JPH0918387A - 受信ホットスタンバイ方式 - Google Patents

受信ホットスタンバイ方式

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JPH0918387A
JPH0918387A JP16178495A JP16178495A JPH0918387A JP H0918387 A JPH0918387 A JP H0918387A JP 16178495 A JP16178495 A JP 16178495A JP 16178495 A JP16178495 A JP 16178495A JP H0918387 A JPH0918387 A JP H0918387A
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Toru Matsuura
松浦  徹
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で伝送効率の良い、また比較的伝送
容量も大きく、かつ自由度の高い回線構成を選択できる
受信装置を提供する。 【構成】直交偏波を利用して送られる2つの信号に対応
する受信装置5−1,5−2が2つの現用/予備の受信
系5−1a,5−1b(5−2a,5−2b)で構成さ
れている。切替回路4−1,4−2から出力される信号
はデータ信号または中間周波数の変調波とすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル無線通信に於
いて使用される無線通信局のホットスタンバイ回線切替
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に無線回線の信頼性を向上するため
に、電源が投入されている現用系、予備系の2系統の無
線送受信装置を準備し、どちらかの装置が故障した場合
他方の装置を選択して運用するホットスタンバイ方式が
ある。
【0003】このホットスタンバイ方式においては無線
周波数を一波しか利用できないため比較的大きな伝送容
量を伝送する際問題となる。
【0004】この問題を解決するために例えば特公平0
1−37011に述べられているように直交偏波通信に
おける50%セット予備方式が提案されている。
【0005】また、他方で伝送容量増大及び信頼性の向
上のため例えば特公平05−244116に述べられた
ような直交偏波を利用した伝送方式で同一無線周波数の
チャンネルをそれぞれ予備回線に割り当て伝送しようと
する2×(1+N)システム(N:1以上の整数で現用
回線の数、1は予備回線の数)が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいて、50%セット予備方式(特公平01−3701
1)は予備回線が1系統しか無くこれが第1及び第2の
現用回線の故障時に使用されるため両系故障時には機器
の救済が出来なく信頼性上の問題点がある。
【0007】また、例えば、第1の現用回線が故障し際
予備系の入力切替スイッチと送信無線周波数段の切替器
の制御を同時に行わなければならない点や、切り替える
際予備回線が第2の現用回線で使用されていないかどう
かの確認、及び使用されていたときの優先順位の決定等
制御が複雑になると言う欠点がある。
【0008】また、2×(1+N)システム(特公平0
5−244116)の場合、予備回線が2回線あるため
両系故障時にも救済可能だが、伝送すべき入力データ信
号が2系列の場合無線周波数を2周波数分使用するため
一無線周波数当たりの伝送効率が小さいという欠点あが
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明の受信ホットスタンバイ方式は、ほぼ同じ無線
周波数の直交偏波信号により2信号を伝送する直交偏波
通信における無線通信局の受信ホットスタンバイ方式に
おいて、前記2信号のそれぞれに対応する受信系が設け
られ、前記受信系は現用及び予備の2系統を有すること
を特徴とする。
【0010】また、前記受信系は切替制回路部を備え前
記2系統の内、現用の受信系統の故障時に予備の受信系
統に切り替えることを特徴とする。
【0011】さらに、前記受信系の出力はベースバンド
信号又は中間周波数信号を出力することを特徴とする。
【0012】そして、前記現用及び予備の2受信系は少
なくても受信無線周波数変換段と自動利得制御増幅段と
を有し、少なくてもその1つの段の入出力の断状態を検
出する故障検出部を備えることを特徴とする。
【0013】
【実施例】本発明における一実施例を図1に示す。ま
た、回線構成の一例につて図3に示す。
【0014】最初に送信側を説明すると、送信系は、例
えば50%セット予備方式を用いた送信機で構成され
る。具体的には、図3の送信系aに示すように、現用系
の2つの送信機(TX)10−1,10−2と1つの予
備系の送信機(TX)10−3及び入力ベースバンド信
号及び出力無線周波数信号の切替、合成分岐装置(S
W、H)等からなる。
【0015】そして、本発明の一実施例の信号の伝送方
式としては、直交する2偏波(例えば、水平(H)偏波
と垂直(V)偏波を利用して2つの信号を伝送する場合
を考える。
【0016】また、本発明の一実施例として、受信系は
図3の受信系aに示すようにベースバンド信号の復調デ
ータ信号を出力する端局又は再生局の構成を考える。
【0017】図1の本実施例は、受信信号を2つの受信
装置に分波出力する偏分波器1と、分波出力をそれぞれ
2つの受信系に2分岐する分配回路2−1,2−2と、
分配回路を出力に設けられた現用及び予備の2系統の受
信系5−1a,5−1b、5−2a,5−2b、出力切
替用の切替回路4−1,4−2、及びその切替制御回路
3−1,3−2から構成される。
【0018】次に、本実施例の動作を説明する。アンテ
ナで受信された2つの受信信号は偏分波器1で分波され
それぞれ受信装置5−1,5−2の分配回路2−1及び
2−2に入力される。
【0019】分配回路2−1の一方の出力は受信系5−
1aに入力され、他方の出力は受信系5−1bに入力さ
れる。同様に分配回路2−2の出力はそれぞれ受信系5
−2a及び受信系5−2bに入力される。
【0020】それらの受信系の構成を図2(A)に示
す。
【0021】この受信系の構成は、受信信号から復調デ
ータを得るまでの信号処理の構成を有し、受信無線周波
数変換、自動利得制御、復調及び符号処理の各段の構成
盤からなっている。
【0022】入力信号はまず受信無線周波数変換盤10
1に入力され無線周波数帯から中間周波数帯へと変換さ
れる。中間周波数に変換された信号は自動利得制御増幅
(AGC)盤102に入力され、伝搬/自然現象により
変動する減衰量を補償してある一定の出力レベルで復調
盤103に出力する。
【0023】復調盤103では送信側で変調されたデー
タ信号を復調し符号処理盤104にデータ信号を出力す
る。また、符号処理盤104は入力されたデータ信号の
フレーム同期をとり送信側で付加されたビットを落とし
てデータ信号を複合出力する。
【0024】また、受信系は警報検出回路を備えてお
り、各構成盤の入力又は出力信号を監視し、何れかで信
号断を起こした場合、各構成盤の異常状態又は各構成盤
の発する故障警報を検出し、切替制御回路3−1(3−
2)に制御信号(故障警報)を出力する。
【0025】切替制御回路3−1(3−2)は、両系の
警報検出回路からの故障警報を入力とし、故障警報の出
力されていない系を選択するような切替制御信号を切替
回路4−1(4−2)に出力する。
【0026】以上のような動作により、受信系の故障時
に回線の救済が円滑に行われ、2つの受信装置の出力と
して切替回路4−1、4−2から各水平/垂直偏波に応
じた2つのベースバンド信号が出力される。
【0027】本発明を採用すると、予備回線がそれぞれ
独立に存在するため警報の監視は自分の系のみで良く5
0%セット予備方式時に必要な予備回線使用の可否を監
視することや2つの切替器を同時に切り替えるといった
複雑な制御方法は不要である。
【0028】また、予備系に入力されるのはそれぞれ決
まった水平/垂直いずれかの偏波信号であるため自偏波
/異偏波のみの識別でよいため送信側でデータ信号を交
叉し受信側で戻すといった複雑な回路は不要である。
【0029】次に、図2(B)は本発明の実施例の受信
系における別の構成例を示す図である。この受信系は出
力段が自動利得制御増幅盤102であり、中間周波数の
変調信号を出力する点で上述の構成と異なる。
【0030】また、水平/垂直偏波のそれぞれの現用系
/予備系の動作は全く独立であり、共通部の切替制御回
路は両系の各構成盤の故障警報すなわち故障検出回路の
出力を入力とし、切替回路4−1(4−2)の切替を制
御しているため図2(A)の場合と動作は同じである。
【0031】図2(B)の場合の回線構成例を図4
(A)及び(B)に示す。図4(A)は端局又は再生局
の構成例であり、図4(B)は受信系の出力を再度増
幅、周波数変換して送信する非再生局の構成例である。
【0032】本発明は送信の形態、つまり50%セット
予備もしくは通常の2信号を垂直/水平偏波を利用して
伝送する形態のいずれの場合でも構成可能であり中々局
を含んだ多ホップ回線でも比較的自由度の高い回線構成
がとれるといった長所がある。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は垂直/水平
偏波を利用して伝送された2つの信号を2つの独立した
ホットスタンバイ方式で受信することにより制御系が簡
単で信頼性の高く、しかも自由度の大きな回線構成がと
れるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】受信系の構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明を利用した回線構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図4】回線構成の他の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 偏分波器 2−1,2−2 分配回路 3−1,3−2 切替制御回路 4−1,4−2 切替回路 5−1a,5−1b,5−2a,5−2b 受信系 10−1,10−2,10−3 送信機 101 受信無線周波数変換盤 102 自動利得制御増幅盤 103 復調盤 104 符号化処理盤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ同じ無線周波数の直交偏波信号によ
    り2信号を伝送する直交偏波通信における無線通信局の
    受信ホットスタンバイ方式において、前記2信号のそれ
    ぞれに対応する受信系が設けられ、前記受信系は現用及
    び予備の2系統を有することを特徴とする受信ホットス
    タンバイ方式。
  2. 【請求項2】 前記受信系は切替制回路部を備え前記2
    系統の内、現用の受信系統の故障時に予備の受信系統に
    切り替えることを特徴とする請求項1記載の受信ホット
    スタンバイ方式。
  3. 【請求項3】 前記受信系の出力はベースバンド信号又
    は中間周波数信号を出力することを特徴とする請求項1
    又は2記載の受信ホットスタンバイ方式。
  4. 【請求項4】 前記現用及び予備の2受信系は少なくて
    も受信無線周波数変換段と自動利得制御増幅段とを有
    し、少なくてもその1つの段の入出力の断状態を検出す
    る故障検出部を備えることを特徴とする請求項2又は3
    記載の受信ホットスタンバイ方式。
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JPH03243031A (ja) * 1990-02-21 1991-10-30 Nec Eng Ltd 回線切替方式
JPH06232787A (ja) * 1993-02-03 1994-08-19 Nec Corp 両偏波伝送方式及びそれを使用した両偏波伝送装置

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