JPH09187374A - 圧力炊飯器 - Google Patents
圧力炊飯器Info
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- JPH09187374A JPH09187374A JP354096A JP354096A JPH09187374A JP H09187374 A JPH09187374 A JP H09187374A JP 354096 A JP354096 A JP 354096A JP 354096 A JP354096 A JP 354096A JP H09187374 A JPH09187374 A JP H09187374A
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- pressure
- pan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 噴出する水蒸気の量が少なく、かつ味覚の良
い炊飯物ができる圧力炊飯器を提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 圧力検知手段3の検知圧力が第一の設定
値を超えると加熱手段4に対する通電を停止し、第二の
設定値を下回ると加熱手段4に対する通電を行うように
して、外部に噴出する水蒸気の量が少なく、また味覚の
良い炊飯物を提供できる圧力炊飯器としている。
い炊飯物ができる圧力炊飯器を提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 圧力検知手段3の検知圧力が第一の設定
値を超えると加熱手段4に対する通電を停止し、第二の
設定値を下回ると加熱手段4に対する通電を行うように
して、外部に噴出する水蒸気の量が少なく、また味覚の
良い炊飯物を提供できる圧力炊飯器としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加圧状態で炊飯を
行う圧力炊飯器に関するものである。
行う圧力炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、炊飯器はマイコンを搭載しており
炊飯量に応じて加熱電力が調整でき、その性能は非常に
向上してきている。
炊飯量に応じて加熱電力が調整でき、その性能は非常に
向上してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の炊飯器は、炊飯
時には多量の蒸気が噴出して、例えば周囲の温度や湿度
が高くなったり、壁面の色が水蒸気によって変色したり
するという課題を有している。
時には多量の蒸気が噴出して、例えば周囲の温度や湿度
が高くなったり、壁面の色が水蒸気によって変色したり
するという課題を有している。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもの
で、噴出する水蒸気の量が少なく、かつ味覚の良い炊飯
物ができる圧力炊飯器を提供することを目的としてい
る。
で、噴出する水蒸気の量が少なく、かつ味覚の良い炊飯
物ができる圧力炊飯器を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第一の手段は、圧力検知手段の検知圧力が第一の設
定値を超えると加熱手段に対する通電を停止し、第二の
設定値を下回ると加熱手段に対する通電を行うようにし
て、外部に噴出する水蒸気の量が少なく、また味覚の良
い炊飯物を提供できる圧力炊飯器としている。
明の第一の手段は、圧力検知手段の検知圧力が第一の設
定値を超えると加熱手段に対する通電を停止し、第二の
設定値を下回ると加熱手段に対する通電を行うようにし
て、外部に噴出する水蒸気の量が少なく、また味覚の良
い炊飯物を提供できる圧力炊飯器としている。
【0006】また本発明の第二の手段は、断熱材によっ
て炊飯物の上部からの放熱を抑制し、温度分布が均一で
味覚の良い炊飯物を提供できる圧力炊飯器としている。
て炊飯物の上部からの放熱を抑制し、温度分布が均一で
味覚の良い炊飯物を提供できる圧力炊飯器としている。
【0007】本発明の第三の手段は、蓋体に設けた第二
の加熱手段が炊飯物の上部を加熱することによって、温
度分布が均一で味覚の高い圧力炊飯器としている。
の加熱手段が炊飯物の上部を加熱することによって、温
度分布が均一で味覚の高い圧力炊飯器としている。
【0008】本発明の第四の手段は、鍋の温度が100℃
を超えるまでは圧力をかけない通常炊飯とし、100℃を
超えた時点で鍋を密閉するようにして、誤動作のない圧
力炊飯ができる圧力炊飯器としている。
を超えるまでは圧力をかけない通常炊飯とし、100℃を
超えた時点で鍋を密閉するようにして、誤動作のない圧
力炊飯ができる圧力炊飯器としている。
【0009】本発明の第五の手段は、圧力検知手段の検
知圧力が第一の設定値を超えると密閉度を低下させると
同時に加熱手段への通電を停止し、第二の設定値を下回
ると密閉度を上昇させると同時に加熱手段に通電するよ
うにして、炊飯物に対する電力供給量を増加させ、味覚
の高い炊飯ができる圧力炊飯器としている。
知圧力が第一の設定値を超えると密閉度を低下させると
同時に加熱手段への通電を停止し、第二の設定値を下回
ると密閉度を上昇させると同時に加熱手段に通電するよ
うにして、炊飯物に対する電力供給量を増加させ、味覚
の高い炊飯ができる圧力炊飯器としている。
【0010】
(実施の形態1)以下本発明の実施形態について説明す
る。図1は本実施形態の圧力炊飯器の構成を説明するブ
ロック図である。本体容器1内には、炊飯物を収容する
鍋2と、鍋2内の圧力を検知する圧力センサによって構
成した圧力検知手段3とを収容している。また本体容器
1内には、鍋2を加熱する加熱コイルあるいはヒータに
よって構成した加熱手段4を有している。また本体容器
1の上部には、鍋2を密閉状態として本体容器1を覆う
蓋体5を設けている。つまり蓋体5には、図2に示して
いるように鍋2と当接する部分にゴム等によってリング
状に構成したパッキン5aを設けている。また蓋体5は
フック等によって構成した圧力手段6を有しており、こ
の圧力手段6によって蓋体5を本体容器1に固定したと
きには、鍋2を密閉できるものである。また8は圧力検
知手段3の検知圧力が第一の設定値を超えると加熱手段
4に対する通電を停止し、第二の設定値を下回ると加熱
手段4に対する通電を行う制御手段である。
る。図1は本実施形態の圧力炊飯器の構成を説明するブ
ロック図である。本体容器1内には、炊飯物を収容する
鍋2と、鍋2内の圧力を検知する圧力センサによって構
成した圧力検知手段3とを収容している。また本体容器
1内には、鍋2を加熱する加熱コイルあるいはヒータに
よって構成した加熱手段4を有している。また本体容器
1の上部には、鍋2を密閉状態として本体容器1を覆う
蓋体5を設けている。つまり蓋体5には、図2に示して
いるように鍋2と当接する部分にゴム等によってリング
状に構成したパッキン5aを設けている。また蓋体5は
フック等によって構成した圧力手段6を有しており、こ
の圧力手段6によって蓋体5を本体容器1に固定したと
きには、鍋2を密閉できるものである。また8は圧力検
知手段3の検知圧力が第一の設定値を超えると加熱手段
4に対する通電を停止し、第二の設定値を下回ると加熱
手段4に対する通電を行う制御手段である。
【0011】以下本実施形態の動作について説明する。
図示してないスタートスイッチをオンすると、制御手段
8が作動して加熱手段4を通電する。鍋2が加熱され、
炊飯物の水蒸気が発生してくると、この水蒸気は蓋体5
が鍋2を密閉しているため、鍋2内の内圧を高めるよう
に作用する。圧力検知手段3は、この圧力を検知して制
御手段8に伝達している。この検知圧力が図3に示して
いるように、第一の設定値を超えると制御手段8は加熱
手段4に対する通電を停止する。加熱手段4に対する通
電を停止することによって鍋2内の内圧は低下を開始
し、圧力検知手段3がこの圧力の第二の設定値を下回る
低下を検知したときは、制御手段8は加熱手段4を通電
する。この加熱手段4に対するオンオフを繰り返すこと
によって、炊飯物は一定圧力下でほぼ一定の温度で炊飯
されるものである。本実施形態では、第一の設定値を大
気圧より0.2×105Pa程度高くしており、第二の圧力値設
定値を大気圧より0.1×105Pa程度としている。従って、
炊飯物は100℃を少し越えた温度で常時、制御されてい
ることになる。つまり炊飯物の温度分布が均一で、味覚
の良い炊飯物が提供できる。また、蓋体5が鍋2を密閉
しているため外部に噴出する水蒸気の量は非常に少ない
ものとなっている。また、前記したように圧力検知手段
3が第一の設定値を超えると加熱手段4に対する通電を
停止するようにしているため、炊飯に消費される電力は
非常に少ないものとなる。
図示してないスタートスイッチをオンすると、制御手段
8が作動して加熱手段4を通電する。鍋2が加熱され、
炊飯物の水蒸気が発生してくると、この水蒸気は蓋体5
が鍋2を密閉しているため、鍋2内の内圧を高めるよう
に作用する。圧力検知手段3は、この圧力を検知して制
御手段8に伝達している。この検知圧力が図3に示して
いるように、第一の設定値を超えると制御手段8は加熱
手段4に対する通電を停止する。加熱手段4に対する通
電を停止することによって鍋2内の内圧は低下を開始
し、圧力検知手段3がこの圧力の第二の設定値を下回る
低下を検知したときは、制御手段8は加熱手段4を通電
する。この加熱手段4に対するオンオフを繰り返すこと
によって、炊飯物は一定圧力下でほぼ一定の温度で炊飯
されるものである。本実施形態では、第一の設定値を大
気圧より0.2×105Pa程度高くしており、第二の圧力値設
定値を大気圧より0.1×105Pa程度としている。従って、
炊飯物は100℃を少し越えた温度で常時、制御されてい
ることになる。つまり炊飯物の温度分布が均一で、味覚
の良い炊飯物が提供できる。また、蓋体5が鍋2を密閉
しているため外部に噴出する水蒸気の量は非常に少ない
ものとなっている。また、前記したように圧力検知手段
3が第一の設定値を超えると加熱手段4に対する通電を
停止するようにしているため、炊飯に消費される電力は
非常に少ないものとなる。
【0012】また、圧力検知手段3はこの例では本体容
器1に設けたが、蓋体5に設けることもできるものであ
り、その設置位置は特定箇所に限られるものではない。
器1に設けたが、蓋体5に設けることもできるものであ
り、その設置位置は特定箇所に限られるものではない。
【0013】またこのとき、図4に示しているように、
鍋2内に炊飯物の表面を覆って断熱材9を備えた構成と
すると、炊飯物の温度分布がより均一となって、一層味
覚の高い炊飯物を提供できるものである。すなわち、断
熱材9は水より比重の軽いスポンジ・板材等によって構
成しており、炊飯物の表面を浮遊しており、落とし蓋と
して作用する。つまり、加熱手段4は断熱材9以下の部
分に対して作用するものであり、正味の炊飯物に対して
作用するものである。また断熱材9によって、発生する
熱量が上部に拡散することがなく、炊飯物の内部に蓄積
するものである。従って、加熱手段4の電力消費量は減
少し、また炊飯物の温度分布が均一で味覚の高い炊飯が
できるものである。
鍋2内に炊飯物の表面を覆って断熱材9を備えた構成と
すると、炊飯物の温度分布がより均一となって、一層味
覚の高い炊飯物を提供できるものである。すなわち、断
熱材9は水より比重の軽いスポンジ・板材等によって構
成しており、炊飯物の表面を浮遊しており、落とし蓋と
して作用する。つまり、加熱手段4は断熱材9以下の部
分に対して作用するものであり、正味の炊飯物に対して
作用するものである。また断熱材9によって、発生する
熱量が上部に拡散することがなく、炊飯物の内部に蓄積
するものである。従って、加熱手段4の電力消費量は減
少し、また炊飯物の温度分布が均一で味覚の高い炊飯が
できるものである。
【0014】またこのとき、図5に示しているように、
蓋体5に、制御手段8によって通電制御される第二の加
熱手段10を設けた構成とすると、第二の加熱手段10
が炊飯物の上部を加熱するもので、前記図4で説明した
断熱材9を使用せずとも温度分布が均一で味覚の高い圧
力炊飯器を実現するものである。
蓋体5に、制御手段8によって通電制御される第二の加
熱手段10を設けた構成とすると、第二の加熱手段10
が炊飯物の上部を加熱するもので、前記図4で説明した
断熱材9を使用せずとも温度分布が均一で味覚の高い圧
力炊飯器を実現するものである。
【0015】(実施の形態2)続いて本発明の第二の実
施形態について説明する。図6は本実施形態を示すブロ
ック図である。11は蓋体5に設けた密閉手段で、リン
グ状のゴムパッキンの締め付け具合により密閉状態を調
整できる構成となっており、例えばボルト・ナットによ
り調整可能な構成としている。また12は鍋2の底部に
設けた鍋2内の温度を検知する温度検知手段であり、こ
の温度情報は制御手段8に伝達するようになっている。
制御手段8は、温度検知手段12と圧力検知手段3の情
報によって密閉手段11の密閉度を調整する圧力調整手
段13を駆動するものである。圧力調整手段13はモー
タによって構成しており、前記密閉手段11の密閉度を
調整する。密閉手段11がボルト・ナットの場合は、こ
れを回転駆動することにより密閉度が調整できるもので
ある。
施形態について説明する。図6は本実施形態を示すブロ
ック図である。11は蓋体5に設けた密閉手段で、リン
グ状のゴムパッキンの締め付け具合により密閉状態を調
整できる構成となっており、例えばボルト・ナットによ
り調整可能な構成としている。また12は鍋2の底部に
設けた鍋2内の温度を検知する温度検知手段であり、こ
の温度情報は制御手段8に伝達するようになっている。
制御手段8は、温度検知手段12と圧力検知手段3の情
報によって密閉手段11の密閉度を調整する圧力調整手
段13を駆動するものである。圧力調整手段13はモー
タによって構成しており、前記密閉手段11の密閉度を
調整する。密閉手段11がボルト・ナットの場合は、こ
れを回転駆動することにより密閉度が調整できるもので
ある。
【0016】以下本実施形態の動作について説明する。
前記実施形態1の構成のものでは、密閉度が高すぎる場
合がある。密閉度が高い場合には、鍋2内の水の温度が
60℃程度でも水蒸気が発生し、本体容器1の内圧は0.2
×105Pa程度には短時間で到達するものである。このた
め、60℃近傍で圧力が一定に制御される。従って、この
場合には炊飯物の温度が低すぎて、米の糊化が十分には
できず、炊飯失敗となるものである。
前記実施形態1の構成のものでは、密閉度が高すぎる場
合がある。密閉度が高い場合には、鍋2内の水の温度が
60℃程度でも水蒸気が発生し、本体容器1の内圧は0.2
×105Pa程度には短時間で到達するものである。このた
め、60℃近傍で圧力が一定に制御される。従って、この
場合には炊飯物の温度が低すぎて、米の糊化が十分には
できず、炊飯失敗となるものである。
【0017】本実施形態のものは、温度検知手段12が
検知する温度が100℃を超えるまでは圧力調整手段13
によって密閉手段11の密閉度を低下させ、同時に加熱
手段4に対する通電を行っている。また、100℃を超え
た時点で圧力調整手段13によって密閉手段11の密閉
度を高めると共に加熱手段4に対する通電を停止してい
る。つまり100℃に達するまでは通常炊飯とし、100℃を
超えた時点で圧力炊飯を実施しているものである。従っ
て本実施形態のものは、誤動作のない圧力炊飯ができる
圧力炊飯器を実現できるものである。
検知する温度が100℃を超えるまでは圧力調整手段13
によって密閉手段11の密閉度を低下させ、同時に加熱
手段4に対する通電を行っている。また、100℃を超え
た時点で圧力調整手段13によって密閉手段11の密閉
度を高めると共に加熱手段4に対する通電を停止してい
る。つまり100℃に達するまでは通常炊飯とし、100℃を
超えた時点で圧力炊飯を実施しているものである。従っ
て本実施形態のものは、誤動作のない圧力炊飯ができる
圧力炊飯器を実現できるものである。
【0018】またこのとき同様に図6に示す構成におい
て、制御手段8が圧力検知手段3の検知圧力が第一の設
定値を超えると圧力調整手段13を調整して密閉手段1
1の密閉度を低下させ、第二の設定値を下回ると密閉手
段11の密閉度を高めるようにすれば、更に味覚の高い
炊飯ができる圧力炊飯器を実現できるものである。
て、制御手段8が圧力検知手段3の検知圧力が第一の設
定値を超えると圧力調整手段13を調整して密閉手段1
1の密閉度を低下させ、第二の設定値を下回ると密閉手
段11の密閉度を高めるようにすれば、更に味覚の高い
炊飯ができる圧力炊飯器を実現できるものである。
【0019】つまり、加熱によって鍋2内の圧力が第一
の設定値P1に達した場合に、直ちに第二の密閉手段1
1を開放するようにすると、鍋2内の圧力は直ちに低下
して第二の設定値P2に達する。この結果、図7にaと
して示している特性が得られるものである。圧力が第二
の設定値P2に達すると、制御手段8は加熱手段4を通
電し、再び鍋2内の圧力が上昇する。従って、図7にb
として示している第二の密閉手段11を開放しない場合
に比べて、加熱手段4による加熱回数が非常に多くなる
ものである。つまり、第二の密閉手段11を開放しない
場合の加熱手段4の通電時間は0からt1までとt8から
t9までであり、第二の密閉手段11を開放した場合に
は0からt1までとt4からt5、t6からt7、t10から
t11までである。この加熱手段4に対する通電が実行さ
れている間は、炊飯物は対流され、攪拌されているもの
である。
の設定値P1に達した場合に、直ちに第二の密閉手段1
1を開放するようにすると、鍋2内の圧力は直ちに低下
して第二の設定値P2に達する。この結果、図7にaと
して示している特性が得られるものである。圧力が第二
の設定値P2に達すると、制御手段8は加熱手段4を通
電し、再び鍋2内の圧力が上昇する。従って、図7にb
として示している第二の密閉手段11を開放しない場合
に比べて、加熱手段4による加熱回数が非常に多くなる
ものである。つまり、第二の密閉手段11を開放しない
場合の加熱手段4の通電時間は0からt1までとt8から
t9までであり、第二の密閉手段11を開放した場合に
は0からt1までとt4からt5、t6からt7、t10から
t11までである。この加熱手段4に対する通電が実行さ
れている間は、炊飯物は対流され、攪拌されているもの
である。
【0020】従ってこの実施形態とした場合には、更に
味覚の高い炊飯ができる圧力炊飯器を実現できるもので
ある。
味覚の高い炊飯ができる圧力炊飯器を実現できるもので
ある。
【0021】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、炊飯物を収容す
る鍋と、鍋を加熱する加熱手段と、鍋内の圧力を検知す
る圧力検知手段と、鍋を密閉する蓋体と、圧力検知手段
の検知圧力が第一の設定値を超えると加熱手段に対する
通電を停止し、第二の設定値を下回ると加熱手段に対す
る通電を行う制御手段とを有する構成として、外部に噴
出する水蒸気の量が少なく、また電力消費量の少ない効
率の高い圧力炊飯器を実現できるものである。
る鍋と、鍋を加熱する加熱手段と、鍋内の圧力を検知す
る圧力検知手段と、鍋を密閉する蓋体と、圧力検知手段
の検知圧力が第一の設定値を超えると加熱手段に対する
通電を停止し、第二の設定値を下回ると加熱手段に対す
る通電を行う制御手段とを有する構成として、外部に噴
出する水蒸気の量が少なく、また電力消費量の少ない効
率の高い圧力炊飯器を実現できるものである。
【0022】本発明の第二の手段は、特に鍋内に炊飯物
の表面を覆う断熱材を設けた構成として、炊飯物の上部
からの放熱を抑制し、温度分布が均一で味覚の良い炊飯
物を提供できる圧力炊飯器を実現できるものである。
の表面を覆う断熱材を設けた構成として、炊飯物の上部
からの放熱を抑制し、温度分布が均一で味覚の良い炊飯
物を提供できる圧力炊飯器を実現できるものである。
【0023】本発明の第三の手段は、特に蓋体が鍋の上
方部を加熱する第二の加熱手段を有する構成として、温
度分布が均一で味覚の高い圧力炊飯器を実現できるもの
である。
方部を加熱する第二の加熱手段を有する構成として、温
度分布が均一で味覚の高い圧力炊飯器を実現できるもの
である。
【0024】本発明の第四の手段は、炊飯物を収容する
鍋と、鍋を加熱する加熱手段と、鍋内の圧力を検知する
圧力検知手段と、鍋を密閉する蓋体と、鍋内の温度を検
知する温度検知手段の検知温度が100℃以内の間は鍋内
を開放状態とし100℃を超えると密閉する密閉手段と、
圧力検知手段の検知圧力が第一の設定値を超えると加熱
手段に対する通電を停止し、第二の設定値を下回ると加
熱手段に対する通電を行う制御装置とを有する構成とし
て、誤動作のない圧力炊飯ができる圧力炊飯器を実現で
きるものである。
鍋と、鍋を加熱する加熱手段と、鍋内の圧力を検知する
圧力検知手段と、鍋を密閉する蓋体と、鍋内の温度を検
知する温度検知手段の検知温度が100℃以内の間は鍋内
を開放状態とし100℃を超えると密閉する密閉手段と、
圧力検知手段の検知圧力が第一の設定値を超えると加熱
手段に対する通電を停止し、第二の設定値を下回ると加
熱手段に対する通電を行う制御装置とを有する構成とし
て、誤動作のない圧力炊飯ができる圧力炊飯器を実現で
きるものである。
【0025】本発明の第五の手段は、炊飯物を収容する
鍋と、鍋を加熱する加熱手段と、鍋内の圧力を検知する
圧力検知手段と、鍋を密閉する蓋体と、蓋体に設けた密
閉度を調整できる密閉手段と、圧力検知手段の検知圧力
が第一の設定値を超えると加熱手段への通電を停止する
と共に密閉手段の密閉度を低下させ、検知圧力が第二の
設定値を下回ると加熱手段への通電を行うと共に密閉手
段の密閉度を上昇させるように制御する制御手段とを有
する構成として、炊飯物に対する電力供給量を増加さ
せ、味覚の高い炊飯ができる圧力炊飯器を実現できるも
のである。
鍋と、鍋を加熱する加熱手段と、鍋内の圧力を検知する
圧力検知手段と、鍋を密閉する蓋体と、蓋体に設けた密
閉度を調整できる密閉手段と、圧力検知手段の検知圧力
が第一の設定値を超えると加熱手段への通電を停止する
と共に密閉手段の密閉度を低下させ、検知圧力が第二の
設定値を下回ると加熱手段への通電を行うと共に密閉手
段の密閉度を上昇させるように制御する制御手段とを有
する構成として、炊飯物に対する電力供給量を増加さ
せ、味覚の高い炊飯ができる圧力炊飯器を実現できるも
のである。
【図1】本発明の第一の実施形態である圧力炊飯器の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図2】同、蓋体の構成を示す平面図
【図3】同、制御手段の加熱特性を示す特性図
【図4】同、鍋に断熱材を設けた構成を示す圧力炊飯器
のブロック図
のブロック図
【図5】同、蓋体に第二の加熱手段を設けた構成を示す
圧力炊飯器のブロック図
圧力炊飯器のブロック図
【図6】本発明の第二の実施形態である圧力炊飯器の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図7】同、圧力検知手段の検知圧力が第一の設定値を
超えると第二の密閉手段を開放し、第二の設定値を下回
ると第二の密閉手段を動作させた場合の加熱特性を説明
する特性図
超えると第二の密閉手段を開放し、第二の設定値を下回
ると第二の密閉手段を動作させた場合の加熱特性を説明
する特性図
1 本体容器 2 鍋 3 圧力検知手段 4 加熱手段 5 蓋体 8 制御手段 9 断熱材 10 第二の加熱手段 11 密閉手段
Claims (5)
- 【請求項1】 炊飯物を収容する鍋と、鍋を加熱する加
熱手段と、鍋内の圧力を検知する圧力検知手段と、鍋を
密閉する蓋体と、圧力検知手段の検知圧力が第一の設定
値を超えると加熱手段に対する通電を停止し、第二の設
定値を下回ると加熱手段に対する通電を行う制御手段と
を有する圧力炊飯器。 - 【請求項2】 鍋内に炊飯物の表面を覆う断熱材を設け
た請求項1記載の圧力炊飯器。 - 【請求項3】 蓋体は、鍋の上方部を加熱する第二の加
熱手段を有する請求項1記載の圧力炊飯器。 - 【請求項4】 炊飯物を収容する鍋と、鍋を加熱する加
熱手段と、鍋内の圧力を検知する圧力検知手段と、鍋を
密閉する蓋体と、鍋内の温度を検知する温度検知手段の
検知温度が100℃以内の間は鍋内を開放状態とし100℃を
超えると密閉する密閉手段と、圧力検知手段の検知圧力
が第一の設定値を超えると加熱手段に対する通電を停止
し、第二の設定値を下回ると加熱手段に対する通電を行
う制御装置とを有する圧力炊飯器。 - 【請求項5】 炊飯物を収容する鍋と、鍋を加熱する加
熱手段と、鍋内の圧力を検知する圧力検知手段と、鍋を
密閉する蓋体と、蓋体に設けた密閉度を調整できる密閉
手段と、圧力検知手段の検知圧力が第一の設定値を超え
ると加熱手段への通電を停止すると共に密閉手段の密閉
度を低下させ、検知圧力が第二の設定値を下回ると加熱
手段への通電を行うと共に密閉手段の密閉度を上昇させ
るように制御する制御手段とを有する圧力炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP354096A JPH09187374A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 圧力炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP354096A JPH09187374A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 圧力炊飯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09187374A true JPH09187374A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11560253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP354096A Pending JPH09187374A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 圧力炊飯器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH09187374A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006325843A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 圧力調理器 |
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1996
- 1996-01-12 JP JP354096A patent/JPH09187374A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006325843A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 圧力調理器 |
JP4646698B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-03-09 | 三洋電機株式会社 | 圧力調理器 |
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