JPH09176942A - 糸の処理システム - Google Patents

糸の処理システム

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JPH09176942A
JPH09176942A JP7338958A JP33895895A JPH09176942A JP H09176942 A JPH09176942 A JP H09176942A JP 7338958 A JP7338958 A JP 7338958A JP 33895895 A JP33895895 A JP 33895895A JP H09176942 A JPH09176942 A JP H09176942A
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knitting machine
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JP7338958A
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Hirao Otojima
比良雄 音島
Hidetoshi Kimura
秀敏 木村
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
    • D04B15/54Thread guides
    • D04B15/58Thread guides for circular knitting machines; Thread-changing devices
    • D04B15/62Thread guides for circular knitting machines; Thread-changing devices with thread knotters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H69/00Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 色等の異なる糸を組み合わせて編物を編成す
る場合において、結び目のない商品価値が高い編物を生
産することができる糸の処理システムを提供する。 【解決手段】 一つの編機7に対して複数種類の給糸A
〜Gを有する給糸部1と編機7との間には前記給糸A〜
Gを選択自在とした糸種選択部2を配置し、上記編機7
と糸種選択部2との間には編機7側の糸Yと糸種選択部
2側の糸を糸継ぎをする糸継部3を連結し、当該糸継部
3に空気式糸継装置6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、くつ下等のニット
製品を作成する編機における糸の処理システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】編機では、色等の異なる複数種類の給糸
を用意しておき、ランダムあるいは規則的に糸を選択し
て、糸継ぎを行い、糸の供給を行うシステムがあった。
従来、そのようなシステムにおける糸継装置として、結
び目が形成される機械式のノッターが適用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような糸の処理システムにおいて、糸継装置として結び
目が形成されるノッターを適用していたため、結び目が
多くなったり、結び目太さが大きくなった場合、編工程
で結び目が編針等に引っ掛かり、糸切断を生じないまで
も、生産される編物の表面に結び目が突出し、商品価値
が極めて低くなるという問題が発生していた。さらに、
結び目の糸端を切るという工程が増え、切りすぎると結
び目が解けるといった問題も発生していた。
【0004】本発明の目的は、従来のこのような欠点を
解決し、色等の異なる糸を組み合わせて編物を編成する
場合において、結び目のない商品価値が高い編物を生産
することができる糸の処理システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、一つの編機に対して複数種類
の給糸を有する給糸部と編機との間には前記給糸を選択
自在とした糸選択部を配置し、上記編機と糸選択部との
間には編機側の糸と糸選択部側の給糸とを糸継ぎをする
糸継部を連結し、当該糸継部に空気式糸継装置を設け
た。空気流により糸端同志を撚り合わせて糸継ぎするこ
とにより、結び目を形成せずに糸継ぎを行い、結び目が
表面に突出しない商品価値が高い編物を生産する。
【0006】請求項2の発明は、編機と糸継部との間に
糸貯溜部を連結した。それにより、糸継部で糸継ぎが行
われている間、糸継部側から糸貯溜部に糸が供給されな
くても、編機の運転速度に対応して所定量の糸が糸貯溜
部から編機へ供給され、編機を停止させずに連続運転を
する。
【0007】請求項3の発明は、貯溜部の糸貯溜量が編
機の運転速度に応じて変更可能になっている。それによ
り、編機の編工程で必要となる所望の糸が、給糸部の複
数種類の給糸から編機に糸継ぎをして供給されるよう
に、各部の動作を制御する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照しつつ、説明する。図1は、本発明に係る糸の処理
システムの一実施例を示している。
【0009】図1は、図示されるようにシステム構成を
示すブロック図であり、給糸部1、糸選択部2、糸継部
3、糸貯溜部4、編機7より主に構成され、編機7側か
ら糸貯溜部4、糸継部3、糸選択部2、給糸部1の順に
配置され、連結されている。糸選択部2、糸継部3、糸
貯溜部4および編機7は、制御部5によって各々の動作
が一括制御されるようになっている。
【0010】次に上記システムを構成する各部について
述べる。給糸部1は、例えば色の異なる複数種の給糸パ
ッケージA〜Gが互いに干渉することなく、適宜配置さ
れている。上記給糸パッケージA〜Gは既にワインダに
おいて巻返され、スラブ等の糸欠陥部を除去されたもの
を染色工程において染色したもので、上記各パッケージ
は単体として編機で使用し得るものである。給糸パッケ
ージA〜Gは所要種類数のパッケージが適宜位置に挿着
支持される。給糸パッケージA〜Gの中の一個の給糸パ
ッケージの糸が糸選択部2において選択され、糸継部
3、糸貯溜部4を介して編機7に供給され、編物が生産
される。
【0011】糸選択部2では、給糸部1の各給糸パッケ
ージA〜Gから引き出された糸端を保持し、制御部5か
らの指令に従って、給糸パッケージA〜Gの中の特定の
一個の糸の糸端を糸走行位置へ選択位置決めするもので
ある。即ち、給糸部1の給糸パッケージA〜Gの各糸の
各糸端が糸選択部2の図示しない各糸の糸端把持部に各
々待機位置で保持されており、編機7で生産される編物
に必要な糸が制御部5からの指令に従って該糸を保持し
ている糸端把持部により糸走行位置へ位置決めされるよ
うになっている。
【0012】そして、編機7で生産されている編物に供
給中の給糸部1の給糸パッケージ(例えばA)の糸に替
えて別の給糸パッケージ(例えばB)の糸が必要となる
と、制御部5の指令に従って、先ず、走行中の給糸パッ
ケージAの糸は糸貯溜部4より上流側(給糸部1側)に
おいて走行を停止する。停止した給糸パッケージAの糸
を糸選択部2において糸選択部2の切断装置47(図
2)で強制切断する。切断された給糸部1側の給糸パッ
ケージAの糸の糸端を該糸の糸端把持部が糸走行位置か
ら外して待機位置に戻し、上記別の給糸パッケージBの
糸端を保持している糸端把持部33(図2)が給糸パッ
ケージBの糸端を糸走行位置に位置決めする。位置決め
された給糸パッケージBの糸端は、後述する糸継部3に
より、供給されていた糸貯溜部4側の給糸パッケージA
の糸端に糸継ぎされ、編機7に給糸パッケージBの糸が
供給されるようになる。尚、図1では、給糸が7本の場
合について図示してあるが、適宜変更自在である。
【0013】上記糸選択部2に続いて配置される糸継部
3は、上述のように、例えば、給糸パッケージAから給
糸パッケージBに編機7へ供給する糸を切り替える場
合、糸選択部2において強制切断された給糸パッケージ
Aの糸貯溜部4側の糸の糸端を、新たに供給する給糸パ
ッケージBの所望の種類の糸端とを保持し、所定長に切
断し、継なぎ合わせるものである。糸継部3は、後述す
る糸端切断装置、糸継装置6および糸端を糸継装置の定
位置へ案内するガイド装置等を有するものである。糸継
装置6としては、空気式糸継装置が適用される。
【0014】図2に、糸継部の空気式糸継装置の適用例
を示す。糸継部3は基本的に糸継部材37、糸押え装置
38、解撚ノズル39,40、糸寄せレバー48、糸端
切断装置41,42、糸クランプ装置43,44、およ
び、糸貯溜部4側の糸端を吸引保持する第1のサクショ
ンパイプ45、糸選択部2側の糸端を吸引保持する第2
のサクションパイプ46、および、糸選択部2側の糸端
を糸継部材37へガイドする旋回アーム29により主に
構成されている。糸継部材37の中央には円筒状の糸継
孔49が穿設され、外部から糸を挿入するのに適したス
リットが糸走行方向に形成され、更に該スリット近傍に
糸継孔49に向かって開孔し、圧縮空気を噴出する噴出
ノズルが穿設されている。解撚ノズル39,40、糸寄
せレバー48、糸端切断装置41,42、糸クランプ装
置43,44は、図示しないカム機構によって所定の順
序で行われるようになっている。旋回アーム29はフレ
ーム50に回転自在に支持されている。旋回アーム29
は略L字形で、アームと一体の軸53に設けた歯車54
と扇形ギア55が噛合し、扇形ギア55が制御部5から
の指令、即ち糸継ぎ指令により駆動するプログラムカム
により駆動する。56〜61は糸ガイドである。
【0015】次に、糸継部3の動作について述べる。上
述のように、編機7へ供給する糸を切り替える場合、先
ず、制御部5の指令により糸貯溜部4の糸受容動作が停
止し、走行中の糸が糸貯溜部4より上流側において走行
を停止する。停止した糸は図示しない糸選択部2の該糸
の糸端把持部に保持され、糸選択部2の糸切断装置47
により強制切断される。糸選択部2側の糸端は図示しな
い糸端把持部に保持され、糸走行位置から外し、待機位
置に送られる。そして、新たに走行させる糸の糸端YV
が、糸端YVを保持していた糸端把持部33により糸走
行位置に送られる。一方、糸選択部2の糸切断装置47
で強制切断された糸貯溜部4側の糸の糸端YPは、サク
ションパイプ45に吸引保持される。糸端YPはサクシ
ョンパイプ45に吸引保持された状態でクランプ装置4
3によって糸端先端から定距離位置をクランプされ、糸
端切断装置41により切断され、フリー状態の糸端は解
撚ノズル39に吸引されて糸端解撚が行われる。
【0016】糸端把持部33により糸走行位置に送られ
た糸端YVは、糸端把持部33から解放されると共に、
旋回アーム29の先端のヤーングリッパ30の可動片3
2に把持される。旋回アーム29は、先端のヤーングリ
ッパ30可動片32に糸端YVを把持すると共に、大き
く旋回して、カム板52にヤーングリッパ30の可動片
32の一部に設けられたローラが係合して、可動片が開
き、把時していた糸選択部2側糸端を解放し、サクショ
ンパイプ46内へ吸引される。即ち、アーム29が旋回
し、糸選択部2側の糸端YVが給糸パッケ−ジから糸が
引出されながら糸継部材37上方に移動し、略180゜
旋回した位置で、カム板52に係合し、破線で示される
糸YUの如く、サクションパイプ46内へ吸引保持され
るのである。
【0017】糸端YUはサクションパイプ46により吸
引保持された状態でクランプ装置44によりクランプさ
れ、糸端切断装置42により切断され、フリーな糸端は
解撚ノズル40に吸引され解撚作用が施される。さら
に、糸寄せレバー48の旋回動により、解撚ノズル3
9,40内の糸端が引出され、糸継部材37の糸継孔4
9内で重ね合わされて、噴出ノズルから噴出された圧縮
流体の作用により、互いに糸端が糸継ぎされるのであ
る。このようにして、各糸端YP,YUは図2の実線お
よび破線位置に位置決めされて糸継準備が行われ、上述
した動作により糸継ぎが行われるのである。そして、糸
継ぎ完了を制御部5が検知し、糸貯溜部4の糸受容動作
が再駆動すると共に、停止していた糸貯溜部4より上流
側の糸が再び走行し、編機7へ供給する糸が切り替わ
る。
【0018】尚、糸端YPがサクションパイプ45に円
滑に吸引されるようにするためには、サクションパイプ
45の開口は糸端を下から受けるように上方へ向けてお
くのが好ましい。糸選択部2の糸切断装置47とサクシ
ョンパイプ45との距離は、短すぎるとサクションパイ
プ45による糸端吸引長さが短くなるので糸端の吸引捕
捉の失敗する確率が高くなると共に、吸引捕捉後の吸引
保持力が弱くなる。つまり、糸を緊張させる力が弱くな
り、糸継ぎ動作が不良となることがある。糸選択部2の
糸切断装置47とサクションパイプ45との距離は、長
すぎると糸切断装置47によって切られる部分の無駄糸
が多くなり、不都合となる。故に、吸引保持力が過少と
ならない範囲で可及的に短いほうがよい。
【0019】さらに、上記糸継部3に続いて糸貯溜部4
が配置されている。糸貯溜部4は編機7に連結されてい
る。糸継部3側から糸貯溜部4に供給される糸Yは、糸
貯溜部4において所定量が貯溜され、糸貯溜部4から編
機7へ供給されている。そのため、糸継部3で糸継ぎが
行われている間、糸継部3側から糸貯溜部4に糸Yが供
給されなくても、編機7を停止させずに連続運転をする
ことができる。また、糸貯溜部4も制御部5に連結さ
れ、制御部5の指令により動作するため、編機7に供給
する糸は所定張力に対して張力変動をすることなく、且
つ編機7の運転速度に対応した糸Yが糸貯溜部4から編
機7へ供給される。
【0020】図3は、糸貯溜部4に配備される装置の適
用例である回転式貯溜ドラムを示す側面図である。回転
式貯溜ドラム15は、フランジ部15a,胴体15b,
溝15cを有する回転体であり、フランジ部15aにプ
レッシャローラ15dが圧接して回転しており、糸Yが
胴体15bに巻回状態で貯溜される。ブローカバー15
e内の空気流で糸Yが溝15cに係止されている。フラ
ンジ部15aにはモータM4が連結されており、ドラム
15を回転させる。モータM4は制御部5に連結され、
所定量の糸Yが胴体15bに貯溜されるように制御され
ている。
【0021】糸継部3側から糸貯溜部4に供給される糸
は、フランジ部15aにプレッシャローラ15dで圧接
し、胴体15bに所定量が巻回状態で貯溜され、編機7
へ供給される。そして、糸継部3で糸継ぎが行われて糸
継部3から貯溜ドラム15に糸Yが供給されない時間
は、モータM4が停止し、巻回状態で胴体15bに貯溜
された所定量の糸Yが連続して編機7に供給される。そ
のため、編機7を停止させずに連続運転をすることがで
きる。また、モータM4は制御部5に連結され、制御部
5に制御されるため、回転式貯溜ドラム15の胴体15
bから編機7に供給される糸Yは、所定張力に対して張
力変動をすることがなく、且つ編機7の運転速度に対応
して所定量の糸が糸貯溜部4から編機7へ供給される。
【0022】そして、編機7の編工程で必要となる所望
の糸Yの所望量が、給糸部1の複数種類の給糸A〜Gか
ら編機7に、糸継部3の糸継装置6にて糸継ぎをし、糸
貯溜部4にて糸Yを所定量貯溜して供給されるように、
前記各部の糸種の選択、糸供給長さ等の動作を制御する
制御装置5が、設けられている。制御装置5は、リレー
シーケンス、マイクロコンピュータ等が用いられる。即
ち、制御装置5は、例えば編機7にて生産している編物
の編工程において糸の色を変える場合、給糸部1の給糸
している種類の糸が糸選択部2によって変更する糸の選
択、または糸継部3の糸継装置6による変更する糸の糸
継ぎ、或いは糸貯溜部4の回転式貯溜ドラム15や回転
ガイド式貯溜ドラム16等への糸の貯溜等の動作および
タイミングを一括して制御する。
【0023】以上のような各部による動作を、システム
全体の動作として説明すると、編機7で生産する編物に
対して、給糸部1の挿着支持された給糸パッケ−ジA〜
Gの中から、例えば、最初は、給糸パッケージAの糸が
糸選択部2において選択され、糸継部3、糸貯溜部4を
介して編機7に供給される。この時、糸貯溜部4には所
定量の糸が貯溜され、制御部5によって、糸貯溜部4か
ら編機7に供給される糸Yは、編機7の運転速度に対応
し、且つ所定張力に対して張力変動をすることがない。
【0024】次に、編機7で生産する編物に、例えば給
糸パッケージBに切り替える場合、制御部5の指令に従
って、先ず、糸貯溜部4の糸受容動作を停止させ、走行
中の給糸パッケージAの糸は上流側において走行を停止
し、糸選択部2の切断装置で強制切断する。糸選択部2
において、切断された給糸部1側の給糸パッケージAの
糸は給糸パッケージBに入れ換える。そして、糸選択部
2において、切断された糸貯溜部4側の給糸パッケージ
Aの糸と、入れ換えられた給糸パッケージBの糸とを、
糸継部3が保持し、所定長に切断後、継なぎ合わせる。
糸継部3で糸継ぎが行われている間、糸貯溜部4に糸Y
が供給されなくても、糸貯溜部4に貯溜されている所定
量の糸が、制御部5の指令に従って、編機7に供給され
るため、編機7を停止させずに連続運転をすることがで
きる。糸継ぎ完了を制御部5が検知すると、糸貯溜部4
の糸受容動作が再駆動すると共に、停止していた糸貯溜
部4より上流側の糸が再び走行し、編機7へ供給する糸
が給糸パッケージAから給糸パッケージBの糸に切り替
わる。上述と同様に、編機7へ供給中は給糸部1の給糸
パッケージA〜Gの中の所望の糸に切り替えられ、編機
7へ供給される。
【0025】また、制御部5は、糸選択部2、糸継部
3、糸貯溜部4および編機7に連結されるので、糸選択
部2、糸継部3、糸貯溜部4および編機7のすべての動
作を一括制御する。それにより、給糸パッケージA〜G
の中の所望の糸が所望のタイミングに編機7へ供給する
ことができ、編機7を停止させることがなく、安定した
編機7への供給とする。上記システムによって継ぎ合わ
された糸は、空気式糸継装置によって糸継ぎされている
ので継ぎ目はほとんど単糸と区別することができない一
本の糸状となる。なお、色の配置、長さ等は不規則、あ
るいは周期的に設定することも可能である。
【0026】
【発明の効果】上述のように請求項1の発明は、空気式
糸継装置を用いるため、結び目が形成されるノッターを
適用した場合のように、編工程で結び目が編針等に引っ
掛かり、糸切断を生じるとか、生産される編物に結び目
が表面に突出し、商品価値が極めて低くなるという問題
を防止することができる。さらに、結び目の糸端を切る
という工程が増え、切りすぎると結び目が解けるといっ
た問題が発生することを防止することができる。
【0027】請求項2の発明により、糸継部で糸継ぎが
行われている時間、糸継部側から糸貯溜部に糸が供給さ
れなくても、編機の運転速度に対応して所定量の糸が糸
貯溜部から編機へ供給され、編機を停止させずに連続運
転をすることができる。
【0028】請求項3の発明により、糸貯溜部に所定量
の糸が貯溜され、制御部によって、糸貯溜部から編機に
供給される糸は、編機の運転速度に対応し、且つ所定張
力に対して張力変動をすることがない。糸継部で糸継ぎ
が行われている間、糸貯溜部に糸が供給されなくても、
糸貯溜部に貯溜されている所定量の糸が、制御部の指令
に従って、編機に供給されるため、編機を停止させずに
連続運転をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の糸の処理システムを示すブ
ロック図である。
【図2】糸継部の空気式糸継装置の適用例を示す平面図
である。
【図3】糸貯溜部に配備される装置の適用例である回転
式貯溜ドラムを示す側面図である。
【符号の説明】
1 給糸部 2 糸選択部 3 糸継部 4 糸貯溜部 5 制御部 6 糸継装置 7 編機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの編機に対して複数種類の給糸を有
    する給糸部と編機との間には前記給糸を選択自在とした
    糸選択部を配置し、上記編機と糸選択部との間には編機
    側の糸と糸選択部側の糸とを糸継ぎをする糸継部を連結
    し、当該糸継部に空気式糸継装置を設けたことを特徴と
    する糸の処理システム。
  2. 【請求項2】 編機と糸継部との間に糸貯溜部を連結し
    たことを特徴とする請求項1に記載の糸の処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 貯溜部の糸貯溜量が編機の運転速度に応
    じて変更可能になっていることを特徴とする請求項2に
    記載の糸の処理システム。
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