JP2006325843A - 圧力調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 調理器の作動開始時に、蓋体が半ロック状態になるのを未然に防止して安全性を高めた圧力調理器を提供する。
【解決手段】 被調理物が投入される鍋7と、鍋7が収容される開口部及び鍋7内の被調理物の加熱手段5を有する調理器本体2と、本体2の一側に枢支されて開口部を覆う蓋体10と、加熱手段5を制御する制御装置31と、を備えた炊飯器1であって、本体2と蓋体10とは係止機構で係止され、係止機構は、本体2又は蓋体10のいずれかの係止部4cに係止される係止爪22aを有する係止部材22と、係止部材22に突き当たる作動部材21aと、作動部材21aを作動させる駆動手段21とからなり、制御装置31により、炊飯器1の作動開始時及び/又はこの作動開始時点からの所定時間内に、駆動手段21を駆動させて作動部材21aで係止部材22を叩き又は押し当てて係止爪22aを係止部4cに係止させることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、圧力調理器に係り、特に、蓋体が不意に開放しないようにした蓋体係止機構を備えた圧力調理器に関する。
圧力調理器、例えば圧力炊飯器は、容器内に米と水とからなる被炊飯物を投入し、この容器内の被炊飯物を加熱すると共に容器内を昇圧して炊飯するもので、炊飯時は、容器内が高温で内圧が高くなっている。このため、炊飯時に容器の蓋体が不意に開放されると、熱湯及び加熱された米飯が外へ飛散して、ときに使用者に当たり火傷させる恐れがあるので、この種の炊飯器には、通常、蓋体ロック機構が付設され、炊飯器の作動中に蓋体が不意に開放しないようになっている(例えば、下記特許文献1参照)。
図7は下記特許文献1に記載された圧力調理器の縦断面図を示し、図8は図7の要部の拡大縦断面図を示している。
この圧力調理器50は、容器本体51と蓋体52とからなり、蓋体52は、ロック機構53により容器本体51の開口部51aに閉塞状態にロックされるようになっている。
このロック機構53は、蓋体カバー54に回動自在に軸着されたロックレバー55と、このロックレバー55の下端の突起部55aが係合される蓋体側面に形成された横穴52aと、ロックレバー55の上端の真下に形成された穴52bに嵌合する安全ゴム弁56と、この安全ゴム弁56の縦穴に挿入され上下動自在なフロート弁57とで構成されている。
この調理器50は、作動スイッチがオンされると、容器本体内の内圧が上昇する。この内圧上昇により、フロート弁57は上方へ移動し、ロックレバー55の一端を突き上げる。すると、ロックレバー55は軸58を中心として回転して、ロックレバー55の下端の突起部55aが、蓋体の側面の横穴52aから蓋体52の側面内側に突出して、ロックレバー55の突起部55aは容器本体の突起部(図示省略)と横並びに並ぶ。この横並びにより、蓋体を容器本体に対して回転させようとしても、ロックレバー55の突起部55aが容器本体の突起部の縁部と係止しており、蓋体と容器本体との嵌合を解除する方向の回転ができなくなり、蓋体52を容器本体51から外すことができなくなる。
したがって、この調理器は、容器本体内に内圧が掛かっている間は、容器本体と蓋体の嵌合が外れなくなるので安全性が確保される。

また、本願の出願人も、このような蓋体ロック機構を備えた炊飯器の特許を取得している(下記特許文献2参照)。
この炊飯器は、内鍋を収容しこの内鍋を加熱する熱源を有した炊飯器本体と、この炊飯器本体の一側に枢支して開閉自在とした蓋体と、前記内鍋の上方開口部を覆う中蓋と、前記蓋体の枢支側とは反対側に位置しこの蓋体を閉塞状態に保持するロック装置とを備え、前記ロック装置は、蓋体内に設けられ端部に掛止部を有し一部に係当片を有した係止板と、炊飯器本体の上部に設けられ前記係当片に係止するロック解除ボタンと、前記掛止部に掛止するストッパーとで構成し、前記蓋体の閉塞状態において、前記係止板は、内鍋内の圧力上昇による前記中蓋の浮き上がるのに伴い掛止部が前記ストッパーに斜めに喰い込んで係止するようにしたものである。
この炊飯器によると、内鍋内の圧力上昇に伴って係止板の掛止部がストッパーに斜めに喰い込んで蓋体と炊飯器本体との掛止(ロック状態)が確実となり、不意に蓋体が開いて鍋内の被炊飯物が外へ飛び散ったりすることがなくなる。
実開平2−74658号公報(図3、図4、実用新案登録請求の範囲) 特許第2816112号公報(図1、図3、特許請求の範囲)
上記特許文献1、2に記載された圧力調理器は、容器内の圧力が高くなると係止状態がより強固になり、作動中に蓋体が不意に開放されることがない。
しかしながら、この種の圧力調理器においては、使用時に容器本体の開口部を蓋体で覆ってロックしたにも拘わらず確実にロックされず、例えば半ロック状態になっていることがある。その原因は、例えば使用者がロック状態を確認しないで作動させ、あるいはロック状態にした後に誤って解除ボタンを押してしまうような使用者の不注意によるものが大半となっている。
ところが、蓋体が半ロック状態になっていると、調理器が転倒したとき或いは調理器の作動中に、不意に蓋体が開いて容器内の被調理物が外へ飛散してしまうことがある。特に、半ロック状態で炊飯等が開始されると、炊飯過程に伴って容器内の圧力が上昇し、蓋体が簡単に開いてしまい加熱された被調理物が外へ飛散して使用者に当たり火傷させる恐れがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、調理器の作動開始時に蓋体が半ロック状態になるのを未然に防止して安全性を高めた圧力調理器を提供することにある。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、被調理物が投入される容器と、前記容器が収容される開口部及び前記容器内の被調理物を加熱する加熱手段を有する調理器本体と、前記調理器本体の一側に枢支されて前記開口部を覆う蓋体と、前記加熱手段を制御して被調理物を加熱調理する制御装置と、を備えた圧力調理器であって、
前記調理器本体と前記蓋体とは、係止機構で係止され、前記係止機構は、前記調理器本体又は前記蓋体のいずれかの係止部に係止される係止爪を有する係止部材と、前記係止部材に突き当たる作動部材と、前記作動部材を作動させる駆動手段と、からなり、前記制御装置により、調理器の作動開始時及び/又はこの作動開始時点からの所定時間内に、前記駆動手段を駆動させて前記作動部材で前記係止部材を叩き又は押し当てて前記係止部材の係止爪を前記係止部に係止させることを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の圧力調理器において、前記蓋体は、前記容器内の内圧を調整する圧力弁と、該圧力弁を制御する圧力弁開放機構とを備え、前記制御装置は、前記加熱手段と前記圧力弁開放機構とを制御して前記容器内の被調理物を加熱調理することを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明は、請求項1に記載の圧力調理器において、前記係止部材は、一端に前記係止爪及び他端に突出片を有しかつ両端部の間の一部が前記調理器本体又は前記蓋体に枢支されたロックレバーからなり、前記作動部材が前記突出片に突き当たることを特徴とする。
また、本願の請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の圧力調理器において、前記調理器本体に、温度検知手段を設け、該温度検知手段の出力により前記駆動手段を駆動させることを特徴とする。
また、本願の請求項5に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の圧力調理器において、前記調理器本体に、圧力検知手段を設け、該圧力検知手段の出力により前記駆動手段を駆動させることを特徴とする。
また、本願の請求項6に係る発明は、請求項2に記載の圧力調理器において、前記駆動手段は、前記圧力弁開放機構の制御により前記圧力弁が作用することで駆動されることを特徴とする。
請求項1、2の発明によれば、係止機構は、調理器本体又は蓋体の係止部に係止される係止爪を有する係止部材と、この係止部材に突き当たる作動部材及びこの作動部材を作動させる駆動手段とからなり、制御装置により、調理器の作動開始時及び/又はこの作動開始時点からの所定時間内に、すなわち、容器内の圧力が未だ上昇しない時間帯に、駆動手段を駆動させて、作動部材で係止部材を叩き又は押し当てて係止部材の係止爪を係止部に係止させるので、蓋体が半ロック状態になることがなくなり、調理中に蓋体が不意に開放されることを防ぐことができる。
請求項3の発明によれば、係止部材は、一端に係止爪、他端に突出片を有しかつ両端部の間の一部が本体又は蓋体に枢支されたロックレバーで構成され、作動部材が突出片に突き当たるので、ロックレバーの梃子作用を利用してロックレバーの係止爪を係止部に小さい力で簡単に食い込ませることができる。
請求項4の発明によれば、調理器本体に、温度検知手段を設け、この温度検知手段の出力により駆動手段を駆動させるので、調理器本体内の温度状態に応じて係止部材を作動させることができる。具体的には、調理器本体内の温度が低いとき、あるいは上昇初期及びその途中において、作動手段を作動させることにより、係止爪と係止部との係合度合いを大きくして蓋体の半ロックを未然に防止できる。
請求項5の発明によれば、調理器本体に、圧力検知手段を設け、この圧力検知手段の出力により駆動手段を駆動させるので、調理器本体内の圧力状態に応じて係止部材を作動させることができる。具体的には、調理器本体内の圧力が低いとき、あるいは上昇初期及びその途中において、作動手段を作動させることにより、係止爪と係止部との係合度合いを大きくして蓋体の半ロックを未然に防止できる。
請求項6の発明によれば、駆動手段は、圧力弁開放機構の制御により圧力弁が作用することで駆動されるので、この圧力弁開放機構を構成する部品、例えば圧力弁に作用するプランジャ及び励磁コイルを共用することが可能になる。
この部品の共用により、部品点数が少なく、組立て等が簡単になると共にコストを低減できる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための圧力調理器を例示するものであって、本発明をこの圧力調理器に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1は本発明の実施形態に係る圧力調理器の正面図、図2は図1の調理器の縦断面図、図3は図2の蓋体係止機構のA部分を拡大した断面図、図4は図2の蓋体係止機構の作動手段の断面図であり、図4(a)は作動手段の作動前の状態を示した図、図4(b)は作動手段の作動中の状態を示した図である。以下、圧力調理器の例として、炊飯器について説明する。
炊飯器1は、図1、図2に示すように、被炊飯物が投入される鍋7と、上方にこの鍋7が収容される開口部及び内部にこの鍋7を加熱し被炊飯物を加熱する加熱手段5を有する炊飯器本体(以下、本体という)2と、この本体2の一側に枢支されて開口部を覆い閉塞状態に係止する係止機構付蓋体10と、この蓋体10に装着されて鍋7内の内圧を調整する圧力弁13と、この圧力弁13を制御する圧力弁開放機構18と、各種の炊飯メニューを表示して選択する表示操作部30と、選択された炊飯メニューに基づいて加熱手段5及び圧力弁開放機構18を制御して鍋7内の被炊飯物を所定温度に加熱し且つ所定時間かけて所定量の水分を被炊飯物に吸水させる吸水工程、この吸水された被炊飯物を沸騰するまで昇温加熱する立上加熱工程、この被炊飯物を沸騰状態に維持する沸騰維持工程、この沸騰維持工程後に被炊飯物を蒸らす蒸らし工程を順次実行する制御装置31と、で構成されている。
以下、炊飯器の構造及び制御装置を説明する。
本体2は、有底の箱状外部ケース3と、この外部ケース3に収容される内部ケース4とからなり、外部ケース3と内部ケース4との間に隙間が形成され、この隙間に制御装置31を構成する制御回路基板等(図示省略)が配設されている。内部ケース4は、その底部4a及び側部4bに加熱手段5、底部4aに鍋底温度を検知するサーミスタ等からなる鍋底温度センサ6が設けられている。加熱手段5には、環状に巻装した電磁誘導コイルが使用されている。
また、本体2は、図1に示すように、その正面3aに各種炊飯メニューを表示する表示パネル及びこの炊飯メニューを選択等する操作ボタンからなる表示操作部30が設けられている。
鍋7は、図2に示すように、水及び米とからなる所定量の被炊飯物が投入される比較的深底の容器からなり、アルミニウムとステンレスとのクラッド材で形成され内部ケース4の内部に設置されている。
蓋体10は、図2に示すように、鍋7の開口部を閉蓋する内蓋11と、本体2の開口部全体を閉蓋する外蓋12等とで構成されている。この蓋体10は、一側がヒンジ機構により本体2に枢支され、他側が蓋体係止機構20により本体の係止部に係止される。
蓋体係止機構20は、図3、図4に示すように、一端に内部ケース4の係止部4cに係止される係止爪22a及び他端に作動部材21aと突き当たる突出片22bを有し、両端部の間の一部がバネ24により蓋体フレームに軸支された板状の係止部材22と、この係止部材22の突出片22bを押動しまたは叩く作動部材21aと、この作動部材21aを移動させる駆動手段21とで構成されている。なお、係止部4cは本体2に形成されるとしたが、蓋体10に形成されるものとしてもよい。
係止部材22は、バネ24により係止爪22aが本体2の係止部4cに係止される方向に付勢されている。また、この係止部材22の突出片22bは、解除ボタン23に当接されている。解除ボタン23を押下げると、係止部材22は、軸支点25を中心にして回動し、係止爪22aが係止部4cから外れ蓋体10を開放できる。
作動部材21aは作動棹19cに連結固定されており、実質的にプランジャ19bと連動するようになっている。すなわち、圧力弁開放機構18を制御することにより、例えばプランジャ19bがX方向に移動した場合は、作動部材21aもX方向に移動して、突出片22bから離れる方向に移動し、反対にプランジャ19bがX方向に移動した場合は、作動部材21aはX方向、すなわち突出片22bに近づく方向に移動し、このプランジャ19bがさらにX方向に移動すると作動部材21aは突出片22b当接し、押圧することとなる。
作動部材21aがX方向に押し出されると、図4(a)に示すようにこの押出により係止部材22の突出片22bの端部22cを叩き、これにより突出片22bはX方向に移動し、図4(b)に示すように、係止爪22aを内部ケース4の係止部4cに係止させる。これにより、蓋体10の半ロック状態が防止される。作動部材21aによる突出片22bの叩きは、制御装置31により、秒単位で間歇的に駆動手段21を作動させて複数回にわたり叩くのが好ましい。また、作動部材21aの叩きに代えて、作動部材21aが突出片22bの端部22cをX方向へ押動するようにしてもよい。
この駆動手段21は、炊飯器1の作動開始時及び/又はこの作動開始時点からの所定時間内、すなわち、鍋7内の圧力が未だ上昇しない時間帯に、作動部材21aを作動させて係止部材22を叩き或いは押動して係止部材22の係止爪22aを炊飯器本体2の係止部4cに喰い込ませるので、蓋体10が半ロック状態であっても炊飯工程の初期段階でこの半ロック状態が解消されるので、炊飯中に蓋体10が不意に開放されることを防止できる。
内蓋11には、圧力弁13と圧力弁13を開放させる圧力弁開放機構18が設けられている。圧力弁13は、所定径の弁孔13aが形成された弁座13bと、この弁孔13aを塞ぐように弁座13b上に載置される金属製ボール13cと、このボール13cの移動を規制することで弁座13b上にボール13cを保持するカバー13dとで構成されている。また、圧力弁開放機構18は、図3に示すように、電磁コイルが巻回されたシリンダ19aと、このシリンダ19a内を電磁コイルの励磁により入出しボール13cを移動させるプランジャ19bと、プランジャ19bの先端に装着された作動棹19cと、シリンダ19aの一端部と作動棹19cとの間に設けられたバネ19dと、で構成されている。
圧力弁開放機構18は、制御装置31により制御される。すなわち、制御装置31からの指令に基づき、電磁コイルが励磁されるとプランジャ19bがシリンダ19aから飛出してボール13cに衝突し、このボール13cをX方向に押し出す。この押し出しにより、ボール13cは、弁孔13a上で移動し弁孔13aを強制的に開放させる。また、この開放状態において、電磁コイルへの励磁がストップされると、プランジャ19bがバネ19dの付勢力によりシリンダ19a内に引き込まれ、この引っ込みにより、プランジャ19bにボール13cをX方向に押す力がなくなってX方向に引き込み、ボール13cが弁孔13a上に戻り、弁孔13aがボール13cで閉塞される。
外蓋12には、内蓋11と外蓋12との間を連通する蒸気口41が設けられている。また、内蓋11には、鍋7内の蒸気の圧力が所定圧力以上の異常圧力に上昇したときに、鍋7内の圧力を、蒸気口41を介して外部に逃がすための安全弁42が設けられている。また、この内蓋11には、蒸気温度センサ(図示省略)が取り付けられている。
制御装置31は、CPU、ROM、RAMなどが搭載された回路基板からなるハードウェアを備え、メニューキー、スタートキー、及び予約キー及び鍋底温度センサ、蒸気センサにそれぞれ接続され、これらのキー及びセンサの信号がCPUに入力されるようになっている。また、CPUには、所定時間を計時するタイマ、炊飯メニュー検知手段及びROM、RAMが接続され、このCPUにより、加熱手段、表示パネル及び圧力弁を制御する加熱制御手段、表示パネル制御手段、圧力弁開放機構制御手段が実行される。
次に、この炊飯器の炊飯メニューによる炊飯工程を、図5、図6のフローチャートを参照して説明する。なお、表示パネルには各種の炊飯メニューが表示されるが、以下には、白米・標準炊飯メニューについて説明する。
まず、ステップS101においてユーザにより所定量の水と白米が投入された鍋7を内部ケース4内に収容され、蓋体10を閉めることで閉塞状態に係止される。次に、ステップS102において、表示操作部30の操作により炊飯メニューが選択され炊飯がスタートする。炊飯器1の作動がスタートすると、ステップS103において、作動部材21aが作動して係止部材22を叩き又は押動し係止爪22を本体2の係止部4cに係止させることで蓋体10のロックがなされる。ロックがなされるとステップS104において内部ケース4の外底壁と外側壁とに取り付けられた加熱手段5に高周波電流が印加され、鍋7に渦電流が発生してこの鍋が加熱され、被炊飯物の加熱が開始される。
次に、制御装置31により圧力弁開放機構18を作動させてボール13cを移動せしめ、ステップS105において圧力弁13を開状態にし、ステップS106において吸水工程Iが実行される。この吸水工程Iの実行が開始されると、ステップS107において吸水タイマ(図示せず)が吸水時間T1の計時を開始し、次いでステップ108において鍋底温度センサ6により鍋底温度K1が計測される。この鍋底温度K1の計測は所定の温度に達するまで行われ、鍋底温度が所定値、例えば55℃に達したことをステップS109において確認すると、ステップS110において制御装置31により加熱手段5の放熱量を制御して被炊飯物を所定温度に保持しつつ、吸水時間の計測が行われる。この吸水工程Iは、所定の吸水時間T1、例えば10分間継続される。
ステップS111において所定の吸水時間T1(10分間)が経過すると、ステップS112に進み立上加熱工程IIに移行する。この立上加熱工程IIでは、短時間で沸騰状態になるように加熱手段5を全加熱(フルパワー加熱)するとともに、制御装置31により、圧力弁開放機構18を作動させてプランジャ19bを引き戻すことでボール13cにより圧力弁13が閉鎖される。つまり、ステップS113において、ボール13cが自重により弁孔13a上に転がって弁孔13aを塞ぎ、圧力弁13が閉鎖状態となる。この状態においては、鍋7内の圧力は弁孔13aを介してボール13cを押し上げ得る圧力値に上昇するまで昇圧される。したがって、このときの鍋7内の蒸気の圧力は、ボール13cの重さ及び弁孔13aの大きさを設定することにより適宜調節することができる。
この立上加熱工程IIでは、ステップS114において、蒸気温度K2が蒸気温度センサ(図示省略)により計測される。そしてステップS115においてこの蒸気温度K2が所定温度、例えば75℃に達すると、被炊飯物が沸騰現象を起こす温度になり、立上加熱工程IIが終了する。このときの鍋7内の圧力は、圧力弁13により制御され、大気圧以上の所定圧力、例えば約1.2気圧となる。そして、図6に示すように、ステップS116において沸騰維持工程IIIが開始される。
沸騰維持工程IIIに移行すると、鍋7内の圧力は大気圧以上の所定圧力、例えば約1.2気圧となり、被炊飯物はこの圧力に対応する飽和温度で沸騰するようになる。
また、沸騰維持工程IIIに入ると、ステップS117において直ちに制御装置31により圧力弁開放機構18を作動させてボール13cを移動させることで圧力弁13の開動作が行われる。またこの開動作の際には、ステップS118において加熱手段5の加熱を停止して、ステップS119において圧力弁13の強制的開動作を所定時間、例えば4秒間継続する。この圧力弁13の強制的開動作により、鍋7内の圧力が大気圧近傍まで低下する。
このように沸騰維持工程IIIにおいて、鍋7内の圧力を所定沸騰圧力(約1.2気圧)から一気に大気圧近傍まで低下させると、鍋7内は激しい突沸状態となる。この突沸状態になると、鍋内に泡が発生し、この泡によって被炊飯物が撹拌される。この結果、被炊飯物が均一に加熱され、炊き上げられることになる。
圧力弁13を強制的に開放する所定時間は、1回目の圧力弁13の強制的開動作により鍋7内の圧力が略大気圧に戻る程度の時間(すなわち4秒程度)に定められている。圧力弁13を強制的に大気圧に開放する時間をこのように設定することにより、最大限の撹拌エネルギーを得ることができるようにしている。また、圧力弁13の強制的な開放を上記所定時間(4秒間)行った後、ステップS120において圧力弁開放機構18を作動させて再び圧力弁を閉状態とし、ステップS121において、所定時間、ステップS122においては例えば28秒間再び加熱する。なお、この加熱時間(28秒間)は、鍋7内の圧力が前述の所定圧力(約1.2気圧)まで回復するのに必要な時間である。また、この時間は、予め実験的に求められる。
ステップS123においてこの圧力弁開放機構による圧力弁13の強制的開放は複数回、例えば6回繰り返される。なお、S121、S122に示す沸騰工程において時間が経過すると、鍋7内の残水量が減少し、圧力変動幅が小さくなり、突沸現象が弱くなる。このため、圧力弁13の強制的な開放は沸騰維持工程IIIの初期段階に集中させると効果的である。
圧力弁13を複数回開放する操作を終えると、ステップS124において圧力弁開放機構18による圧力弁13の強制的開放が停止され、圧力弁13を閉状態とされる。そして、ステップS125において加熱手段5による沸騰状態を継続し、ステップS126において鍋底温度K3が計測される。そして、ステップS127において鍋底温度K3が所定温度、例えば130℃になると、鍋7内の水が枯れて強制ドライアップが終了したと判断されるので、ステップS128において加熱手段5による加熱作用が停止される。
続いて、蒸らし工程IVが開始され、ステップS129において先ず蒸らし工程1に移行され、蒸らし時間T2の計時が開始される。ステップS130において所定の蒸らし時間T2が所定時間、例えば4分経過すると、ステップS131において圧力弁開放機構18により圧力弁13が強制的に開放され、追炊き工程に移行される。この追炊き工程に入ると、加熱手段5により再加熱して米の表面に付着した水を蒸発させると共に、ステップS132において追炊き(再加熱)時間T3の計測を行う。そして、ステップS133において所定の追炊き時間T3、例えば3分が経過すると、加熱手段5による加熱動作が停止され、蒸らし工程2に移行され、ステップS134において蒸らし時間T4が計時される。そして、ステップS135において蒸らし時間T4が所定時間、例えば5分経つと、ステップS136において炊飯が終了され、ステップS137において保温工程に移行され、標準炊飯工程が終了する。
なお、本実施例においては、作動部材21aを駆動するための駆動手段21として、圧力弁開放機構18を兼用したが、作動部材21aを駆動するための駆動機構21を別に設けてもよい。
図1は本発明の実施形態に係る圧力調理器の正面図である。 図2は図1の調理器の縦断面図である。 図3は図2の蓋体係止機構のA部分を拡大した断面図である。 図4は図2の蓋体係止機構の作動手段の断面図である。 図5は炊飯器の使用手順を示したフローチャートである。 図6は炊飯器の使用手順を示したフローチャートである。 図7は従来の圧力調理器の縦断面図である。 図8は図7の要部の拡大縦断面図である。
符号の説明
1 炊飯器
2 本体
3 外部ケース
4 内部ケース
4a 底部
4b 側部
4c 係止部
5 加熱手段
6 鍋底温度センサ
7 鍋
10 蓋体
11 内蓋
12 外蓋
13 圧力弁
18 圧力弁開放機構
19a シリンダ
19b プランジャ
19c 作動棹
19d バネ
20 蓋体係止機構
21 駆動手段
21a 作動部材
22 係止部材
22a 係止爪
22b 突出片
22c 端部
23 解除ボタン
24 バネ
25 軸支点
30 表示操作部
31 制御装置
41 蒸気口
42 安全弁

Claims (6)

  1. 被調理物が投入される容器と、前記容器が収容される開口部及び前記容器内の被調理物を加熱する加熱手段を有する調理器本体と、前記調理器本体の一側に枢支されて前記開口部を覆う蓋体と、前記加熱手段を制御して被調理物を加熱調理する制御装置と、を備えた圧力調理器であって、
    前記調理器本体と前記蓋体とは、係止機構で係止され、前記係止機構は、前記調理器本体又は前記蓋体のいずれかの係止部に係止される係止爪を有する係止部材と、前記係止部材に突き当たる作動部材と、前記作動部材を作動させる駆動手段と、からなり、前記制御装置により、調理器の作動開始時及び/又はこの作動開始時点からの所定時間内に、前記駆動手段を駆動させて前記作動部材で前記係止部材を叩き又は押し当てて前記係止部材の係止爪を前記係止部に係止させることを特徴とする圧力調理器。
  2. 前記蓋体は、前記容器内の内圧を調整する圧力弁と、該圧力弁を制御する圧力弁開放機構とを備え、前記制御装置は、前記加熱手段と前記圧力弁開放機構とを制御して前記容器内の被調理物を加熱調理することを特徴とする請求項1に記載の圧力調理器。
  3. 前記係止部材は、一端に前記係止爪及び他端に突出片を有しかつ両端部の間の一部が前記調理器本体又は前記蓋体に枢支されたロックレバーからなり、前記作動部材が前記突出片に突き当たることを特徴とする請求項1に記載の圧力調理器。
  4. 前記調理器本体に、温度検知手段を設け、該温度検知手段の出力により前記駆動手段を駆動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の圧力調理器。
  5. 前記調理器本体に、圧力検知手段を設け、該圧力検知手段の出力により前記駆動手段を駆動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の圧力調理器。
  6. 前記駆動手段は、前記圧力弁開放機構の制御により前記圧力弁が作用することで駆動されることを特徴とする請求項2に記載の圧力調理器。
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