JP3136468B2 - 放電灯点灯回路 - Google Patents

放電灯点灯回路

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JP3136468B2
JP3136468B2 JP08054069A JP5406996A JP3136468B2 JP 3136468 B2 JP3136468 B2 JP 3136468B2 JP 08054069 A JP08054069 A JP 08054069A JP 5406996 A JP5406996 A JP 5406996A JP 3136468 B2 JP3136468 B2 JP 3136468B2
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昌康 山下
敦之 戸田
悟市 小田
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源回路の出
力電流を検出するための電流検出用抵抗と、放電灯の起
動時に放電灯の点灯を補助するための回路とを備えた放
電灯点灯回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、白熱電球に代わる光源として小型
の放電灯(例えば、メタルハライドランプ)が注目され
ており、例えば、車輌用灯具の光源に適用するにあたっ
て、その点灯回路の構成として、直流電源、直流電源回
路、直流−交流変換回路、起動回路等を備えたものが知
られている。
【0003】図8に示す回路例aでは、図示しない直流
電源から直流電源回路bに供給される直流電圧が、直流
電源回路bの後段に設けられた直流−交流変換回路cに
よって交流電圧に変換された後放電灯に供給されるよう
に構成されている。
【0004】直流電源回路bと直流−交流変換回路cと
の間に設けられた回路dは、放電灯の起動時におけるブ
レークダウンの瞬間での直流電源回路bの動作遅れを補
助するために設けられ、コンデンサ等の容量性負荷を含
む回路となっており、その一端が直流電源回路bの正側
出力端子と直流−交流変換回路cの入力端子とを結ぶ接
続ライン(図にL(+)で示す。)に接続され、他端が
直流電源回路bの負側出力端子と直流−交流変換回路c
の入力端子とを結ぶ接続ライン(図にL(−)で示
す。)に接続されている。
【0005】この回路aにおいて直流電源回路bの出力
電流を検出するための電流検出用抵抗を設けるにあたっ
て、例えば、接続ラインL(−)上に電流検出用抵抗を
配置する場合には電流検出用抵抗eを直流電源回路b寄
りに設けたり、これとは逆に電流検出用抵抗e′を直流
−交流変換回路c寄りに設けることが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな回路aにあっては、回路dにおける充電電流や放電
電流が電流検出用抵抗eやe′に流れてしまうため、電
流検出の正確さを期すことが難しいという問題がある。
【0007】即ち、図8において回路d内の容量性負荷
についての充電電流(これを「Ic」とする。)が流れ
た場合には、これが電流検出用抵抗eを流れ、また、容
量性負荷についての放電電流(これを「Id」とす
る。)が流れた場合には、これが電流検出用抵抗e′を
流れることになるため、直流電源回路bについての純粋
な検出電流を得ることができない。
【0008】従って、例えば、直流電源回路bの出力電
流に係る検出電流に基づいて放電灯の電力制御を行なっ
ている場合には、放電灯への供給電力が不足したり、あ
るいは、当該検出電流に基づいて放電灯や回路の異常を
検出する場合に誤検出の確率が高まってしまうといった
不都合が生じる虞がある。
【0009】本発明は、直流電源回路の出力電流に係る
電流検出を正確に行うことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明放電灯点灯回路は
上記した課題を解決するために、直流電源回路と直流−
交流変換回路とを結ぶ接続ライン上に、直流電源回路の
出力電流を検出するための電流検出用抵抗と、放電灯の
起動時に放電灯の点灯を補助するための容量性の素子
含む点灯補助回路とを設けるにあたって、放電灯の起動
前における容量性の素子の充電電流及び/又は放電灯の
起動時における容量性の素子の放電電流が上記電流検出
用抵抗に流れないようにバイパス路を形成するためのス
イッチ手段を設けたものである。
【0011】本発明によれば、放電灯の起動前における
容量性の素子の充電電流及び/又は放電灯の起動時にお
ける容量性の素子の放電電流がスイッチ手段により形成
されるバイパス路によって電流検出用抵抗に流れないよ
うにすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図1乃至図4に
従って説明する。
【0013】図1は本発明に係る放電灯点灯回路1の構
成を示すものであり、電源2、直流電源回路3、直流−
交流変換回路4、起動手段5、電流検出用抵抗6、点灯
補助回路7を備えている。
【0014】直流電源回路3は、電源2から供給される
交流又は直流の電源電圧に基づいて放電灯8の点灯制御
を行うために設けられており、その出力(交流電源の場
合には直流変換後の出力)が後段の直流−交流変換回路
4に送出されてここで交流電圧に変換された後放電灯8
に供給される。
【0015】起動手段5は、放電灯8の点灯初期に起動
信号を発生させて放電灯8に起動をかけるために設けら
れている。
【0016】直流電源回路3の出力電流を検出するため
の電流検出用抵抗6は、直流電源回路3と直流−交流変
換回路4とを結ぶ接続ラインのうち正側ライン(これを
L(+)とする。)上又は負側ライン(これをL(−)
とする。)に設けられる。尚、この電流検出用抵抗6に
よる検出電流は放電灯8の管電流に相当する電流として
直流電源回路3の出力電圧の制御に用いられたり、放電
灯8の点灯状態や回路の動作状態に異常が発生したか否
かを検出するための基礎情報等に用いられる。
【0017】点灯補助回路7は直流電源回路3と直流−
交流変換回路4との間に設けられており、起動手段5に
よって発生される起動信号により放電灯8が起動された
瞬間に点灯補助回路7内に設けられた容量性負荷に蓄積
されたエネルギーを放電灯8に供給することによってグ
ロー放電からアーク放電への移行が確実に行われるよう
に補助するものである。
【0018】図2は点灯補助回路7及び放電灯8の等価
回路を示すものであり、電流検出用抵抗6を接続ライン
L(+)上に設けた例を示している。尚、同図において
放電灯8はスイッチSWと抵抗Rとの直列回路によって
表されており、放電灯8の起動前はスイッチSWが開い
ており、起動後にスイッチSWが閉じて電流(これを
「IL」とする。)が流れることになる。
【0019】図示するように点灯補助回路7は、抵抗性
負荷を示す抵抗9、容量性負荷を示すコンデンサ10、
スイッチ素子11、11′からなり、抵抗9の一端が接
続ラインL(+)に接続され、その他端がコンデンサ1
0を介して接続ラインL(−)に接続されている。そし
て、スイッチ素子11′が電流検出用抵抗6及び抵抗9
に対して並列に設けられており、スイッチ素子11が抵
抗9に対して並列に設けられている。
【0020】スイッチ素子11′はコンデンサ10の充
電時にオンし、コンデンサ10の放電時にオフするもの
であり、また、スイッチ素子11はコンデンサ10の充
電時にオフし、コンデンサ10の放電時にオンするもの
であり、コンデンサ10の充電時や放電時以外のときに
はこれらのスイッチ素子11、11′がオフ状態とされ
る。尚、これらのスイッチ素子には、例えば、2端子の
一方向性素子(ダイオード、サイリスタ等)やトランジ
スタ等の半導体スイッチ素子が用いられる。
【0021】しかして、この回路では、放電灯8の起動
前にはスイッチSWが開いており、スイッチ素子11′
がオンし、スイッチ素子11がオフするため、コンデン
サ10の充電電流(これを「Ic」とする。)がスイッ
チ素子11′を通って流れることになり、Icが電流検
出用抵抗6を流れることはない。また、放電灯8の起動
時にはスイッチSWが閉じ、スイッチ素子11′がオフ
し、スイッチ素子11がオンするため、コンデンサ10
の放電電流(これを「Id」とする。)がスイッチ素子
11を通って放電灯8に流れることになり、Idが電流
検出用抵抗6を流れることはない。
【0022】尚、上記のようにスイッチ手段を2つのス
イッチ素子から構成せずに図3や図4に示すようにスイ
ッチ手段を一のスイッチ素子とすることで回路構成の簡
単化を図ることができる。
【0023】図3及び図4は点灯補助回路7及び放電灯
8についての別の等価回路を示すものであり、図3は電
流検出用抵抗6を接続ラインL(+)上に設けた例を示
し、図4は電流検出用抵抗6を接続ラインL(−)上に
設けた例を示している。
【0024】図3に示す点灯補助回路7は、抵抗性負荷
を示す抵抗9と容量性負荷を示すコンデンサ10、スイ
ッチ素子11とからなり、抵抗9の一端が接続ラインL
(+)に接続され、その他端がコンデンサ10を介して
接続ラインL(−)に接続されている。そして、スイッ
チ素子11が抵抗9に対して並列に設けられており、電
流検出用抵抗6は抵抗9の接続ラインL(+)への接続
点とスイッチ素子11の接続ラインL(+)への接続点
との間に設けられている。尚、スイッチ素子11は、コ
ンデンサ10の充電時にオフし、コンデンサ10の放電
時にオンするものである。
【0025】しかして、この回路では放電灯8の起動前
にはスイッチSWが開いており、スイッチ素子11がオ
フしているため、コンデンサ10の充電電流Icが抵抗
9を通って流れることになり、Icが電流検出用抵抗6
を流れることはない。
【0026】また、放電灯8の起動時にはスイッチSW
が閉じ、スイッチ素子11がオンするため、コンデンサ
10の放電電流Idがスイッチ素子11を通って放電灯
8に流れることになり、Idが電流検出用抵抗6を流れ
ることはない。
【0027】また、図4に示す点灯補助回路7では、コ
ンデンサ10の一端が接続ラインL(+)に接続され、
その他端が抵抗9を介して接続ラインL(−)に接続さ
れている。そして、スイッチ素子11が抵抗9に対して
並列に設けられており、電流検出用抵抗6は抵抗9の接
続ラインL(−)への接続点とスイッチ素子11の接続
ラインL(−)への接続点との間に設けられている。
【0028】よって、この回路では、放電灯8の起動前
にはスイッチSWが開いており、スイッチ素子11がオ
フしているため、コンデンサ10の充電電流Icが抵抗
9を通って流れ、Icが電流検出用抵抗6を流れること
はない。また、放電灯8の起動時にはスイッチSWが閉
じ、スイッチ素子11がオンするため、コンデンサ10
の放電電流Idがスイッチ素子11を通って放電灯8に
流れ、Idが電流検出用抵抗6を流れることはない。
【0029】以上のように、抵抗9を電流検出用抵抗6
に比して直流電源回路3寄りに設けるとともに、スイッ
チ素子11を電流検出用抵抗6に比して直流−交流変換
回路4寄りに設け、コンデンサ10の充電時にスイッチ
素子11がオフし、コンデンサ10の放電時にスイッチ
素子11がオンして電流検出用抵抗6に対する放電電流
のバイパス路を形成すれば、コンデンサ10に係る充電
電流や放電電流が電流検出用抵抗6に流れることによる
検出誤差の発生を防ぐことができる。
【0030】
【実施例】図5乃至図7は、本発明の実施の一例を示す
ものである。
【0031】点灯回路12において、上記電源2に相当
するバッテリー13が入力端子14と14′との間に接
続されており、直流電源ライン15、15′の一方のラ
イン15上に手動スイッチとして点灯スイッチ16が設
けられている。
【0032】バッテリー電圧が入力される直流電源回路
17は、バッテリー電圧の昇圧及び/又は降圧を行っ
て、その出力を直流−交流変換回路18に送出する。
尚、本実施例では、トランス17aとその1次側に半導
体スイッチ素子17bを設け、トランス17aの2次側
出力を整流平滑回路17cを介して出力するように構成
されたフライバック型の構成とされているが、該直流電
源回路17についてはその構成の如何を問わない。
【0033】直流電源回路17の直流出力電圧を交流電
圧に変換する直流−交流変換回路18には、例えば、放
電灯20への給電経路上に配置された複数対の半導体ス
イッチ素子からなるブリッジ型回路と、その駆動制御回
路からなる構成等を用いることができるが、該直流−交
流変換回路18には直流電圧を正弦波電圧や矩形波電圧
等に変換するためのあらゆる構成を用いることができ
る。
【0034】直流−交流変換回路18の後段に配置され
たイグナイタ回路19は、放電灯20への起動信号を生
成してこれを直流−交流変換回路18の出力に重畳した
後、交流出力端子21と21′との間に接続された放電
灯20に印加するための回路であり、上記した起動手段
5に相当する。
【0035】直流電源回路17と直流−交流変換回路1
8との間に設けられた点灯補助回路7Aは、上記図3に
おけるスイッチ素子11にダイオード22を用いた構成
(コンデンサ10の放電電流の方向がダイオード22の
順方向とされる。)となっており、電流検出用抵抗6が
直流電源回路17と直流−交流変換回路18とを結ぶ正
側の接続ライン上に配置されている。
【0036】そして、電流検出用抵抗6による検出信号
は、制御回路23や異常検出回路24に送出される。
尚、直流電源回路17の出力電圧の検出は制御回路23
や異常検出回路24内の検出手段(分圧抵抗等)によっ
て行われる。
【0037】制御回路23は、直流電源回路17の出力
電圧や出力電流に係る検出信号に応じた制御信号を発生
して、これを直流電源回路17に送出することによって
その出力電圧を制御し(図の例では半導体スイッチ素子
17bのスイッチング制御を行う。)、放電灯20の起
動時の状態に応じた電力制御あるいは安定な定常点灯を
実現する。この制御回路23において電流検出用抵抗6
による検出信号は、放電灯20の始動時にその定格電力
を越える電力供給を行なって発光を促進して始動性を高
めるための制御や、放電灯20の定常点灯時における定
電力制御に用いられたり、放電灯20が点灯しているか
否かを判定するための基礎情報として利用される。尚、
制御回路23にはパルス幅変調方式の構成等を用いるこ
とができるが、その構成の如何は問わない。
【0038】異常検出回路24は、放電灯や回路状態、
バッテリー電圧値等の異常を検出するために設けられて
おり、直流電源回路17の出力電圧や出力電流に係る検
出信号やバッテリー電圧の検出信号に基づいて異常の発
生を検出した場合に放電灯20への電力供給を停止す
る。図では、制御回路23や直流−交流変換回路18等
に必要な電源電圧(Vcc1)を供給する補助電源回路
25の動作を停止させることによって放電灯20への電
力供給を停止しているが、バッテリー13から直流電源
回路17への電源供給を停止したり、直流電源回路17
や直流−交流変換回路18の動作を停止することによっ
て放電灯への電力供給を停止する方法等を用いることが
できる。
【0039】図6は横軸に時間tをとり、縦軸に直流電
源回路17の出力電圧(これを「Vdc」とする。)並
びに点灯補助回路7内のコンデンサ10の充電電流Ic
及び放電電流Idの時間的変化の一例を示したものであ
り、時刻t=tbは放電灯の点灯を示す時点である。
【0040】図示するように、放電灯の起動前(t<t
b)には出力電圧Vdcが大きく、コンデンサ10がゆ
っくりと充電される。この間充電電流Icが次第に減少
するが、上述したようにIcが電流検出用抵抗6に流れ
ることはない。
【0041】そして、放電灯が起動すると放電灯のイン
ピーダンスが一気に低下するため、これに伴ってVdc
が一旦急落した後、徐々に増加して行く。放電灯の起動
前にコンデンサ10に貯えられたエネルギーは起動時点
から放電灯のインピーダンス及びコンデンサ10の静電
容量によって規定される時定数でもって放出され、これ
が放電灯で消費されることによって放電灯20のグロー
放電からアーク放電への移行が確実に行われる。尚、ダ
イオード22はこの間導通状態であるため放電電流Id
が電流検出用抵抗6を流れることはない。
【0042】図5に示すような回路構成は本発明の実施
の一例に過ぎず、例えば、図7に示すように、図4にお
いてスイッチ素子11をダイオード22に置換した構成
(コンデンサ10の放電電流の方向がダイオード22の
順方向とされる。)においてコンデンサ10と接続ライ
ンL(+)との間に抵抗26を介挿した構成等、各種の
実施の態様が可能である。
【0043】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、放電灯の起動前にお
ける容量性の素子の充電電流及び/又は放電灯の起動時
における容量性の素子の放電電流が電流検出用抵抗に流
れないようにスイッチ手段によってバイパス路が形成さ
れるため、電流検出用抵抗により直流電源回路の出力電
流を正確に検出することができる。
【0044】また、請求項2に係る発明によれば、点灯
補助回路を抵抗性の素子容量性の素子、一のスイッチ
素子によって構成するとともに、3者の接続関係及び直
流電源回路や直流−交流変換回路に対する配置を規定す
ることで、スイッチ手段として一のスイッチ素子を用い
れば済み、回路構成が簡単になる。
【0045】請求項3や請求項4に係る発明によれば、
スイッチ素子を2端子の一方向性素子としたり、あるい
は、抵抗性の素子容量性の素子をそれぞれ一の抵抗素
子とコンデンサとすることによって、点灯補助回路の構
成を簡単なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明放電灯点灯回路の構成の概要を示す回路
ブロック図である。
【図2】点灯補助回路及び放電灯の等価回路を示す図で
ある。
【図3】図2とは異なる等価回路を示す図であり、本図
は直流電源回路と直流−交流変換回路とを結ぶ接続ライ
ンのうちの一方の接続ラインL(+)上に電流検出用抵
抗を配置する場合の回路を示す。
【図4】図2とは異なる等価回路を示す図であり、本図
は直流電源回路と直流−交流変換回路とを結ぶ接続ライ
ンL(−)上に電流検出用抵抗を配置する場合の回路を
示す。
【図5】図6及び図7とともに本発明の実施の一例を示
すものであり、本図は回路図である。
【図6】図5の点灯補助回路の動作について説明するた
めのグラフ図である。
【図7】点灯補助回路の変形例を示す要部の回路図であ
る。
【図8】従来の問題点について説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1…放電灯点灯回路、3…直流電源回路、4…直流−交
流変換回路、5…起動手段、6…電流検出用抵抗、7…
点灯補助回路、7A…点灯補助回路、8…放電灯、9…
抵抗性の素子、10…容量性の素子、11…スイッチ素
子、11、11′…スイッチ手段、12…放電灯点灯回
路、17…直流電源回路、18…直流−交流変換回路、
19…イグナイタ回路(起動手段)、20…放電灯、2
2…ダイオード(2端子の一方向性素子)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−64099(JP,A) 特開 平5−258880(JP,A) 実開 平6−26199(JP,U) 実開 平4−99697(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/16 - 41/298

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源回路と、該直流電源回路の出力
    電圧を交流電圧に変換して放電灯に供給する直流−交流
    変換回路と、放電灯への起動信号を発生させる起動手段
    とを備えた放電灯点灯回路において、 直流電源回路の出力電流を検出するために直流電源回路
    と直流−交流変換回路とを結ぶ接続ライン上に設けられ
    る電流検出用抵抗と、 放電灯の起動時に放電灯の点灯を補助するための点灯補
    助回路とを備え、 点灯補助回路が、容量性の素子と、放電灯の起動前にお
    ける容量性の素子の充電電流及び/又は放電灯の起動時
    における容量性の素子の放電電流が上記電流検出用抵抗
    に流れないようにバイパス路を形成するためのスイッチ
    手段とを備えたことを特徴とする放電灯点灯回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の放電灯点灯回路におい
    て、 点灯補助回路が抵抗性の素子容量性の素子及び一のス
    イッチ素子を有し、抵抗性の素子 とスイッチ素子とが互いに並列に接続さ
    れ、これらに対して容量性の素子が直列に接続されてお
    り、抵抗性の素子と電流検出用抵抗との接続点が直流電源回
    路に接続され、 かつ容量性の素子の放電時にオン状態と
    なるスイッチ素子と電流検出用抵抗との接続点が直流−
    交流変換回路に接続されていることを特徴とする放電灯
    点灯回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の放電灯点灯回路におい
    て、 スイッチ素子に2端子の一方向性素子を用いたことを特
    徴とする放電灯点灯回路。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
    の放電灯点灯回路において、 点灯補助回路の抵抗性の素子が一の抵抗素子とされ、
    量性の素子が一のコンデンサとされていることを特徴と
    する放電灯点灯回路。
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