JPH0329915Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329915Y2 JPH0329915Y2 JP1983062781U JP6278183U JPH0329915Y2 JP H0329915 Y2 JPH0329915 Y2 JP H0329915Y2 JP 1983062781 U JP1983062781 U JP 1983062781U JP 6278183 U JP6278183 U JP 6278183U JP H0329915 Y2 JPH0329915 Y2 JP H0329915Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament
- discharge lamp
- inductance
- lighting
- lamp current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は放電灯点灯装置に関する。
この種装置において、放電灯のフイラメントに
２輝点を生成させることによつて高出力点灯を図
るようにしたものはよく知られている。このよう
な２輝点の生成のための構成として各フイラメン
トの各端部にインダクタンスコイルの各一端を接
続し、その各他端を一括して安定器又は電源に接
続したものが知られており、これによれば各イン
ダクタンスのインピーダンスを等しく設定してお
けば、フイラメントの両端からランプ電流が等し
く分散して流れるようになる。これによつて２輝
点が生成され、高出力点灯が可能となるのであ
る。
２輝点を生成させることによつて高出力点灯を図
るようにしたものはよく知られている。このよう
な２輝点の生成のための構成として各フイラメン
トの各端部にインダクタンスコイルの各一端を接
続し、その各他端を一括して安定器又は電源に接
続したものが知られており、これによれば各イン
ダクタンスのインピーダンスを等しく設定してお
けば、フイラメントの両端からランプ電流が等し
く分散して流れるようになる。これによつて２輝
点が生成され、高出力点灯が可能となるのであ
る。
ところでこのような構成によると、各インダク
タンスコイルのインピーダンスが等しくないと、
フイラメントの両端から均等にランプ電流が分散
して流れなくなつてしまい、場合によつてはフイ
ラメント上に輝点が１個のみしか生成されないよ
うになる。しかし両インダクタンスコイルをとも
にインピーダンスを等しくして製作することは極
めて困難である。
タンスコイルのインピーダンスが等しくないと、
フイラメントの両端から均等にランプ電流が分散
して流れなくなつてしまい、場合によつてはフイ
ラメント上に輝点が１個のみしか生成されないよ
うになる。しかし両インダクタンスコイルをとも
にインピーダンスを等しくして製作することは極
めて困難である。
この考案は、フイラメント上に２輝点を生成さ
せて高出力点灯を図るにあたり、フイラメント両
端から流れるランプ電流を確実に等しく分散させ
ることを目的とする。
せて高出力点灯を図るにあたり、フイラメント両
端から流れるランプ電流を確実に等しく分散させ
ることを目的とする。
この考案の実施例を図によつて説明する。第１
図において、１は放電灯、２，３はそのフイラメ
ント、４，５はインダクタンスコイルで、そのフ
イラメント２の各一端に接続されてあり、その他
端は一括されて安定器６の一端に接続されてあ
る。７，８もインダクタンスコイルで、フイラメ
ント３の各一端に接続されてあり、その他端は一
括されて安定器６の他端に接続されてある。９は
点灯用電源で安定器６が接続されてある。すなわ
ちこの点灯用電源９は安定器６、各インダクタン
スコイルを介して放電灯１に接続されるのであ
る。
図において、１は放電灯、２，３はそのフイラメ
ント、４，５はインダクタンスコイルで、そのフ
イラメント２の各一端に接続されてあり、その他
端は一括されて安定器６の一端に接続されてあ
る。７，８もインダクタンスコイルで、フイラメ
ント３の各一端に接続されてあり、その他端は一
括されて安定器６の他端に接続されてある。９は
点灯用電源で安定器６が接続されてある。すなわ
ちこの点灯用電源９は安定器６、各インダクタン
スコイルを介して放電灯１に接続されるのであ
る。
以上の構成は前述した従来例のものと特に大差
はない。しかしこの考案にしたがい、インダクタ
ンスコイル４，５を同一鉄心上に巻回するととも
に、逆極性に接続する。インダクタンスコイル
７，８についても同様である。第２図にこのイン
ダクタンスコイルの平断面図を示す。これはＥ字
型鉄心１０とＩ字型鉄心１１とをもつて日字型の
鉄心構体１２を構成するとともに、Ｅ字型鉄心１
０の中央脚１０Ａに、ターン数を同じくするコイ
ル１２，１３をともに巻装する。このコイル１
２，１３をインダクタンスコイル４，５及び７，
８として使用する。
はない。しかしこの考案にしたがい、インダクタ
ンスコイル４，５を同一鉄心上に巻回するととも
に、逆極性に接続する。インダクタンスコイル
７，８についても同様である。第２図にこのイン
ダクタンスコイルの平断面図を示す。これはＥ字
型鉄心１０とＩ字型鉄心１１とをもつて日字型の
鉄心構体１２を構成するとともに、Ｅ字型鉄心１
０の中央脚１０Ａに、ターン数を同じくするコイ
ル１２，１３をともに巻装する。このコイル１
２，１３をインダクタンスコイル４，５及び７，
８として使用する。
上記の構成において、ランプ電流がインダクタ
ンスコイル４を通して流れたとすると、インダク
タンスコイル４に起電力が生ずる。このとき、イ
ンダクタンスコイル５は逆極性に接続してあるの
で端部ｃの電圧は、端部ｂの電圧より高くなり、
端部ｃからもランプ電流が流れるようになる。こ
こでインダクタンスコイル４，５に同じようにラ
ンプ電流が流れるようになると、両コイル４，５
には起電力は生じなくなり、端部ab間、ac間に
はほとんど起電力は生じなくなる。この結果、フ
イラメント２の両端から流れるランプ電流は互い
にほぼ等しくなる。すなわちフイラメント２には
２輝点が生成され、かつランプ電流はほぼ均等に
分散されることになるのである。インダクタンス
７，８についても同じような動作を呈する。した
がつてフイラメント３においても同じく２輝点が
生成され、ランプ電流はほぼ均等に分散するよう
になることはいうまでもない。
ンスコイル４を通して流れたとすると、インダク
タンスコイル４に起電力が生ずる。このとき、イ
ンダクタンスコイル５は逆極性に接続してあるの
で端部ｃの電圧は、端部ｂの電圧より高くなり、
端部ｃからもランプ電流が流れるようになる。こ
こでインダクタンスコイル４，５に同じようにラ
ンプ電流が流れるようになると、両コイル４，５
には起電力は生じなくなり、端部ab間、ac間に
はほとんど起電力は生じなくなる。この結果、フ
イラメント２の両端から流れるランプ電流は互い
にほぼ等しくなる。すなわちフイラメント２には
２輝点が生成され、かつランプ電流はほぼ均等に
分散されることになるのである。インダクタンス
７，８についても同じような動作を呈する。した
がつてフイラメント３においても同じく２輝点が
生成され、ランプ電流はほぼ均等に分散するよう
になることはいうまでもない。
第３図は複数の放電灯（図の例では２灯）１を
直列点灯する場合の構成例を示すもので、各放電
灯の各一方のフイラメントに第１図と同じくイン
ダクタンスコイル４，５及び７，８を接続すると
ともに、放電灯の各他方のフイラメント間に同じ
構成のインダクタンスコイル１５，１６を接続し
てある。このように構成しても、前記したと同じ
理由により、各放電灯の各フイラメント上には２
輝点が生成され、ランプ電流はほぼ均等に分散し
て流れるようになる。
直列点灯する場合の構成例を示すもので、各放電
灯の各一方のフイラメントに第１図と同じくイン
ダクタンスコイル４，５及び７，８を接続すると
ともに、放電灯の各他方のフイラメント間に同じ
構成のインダクタンスコイル１５，１６を接続し
てある。このように構成しても、前記したと同じ
理由により、各放電灯の各フイラメント上には２
輝点が生成され、ランプ電流はほぼ均等に分散し
て流れるようになる。
第５図はこの考案を高周波点灯装置に適用した
構成を示し、１７は高周波インバータ、１８は直
流電源端子である。高周波インバータ１７は周知
のものであり、発振トランス１９の２次コイル２
０に発生する高周波出力をもつて放電灯１を点灯
する場合に、第１図と同じくインダクタンスコイ
ル４，５，７，８を接続してある。
構成を示し、１７は高周波インバータ、１８は直
流電源端子である。高周波インバータ１７は周知
のものであり、発振トランス１９の２次コイル２
０に発生する高周波出力をもつて放電灯１を点灯
する場合に、第１図と同じくインダクタンスコイ
ル４，５，７，８を接続してある。
以上詳述したようにこの考案によれば、フイラ
メントの両端にインダクタンスコイルを接続する
ことによつてランプ電流を分散させるにあたり、
そのランプ電流をほぼ均等に、しかも簡単な構成
で分散させることができる効果を奏する。
メントの両端にインダクタンスコイルを接続する
ことによつてランプ電流を分散させるにあたり、
そのランプ電流をほぼ均等に、しかも簡単な構成
で分散させることができる効果を奏する。
第１図はこの考案の実施例を示す回路図、第２
図はインダクタンスコイルの平断面図、第３図、
第４図はこの考案の他の実施例を示す回路図であ
る。 １……放電灯、２，３……フイラメント、４，
５，７，８……インダクタンスコイル、９……点
灯用電源。
図はインダクタンスコイルの平断面図、第３図、
第４図はこの考案の他の実施例を示す回路図であ
る。 １……放電灯、２，３……フイラメント、４，
５，７，８……インダクタンスコイル、９……点
灯用電源。
Claims (1)
- 放電灯の各フイラメントの各端部にインダクタ
ンスコイルの一端を接続し、その他端を一括して
点灯用電源側に接続してなる、２輝点点灯型式の
放電灯点灯装置において、前記フイラメントの各
端部から流れるランプ電流がほぼ均一となるよう
に、前記フイラメントの各端部に接続されるイン
ダクタンスコイルを、同一鉄心に巻装し、かつ互
いに逆極性に接続してなる放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278183U JPS59168998U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278183U JPS59168998U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59168998U JPS59168998U (ja) | 1984-11-12 |
| JPH0329915Y2 true JPH0329915Y2 (ja) | 1991-06-25 |
Family
ID=30192969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6278183U Granted JPS59168998U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59168998U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61237400A (ja) * | 1985-04-13 | 1986-10-22 | 松下電工株式会社 | 照明点灯方式 |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP6278183U patent/JPS59168998U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59168998U (ja) | 1984-11-12 |
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