JP2818600B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2818600B2 JP63270505A JP27050588A JP2818600B2 JP 2818600 B2 JP2818600 B2 JP 2818600B2 JP 63270505 A JP63270505 A JP 63270505A JP 27050588 A JP27050588 A JP 27050588A JP 2818600 B2 JP2818600 B2 JP 2818600B2
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裕二 中林
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、いわゆるダブルスポット方式を用いた放電
灯点灯装置に関するものである。
[従来の技術] 放電灯の高出力化を図るには管電流を増せば良いこと
は知られている。しかしながら、単に管電流を定格値以
上にすると、発光効率が低下するのみならず、輝点が過
熱されて放電灯の寿命が短くなる。そこで、従来、点灯
用電源と予熱用電源が同一周波数である場合に、フィラ
メントと直列に接続されるインピーダンスを分割して輝
点を2箇所に分散させ、管電流を2倍程度に増大せしめ
る、いわゆるダブルスポット点灯方式が提案されてい
る。また、特公昭42−27206号公報には、点灯用電源と
予熱用電源の周波数を異なる周波数として、フィラメン
トの輝点形成位置を2箇所にすることが提案されてい
る。
第2図は従来の放電灯点灯装置(特願昭62−72773号
参照)の回路図である。この回路にあっては、放電灯4
の点灯電圧を高周波インバータ3の発振トランス10から
供給し、各フィラメント4A,4Bのフィラメント電圧を予
熱トランス20のフィラメント巻線n1,n2から供給してお
り、点灯周波数を高周波とし、予熱周波数を低周波とす
ることにより、各フィラメント4A,4Bに2輝点(ダブル
スポット)を発生させるようにしたものである。予熱ト
ランス20のフィラメント巻線n1,n2は同一の鉄心に巻回
されており、磁気的に結合されている。
第3図は他の従来例(特願昭63−128720号参照)の回
路図である。この回路にあっては、直列共振型の高周波
インバータ3により放電灯4,5に高周波のランプ電流を
供給している。また、進相用のコンデンサC2を用いてラ
ンプ電流とは略90度の位相差を有する高周波電流を発生
し、各フィラメント4A,4B,5A,5Bに供給している。この
ように、ランプ電流とフィラメント電流とが略90度の位
相差を有するので、各フィラメント4A,4B,5A,5Bには輝
点が2箇所に生成され、輝点温度は下がる。この回路に
おいても、予熱トランスT3のフィラメント巻線n1,n2,n3
は同一の鉄心に巻回されている。
[発明が解決しようとする課題] 上述の各従来例にあっては、ダブルスポット生成用の
予熱トランスにおけるフィラメント巻線が、同一の鉄心
に巻回されている。このため、各フィラメント巻線は磁
気的に結合されており、フィラメント巻線にランプ電流
が流れると、別のフィラメント巻線に影響を及ぼし、ダ
ブルスポットの生成が不安定になるという欠点を有して
いた。
第2図の回路で説明すると、ダブルスポット生成用の
低周波の予熱トランス20はフィラメント巻線n1,n2が同
一の鉄心に巻回されている。このため、フィラメント巻
線n1にランプ電流が流れると、磁気的に結合されている
フィラメント巻線n2に影響を及ぼすため、ダブルスポッ
トの生成が不安定になる。第3図に示すような高周波の
予熱トランスT3を用いる方式においても同様の欠点があ
る。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、ダブルスポット生成用の予熱
トランスを備える放電灯点灯装置において、ダブルスポ
ットの生成を安定化することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明にあっては、上記の課題を解決するために、第
1図に示すように、放電灯4,5に高周波のランプ電流を
供給する高周波インバータ3の出力と並列にコンデンサ
C2を介して予熱トランス21,22,23,24の1次巻線を接続
し、該予熱トランス21,22,23,24の2次巻線n1,n2,n3,n4
から放電灯4,5の各フィラメント4A,4B,5A,5Bにダブルス
ポットを生成させるようにフィラメント電圧を印加する
ように構成した放電灯点灯装置であって、予熱トランス
21,22,23,24における放電灯4,5の各フィラメント4A,4B,
5A,5Bに対応する複数の2次巻線n1,n2,n3,n4を磁気的に
独立させたことを特徴とするものである。
[作用] 本発明にあっては、このように、予熱トランス21,22,
23,24における放電灯4,5の各フィラメント4A,4B,5A,5B
に対応する複数個の2次巻線n1,n2,n3,n4を磁気的に独
立させたことにより、各2次巻線n1,n2,n3,n4にランプ
電流が流れても別の2次巻線に影響を与えることはなく
なり、各フィラメント4A,4B,5A,5Bのダブルスポットを
安定に生成することができるものである。また、予熱ト
ランス21,22,23,24は高周波トランスであるので、独立
して複数個設けても、十分に小型・軽量化することが可
能である。
以下、本発明の実施例について説明する。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の回路図である。以下、そ
の回路構成について説明する。商用交流電源1は、ダイ
オードブリッジよりなる全波整流器2の交流入力端に接
続されている。全波整流器2の直流出力端には、平滑用
のコンデンサC1が接続されている。コンデンサC1に得ら
れる直流電圧は、直列共振型の高周波インバータ3に供
給されている。この高周波インバータ3は、1対のトラ
ンジスタQ1,Q2を備え、このトランジスタQ1,Q2の直列回
路に入力直流電圧が印加されている。一方のトランジス
タQ1と並列に、カップリング用のコンデンサC0、放電灯
4、インダクタンス素子L1、電流帰還用の電流トランス
CTの1次巻線の直列回路が接続されている。放電灯4の
両端にはコンデンサC2を介して高周波トランス21〜24の
1次巻線が直列的に接続されている。このコンデンサC2
はインダクタンス素子L1と共にLC直列共振回路を構成し
ている。高周波トランスの2次巻線n1〜n4は、放電灯4,
5の各フィラメント4A,4B,5A,5Bにそれぞれ接続されてい
る。電流帰還用の電流トランスCTは2つの2次巻線を有
し、一方の2次巻線はバイアス抵抗R1を介してトランジ
スタQ1のベース・エミッタ間に接続されており、他方の
2次巻線はバイアス抵抗R2を介してトランジスタQ2のベ
ース・エミッタ間に接続されている。さらに、高周波イ
ンバータ3の入力端子間には、起動回路8が接続されて
おり、電源投入時にトランジスタQ2をオンさせる。な
お、トランジスタQ1,Q2には、ダイオードD1,D2が逆並列
に接続されているが、これらのダイオードD1,D2は必ず
しも必要ではない。
商用交流電源1を投入すると、商用交流電圧は全波整
流器2により全波整流され、コンデンサC1により平滑さ
れて直流電圧が得られる。コンデンサC1の電圧が上昇す
ると、起動回路8によりトランジスタQ2がオンする。以
後、電流帰還用の電流トランスCTの各2次巻線から得ら
れる帰還電流によりトランジスタQ1,Q2は交互にオン、
オフして、放電灯4に交流電流が流れる。交流電流の周
波数は、コンデンサC2とインダクタンス素子L1の共振周
波数に応じて決まる。カップリング用のコンデンサC0
容量値は、共振用のコンデンサC2に比べて大きく、共振
には寄与しない。
上記回路中において、点灯中の放電灯4は抵抗成分と
みなせるから、コンデンサC2に流れる電流IC2と、放電
灯4に流れるランプ電流Ilaとの間には、略90度の位相
差が生じる。本実施例では、この位相差に着目し、コン
デンサC2と直列に高周波トランス21〜24を設け、高周波
トランス21〜24の2次巻線n1〜n4に生ずる電圧をフィラ
メント4A,4B,5A,5Bへの印加電圧とすることにより、ラ
ンプ電流Ilaとフィラメント電流IFとが略90度の位相差
を持つようにしている。これによって、各フィラメント
4A,4B,5A,5Bには輝点がそれぞれ2箇所形成され、輝点
の温度が低くなる。
本実施例にあっては、ダブルスポット生成用の予熱ト
ランス21〜24は、2本の放電灯4,5の各フィラメント4A,
4B,5A,5Bにそれぞれ対応して独立して4個設けられてい
るが、これらは高周波トランスであるので、十分に小型
・軽量化が可能である。そして、予熱トランス21,22,2
3,24の2次巻線n1,n2,n3,n4は磁気的に独立しているの
で、いずれかの予熱トランスの2次巻線にランプ電流が
流れても、他の予熱トランスの2次巻線に影響が生じる
ことはなく、逆もまた真であり、したがって、ダブルス
ポットは安定に生成されるものである。
[発明の効果] 本発明にあっては、上述のように、放電灯に高周波の
ランプ電流を供給する高周波インバータ回路の出力と並
列にコンデンサを介して予熱トランスの1次巻線を接続
し、該予熱トランスの2次巻線から放電灯の各フィラメ
ントにダブルスポットを生成させるようにフィラメント
電圧を印加するように構成した放電灯点灯装置であっ
て、予熱トランスにおける放電灯の各フィラメントに対
応する複数の2次巻線を磁気的に独立させたものである
から、予熱トランスにおける2次巻線にランプ電流が流
れても、別の2次巻線が影響を受けることはなく、ダブ
ルスポットが安定して生成されるという効果がある。ま
た、本発明で用いる予熱トランスは、高周波トランスで
あるので、独立して複数個設けても、十分に小型・軽量
化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は従来例の
回路図、第3図は他の従来例の回路図である。 4,5は放電灯、4A,4B,5A,5Bはフィラメント、21,22,23,2
4は予熱トランス、n1,n2,n3,n4は2次巻線である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 成乃亮 大阪府大阪市淀川区新高3丁目6番1号 明治ナショナル工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−224298(JP,A) 特開 昭61−224299(JP,A) 特開 昭62−26793(JP,A) 特開 平1−298690(JP,A) 実開 昭50−143374(JP,U) 実公 昭35−26573(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 41/16 - 41/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電灯に高周波のランプ電流を供給する高
    周波インバータ回路の出力と並列にコンデンサを介して
    予熱トランスの1次巻線を接続し、該予熱トランスの2
    次巻線から放電灯の各フィラメントにダブルスポットを
    生成させるようにフィラメント電圧を印加するように構
    成した放電灯点灯装置であって、予熱トランスにおける
    放電灯の各フィラメントに対応する複数の2次巻線を磁
    気的に独立させたことを特徴とする放電灯点灯装置。
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JPS61224298A (ja) * 1985-03-29 1986-10-04 東芝ライテック株式会社 放電灯点灯装置

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