JPH09180886A - 自動車の前照灯 - Google Patents

自動車の前照灯

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JPH09180886A
JPH09180886A JP8285591A JP28559196A JPH09180886A JP H09180886 A JPH09180886 A JP H09180886A JP 8285591 A JP8285591 A JP 8285591A JP 28559196 A JP28559196 A JP 28559196A JP H09180886 A JPH09180886 A JP H09180886A
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JP
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gas discharge
discharge lamp
lamp
output
voltage
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JP8285591A
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English (en)
Inventor
Bernhard Dipl Ing Woerner
ヴェールナー ベルンハルト
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00—Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14—Circuit arrangements
    • H05B41/36—Controlling
    • H05B41/38—Controlling the intensity of light
    • H05B41/39—Controlling the intensity of light continuously
    • H05B41/392—Controlling the intensity of light continuously using semiconductor devices, e.g. thyristor
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/14—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means
    • H—ELECTRICITY
    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00—Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/20—Responsive to malfunctions or to light source life; for protection
    • H05B47/24—Circuit arrangements for protecting against overvoltage

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス放電ランプの集積された総稼働継続時間
に亙って前照灯から生ぜしめられた照明強度分布が変化
しないか又はわずかにしか変化しないようにすること。 【解決手段】 自動車の前照灯であって、光源としての
ガス放電ランプ（１０）と該ガス放電ランプ（１０）の
ための電気的な前接続装置（２０）とを有し、この前接
続装置（２０）によってガス放電ランプ（１０）にその
稼働のために電気的な出力が供給される形式のものにお
いて、前接続装置（２０）がガス放電ランプ（１０）の
集積された総稼働継続時間を検出する装置（２４；１２
４；２２４）を有し、前接続装置（２０）によって、総
稼働継続時間が増すにつれて、より高い電気的な出力が
供給されること。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の前照灯で
あって、光源としてのガス放電ランプと該ガス放電ラン
プのための電気的な前接続装置とを有し、この前接続装
置によってガス放電ランプにその稼働のために電気的な
出力が供給される形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような前照灯はＤＥ４３１０３０７
Ａｌ号明細書によって公知である。この前照灯は光源と
してガス放電ランプを有し、このガス放電ランプに電気
的な出力を供給するために電気的な前接続装置が設けら
れている。通常はガス放電ランプには、その継接続運転
の間に、前記前接続装置により、その公称出力に相応す
る電気的な出力が供給される。ガス放電ランプはグロー
ランプに較べて種々の利点を有している。なかんづくガ
ス放電ランプの寿命は著しく長い。ガス放電ランプが所
定の老化プロセスにさらされ、その総稼働継続時間に亙
って同じ光流を放出せず、放出された光流が、集積され
た稼働継続時間の増大と共に減少することが証明されて
いる。前照灯により生ぜしめられた証明強度分布は、こ
とに種々異なる測定点における照明強度の最高値を規定
している所定の法的な規定を充していなければならな
い。ガス放電ランプの新しい状態にとっては前照灯は前
記最大値が越えられないように構成されていなければな
らない。しかしながら、ガス放電ランプの集積された稼
働継続時間の増大につれて生じる光流損失により、照明
強度の減少が生じるので、許容の最大値がもはや達成さ
れない。これによって全体として自動車の運転者の視界
が劣化させられる。
【０００３】
【発明の課題】本発明の課題はガス放電ランプによって
得られた照明強度分布が集積された総稼働継続時間に亙
って変化しないか又はわずかにしか変化しないようにす
ることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、冒頭に
述べた形式の前照灯において、前接続装置がガス放電ラ
ンプの集積された総稼働継続時間を検出する装置を有
し、前接続装置によって、総稼働継続時間が増すにつれ
て、より高い電気的な出力が供給されることによって解
決された。
【０００５】この場合には前照灯は、ガス放電ランプか
らその新しい状態で放出された光流に設計されているの
で、許容された最大の照明強度値が越えられないが、し
かしほぼ達成される。ガス放電ランプに供給される電気
的な出力を上昇させることによって、放電ランプの集積
された稼働継続時間の増大に伴う光流の損失は補償され
る。
【０００６】請求項２以下には本発明の前照灯の有利な
構成と実施態様が記載されている。請求項８の構成によ
れば、ランプ交換に際して新しく使用されたガス放電ラ
ンプに対する適合が可能である。ガス放電ランプの定常
運転において発生する燃焼電圧は、特徴的な形式で、ガ
ス放電ランプの集積された稼働継続時間に亙って変化す
るので、請求項９に記載したように、燃焼電圧を、供給
される電気的な出力を上昇させる場合に、集積された稼
働継続時間のための尺度とすることができる。さらに請
求項１３による構成は診断ユニットを用いて例えば自動
車保守の間に、ガス放電ランプの寿命の終りに生じる燃
焼電圧の最大値に達したことを確認し、ひいては適時に
ガス放電ランプの交換を行うことを可能にする。請求項
１４による構成によっては燃焼電圧の最大値に達したあ
とで、ガス放電ランプから放出される光流が運転者によ
ってはっきりと判別できるほど減少するので、適時にガ
ス放電ランプの交換を行うことができる。さらに請求項
１５の構成によっては診断ユニットによって例えば自動
車保守に際して、発生する燃焼電圧の最高値について応
答を求め、ひいてはガス放電ランプにまだ存在する残留
寿命を判断しかつ場合によっては適時にガス放電ランプ
の交換を行うことを可能にする。
【０００７】
【実施例】図１に示された車両、特に自動車の前照灯
は、ガス放電ランプである少なくとも１つの光源を有し
ている。前照灯はさらに反射体１２を有し、この反射体
１２内にガス放電ランプ１０が配設されている。前照灯
の光出口開口は透光性のカバー円板１４によって覆われ
ていることができる。このカバー円板１４は平らに構成
することができるか又は光学的なエレメントを有してい
ることができる。ガス放電ランプ１０を有する反射体１
２はカバー円板１４が固定されているケーシング１６に
配置することができる。反射体１２によってはガス放電
ランプ１０から発せられた光が反射されるので、光はカ
バー円板１４を通って前照灯から外へ出る。前照灯から
出る光は法的な規定を充す照明強度分布を生ぜしめる。
前記法的な規定によっては前照灯の前に配置された、前
照灯の前に位置する走行路の投影を再現する測定スクリ
ーンの種々の測定点において最大の許容される照明強度
値が規定されておりかつ他の測定点において最少必要な
照明強度値が規定されている。規定された照明強度分布
は、前照灯の反射体１２が適宜な形を有し、この反射体
１２によりガス放電ランプ１０から送り出された光が照
明強度分布を形成するために反射させられることにより
生ぜしめられる。この場合には、反射体１２によって反
射された光はカバー円板１４を通過する場合に影響され
ないか又はわずかにしか影響されない。選択的に、反射
体１２により反射された光はカバー円板１４を通過する
際に、規定された照明強度分布が生ぜしめられるように
影響されること、すなわち偏向させられることができ
る。
【０００８】ガス放電ランプ１０に電気的な出力を供給
するためには前接続装置２０が設けられている。この前
接続装置２０はガス放電ランプ１０の稼働開始にあたっ
てガス放電ランプ１０を点火し、ガス放電ランプ１０の
稼働中にガス放電ランプ１０に規定の電気的な出力を供
給するために役立つ。前接続装置２０は２つの部分に分
割されていることができる。この場合、１つの部分２０
ａはガス放電ランプ１０を点火するために役立ち、他方
の部分２０ｂはガス放電ランプ１０の稼働を保証する。
【０００９】図２においては、ガス放電ランプ１０から
その集積された総稼動継続時間ｔに亙って、すなわち加
算された個々の稼動時間に亙って放出された光流Θがプ
ロットされている。この場合の前提はガス放電ランプ１
０に、その集積された総稼動継続時間ｔの間に前接続装
置２０によって常に同じ一定の電気的な出力が供給され
ることである。図２においては、ガス放電ランプ１０の
この稼動形式では、このガス放電ランプ１０から送り出
された光流Θは集積された総稼動継続時間ｔが増大する
につれて減少することが明らかである。これによって前
照灯により生ぜしめられる照明強度分布も劣化する。
【００１０】本発明によれば、前接続装置２０がガス放
電ランプ１０の集積された総稼動継続時間ｔを検出する
装置２４を備えている。したがって前記装置２４によっ
て、ガス放電ランプ１０が全部でどのように長く稼働し
ているかが検出される。前記装置２４は第１実施例によ
れば図４に示されているように公知の形式で稼働時間カ
ウンタとして構成されていることができる。この稼働時
間カウンタはガス放電ランプ１０の稼働が開始されるた
びにスタートさせられる。前記装置２４は所定の時間的
間隔で、例えば約２０から１００時間のガス放電ランプ
１０の稼働継続時間の経過するたびに信号を前接続装置
２０に与える。経過後に前記装置２４がそれぞれ１つの
信号を発する間隔はガス放電ランプ１０の総稼働継続時
間の増大につれて同様に増大することができる。例えば
前記装置は当初はほぼ２０〜５０時間ごとに信号を発
し、その後はほぼ１００時間ごとに信号を発することが
できる。前接続装置２０は出力調整器２５を有し、この
出力調整器２５によって、装置２４の信号により前接続
装置２０に情報が与えられるガス放電ランプ１０の集積
された稼働継続時間ｔが増大するにつれて、前記装置２
４に供給される電気的な出力が高められる。有利には前
記電気的な出力の上昇は、ガス放電ランプ１０からその
集積された総稼働継続時間ｔに亙って送出された光流Θ
が図３に示されたように少なくともほぼ一定である形式
で、ガス放電ランプ１０の老化特性に適合させられてい
る。
【００１１】ガス放電ランプ１０には新しい状態で、ガ
ス放電ランプの稼働継続時間の開始にあたって、ガス放
電ランプの公称出力に較べてわずかな電気的な出力を供
給しかつ集積された総稼働継続時間が増大するにつれ
て、ガス放電ランプの公称出力を越えるまで上昇させら
れた電気的な出力を供給するようにすることができる。
この場合、ガス放電ランプ１０に供給される当初の電気
的な出力は、ガス放電ランプの公称出力のほぼ５〜１５
％低いことができ、ガス放電ランプの集積された総稼働
継続時間の終りにガス放電ランプに供給される電気的な
出力はガス放電ランプの公称出力のほぼ５〜１５％高い
ことができる。例えばガス放電ランプ１０は３５ワット
の公称出力を有していることができる。この場合、ガス
放電ランプには当初はほぼ３２ワットの電気的な出力が
供給され、集積された総稼働継続時間が増大するにつれ
てほぼ３８ワットの電気的な出力が供給される。電気的
な出力は例えばガス放電ランプ１０の集積された総稼働
継続時間がほぼ１０００時間になると約３８ワットの値
に達する。
【００１２】ガス放電ランプ１０の老化特性に合わせら
れて、ガス放電ランプ１０に供給される電気的な出力の
上昇の大部分は、最初の５０から１５０稼働時間の間に
行われ、したがって集積された残った総稼働継続時間の
間には出力のわずかな上昇しか行われないようにするこ
とができる。この場合、出力の上昇は指数函数的に又は
直線的行うこと及び連続的に又は図３に一点鎖線で示し
たように段階的に行うことができる。
【００１３】装置２４にはリセット可能性を設けておく
ことができ、このリセット可能性によって、装置２４に
よって検出された集積された総稼働継続時間は零にリセ
ットすることが可能である。これは、ガス放電ランプ１
０を交換する場合に、ランプの新しい状態から出発して
ランプの集積された総稼働継続時間に亙って、前述の電
気的な出力の上昇を可能にするために必要である。
【００１４】先に述べたように装置２４を稼働時間カウ
ンタとして構成する代りに、この装置２４は、電気的な
性質がガス放電ランプ１０の総稼働継続時間の増大に伴
って変化する構成エレメントを有していることもでき
る。この場合には例えば電気的な抵抗が変化すること、
すなわち総稼働継続時間が増すにつれて増大又は減少す
ることができる。これは電気的な回路で検出される。し
たがって装置２４の構成エレメントの変化する電気的な
性質はガス放電ランプ１０の総稼働継続時間のための尺
度でありかつ前接続装置２０によって、ガス放電ランプ
１０に供給される電気的な出力は適当に上昇させられ
る。
【００１５】図５には第２実施例による装置２４が示さ
れている。この実施例においては、前記装置１２４はマ
イクロプロセッサから成り、このマイクロプロセッサは
前接続装置１２０に統合されていることができる。この
場合、装置１２４はオシレータ１２６と、プレセレクト
カウンタ１２７及びこれに配属されたＥＥＰＲＯＭ記憶
器１２８と、アドレス指示ユニット１２９及びこれに配
属されたＥＥＰＲＯＭ記憶器１３０と、記憶された制御
特性フィールド１３１とを有している。オシレータ１２
６によっては所定の周波数、例えば１００Ｈｚを有する
電気的なインパルスが発生されかつプレセレクトカウン
タ１２７に供給される。プレセレクトカウンタ１２７は
それぞれ所定数のインパルスのあとで、例えば３．６１
０８インパルスあとで１００時間に相応して１つの切換
インパルスをアドレス指示ユニット１２９に与える。プ
レセレクトカウンタ１２７は例えばNachschlagewerk Ti
eze-Schenk, Halbleiter-Schaltungstechnik, Springer
社、８版１９８６、２５０頁に記載されているように
構成されていることができる。記憶器１２８はプレセレ
クトカウンタ１２７の中間成果を記憶するために役立
つ。アドレス指示ユニット１２９においてはプレセレク
トカウンタ１２７の各インパルスに１つのアドレスが配
属される。制御フィールド１３１においては各アドレス
に対し前接続装置１２０の出力調整器１２５を制御する
ために１つの値が記憶されており、この値によってガス
放電ランプ１０に所定の電気的な出力が供給される。し
たがってガス放電ランプ１０に供給される電気的な出力
は段階的にそれぞれ例えば１００稼働時間後に変化させ
られ、それぞれ１００稼働時間一定に保たれる。
【００１６】ガス放電ランプ１０の集積された稼働継続
時間のための尺度としてはガス放電ランプ１０の燃焼電
圧Ｕ１を関与させることもできる。何故ならばこの燃焼
電圧Ｕ１はガス放電ランプ１０の稼働継続時間に亙って
特徴的な形式で変化するからである。典型的な形式で燃
焼電圧Ｕ１は図６に示されているように、ガス放電ラン
プ１０の新しい状態における値Ｕ０から出発して、集積
された稼働継続時間が増すにつれて上昇する。したがっ
て適当な評価装置により、ガス放電ランプ１０の燃焼電
圧Ｕ１の値から、ガス放電ランプ１０の集積された総稼
働継続時間を求めることができる。通常はガス放電ラン
プ１０の燃焼電圧Ｕ１はいずれにしても、安定した稼働
のためにガス放電ランプ１０に供給される電気的な出力
を出力調整器２２５により調整するために検出されるの
で、これは付加的な費用を必要としない。図７において
は前接続装置２２０が第３実施例による装置２２４と共
に示されている。この場合には前記装置２２４は前接続
装置２２０内に統合されている。ガス放電ランプ１０の
燃焼電圧Ｕ１からガス放電ランプ１０の集積された稼働
継続時間を求めるためにはランプごとに異なる、ランプ
の新しい状態における燃焼電圧の値Ｕ０が除去されなけ
ればならない。燃焼電圧Ｕ１が変化しかつ次第に燃焼電
圧が定常運転におけるコンスタントな値を取る、冷えた
ガス放電ランプ１０を接続したあとで所定の時間に亙っ
て継続する始動過程は、付加的な装置２４０により除去
される。前記装置２４０は例えば始動過程に相当する短
い、あらかじめ定められた不変の時間に調節された時限
回路を有していることができる。択一的に前記装置２４
０は、この装置２４０によって連続的に、燃焼電圧Ｕ１
の時間的に連続する値の差を形成し、この差から、燃焼
電圧がもはや変化しないガス放電ランプ１０の定常の稼
働状態が求められ得るように構成することもできる。ガ
ス放電ランプ１０が定常の稼働状態にあってはじめて装
置２２４において燃焼電圧Ｕ１が評価される。燃焼電圧
Ｕ１のために求められた最初の値がガス放電ランプ１０
の新しい状態におけるＵ０である。この値Ｕ０は一時的
ではない記憶器に記憶させられる。ランプ１０の集積さ
れた稼働継続時間に亙る燃焼電圧Ｕ１の経過はガス放電
ランプ１０の寿命実験から求められる。この寿命実験か
らはガス放電ランプ１０から放出される光流Θも求めら
れる。したがってランプ１０の集積された稼働継続時間
に亙ってほぼコンスタントな光流Θを達成するためにガ
ス放電ランプ１０に供給される電気的な出力Ｐの調整
は、燃焼電圧Ｕ１との関係で直接的に行うこともでき
る。この場合には、燃焼電圧Ｕ１又は瞬間の燃焼電圧Ｕ
１と新しい状態における燃焼電圧Ｕ０との差Ｕ１−Ｕ０
又は新しい状態における燃焼電圧Ｕ０に対する瞬間の燃
焼電圧Ｕ１の比Ｕ１／Ｕ０に対する光流の依存性を考慮
することができる。図８にはランプの集積された稼働継
続時間に亙って供給された電気的な出力Ｐに対する、ガ
ス放電ランプ１０から放出された光流Θの比Θ／Ｐの経
過が示されている。これは稼働継続時間が増すにつれて
減少する。図９には電圧差が増大するにつれて減少す
る、比Θ／Ｐの経過が電圧差Ｕ１−Ｕ０に亙って示され
ている。
【００１７】図１０においてはランプの集積された稼働
継続時間に亙ってほぼ一定の光流Θを放出するためにラ
ンプに供給される電気的な出力Ｐが電圧差Ｕ１−Ｕ０に
関連して示されている。装置２２４によっては燃焼電圧
Ｕ１が検出され、これから差Ｕ１−Ｕ０又は比Ｕ１／Ｕ
０が形成され、比較装置２４２において、図１０に示さ
れた電気的な出力Ｐの記憶された経過から、ガス放電ラ
ンプ１０に必要な出力を供給する出力調整器２２５に信
号が与えられる。
【００１８】第３実施例による先に記述した装置２２４
の構成では付加的に、図６に示したように、燃焼電圧の
ための最大値Ｕ１ｍａｘをあらかじめ規定しておき、こ
れを越えたあとで燃焼電圧Ｕ１が強く低下し、ガス放電
ランプ１０によって放出された光流が、上昇させられた
電気的な出力の供給によってももはや上昇させられない
ように前記光流が減少させられることができる。これに
よって燃焼電圧の最大値Ｕ１ｍａｘはガス放電ランプ１
０の寿命を表わし、その達成は装置２２４により検出さ
れる。値Ｕ１ｍａｘに達した場合にガス放電ランプ１０
に供給された電気的な出力は付加的に低下させられるの
で、このガス放電ランプ１０によって放出された光流Θ
は強く減少させられる。したがってガス放電ランプの老
化は運転者により若しくは工場点検に際してはっきりと
確認されるので、適時にランプ１０の交換を行うことが
できる。値Ｕ１ｍａｘの達成は装置２２４において記憶
器２２４に記憶させることもでき、例えば自動車の保守
に際して診断ユニット２４６で応答を求めることもでき
る。さらに装置２２４の別の記憶器２４５には燃焼電圧
Ｕ１の最高の達成可能な値を記憶することができかつ診
断ユニット２４６で応答を求めることができる。これに
よってまだ残っているランプ１０の残留寿命を判断する
ことができる。前述の値Ｕ１ｍａｘの達成もしくは達成
された最高の燃焼電圧Ｕ１の記憶はガス放電ランプ１０
に供給された前述の電気的な出力とも無関係にもかつ値
Ｕ１ｍａｘに達したあとの出力の下降とは無関係に行う
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】自動車の前照灯の概略図。
【図２】前照灯のガス放電ランプからガス放電ランプの
集積された稼働継続時間に亙って放出された光流が稼働
継続時間に亙って、一定の電気的な出力を供給した場合
に変化する典型的な経過が示されている線図。
【図３】ガス放電ランプの集積された稼働継続時間に亙
ってガス放電ランプから放出された光流が、電気的な出
力を増大させた場合に稼働継続時間に亙って変化する経
過が示されている線図。
【図４】第１実施例によるガス放電ランプの集積された
総稼働継続時間を検出するための装置を有する前照灯の
前接続装置を示した図。
【図５】第２実施例による前記装置を示した図。
【図６】ガス放電ランプの燃焼電圧が、ガス放電ランプ
の集積された稼働継続時間に亙って変化する経過を示し
た図。
【図７】第３実施例による装置を有するガス放電ランプ
のための前接続装置を示した図。
【図８】供給された出力に対するガス放電ランプから放
出された光流の比が、集積された稼働継続時間に亙って
変化する経過を示した図。
【図９】瞬間の燃焼電圧とガス放電ランプの新しい状態
における燃焼電圧との間の電圧差に関する前記比の経過
を示した図。
【図１０】ほぼ一定の光流を達成するために前記電圧差
に関して供給された出力の経過を示した図。
【符号の説明】
１０ ガス放電ランプ、 １２ 反射体、 １４ カバ
ー円板、 ２０ 前接続装置、 ２４ 装置、 ２５
出力調整器、 １２４ 装置、 １２６ オシレータ、
１２７ プレセレクトカウンタ、 １２８ ＥＥＰＲ
ＯＭ記憶器、１３０ ＥＥＰＲＯＭ記憶器、 ２２４
装置、 ２２５ 出力調整器、 ２４０ 装置、 ２４
４ 記憶器、 ２４５ 記憶器、 ２４６ 診断ユニッ
ト

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動車の前照灯であって、光源としての
    ガス放電ランプ（１０）と該ガス放電ランプ（１０）の
    ための電気的な前接続装置（２０）とを有し、この前接
    続装置（２０）によってガス放電ランプ（１０）にその
    稼働のために電気的な出力が供給される形式のものにお
    いて、前接続装置（２０）がガス放電ランプ（１０）の
    集積された総稼働継続時間を検出する装置（２４；１２
    ４；２２４）を有し、前接続装置（２０）によって、総
    稼働継続時間が増すにつれて、より高い電気的な出力が
    供給されることを特徴とする、自動車の前照灯。
  2. 【請求項２】 ガス放電ランプ（１０）からその総稼働
    継続時間に関して発信された光流（Θ）がほぼ一定であ
    るように電気的な出力の増大が行われる、請求項１記載
    の前照灯。
  3. 【請求項３】 ガス放電ランプ（１０）に、その総稼働
    継続時間の開始にあたり、その公称出力よりも少ない電
    気的な出力を供給し、総稼働継続時間が増すにつれて電
    気的な出力を放電ランプ（１０）の公称出力を越えるま
    で高める、請求項１又は２記載の前照灯。
  4. 【請求項４】 ガス放電ランプ（１０）にその総稼働継
    続時間の開始にあたって、その公称出力のほぼ５〜１５
    ％下にある電気的な出力が供給され、電気的なこの出力
    が総稼働継続時間の増大につれてその公称出力のほぼ５
    〜１５％上にある電気的な出力まで上昇させる、請求項
    ３記載の前照灯。
  5. 【請求項５】 電気的な出力の上昇の大部分を、ガス放
    電ランプ（１０）の最初のほぼ５０〜１５０時間の間に
    行う、請求項１から４までのいずれか１項記載の前照
    灯。
  6. 【請求項６】 電気的な出力の上昇をガス放電ランプ
    （10）の総稼働継続時間に亙って連続的に行う、請求項
    １から５までのいずれか１項記載の前照灯。
  7. 【請求項７】 電気的な出力の上昇をガス放電ランプ
    （10）の総稼働継続時間に亙って段階的に行う、請求項
    １から５までのいずれか１項記載の前照灯。
  8. 【請求項８】 ガス放電ランプ（１０）の集積された総
    稼働継続時間を検出する装置（２４）がリセット可能性
    を有し、検出された総稼働継続時間が零にリセット可能
    である、請求項１から７までのいずれか１項記載の前照
    灯。
  9. 【請求項９】 ガス放電ランプ（１０）の集積された総
    稼働継続時間を検出する装置（２２４）がガス放電ラン
    プ（１０）の燃焼電圧（Ｕ１）を検出し、前記装置（２
    ２４）内にガス放電ランプ（１０）の集積された稼働継
    続時間に関連して燃焼電圧（Ｕ１）の経過を記憶し、ガ
    ス放電ランプ（１０）に供給された電気的な出力（Ｐ）
    の上昇が燃焼電圧（Ｕ１）に関連して行われる、請求項
    １又は２記載の前照灯。
  10. 【請求項１０】 前記装置（２２４）によって瞬間の燃
    焼電圧（Ｕ１）と新しい状態におけるガス放電ランプ
    （１０）の燃焼電圧（Ｕ０）との間の差異を形成し、ガ
    ス放電ランプ（１０）に供給された電気的な出力（Ｐ）
    を前記電圧比に関連して上昇させる、請求項９記載の前
    照灯。
  11. 【請求項１１】 前記装置（２２４）によって、新しい
    状態におけるガス放電ランプ（１０）の燃焼電圧
    （Ｕ０）に対する瞬間の燃焼電圧（Ｕ１）の比が形成さ
    れ、ガス放電ランプ（１０）に供給された電気的な出力
    （Ｐ）の上昇が前記電圧状態に関連して行われる、請求
    項９記載の前照灯。
  12. 【請求項１２】 前記装置（２２４）によって、ガス放
    電ランプ（１０）の定常の稼働状態における瞬間の燃焼
    電圧（Ｕ１）だけを、ガス放電ランプ（１０）に供給さ
    れる電気的な出力の上昇のために考慮する、請求項９か
    ら１１までのいずれか１項記載の前照灯。
  13. 【請求項１３】 前記装置（２２４）において燃焼電圧
    （Ｕ１）のための最大値（Ｕ１ｍａｘ）が与えられてお
    り、この最大値の達成が記憶される、請求項９から１２
    までのいずれか１項記載の前照灯。
  14. 【請求項１４】 燃焼電圧（Ｕ１）の最大値（Ｕ
    １ｍａｘ）に達したあとで、ガス放電ランプ（１０）に
    供給された電気的な出力（Ｐ）が減少させられる、請求
    項１３記載の前照灯。
  15. 【請求項１５】 前記装置（２２４）にガス放電ランプ
    （１０）の稼働継続時間の間に生じる最高の燃焼電圧
    （Ｕ１）が記憶される、請求項９から１４までのいずれ
    か１項記載の前照灯。
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