JP2001006890A - 放電灯点灯回路 - Google Patents

放電灯点灯回路

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JP2001006890A
JP2001006890A JP11174376A JP17437699A JP2001006890A JP 2001006890 A JP2001006890 A JP 2001006890A JP 11174376 A JP11174376 A JP 11174376A JP 17437699 A JP17437699 A JP 17437699A JP 2001006890 A JP2001006890 A JP 2001006890A
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capacitor
voltage
circuit
discharge lamp
diode
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Masayasu Yamashita
昌康 山下
Hitoshi Takeda
仁志 武田
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Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • H05B41/2885Static converters especially adapted therefor; Control thereof
    • H05B41/2886Static converters especially adapted therefor; Control thereof comprising a controllable preconditioner, e.g. a booster

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電灯点灯回路において起動回路への供給電
圧のための回路構成を簡単化してコスト削減を図る。 【解決手段】 放電灯点灯回路1は、放電灯6への起動
信号を直流−交流変換回路4の出力電圧に重畳して放電
灯6に印加するための起動回路5を有する。直流電源回
路3の出力段に設けられたコンデンサC_2は、ダイオ
ードD_1の導通時に充電され、コンデンサC_3には
ダイオードD_2の導通時にコンデンサC_2の蓄積電
荷が移送される。そして、該コンデンサC3からコンデ
ンサC_1への電荷移送によって当該コンデンサC_1
の端子電圧が上昇した後、当該電圧が最終的にスイッチ
素子SWgの導通(又は降伏)に足る電圧値に達したと
きに、トランスSTの1次側回路10にパルス電圧が発
生して2次巻線STbを介して放電灯6に印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯回路に
おいて放電灯に起動信号を印加して当該放電灯を起動さ
せる起動回路への電圧供給のための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】放電灯(メタルハライドランプ等)の点
灯回路については、直流電源回路、直流−交流変換回
路、起動回路(所謂スタータ回路)を備えた構成が知ら
れている。例えば、直流電源回路にDC−DCコンバー
タを用い、直流−交流変換回路にはフルブリッジ型回路
(4つの半導体スイッチ(あるいはスイッチング)素子
をそれぞれ2組にしてスイッチング制御を行うように構
成された回路)及びそのドライバ回路を使用した構成で
は、DC−DCコンバータの出力する正極性の電圧(正
電圧)がフルブリッジ型回路の交番動作によって矩形波
状電圧に変換された後、放電灯に供給される。
【0003】放電灯の起動回路については、トランス
(スタータトランス)の1次側回路に発生する1次電圧
を該トランスによって昇圧して放電灯に印加する方法が
知られているが、1次側回路への供給電圧をどのように
生成するかが問題となり、例えば、下記に示す方法が挙
げられる。
【0004】(1)直流電源回路又は直流−交流変換回
路の出力電圧から得る方法 (2)直流−交流変換回路の出力電圧を倍電圧回路等を
介して昇圧することにより供給電圧(1次側回路用電
圧)を得る方法 (3)直流電源回路内に設けられるコンバータトランス
の2次側に巻線を付設して、該2次巻線の出力を整流・
平滑することで1次側回路用電圧を得る方法。
【0005】先ず、方法(1)は、直流電源回路の出力
電圧をそのまま利用しようとするものである。
【0006】また、方法(2)については、ダイオード
とコンデンサからなる倍電圧回路によって昇圧した後の
出力電圧を1次側回路用の電圧とすることができる。つ
まり、1次側回路内には第1のコンデンサとスイッチ素
子を設けておき、第2のコンデンサの蓄積電荷を第1の
コンデンサに移送することで、該第1のコンデンサの端
子電圧が上昇していくように構成する。そして、第1の
コンデンサの端子電圧が閾値電圧に達してスイッチ素子
が導通(あるいは降伏)したときの発生電圧をトランス
で昇圧すれば良い。
【0007】方法(3)はDC−DCコンバータとして
構成される直流電源回路内に設けられるコンバータトラ
ンスに、放電灯への給電出力用の2次巻線とは別に2次
巻線を付設し、その2次電圧を起動回路への1次用電圧
として用いることができる。
【0008】尚、放電灯をより確実に点灯させるために
は、放電灯が点灯する前に放電灯にかかる電圧を、一時
的にある程度高い電圧(所謂オーバーカレント電圧)に
しておく必要がある。これは起動回路によって発生する
起動パルスが放電灯に印加されて当該放電灯がブレーク
ダウンした時に放電灯の管電圧が低下することにより直
流電源回路内の平滑コンデンサの電荷あるいは直流電源
回路の後段に設けられる電流補助回路(例えば、特開平
9−223591号公報を参照。)内のコンデンサの電
荷が放電灯への電流となってアーク放電への移行につい
ての確実性を高めることができるからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の方法
では下記に示す問題がある。
【0010】先ず、方法(1)ではスタータトランスの
昇圧比が高くなる傾向があり、トランスの2次巻線のイ
ンダクタンスを大きくしなければ十分な波高値の起動
(パルス)信号を得ることができないので、トランスの
大型化やコスト上昇が問題となる。
【0011】また、方法(2)では、放電灯の点灯前
(無負荷状態)において直流−交流変換回路内のフルブ
リッジ型回路の交番出力が問題となる。つまり、起動信
号によって放電灯がブレークダウンする時点での供給電
圧の極性については、これを常に定められた極性に規定
しておいた方が、放電灯のアーク放電への移行を安定に
行えることは周知の事実であるが、これは放電灯が点灯
する前にブリッジを交番させない方が良いことを意味す
る。ところが、倍電圧回路はフルブリッジ型回路の交番
動作を前提として構成された回路である(例えば、フル
ブリッジ型回路の出力端子から得られる矩形波の正電圧
期間中に第2のコンデンサが充電され、矩形波の負電圧
(又はグランド)の期間中に第2のコンデンサから第1
のコンデンサへの電荷移送が行われて当該コンデンサの
端子電圧が上昇する。)ため、放電灯の点灯前に当該放
電灯への供給電圧の極性を一方の極性に固定する点灯方
式とは相容れないことになってしまう。
【0012】方法(3)では、DC−DCコンバータ内
のトランスに2次巻線が増えてしまうことになり、ま
た、当該トランスについての耐圧を高くする必要が生じ
るために、トランスが大型化してコスト上昇をもたらす
原因となる。
【0013】そこで、本発明は、放電灯点灯回路におい
て起動回路への供給電圧のための回路構成を簡単化して
コスト削減を図ることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するために、直流入力電圧を受けて所望の直流電圧
を出力する直流電源回路と、該直流電源回路の後段に配
置されその出力電圧を交流電圧に変換した後にこれを放
電灯に供給するための直流−交流変換回路と、放電灯へ
の起動信号を発生させて当該信号を直流−交流変換回路
の出力電圧に重畳して放電灯に印加するための起動回路
を備えた放電灯点灯回路において、下記の(イ)乃至
(ニ)に示す構成を有するものである。
【0015】(イ)起動回路がトランスを有しており、
その2次巻線の一端が直流−交流変換回路の出力端子に
接続され、当該2次巻線の他端が放電灯に接続されてい
ること。
【0016】(ロ)トランスの1次巻線を含む1次側回
路には、第1のコンデンサ及びスイッチ素子が設けられ
ており、該スイッチ素子の導通時に第1のコンデンサが
放電し、この時の発生電圧がトランスによって昇圧され
た後、該トランスの2次巻線を介して放電灯に印加され
ること。
【0017】(ハ)直流電源回路の出力段に設けられた
第2のコンデンサは、直流電源回路の出力電圧がある閾
値以上のときに充電されること。
【0018】(ニ)直流電源回路の後段には第3のコン
デンサが設けられており、直流電源回路の出力電圧が上
記閾値未満であるときに第2のコンデンサの蓄積電荷が
第3のコンデンサに移送され、また、直流電源回路の出
力電圧が上記閾値以上である場合には、第3のコンデン
サの蓄積電荷が上記第1のコンデンサに移送されるとい
うサイクルが繰り返されることによって該第1のコンデ
ンサの端子電圧が上昇した後、当該電圧が最終的に上記
スイッチ素子の導通に足る電圧値に達すること。
【0019】従って、本発明によれば、第2のコンデン
サから第3のコンデンサへの電荷移送と、第3のコンデ
ンサから第1のコンデンサへの電荷移送とを繰り返すサ
イクルによって第1のコンデンサの端子電圧を上昇さ
せ、当該電圧をスイッチ素子の導通に足る電圧値に達し
たときにトランスの2次巻線を介して放電灯に起動信号
が印加されるように構成しているので、起動回路への供
給電圧を得るための回路構成を簡単にすることができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る放電灯点灯回
路の基本構成を示すものである。
【0021】放電灯点灯回路1は、電源2、直流電源回
路3、直流−交流変換回路4、起動回路5を備えてい
る。
【0022】直流電源回路3は、電源2からの直流入力
電圧(これを「Vin」と記す。)を受けて所望の直流電
圧を出力するものであり、後述する制御回路からの制御
信号に応じてその出力電圧が可変制御される。この直流
電源回路3には、スイッチングレギュレータの構成を有
するDC−DCコンバータ(チョッパー式、フライバッ
ク式等。)が用いられるが、正極性の電圧出力(正電圧
出力)を得るための第1の回路部(DC−DCコンバー
タ3A)と負極性の電圧出力(負電圧出力)を得るため
の第2の回路部(DC−DCコンバータ3B)とが互い
に並列の関係をもって配置されている。
【0023】図2は直流電源回路3の構成例を示したも
のである。
【0024】トランスTの1次巻線Tpの一端が直流入
力端子「ta」に接続されることで電圧Vinが入力され
るようになっており、1次巻線Tpの他端は半導体スイ
ッチ素子SW(図には単にスイッチの記号で示すが、電
界効果トランジスタ等が用いられる。)及び電流検出用
抵抗Rsを介して接地されている(この抵抗Rsは任意
であり、特に設けなくても良い。)。尚、半導体スイッ
チ素子SWの制御端子(FETの場合にはゲート)には
図示しない制御回路からの信号「Sc」が供給されてそ
のスイッチング制御が行われる。
【0025】トランスTの2次巻線Tsは、その一端
(端子「tpa」を参照。)がダイオードDaのアノー
ドに接続され、該ダイオードDaのカソードがコンデン
サCaを介して接地されている。そして、コンデンサC
aの端子電圧が端子「to1」を介して出力電圧(これ
を「Vdcp」と記す。)となる。また、2次巻線Tsの
他端(端子「tpb」を参照。)は、ダイオードDbの
カソードに接続されており、該ダイオードDbのアノー
ドがコンデンサCbを介して接地されるとともに端子
「to2」に接続されており、当該端子を介して出力電
圧(これを「Vdcn」と記す。)が得られる。
【0026】このように直流電源回路3は、正極性及び
負極性の電圧Vdcp(>0)、Vdcn(<0)を2つの出
力端子「to1」、「to2」から各別に出力する構成
となっている。
【0027】尚、トランスTの巻線に付した「・」印は
巻き始めを示しており、例えば、2次巻線Tsについて
はダイオードDbとの接続端及び接地された中間タップ
(端子「tpc」を参照。)における巻き始端にそれぞ
れ「・」印が付されている。
【0028】直流−交流変換回路4は直流電源回路3の
後段に配置されその出力電圧を交流電圧に変換した後に
これを放電灯6に供給するために設けられており、直流
電源回路3の2つの出力端子からそれぞれ各別に出力さ
れる正極性及び負極性の電圧が送出されてくる。そし
て、DC−DCコンバータ3Aの出力電圧Vdcpと、D
C−DCコンバータ3Bの出力電圧Vdcnとを切り換え
るために、直流−交流変換回路4内に設けられた1対の
半導体スイッチ素子sw1、sw2(これらの素子には
電界効果トランジスタ等が用いられるが、図には単にス
イッチの記号で示す。)がそれらの駆動回路DRVによ
って交番動作され、これによって生成される交流電圧が
放電灯6に供給される。
【0029】つまり、直流電源回路3の出力段において
直列に接続された2つのスイッチ素子sw1、sw2に
ついては、その一方sw1がDC−DCコンバータ3A
の出力端子に接続されるとともに、sw2を介してDC
−DCコンバータ3Bの出力端子に接続されている。そ
して、これらのスイッチ素子をそれぞれ相反的にスイッ
チング制御する駆動回路DRVについては、例えば、ハ
ーフブリッジドライバとして既知のIC(集積回路)が
使用される。つまり、駆動回路DRVからの各スイッチ
素子の制御端子にそれぞれ供給される信号により、素子
sw1がオン状態のとき、素子sw2がオフ状態とな
り、逆に素子sw1がオフ状態のとき、素子sw2がオ
ン状態となるようにハーフブリッジの交番動作が行われ
て直流電圧が交流電圧に変換される。尚、図1に示すよ
うに、駆動回路DRVは電圧Vdcnの負極性電圧に基づ
いて動作させる。従って、このために駆動回路DRV用
の電源電圧が必要になる。また、駆動回路DRVに入力
される制御信号(クロック信号)についても同様の配慮
が必要である。
【0030】起動回路5は、放電灯6に起動信号(高電
圧パルス)を発生させて放電灯6に起動をかけるために
設けられており、当該起動信号は直流−交流変換回路4
の出力する交流電圧「Vout」に重畳されて放電灯6に
印加される。つまり、起動回路5内には誘導性負荷(イ
ンダクタンス成分)が含まれており、放電灯6の一方の
電極端子が誘導性負荷を介して2つのスイッチ素子sw
1、sw2同士の接続点Aに接続され、他方の電極端子
がグランド(GND)に直接又は電流検出手段(電流検
出用の抵抗やコイル等)を介して接続されることで接地
されている。尚、起動回路5はDC−DCコンバータ3
Aから電圧供給を受ける。
【0031】図3は起動回路5の構成例を示したもので
ある。
【0032】起動回路5内のトランス(スタータトラン
ス)STには、1次巻線STaに対して2次巻線STb
が設けられており、2次巻線STbの一端が上記接続点
A(図1参照。)に接続され、他端が放電灯6に接続さ
れている(つまり、2次巻線STbが上記誘導性負荷に
相当する。)。
【0033】そして、1次巻線STaを含む1次側回路
10には、コンデンサCS及びスイッチ素子SWg(図
には単にスイッチの記号で示すが、放電ギャップ素子
や、サイリスタ、トライアック等が用いられる。)が設
けられており、該スイッチ素子SWgの導通(あるいは
降伏)時にコンデンサCSが放電し、この時の発生電圧
がトランスSTによって昇圧され、2次巻線STbを介
して放電灯6に印加される。例えば、1次用電圧(ある
いは起動用電圧)「Vp」が抵抗11及び順方向のダイ
オード12を介してコンデンサCSに供給されることで
該コンデンサCSが充電され、その端子電圧が所定の閾
値電圧に達したときにスイッチ素子SWgが作動してコ
ンデンサCSが放電することで1次巻線STaに電圧が
発生する。
【0034】尚、1次用電圧「Vp」の供給方法につい
ては後で詳述する。
【0035】放電灯6に係る電圧又は電流を検出するた
めの検出回路としては、例えば、上記電流検出手段(図
1には電流検出用抵抗「Ri」を示す。)によって放電
灯に流れる電流を直接的に検出する構成の他、直流電源
回路3の後段において電流検出信号又は電圧検出信号を
取得する構成が挙げられる。例えば、後者の例として
は、図1に示すように、DC−DCコンバータ3A、3
Bの直後に電圧検出手段7A、7B(例えば、分圧抵抗
等を使って電圧を検出する回路等)をそれぞれ設け、当
該手段によって検出される出力電圧の検出信号を放電灯
6にかかる電圧の検出信号の代替信号として用いること
ができる。
【0036】制御回路8は上記検出回路からの検出信号
に応じて放電灯6の電圧若しくは電流又は供給電力を制
御するために設けられており、直流電源回路3に対して
制御信号を送出することでこれらの出力電圧を制御した
り、あるいは上記駆動回路DRVに制御信号を送出して
ブリッジの極性切換についての制御を行う。尚、放電灯
6の点灯前には当該放電灯への供給電圧をあるレベルま
で高めておくことで、放電灯の点灯を確実にするための
出力制御を行うことも制御回路8の役目である。
【0037】直流電源回路3と直流−交流変換回路4と
の間に設けられた電流補助回路9は、放電灯6の起動時
に当該回路内に設けられた容量性負荷に蓄積されたエネ
ルギーを放電灯に供給することによってグロー放電から
アーク放電への移行が確実に行われるように補助するた
めに設けられている。尚、図1では電流補助回路9がD
C−DCコンバータ3Aの後段に設けられているが、こ
れは放電灯6の起動前に当該放電灯に供給される電圧の
極性が正極に規定されるためである(つまり、供給電圧
の極性が負極に規定される場合には、図1に1点鎖線で
示すように、DC−DCコンバータ3Bの後段に電流補
助回路9′を付設すれば良い。)。
【0038】図4は直流電源回路及び起動回路の要部に
ついての構成例を示す(直流電源回路3についてはその
出力段を示し、起動回路5については1次側回路だけを
示す。)ものであり、上記1次用電圧Vpの供給につい
て説明するための図である。
【0039】本回路では、2端子方向性スイッチ素子と
しての第1乃至第3のダイオードD_1、D_2、D_
3と、第1乃至第3のコンデンサC_1、C_2、C_
3を用いており、第2のコンデンサC_2から第3のコ
ンデンサC_3への電荷移送と、第3のコンデンサC_
3から第1のコンデンサC_1への電荷移送とを繰り返
すサイクルによって第1のコンデンサC_1の端子電圧
を上昇させ、当該電圧がスイッチ素子SWgの導通(又
は降伏)に足る電圧値に達したときにトランスSTの2
次巻線STbを介して放電灯6に起動信号が印加される
構成となっている。
【0040】つまり、第1のコンデンサC_1は起動回
路5内のコンデンサCS(図3参照。)に相当し、また
第3のダイオードD_3は上記ダイオード12に相当す
る。
【0041】第1のダイオードD_1及び第2のコンデ
ンサC_2は、直流電源回路3の出力段に設けられた素
子であり、D_1が図2のダイオードDaに相当し、C
_1がコンデンサCa(平滑コンデンサ)に相当する。
つまり、直流電源回路3内の第1のダイオードD_1は
そのアノードが端子tpaに接続されるとともに、その
カソードが第2のコンデンサC_2の一端に接続されて
おり、当該ダイオードD_1の導通によって第2のコン
デンサC_2の充電が行われる(当該コンデンサの端子
電圧が上記したVdcpとして出力される。)。
【0042】第1のダイオードD_1に対して並列に設
けられた第3のコンデンサC_3については、その一端
が端子tpaに接続され、その他端が第2のダイオード
D_2を介して第1のダイオードD_1と第2のコンデ
ンサC_2との間に接続されている(つまり、第3のコ
ンデンサC_3に対して第2のダイオードD_2が直列
に接続されており、第2のダイオードD_2のアノード
が第1のダイオードD_1と第2のコンデンサC_2と
の間に接続され、かつ第2のダイオードD_2のカソー
ドが第3のコンデンサC_3を介して第1のダイオード
D_1のアノードに接続されている。)。
【0043】尚、第3のコンデンサC_3から第1のコ
ンデンサC_1への電荷移送は、第2のダイオードD_
2と第3のコンデンサC_3との接続点「κ」から抵抗
R_1(図3の抵抗11に相当する。)及び第3のダイ
オードD_3を介して行われる(つまり、第3のダイオ
ードD_3のアノードが抵抗R_1を介して接続点κに
接続され、該ダイオードのカソードが第1のコンデンサ
C_1と1次巻線STaとの接続点に接続されてい
る。)。
【0044】この回路において、放電灯の点灯前には端
子tpa、tpcに対して極性の決まった電圧「Vo」
(図2に示すトランスTの2次巻線の出力電圧に相当
し、この場合には正電圧である。)が供給され、電圧レ
ベル「Vovc」と「VL」が交互に供給される。尚、ここ
で、「Vovc」は、点灯前における放電灯への供給電圧
の極性が一時的に正極に固定される場合において、DC
−DCコンバータ3Aによって放電灯に対して一時的に
レベルを高くして供給される電圧であり、「Vovc>V
L」の関係が成立している。また、このような出力電圧
レベルの制御は、DC−DCコンバータ3A内の上記ス
イッチ素子SWへの制御信号についてそのデューティー
サイクルを変化させることで容易に実現できる(つま
り、放電灯の点灯前にはVdcpがほぼVovcとなるように
DC−DCコンバータ3Aのスイッチング制御を行え
ば、Voは第1のダイオードD_1及び第2のコンデン
サC_2による整流・平滑前の電圧であるから、Vovc
とVLとが交替する電圧出力を得ることができる。)。
【0045】電圧VoのレベルがほぼVovcまで上昇し
たときには、第1のダイオードD_1が導通して第2の
コンデンサC_2が充電される。その後に電圧Voのレ
ベルがVLまで下がったときには、第1のダイオードD
_1が非導通状態、第2のダイオードD_2が導通状態
となって第3のコンデンサC_3が充電され、これによ
って第2のコンデンサC_2の蓄積電荷が第2のダイオ
ードD_2を介して第3のコンデンサC_3に移送され
る。そして、再び電圧VoのレベルがほぼVovcまで上
昇したときには第2のダイオードD_2が非導通状態、
第3のダイオードD_3が導通状態となって第1のコン
デンサC_1が充電される。つまり、このとき第3のコ
ンデンサC_3の蓄積電荷が抵抗R_1及び第3のダイ
オードD_3を通して第1のコンデンサC_1に移送さ
れる。
【0046】このようなサイクルが幾度も繰り返される
ことによって第1のコンデンサC_1の端子電圧が上昇
していき、最終的には、当該端子電圧がVovcの2倍の
値となって、スイッチ素子SWgを導通(又は降伏)さ
せるに足る電圧値に達することになる。
【0047】従って、これによれば、前記方法(1)の
ようにトランスの昇圧比を高くする必要がなくなり、ま
た、方法(2)の倍電圧昇圧回路によって1次側電圧V
pを得る場合のように、これをブリッジ型回路の出力す
る交番電圧から得る必要はない。また、当該交番電圧の
周波数が放電灯の点灯周波数に対応することからも分か
るように、その周波数が一般に低い(例えば、数百Hz
程度)のに対して、DC−DCコンバータに係るスイッ
チング周波数(図2の素子SWに対する制御信号Scの
周波数)が高い(例えば、数十kHz)ので、コンデン
サC_3の容量を小さく設定することができるという利
点がある。そしてまた、前記方法(3)のようにDC−
DCコンバータ内のトランスに余分な2次巻線を設ける
必要がないことは勿論である。
【0048】尚、上記したコンデンサ間の電荷移動の際
に生じる電流を制限するためには、例えば、図5に示す
ように、第3のコンデンサC_3と第2のダイオードD
_2とが直列に接続された直列回路において抵抗を介挿
すれば良い。つまり、この例では、第2のダイオードD
_2のカソード側に抵抗Rcが介挿され、該ダイオード
のアノード側には抵抗Rdが介挿されるとともに、抵抗
Rcと第3のコンデンサC_3との間に抵抗Rbが介挿
され、第3のコンデンサC_3と端子tpaとの間には
抵抗Raが介挿されている。そして、抵抗RbとRcと
の接続点が抵抗R_1を介して第3のダイオードD_3
のアノードに接続されている。電流の大きさや使用する
コンデンサの静電容量、そしてコンデンサの満充電に要
する時間やダイオードの耐電流値等を考慮して、これら
の抵抗を入れるべき位置の選択及び抵抗値等の定数設定
により、設計自由度を高めることができる。
【0049】尚、本回路では2端子方向性スイッチ素子
にダイオードを使用した構成例を示しているが、これに
限らず、3端子能動素子等の他の素子を用いて同等の動
作を実現することができることは勿論である。また、V
oを負電圧とする場合についても上記Vdcnについて本
回路と同様の機能を実現する回路を構成することができ
る。
【0050】
【実施例】図6、図7は本発明の実施の一例を示すもの
であり、車輌用前照灯への適用例(2つの放電灯を使用
する場合の回路構成例)を示している。
【0051】点灯回路13において、バッテリー14の
端子電圧が入力フィルタ部15を介して2つのDC−D
Cコンバータ16P、16N(その一方16Pが正極電
圧出力用、他方16Nが負極電圧出力用とされる。)に
供給される。
【0052】これらのDC−DCコンバータに対して
は、それらの出力電圧を制御するために制御回路17が
設けられており、該制御回路17の発する制御信号が各
コンバータにそれぞれ送出される(つまり、この場合に
はトランス内の2つの1次巻線に対してそれぞれ接続さ
れたスイッチ素子が制御信号を受けてオン/オフ制御さ
れることで各コンバータの出力電圧が制御される。)。
【0053】尚、制御回路17は、放電灯の管電圧や管
電流の検出信号又はそれらの相当信号(DC−DCコン
バータ16Pの後段に設けられた検出部からの検出信号
等)に基づいて放電灯への電力供給について制御を行う
ために設けられており、例えば、放電灯の管電圧−管電
流特性図における制御曲線に従って、放電灯初期には定
格電力を越える過大な電力を供給した後、供給電力を徐
々に低減して定格電力での定電力制御へと移行させるた
めの信号を演算増幅器等を使って構成した回路(特開平
4−141988号公報等を参照。)が挙げられる。
【0054】DC−DCコンバータ16Pの後段には電
流補助回路18が設けられている(つまり、本実施例で
は点灯前の放電灯に対して供給される電圧の極性が一時
的に正極に固定される。)。
【0055】DC−ACコンバータ19は、フルブリッ
ジ型回路19a(ハーフブリッジを2つ並列にした構造
を有する。)と、そのブリッジ駆動回路19b(2つの
ハーフブリッジドライバからなる。)から構成される。
つまり、フルブリッジ型回路19a内に設けられた4つ
の半導体スイッチ素子を2組に分けて相反的にスイッチ
ング制御することで直流入力電圧を矩形波状電圧に変換
する。そのために各スイッチ素子への制御信号を発生す
るのがブリッジ駆動回路19bであり、上記した制御回
路17から送られてくる信号を受けて動作する。
【0056】起動回路20はDC−ACコンバータ19
の後段において、2つの放電灯61、62に対して共通に
設けられている。尚、各放電灯については、その一方6
1が車輌前部の左側に付設される前照灯の光源、他方62
が右側に付設される前照灯の光源としてそれぞれ用いら
れると考えても良いし、あるいは、その一方61がハイ
ビーム用光源、他方62がロービーム用光源の光源とし
てそれぞれ用いられると考えても良い(その場合には、
ビームの切換に応じて使用しない方の放電灯が点灯して
しまわないように制御する必要がある。)。
【0057】起動回路20の構成については、2つの放
電灯61、62の間で回路の共通化を図ることが部品点数
やコストの削減にとって好ましい。
【0058】図7は、そのような起動回路の構成例を示
したものである。
【0059】起動回路20内のトランス21には、1つ
の1次巻線21aに対して2次巻線21b1、21b2が
設けられており、各2次巻線がそれぞれに対応する放電
灯61、62に対して各別に接続されている。
【0060】尚、トランス21の1次巻線21aを含む
1次側回路には、コンデンサ22及びスイッチ素子23
(本実施例ではスパークギャップ素子)が設けられてお
り、1次用電圧「Vp」(この電圧は図6に示すように
DC−DCコンバータ16Pから得ている。)によって
コンデンサ22が充電された後、スイッチ素子23の降
伏時にコンデンサ22が放電し、この時の発生電圧がト
ランス21によって昇圧された後、各2次巻線21b
1、21b1を介して放電灯61、62にそれぞれ印加され
る。
【0061】また、上記トランス21の2次巻線21b
1、21b2については、それらの巻き始め(又は巻き終
わり)を放電灯との接続端子側に規定することにより接
続関係を統一することが好ましい(図には巻き始めを
「・」印で示す。)。尚、その理由の詳細は省略する
が、放電灯への起動信号の極性を統一することでトラン
スの耐圧設計を有利にすること及び1次エネルギーの供
給の向きを揃えることで再点孤電圧発生時における2次
巻線間の電磁結合の影響を低減すること、そして放電灯
の点灯後における極性の切り換わり時に放電灯が消灯し
易くなるのを防止することが目的である。
【0062】しかして、放電灯61、62がともに消灯し
た状態から、一方の放電灯61だけを点灯させたい場合
には、当該放電灯に対して正極電圧が供給されるように
フルブリッジ型回路19a内の各スイッチ素子のオン/
オフ状態を規定し、その期間内における放電灯61への
供給電圧(Vdcp)をDC−DCコンバータ16Pによ
り必要なレベル(Vovc)まで高めた上で、起動信号を
発生させて放電灯61に起動をかければ良い。また、他
方の放電灯62だけを点灯させたい場合には、当該放電
灯に対して正極電圧が供給されるようにフルブリッジ型
回路19a内の各スイッチ素子のオン/オフ状態を規定
し、その期間内における放電灯61への供給電圧(Vdc
p)をDC−DCコンバータ16Pにより必要なレベル
(Vovc)まで高めた上で、起動信号を発生させて放電
灯62に起動をかければ良い。このような制御方法に従
うシーケンスを採ることにより、電流補助回路18につ
いてはこれをDC−DCコンバータ16Pの後段にのみ
設けるだけで済むので、回路構成が簡単になる。
【0063】尚、一方の放電灯61が問題なく点灯し、
他方の放電灯62については点灯を仮に失敗したとして
も、再び起動信号を発生させて後者の放電灯62に起動
をかけることで当該放電灯を点灯させることができる。
その際、点灯している放電灯61に対しても起動信号が
印加されることになるが、点灯時の放電灯のインピーダ
ンスが低いため、発生電圧は直ぐに減衰するので何等影
響を与えない。他方、点灯していない方の放電灯62に
ついては、これに接続された2次巻線21b2に発生す
る電圧が高周波の電圧であるため、他の放電灯61に接
続された2次巻線21b1での電圧減衰にはほとんど影
響を受けることなく、予定した起動信号が放電灯62に
印加される。
【0064】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、第2のコンデンサか
ら第3のコンデンサへの電荷移送と、第3のコンデンサ
から第1のコンデンサへの電荷移送とを順次に繰り返す
サイクルによって第1のコンデンサの端子電圧を上昇さ
せ、当該電圧をスイッチ素子の導通に足る電圧値に達し
たときにトランスの2次巻線を介して放電灯に起動信号
が印加されるように構成しているので、スタータトラン
スの昇圧比を大きくしたり、DC−DCコンバータ内の
トランスに2次巻線を増設する必要がないので、起動回
路への供給電圧を得るための回路構成が簡単になる。そ
して、放電灯の点灯前に当該放電灯への供給電圧の極性
を一方の極性に固定した場合でも第1のコンデンサへの
十分な電荷蓄積を達成することができる。
【0065】請求項2や請求項4に係る発明によれば、
数個のダイオードとコンデンサを用いた簡易な構成で起
動回路への供給電圧を確保することができるのでコスト
の低減を図ることができる。
【0066】請求項3に係る発明によれば、第3のコン
デンサと第2のダイオードとの直列回路において抵抗を
介挿することで、電荷移動時に流れる電流を所望の電流
値に制限することができるので回路定数の調整が容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放電灯点灯回路の基本構成を示す
回路ブロック図である。
【図2】直流電源回路の構成例を示す回路図である。
【図3】起動回路の構成例を示す回路図である。
【図4】起動回路への電圧供給について説明するために
回路構成の要部を示す図である。
【図5】第3のコンデンサC_3と第2のダイオードD
_2との直列回路における抵抗の介挿位置について説明
するための図である。
【図6】図7とともに本発明の実施の一例を示すもので
あり、本図は全体の構成を示す回路ブロック図である。
【図7】起動回路の構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
1…放電灯点灯回路、3…直流電源回路、4…直流−交
流変換回路、5…起動回路、6、61、62…放電灯、1
0…1次側回路、20…起動回路、ST…トランス、S
Ta…1次巻線、STb…2次巻線、C_1…第1のコ
ンデンサ、C_2…第2のコンデンサ、C_3…第3の
コンデンサ、SWg…スイッチ素子、D_1…第1のダ
イオード、D_2…第2のダイオード、D_3…第3の
ダイオード、Ra、Rb、Rc、Rd…抵抗
フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA13 BA05 BB01 DD08 EB05 EB07 GA01 GB12 GB18 GC04 HB03 3K083 AA85 AA92 BA04 BA05 BA25 BA26 BC15 BC17 BC19 BC34 BC43 BC47 BD03 BD04 BD16 BD22 CA23 CA33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流入力電圧を受けて所望の直流電圧を
    出力する直流電源回路と、該直流電源回路の後段に配置
    されその出力電圧を交流電圧に変換した後にこれを放電
    灯に供給するための直流−交流変換回路と、放電灯への
    起動信号を発生させて当該信号を直流−交流変換回路の
    出力電圧に重畳して放電灯に印加するための起動回路を
    備えた放電灯点灯回路において、 (イ)上記起動回路がトランスを有しており、その2次
    巻線の一端が上記直流−交流変換回路の出力端子に接続
    され、当該2次巻線の他端が放電灯に接続されているこ
    と、 (ロ)上記トランスの1次巻線を含む1次側回路には、
    第1のコンデンサ及びスイッチ素子が設けられており、
    該スイッチ素子の導通時に第1のコンデンサが放電し、
    この時の発生電圧がトランスによって昇圧された後、該
    トランスの2次巻線を介して放電灯に印加されること、 (ハ)直流電源回路の出力段に設けられた第2のコンデ
    ンサは、直流電源回路の出力電圧がある閾値以上のとき
    に充電されること、 (ニ)直流電源回路の後段には第3のコンデンサが設け
    られており、直流電源回路の出力電圧が上記閾値未満で
    あるときに上記第2のコンデンサの蓄積電荷が第3のコ
    ンデンサに移送され、また、直流電源回路の出力電圧が
    上記閾値以上である場合には、第3のコンデンサの蓄積
    電荷が上記第1のコンデンサに移送されるというサイク
    ルが繰り返されることによって該第1のコンデンサの端
    子電圧が上昇した後、当該電圧が最終的に上記スイッチ
    素子の導通に足る電圧値に達すること、 を特徴とする放電灯点灯回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の放電灯点灯回路におい
    て、 (イ)直流電源回路内に設けられた第1のダイオードの
    導通によって第2のコンデンサが充電されること、 (ロ)第3のコンデンサに対して第2のダイオードが直
    列に接続されており、該第2のダイオードのアノードが
    上記第1のダイオードと第2のコンデンサとの間に接続
    され、かつ第2のダイオードのカソードが第3のコンデ
    ンサを介して第1のダイオードのアノードに接続されて
    いること、 (ハ)第3のコンデンサから第1のコンデンサへの電荷
    移送が、上記第2のダイオードと第3のコンデンサとの
    接続点から行われること、 を特徴とする放電灯点灯回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の放電灯点灯回路におい
    て、 第3のコンデンサと第2のダイオードとを含む直列回路
    には抵抗が介挿されていることを特徴とする放電灯点灯
    回路。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の放電灯点
    灯回路において、 第3のコンデンサから第1のコンデンサへの電荷移送
    は、第2のダイオードと第3のコンデンサとの接続点か
    ら抵抗及び第3のダイオードを介して行われることを特
    徴とする放電灯点灯回路。
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