JPH09177406A - 車両特に自動車の少なくとも一つの揺動可能な被覆部材を解錠する操作装置 - Google Patents
車両特に自動車の少なくとも一つの揺動可能な被覆部材を解錠する操作装置Info
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- JPH09177406A JPH09177406A JP32720596A JP32720596A JPH09177406A JP H09177406 A JPH09177406 A JP H09177406A JP 32720596 A JP32720596 A JP 32720596A JP 32720596 A JP32720596 A JP 32720596A JP H09177406 A JPH09177406 A JP H09177406A
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B83/00—Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
- E05B83/16—Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B13/00—Devices preventing the key or the handle or both from being used
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S292/00—Closure fasteners
- Y10S292/14—Hood latches
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単かつ低コストで製作および組み立て可能
であり、効果的な盗難防止を達成する操作装置を提供す
る。 【解決手段】 車両特に自動車の少なくとも１個の揺動
可能な被覆部材を解錠する操作装置は、シルの内側に設
けられ、支持ケーシングと揺動可能な少なくとも１個の
操作取っ手を備えている。支持ケーシング１９は縦方向
に延びる内側のシルカバー２２と一体に形成されてい
る。揺動可能な少なくとも１個の操作取っ手２０，２１
はその自由端に、車両外側に向いた成形部３５，３６を
備えている。車両のドアが閉じたときに、この成形部は
一部が内側のドアライニング３７にの下に達し、操作取
っ手２０，２１の上方への揺動ひいては被覆部材の解錠
を阻止するように形成されている。
であり、効果的な盗難防止を達成する操作装置を提供す
る。 【解決手段】 車両特に自動車の少なくとも１個の揺動
可能な被覆部材を解錠する操作装置は、シルの内側に設
けられ、支持ケーシングと揺動可能な少なくとも１個の
操作取っ手を備えている。支持ケーシング１９は縦方向
に延びる内側のシルカバー２２と一体に形成されてい
る。揺動可能な少なくとも１個の操作取っ手２０，２１
はその自由端に、車両外側に向いた成形部３５，３６を
備えている。車両のドアが閉じたときに、この成形部は
一部が内側のドアライニング３７にの下に達し、操作取
っ手２０，２１の上方への揺動ひいては被覆部材の解錠
を阻止するように形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シルの内側に設け
られ、支持ケーシングと揺動可能な少なくとも１個の操
作取っ手を備えている、車両特に自動車の少なくとも１
個の揺動可能な被覆部材を解錠する操作装置に関する。
られ、支持ケーシングと揺動可能な少なくとも１個の操
作取っ手を備えている、車両特に自動車の少なくとも１
個の揺動可能な被覆部材を解錠する操作装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第４３２
９９９７号明細書によって、車両特に自動車の少なくと
も１個の揺動可能な被覆部材を解錠するための、良好な
機能を有する操作装置が明らかである。この場合、揺動
可能な両操作取っ手は、共通の一つのケーシングに回転
可能に支持されている。ケーシングはシルの内側に取付
けられている。この構造の場合には、両操作取っ手の間
においてケーシングにシリンダ錠が設けられている。そ
れによって、車両が開放されシリンダ錠が錠止されてい
るときに、被覆部材の不意の開放が阻止される（盗難防
止）。この構造の場合には、前側の操作取っ手は後側の
被覆部材に付設され、後側の操作取っ手は前側の被覆部
材に付設されている。
９９９７号明細書によって、車両特に自動車の少なくと
も１個の揺動可能な被覆部材を解錠するための、良好な
機能を有する操作装置が明らかである。この場合、揺動
可能な両操作取っ手は、共通の一つのケーシングに回転
可能に支持されている。ケーシングはシルの内側に取付
けられている。この構造の場合には、両操作取っ手の間
においてケーシングにシリンダ錠が設けられている。そ
れによって、車両が開放されシリンダ錠が錠止されてい
るときに、被覆部材の不意の開放が阻止される（盗難防
止）。この構造の場合には、前側の操作取っ手は後側の
被覆部材に付設され、後側の操作取っ手は前側の被覆部
材に付設されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
かつ低コストで製作および組み立て可能であり、盗難防
止を行うための費用を低減することができるように、冒
頭に述べた種類の操作装置を改良することである。更
に、操作装置を車両の内部装備品に調和させて装着し、
人間工学的に改善された操作装置を提供すべきである。
かつ低コストで製作および組み立て可能であり、盗難防
止を行うための費用を低減することができるように、冒
頭に述べた種類の操作装置を改良することである。更
に、操作装置を車両の内部装備品に調和させて装着し、
人間工学的に改善された操作装置を提供すべきである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、支持ケーシングが縦方向に延びる内側のシルカバー
と一体に形成され、揺動可能な少なくとも１個の操作取
っ手がその自由端に、車両外側に向いた成形部を備え、
車両のドアが閉じたときに、この成形部の一部が内側の
ドアライニングの下に達し、操作取っ手の上方への揺動
ひいては被覆部材の解錠を阻止するように形成されてい
ることによって解決される。本発明の有利な他の特徴は
従属請求項に記載してある。
い、支持ケーシングが縦方向に延びる内側のシルカバー
と一体に形成され、揺動可能な少なくとも１個の操作取
っ手がその自由端に、車両外側に向いた成形部を備え、
車両のドアが閉じたときに、この成形部の一部が内側の
ドアライニングの下に達し、操作取っ手の上方への揺動
ひいては被覆部材の解錠を阻止するように形成されてい
ることによって解決される。本発明の有利な他の特徴は
従属請求項に記載してある。
【０００５】本発明によって得られる主たる効果は、操
作装置のケーシングを縦方向に延びるシルカバーと一体
的化したことにより、必要な構成部品が減少する。それ
によって、簡単で低コストの製作および組み立てが達成
される。操作装置は運転者の手の届く範囲に人間工学的
に望ましい態様で配置され、使用者にとって当然である
ように構成されている。すなわち、前側の操作取っ手を
操作するときに、前側の被覆部材が解錠される。同様
に、後側の操作取っ手は後側の被覆部材に付設されてい
る。
作装置のケーシングを縦方向に延びるシルカバーと一体
的化したことにより、必要な構成部品が減少する。それ
によって、簡単で低コストの製作および組み立てが達成
される。操作装置は運転者の手の届く範囲に人間工学的
に望ましい態様で配置され、使用者にとって当然である
ように構成されている。すなわち、前側の操作取っ手を
操作するときに、前側の被覆部材が解錠される。同様
に、後側の操作取っ手は後側の被覆部材に付設されてい
る。
【０００６】更に、操作装置を一体化した内側のシルカ
バーは車両の内部装備品に調和するよう装着されてい
る。外側へ突出する、操作取っ手の自由端部の成形部
は、低コストで効果的な盗難防止作用を生じる。なぜな
ら、この成形部が隣の車両ドアまたは車両ドアの内側ラ
イニングの下に係合し、それによって、ドア開放時にの
み操作取っ手の上方への揺動が可能であるからである。
従って、ケーシング内に設けられた盗難保護装置として
の高価なシリンダ錠を省略することができる。
バーは車両の内部装備品に調和するよう装着されてい
る。外側へ突出する、操作取っ手の自由端部の成形部
は、低コストで効果的な盗難防止作用を生じる。なぜな
ら、この成形部が隣の車両ドアまたは車両ドアの内側ラ
イニングの下に係合し、それによって、ドア開放時にの
み操作取っ手の上方への揺動が可能であるからである。
従って、ケーシング内に設けられた盗難保護装置として
の高価なシリンダ錠を省略することができる。
【０００７】両操作取っ手はその静止位置でシルカバー
の隣接する区間と表面が面一に延びている。従って、乗
客は車両に乗るときに操作取っ手に引っ掛かることがな
いし、ま傷つくことがない。内側からアクセス可能であ
るシルカバーの掴み用凹部は、被覆部材を解錠する際に
操作取っ手の上方への揺動操作を容易にする。更に、シ
ルカバーの車室側に収容室が設けられている。この収容
室にはスイッチユニットを挿入することができる。スイ
ッチのボタンを押すことにより、異なる座席利用者のた
めの電気的に調節可能な座席の所望の座席位置を呼び出
すことができるようにするために、スイッチユニットは
複数のメモリスイッチと少なくとも１個の記憶ユニット
を備えている。ドアが閉じている場合にも、スイッチユ
イットは操作可能であり、このスイッチユニットは両操
作取っ手の隣において横方向内側に配置されている。シ
ルカバーは対称に形成され、従って左ハンドル車両にも
右ハンドル車両にも使用可能である。
の隣接する区間と表面が面一に延びている。従って、乗
客は車両に乗るときに操作取っ手に引っ掛かることがな
いし、ま傷つくことがない。内側からアクセス可能であ
るシルカバーの掴み用凹部は、被覆部材を解錠する際に
操作取っ手の上方への揺動操作を容易にする。更に、シ
ルカバーの車室側に収容室が設けられている。この収容
室にはスイッチユニットを挿入することができる。スイ
ッチのボタンを押すことにより、異なる座席利用者のた
めの電気的に調節可能な座席の所望の座席位置を呼び出
すことができるようにするために、スイッチユニットは
複数のメモリスイッチと少なくとも１個の記憶ユニット
を備えている。ドアが閉じている場合にも、スイッチユ
イットは操作可能であり、このスイッチユニットは両操
作取っ手の隣において横方向内側に配置されている。シ
ルカバーは対称に形成され、従って左ハンドル車両にも
右ハンドル車両にも使用可能である。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態が図に示して
ある。次に、この実施の形態について詳しく説明する。
図１には、開放したカブリオレによって形成された自動
車１が示してある。この自動車の車体２は側方のドア３
と、風防ガラス４を収容する風防ガラスフレーム５と、
前部範囲６に設けられた第１の被覆部材７と、後部範囲
８に設けられた第２の被覆部材９を備えている。揺動可
能な両被覆部材７，９を解錠および錠止するために、装
置１０が設けられている。この装置は、ベルトライン１
２の上方が開放形成された自動車１の車室１１から操作
可能である。各々のフード（被覆部材）７，９には慣用
の錠１３，１４が付設されている。この各々の錠１３，
１４は連結要素１５，１６を介して共通の操作装置１７
に連結されている。連結要素１５，１６は本実施の形態
ではボーデンケーブルとして形成されている。しかし、
連結要素は棒等として形成してもよい。
ある。次に、この実施の形態について詳しく説明する。
図１には、開放したカブリオレによって形成された自動
車１が示してある。この自動車の車体２は側方のドア３
と、風防ガラス４を収容する風防ガラスフレーム５と、
前部範囲６に設けられた第１の被覆部材７と、後部範囲
８に設けられた第２の被覆部材９を備えている。揺動可
能な両被覆部材７，９を解錠および錠止するために、装
置１０が設けられている。この装置は、ベルトライン１
２の上方が開放形成された自動車１の車室１１から操作
可能である。各々のフード（被覆部材）７，９には慣用
の錠１３，１４が付設されている。この各々の錠１３，
１４は連結要素１５，１６を介して共通の操作装置１７
に連結されている。連結要素１５，１６は本実施の形態
ではボーデンケーブルとして形成されている。しかし、
連結要素は棒等として形成してもよい。
【０００９】共通の操作装置１７は、横方向外側にある
サイドメンバー（シル）１８の車室１１寄りの側に取付
けられ、支持ケーシング１９を備えている。この支持ケ
ーシングは被覆部材７，９のための操作取っ手２０，２
１を収容している（図２〜４参照）。この支持ケーシン
グ１９は本発明に従い、縦方向に延びる内側のシルカバ
ー２２と一体に形成されている。内側のシルカバー２２
は、下側のドア開口２３の長さの大部分にわたって延び
ている。この場合、支持ケーシング１９はシルカバー２
２の長さのほぼ中央範囲に形成されている。
サイドメンバー（シル）１８の車室１１寄りの側に取付
けられ、支持ケーシング１９を備えている。この支持ケ
ーシングは被覆部材７，９のための操作取っ手２０，２
１を収容している（図２〜４参照）。この支持ケーシン
グ１９は本発明に従い、縦方向に延びる内側のシルカバ
ー２２と一体に形成されている。内側のシルカバー２２
は、下側のドア開口２３の長さの大部分にわたって延び
ている。この場合、支持ケーシング１９はシルカバー２
２の長さのほぼ中央範囲に形成されている。
【００１０】図３，４において、内側のシルカバー２２
はシル１８の上面の一部範囲と、車室１１寄りの垂直な
内側ライニング２４の一部範囲を覆っている。この場
合、内側ライニング２４はカーペット床によって形成さ
れている。ドア３寄りの内側シルカバー２２の外側の縁
２５は、シル側に固定されたドアウェザーストリップ２
６上に載っている。このドアウェザーストリップは車両
縦方向に延びるシル１８のフランジ２７に嵌め込まれて
いる。
はシル１８の上面の一部範囲と、車室１１寄りの垂直な
内側ライニング２４の一部範囲を覆っている。この場
合、内側ライニング２４はカーペット床によって形成さ
れている。ドア３寄りの内側シルカバー２２の外側の縁
２５は、シル側に固定されたドアウェザーストリップ２
６上に載っている。このドアウェザーストリップは車両
縦方向に延びるシル１８のフランジ２７に嵌め込まれて
いる。
【００１１】成形されたシルカバー２２の、車室１１寄
りの下方へ延びる縁２８は、予備付勢されて側方のカー
ペット床に載っている。シルカバー２２はその下にある
支持部材２９に局部的に載り、この支持部材に取外し可
能に固定されている。縦方向に延びる両操作取っ手２
０，２１の範囲において、シルカバー２２は下側へ延び
る通路状の収容区間３０を備えている。この収容区間は
支持ケーシング１９を形成している。両操作取っ手２
０，２１はシルカバー２２の横方向に延びる対称平面Ａ
−Ａに隣接したところで、通路状の収容区間１９の離隔
された壁３１，３２に、横方向に延びるほぼ水平な回転
軸３３，３４回りに揺動可能に支持されている。両操作
取っ手２０，２１は車両縦方向に見て前後に並べてシル
カバー２２上に配置されている。この場合、操作取っ手
２０，２１の自由端部は反対方向に向いている。
りの下方へ延びる縁２８は、予備付勢されて側方のカー
ペット床に載っている。シルカバー２２はその下にある
支持部材２９に局部的に載り、この支持部材に取外し可
能に固定されている。縦方向に延びる両操作取っ手２
０，２１の範囲において、シルカバー２２は下側へ延び
る通路状の収容区間３０を備えている。この収容区間は
支持ケーシング１９を形成している。両操作取っ手２
０，２１はシルカバー２２の横方向に延びる対称平面Ａ
−Ａに隣接したところで、通路状の収容区間１９の離隔
された壁３１，３２に、横方向に延びるほぼ水平な回転
軸３３，３４回りに揺動可能に支持されている。両操作
取っ手２０，２１は車両縦方向に見て前後に並べてシル
カバー２２上に配置されている。この場合、操作取っ手
２０，２１の自由端部は反対方向に向いている。
【００１２】人間工学上の理由から、走行方向に見て前
方に位置する操作取っ手２０は前側の被覆部材７に付設
され、後側の操作取っ手２１は後側の被覆部材９に付設
されている。各々の操作取っ手２０，２１は本発明に従
って、対称平面Ａ−Ａと反対側のその自由端に、車両外
側へ向いた成形部３５，３６を備えている。この成形部
は側方のドア３を閉じたときに、その一部が内側のドア
ライニング３７の下に達する。それによって、ドア３を
閉鎖し錠をかけたときに、操作取っ手２０，２１の上方
へ揺動、ひいては被覆部材７，９の解錠が防止される。
方に位置する操作取っ手２０は前側の被覆部材７に付設
され、後側の操作取っ手２１は後側の被覆部材９に付設
されている。各々の操作取っ手２０，２１は本発明に従
って、対称平面Ａ−Ａと反対側のその自由端に、車両外
側へ向いた成形部３５，３６を備えている。この成形部
は側方のドア３を閉じたときに、その一部が内側のドア
ライニング３７の下に達する。それによって、ドア３を
閉鎖し錠をかけたときに、操作取っ手２０，２１の上方
へ揺動、ひいては被覆部材７，９の解錠が防止される。
【００１３】縦方向に延びるシルカバー２２に対してほ
ぼ直角に延びる各々の操作取っ手２０，２１の成形部３
５，３６の範囲において、下側へ向いた窪みがシルカバ
ーに設けられている。この窪みは成形部３５，３６の輪
郭に適合している。各々の成形部３５，３６はシルカバ
ー２２の外側の縁２５と面一である。操作取っ手２０，
２１の自由端に隣接して、隣の座席４０寄りのシルカバ
ー２２の側には、内側から接近可能な掴み用凹部３８，
３９が成形されている。それによって、操作取っ手２
０，２１の良好な取扱い操作が保証される。
ぼ直角に延びる各々の操作取っ手２０，２１の成形部３
５，３６の範囲において、下側へ向いた窪みがシルカバ
ーに設けられている。この窪みは成形部３５，３６の輪
郭に適合している。各々の成形部３５，３６はシルカバ
ー２２の外側の縁２５と面一である。操作取っ手２０，
２１の自由端に隣接して、隣の座席４０寄りのシルカバ
ー２２の側には、内側から接近可能な掴み用凹部３８，
３９が成形されている。それによって、操作取っ手２
０，２１の良好な取扱い操作が保証される。
【００１４】両操作取っ手２０，２１はほぼ水平なその
静止位置Ｂにおいて、シルカバー２２の隣接する区間に
対して表面が面一になるよう延びている。被覆部材７，
９を解錠するために、ドア３の開放時に操作取っ手２
０，２１は上方へ作用位置Ｃまで揺動させられる（図６
参照）。横方向に延びる窪みは内側が隣接する掴み用凹
部３８，３９に開口している。掴み用窪み３８，３９は
操作取っ手２０，２１から前方または後方へ寸法“ｄ”
だけ突出している。
静止位置Ｂにおいて、シルカバー２２の隣接する区間に
対して表面が面一になるよう延びている。被覆部材７，
９を解錠するために、ドア３の開放時に操作取っ手２
０，２１は上方へ作用位置Ｃまで揺動させられる（図６
参照）。横方向に延びる窪みは内側が隣接する掴み用凹
部３８，３９に開口している。掴み用窪み３８，３９は
操作取っ手２０，２１から前方または後方へ寸法“ｄ”
だけ突出している。
【００１５】両掴み用窪み３８，３９の間において、シ
ルカバー２２は座席４０寄りの側に、上方へ延びる区間
４１を備えている。この区間の下方に、スイッチユニッ
ト４３のための収容室４２が設けられている。スイッチ
ユニット４３は複数のメモリスイッチ４４と、電気的に
調節可能な少なくとも１個の座席のための少なくとも１
個の記憶ユニット４５を備えている。
ルカバー２２は座席４０寄りの側に、上方へ延びる区間
４１を備えている。この区間の下方に、スイッチユニッ
ト４３のための収容室４２が設けられている。スイッチ
ユニット４３は複数のメモリスイッチ４４と、電気的に
調節可能な少なくとも１個の座席のための少なくとも１
個の記憶ユニット４５を備えている。
【００１６】本実施の形態では、スイッチユニット４３
は３個のメモリスイッチを備えている。すなわち、異な
る３人の座席利用者のために、スイッチのボタンを押す
ことにより、以前に記憶された前もって正しく調節され
た座席位置が呼出され、そして自動的に調節される。ス
イッチユニット４３が収容室４１に挿入されないときに
は、この収容室は図示していない被覆カバーによって上
側を閉鎖することができる。
は３個のメモリスイッチを備えている。すなわち、異な
る３人の座席利用者のために、スイッチのボタンを押す
ことにより、以前に記憶された前もって正しく調節され
た座席位置が呼出され、そして自動的に調節される。ス
イッチユニット４３が収容室４１に挿入されないときに
は、この収容室は図示していない被覆カバーによって上
側を閉鎖することができる。
【００１７】シルカバー２２は上側から見たときに、そ
の長さの中央の範囲においてその最大幅を有する。シル
カバー２２は車室１１寄りの側で両端の方へ少しだけ縮
小している。シルカバー２２は横方向に延びる対称平面
Ａ−Ａに対して対称に形成され、左ハンドルの車両にも
右ハンドルの車両にも使用可能である。スイッチユニッ
ト４３は同様に対称平面Ａ−Ａに対して対称に形成され
ている。
の長さの中央の範囲においてその最大幅を有する。シル
カバー２２は車室１１寄りの側で両端の方へ少しだけ縮
小している。シルカバー２２は横方向に延びる対称平面
Ａ−Ａに対して対称に形成され、左ハンドルの車両にも
右ハンドルの車両にも使用可能である。スイッチユニッ
ト４３は同様に対称平面Ａ−Ａに対して対称に形成され
ている。
【００１８】操作装置１７の代わりに、槽状の収納容器
をシルカバー２２に統合可能である。更に、シル１８の
上方外側の範囲は、他のカバーによって少なくとも一部
を覆うことが可能である。操作取っ手２０，２１への連
結要素１５，１６の枢着は、回転軸３３，３４の上方で
行われ、この枢着部４７，４８は回転軸線３３，３４を
通って延びる垂直平面４６，４６′に対して約３０°の
角度だけずれている。
をシルカバー２２に統合可能である。更に、シル１８の
上方外側の範囲は、他のカバーによって少なくとも一部
を覆うことが可能である。操作取っ手２０，２１への連
結要素１５，１６の枢着は、回転軸３３，３４の上方で
行われ、この枢着部４７，４８は回転軸線３３，３４を
通って延びる垂直平面４６，４６′に対して約３０°の
角度だけずれている。
【００１９】操作装置１７寄りのボーデンケーブルスリ
ーブは４９，４９′のところで支持ケーシング１９の保
持ウェブ５０，５０に位置保持されている。
ーブは４９，４９′のところで支持ケーシング１９の保
持ウェブ５０，５０に位置保持されている。
【図１】上方が開放した車体と、間隔をおいて設けられ
た少なくとも２個のフードを解錠および錠止するための
装置とを備えた乗用車を斜め後ろから見た斜視図であ
る。
た少なくとも２個のフードを解錠および錠止するための
装置とを備えた乗用車を斜め後ろから見た斜視図であ
る。
【図２】共通の操作装置を上側から見た図である。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った拡大断面図で
ある。
ある。
【図４】図２のＩＶ−ＩＶ線に沿った拡大断面図であ
る。
る。
【図５】図２のＶ−Ｖ線に沿った拡大断面図である。
【図６】操作装置を側方から見た図である。
１ 自動車 ３ 車両ドア ７，９ 被覆部材 １１ 車室 １７ 操作装置 １８ シル １９ 支持ケーシング ２０，２１ 操作取っ手 ２２ シルカバー ２５ 内側ライニング ２９ 支持部材 ３５，３６ 成形部 ３７ ドアライニング ３８，３９ 掴み用凹部 ４０ 座席 ４１ 収容室 ４３ スイッチユニット ４４ メモリスイッチ ４５ 記憶ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０５Ｂ 65/40 Ｅ０５Ｂ 65/40 (72)発明者 ハンス・ドロステ ドイツ連邦共和国、71229 レオンベルク、 ホーヘ・シユタイゲ、23
Claims (10)
- 【請求項１】 シルの内側に設けられ、支持ケーシング
と揺動可能な少なくとも１個の操作取っ手を備えてい
る、車両特に自動車の少なくとも１個の揺動可能な被覆
部材を解錠する操作装置において、支持ケーシング（１
９）が縦方向に延びる内側のシルカバー（２２）と一体
に形成され、揺動可能な少なくとも１個の操作取っ手
（２０，２１）がその自由端に、車両外側に向いた成形
部（３５，３６）を備え、車両のドア（３）が閉じたと
きに、この成形部の一部が内側のドアライニング（３
７）の下に達し、操作取っ手（２０，２１）の上方への
揺動ひいては被覆部材（７，９）の解錠を阻止するよう
に形成されていることを特徴とする操作装置。 - 【請求項２】 操作装置（１７）が２個の操作取っ手
（２０，２１）を備え、走行方向に見て前側の操作取っ
手（２０）が前側の被覆部材（７）に付設され、後側の
操作取っ手（２１）が後側の被覆部材（９）に付設され
ていることを特徴とする請求項１記載の操作装置。 - 【請求項３】 車両ドア（３）を開放したときにのみ、
操作取っ手（２０，２１）がそのほぼ水平な静止位置
（Ｂ）から上方へ揺動した作用位置（Ｃ）へ揺動可能で
あることを特徴とする請求項１または２記載の操作装
置。 - 【請求項４】 操作取っ手（２０，２１）用の支持区間
の横隣において、車室（１１）寄りの内側シルカバー
（２２）の側に、収容室（４１）が設けられ、この収容
室内にスイッチユニット（４３）が挿入可能であり、ド
ア（３）を閉じたときにもスイッチユニット（４３）が
操作可能であることを特徴とする請求項１〜３のいずれ
か一つに記載の操作装置。 - 【請求項５】 スイッチユニット（４３）が複数のメモ
リスイッチ（４４）と、電気的に調節可能な少なくとも
一つの座席のための少なくとも一つの記憶ユニット（４
５）を備えていることを特徴とする請求項４記載の操作
装置。 - 【請求項６】 内側のシルカバー（２２）がシル（１
８）の上面の部分範囲と、車室（１１）寄りの垂直な内
側ライニング（２５）の部分範囲を覆っていることを特
徴とする請求項１記載の操作装置。 - 【請求項７】 内側のシルカバー（２２）が、その下に
ある、シルに固定された支持部材（２９）に部分的に載
り、この支持部材に取外し可能に位置保持されているこ
とを特徴とする請求項１または６記載の操作装置。 - 【請求項８】 操作取っ手（２０，２１）の自由端の範
囲において、内側のシルカバー（２２）の座席（４０）
側に、掴み用凹部（３８，３９）が形成されていること
を特徴とする請求項１〜７のいずれか一つに記載の操作
装置。 - 【請求項９】 シルカバー（２２）が操作取っ手（２
０，２１）の端側の成形部（３５，３６）の範囲に、対
応する窪みを備えていることを特徴とする請求項１記載
の操作装置。 - 【請求項１０】 操作取っ手（２０，２１）がそのほぼ
水平な静止位置（Ｂ）でシルカバー（２２）の隣接する
部分に対して表面が面一になるように延びていることを
特徴とする請求項１〜９のいずれか一つに記載の操作装
置。
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| DE19546063:4 | 1995-12-09 |
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