JP2005276919A - インバータトランスおよびそれを用いた放電灯点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造の簡略化、小型化、コストの低減が図れるインバータトランスを提供する。
【解決手段】 入力側の1つの1次巻線Npに対して出力側に少なくとも2つの2次巻線Ns1,Ns2を有し、各2次巻線Ns1,Ns2に負荷2a,2bが接続されたインバータトランスにおいて、前記2次巻線Ns1,Ns2間に作用する磁束量を調整する補助巻線Ntを設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インバータトランスに係り、特に複数の高電圧出力を取り出すことのできるインバータトランスおよびそれを用いた放電灯点灯装置に関するものである。
近年、液晶表示装置の大型化に伴い、液晶表示部の背面を点灯する放電灯の数を増やす必要があった。通常は放電灯1本について1個のインバータトランスを使用するが、30インチ程度の液晶表示装置では14〜16本の放電灯を点灯させるため、同数個のインバータトランスを搭載することになる。そのためにインバータトランスの個数ならびにそれを搭載のする基板面積が増え、構造が複雑になり、大型化し、コスト高を招くなどの問題が生じている。
この問題を解消するため、例えば下記特許文献1に記載されているように、1個のインバータトランスで複数の放電灯を点灯する放電灯点灯装置が提案されている。
特開2001−126937号公報
しかし、液晶表示装置に複数の放電灯を取り付ける場合、トランス出力の電圧・電流が同じ場合でも、負荷である放電灯の電極の磨耗、放電灯の周囲温度の違いによる等価抵抗の差異、トランス出力部から放電灯電極までの高電圧リードの配置や各放電灯、リフレクターの配置による放電灯間の容量分担の違いなどにより、各放電灯の輝度がばらつき、表示画面での輝度ムラになって現れる。
そのため帰還回路を設けて、各放電灯に流れる電流を抵抗またはコンデンサにより検出し、各トランスのスイッチング周期又は入力を制御することにより、画面全体の輝度ムラを無くすようにインバータトランスの出力を調整している。
通常、放電灯1本につき1個のインバータトランスが使用される場合は前記帰還回路により各放電灯の輝度を調整できるが、前記特許文献1記載のように1個のインバータトランスで複数個の放電灯を点灯させる場合は、帰還回路により制御される放電灯がインバータトランス単位となるから、1つのインバータトランスに接続されている複数個の放電灯の間での個々の輝度調整はできない。
そのため、1個のトランスから複数の出力を取り出して放電灯を点灯させながら、各放電灯の輝度を個別調整するためには、別途各々の放電灯にインピーダンス調整用のインダクターやコンデンサ等を接続する必要がある。そのため構造の複雑化、大型化、コスト高などを招き、1個のトランスから複数の出力を取り出すメリットが発揮されない。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、構造の簡略化、小型化、コストの低減が図れるインバータトランスならびにそれを用いた放電灯点灯装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、1つの1次巻線に対して少なくとも2つの高電圧を供給する2次巻線を有し、各2次巻線に負荷が接続されるインバータトランスにおいて、前記2次巻線間に作用する磁束量を調整する補助巻線を設けたことを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は、1つの1次巻線に対して少なくとも2つの高電圧を供給する2次巻線を有し、各2次巻線に負荷が接続されるインバータトランスにおいて、個別に環状に形成された第1の磁路ならびに第2の磁路と、その第1の磁路と第2の磁路を繋ぐように第1の磁路と第2の磁路の間に所定の間隔をおいて並設された結合コア対と、前記第1の磁路と第2の磁路の上に共通に巻装された前記1次巻線と、前記第1の磁路と第2の磁路の上に個別に巻装された前記2次巻線と、前記結合コア対のうちの一方の結合コアに前記2次巻線間に作用する磁束量を調整するために巻装された補助巻線とを有することを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第2の手段において、前記補助巻線が2つの結合コアのうちの2次巻線から遠い方の結合コアに巻装されていることを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は、1つの1次巻線に対して少なくとも2つの高電圧を供給する2次巻線を有し、各2次巻線に負荷が接続されるインバータトランスにおいて、一部に共通の磁路を有する環状の第1の磁路ならびに第2の磁路と、前記共通の磁路上に巻装された前記1次巻線と、前記共通の磁路以外の第1の磁路と第2の磁路上に個別に巻装された前記2次巻線と、前記共通の磁路以外の第1の磁路と第2の磁路上に個別に巻き方向が逆で同数巻装されて直列に接続された、前記2次巻線間に作用する磁束量を調整するための第1の補助巻線と第2の補助巻線とを有することを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は、平行に配置された第1ないし第4のI型コアと、そのI型コアに巻装されて直列に接続された第1ないし第4の1次巻線と、前記I型コアに個別に巻装されて負荷に接続される第1ないし第4の2次巻線と、前記I型コアのうちの少なくとも第1のI型コアと第2のI型コアならびに第3のI型コアと第4のI型コアの対向する両端部どうしをそれぞれ繋ぐ第1ならびに第2の結合コア対と、その第1ならびに第2の結合コア対のそれぞれの一方の結合コアに巻装されて前記2次巻線間に作用する磁束量を調整するための第1ならびに第2の補助巻線と、前記各1次巻線ならびに2次巻線を跨ぐようにしてI型コア上に接合された第1ないし第4のC型コアとを有することを特徴とするものである。
本発明の第6の手段は放電灯点灯装置であって、前記第1ないし5の手段のインバータトランスと、そのインバータトランスの前記1次巻線に電力を供給する1次巻線駆動回路と、前記補助巻線の入力電圧を制御する補助巻線駆動回路とを備え、前記負荷が複数の放電灯であることを特徴とするものである。
本発明の第7の手段は前記第6の手段において、前記放電灯に流れる電流をそれぞれ検出し、この検出結果に基づいて放電灯間の電流差を演算する電流差演算器と、その演算結果に基づいて前記補助巻線の入力電圧を制御する前記補助巻線駆動回路を備えたことを特徴とするものである。
本発明の第8の手段は前記第6の手段において、前記補助巻線を巻装する補助巻線用コアと、その補助巻線用コアから発生する磁束を検出する磁束検出回路と、その検出結果に基づいて前記補助巻線の入力電圧を制御する前記補助巻線駆動回路とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の第9の手段は前記第6の手段において、前記放電灯の光量をそれぞれ検出する光センサーと、その光センサーからの光量差を演算する光量差演算器と、その光量差に基づいて前記補助巻線の入力電圧を制御する前記補助巻線駆動回路を備えたことを特徴とするものである。
本発明の第10の手段は前記第6ないし第9の手段において、前記放電灯が液晶表示部の背面を点灯する放電灯であることを特徴とするものである。
本発明は前述のような構成になっており、各負荷(例えば放電灯)の特性(例えば輝度)を個別調整するためのインダクターやコンデンサ等を接続する必要がない。そのため構造の簡略化、小型化、コストの低減が図れるインバータトランスならびにそれを用いた放電灯点灯装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るインバータ回路のブロック図である。
同図に示すように本実施形態に係るインバータトランスは、入力側の1次巻線駆動回路1に接続された1次巻線Npには2本のI型コアMi1、Mi2が挿入され、各I型コアMi1、Mi2には放電灯2a,2bへ高電圧を供給する2次巻線Ns1、Ns2がそれぞれ巻装されている。
各I型コアMi1、Mi2の外側には、I型コアMi1、Mi2の両端部と接合されてそれぞれ環状に磁路を形成するようにC型コアMc1、Mc2が配置されている。I型コア Mi1、Mi2の両端部には、前記C型コアMc1、Mc2とI型コア Mi1、Mi2で形成された2つの閉磁路(個別の環状の第1の磁路と第2の磁路)を結合するようにI型をした結合コアMt1、Mt2が対になって配置されている。一方の結合コアMt1には、補助巻線Ntが巻装されている。
この補助巻線Ntは、1次巻線Np1によって発生したI型コアMi1での磁束ΦP1とI型コアMi2での磁束ΦP2が同一の状態において磁気的に平衡状態(磁束ゼロ)となる磁気回路上で、かつ、補助巻線Ntに交流電流を印加した場合1次巻線Npに起電力が発生しない位置、すなわち図1に示す位置に配置される。
なお、2次巻線Ns1、Ns2の励磁磁束を効率良く制御するため、補助巻線Ntで発生させる磁束ΦNiがC型コア Mc1,Mc2よりもより多くI型コアMi1,Mi2を通るように、結合コアMtは図1に示すようにI型コアMi1,Mi2に近接した位置に配置している。
放電灯2aに流れる電流値Is1は電流計3aによって、放電灯2bに流れる電流値Is2は電流計3bによってそれぞれ検出され、各検出信号は電流差演算器4に入力される。電流差演算器4では放電灯2aと放電灯2bに流れる電流の差を演算して、その演算結果に基づく制御信号を補助巻線駆動回路5に出力する。
図2は、図1の磁気回路を示した等価回路図である。図中のep,etは巻線Np,Ntによって発生する起磁力、Rs1,Rs2,Rc1,Rc2,Rtは各コアMi1,Mi2,Mc1,Mc2,Mt1の磁気抵抗を示し、同図に示すように各素子でブリッジ回路が形成されている。
1次巻線Npによって発生した磁束ΦP1、ΦP2は、それぞれ2次巻線Ns1、Ns2を貫通して各2次巻線Ns1、Ns2に起電圧を発生させ,接続した各放電灯2a,2bに電力を供給し点灯する。
理想的なトランス及び負荷の場合、各放電灯2a,2bに加わる電圧、電流は等しくなるが、実際には放電灯2a,2bのインピーダンスZ、漏れインダクタンスLe、放電灯2a,2b及び電線の浮遊容量Ce等により各出力の負荷が異なるため、2次巻線Ns1、Ns2を流れる電流Is1、Is2に差が生じる。
本実施形態ではこの電流差を電流差演算器4で演算して、その演算結果に基づいて補助巻線駆動回路5により補助巻線Ntに交流の制御電流を流し、図1に示すように結合コアMt1で磁束ΦNtを発生させる。発生した磁束ΦNtは、I型コアMi1及びC型コアMc1それぞれを通過する磁束ΦNti1,ΦNtc1に別れてI型コアMi1及びC型コアMc1を通る。そして他方の結合コアMt2で合流した後、今度はI型コアMi2及びC型コアMc2によって磁束はΦNti2,ΦNtc2に分かれ、I型コアMi2及びC型コアMc2を通って結合コアMt1に戻るという磁気回路を構成する。
この際、I型コアMi1,Mi2においては1次巻線Npにより発生する磁束ΦP1,ΦP2に補助巻線Ntにより発生する磁束ΦNti1,ΦNti2が重畳され、その結果合成磁束ΦMi1,ΦMi2により2次巻線Ns1,Ns2をそれぞれ励起する。
ある時刻t0において、一方のI型コアMi1において1次巻線Npにより発生する磁束ΦP1と磁束ΦNt1が同じ方向になる場合は、合成励磁磁束ΦMi1は強くなり、そのため2次巻線Ns1の出力を増加させる働きをする。他方のI型コアMi2においては1次巻線Npにより発生する磁束ΦP2と反対方向に磁束ΦNti2が通り、磁束を打ち消し合うことにより合成磁束は2次巻線Ns2の出力を減少させる。このように補助巻線Ntに加える制御電流によりトランスの出力を調整し、それによって各放電灯2a,2bの輝度ばらつきを調整することができる。
換言すれば、補助巻線Ntに1次巻線Npに流れる電流に対し、波高値を調整された同位相または逆位相の制御電流を流すことにより、1次巻線Npにより生成した2次巻線Ns1,Ns2を励磁する磁束量を増減してインバータトランスの出力を可変させ、放電灯2a,2bの輝度調整を行うことができる。
ΦNtのI型コアMi1を通る成分をΦNti1、ΦNtのI型コアMi2を通る成分をΦNti2とすると、I型コアMi1の合成磁束ΦMi1とI型コアMi2の合成磁束ΦMi2は下記のようになる。
ΦMi1=ΦP1−ΦNti1
ΦMi2=ΦP2+ΦNti2
ΦNti1+ΦNtc1=ΦNti2+ΦNtc2であり、
各C型コアとI型コアの組み合わせは相似であるから、
(ΦNti1/ΦNtc1)=(ΦNti2/ΦNtc2)=kとすると、
ΦNti1=ΦNti2となり、合成磁束ΦMi1、ΦMi2は相互に増加分だけ減少する特性となる。
図1のコア配置は説明の便宜上機能に合わせ細かく分割しているが、I型コアを2個組み合わせU字型とした形状でも同様の効果を有する。このコアを用いた例を図3に示す。同図に示すように、前記I型コアMi1とMi2とMt2が1つのU型コアMuで構成されている。
図4は、第2の実施形態に係るトランスの平面図である。図1に示す第1の実施形態では、補助巻線Nt を1次巻線Npから離れた方の結合コアMt2に巻装したが、本実施形態では補助巻線Ntの位置を絶縁性向上のため、高圧の2次巻線Ns1,Ns2から離れた1次巻線Npに近い方の結合コアMt1に巻装した。
図5は、第3の実施形態を説明するためのインバータ回路のブロック図である。本実施形態の場合、中央に1本のI型コアMi3が配置され、その両側にL型コアMl1,Ml2が配置されている。Mi4は、中央のI型コアMi3とその両側のL型コアMl1,Ml2を磁気的に結ぶI型コアである。従って前記I型コアMi3が共通の磁路を形成し、I型コアMi3とL型コアMl1とI型コアMi4の一部で第1の磁路を形成して、I型コアMi3とL型コアMl2とI型コアMi4の残りの一部で第2の磁路を形成している。中央のI型コアMi3に1次巻線Npが、両側のL型コアMl1,Ml2に2次巻線Ns1,Ns2が、それぞれ巻装されている。
そして補助巻線Ntを連続した第1ならびに第2の補助巻線Nt1,Nt2として、各補助巻線Nt1,Nt2はL型コアMl1,Ml2に巻装され、かつ、磁束ΦP1、ΦP2に対して一方を逆極性となるように、すなわち第1の補助巻線Nt1と第2の補助巻線Nt2の巻き方向が逆になるように、同数回巻かれている。これにより、磁束ΦP1、ΦP2は、直列に接続された第1ならびに第2の補助巻線Nt1,Nt2の両端に加える入力により発生する磁束ΦNt1,ΦNt2により増減させ、2次巻線Ns1,Ns2の出力を調整することができる。
第1の実施形態と同様に、磁束ΦP1、ΦP2により補助巻線Nt1、Nt2に発生する起電力は逆位相となり相殺されるため、入力の増加による磁束ΦP1、ΦP2の変動に対しても補助巻線Nt1,Nt2を合わせると見掛け上起電力は発生しない。また、補助巻線Nt1,Nt2に発生する磁束ΦNt1,ΦNt2は中央脚のI型コアMi3上では逆方向の磁束となり相殺されるため、1次巻線Npへ起電力を発生させない。図6は、この第3の実施形態に係るトランスの平面図である。
図7は、第4の実施形態に係るインバータトランスの概略構成図である。本実施形態の場合、E型コアMe1の中央脚に1次巻線Npを、その両側脚に2次巻線Ns1,Ns2と補助巻線Nt1,Nt2をそれぞれ巻装している。Mi5は、E型コアMe1の中央脚と両側脚を磁気的に結ぶI型コアである。
図8は、第5の実施形態に係るインバータトランスの概略構成図である。本実施形態の場合、2つのE型コアMe2,Me3を用いて、一方のE型コアMe2の中央脚に1次巻線Npを、その両側脚に補助巻線Nt1,Nt2をそれぞれ巻装している。また他方のE型コアMe3の両側脚に2次巻線Ns1,Ns2を巻装している。なお、補助巻線Nt1,Nt2は、他方のE型コアMe3の両側脚に巻装することもできる。
図9ならびに図10は、第6の実施形態に係るインバータトランスの概略構成図ならびに斜視図である。本実施形態は、前記第1の実施形態に係るインバータトランスを複数個(本実施携帯では2個)並列に接続した実施形態である。なお、図9では図10に示すC型コアMc3〜Mc6を一点鎖線で示している。
4本平行に配置された第1ないし第4のI型コアMi6〜Mi9には、それぞれ第1ないし第4の1次巻線Np1〜Np4と第1ないし第4の2次巻線Ns1〜Ns4が巻装されている。1次巻線は1個の巻線に複数個のI型コアを挿入しても可能であるが、製造が煩雑となるので、本実施形態では図9に示すように各I型コアMiに1個の1次巻線Npを巻装して直列接続を行うことにより解決している。並列接続としないのは各コア間の磁束の差で発生する1次巻線内の循環電流を発生させないためである。
第1のI型コアMi6と第2のI型コアMi7の両端部間には第1の結合コアMt3とMt4の対が、第3のI型コアMi8と第4のI型コアMi9の両端部間には第2の結合コアMt5とMt6の対が、それぞれ介在されており、1次巻線Np1〜Np4側の結合コアMt3,Mt5に第1の補助巻線Nt1と第2の補助巻線Nt2が巻装されている。並列構造とするため、第1ないし第4のI型コアMi6〜Mi9の上には第1ないし第4のC型コアMc3〜Mc6が設置されている。本実施携帯の場合、2次巻線Ns1〜Ns4によって4本の放電灯を点灯することができる。
図11ならびに図12は、第7の実施形態に係るインバータトランスの概略構成図ならびに斜視図である。本実施形態は、前記第2のI型コアMi7と第3のI型コアMi8の両端部間にも第3の結合コアMt7とMt8の対を介在して、結合コアMt7にも第3の補助巻線Nt3を巻装している。
図9ないし図12ではコアの配置を機能に合わせて細かく分割しているが、U型コアやE型コアを適宜使用してコアの部品点数を低減することも可能である。
図13は、第7の実施形態に係るインバータ回路のブロック図である。図中の6は総括的に示したコアであり、前述のように1次巻線Np,2次巻線Ns1,Ns2ならびに補助巻線Ntがそれぞれのコアに巻装されている。また磁束検出用巻線Ndが補助巻線Ntに近接して配置されて、インバータトランス7を構成している。
そして2次巻線Ns1に放電灯2aが、2次巻線Ns2に放電灯2bが、それぞれ接続されている。補助巻線Ntには発振回路を備えた補助巻線駆動回路5が接続され、磁束検出用巻線Ndには磁束検出回路8が接続されている。
先に説明したように補助巻線Ntは、1次巻線Npによる磁束ΦPが磁気的に平衡状態となる磁気回路上に配置しているが、各2次巻線Ns1,Ns2の出力電流の差によりコアを貫通する磁束に差が生じて平衡状態が崩れることにより、補助巻線Ntが巻装された補助巻線用コアに磁束が発生する。この磁束の非平衡状態を前記磁束検出巻線Ndを通して磁束検出回路8で検出し、その検出信号を補助巻線駆動回路5に送信する。補助巻線駆動回路5では平衡状態へ修正するよう補助巻線Ntの入力電圧を帰還制御して印加することにより、出力電圧の調整を行う。なお、補助巻線Ntが巻装された補助巻線用コアの磁束の検出には、別途巻線を追加せず補助巻線Ntにタップを設けて電圧を検出しても良い。
図14は、第8の実施形態に係るインバータ回路のブロック図である。本実施形態の場合、放電灯2a,2bの輝度(光量)を光センサー9a,9bにより個別に感知し、光センサー9a,9bからの光量検出信号は光量差演算器13に送られて、放電灯2a,2bの光量差が演算される。この演算結果に基づき補助巻線駆動回路5により、補助巻線Ntへの入力電圧を制御するようになっている。
図15は、第9の実施形態に係る液晶表示部近傍の一部断面図である。本実施形態の場合、放電灯2a,2b・・・の前方に放電灯2a,2bからの光を拡散する光拡散板11が設置され、その光拡散板11の前方に各放電灯2a,2bに対応して光センサー9a,9bが設けられ、さらにその前方に液晶表示部12が設置されて、バックライト方式の液晶表示装置を構成している。
従って光拡散板11を通して各放電灯2a,2bの照度(光量)を光センサー9a,9bにより個別に検出し、その後の処理は前記第8の実施形態と同様であるので、それらの説明は省略する。
第8,第9の実施形態では、インバータトランスを2個並列に接続した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3個以上並列に接続することも可能である。
前記実施形態ではインバータトランスを放電灯点灯装置に用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばブラウン管表示装置やFED(フィールドエミッションディスプレイ)表示装置などにも適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係るインバータ回路のブロック図である。 そのインバータ回路における磁気回路の等価回路図である。 コアの変形例を示すインバータトランスの概略構成図である。 第2の実施形態に係るトランスの平面図である。 第3の実施形態に係るインバータ回路のブロック図である。 そのインバータ回路に用いるトランスの平面図である。 第4の実施形態に係るトランスの概略構成図である。 第5の実施形態に係るトランスの概略構成図である。 第6の実施形態に係るトランスの概略構成図である。 そのトランスの斜視図である。 第6の実施形態に係るトランスの概略構成図である。 そのトランスの斜視図である。 第7の実施形態に係るインバータ回路のブロック図である。 第8の実施形態に係るインバータ回路のブロック図である。 第9の実施形態に係る液晶部付近の一部断面図である。
符号の説明
1:1次巻線駆動回路、2a,2b:放電灯、3a,3b:電流計、4:電流差演算器、5:補助巻線増幅駆動回路、6:コア、7:インバータトランス、8:磁束検出回路、9a,9b:光センサー、10:光量差演算器、11:拡散板、12:液晶表示部、Np,Np1〜Np4:1次巻線、Ns1〜Ns4:2次巻線、Nt,Nt1,Nt2:補助巻線、Nd:磁束検出用巻線、Mi1〜Mi9:I型コア、Mc1,Mc2:C型コア、Mu:U型コア、Ml1,Ml2:L型コア、Me1〜Me3:E型コア、Mt1,Mt2:結合コア。

Claims (10)

  1. 1つの1次巻線に対して少なくとも2つの高電圧を供給する2次巻線を有し、各2次巻線に負荷が接続されるインバータトランスにおいて、前記2次巻線間に作用する磁束量を調整する補助巻線を設けたことを特徴とするインバータトランス。
  2. 1つの1次巻線に対して少なくとも2つの高電圧を供給する2次巻線を有し、各2次巻線に負荷が接続されるインバータトランスにおいて、
    個別に環状に形成された第1の磁路ならびに第2の磁路と、
    その第1の磁路と第2の磁路を繋ぐように第1の磁路と第2の磁路の間に所定の間隔をおいて並設された結合コア対と、
    前記第1の磁路と第2の磁路の上に共通に巻装された前記1次巻線と、
    前記第1の磁路と第2の磁路の上に個別に巻装された前記2次巻線と、
    前記結合コア対のうちの一方の結合コアに前記2次巻線間に作用する磁束量を調整するために巻装された補助巻線と
    を有することを特徴とするインバータトランス。
  3. 請求項2記載のインバータトランスにおいて、前記補助巻線が2つの結合コアのうちの2次巻線から遠い方の結合コアに巻装されていることを特徴とする放電灯点灯装置。
  4. 1つの1次巻線に対して少なくとも2つの高電圧を供給する2次巻線を有し、各2次巻線に負荷が接続されるインバータトランスにおいて、
    一部に共通の磁路を有する環状の第1の磁路ならびに第2の磁路と、
    前記共通の磁路上に巻装された前記1次巻線と、
    前記共通の磁路以外の第1の磁路と第2の磁路上に個別に巻装された前記2次巻線と、
    前記共通の磁路以外の第1の磁路と第2の磁路上に個別に巻き方向が逆で同数巻装されて直列に接続された、前記2次巻線間に作用する磁束量を調整するための第1の補助巻線と第2の補助巻線と
    を有することを特徴とするインバータトランス。
  5. 平行に配置された第1ないし第4のI型コアと、
    そのI型コアに巻装されて直列に接続された第1ないし第4の1次巻線と、
    前記I型コアに個別に巻装されて負荷に接続される第1ないし第4の2次巻線と、
    前記I型コアのうちの少なくとも第1のI型コアと第2のI型コアならびに第3のI型コアと第4のI型コアの対向する両端部どうしをそれぞれ繋ぐ第1ならびに第2の結合コア対と、
    その第1ならびに第2の結合コア対のそれぞれの一方の結合コアに巻装されて前記2次巻線間に作用する磁束量を調整するための第1ならびに第2の補助巻線と、
    前記各1次巻線ならびに2次巻線を跨ぐようにしてI型コア上に接合された第1ないし第4のC型コアと
    を有することを特徴とするインバータトランス。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載のインバータトランスと、
    そのインバータトランスの前記1次巻線に電力を供給する1次巻線駆動回路と、
    前記補助巻線の入力電圧を制御する補助巻線駆動回路とを備え、
    前記負荷が複数の放電灯であることを特徴とする放電灯点灯装置。
  7. 請求項6記載の放電灯点灯装置において、前記放電灯に流れる電流をそれぞれ検出し、この検出結果に基づいて放電灯間の電流差を演算する電流差演算器と、
    その演算結果に基づいて前記補助巻線の入力電圧を制御する前記補助巻線駆動回路を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  8. 請求項6記載の放電灯点灯装置において、前記補助巻線を巻装する補助巻線用コアと、
    その補助巻線用コアから発生する磁束を検出する磁束検出回路と、
    その検出結果に基づいて前記補助巻線の入力電圧を制御する前記補助巻線駆動回路と
    を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  9. 請求項6項記載の放電灯点灯装置において、前記放電灯の光量をそれぞれ検出する光センサーと、
    その光センサーからの光量差を演算する光量差演算器と、
    その光量差に基づいて前記補助巻線の入力電圧を制御する前記補助巻線駆動回路を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  10. 請求項6ないし9のいずれか1項記載の放電灯点灯装置において、前記放電灯が液晶表示部の背面を点灯する放電灯であることを特徴とする放電灯点灯装置。
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