JPH09181712A - 位相ロック・ループ(pll)内でのデータ標本化および回収 - Google Patents

位相ロック・ループ(pll)内でのデータ標本化および回収

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JPH09181712A
JPH09181712A JP20844696A JP20844696A JPH09181712A JP H09181712 A JPH09181712 A JP H09181712A JP 20844696 A JP20844696 A JP 20844696A JP 20844696 A JP20844696 A JP 20844696A JP H09181712 A JPH09181712 A JP H09181712A
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phase
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adjacent
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Dao-Long Chen
チェン ダオロン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLL回路において、クロック生成、入力デ
ータとの整合および回収並びにデータの標本化および回
収を行う。 【解決手段】 n位相シフトの隣接しているクロック信
号の一つである基準クロック信号が、外から入ってくる
データと整合しているかどうかを検出するための回路を
含んでいる。この回路は、隣接しているクロック信号の
第一のクロック・ビットが0、0+n、0+2
n、...であり、隣接しているクロック信号の第二の
クロック・ビットが1、1+n、1+2n、...であ
る場合に、隣接している各クロック信号によって、外か
ら入ってくるデータのビットを標本化するためのデータ
・サンプラーからなっており、位相ロック・ループ(P
LL)のn位相シフト隣接クロック信号の一つである基
準クロック信号が入力データと整合しているかどうかを
検出するための回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して位相ロック
・ループ(PLL)タイプの回路内でのデータ回収、お
よびクロック信号のようなデータの生成、整合および回
収を行うためのPLLの使用方法に関するものであり、
特にPLLの基準クロック信号が入力データと整合して
いるかどうかを検出するための改良型回路、および入力
データからクロック信号を回収するための改良型PLL
回路、並びにPLL内でデータを回収するための方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】クロックの生成および同期を行うために
現在使用されているPLLに関する背景情報は、出願人
であるダオ・ロン・チェン博士著の「チップ上でのクロ
ック発生装置の設計」という表題の1992年のIEE
Eの出版物「回路および装置」(32−36ページ)、
および二冊の参考文献、すなわち、H.ヤング著の「電
子通信技術」の第三版(特に第10章全体および721
−723ページ参照)およびネイルH.E.ウエステお
よびカムラン・エシュラヒアン著の「CMOSVLSI
設計、システムの展望」の第二版(特に、334−33
6および685−689ページ参照)に記載されてい
る。
【0003】PLLデータ回収回路は、例えば、光ファ
イバ(ガラス)ケーブルを使用して、遠隔地へ送信した
後でのデータおよび/またはクロック信号を回収する場
合に役に立つ。受信したデータ信号のデータ速度の1/
2または1/4の速度で作動する最近のPLLタイプの
組み合わせクロック回収回路およびデマルチプレクサ回
路が(米国特許第5、301、196号)に記載されて
いる。上記の回路の組み合わせは、好適にはガリウムひ
素(GaAS)MESFET差動電流切り替えロジック
のロジック・グループ用に設計することが好ましい。こ
の回路の組み合わせは、二つの位相シフト・クロック
(半速回路に対して0度および90度)または四つの位
相シフト・クロック(1/4速回路に対して0度、45
度、90度および135度)のどちらかを生成するため
のリング・オシレ−タを含んでいる。受信したデータ信
号は、それぞれ二つのクロック(0度および90度)ま
たは四つのクロック(0度、45度、90度および13
5度)のどちらかを標本化するために、二つ(半速回路
の場合)または四つ(1/4速回路の場合)のフリップ
・フロップのどちらかをエッジトリガーするために使用
される。その後、二つまたは四つのフリップ・フロップ
の出力は、排他的ORゲートまたはループ・フィルタお
よびリング・オシレ−タに直列に接続しているパリティ
発生装置に送られる。
【0004】現在の高周波システム内で使用されている
PLL回路は、通常シリコン(Si)バイポーラまたは
(上記の半速回路および1/4速回路の場合に好適な)
GaAs集積回路技術により製造される。上記のPLL
技術は、電力消費が大きいためまたは製造コストが高い
ためにその使用範囲が非常に限定されている。MOSの
製造コストおよび/またはMOS内での電力消費は、一
般に比較対象のシリコン・バイポーラまたはガリウムひ
素回路より低いことは周知であろう。他にも理由がある
が、とりわけ上記の理由により、CMOS技術を使用し
て高性能通信システム用のPLLを製造することが望ま
しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(例えば、1
ギガビット/秒またはそれ以上の)非常に高いデータ速
度において、高い信頼性で動作することができるCMO
SからPLL構成部材を作ることは、現在のCMOS技
術の能力では不可能であった。本明細書に記載する新規
なPLL回路および新規な方法を使用すれば、現在のC
MOS製造技術(この技術に限定されないが)を使用し
て、クロック生成、入力データとの整合および回収並び
にデータの標本化および回収を行うためのPLL回路を
製造することができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の目的は、
高周波数直列データ通信システム用のCMOS技術を使
用して、実行することができる位相ロック・ループ(P
LL)内でデータを回収する方法を提供することであ
る。本発明の他の目的は、基準クロックがn位相シフト
・クロック信号である場合に、PLLの基準クロック信
号が、PLLの作動周波数より高い速度で、外から入っ
てくるデータに整合しているかどうかを検出することが
できる、通信システム内で使用するための回路を提供す
ることである。
【0007】PLLの基準クロックが、外から入ってく
るデータに整合しているかどうかを検出するためのPL
L改良型回路内でデータを回収する改善された方法を提
供することによる利点は、本明細書に記載するように、
以下の通りである。(a)クロック発生装置およびPL
Lの構成部材を、外から入ってくるデータと同じ高速で
作動する必要がないこと。(b)PLL回路構成部材が
作動する速度を遅くすることにより、通常低速回路だけ
に使用される集積回路技術を、改良型の方法および回路
を実行するために使用できること。(c)また、PLL
構成部材が作動しなければならない速度を遅くすること
により、実行した改良型の方法および回路の電力消費が
少なくなること。(d)PLLの作動周波数を低くする
ことにより、改良型の方法および回路を実行するために
製造した集積回路(「チップ」)の全体のコストを下げ
ることができるCMOS技術を使用することができるこ
と。(e)特に、MOS内の電力消費は、一般に比較対
象のバイポーラ回路より低いので、改良型の方法および
回路を実行するためにCMOS技術を使用することによ
り、PLLの電力消費を少なくすることができること。
(f)融通性があること。すなわち、バイポーラまたは
MOS技術のどちらかを使用することができることであ
る。
【0008】簡単に説明すると、本発明の位相ロック・
ループ(PLL)は、n位相シフトの隣接しているクロ
ック信号の一つである基準クロック信号が、外から入っ
てくるデータと整合しているかどうかを検出するための
回路を含んでいる。この回路は、隣接しているクロック
信号の第一のクロック・ビットが0、0+n、0+2
n、...であり、隣接しているクロック信号の第二の
クロック・ビットが1、1+n、1+2n、...であ
る場合に、隣接している各クロック信号によって、外か
ら入ってくるデータのビットを標本化するためのデータ
・サンプラーからなっている。この回路は、データ・サ
ンプラーからの出力の第一のペア上で作動する第一の位
相検出装置、データ・サンプラーからの出力の第二のペ
ア上で作動する第二の位相検出装置等を含むことができ
る。必要な場合には、クロック発生装置に直列に接続し
ているポンプを満たすために、位相調整出力を使用する
ことができる。この回路の特徴は、奇数nの位相シフト
隣接クロック信号を生成するためのクロック発生装置を
有している外から入ってくるデータから、クロック信号
を回収するためのPLL回路と、入力データを標本化す
るためのデータ・サンプラーである。データ・サンプラ
ーからの出力の第一のペアは、位相調整出力を作るため
に、(隣接クロック信号および入力データと一緒に)位
相検出装置内で使用される。
【0009】本発明は、また隣接クロック信号の第一の
クロック・ビット0、0+n、0+2n、...、およ
び隣接クロック信号の第二のクロック・ビット1、1+
n、1+2n、...になるように、PLLに外から入
ってくるビットを標本化するために、n位相シフト隣接
クロック信号を生成するいくつかのステップを含むPL
L内でのデータ回収のための方法を含んでいる。さら
に、第三の隣接クロック信号を、ビット2、2+n、2
+2n、...をクロック処理するのに使用することが
できる。同様に、第四のクロックを、入力ビット3、3
+n、3+2n、...をクロック処理するために使用
することができ、第五のクロックを入力ビット4、4+
n、4+2n、...をクロック処理するために使用す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1の参照番号10は、コンピュ
ータ・システムの他の場所で使用される(矢印14に沿
った)PLLからデータを出力するために、(マスター
・スレーブDフリップ・フロップを使用することができ
る)電圧制御オシレ−タ(VCO)18によって生成し
た一つのクロック・パルス15を使用する周知の簡単な
PLL回路(1988年発行のソリッドステート回路の
IEEEジャーナル23巻3号の「将来の光ファイバ伝
送システム用のマルチギガビット/秒シリコン・バイポ
ーラIC」、特に図1、図19および図25参照)であ
る。本発明の場合には、位相検出装置16として動作し
ている集積回路の構成部材は、必要に応じて、VCO1
8を(上方)または(下方)に充電するために、ポンプ
13を充電する目的で出力を送るために使用される。こ
れにより、(VCO18によって生成した)クロック信
号15の位相検出を行うことができる。
【0011】図2をみれば容易に理解できるように、改
良型PLL回路20は、この場合、21cに沿って、
(その動作の詳細を図4のところで説明する)データ・
サンプラーに入力した入力データ21のビットを標本化
するためのデータ・サンプラー26に24を通して送ら
れる、(図3にも示す)五つの位相シフト隣接クロック
信号23を生成するためのクロック発生装置22を有し
ている。(図3および図4においても参照番号30のと
ころにD1およびD2で示す)五つのクロック処理出力
28の内の二つは、五つのクロック23の内の二つ(参
照番号25のところのクロック3およびクロック4)と
一緒に、PLL20の位相検出装置34に送られる。位
相検出装置34の動作は、図5のところでより詳細に説
明する。位相調整出力35aおよび35bは、PLLに
対して生成させたクロック信号の位相を調整することが
できるように、クロック発生装置22の速度を「早くし
たり」または「遅くしたり」するために、充電ポンプ3
6に送られる。ループ・フィルタ38が内蔵されてい
る。クロック処理された出力データは、コンピュータ・
システムの他の場所で使用することができるように、P
LLから32に沿って送られる。同様に、クロック信号
(この実施例の場合には五つ)は、コンピュータ・シス
テムの他の場所で使用することができるように、PLL
から27を通して送ることができる。
【0012】クロック発生装置は、好適には、n位相シ
フト隣接クロック信号(すなわち、「クロック」)を生
成することができる電圧制御オシレ−タであることが好
ましい。参考文献として本明細書に記載した、上記の二
つの参考文献、すなわち、「電子通信技術」および「C
MOS VLSI設計、システムの概観」並びに「チッ
プ上でのクロック発生装置の設計」という表題の「回路
および装置」の論文には、種々のタイプの使用可能なV
COおよびその設計方法が記載されている。好適には、
マルチバイブレータまたはリング・オシレ−タVCOを
使用することが好ましい。よく使用される設計の一つ
に、その内部で制御電圧によって充電電流および放電電
流の変調が行われる電流欠乏リング・オシレ−タがあ
る。(「チップ上でのクロック発生装置の設計」の図5
参照)(電流タイプまたは電圧タイプの)「チップ上で
のクロック発生装置の設計」に記載されている二つの周
知のタイプの充電ポンプのどちらも、図の実施例で使用
することができる。以下にさらに詳細に説明するよう
に、電流タイプの充電ポンプを使用し、(クロックが遅
れているので)VCO速度を上げるために、「スピード
アップ」調整が必要な場合には、充電ポンプを通して、
電流源からVCOに正の方向に流れる電流を送るため
に、クロックの一周期だけ、スイッチが閉じられる。そ
して、最後に、ループ・フィルタ38としては、低域フ
ィルタを使用することが好ましいことをつけ加えたい。
水槽内の水を例に引いて説明すると、低域フィルタは、
充電ポンプがそこへ水を注入し、そこから水をくみ出す
大きな水槽のような働きをする。水槽の水の全水位で表
すフィルタ出力は、VCO22の周波数を制御する。す
べての一時的な変動によって水位が有意に変わらないよ
うに、水槽は十分大きいものでなければならない。
【0013】図3について説明すると、五つの位相シフ
トクロックを生成するために、5段のVCOを作ること
ができる。各位相クロックは、48のところで入力デー
タ周期「Tdata」に等しい時間だけ遅れる。例を上
げて説明すると、1.ギガビット/秒の速度で入力デー
タが移動している場合には、「Tdata」は1ナノ秒
に等しい。(すなわち、1ギガビット/秒の逆数にな
る。) それ故、上記の5段のVCOの周波数は、20
0MHz(すなわち、1GHzの1/5)であればい
い。600MHzの5段VCOは、周知のCMOS技術
を使用して実行することができる。VCO22によって
生成した五つの各クロック位相は、五つの入力ビット2
1全部を各5ナノ秒のクロック周期(図3の46の「T
data」)中に標本化することができるように、デー
タ・サンプラー26(図4参照)に続いて、入力データ
21を標本化するのに使用される。それ故、本実施例の
入力データ速度でもある1Gb/秒の有効標本化速度
を、位相ロックに対して行うことができる。
【0014】図4は、上記の五つのクロックの実施例用
の好適なデータ・サンプラー26を示す。参照番号41
−45で示す各位相シフトクロック、クロック1からク
ロック5までは、正のエッジトリガーされたDフリップ
・フロップ(またはDラッチ)を使用して、連続入力デ
ータ・ビット21を標本化する。上記の五つのDフリッ
プ・フロップを参照番号51−55で示す。連続入力ビ
ットをクロック処理するために、各隣接クロック信号
(41−45)を使用することができるように、入力ビ
ットは、(21cを通して)各フリップ・フロップに送
られる。クロック処理された出力を、それぞれ参照番号
61−65で示す。
【0015】各入力データ・ビットをビット・セルの中
央に必ずストローブ(標本化)するためには、位相シフ
ト・クロックのタイミングを制御することが重要であ
る。図3においては、位相シフト・クロッは、入力デー
タと整合させられる。立ち上がりおよび立ち下がりのデ
ータ状態の変化が、クロックの各立ち下がりの縁部に従
って起こる。(図6および図7のところで説明するよう
に)この状態が必ずしも何時でも起こるわけではない。
それ故、図5の位相検出装置34は、VCO22が生成
した基準クロック(この実施例の場合には、参照番号4
4のクロック4)が整合しているかどうかをチェックす
るために使用される。再び図3について説明する。クロ
ック信号1(41)とクロック2(44)の立ち上がり
の縁部の間の入力データ21の状態の変化は、基準クロ
ック4の立ち下がりの縁部と整合する。入力データ21
が、クロック1およびクロック2の立ち上がり縁部の間
にある時に、クロック4(44)が標本化されると、基
準クロック4(およびそれに応じて、他の位相シフト・
クロック)が入力データより進んでいるか、または遅れ
ているかを判断することができる。いったんこの判断が
行われると、図2のところで説明したように、正しい調
整出力を充電ポンプ36および(ループ・フィルタ38
を通して)VCOに送ることができる。
【0016】図5の好適な位相検出装置34は、Dラッ
チ70の作動により、基準クロック4(44)を標本化
(ストローブ)するために、入力データ21bを使用し
ている。リセットを行うために、論理積ゲート67の出
力68が使用されているフリップ・フロップ76を使用
して、クロック3(43)は、Dラッチの出力72を標
本化する。リセットを行うために、論理積ゲート67の
出力68が使用されている第二のフリップ・フロップを
使用して、クロック3(43)は、Dラッチ70の反転
出力76を標本化する。(アップ)位相調整出力35a
を作るために、Dラッチ70を動作させることにより、
フリップ・フロップ76の出力77をクロック処理する
ために、基準クロック4が使用される。さらに、(ダウ
ン)位相調整出力35bを作るために、Dラッチ84を
動作させることにより、フリップ・フロップ78の出力
79をクロック処理するために、基準クロック4が使用
される。
【0017】図6のタイミング図は、クロック1(4
1)とクロック2(42)の立ち上がり縁部の間で、ス
トローブを行うクロック信号4(44)が、位相シフト
・クロックが入力データ21より(60aのところで)
遅れていることを示す「1」(すなわち、「ハイ」)位
相調整出力35aになった場合の状況を示す。この場
合、充電ポンプはVCOをスピードアップするために、
(図3の46のTclockで示す)クロックの一周期分だ
けVCOを加速させる。充電ポンプが電流タイプである
場合には、充電ポンプを通して正の電流を送るために、
第一のスイッチは、Tclockの一周期間だけ閉になる。
充電ポンプが電圧タイプである場合には、VCO発振電
圧を増大するために、第一のスイッチがポンプ内で同様
に閉になる。
【0018】図7のタイミング図は、クロック1(4
1)とクロック2(42)の立ち上がり縁部の間で、ス
トローブを行うクロック信号4(44)が、位相シフト
・クロックが入力データ21より(60bのところで)
進んでいることを示す「0」(すなわち、「ダウン」)
位相調整出力35bになった場合の状況を示す。この場
合、充電ポンプはVCOをスピードダウンするために、
(図3の46のTclockで示す)クロックの一周期分だ
けVCOを減速させる。充電ポンプが電流タイプである
場合には、充電ポンプを通して反対方向に流れる電流を
送るために、充電ポンプ内の第二のスイッチはTclock
の一周期間だけ閉になる。充電ポンプが電圧タイプであ
る場合には、VCO発振電圧を下げるために、第二のス
イッチがポンプ内で同様に閉になる。
【0019】位相調整がクロック・サイクルの長さ(図
3の46のTclock)に従って行われることに注意され
たい。位相調整を行う際に、各Tclockの長さが入力デ
ータの速度と比較してあまりに長すぎると思われる場合
には、入力データをより頻繁にストローブすることが望
ましいか、または必要である。図8は、90で示す第二
の充電ポンプ96に直列に接続している第二の位相検出
装置および第三の充電ポンプ106に直列に接続してい
る第三に位相検出装置104を含む本発明の一実施例を
示す。三つの充電ポンプ36、96、106の出力は、
クロック発生装置をより頻繁に調整するために、(3
7、97、107に沿って)ループ・フィルタに送られ
る。二つのクロック(クロック3および基準クロック
4)が25を通して位相検出装置34に入力すると同時
に、二つのクロック(クロック4および入力データ21
dとの整合のためにストローブしているクロック5)
を、95を通して、位相検出装置94に入力させること
ができる。同様に、二つのクロック(クロック1および
入力データ21eとの整合のためにストローブしている
クロック2)を、105を通して、位相検出装置104
に入力させることができる。位相検出装置94は、二つ
のクロック処理した出力(92沿いのD2、D3)を使
用し、位相検出装置104は、クロック処理した出力
(102沿いのD4、D5)を使用する。位相検出装置
94からの「アップ」98aおよび「ダウン」98b調
整出力は、充電ポンプ96に送られる。同様に、位相検
出装置94からの「アップ」108aおよび「ダウン」
108b調整出力は、充電ポンプ106に送られる。
【0020】PLLクロック発生装置に対する位相調整
の必要な周波数に基づいて、この回路を、それぞれが入
力データ21との調整のために生成した位相シフト・ク
ロックである、二つの隣接クロックの立ち上がりの縁部
の間をストローブするように作ることができる。CMO
S技術を使用して、(本実施例内で生成した五つの位相
シフト・クロックに対応する)五つの並列位相検出装置
を有する上記の回路を作ることができる。
【0021】別の例をあげると、任意の数の位相シフト
・クロックを作るために、理論上、任意の数の段を有し
ているクロック発生装置を使用して、本発明の新規な方
法およびPLL回路を実行するために、CMOS技術を
使用することができる。1Gb/秒の速度で外から入っ
てくるデータ用に作られた三段のクロック発生装置は3
33.33MHz(すなわち、1Gb/秒の1/3)で
動作しなければならない。同様に、同じ1Gb/秒の速
度で外から入ってくるデータを回収するために作られた
7段のクロック発生装置は、142.86MHzで動作
しなければならない。三段VDOのデータ・サンプラー
は、三台の入力ビット標本化装置を含んでいる。7段V
COのデータ・サンプラーは、7台の入力ビット標本化
装置を使用する。以下同様である。如何なる場合でも、
本明細書で説明した原理に基づいて、二つの隣接データ
を、基準クロックおよびクロック発生装置の位相調整用
の入力データと一緒に、位相検出装置に入力することが
できる。
【0022】本発明を説明するために、いくつかの代表
的な実施例を示してきたが、当業者なら容易に本発明の
新規な内容または範囲から逸脱しないで、種々の修正を
行うことができることを理解できるだろう。従って、そ
のような上記の修正は、以下の特許請求の範囲に定義す
るように、本発明の範囲内に含まれる。特許請求の範囲
においては、使用した手段プラス機能の表現は、上記の
機能を行い、構造上の等価物ばかりでなく、等価な構造
(後者の一例を上げると、固定部品の周囲の釘およびネ
ジがある)である上記の構造物を含む。
【図面の簡単な説明】
本発明を、好適な実施例の添付の図面を参照しながらよ
り詳細に説明する。図面中、類似の部分には類似の参照
番号がつけてある。
【図1】 (矢印14に沿って)PLLからデータを送
り出すために、決定回路12と一緒に一つのクロック・
パルスを使用する周知の簡単なPLL回路10のブロッ
ク図である。
【図2】 この実施例においては、五つの隣接クロック
(クロック1−クロック5)を使用している本発明の好
適な実施例の略図である。
【図3】 例示としての入力データ、五つの隣接クロッ
ク、二つのクロック処理出力および(一方のクロック処
理出力が最初に反転された)二つのクロック処理出力の
論理積演算の出力の波形のタイミング・ダイグラムであ
る。
【図4】 それにより五つの隣接クロックで入力データ
が標本化される、本発明の好適なデータ・サンプラーの
略図である。
【図5】 図2および図4により実行することができ、
それにより二つのデータ・サンプラーの出力が、位相検
出用の入力データと一緒に、基準クロック4と共に使用
される、本発明の好適な位相検出装置の略図である。
【図6】 二つの例示としての条件のための波形のタイ
ミング・ダイアグラムであり、図6はデータ21より遅
れているクロック4を示す。
【図7】 二つの例示としての条件のための波形のタイ
ミング・ダイアグラムであり、図7はデータより進んで
いるクロック4を示す。
【図8】 そのすべてが位相修正用のループ・フィルタ
内に出力する三台の並列の位相検出装置を有している、
本発明の好適な実施例の略図である。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相ロック・ループ(PLL)のn位相
    シフト隣接クロック信号の一つである、基準クロック信
    号が、入力データと整合しているかどうかを検出するた
    めの回路であって、 隣接クロック信号の第一の信号が、入力データのビット
    である0、0+n、0+2n、...をクロック処理
    し、隣接クロック信号の第二の信号が、上記のビットで
    ある1、1+n、1+2n、...をクロック処理する
    場合に、入力データのビットを、各隣接クロック信号で
    標本化するためのデータ・サンプラーを備えてなる回
    路。
  2. 【請求項2】 隣接クロック信号が、入力データ周波数
    以下の周波数で作動する場合に、基準周波数クロック信
    号および入力データと一緒に、第一の位相検出装置内で
    使用するための、二つの隣接クロック信号から生成し
    た、上記のサンプラーからの出力の第一のペアをさらに
    含む請求項1に記載の回路。
  3. 【請求項3】 上記の第一の位相検出装置が、入力デー
    タ周波数の1/nに近いトリム周波数で動作するため
    に、隣接クロック信号を生成したクロック発生装置に直
    列に接続している充電ポンプに対する位相調整出力を生
    成することができる請求項2に記載の回路。
  4. 【請求項4】 その一方が基準クロックである、一組の
    隣接クロック信号が、上記の第一の位相検出装置内で使
    用され、 上記の第一の位相検出装置が、その一方が反転している
    上記の出力の上記の第一のペア上で作動するための論理
    AND装置と、基準クロックを入力データで標本化する
    ための第一のラッチをさらに備えてなる請求項2に記載
    の回路。
  5. 【請求項5】 上記の第一の位相検出装置が、そのそれ
    ぞれが上記の論理AND装置の出力、上記の第一のラッ
    チの出力、および上記の一組の隣接クロック信号の他方
    により作動する第一および第二のフリップ・フロップ
    と、 上記の各フリップ・フロップの出力を基準クロックで、
    それぞれ標本化するための第二および第三のラッチと、
    位相調整出力を生成するための上記の第二および第三の
    ラッチとをさらに備えてなる請求項4に記載の回路。
  6. 【請求項6】 上記の回路の位相調整出力が、ループ・
    フィルタに直列に接続している電流タイプの充電ポンプ
    および隣接クロック信号を生成したn段電圧制御オシレ
    −タ(VCO)用のものである請求項2に記載の回路。
  7. 【請求項7】 出力の上記の第一のペアとは異なる上記
    のサンプラーからの第二のペアの出力の少なくとも一方
    が、隣接クロック信号の第二の基準クロック信号と入力
    データと一緒に、上記の第二の位相検出装置内で使用さ
    れる場合に、その両方が、上記の第一の位相検出装置お
    よび上記の電流タイプの充電ポンプに並列に接続してい
    る、第二の充電ポンプに直列接続の第二の位相検出装置
    をさらに備えてなる請求項6に記載の回路。
  8. 【請求項8】 上記の回路の位相調整出力が、隣接クロ
    ック信号を生成したn=5段電圧制御オシレ−タ(VC
    O)に直列に接続している充電ポンプ用のものであり、
    隣接クロック信号の三番目の信号が、上記のビット2、
    2+n、2+2n、...をクロック処理し、隣接クロ
    ック信号の四番目の信号が、上記のビット3、3+n、
    3+2n、...をクロック処理し、隣接クロック信号
    の五番目の信号が、上記のビット4、4+n、4+2
    n、...をクロック処理する請求項1に記載の回路。
  9. 【請求項9】 上記の充電ポンプが、低域ループ・フィ
    ルタおよび上記のVCOに直列に接続している電圧タイ
    プの充電ポンプである場合に、基準クロック信号および
    入力データと一緒に、第一の位相検出装置内で使用する
    ための、上記のサンプラーからの第一のペアの出力をさ
    らに含む請求項8に記載の回路。
  10. 【請求項10】 入力データからクロック信号を回収す
    るための位相ロック・ループ(PLL)回路であって、 奇数nの位相シフト隣接クロック信号を生成するための
    クロック発生装置と、 入力データを標本化するためのデータ・サンプラーと、 上記の隣接クロック信号の基準クロックと入力データと
    一緒に、上記のクロック発生装置用の調整出力を生成す
    ることができる第一の位相検出装置内で使用するための
    上記のサンプラーからの出力の第一の組を備えてなる回
    路。
  11. 【請求項11】 上記のクロック発生装置が、入力デー
    タ周波数の1/nに近いトリム周波数で動作するため
    に、上記の隣接クロック信号を生成したn段電圧制御オ
    シレ−タ(VCO)であり、 上記の第一の位相検出装置が、その一方が反転している
    上記の出力の第一のペア上で作動するための論理AND
    装置と、上記の基準クロックを入力データで標本化する
    ための第一のラッチを備えてなる請求項10に記載のP
    LL回路。
  12. 【請求項12】 周波数検出装置が、上記の基準クロッ
    クの周波数に十分にロックされたPLL回路を有し、 上記のクロック発生装置が、n段電圧制御オシレ−タ
    (VCO)であり、隣接クロック信号の一番目の信号
    が、上記のビット0、0+n、0+2n、...をクロ
    ック処理し、隣接クロック信号の二番目の信号が、上記
    のビット1、1+n、1+2n、...をクロック処理
    し、隣接クロック信号の三番目の信号が、上記のビット
    2、2+n、2+2n、...をクロック処理する請求
    項10に記載のPLL回路。
  13. 【請求項13】 上記のクロック発生装置が、n段電圧
    制御オシレ−タ(VCO)であり、 上記のデータ・サンプラーが、n個のラッチからなり、 上記の第一の位相検出装置が、その一方が反転している
    出力の上記の第一のペア上で作動するための論理AND
    装置と、上記の基準クロックを入力データで標本化する
    ための第一のラッチと、それぞれが上記の論理AND装
    置の出力、上記の第一のラッチの出力および上記の隣接
    クロック信号のもう一方で作動する第一および第二のフ
    リップ・フロップとをさらに備えてなる請求項10に記
    載の回路。
  14. 【請求項14】 位相ロック・ループ(PLL)内でデ
    ータを回収する方法であって、 隣接クロック信号の一番目の信号が、上記のビット0、
    0+n、0+2n、...をクロック処理し、隣接クロ
    ック信号の二番目の信号が、上記のビット1、1+n、
    1+2n、...をクロック処理する場合に、PLLへ
    の入力ビットを標本化するために、N位相シフト隣接ク
    ロック信号を生成するステップを含む方法。
  15. 【請求項15】 nが奇数である場合に、上記のビット
    2、2+n、2+2n、...をクロック処理するため
    に、上記の隣接クロック信号の三番目の信号を使用する
    ステップをさらに含む請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 上記の生成ステップが、 上記のビットの周波数の1/nに近いトリム周波数で作
    動するn段電圧制御オシレ−タ(VCO)を使用し、上
    記のビット3、3+n、3+2n、...をクロック処
    理するために上記のクロック信号の四番目の信号を使用
    し、上記のビット4、4+n、4+2n、...をクロ
    ック処理するために上記のクロック信号び五番目の信号
    を使用するステップと、 上記の隣接クロック信号の基準クロックが上記のビット
    に整合しているかどうかを検出するステップと、 PLLからデータを出力するステップとをさらに含む請
    求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 上記の検出ステップが、 その一方が最初に反転している上記の標本化信号の第一
    の組の上で論理AND装置を使用して動作するステップ
    と、 第一および第二の各フリップ・フロップに入力するため
    に、上記のビットで上記の基準クロックを標本化するス
    テップと、 任意の必要な位相調整出力を生成するために、上記の第
    一および第二の各フリップ・フロップを、上記の基準ク
    ロックで標本化するステップとをさらに含む請求項16
    に記載の方法。
  18. 【請求項18】 上記の隣接クロック信号の基準クロッ
    クが、上記のビットと整合しているかどうかを検出し、
    整合していない場合には、位相調整出力を生成するステ
    ップをさらに含む請求項14に記載の方法。
  19. 【請求項19】 上記の検出ステップが、上記の位相調
    整出力を生成するために、上記の標本化された出力の第
    一の組、上記の隣接クロック信号の基準クロック、およ
    び上記のビットを使用するステップをさらに含む場合
    に、PLLに対して必要な任意の位相調整を行うステッ
    プをさらに含む請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 上記の隣接クロック信号の第二の基準
    クロックが、上記のビットと整合しているかどうかを検
    出し、整合していない場合には、PLLに対して任意の
    第二の必要な位相調整を行うために、第二の位相調整出
    力を生成するステップをさらに含む請求項19に記載の
    方法。
  21. 【請求項21】 位相ロック・ループ(PLL)のn個
    の位相シフト隣接クロック信号の一つである、基準クロ
    ック信号が入力データと整合しているかどうかを検出す
    るための回路であって、基準クロック信号と一緒に、第
    一の位相検出装置内で使用するためのデータ・サンプラ
    ーからのクロック処理した出力の第一の組と、 隣接クロック信号の第二の基準クロック信号と一緒に、
    第二の位相検出装置内で使用される、上記の第一の組と
    は少なくとも一方が異なっている、上記のサンプラーか
    らのクロック処理した信号の第二の組を備えてなる回
    路。
  22. 【請求項22】 上記の第一の位相検出装置が、それと
    直列に接続している第一の充電ポンプに対する第一の位
    相調整出力を生成することができ、上記の第二の位相検
    出装置が、それと直列に接続している第二の充電ポンプ
    に対する第二の位相調整出力を生成することができ、上
    記の位相調整出力が、隣接クロック信号のクロック発生
    装置用のものである請求項21に記載の回路。
  23. 【請求項23】 上記の第一の位相検出装置が、その一
    方が反転しているクロック処理された出力の上記の第一
    の組に対して作動するための論理AND装置と、基準ク
    ロックを入力データで標本化するための第一のラッチを
    さらに備えてなる請求項21に記載の回路。
  24. 【請求項24】 少なくとも一方が上記の第二の組から
    異なっている、上記のサンプラーからのクロック処理さ
    れた出力の第三の組が、隣接クロック信号の第三の基準
    クロック信号および入力データと一緒に、第三の位相検
    出装置内で使用される請求項21に記載の回路。
  25. 【請求項25】 上記の第三の位相検出装置が、クロッ
    ク発生装置に直列に接続している第三の充電ポンプ、並
    列に接続している上記の第一、第二および第三の位相検
    出装置に対する第三の位相調整出力を生成することがで
    きる請求項24に記載の回路。
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