JP2007107133A - 糸案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】糸の位置を規制しながら糸継ぎ位置へ案内することができる。
【解決手段】複数種の糸のいずれかを選択して選択位置へ位置決めする糸選択板G1〜G8と、選択位置にある第一糸Y1を糸継ぎ位置へ移動するための糸案内レバー10とを備えており、糸案内レバー10が、先端に第一糸Y1を係合して糸継ぎ位置へ案内する第一係合部101と、第一糸Y1を糸継ぎ位置まで移動する際に、第一糸Y1を特定位置に規制する糸規制部103とを有する。糸案内レバー10がさらに、第一糸Y1を糸継ぎ位置へ移動する途次に、第二糸Y4を係合して待機位置P3へ移動させる第二係合部102を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数種の糸のいずれかを選択し糸継ぎ装置へ移動するための糸案内装置に関する。
例えば特許文献1及び特許文献2では、複数の給糸パッケージと編機との間に設置し、編成中の糸と選択された糸とを自動的に糸継ぎして切り換えるための糸切換装置が開示されている。
しかし、前記した糸切換装置では、選択された糸をその他の複数の糸に干渉することなく糸継ぎ装置へ案内することについて開示されておらず、選択された糸とその他の複数の糸とが絡まることなく糸を案内することができない場合がある。
特公平2−1445号公報、符号5 特開平9−176942号公報、符号2
そこで、本発明が解決しようとする課題は、糸の位置を規制することにより、選択された糸とその他の複数の糸とが絡まることなく糸継ぎ位置へ案内することのできる糸案内装置を提供することである。
前記した課題を解決するために、本発明に係る糸案内装置は、複数種の糸のいずれかを選択して選択位置へ位置決めする糸選択板と、選択位置にある第一糸を糸継ぎ位置へ移動するための糸案内レバーとを備えており、糸案内レバーが、先端に第一糸を係合して糸継ぎ位置へ案内する第一係合部と、第一糸を糸継ぎ位置まで移動する際に、第一糸を特定位置に規制する糸規制部とを有する。
前記糸案内レバーがさらに、第一糸を糸継ぎ位置へ移動する途次に、第二糸を係合して待機位置へ移動させる第二係合部を有する。
さらに好ましくは、糸案内レバーが円弧状に形成されており、糸案内レバーの外周面側に、コ字状の糸規制部を設け、糸規制部内に第一糸を配置して滑らせながら位置規制する。
前記したとおり、本発明に係る糸案内装置によれば、糸継ぎ位置へ案内するための糸案内レバーが第一係合部及び糸規制部を有しており、第一糸の位置を規制しながら糸継ぎ位置へ案内できる。これにより、第一糸以外の複数の糸と絡まることなく、第一糸をスムーズに案内することができる。
さらに、糸案内レバーが第二係合部を有することにより、第一糸を糸継ぎ位置へ案内しつつ第二糸を待機位置へガイドすることができる。
そして、糸規制部が、糸案内レバーの本体部の背面側に設けられたコ字状部からなっており、この糸規制部内で第一糸を滑らせながら位置規制するので、サクション等の吸引エアーが糸規制部へ入り難く、エアーの影響によって第一糸の糸規制部からの抜け外れを減少できる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る糸案内装置の一実施例について詳細に説明する。以下で説明する実施例は、糸案内装置を横編機に搭載したものである。
図1は、本発明に係る糸案内装置を搭載した横編機を示す概略図である。横編機は機台40を備えており、この機台40に、糸切換装置1、糸継ぎ装置2、給糸装置41等が備えられている。機台40付近には、8種類の編糸パッケージW1〜W8が設けられている。これら各編糸パッケージW1〜W8は、それぞれ異なる色の編糸Y1〜Y8で構成されている。機台40は、複数の編針を進退自在に並設されたニードルベッド42を備えている。
さらに機台40は、往復移動可能なキャリア43及びキャリッジ44を備えており、キャリッジ44の移動によって、ニードルベッド42の編針が進退操作されると共に、キャリア43が連行する。編糸パッケージW1〜W8の8種の編糸Y1〜Y8は、糸案内装置へ供給され、この8種の編糸Y1〜Y8のうち、糸案内装置の糸切換装置1で選ばれた一つの編糸が、糸継ぎ装置2により編成中の編糸と糸継ぎされ、給糸装置41によってキャリア43へ送られ、キャリア43に把持されて往復移動しながらニードルベッド42に供給され、編地45が編成される。編糸Y1〜Y8は、張力を付与するための天バネ46を経て、糸案内装置へ供給される。そして、糸案内装置及び糸継ぎ装置2が、編成する編地45のパターンに従って、編成中の編糸Y1〜Y8の色を変更する。
図2は、糸案内装置等を拡大して示す斜視図である。糸案内装置は、糸切換装置1を備えている。糸切換装置1は、上部に8つの糸選択板G1〜G8を備えている。各糸選択板G1〜G8は、下部にリングgを備えている。編糸パッケージW1〜W8からの編糸Y1〜Y8が、糸選択板G1〜G8のリングgに挿通され、そのうちの一本が、給糸装置41へ送られ編成される。このリングgは環状部を有しており、この環状部に編糸Y1〜Y8を通過して保持するよう構成されている。そして、編成中の編糸の種類を変更するとき、二点鎖線で示すとおり、変更対象の編糸を保持する糸選択板G1〜G8を内側へ移動させて、編糸を選択位置に位置決めする。これらの動作については後述で詳細に説明する。
糸案内装置は、編成中の編糸とそれ以外の編糸とを分けて配置するためのセパレータ12を備えている。さらに糸案内装置は、前記した選択位置にある編糸を糸継ぎ位置へ案内するための糸案内レバー10を備えている。
セパレータ12の近くに、糸押え部材30、糸保持部材31及び糸端把持サクション32が備えられている。糸案内装置の下方には、糸継ぎ装置2が備えられている。糸継ぎ装置2は、二本の編糸を糸継ぎ位置へ案内するための円板ガイド20、各編糸の長さを調整するカッター23、各編糸を解撚して糸継ぎするスプライスノズル21等を備えている。糸継ぎ装置2は、駆動モータ50によって動作するよう構成されている。糸継ぎ装置2の下方に、編成中の編糸の位置を決めて給糸装置41へ送るための糸位置決め部35が備えられている。この糸位置決め部35はスリット状の切欠き部を有しており、この切欠き部に編糸を引っ掛けて位置決めする。
図3は、糸案内レバーを示す図であって、(a)は側面図、(b)は(a)の図右側から観た背面図、(c)は(b)のI−I線断面図である。図3(a)の如く、糸案内レバー10は、本体部105を備えており円弧状に形成されている。糸案内レバー10は、一方の先端に、選択した編糸を係合するための第一係合部101を備えている。図3(b)の如く、この第一係合部101はV字状に切欠いて形成されている。糸案内レバー10は、他方の端部に回転軸107を備えており、この回転軸107を中心として矢印方向IIに回転可能に構成されている。更に糸案内レバー10は、略中央に編成中の編糸を係合するための第二係合部102を備えている。図3(b)の如く、この第二係合部102は、本体部105から突出している。図3(c)の如く、本体部105の両側に、一対の壁部106,106’が設けられており、各部分105,106,106’によってコ字状の糸規制部103が形成される。従って、この糸規制部103は、糸案内レバー10の背面側の略全面に設けられている。選択した編糸を糸規制部103の内部に配置することにより、編糸を特定位置に規制しながら糸継ぎ位置へ案内できる。
次に、編成中の編糸の種類を変更する動作について、詳細に説明する。図4乃至図7は、糸案内装置等の動作を説明するための図であって、(a)は側面図、(b)は(a)の図左側から観た正面図、(c)は(a)に続く側面図、(d)は(c)の正面図である。図8は、糸継ぎ装置の動作を説明するための図である。図9は、円板ガイドを含む一部の装置を示す斜視図である。
図4(a)及び(b)の如く、8本の編糸Y1〜Y8が、8つの糸選択板G1〜G8に保持されている。そして、編成中の編糸(以下「第二編糸」という。)Y4(二点鎖線で示す。)が、セパレータ12の内側(図4(b)の図左側)に配置されている。更に、第二編糸Y4以外の7本の編糸Y1〜Y3、Y5〜Y8が、セパレータ12の外側(図4(b)の図右側)に配置されており、糸保持部材31でクランプされて保持されている。この糸保持部材31は、エア流量を制御するエアソレノイドを備えており、このエアソレノイドによるピストンシリンダの動作で、編糸を把持、開放するよう構成されている。この状態で、第二編糸Y4は上方から下方へ送られて給糸され、スプライスノズル21の前面を通過している。
そして、横編機に備えられた制御部(図示略)から、予め入力された編地パターンに基く糸切換え信号が、糸案内装置、糸継ぎ装置2及び給糸装置41等へ送られる。この信号により、給糸装置41が停止して第二編糸Y4の移動が止まり、糸切換装置1及び糸継ぎ装置2等が作動する。そして、図4(c)及び(d)の如く、種類変更の対象となる編糸(以下「第一編糸」という。)Y1(一点鎖線で示す。)を保持する糸選択ガイドアーム部材G1が駆動する。糸選択ガイドアーム部材G1が内側へ移動することにより、第一編糸Y1が選択位置P1に位置決めされる。その後、糸案内レバー10が、矢印方向IIIへ回転(正転)する。
図5(a)及び(b)の如く、糸案内レバー10の回転により、糸案内レバー10の第一係合部101が、選択位置P1にある第一編糸Y1を係合する。第一編糸Y1は、糸案内レバー10の糸規制部103に配置され、これにより特定位置P2に規制された状態で下方へ案内される。糸案内レバー10の第二係合部102は、セパレータ12よりも突出しており、セパレータ12の円弧状上縁部12aに沿って移動する。図5(a)は、第二係合部102が、第二編糸Y4に当接して係合した瞬間の状態を示す。この状態では、第一編糸Y1の一部及び第二編糸Y4は、セパレータ12の内側に位置している。
図5(c)及び(d)の如く、更に糸案内レバー10が回転して、第一係合部101が、スプライスノズル21よりも下方の最下位置に配置される。従って、第一編糸Y1は、第一係合部101に係合して滑りながら案内される。更に第一編糸Y1は、糸案内レバー10の糸規制部103で特定位置P2に規制された状態で、糸規制部103を滑りながら導かれ、スプライスノズル21の前面へ案内される。このように、第一編糸Y1を、糸規制部103の特定位置P2に規制しながら案内することにより、第一編糸Y1を、第二編糸Y4及びその他の編糸Y2,Y3等と絡まることなく、スプライスノズル21の下方まで移動させることができる。
そして、上記したように、図5(a)及び(b)に示す状態では、第二係合部102が第二編糸Y4に当接、係合しており、この状態から糸案内レバー10が更に回転する(図5(c)及び(d)参照)。これにより、第二編糸Y4は、第二係合部102に係合して導かれて、セパレータ12の内側から外側へ移動する。即ち第二編糸Y4は、編糸Y1〜Y3、Y5〜Y8(編成中以外の編糸)が待機する待機位置P3へ移動する。
その後、図6(a)及び(b)の如く、糸押え部材30が駆動して、セパレータ12の内側にある第一編糸Y1以外の編糸Y2〜Y8をクランプする。その後、糸保持部材31が駆動して糸端を開放する前に、糸端把持サクション32の吸引が開始する。これにより、糸端把持サクション32が、編糸Y1〜Y3、Y5〜Y8の糸端を吸引把持する。糸押え部材30は、エアソレノイドによるピストンシリンダの動作で編糸を把持、開放するよう構成されている。糸端把持サクション32の吸引力では、横編機に設けられた天バネ46の反発力によって付加されたテンションで、編糸Y2〜Y8の糸端を確実に保持することができないため、糸押え部材30が備えられている。
そして、図6(c)及び(d)の如く、円板ガイド20に設けられた糸挿入部20aが、スプライスノズル21の前面に案内された第一及び第二編糸Y1、Y4を、スプライスノズル21の糸収容孔21aへ押し込んで挿入する。これにより、第一及び第二編糸Y1、Y4は、糸継ぎ位置P4へ配置される。
図9の如く、駆動モータ50の回転駆動によって、第一駆動ギア51及び第二駆動ギア52が回転駆動する。第一駆動ギア51は、後述する糸継ぎ装置2の一連の動作をするためのリンク機構(図示略)に接続されている。第二駆動ギア52は、円板ガイド20を駆動する。第二駆動ギア52は、第一従動ギア53及び第二従動ギア54を噛み合わせて、第二従動ギア54に取り付けられた円板ガイド20を回転駆動する。円板ガイド20は、一部が切り欠かれており、この切欠き部の一辺側に鍵状の糸挿入部20aが設けられている。そして、円板ガイド20が、矢印方向IVへ回転することにより、第一及び第二編糸Y1、Y4が、糸挿入部20aに引っ掛かって係合した状態で移動し、エア噴射ノズル21の糸収容孔21aへ押し込まれる。
それと同時に、図8の如く、糸継ぎ装置2が作動する。糸継ぎ装置2は、圧縮エアの噴出によって糸継ぎするエアスプライサーであって、スプライスノズル21を備えている。スプライスノズル21は、二本の編糸を収容する糸収容孔21aを備えている。更にこのスプライスノズル21は、糸収容孔21aに対して圧縮空気を噴出するエア噴出手段26を備えている。そして、このエア噴出手段26から糸収容孔21aに交差する方向へ、ノズル開口21bが設けられている。このエア噴出手段26は、電磁バルブ27の開閉によってエアの噴出を制御するよう構成されている。
スプライスノズル21の一方側には、糸収容孔21aに収容され、糸継ぎ位置P4に配置された二本の編糸を把持するためのクランプ手段22を備え、他方側には、二本の編糸の糸端側を切断して長さを調整するカッター23を備えている。更に、スプライスノズル21の一方側には、糸収容孔21aの一方側を閉止するノズルカバー24と、糸継ぎ長さを調整して引き出すための糸引出しレバー25とを備えている。
スプライスノズル21、クランプ手段22、カッター23、ノズルカバー24及び糸引出しレバー25は、第一駆動ギア51に接続されたリンク機構(図示略)によって、一連して駆動するよう構成されている。
図8(a)の如く、第一及び第二編糸Y1、Y4は、糸端が同じ方向に揃えられた状態で、糸端把持サクション32に吸引把持され、エア噴射ノズル21の糸収容孔21aに挿入され、糸継ぎ位置P4に配置されている。そして、図8(b)の如く、第一及び第二編糸Y1、Y4が、クランプ手段22によって把持され、ノズルカバー24及び糸引出しレバー25が、糸収容孔21aを閉止する位置へ移動する。そして、図8(c)の如く、カッター23が作動して、第一及び第二編糸Y1、Y4の糸端側を所定の長さで切断する。第一編糸Y1の余った糸端は、糸端把持サクション32によって吸引される。
その後、図8(d)の如く、糸引き出しレバー25が、矢印方向Vへ少し移動して、第一及び第二編糸Y1、Y4の継ぎ目長さを調整する。図8(d)の状態で、エア噴出手段26を作動させて、ノズル開口21bを通じて圧縮空気を第一及び第二編糸Y1、Y4へ吹き付け、各編糸の糸端部分を解撚する(図8(e)参照)。図8(e)の状態で、糸引出しレバー25を、更に矢印方向Vへ移動させて、第一及び第二編糸Y1、Y4を糸収容孔21aから引っ張り出す(図8(f)参照)。解撚された部分の糸端が、糸収容孔21aの圧縮空気の吹き出し口近くを通過する際に、繊維同士が絡み合い、第一及び第二編糸Y1、Y4が糸継ぎされる。この絡み部分を糸収容孔21aから引き出す時に、ノズルカバー24で押えながら第一及び第二編糸Y1、Y4を引き出すので、絡み部分の縮れを防ぎ、継ぎ目部分がコブ状になり難くなる。
そして、図8(g)の如く、第一及び第二編糸Y1、Y4が、糸収容孔21aから完全に引っ張り出された後、クランプ手段22が開放し、カッター23、ノズルカバー24及び糸引出しレバー25が元の位置に戻り糸継ぎを完了する。
その後、図7(a)及び(b)の如く、糸保持部材31が、第一編糸Y1以外の編糸Y2〜Y8を把持する。そして、糸押え部材30が編糸Y2〜Y8を開放し、同時に糸端把持サクション32の吸引が停止する。更に、図7(c)及び(d)の如く、糸案内レバー10を元の状態に回転(逆転)する。その後、糸選択板G1が元の位置に戻り、第一編糸Y1がセパレータ12の内側に配置された状態で、給糸装置41が作動して、第一編糸Y1が送られ横編機へ給糸される。
図10は、上記で説明した主要部材の動作状態を示すタイムチャート図である。図10の如く、糸案内レバー10が正転した後、駆動モータ50が一回転(0〜360°)する。この駆動モータ50の一回転によって、円板ガイド20が一回転すると共に、クランプ手段22、カッター23、ノズルカバー24及び糸引出しレバー25等が駆動し、糸継ぎの開始から完了までの一連の動作が行われるよう構成されている。
図5の如く、この実施例では、先に第一係合部101が、選択位置P1にある第一編糸Y1を係合し、後で第二係合部102が、第二編糸Y4を係合することにより、第二編糸Y4を、セパレータ12の内側から外側へ移動する。
しかし、例えば図11の如く(図5に対応する状態を示す。)、第二編糸(編成中の編糸)が編糸Y1であって、第一編糸(変更対象の編糸)が編糸Y4である場合は、第二係合部120が第二編糸Y1を係合することなく、第一編糸Y4が、第二編糸Y1を係合してセパレータ12の内側から外側へ移動する。即ち図11(a)及び(b)の如く、第一係合部101が、第一編糸Y4を係合した状態で回転することにより、第一編糸Y4は、セパレータ12の外側から内側へ渡った状態で移動する。これにより、第二編糸Y1は、第二係合部102が係合する前に、第一編糸Y4と交差して当接し係合する。この状態で、更に糸案内レバー10が回転することにより、図11(c)及び(d)の如く、第一編糸Y4が、第二編糸Y1をセパレータ12の内側から外側へ移動する。
つまり、第一編糸が、第一係合部101に係合した後、第二編糸と交差する場合は、第二係合部102ではなく、第一編糸が第二編糸を係合して待機位置P3へ移動する。それに対し、第一編糸が、第一係合部101に係合した後、第二編糸と交差しない場合は、第二係合部102が第二編糸を係合して待機位置P3へ移動する。
上記した実施例では横編機について述べたが、複数の種類の糸から選択した糸を糸継ぎする自動ワインダー等の繊維機械でも、本発明に係る糸案内装置を搭載できる。
本発明に係る糸案内装置を搭載した横編機を示す概略図。 糸案内装置等を拡大して示す斜視図。 糸案内レバーを示す図であって、(a)は側面図、(b)は背面図、(c)は(b)のI−I線断面図。 糸案内装置等の動作を説明するための図であって、(a)は側面図、(b)は(a)の正面図、(c)は(a)に続く側面図、(d)は(c)の正面図。 図4に続く図であって、(a)は側面図、(b)は(a)の正面図、(c)は(a)に続く側面図、(d)は(c)の正面図。 図5に続く図であって、(a)は側面図、(b)は(a)の正面図、(c)は(a)に続く側面図、(d)は(c)の正面図。 図6に続く図であって、(a)は側面図、(b)は(a)の正面図、(c)は(a)に続く側面図、(d)は(c)の正面図。 糸継ぎ装置の動作を説明するための図。 円板ガイドを含む一部の装置を示す斜視図。 動作状態を示すタイムチャート図。 図5に対応する状態の別事例を説明する図。
符号の説明
1 糸切換装置
2 糸継ぎ装置
10 糸案内レバー
12 セパレータ
21 スプライスノズル
21a 糸収容孔
30 糸押え部材
31 糸保持部材
32 糸端把持サクション
101 第一係合部
102 第二係合部
103 糸規制部
P1 選択位置
P2 特定位置
P3 待機位置
P4 糸継ぎ位置
Y1 第一編糸
Y4 第二編糸

Claims (3)

  1. 複数種の糸のいずれかを選択して選択位置へ位置決めする糸選択板と、前記選択位置にある第一糸を糸継ぎ位置へ移動するための糸案内レバーとを備えており、前記糸案内レバーが、先端に前記第一糸を係合して前記糸継ぎ位置へ案内する第一係合部と、前記第一糸を前記糸継ぎ位置まで移動する際に、前記第一糸を特定位置に規制する糸規制部とを有することを特徴とする糸案内装置。
  2. 前記糸案内レバーがさらに、前記第一糸を前記糸継ぎ位置へ移動する途次に、第二糸を係合して待機位置へ移動させる第二係合部を有することを特徴とする請求項1に記載の糸案内装置。
  3. 前記糸案内レバーが円弧状に形成されており、前記糸案内レバーの外周面側に、コ字状の前記糸規制部を設け、前記糸規制部内に前記第一糸を配置して滑らせながら位置規制することを特徴とする請求項1又は2に記載の糸案内装置。
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