そして2次巻線T
2sに接続された整流用ダイオードD2や平滑用コンデ
ンサC2、電流検出用抵抗Ri2を含む構成とされる。
つまり、2次巻線T2sの一端(巻き始端側の端子)が
ダイオードD2のカソードに接続され、該ダイオードの
アノードが出力端子to2に接続されるとともにコンデ
ンサC2の一端に接続されている。そして、該コンデン
サC2の他端が2次巻線T2sの終端側端子に接続され
るとともに、電流検出用抵抗Ri2を介して接地されて
いる。
【0046】よって、この回路部では、制御信号Sc2
に基づくスイッチ素子SW2のオン/オフ制御によって
トランスT2の1次巻線T2pに流れる電流が制御さ
れ、2次巻線T2sからダイオードD2、コンデンサC
2を経て出力端子to2に電圧Vdcnが得られる。尚、
端子「toi2」は、コンデンサC2と電流検出用抵抗
Ri2との接続点に接続された電流検出端子である。
【0047】図4に示すように、直流電源回路3′の後
段には、4つのスイッチ素子sw1、sw2、sw3、
sw4(これらには半導体スイッチ素子が用いられる
が、図には単にスイッチの記号で示す。)からなるフル
ブリッジ型の回路構成を有する直流−交流変換回路4A
が配置されている。
【0048】即ち、4つのスイッチ素子のうち、互いに
直列接続とされることにより第1の組をなすスイッチ素
子sw1、sw2については、その一方sw1の一端が
DC−DCコンバータ3′Aの出力端子に接続され、当
該スイッチ素子sw1の他端がスイッチ素子sw2を介
してDC−DCコンバータ3′Bの出力端子に接続され
ている。そして両スイッチ素子同士の接続点αに対して
第1の放電灯6_1が起動回路5_1(内の誘導性負
荷)を介して接続されている。
【0049】また、互いに直列接続されることで第2の
組をなすスイッチ素子sw3、sw4については、その
一方sw3の一端がDC−DCコンバータ3′Aの出力
端子に接続され、当該スイッチ素子sw3の他端がスイ
ッチ素子sw4を介してDC−DCコンバータ3′Bの
出力端子に接続されている。そして、両スイッチ素子同
士の接続点βに対して第2の放電灯6_2が起動回路5
_2(内の誘導性負荷)を介して接続されている。
【0050】尚、各放電灯6_1、6_2のそれぞれの
電極端子のうち、上記接続点αやβに接続されない方の
端子についてはいずれも接地されている。
【0051】駆動回路DRV1、DRV2についてはと
もにハーフブリッジドライバ用のIC(集積回路)が使
用され、制御回路7Aからの信号「CK」及びその論理
否定(あるいは反転)信号(図には「CK」の上にバー
記号「 ̄」を付して示す。)をそれぞれ受けてブリッジ
の極性を規定する。尚、これらの信号については、基準
信号を生成する信号発生回路の出力する矩形波状クロッ
ク信号をフリップフロップやカウンタ回路等を使って分
周することで容易に得ることができるので、その回路説
明の詳細については省略する。
【0052】直流−交流変換回路4Aにおいて、一方の
駆動回路DRV1がスイッチ素子sw1、sw2のオン
/オフ制御を担当し、他方の駆動回路DRV2がスイッ
チ素子sw3、sw4のオン/オフ制御を担当してい
る。即ち、ある時刻において、駆動回路DRV1により
スイッチ素子sw1がオン状態、スイッチ素子sw2が
オフ状態となるように各素子の状態を規定されたとする
と、このとき、駆動回路DRV2によりスイッチ素子s
w3がオフ状態、スイッチ素子sw4がオン状態となる
ように各素子の状態が規定される。また、別の時刻にお
いて、駆動回路DRV1によりスイッチ素子sw1がオ
フ状態、スイッチ素子sw2がオン状態となるように各
素子の状態を規定されたとすると、このとき、駆動回路
DRV2によりスイッチ素子sw3がオン状態、スイッ
チ素子sw4がオフ状態となるように各素子の状態が規
定される。このようにしてスイッチ素子sw1とsw4
とが同じ状態、スイッチ素子sw2とsw3とが同じ状
態となって、これらが相反的に交番動作する。
【0053】従って、2組のスイッチ素子のオン/オフ
動作によって、例えば、第1の放電灯6_1に正極性の
電圧(正電圧)が供給される間、第2の放電灯6_2に
は負極性の電圧(負電圧)が供給される(逆に、第1の
放電灯6_1に負極性の電圧が供給される間、第2の放
電灯6_2には正極性の電圧が供給される。)。
【0054】図6は電流検出回路の一例8Aを示したも
のである。本回路は、上記信号Vi1の検出に係る検出
回路8A1と、上記信号Vi2の検出に係る検出回路8
A2とから構成され(各回路の出力が上記信号CK及び
その反転信号に応じて切り換えられて出力される。)、
図3に示した検出回路を2回路分用意した場合の構成に
比して素子数が少なくて済むという利点がある。
【0055】検出回路8A2については、DC−DCコ
ンバータ3′B内に設けられた電流検出用抵抗Ri2の
端子電圧として検出端子toi2から得られる検出電圧
Vi2が演算増幅器OP3の非反転入力端子に供給され
る。尚、この演算増幅器OP3については、その反転入
力端子が抵抗R3aを介して接地されるとともに、その
出力端子と反転入力端子との間に抵抗R3bが介挿され
ている。
【0056】演算増幅器OP3の出力電圧に対しては、
2つのアナログスイッチA−SW1、A−SW3(図で
は単にスイッチの記号で示すが、FET等を用いた回路
である。)が設けられており、その一方のアナログスイ
ッチA−SW1が信号CKを受けてオン状態となったと
きに出力電圧が放電灯6_1用の(電流)検出端子t1
に取り出され、また、他方のアナログスイッチA−SW
3が信号CKの反転信号(図には「CK」の上にバー記
号「 ̄」を付して示す。)によってオン状態となったと
きに出力電圧が放電灯6_2用の(電流)検出端子t2
に取り出されるように構成されている。
【0057】他方、検出回路8A1については、DC−
DCコンバータ3′A内に設けられた電流検出用抵抗R
i1の端子電圧として検出端子toi1から得られる検
出電圧Vi1が、抵抗R4aを介して演算増幅器OP4
の反転入力端子に供給される。尚、演算増幅器OP4の
非反転入力端子は接地され、演算増幅器OP4の出力端
子と反転入力端子との間には抵抗R4bが介挿されてい
る。
【0058】そして、演算増幅器OP4の出力電圧に対
しては、2つのアナログスイッチA−SW2、A−SW
4が設けられており、その一方のアナログスイッチA−
SW2が信号CKの反転信号を受けてオン状態となった
ときに出力電圧が放電灯6_1用の(電流)検出端子
「t1」に取り出され、また、他方のアナログスイッチ
A−SW4が信号CKを受けてオン状態となったときに
出力電圧が放電灯6_2用の(電流)検出端子「t2」
に取り出されるように構成されている。
【0059】このように放電灯毎に検出端子を分離でき
る理由は、一方の放電灯に正極性電圧が供給されている
間、他方の放電灯には負極性電圧が供給されることに依
る。例えば、図4において信号CKがL(ロー)レベル
のときに上記スイッチ素子sw1がオン状態、スイッチ
素子sw2がオフ状態となって放電灯6_1に正極性電
圧が供給されるとした場合(このときスイッチ素子sw
3がオフ状態、スイッチ素子sw4がオン状態であ
る。)に、アナログスイッチA−SW2がオン状態、ア
ナログスイッチA−SW1がオフ状態となるため、電流
検出用抵抗Ri1による検出電圧(正電圧)が演算増幅
器OP4から検出端子t1に取り出されるとともに、ア
ナログスイッチA−SW3がオン状態、アナログスイッ
チA−SW4がオフ状態となるため、電流検出用抵抗R
i2による検出電圧に対して演算増幅器OP3により増
幅された出力電圧(正電圧)が検出端子t2に取り出さ
れることになる。
【0060】上記の検出端子から得られる信号は、例え
ば、制御回路7Aに送出され、本回路では、各DC−D
Cコンバータ(3′A、3′B)に対してそれらの出力
電圧を制御するための制御信号Sc1、Sc2を生成す
る(つまり、図5において各トランスの1次巻線に対し
てそれぞれ接続されたスイッチ素子が制御信号を受けて
オン/オフ制御されることで各コンバータの出力電圧が
制御される。)。
【0061】尚、制御回路7Aは、放電灯の管電流に係
る上記した検出信号の他に、放電灯の管電圧に係る検出
信号又はそれらの相当信号(各DC−DCコンバータの
出力電圧Vdcp、Vdcnを抵抗分圧することで得られる検
出信号等)に基づいて放電灯への電力供給について制御
を行うために設けられており、例えば、放電灯の管電圧
−管電流特性図における制御曲線に従って、放電灯初期
には定格電力を越える過大な電力を供給した後、供給電
力を徐々に低減して定格電力での定電力制御へと移行さ
せるための信号を演算増幅器等を使って構成した回路
(例えば、特開平4−141988号公報等を参照。)
が挙げられる。
【0062】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、放電灯に流れる電流
を検出するための電流検出用素子が、放電灯に接続され
ることなく、直流電源回路に設けられているので、放電
灯の点灯時に発生するサージ電圧に起因する素子破壊等
の不具合の発生を防止することができ、また、サージ低
減用に付設されるフィルタ素子等について容量を小さく
することができる。そして、車体への電流リーク等にお
いて、本来流れるべき電流が電流検出用素子に流れなく
なるといった事態を招くことなく、電流検出用素子によ
る電流値の検出を確実に行うことができ、回路保護のた
めに新たな保護回路を付設する必要がなくなるので、部
品点数やコストの削減、装置の小型化、省スペース化を
実現できる。
【0063】請求項2に係る発明によれば、電流検出用
素子として抵抗素子を用いるとともに、当該素子を直流
電源回路の出力端子とグランドとの間に介挿した構成と
することにより、電流検出回路の構成が複雑化するのを
回避でき、コスト削減や小型化の面で有利である。
【0064】請求項3に係る発明によれば、電流検出回
路が、第1の電流検出用素子に流れる電流値を検出する
検出回路と第2の電流検出用素子に流れる電流値を検出
する検出回路とを有する構成とし、これによって放電灯
毎の電流検出を分離して行うことができるので、回路構
成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放電灯点灯回路の構成例を示す回
路ブロック図である。
【図2】直流電源回路の構成例を示す回路図である。
【図3】電流検出回路の構成例を示す回路図である。
【図4】図5及び図6とともに、2つの放電灯に係る点
灯回路に本発明を適用した場合の構成例を示す図であ
る。
【図5】直流電源回路の構成例を示す回路図である。
【図6】電流検出回路の構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
1、1A…放電灯点灯回路、3、3′…直流電源回路、
4、4A…直流−交流変換回路、6、6_1、6_2…
放電灯、7、7A…制御回路、8、8A…電流検出回
路、8A1、8A2…検出回路、to1…正極性出力端
子、to2…負極性出力端子、Ri、Ri1、Ri2…
電流検出用素子、sw1、sw2、sw3、sw4…ス
イッチ素子、DRV、DRV1、DRV2…駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧を出力する直流電源回路と、該
    直流電源回路の後段に配置されその出力電圧を交流電圧
    に変換した後にこれを放電灯に供給するための直流−交
    流変換回路と、放電灯に流れる電流についての検出信号
    を得るための電流検出回路と、該電流検出回路からの検
    出信号を含む放電灯の状態検出信号に応じて直流電源回
    路の出力電圧を制御する制御回路とを備えた放電灯点灯
    回路において、 (イ)上記直流電源回路の2つの出力端子からそれぞれ
    各別に出力される正極性及び負極性の電圧が上記直流−
    交流変換回路に送出されるとともに、これらの出力電圧
    を切り換えるために上記直流−交流変換回路に設けられ
    た複数のスイッチ素子がそれらの駆動回路によって交番
    動作され、これによって生成される交流電圧が放電灯に
    供給されるようにしたこと、 (ロ)放電灯の一方の電極が、誘導性負荷を介して上記
    直流−交流変換回路の出力端子の一方に接続され、他方
    の電極がグランドに接続されていること、 (ハ)放電灯に流れる電流を検出する電流検出用素子が
    上記直流電源回路に設けられており、当該電流検出用素
    子からの信号を上記電流検出回路が受けて電流検出が行
    われること、 を特徴とする放電灯点灯回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の放電灯点灯回路におい
    て、 放電灯に流れる電流を検出する電流検出用素子が抵抗素
    子とされ、当該抵抗素子が直流電源回路の出力端子とグ
    ランドとの間に介挿されていることを特徴とする放電灯
    点灯回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の放電灯点
    灯回路において、 (イ)直流電源回路は、正極性の出力電圧を出力する正
    極性出力端子と、負極性の出力電圧を出力する負極性出
    力端子を有すること、 (ロ)直流電源回路の各出力端子は、直流−交流変換回
    路を構成する複数のスイッチ素子を介して2つの放電灯
    にそれぞれ接続されること、 (ハ)電流検出用素子については、第1の電流検出用素
    子が上記直流電源回路の正極性出力端子とグランドとの
    間に介挿されており、第2の電流検出用素子が上記直流
    電源回路の負極性出力端子とグランドとの間に介挿され
    ていること、 (ニ)電流検出回路は、上記第1の電流検出用素子に流
    れる電流値を検出する検出回路と上記第2の電流検出用
    素子に流れる電流値を検出する検出回路とを有するこ
    と、 を特徴とする放電灯点灯回路。
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