JP2005108473A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 放電ランプ点灯装置では、内部で発生するノイズにより放電ランプ点灯装置内のマイコンが誤動作する問題がある。
【解決手段】 放電ランプ点灯開始直後の高圧発生期間に、マイコン等で構成した演算処理回路の動作を、演算処理回路への電源供給の停止やスリープモードとすることにより、停止するように構成することにより誤動作を防止する。また、演算処理回路による保護処理と併用してアナログ保護回路を動作させることにより、更なる信頼性を確保する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶プロジェクタ等の投射型ディスプレイの放電ランプ点灯装置に関するものである。
液晶プロジェクタ等の投射型ディスプレイの光源としては、変換効率が高く点光源に近いものが得やすい理由からメタルハライドランプや高圧水銀ランプなどの高圧放電ランプが使用されている。
高圧放電ランプの点灯には、点灯に必要な電圧及び電流を供給する専用の放電ランプ点灯装置が使用されている。
さらに、近年では放電ランプ点灯装置には、下記特許文献1、特許文献2に記載の様に、マイコンにより放電ランプ点灯装置の制御を行う方式が提案されている。
特開平5−74583公報(第2図)
特開平8−8076号公報(第1図)
しかしながら、放電ランプ点灯装置内で発生するノイズによりマイコンが誤動作する可能性がある。
特許文献1は、マイコンにより消費電力を演算し、電力を一定に保つ発明であるが、ノイズによるマイコン誤動作は考慮されていない。一方特許文献2は、マイコンが誤動作した場合でもランプが点灯し続ける発明であるが、マイコンの誤動作を防ぐことはできないという課題があった。
上記した課題を解決するために、本発明は、最もノイズの影響が大きい放電ランプ点灯開始前後の高圧発生期間にマイコン(演算処理回路)への電力供給を停止することで、高圧発生ノイズによりマイコンが誤動作することを防止する構成とする。
本発明の効果として、信頼性を向上させた放電ランプ点灯装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
図1は、本発明の放電ランプ点灯装置の第一の実施例のブロック図である。
放電ランプ点灯装置は例えば図10の投射型ディスプレイに適用される。
図10において、リフレクタ77と高圧放電ランプ78は画像表示デバイス76の背面から光を照射する光源を構成している。画像表示デバイス76を透過した光は光学系75によりスクリーン74に投射される。画像表示デバイス76は例えば液晶ディスプレイであり画像表示デバイス駆動回路79により駆動され画像が表示されるので、スクリーン74上に大画面の画像が得られる。放電ランプ点灯装置80は高圧放電ランプ78の起動と点灯制御を行う。
図1において、1は主電源の入力端子、2はMOS−FET、3はダイオード、4はチョークコイル、5はコンデンサ、6,7は抵抗器、8,9,10,11はMOS−FET、12は抵抗器、13は放電ランプ、14はランプオン入力端子、15は演算処理回路電源、16は演算処理回路電源ON/OFF回路、17は演算処理回路、18はサーミスタ、19はPWM制御回路、20はPWM制御回路19のON/OFF信号入力端子、21はPWM制御回路19の制御電圧入力端子、22はドライブ回路1、23はドライブ回路2、24はドライブ回路23のON/OFF信号入力端子、25はドライブ回路23の入力端子1、26はドライブ回路23の入力端子2、27はイグナイタ回路である。
MOS−FET2とダイオード3とチョークコイル4とコンデンサ5と抵抗器6,7,12とドライブ回路22とPWM制御回路19は電力制御回路を構成する。MOS−FET8,9,10,11とドライブ回路23は交流変換回路を構成する。イグナイタ回路27は高電圧パルスを発生させ高圧放電ランプ13を起動する。演算処理回路17は例えばマイコンで構成され、抵抗器6,7で分圧した電圧により出力電圧を検知し、抵抗器12に発生する電圧により出力電流を検知し、またサーミスタ18により放電ランプ点灯回路の温度を監視する。また演算処理回路17はランプオン入力端子14からの入力により前記ドライブ回路23を駆動する信号を生成し、ドライブ回路23の入力端子25,26に出力する。また前記出力電圧検出結果および前記出力電流検出結果に基づき、出力電力を演算して出力電力が一定となるように前記PWM制御回路19の制御電圧入力端子21に制限電圧を与え、制御する。またそれら検出結果と演算処理回路17内部で決定する制限値LV1,LV2,LV3とを比較する。ここで、LV1は出力電圧制限値を表し、LV2は出力電流制限値を表し、LV3は過熱制限値であり、放電ランプ点灯装置の温度の制限値を表す。出力電圧検出結果がLV1以上、あるいはサーミスタ監視結果がLV3以上となった場合、放電ランプ点灯装置が停止するようにPWM制御回路19のON/OFF信号入力端子20、およびドライブ回路23のON/OFF信号入力端子24に信号を伝達し、また出力電流検出結果がLV2以上となった場合、出力電流がLV2で決定される電流値で制限されるようにPWM制御回路19の制御電圧入力端子20に制御電圧を与え、PWM制御回路19を制御する。演算処理回路17は、演算処理回路電源15からの電力供給により動作する。演算処理回路電源15の電力供給は、演算処理回路ON/OFF回路16によりON/OFFされる。演算処理回路ON/OFF回路16にはタイマが内蔵されており、ランプオン入力端子14からの入力後、放電ランプ点灯開始から高圧発生期間(後述、図2のt0〜t3)、演算処理回路電源15からの演算処理回路への電力供給を停止する。
図1の演算処理回路電源ON/OFF回路の動作を、図2,3を参照しながら説明する。図2は、放電ランプ点灯装置がランプオン入力端子14からの入力を受けてから、安定な点灯状態となるまでの出力電圧および演算処理回路電源15の動作を説明するタイミングチャートである。図2において、S1は図1の演算処理回路ON/OFF回路16の出力電圧である。S2は図1のランプオン入力端子14の電圧である。
t0でランプオン信号が入力されると電力制御回路の出力電圧はランプ13が点灯していないため最大電圧V3が出力される。前記電圧V3にイグナイタ回路27からの高電圧パルスが重畳され電圧V4が高圧放電ランプ13に印加され、ランプが起動する。そのため、このt0〜t2の期間はノイズが発生しやすくなる。そこで、演算処理回路ON/OFF回路16の出力電圧をOFFとし、演算処理回路17の電力供給を停止することで演算処理回路17が誤動作することを防止する。またt1で高電圧小電流のグロー放電が開始し、更にt2で低電圧大電流のアーク放電に移行する。ランプ温度の上昇とともにランプ電圧が上昇していく。t3で演算処理回路ON/OFF回路16の出力がONとなり、演算処理回路17へ電力が供給され、交流変換回路が動作し高圧放電ランプ13はAC点灯モードに移行する。その後、時間t4で定常電圧V1になると、電力制御回路は定電力制御により高圧放電ランプ13に一定電力を供給する。
図3は、図1の演算処理回路電源ON/OFF回路の回路構成の一例である。図3において、40はランプオン信号入力端子、41はワンショット回路、42はタイマ回路、43はNOR回路、44,45はトランジスタ、46は電源入力端子、47は抵抗器、48はインバータ回路、49は演算処理回路電源ON/OFF回路出力端子である。
放電ランプ点灯装置の外部より図1のランプオン入力端子14にランプオン信号が入力されると、図3のランプオン信号入力端子40にランプオン信号が入力され、ワンショット回路41によりランプオン信号の切り替わりエッジを検出し、ある一定時間Hiの方形波信号(以下、信号a0とする)を出力し、タイマ回路42およびトランジスタ44のベースに入力される。タイマ回路42は、前記ワンショット回路41の方形波信号を入力されると、タイマをリセットスタートし、ある一定時間(以下、ΔTとする)経過後にLowからHiとなる信号(以下、信号a1とする)を出力する。またNOR回路43は、信号a1と、トランジスタ44,45、電源入力端子46、抵抗器47で構成される信号(以下、信号a2とする)が入力される。また、NOR回路43の出力がHiの場合、トランジスタ45がONし、信号a2をLowにラッチする。今、ワンショット回路41より信号a0が出力されると、トランジスタ44がONするため、信号a0がHiを出力している期間中NOR回路43の出力がLowとなる。また、信号a0によりタイマ回路42がリセットスタートされるため、信号a2はLowとなっている。そのためNOR回路43の出力がHiとなり、トランジスタ45がONすることで信号a2はLowにラッチし、信号a2入力待機状態となる。このとき、演算処理回路電源ON/OFF回路出力端子49は、HiからLowに切り替わり、図1の演算処理回路電源15の演算処理回路17への電源供給を停止させた状態でラッチしている。その後、タイマ回路42のタイマ時間ΔTが経過すると、タイマ回路出力、すなわち信号a1がLowからHiに切り替わる。それによって、NOR回路43の出力がHiからLowに切り替わるため、トランジスタ45がOFFとなり、信号a2のラッチは解除され、信号a2はHiとなり、次にランプオン信号入力端子40に信号が入力されるのを待機する状態となる。この時、演算処理回路電源ON/OFF回路出力端子49は、Lowラッチが解除されHiに切り替わり、図1の演算処理回路電源15の演算処理回路17への電源供給を再開する。以上の動作により、放電ランプの高圧発生期間、すなわちタイマ時間ΔTの間、演算処理回路電源15から演算処理回路17への電力供給を停止することができる。
また、本発明は、演算処理回路17への電力供給を停止するこが必須ではなく、演算処理回路17の動作を所定の期間だけ停止させることが必要である。例えば、演算処理回路17をマイクロコンピュータ(以下マイコンと称す)で構成した場合には、演算処理回路ON/OFF回路16により、マイコンの動作を停止するスリープモードの制御端子を制御するようにしてもよい。
この結果、高圧放電ランプの状態やばらつきによらず速やかな安定点灯を実現でき、また高圧発生期間t0〜t3(=ΔT)の間演算処理回路17の電力供給が停止しているため、高圧発生ノイズによる演算処理回路17の誤動作を防止することができる。
図4は、本発明の放電ランプ点灯装置の第二の実施例のブロック図である。本構成により、放電ランプ点灯装置の回路保護を演算処理回路17とアナログ回路による保護回路を併用することで、演算処理回路17が誤動作した場合においても、アナログ回路による保護回路によって、放電ランプ点灯装置の安全性が向上する。
図4において、1〜27は図1と同様、50はアナログ過電圧検出回路(以下、OVP回路と記載する)、51はアナログ過熱検出回路(以下、OTP回路と記載する)、52はアナログ保護回路(OR回路),53はOR回路、54はアナログ電流制限回路、55はセレクタである。
OVP回路50により出力電圧を検知し、OTP回路51により放電ランプ点灯回路の温度を監視し、アナログ電流制限回路54により出力電流を検知する。OVP回路50、OTP回路51、およびアナログ電流制限回路54は、それぞれ内部に制限値LV4,LV5,LV6を有する。LV4はOVP回路50内部で生成されており、出力電圧制限値を表す。出力電圧がLV4で決定する電圧値以上となった場合、その結果をアナログ保護回路52へ伝達する。ただし、高圧発生期間である図2におけるt0〜t3の間はOVP回路50による出力電圧の検知を停止する。またLV6はOTP回路51内部で生成されており、放電ランプ点灯装置の温度の制限値を表す。放電ランプ点灯装置の温度がLV6で決定される温度以上となった場合、その結果をアナログ保護回路52へ伝達する。アナログ保護回路52は、OVP回路50およびOTP回路51の検知結果を受け、OR回路53へ出力する。OR回路53は、アナログ保護回路52の出力信号、および演算処理回路17内部の出力電圧検出結果およびサーミスタ18の監視結果によるPWM制御回路19のON/OFF信号とのORをとり、その結果をPWM制御回路19のON/OFF信号入力端子へ伝達し、電力制御回路を停止する。LV5はアナログ電流制限回路54内部で生成されており、出力電流制限値を表す。出力電流がLV5で決定される電流値以上となった場合、出力電流をLV5で決定される電流値で制限されるように制限電圧を出力し、その制限電圧をセレクタ55へ出力する。セレクタ55は、前記アナログ電流制限回路54の出力結果および演算処理回路17内部の出力電流検出結果による制御電圧とを比較し、電圧値の低い方をセレクトし、そのセレクトされた電圧により、PWM制限回路19の制御電圧入力端子21を制御する。これらアナログ回路の制限値LV4,LV5,LV6を、演算処理回路17の制限値LV1,LV2,LV3より少し高い値に設定することで、演算処理回路17が正常に動作している場合には演算処理回路17による保護を優先して機能させ、演算処理回路17の誤動作時においても演算処理回路17が正常動作している場合と同等の条件でアナログ保護回路52およびアナログ電流制限回路54を機能させ、放電ランプ点灯装置を保護することができる。
図4のOVP回路50、OTP回路51、アナログ保護回路52、OR回路53の動作を、図5を参照しながら説明する。図5は、OVP回路50、OTP回路51、アナログ保護回路52、OR回路53により構成されるアナログ保護回路の一例のブロック図である。図5において、20,50,51,52,53は図4と同様、LV4,LV6は前述の説明で示した制限値、56は出力電圧検出電圧、57はサーミスタ18による検出電圧、58,59はコンパレータ、61は演算処理回路17による出力電圧、サーミスタの検出結果と内部制限値LV1、LV3との比較結果出力信号である。
OVP回路50はコンパレータ58と制限値LV4で構成される。コンパレータ58は、出力電圧検出電圧56と制限値LV4とを比較し、出力電圧検出電圧56が制限値LV4以上となると、Hiを出力する。同様にOTP回路51はコンパレータ59と制限値LV6で構成される。コンパレータ59は、サーミスタ18による検出電圧57と制限値LV6とを比較し、サーミスタ18による検出電圧57が制限値LV6以上となると、Hiを出力する。コンパレータ58,59の出力電圧を入力とするOR回路52により、コンパレータ58,59のいずれかの出力がHiとなったとき、その出力(以下、信号b1とする)をOR回路53へ伝達する。OR回路53のもう一方の入力には、演算処理回路17による出力電圧、サーミスタの検出結果と内部制限値LV1、LV3との比較結果の出力信号61(以下、信号b2とする)が入力される。OR回路53は、信号b1,信号b2のいずれかがHiとなった場合、前述の図4における説明の通り、その出力をPWM制御回路19のON/OFF信号入力端子20に伝達し、PWM制御回路19を停止する。本構成とすることで、放電ランプ点灯装置が異常状態のとき、演算処理回路17の誤動作により異常信号b2が出力されなかった場合においても、アナログ保護回路52によりPWM制御回路19の動作を停止することができ、安全性が向上する。
図6は、本発明の放電ランプ点灯装置の第三の実施例のブロック図である。本構成により、放電ランプ開放時における開放電圧を制限することが可能となり、またOTP回路51保護動作時における放電ランプ点灯装置の温度が高い危険な状態において、より確実な保護が期待できるため、放電ランプ点灯装置の安全性が向上する。
図6において、1〜27および50〜55は図2と同様、62は開放電圧制限回路、63は制限電圧源、64はスイッチ手段、65は過熱保護ラッチ回路である。開放電圧制限回路62は、内部に制限値LV7を有する。LV7は出力電圧制限値であるが、LV7により決定される電圧値は、放電ランプが正常に点灯している場合の出力電圧と比較して十分に高い電圧値である。すなわち、演算処理回路17内部の出力電圧制限値LV1、およびOVP回路50の制限値LV4と比較すると、LV1<LV4<<LV7の関係式が成立する。本制限値LV7は、放電ランプ開放時の開放電圧を制限するために設定されたものである。開放電圧制限回路62は、開放電圧がLV7により決定される電圧値以上となった場合、スイッチ手段64をONとし、制限電圧源63の電圧をPWM制御回路19の制御電圧入力端子に与え、PWM制御回路19を制御する。過熱保護ラッチ回路65は、放電ランプ点灯装置の温度が、演算処理回路17による過熱保護制限値LV3により決定する温度以上となり、点灯回路を停止した場合に、ランプオン入力端子14をランプオン状態のままラッチさせ、再び放電ランプ点灯装置の外部よりランプオン入力端子14へランプオンまたはランプオフの信号が入力されても、演算処理回路17および演算処理回路電源ON/OFF回路16への入力信号をラッチし、放電ランプ点灯装置を再点灯することを防止する回路である。これらの回路を追加した結果、放電ランプ開放時における開放電圧を制限でき、放電ランプ開放時の安全性を向上できる。また、点灯装置内の温度が上昇した危険状態において点灯装置を再点灯することを防止することで、安全性を向上している。
図6の開放電圧制限回路62の動作を、図7を参照しながら説明する。図1や図4の回路構成において、出力電流が流れない放電ランプ開放時においてはPWM制御回路19を制御することができないため、開放電圧を制御することができないといった問題があった。図7の回路により、前記問題を解決できる。図7は開放電圧制限回路62を実現する回路構成の一例を示したものである。図7において、21は図6と同様、56は出力電圧検出電圧(抵抗器6,7の分圧)、66,67,69,72,73は抵抗器、68はNPNトランジスタ、70は電源入力端子、71はPNPトランジスタである。
NPNトランジスタ68は、抵抗器66,67によりベース電流を供給される。出力電圧検出電圧56の電圧が、NPNトランジスタ68がONするまで上昇すると、NPNトランジスタ68がONし、続いてPNPトランジスタ71(図6におけるスイッチ手段62に相当)がONする。また抵抗器69は、NPNトランジスタ68がONした時に、PNPトランジスタ71のベース電流が流れすぎないように保護するための抵抗器で、電源入力端子70と抵抗器69により決定する電流値をNPNトランジスタ68のコレクタ電流に供給し、PNPトランジスタ71のベース電流を調整する。PNPトランジスタ71がONすると、電源入力端子70、抵抗器72,73により生成する電圧(図6における制限電圧源63に相当)を、PWM制限回路19の制御電圧入力端子21へ入力する。これにより、出力電圧がPNPトランジスタ68が初めてONとなる最低電圧値まで上昇すると、PWM制御回路19により出力電力制御回路を制御し、出力電圧を前記最低電圧値に制御することができる。また、制御電圧値は抵抗器R66,R67の抵抗比により任意に設定できる。また、放電ランプ開放時の出力電圧は、放電ランプが正常に点灯している場合と比較して、十分に高い電圧が出力される可能性がある。そのため、前記抵抗器R66,67により決定する出力電圧制限値を、放電ランプが正常に点灯している場合の最高出力電圧値よりも高い電圧値に設定することで、放電ランプが正常に点灯している場合の出力電力制御回路の制御に影響を与えることなく、放電ランプ開放時の電圧を制御することができる。
図9は、本発明の放電ランプ点灯装置の第四の実施例を説明するための図である。本実施例は、第一実施例の図1と同じ構成であり,演算処理回路17の制御により、放電ランプのチラツキを抑制させる。ここで従来の動作について以下に説明する。図8は、従来の放電ランプのチラツキ抑制手段を説明するための図である。図8のS3,S4は、図1の演算処理回路17からドライブ回路21へ出力する逆位相の矩形波制御電圧である。S5は図1の演算処理回路17からPWM制御回路19への制御信号電圧である。S6は出力電力制御回路の出力電圧、S7は交流発生回路の出力電圧である。t5は交流発生回路の半周期と同等であり、t6は重畳電圧幅である。ここで、t5とt6の割合係数をktとすると、t6=kt×t5が成立する。v5はPWM制御回路19の制御電圧値、v6は重畳電圧の高さである。ここで、v5とv6の割合係数をkvとすると、v6=kv×v5が成立する。本動作において、ktおよびkvは一定値である。S5に示すような信号を演算処理回路17より生成し、PWM制御回路19へ入力すると、出力電力制御回路の出力電圧にS5と同期して、時間t6、電圧(v6−v5)/v5=(kv−1)倍の電圧が重畳し、S6のような電圧が出力される。その出力電力制御回路の出力S6を、交流制御回路にて交流電圧に変換すると、S7のように、S5およびS6と同期して、時間t6、電圧(kv−1)倍の電圧が重畳される。この結果、イグナイタ回路22を通して放電ランプへ前記一定重畳量の電圧が伝達し、放電ランプのチラツキを抑制することができる。しかし、出力電力が小さい場合においては、放電ランプ点灯装置を本構成とすることによっても、放電ランプのチラツキが発生するといった問題があった。
図9は、本発明の放電ランプ点灯装置の第四の実施例を説明するための図である。図9において、S3〜S7,v5,v6,t5,t6は図8と同様の信号を示す。ただし、本構成においてはktおよびkvの値は、出力電力の増減により変動する。出力電力が大きいほどktおよびkvの値を小さくし、逆に出力電力が小さいほどktおよびkvの値を大きくする。この結果、ktおよびkvの変動値をうまく調整することにより、図8で示した方法において問題となっていた出力電力が小さい場合における放電ランプのチラツキを抑制することを可能とした。
なお、本実施例において、交流変換回路の出力電圧における重畳電圧の位置(位相)を、演算処理回路17の設定値を変更することで任意に調整することができる。また放電ランプ点灯装置の外部より入力される外部同期信号と交流変換回路の出力電圧を同期させ、更に前記と同様に交流変換回路の出力電圧の任意の位相に電圧を重畳させることもできる。また外部同期信号の同期パターンにおいても、立ち上がりエッジによる同期、立ち下がりエッジによる同期に加え、立ち上がり・立ち下がり両エッジによる同期が可能である。
次に本発明の第五の実施例の構成例を図11に示す。本実施の形態の特徴は、放電ランプの消灯シーケンスを演算処理回路17により工夫することにより、放電ランプの長寿命化を図ることにある。図11は本発明の第五実施例の構成を示す図であって、第一の実施例の構成例である図1に対応する部分には同一符号をつけている。異なる部分は低電力モード端子30である。それ以外は第一の実施例と同じであるので説明は省略する。
一般に、近年の放電ランプの動作モードには4つの状態がある。ランプが消灯している消灯モード、通常点灯している定常電力モード、定常電力モードより電力を抑えて点灯させる低電力モード、定常電力モード又は低電力モードから消灯モードに移る際、一旦電力を定常電力モードの50%以下の例えば30%程度まで下げて点灯させこれを維持する超低電力モードの4つである。
低電力モードは定常電力モードより例えば80%程度電力を抑えて点灯させることで、消費電力の抑制やランプの長寿命化や、またランプ用ファンの回転数を落とすことができるので低騒音化などの効果が得られる。
超低電力モードは、ランプの点灯から消灯に移行するのに直ちに電力0に移行するのではなく、一旦小電力を維持することで、電極の劣化を低減し、ランプの長寿命化を図ることが出来るとされている。
ただし、定常電力モード又は低電力モードから超低電力モードに移行する場合、例えば電力は100%(又は80%)から30%に瞬時に変化する為、これによる電極の劣化も考えられる。
そこで本実施例では、定常電力モード又は低電力モードから超低電力モードに移行する際、緩やかに電力を減少させる移行期間を設ける。これにより更なる電極劣化の低減を図ることができる。
その電力減少シーケンスのタイミングチャートを図12に示す。図12では、消灯モードから始まり、点灯して定常電力モードに移行し、一旦低電力モードになった後また定常電力モードになる。そして定常電力モードから超低電力モードに移る際、例えば数秒程度掛けて電力を減少させる。そして最後に消灯モードに移行する。
ランプの4つのモードは、演算処理回路17に入力されるランプオン端子14のランプオン信号、低電力モード端子30の低電力モード信号の2bitの組み合せにより判別させる。即ち、ランプオン信号、低電力モード信号の組み合せが(Low,Low)の場合消灯モード、(Hi,Low)の場合定常電力モード、(Hi,Hi)の場合低電力モード、(Low,Hi)の場合超低電力モード、となる。
上記4つのモードを判別し、図12の如く電力制御を行う演算処理回路17の処理手順を図13のフローチャートに示す。
図13では、まず消灯モード(S1−1)から状態が始まる。次に入力モードを判別し(S1−2)、定常電力モード又は低電力モードならそのモードになる様電力制御を行い(S1−3)、それ以外ならまた入力モード判別(S1−2)に戻る。次に(S1−3)の状態より入力モードを判別し(S1−4)、超低電力モードなら0.5秒以下望ましくは3秒程度掛けて電力を減少させる様移行モード(S1−5)を経たあと超低電力モード(S1−7)に移行する。次に(S1−7)の状態より入力モードを判別し(S1−8)、消灯なら消灯モード(S1−9)に移行し、それ以外ならまた入力モード判別(S1−8)に戻る。ここで、(S1−4)の入力モード判別で超低電力モード以外の場合、入力モードを判別し(S1−6)、消灯なら消灯モード(S1−9)に移行し、それ以外ならまた入力モード判別(S1−2)に戻る。以上の処理手順により、図12の如く電力制御を行うことができる。
なお(S1−5)の移行モードでは、図12の如く時間に対して線形的に電力を減少させるだけでなく、非線形的に電力を減少させても良く、使用する放電ランプの特性に応じて減少方法を決めれば良い。また移行時間も例えば数秒の移行時間で良いが、放電ランプの特性に応じて時間を調整すれば良い。
次に本発明の第六の実施例の動作説明例を図14に示す。本実施例は、第五の実施例の回路構成と同じで、その動作が異なる。異なる点は、超低電力モード時の処理である。
即ち、図14のタイミングチャートは図12と比較し、超低電力モードに移行するまでは全く同じ動作を行い、超低電力モードに移行した後、n秒経過しても低電力モード信号がLowにならなければ自動的に消灯モードになるよう動作する。これは放電ランプ点灯装置外部からのモード制御が、正常でない場合の保護動作である。
図14の如く電力制御を行う演算処理回路17の処理手順を図15のフローチャートに示す。
S1−10及びS1−11以外は、図13と同じであるため、その部分の説明は省略する。
まず超低電力モード(S1−7)になった後、演算処理回路17内部のタイマカウンタをリセットし且つタイマカウンタをスタートさせる(S1−10)。入力モード判別(S1−8)で消灯以外の場合、タイマ判別(S1−11)に移行し、タイマにより所定時間(n秒)未満と判断した場合には入力モード判別(S1−8)へ戻る。一方タイマにより所定時間(n秒)以上と判断した場合には消灯モード(S1−9)に移行し、入力モード信号が消灯モード設定になっていなくても自動的に消灯モードに移行することができる。
上記動作により、本来であれば超低電力モードになった後、暫らくして消灯モードになるようランプオン信号、低電力モード信号の組み合せが(Low,Low)になるはずのところ、放電ランプ点灯装置の外部からの制御の不具合により(Low,Low)にならない場合でも、自動的に消灯モードに移行することができる。
次に本発明の第七の実施例の構成例を図16に示す。本実施の形態の特徴は、演算処理回路の外部に各種設定用データを保存しておく不揮発性メモリを追加し、且つ放電ランプ点灯装置の外部より不揮発性メモリの内容を書き換え可能にすることで、放電ランプ点灯装置の汎用性を高めることができることである。
図16は本発明の第七実施例の構成を示す図であって、第五の実施例の構成例である図11に対応する部分には同一符号をつけている。異なる部分はEEPROM32と、TXD31である。それ以外は第五の実施例と同じであるので説明は省略する。
EEPROM32は演算処理回路17と例えばデータ線、クロック線の2線からなるシリアルデータ通信方式により、データの読み書きを行う。また演算処理回路17と放電ランプ点灯装置外部との通信は、低電力モード端子30をシリアルデータ受信端子(以後RXD)も兼用し、更にシリアルデータ送信端子(以後TXD)31を追加して、例えばUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)通信を適用する。
放電ランプ点灯装置外部よりEEPROM32にデータを書き込む場合は、そのアドレスとデータをRXD30経由で演算処理回路17に送信する。演算処理回路17はこれを中継してEEPROM32へ当該アドレスのデータを書き込む処理を行う。
放電ランプ点灯装置外部よりEEPROM32のデータを読み出す場合は、そのアドレスをRXD30経由で演算処理回路17に送信する。演算処理回路17はこれを中継してEEPROM32へ当該アドレスのデータを読み出す処理を行う。当該データを読み出すと演算処理回路17はTXD31経由で外部へそのデータを送信する。
以上の処理により、放電ランプ点灯装置の外部よりEEPROM32の内容を読み書きすることができる。
その効果としては、EEPROM32に各種設定データを保存しておき、放電ランプ点灯装置の動作開始直後、演算処理回路17がEEPROM32内の各種設定データを読み出すことによって、放電ランプ点灯装置の汎用性を高めることができる。例えばインバータ周波数の異なる放電ランプ13を駆動する必要がある場合、そのインバータ周波数の値を演算処理回路17がEEPROM32内より読み込むようにしておき、かつEEPROM32内のインバータ周波数の値を放電ランプ13に合うよう変更することで、回路を変更することなく、対応することができる。
なお、本実施例では不揮発性メモリとしてEEPROM32を用いたが、それに限らず、フラッシュROMなどでもよい。
以上の様に本発明の放電ランプ点灯装置では、ノイズにより演算処理回路が誤動作することを防止できる効果がある。また、保護回路を演算処理回路とアナログ回路とを併用し、放電ランプ開放時の開放電圧を制御することで、安全性の向上を図れる。更に交流変換回路の出力電圧に、出力電力の増減に逆比例した幅および高さの重畳電圧を加算することで、放電ランプのチラツキを抑制できる。
以上の実施例では、投写型表示装置に本発明の放電ランプ点灯装置を適用した場合について説明したが、本発明は、照明灯として用いる水銀ランプやメタルハライドランプ等の高電圧が必要なランプの駆動回路に活用可能である。
本発明を適用した放電ランプ点灯装置の第一の実施の形態を示すブロック図である。 本発明を適用した放電ランプ点灯装置の第一の実施の形態において、放電ランプ点灯開始から、安定な点灯状態となるまでの出力電圧および演算処理回路電源15の動作を説明するための図である。 図1の演算処理回路電源ON/OFF回路の動作を説明するためのブロック図である。 本発明を適用した放電ランプ点灯装置の第二の実施の形態を示すブロック図である。 本発明を適用したアナログ保護回路の一例を示すブロック図である。 本発明を適用した放電ランプ点灯装置の第三の実施の形態を示すブロック図である。 図6の開放電圧発生回路の動作を説明するためのブロック図である。 従来発明を適用した放電ランプ点灯装置の説明をするための図である。 本発明を適用した放電ランプ点灯装置の第四の実施の形態を説明するための図である。 本発明の放電ランプ点灯装置を適用したプロジェクタのブロック図である。 本発明を適用した放電ランプ点灯装置の第五の実施の形態を示すブロック図である。 第五の実施例の動作を説明するタイミングチャートである。 第五の実施例の動作を説明するフローチャートである。 第六の実施例の動作を説明するタイミングチャートである。 第六の実施例の動作を説明するフローチャートである。 本発明を適用した放電ランプ点灯装置の第七の実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
1…電源入力端子、2…MOS−FET、3…ダイオード、4…チョークコイル、5…コンデンサ、6,7…抵抗器、8,9,10,11…MOS−FET、12…抵抗器、13…放電ランプ、14…ランプオン入力端子、15…演算処理回路電源、16…演算処理回路電源ON/OFF回路、17…演算処理回路、18…サーミスタ、19…PWM制御回路、20…PWM制御回路19のON/OFF信号入力端子、21…PWM制御回路19の制御電圧入力端子、22…ドライブ回路1、23…ドライブ回路2、24…ドライブ回路23のON/OFF信号入力端子、25…ドライブ回路23の入力端子1、26…ドライブ回路23の入力端子2、27…イグナイタ回路、30…低電力モード端子、31…TXD、32…EEPROM、40…ランプオン信号入力端子、41…ワンショット回路、42…タイマ回路、43…NOR回路、44,45…トランジスタ、46…電源入力端子、47…抵抗器、48…インバータ回路、49…演算処理回路電源ON/OFF回路出力端子、50…アナログ過電圧検出回路(OVP回路)、51…アナログ過熱検出回路(OTP回路)、52…アナログ保護回路(OR回路)、53…OR回路、54…アナログ保護回路、55…アナログ電流制限回路、56…出力電圧検出電圧、57…サーミスタ18による検出電圧、58,59…コンパレータ、61…演算処理回路17内部による出力電圧、サーミスタの検出結果と内部制限値LV1、LV3との比較結果出力信号、62…開放電圧制限回路、63…制限電圧源、64…スイッチ手段、65…過熱保護ラッチ回路、66,67,69,72,73…抵抗器、68…NPNトランジスタ、70…電源入力端子、71…PNPトランジスタ、74…スクリーン、75…光学系、76…画像表示デバイス、77…反射ミラー、78…高圧放電ランプ、79…駆動回路、80…ランプ点灯装置。

Claims (11)

  1. 出力電力制御回路と、該出力電力制御回路の出力を交流変換する交流変換回路と、該交流変換回路の出力を増幅するイグナイタ回路と、前記出力電力制御回路の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、放電ランプ駆動電流を検出する駆動電流検出手段と、前記出力電圧検出手段と前記駆動電流検出手段からの検出結果に基づいて前記出力電力制御回路を制御する演算処理回路と、該演算処理回路に電力を供給する電源とを有する放電ランプ点灯装置であって、
    少なくとも放電ランプ点灯開始直後の高圧発生期間に、前記演算処理回路の動作を停止させるように構成したことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  2. 少なくとも放電ランプ点灯開始直後の高圧発生期間に、前記演算処理回路への電源供給を停止させることにより、前記演算処理回路の動作を停止させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ点灯装置。
  3. 前記演算処理回路はマイクロコンピュータにより構成され、
    少なくとも放電ランプ点灯開始直後の高圧発生期間に、前記マイクロコンピュータをスリープモードとするように構成したことを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ点灯装置。
  4. 出力電力制御回路と、該出力電力制御回路の出力を交流変換する交流変換回路と、該交流変換回路の出力を増幅するイグナイタ回路と、前記出力電力制御回路の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、放電ランプの駆動電流を検出する駆動電流検出手段と、前記出力電圧検出手段と前記駆動電流検出手段からの検出結果に基づいて前記出力電力制御回路を制御する演算処理回路と、該演算処理回路に電力を供給する電源とを有する放電ランプ点灯装置であって、
    前記出力電圧検出手段の検出結果に基づいて、該放電ランプ点灯装置の動作を制御するアナログ保護回路と、
    前記出力電流検出手段の検出結果に基づいて、前記放電ランプの出力電流を制限するように制御する出力電流制限回路とを有し、
    前記出力電圧検出手段の検出結果と前記出力電流検出手段の検出結果とに基づいて前記演算処理回路により前記出力電力制御回路を制御すると共に、前記アナログ保護回路と前記出力電流制限回路とにより前記出力電力制御回路を制御するように構成したことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  5. 前記出力電圧検出手段の検出結果に基づいて、該放電ランプ点灯装置の動作を制御するアナログ保護回路と、
    前記出力電流検出手段の検出結果に基づいて、前記放電ランプの出力電流を制限するように制御する出力電流制限回路とを有し、
    前記出力電圧検出手段の検出結果と前記出力電流検出手段の検出結果とに基づいて前記演算処理回路により前記出力電力制御回路を制御すると共に、前記アナログ保護回路と前記出力電流制限回路とにより前記出力電力制御回路を制御するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ点灯装置。
  6. 出力電圧制限回路を有し、
    前記出力電圧検出手段の検出結果に基づいて、前記出力電圧を所定値以下に制御するように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の放電ランプ点灯装置。
  7. 温度検出用のサーミスタを有し、
    所定温度以上を検出したときに、前記放電ランプへの電源供給を停止すると共に、主電源を一度遮断するまでは前記放電ランプへの電源供給の停止を継続させるように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の放電ランプ点灯装置。
  8. 前記交流変換回路の矩形波出力の前縁部と後縁部の少なくとも一方に、前記放電ランプの出力電力が小さくなるほど、前記矩形波出力の幅とレベルの少なくとも何れか一方を増大した重畳電圧を加算するように構成ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の放電ランプ点灯装置。
  9. 放電ランプ駆動状態からランプ消灯状態へ移行する際に、通常駆動時の50%以下の電力である超低電力で放電ランプを駆動する超低電力駆動状態を経由すると共に、
    前記放電ランプ駆動状態から前記超低電力駆動状態への移行期間が0.5秒以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の放電ランプ点灯装置。
  10. 前記超低電力駆動状態が所定時間経過した後に、ランプ消灯状態へ移行するように構成したことを特徴とする請求項9に記載の放電ランプ点灯装置。
  11. 不揮発性メモリを有し、
    該不揮発性メモリへの設定データの書き込みと読み出しを、前記演算処理回路経由で前記放電ランプ点灯装置外部から制御するように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の放電ランプ点灯装置。
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