JPH08148358A - サイン灯用電源装置 - Google Patents
サイン灯用電源装置Info
- Publication number
- JPH08148358A JPH08148358A JP6281699A JP28169994A JPH08148358A JP H08148358 A JPH08148358 A JP H08148358A JP 6281699 A JP6281699 A JP 6281699A JP 28169994 A JP28169994 A JP 28169994A JP H08148358 A JPH08148358 A JP H08148358A
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- JP
- Japan
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- magnetic core
- magnetic
- transformer
- auxiliary
- power
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- Pending
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インバータ式電源で小形化する。
【構成】 昇圧用変圧器の枠状コア11fの1片にE字
状磁気コア31が対接され、E字状磁気コア31の中央
脚部にコイル33が巻かれて定電流用リアクトルとされ
る。このリアクトルは、変圧器の入力側と直列に挿入さ
れる。
状磁気コア31が対接され、E字状磁気コア31の中央
脚部にコイル33が巻かれて定電流用リアクトルとされ
る。このリアクトルは、変圧器の入力側と直列に挿入さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は商用交流電力又は直流
電力を受電して、インバータにより商用交流電力より高
い周波数の高周波電力に変換し、その高周波電力を変圧
器で昇圧してネオン管、アルゴン管などのサイン灯へ印
加して点灯させるためのサイン灯用電源装置に関する。
電力を受電して、インバータにより商用交流電力より高
い周波数の高周波電力に変換し、その高周波電力を変圧
器で昇圧してネオン管、アルゴン管などのサイン灯へ印
加して点灯させるためのサイン灯用電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】看板、広告塔、ショーウインドウなどに
ネオン表示装置が多用されている。ネオン表示装置には
通常ネオン管又はアルゴン管が用いられているが、これ
らは冷陰極放電管であるため、その点灯のための電源装
置としては高電圧で定電流特性をもつ必要がある。
ネオン表示装置が多用されている。ネオン表示装置には
通常ネオン管又はアルゴン管が用いられているが、これ
らは冷陰極放電管であるため、その点灯のための電源装
置としては高電圧で定電流特性をもつ必要がある。
【0003】このため従来においては、商用交流電力を
そのまま昇圧して点灯させる場合は、図2Aに示すよう
に、日字状磁気コア11の中央コア部11m上に一次巻
線12と二次巻線13とが巻装され、一次巻線12と二
次巻線13との間に、中央コア部11mと外側の枠状コ
ア部11fとの間に漏洩磁心14が配され、いわゆる漏
洩変圧器とされている。つまり二次巻線13に接続され
るネオン管などの負荷に大きな電流が流れ過ぎないよう
に、変圧器を保護するために漏洩変圧器とされている。
そのまま昇圧して点灯させる場合は、図2Aに示すよう
に、日字状磁気コア11の中央コア部11m上に一次巻
線12と二次巻線13とが巻装され、一次巻線12と二
次巻線13との間に、中央コア部11mと外側の枠状コ
ア部11fとの間に漏洩磁心14が配され、いわゆる漏
洩変圧器とされている。つまり二次巻線13に接続され
るネオン管などの負荷に大きな電流が流れ過ぎないよう
に、変圧器を保護するために漏洩変圧器とされている。
【0004】一方図2Bに示すように商用交流電力を受
電して、整流回路21で整流され、その整流出力がイン
バータ22で例えば数100Hz〜30kHz程度の商
用交流電力より高い周波数の高周波電力に変換され、そ
の高周波電力が変圧器23で昇圧されてネオン管24へ
印加されるようにしたサイン灯用電源装置もある。この
インバータ方式電源装置によると変圧器を小形、軽量化
することができる。
電して、整流回路21で整流され、その整流出力がイン
バータ22で例えば数100Hz〜30kHz程度の商
用交流電力より高い周波数の高周波電力に変換され、そ
の高周波電力が変圧器23で昇圧されてネオン管24へ
印加されるようにしたサイン灯用電源装置もある。この
インバータ方式電源装置によると変圧器を小形、軽量化
することができる。
【0005】インバータ方式電源装置において、図2C
に示すように、変圧器23として非漏洩形が用いられ、
その一次巻線12の両端間に共振用コンデンサ25が接
続されると共に、スイッチング素子26,27の直列回
路が接続され、スイッチング素子26,27接続点と一
次巻線12の中点との間に定電流リアクトル28を通じ
て直流電力が印加され、スイッチング素子26,27が
交互にオンオフ制御され、一次巻線12に交互に逆方向
の電流が流れその各電流は、コンデンサ25と一次巻線
23との共振回路で共振し、自励発振方式であるため大
きな共振電流が流れる。このため二次巻線13の両端に
接続されたサイン灯が放電した時に、インバータ回路
(変圧器23より電源側)に大きな電流が流れてインバ
ータ回路が損傷しないように、定電流リアクトル28に
より、過電流の発生が防止されている。
に示すように、変圧器23として非漏洩形が用いられ、
その一次巻線12の両端間に共振用コンデンサ25が接
続されると共に、スイッチング素子26,27の直列回
路が接続され、スイッチング素子26,27接続点と一
次巻線12の中点との間に定電流リアクトル28を通じ
て直流電力が印加され、スイッチング素子26,27が
交互にオンオフ制御され、一次巻線12に交互に逆方向
の電流が流れその各電流は、コンデンサ25と一次巻線
23との共振回路で共振し、自励発振方式であるため大
きな共振電流が流れる。このため二次巻線13の両端に
接続されたサイン灯が放電した時に、インバータ回路
(変圧器23より電源側)に大きな電流が流れてインバ
ータ回路が損傷しないように、定電流リアクトル28に
より、過電流の発生が防止されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし定電流用リアク
トル28としては容量が比較的大きなものを必要とし、
サイン灯用電源装置が大形になる問題があった。
トル28としては容量が比較的大きなものを必要とし、
サイン灯用電源装置が大形になる問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、昇圧
用変圧器の磁路を構成する枠状磁気コア部に補助磁気コ
アが対接されて、その枠状磁気コアの一部と共に閉磁路
が構成され、この補助磁気コアにコイルが巻かれて定電
流用リアクトルが構成される。請求項2の発明によれば
請求項1の発明において、変圧器の磁路に磁気空隙が形
成されている。
用変圧器の磁路を構成する枠状磁気コア部に補助磁気コ
アが対接されて、その枠状磁気コアの一部と共に閉磁路
が構成され、この補助磁気コアにコイルが巻かれて定電
流用リアクトルが構成される。請求項2の発明によれば
請求項1の発明において、変圧器の磁路に磁気空隙が形
成されている。
【0008】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示し、図1と対応
する部分に同一符号を付けてある。この実施例において
は、変圧器の枠状磁気コア部11fの一端、この例では
一次巻線12、二次巻線13の配列方向の一次巻線12
側の一端にE字状補助磁気コア31が対接される。つま
り補助磁気コア31のE字の両側脚部の端面が枠状磁気
コア部11fの一片11faの両端部に対接され、補助
磁気コア31は枠状磁気コア部11fとほぼ同一面上に
位置され、コアの太さも両者はほぼ等しくされ、かつ枠
状磁気コア部11fの幅W1と、補助磁気コア31の幅
W2とはほぼ等しくされている。補助磁気コア31の中
央脚部は枠状磁気コア部11fとわずか離れ、磁気空隙
32が構成され、枠状磁気コア部11fの片11faと
補助磁気コア31とにより閉磁路が構成されている。こ
の補助磁気コア31に、この例ではその中央脚部にコイ
ル33が巻装されている。コイル33を流れる電流に基
づく磁束は前記磁気空隙32を通るようにされている。
このようにして補助磁気コア31とコイル33とにより
定電流用リアクトル28が構成され、図2Cに示したよ
うに、コイル33は変圧器23の入力側に直列に挿入さ
れる。
する部分に同一符号を付けてある。この実施例において
は、変圧器の枠状磁気コア部11fの一端、この例では
一次巻線12、二次巻線13の配列方向の一次巻線12
側の一端にE字状補助磁気コア31が対接される。つま
り補助磁気コア31のE字の両側脚部の端面が枠状磁気
コア部11fの一片11faの両端部に対接され、補助
磁気コア31は枠状磁気コア部11fとほぼ同一面上に
位置され、コアの太さも両者はほぼ等しくされ、かつ枠
状磁気コア部11fの幅W1と、補助磁気コア31の幅
W2とはほぼ等しくされている。補助磁気コア31の中
央脚部は枠状磁気コア部11fとわずか離れ、磁気空隙
32が構成され、枠状磁気コア部11fの片11faと
補助磁気コア31とにより閉磁路が構成されている。こ
の補助磁気コア31に、この例ではその中央脚部にコイ
ル33が巻装されている。コイル33を流れる電流に基
づく磁束は前記磁気空隙32を通るようにされている。
このようにして補助磁気コア31とコイル33とにより
定電流用リアクトル28が構成され、図2Cに示したよ
うに、コイル33は変圧器23の入力側に直列に挿入さ
れる。
【0009】なお、この例では変圧器の磁路に磁気空隙
34が形成されている。図では中央コア部11mの一端
と枠状コア部11fとが離されて磁気空隙34が構成さ
れているが、例えば枠状コア部11fに磁気空隙34を
形成してもよい。
34が形成されている。図では中央コア部11mの一端
と枠状コア部11fとが離されて磁気空隙34が構成さ
れているが、例えば枠状コア部11fに磁気空隙34を
形成してもよい。
【0010】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、変圧器の磁気
コアの一部と、定電流用リアクトルの磁気コアの一部と
が兼用され、つまり図1では片11faが両者に共通に
利用され、それだけ、小形化、軽量化することができ
る。またそれだけ無駄な空間が発生せず、充填材の使用
量を低減することができる。
コアの一部と、定電流用リアクトルの磁気コアの一部と
が兼用され、つまり図1では片11faが両者に共通に
利用され、それだけ、小形化、軽量化することができ
る。またそれだけ無駄な空間が発生せず、充填材の使用
量を低減することができる。
【0011】請求項2の発明によれば変圧器の磁気コア
11に磁気空隙34を設けていることにより、一次巻線
12のインダクタンスLが小となり、図2Cのコンデン
サ25と一次巻線23との共振回路における共振Q=R
√(C/L)が大となり、それだけ効率を高くすること
ができる。
11に磁気空隙34を設けていることにより、一次巻線
12のインダクタンスLが小となり、図2Cのコンデン
サ25と一次巻線23との共振回路における共振Q=R
√(C/L)が大となり、それだけ効率を高くすること
ができる。
【図1】この発明の実施例を示す平面図。
【図2】Aは従来の商用交流電力を用いるサイン灯用電
源装置を示す平面図、Bは従来の高周波電力を用いるサ
イン灯用電源装置を示す回路図、Cは変圧器の一次巻線
を共振回路とした従来の高周波電力を用いるサイン灯用
電源装置を示す回路図である。
源装置を示す平面図、Bは従来の高周波電力を用いるサ
イン灯用電源装置を示す回路図、Cは変圧器の一次巻線
を共振回路とした従来の高周波電力を用いるサイン灯用
電源装置を示す回路図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 商用交流電力又は直流電力を受電し、イ
ンバータにより商用交流電力より高い周波数の高周波電
力を発生し、その高周波電力を変圧器で昇圧して、サイ
ン灯へ印加点灯させ、上記インバータの入力側に直列に
定電流用リアクトルが挿入されているサイン灯用電源装
置において、 上記変圧器の磁路を構成する枠状磁気コア部に補助磁気
コアが対接されて、上記枠状磁気コア部の一部と共に閉
磁路が構成され、 上記補助磁気コアにコイルが巻かれて、上記定電流用リ
アクトルが構成されていることを特徴とするサイン灯用
電源装置。 - 【請求項2】 上記変圧器の磁路に磁気空隙が形成され
ていることを特徴とする請求項1記載のサイン灯用電源
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6281699A JPH08148358A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | サイン灯用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6281699A JPH08148358A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | サイン灯用電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08148358A true JPH08148358A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17642753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6281699A Pending JPH08148358A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | サイン灯用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08148358A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007311755A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-29 | Sumida Corporation | トランス装置、インバータトランス及び駆動回路 |
JP2008004895A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Sumida Corporation | インバータトランス |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP6281699A patent/JPH08148358A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007311755A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-29 | Sumida Corporation | トランス装置、インバータトランス及び駆動回路 |
JP2008004895A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Sumida Corporation | インバータトランス |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041124 |