JPH09175727A - 多機能シート相互連結モジュール - Google Patents

多機能シート相互連結モジュール

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JPH09175727A
JPH09175727A JP8317753A JP31775396A JPH09175727A JP H09175727 A JPH09175727 A JP H09175727A JP 8317753 A JP8317753 A JP 8317753A JP 31775396 A JP31775396 A JP 31775396A JP H09175727 A JPH09175727 A JP H09175727A
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ピー マンデル ベリー
John D Hower Jr
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ディー リゾッロ チャールズ
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L James Rolph
ジェームス ロルフ エル
William A Novak
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    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
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    • B65H29/60Article switches or diverters diverting the stream into alternative paths
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H2408/00Specific machines
    • B65H2408/10Specific machines for handling sheet(s)
    • B65H2408/11Sorters or machines for sorting articles
    • B65H2408/118Combination of several sorting modules

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の多段ビン印刷シートジョブ分類装置
を、プリンタの出力機構と直列に連結する多機能シート
相互連結モジュールを提供する。 【解決手段】 相互連結モジュール40は、相互連結シ
ート搬送機構22を備え、シートをひとつのメールボッ
クス装置10から別のメールボックス装置10に供給す
る。また、相互連結モジュール40は、一体型パージト
レー44を備え、パージシートを回収し、パージシート
の排出を準備する。この場合、相互連結モジュール40
は、シート方向転換システム46により、印刷シートと
パージシートとをゲート制御する。一体型パージトレー
44は、相互連結シート搬送機構22の下にあり、開放
可能であって、パージシートを一体型パージトレー44
から排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同じ多機能モジュ
ールに、パージトレー、待避用トレーの少なくとも一方
を備える複数のモードシステムおよび多目的モジュール
に関し、本発明の実施形態によって、部品数を削減しコ
ストを低減することができる。
【0002】
【従来の技術】パージトレーは望ましくないパージシー
トをプリンタから排除するために、待避用トレーは下流
側で紙詰りが発生した場合に望ましいコピーシートを保
持するために使用される。これらのトレーは、印刷シー
トバイパス搬送機構に必要不可欠であり、印刷されたシ
ートをひとつの複数ビンシート積み重ねモジュール(特
に、メールボックス装置)から別の複数ビンシート積み
重ねモジュールに正常に搬送し、利用可能なシート積み
重ねビンの数を増加させる。特に、これらのトレーは、
いくつかの複数ビン装置を組み合わせる場合に必要不可
欠である。また、この多機能モジュールによって、この
ように縦続される複数のメールボックス間を物が移動で
きるようにドッキングさせる相互連結が可能となる。
【0003】下記の参考文献に開示の通り、この小型で
経済的な一体型多目的モジュールは、メールボックス装
置の1個または2個の正規のシート積み重ねビンを除去
し、その場所にこの多目的モジュールを挿入することに
よって、メールボックス装置に挿入することができる。
このようにして、この一体型多目的モジュールは、代替
されたシート積み重ねビンと同じメールボックス装置シ
ート供給システムによって、シートを受け、またシート
がその中に供給され、一体化された装置として作用す
る。したがって、このハードウェアは、メールボックス
装置に作り付けにする必要はなく、必要時に、単に挿入
すればよい。
【0004】本特許と同じ発明者の幾人かによるゼロッ
クス社の先行特許である1993年12月6日出願、1
995年1月7日特許証発行の米国特許第5,382,
012号において関連技術が先行開示されているが、特
に、プリンタメールボックス装置間においてシートを搬
送するための挿入可能バイパス搬送機構について、前記
特許には下記のように記述されている。この米国特許第
5,382,012号の欄7の第1パラグラフには、
「任意のバイパス搬送機構を2個の隣接するビンの位置
に代替して使用することが可能であり、2個のビンは中
央のシート経路の出力機構端に最も近いことが好適であ
る。このバイパスによって、シートが中央で、別の装置
または従来のローラまたはベルトフィーダを有する別の
仕上げ装置モジュールに送られる」と記載されている。
また、さらに、この米国特許第5,382,012号の
欄8の23−34行には、「さらに、任意のバイパス搬
送機構に関して述べると、このバイパス搬送機構は、モ
ジュールを経由して他のモジュールの中央部入口に達す
る短い中央部バイパスの延長経路となる。このバイパス
延長経路は、単に、ビン配列の中央に隣接する領域にあ
る2個の隣接するビンを除去し、その場所に前述のよう
な着脱可能シート搬送機構を1個だけ取り付けることに
よって形成できる。このシート搬送機構は、中央部を貫
通しビンの配列外側端を越えて僅かに伸び、モジュール
の入口のある側面に対向するモジュールの側面の中央部
に任意のシート出口を形成する。」さらに、欄7の65
行から欄8の6行には、次のように記載されている。す
なわち、「前述のように、開示された装置は、汎用独立
型装置であり、ほとんどあらゆる従来のプリンタの出口
への取付が可能であり、またさらにその隣に簡単に移動
可能であることが望ましい。所望により、複数の装置を
複数のソータのように直列に同時作動させることも可能
であり、従来のシート通過型フィーダおよびゲート、本
発明に開示のバイパスなどの少なくとも一方を使用し
て、利用可能なビンの数を増加させることができる。ソ
ーティングにおいては公知であるように、この方法によ
ってソータビン装置を拡張または直列に連結し、利用で
きるビンをさらに増加させることができる。」 類似の2個のメールボックス装置間のバイパスの同じ略
図が、ロバート・エフ・ロマノウスキー(Robert
F.Romanowski)(単独)による1994
年2月8日出願、1994年12月6日特許証発行のゼ
ロックス社の米国特許第5,370,834号に開示さ
れている。
【0005】前述のように、従来のソータに関しては、
印刷シートバイパス搬送機構を使用して、印刷シートを
ひとつの多段ビンシート積み重ねモジュールから他の多
段ビンシート積み重ねモジュールに搬送し、利用可能な
シート積み重ねビンの数を増加できることは公知であ
る。これは、複数のソータ装置の「同時作動」と呼ぶこ
とができる。これは、前記米国特許第5,382,01
2号に記載の特許およびその他の特許に開示されてい
る。
【0006】パージシステムに関して、特に重要である
のは、富士ゼロックス社(FujiXerox Cor
p.)のケンゴ・タネダによる米国特許第5,172,
162号(1992年12月15日特許証発行)であ
る。この特許には、挿入式中間搬送装置が開示されてい
る。この装置はプリンタなどの画像記録装置とソータな
どの外部シート処理装置との間でシートを搬送するもの
であり、外部シート処理装置はこの中間搬送装置内に複
数のビンを有する。
【0007】さらに、パージシステムおよびパージトレ
ーに関する基礎知識として、また再生システムに関する
基礎知識の必要性のために、通常、このことは特許文献
より公知であり、ここに詳細に繰り返す必要はない。印
刷ジョブから排除する必要がある欠陥シートだけを除去
することは、完成したまたは未完成の作業セット全体を
廃棄することに較べ、格段に効率的であり、環境上も健
全である。さらに、再生装置の生産性の改良のために、
機械制御装置が、その入力および用紙経路とジョブ入力
機構の範囲にあるにあるセンサによって、再生産装置の
用紙経路に異常シートの存在を感知した場合は、機械制
御装置が一部のシートの排除を自動的に開始することが
望ましい。異常シートとは、画像が正確に印刷されなか
ったシート、または順序の間違っているシート、または
紙詰りのために再生装置の用紙経路にあり機械から取り
除く必要があるシートである。紙詰まりしたシートは、
作業者の労力を要する手作業によるシートの除去を削除
または削減するために、自動的に排除する必要がある。
ミスプリントシートなどの排除シートを自動的に排除す
ることによって、排除されたシートを適切に再印刷し、
印刷中断または停止時間を最小化して印刷作業を継続す
ることができる。しかし、また、分離ビンおよび排除シ
ートのみのための用紙経路の費用および空間の発生を防
止することが望ましい。さらに、これらの欠陥のある排
除シートまたは順序の乱れた排除シートが適切に印刷さ
れたシートと混合されることは望ましくなく、特に、そ
れらが仕上げ器に送られセットに纏められる場合には望
ましくない。それは、欠陥のあるシートまたは順序の乱
れたシートを有する纏められたセットまたは本は、完全
に排除する必要があるためである。本発明によって開示
されるシステムにおいては、欠陥のあるシートの排除中
および排除後も、印刷を継続することができる(たとえ
ば、順序の乱れたシート、欠陥のある画像を有するシー
ト、または紙詰り個所より下流側にあるシートの排
除)。
【0008】特に、「排除されるシートを隔離し印刷を
継続するためのシステム」と題するカーラ・ジェイ・キ
ンダー(Carla J.Kinder)らによるゼロ
ックス社の1991年9月3日に特許証発行の米国特許
第5,045,881号、および同特許に記載の技術
は、排除システムに関する基礎知識として注目される。
【0009】また、複数のソータ装置が直列に同時作動
させられビン全体の有効性が増大されたとき、下流のビ
ンのいずれかひとつまたはさらに下流のビンを宛先とす
るシートに関するビン配列のいずれかひとつの紙詰りに
よって、ソータ装置の上流側およびその間のバイパス搬
送機構の全体の用紙供給が停止されることは、公知であ
る。この結果、これらのシートのための排除ビンまたは
「待避用」トレーが紙詰り個所または紙詰り位置の上流
に備えられていない場合は、印刷の完全な停止となり、
またはさらに手作業による用紙経路全体の掃除が必要と
されることになる。同時作動ソータにおいては、ソータ
モジュールのひとつの空いている頂部ビンを排除ビンと
して使用し、ゲートで制御して排除シートをその中に送
り込むことは公知である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明の実施形態においては、追加機能を有す
る改良された複数の装置「メールボックス化」相互連結
システムが開示される。このような具体例としてのメー
ルボックス装置それ自体の機能、目的、および操作、な
らびにメールボックスシステム全般については、前述し
た前記米国特許第5,382,012号およびゼロック
ス社の他の米国特許、たとえば米国特許第5,342,
034号、または第5,358,238号および第5,
295,181号、ならびにそれらに記載の広範囲の文
献に詳細に記述されているので、ここでは詳細な説明を
省略する。このようなメールボックス装置は、共用の遠
隔プリンタ、複写機、スキャナ、ファクシミリ、複数モ
ードなどのプリンタ出力機構から受領した印刷ジョブシ
ートを、自動的に別々に処理し分離することができる。
この開示されるメールボックス装置は、それぞれ汎用モ
ジュールまたは独立型装置であり得ることが望ましい。
ひとつのこのようなメールボックス装置は、ファックシ
ミリ機またはネットワーク化電子メールプリンタを含め
てほとんどあらゆる従来の複写機またはプリンタに取り
付けられるか、または、その隣に単に移動させられ、そ
の出力である印刷シートを正常に受け取ることができ
る。ここで、このメールボックス装置は、排除シートを
受け取ることもできる。さらに、ここで、ひとつ以上の
追加メールボックス装置を、先行技術のこのようなメー
ルボックス装置の隣に移動させ、追加ビン容量を加える
ことができる。
【0011】拡張容量を繋げる複数のメールボックス装
置は非常に望ましい。しかし、各メールボックス装置の
単位製作費が、利用されるか否か関わらず、装置間を繋
ぐシート搬送用の特別のハードウェアを備える各メール
ボックス装置を必要とするために増大しなければならな
いこと、またはそのためにビン空間を犠牲にしなければ
ならないことは望ましくない。開示システムにおいて
は、このようなことはない。基本メールボックス装置に
組み込んで設計する必要のある追加駆動装置または用紙
経路は全くない。
【0012】プリンタメールボックスシステムは、ソー
タのようには作動しない。プリンタメールボックス装置
は、指定利用者(または共用利用者)宛の印刷シート全
部に対して、割り当て可能な個別のビンまたは選択され
た個別のビンまたは指定利用者用のビンを提供し、利用
者の印刷ジョブまたは他の出力をこのようにして割り当
てられた選択されたビンに向けることができる。利用者
のメールボックス出力は、複数の予め丁合を取られた印
刷ジョブであり、ひとつのビンに適切なシート積み重ね
空間があり丁合またはソーティングを必要としないとき
は、シートは単一のビンに向けられることが好ましい。
したがって、ジョブまたは受け手の「メールボックス
化」は、通常または一般の意味における「ソーティン
グ」ではない。通常または一般の意味における「ソーテ
ィング」は、同一のコピーシートのそれぞれを異なるビ
ンに逐次置き、この過程を反復することによって、複数
の同一コピーシートの丁合を取ることをいう。しかし、
類似の「ソータ」ハードウェアが急速無作為ビンアクセ
スなどの望ましい特性を有する場合は、そのハードウェ
アを部分的に使用することはできる。
【0013】換言すれば、本発明において例示する「メ
ールボックス」は、プリンタからの複数の印刷ジョブ
(利用者端末、ファックス、ネットワーク化されたペー
ジ画像、走査された文書ジョブなど、またはそれらの組
み合わせからのジョブ)を受け、印刷ジョブを利用者ご
とに分離し、印刷ジョブが出力されたこれらのハードコ
ピーを個々の利用者用の個々のビンに、利用者ごとに積
み重ねる。任意の追加ソフトウェアとして、所望によ
り、利用者は別の利用者のメールボックスに印刷ジョブ
を送ることもできる。概して、メールボックスビンは、
利用者割り当て可能であるか、あるいはプリンタ、プリ
ントサーバ、またはメールボックスによって自動的に割
り当てられる。ステープラまたは他のセット纏め装置が
備えられている場合は、任意に、ジョブは個別にステー
プルで留めることまたは他の仕上げをすることができ
る。所望により、任意に、錠付のプライバシー扉または
錠付の安全扉をいずれかのビンまたはすべてのビンに追
加することができる。オーバーフロービン、通常の共用
積み重ねビンのいずれか一方も備えられ、いずれの利用
者にも割り当てられないことが望ましい。
【0014】本発明によって開示される特定の実施形態
の特定の特性を使用して、複数の多段ビン印刷シートジ
ョブ分離装置間を作動可能に連結する複数機能シート相
互連結モジュールが提供される。多段ビン印刷シートジ
ョブ分離装置はプリンタ出力機構と直列に連結され、プ
リンタ出力機構は印刷シートジョブを出力し、選択され
た前記ビンに供給する。また、前記プリンタでは、排除
に指定されるパージシートの出力が正規のシートの代わ
りに不定に発生する場合があり、このパージシートは前
記印刷シートジョブと不定に混合される。前記相互連結
モジュールは、前記の印刷シートジョブを、ひとつの前
記多段ビンジョブ分離装置から他の前記多段ビンジョブ
分離装置に供給するためのシートバイパス搬送機構を有
する。前記相互連結モジュールは、さらに、一体型パー
ジトレーを備え、その中にパージシートを収集し、また
一体型パージトレーによって、パージシートがパージト
レーから除去することができる。また、前記相互連結モ
ジュールは、さらに、選択可能共用シートゲート制御シ
ステムを備え、前記印刷シートジョブをゲート制御によ
り選択して前記シートバイパス搬送機構に送り、また前
記パージシートをゲート制御により選択して前記一体型
パージトレーに送る。
【0015】さらに、本発明による実施形態によって開
示される特定の特性には、個別または組み合わせの形
で、下記の少なくともひとつが含まれる。すなわち、前
記一体型パージトレーが、前記シートバイパス搬送機構
の下にあり、また前記パージトレーからのパージシート
の前記除去のために枢動可能であり、開放可能であるこ
と;前記の前記多段ビンジョブ分離装置の前記多段ビン
の少なくともひとつが着脱可能であり、また前記複数機
能シート相互連結モジュールの一端が、前記多段ビンジ
ョブ分離装置に、前記着脱可能ビンの少なくともひとつ
の代替として取り付け可能であること;前記多段ビンジ
ョブ分離装置が、前記プリンタの出力機構から受ける印
刷シートの収集、分離、積み重ねのための標準化モジュ
ールであり、縦型配列の多段シート収集ビン、プリンタ
出力装置から印刷シートを受けるためのシート入力機
構、および印刷シートを前記シート入力機構から選択さ
れた前記ビンに搬送するための内部シート搬送経路、お
よび選択されたシートを前記ビンに向けるためのビンセ
レクタシステムを備え;この標準化モジュール多段ビン
ジョブ分離装置は、前記印刷シートジョブをひとつの前
記多段ビンジョブ分離装置から他の前記多段ビンジョブ
分離装置に供給するための前記シートバイパス搬送機構
を有しないこと;前記標準化モジュールの一端は、そこ
からひとつの前記多段ビンジョブ分離装置中に伸びるこ
とに適合し、モジュールの他端は別の前記多段ビンジョ
ブ分離装置とドッキングするためのドッキングシステム
を有すること;前記シート搬送バイパスが、多段ビンジ
ョブ分離装置間に上向きの傾斜で伸び、また前記一体型
パージトレーが同様に上向きに傾斜していること;前記
一体型パージトレーが、前記シートバイパス搬送機構の
下にあり、また前記パージトレーからのパージシートの
前記除去のために枢動可能であり、開放可能であるこ
と;前記共用シートゲート制御システムが、前記パージ
シートの前記一体型パージトレーへの前記選択的ゲート
制御に基づいて、前記シートバイパス搬送機構の使用を
自動的に停止すること;の少なくともいずれかひとつが
含まれる。
【0016】現在、開示されている装置は、容易に作動
可能であり、また従来の方法によって従来の制御装置を
使用して制御することができる。このような制御機能お
よび論理を従来のマイクロプロセッサ用の従来のソフト
ウェア使用説明書を使用してプログラムし、実行するこ
とは、通常、公知であり、好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1から図3には、挿入可能であ
り、着脱可能である多目的相互連結モジュール40が示
される。多目的の相互連結モジュール40はいくつかの
メールボックス装置10に作動可能に物理的に結合させ
ることができ、また利用しやすく、低コストのパージシ
ステムまたは待避用システム42を備えることができ
る。開示された多機能モジュール40は、2個の同時作
動メールボックス装置10間を結合可能である用紙バイ
パスまたは相互連結シート搬送機構22の特性のほか
に、一体型パージトレー44、シート方向転換システム
46、およびドッキング錠48の特性を兼ね備える。こ
のモジュール40は、ビン11の内のひとつまたは二つ
のビンを除去、この場合は底部ビン11を除去すること
によって、上流のメールボックスに挿入可能である。
【0018】作動時には、制御装置100が、メールボ
ックス装置10の内部用紙経路内のシートを、除去され
たビンがそのメールボックス装置に存在するときと同様
に、除去されたビンのシート挿入ゲートへの方向に向け
るので、今度は、シートはそこに代替に配置されている
モジュール40の入力機構(上流端)に入る。モジュー
ル40の他端(下流端)は、他端上の従来のドッキング
掛け金または錠48、または他の従来のドッキングシス
テムによって固着され、適切な簡単なドッキングハード
ウェアと隣(下流)のメールボックス装置10のシート
挿入機構において係合することができる。相互連結シー
ト搬送機構22は、従来のシート経路ベルト、ローラの
いずれか一方を有し、相互連結シート搬送機構22によ
ってシートが上流プリンタから第1メールボックス装置
を通過し、この連結経由で次のメールボックスに搬送さ
れる。その上、同時作動メールボックスを同様に追加す
ることが可能である。この追加は、同様のモジュール4
0を同様にさらに追加し、用紙をひとつのメールボック
スから次のメールボックスに、それらの相互連結シート
搬送機構22を使用して供給することによって実施でき
る。
【0019】さらに、一体型シート方向転換システム4
6がパージトレー44側を指向しているときは、常に、
各相互連結モジュール40の一体型パージトレー44
が、上流のプリンタからの選択されたシートを除去する
ための捕捉、保持機構として機能する。また、一体型パ
ージトレー44は、下流において、下流側メールボック
スまたは相互連結モジュールのいずれかに紙詰りが検出
された場合に、コピーを待避させるための場所を提供す
る。プリンタからの欠陥のあるまたは順序の乱れたコピ
ーシートとは異なり、これらの待避されたシートは、保
持後再供給され、または所望により、後で手作業で下流
のビンに挿入される。
【0020】このシステムは、頂部バイパス搬送機構を
有する他の設計より好適であり、また特に紙詰りの掃除
が容易にできるように考慮されている。特に、図2の場
合は、図示のようにトレー44は相互連結シート搬送機
構22の下に、通常平行に、コンパクトに配置されてい
ることが分かる。この場合は、シート搬送機構22は上
方に向かって傾斜しているので、トレー44は同様に上
方に向けて傾斜させることができる。また、パージシー
トまたは待避シートをトレー44に上方に向かって積み
重ねて穏やかに停止させることが望ましい。トレーラッ
チ70はトレー44の前面と係合して図示されている。
ラッチ70が外されると、トレー44は枢動して開放さ
れトレーからのシート除去が容易になるが、トレー44
の直立した前面整合端壁72によって、シートが滑り出
ることが防止される。
【0021】特に、図3に示すように、この例において
は、追加部品の削減および費用の節減、ならびに正確な
シート速度が達成できる。これは、メールボックス装置
10間の搬送機構22のシート駆動装置を、仕上げキャ
リジ20を上下に動かすために通常使用されるサーボモ
ータ駆動装置と同じサーボモータ駆動装置80を使用し
て(下に示す機構60を経由して)駆動することによっ
て実現される。この場合に、これが実施できるのは、装
置40の使用中は、そのサーボモータ駆動装置80が仕
上げキャリジ20駆動のために使用されないためであ
る。その理由は、装置40使用中には、仕上げキャリジ
20が、異なるビン11間を移動するのではなく、シー
ト入口を装置40に向けたビン位置において「待機」状
態にあるためである。代案として、同じ制御装置エレク
トロニクスを使用して、他のステップモータを駆動する
ことができる。
【0022】さらに、図3に示すように、独立したパー
ジトレーおよびその供給経路とは対照的に、相当な部品
の削減および相当な費用の節減が実現できる。この場
合、シート方向転換システム46は機構60を備え、機
構60は単一のソレノイド64によって作動されるシー
ト方向転換ゲート62を制御する。ソレノイド64が作
動されないときは、機構60は方向転換ゲート62をモ
ジュール40へのシート入口経路の出口に向ける。これ
によって、用紙をバイパス搬送機構22に正常に入れ、
それを通過させて送ることができる。しかし、ソレノイ
ド64が、制御装置100からの信号によって駆動され
るときは、機構60は方向転換ゲート62を回動させ、
シートをパージトレー44に落とし込む。たとえば、こ
の動作は、紙詰りが発生したときまたはその直後に、信
号に対応して、パージする必要のあるシートをそのゲー
トに到着するときに捕捉するように時機を合わせて実施
される。この場合、このソレノイド64によって駆動さ
れる機構60は、このようなパージ操作中に、バイパス
搬送機構22へのシートの搬送を停止する。これは、図
3に一点鎖線で示すように、歯車66を移動させ歯車列
駆動経路から外し、シートがその点より先に移動するこ
とを防止して実施される。もちろん、この駆動装置分離
は、供給ロールの隙間を開けること、またはクラッチに
よっても実施できる。
【0023】ここで、図1から図3に示す多段ビンメー
ルボックス装置10の例示実施形態について述べる。こ
れは実施形態の一例に過ぎず、また例示を目的として、
前記米国特許第5,382,012号に記載の装置を示
し、この装置についてさらに詳細に述べる。本明細書で
は、符号10は、出力装置全体またはモジュール全体を
示す。同様に、符号11は、本明細書を通じて、個々の
メールボックス(またはソータ)トレーまたはビンを示
す。メールボックスシステムが作動可能に連結されるプ
リンタは、図1の左側にその出力装置を部分的にのみ示
す。それは、この装置10には、様々なプリンタがほと
んど変形なしにまたは全く変形なしに連結できるためで
ある。図示したメールボックスビン、コンパイラ/ステ
ープラ、などは例としてここに示すものであり、個々に
相当に変更することができる。
【0024】図示した特定の実施形態は、メールボック
ス/仕上げ器/スタッカモジュール、またはシート経路
12を有する装置10であり、シート経路12には、モ
ジュール10の一側面の中央または中間にあるシート入
口13から入れられた移動シートが供給される。シート
は、共通経路部分12aに供給され、次に、ゲート14
によって選択されて、それぞれ上または下に分岐する2
個の分岐経路縦型シート搬送機構12bまたは12cの
ひとつに送られる。この場合、中央シート経路偏向ゲー
ト14は、仕上げキャリジ20の動きだけによって、上
または下に位置のいずれかに切換または作動される。図
には例として仕上げ装置またはキャリジ20を示した
が、それは必要とされるものではなく、また同様な利点
は、仕上げのないソータまたはメールボックスモジュー
ルにおいても得られる。この場合、モジュール10は、
大容量エレベータ式積み重ねトレー17も備える。ゲー
ト14は、自動的に正しい位置に移動し、シートを、上
または下の縦型シート搬送経路12bまたは12cのい
ずれかに向ける。この移動は、図に示すように仕上げキ
ャリジ20の縦方向の運動(衝撃)によって、経路中に
延在するゲート14の延長14aを経由して行われる。
【0025】「メールボックス化」機能によって、事前
照合検査出力式電子プリンタなどから従来通りに順次に
受領される複数ページの照合検査された文書のハードコ
ピーを、メールボックス装置10に供給し、これらのジ
ョブシートに割り当てられた行き先である特定のビン1
1に自動的に供給することができる。メールボックス装
置10は、利用者ジョブのすべての指定シートをビン利
用可能性に基づいてそのプリンタ利用者に一時的に割り
当てられた利用可能なビンまたはビン群11に向ける
か、あるいは、そのシートを、相互連結モジュール40
を経由して他の下流にあるメールボックス装置10の他
のビン11に向けることが好ましい。制御装置100に
接続される可変表示器(図1)は、その特定の利用者宛
ジョブが最後に置かれ、まだ除去されていないビン11
を示すことができる。これらのジョブは、選択された利
用者ビン内に積み重ねられた、仕上げキャリジ20によ
って提供されるような予め編集されたジョブセット、予
めステープル留めされたジョブセットの少なくとも一方
であることができる。
【0026】メールボックスジョブソーティング装置1
0は、多機能装置を含む多様なプリンタ出力装置から入
力されるシートを、装置のシート入力機構13において
捕捉することができる。所望により、入力機構13は回
動または他の縦方向調整可能である入力ランプ、フィー
ダの少なくとも一方を備えることができ、入力ランプま
たはフィーダはインタフェースモジュールに設置し、多
様なレベルのプリンタ出力機構と一直線に配置すること
ができる。プリンタの出力は、シートが出力されたとき
のように、積み重ねられていないシートとして順次に得
られるので、装置10にはシート選別器は全く必要な
く、またその結果、非常に簡単な入力フィーダが使用で
きる。この簡単な入力フィーダは、プリンタの先在する
シート出力トレーの中に達するように配置または適合さ
せることも可能である。装置10の入力機構は、シート
先端がシート入口経路12aに入ったことを感知して作
動する従来のシート入力センサを有することが好まし
い。
【0027】メールボックス装置10の内部シート供給
経路12は、多様な公知のソータシート搬送機構を利用
することが可能であり、その多くは前記の先行技術およ
び他の技術に開示されている。このソータシート搬送機
構は、シート経路を備え、また前述の利点を備えてい
る。この点で、この実施形態においては、プリンタの各
出力シートが、装置10の最初の共通経路部分12aの
入力フィーダなどによって捕捉されると、図示のローラ
25によって、シートはさらに経路12bまたは12c
に送られる。ローラ25は、ベルト26aまたは26b
のそれぞれのセットと係合し、供給隙間を形成し、シー
トをベルト26に沿って送り、シートはビン選択および
供給手段30に達する。ビン選択および供給手段30が
作動されると、それによってシートがそのシート用に選
択されたビン11の方向に偏向される。ここで、可動ベ
ルト26aおよび26bの2セットのそれぞれの内部高
速通過または湾曲に載って、シートが、装置10の中央
からそれぞれの一連のゲートまたは偏向器32を通過し
て経路12bによって上方に(経路12cによって下方
に)搬送される。シートが選択されたビンまたはトレー
11に隣接する開放されたゲート32に達すると、シー
トは、ゲート32の湾曲面32aによって選択されたビ
ン11の方向に偏向される。装置20のような仕上げキ
ャリジがここに備えられている場合は、シートはその装
置の用紙経路に偏向され、次いで、その用紙経路によっ
て、シートはキャリジ20を通過して適切な隣接するビ
ンに搬送される。
【0028】前述のように、メールボックス装置10の
多様な構成要素としては、従来のものが使用可能であ
り、市場で入手可能なものでも使用可能である。ただ
し、本明細書に記載のように制御または変形する必要が
ある。入力シートを供給し、ゲートで制御し選択された
ビンに入れるための、様々な供給装置およびゲート制御
装置が先行技術において公知である。これらの装置にお
いては、個別の偏向ビンゲートの組み合わせによってで
はなく、前記のように位置決め可能なシート偏光器を有
する可動ゲートによってシートが送られる。図示した可
動摩擦ベルト26搬送システムおよび複数の静止してい
るが枢動し得るシート偏向器32は、シートをフィード
ベルト26から選択されたビン11に選択的に偏向させ
るためのものであり、単に例として示すものである。
【0029】前述のように、例示したメールボックスモ
ジュール装置10の全体の作動は、従来の一体型の低コ
ストマイクロプロセッサ制御装置100によって制御す
ることができ、また本明細書に述べる作動に関するソフ
トウェアを使用して従来通りにプログラムすることがで
きる。このようなシステムは、本明細書に記載の機能、
およびさらに所望による様々な他の機能、たとえば、紙
詰まり検出および紙詰まり掃除指示書に対して十分な以
上の容量および柔軟性を有する。
【0030】任意に、装置10のひとつのビンまたはト
レー11として、汎用開放トレーまたはビンを(従来通
り)備えることができる。ソータの頂部ビンは開放であ
り、指定されてない、または不明利用者ジョブ、紙詰ま
り排除、正規のビン容量を越える大きなジョブ、などに
使用され、これは頂部ビンは上にある別のビンによって
積み重ね高さが制約されないためである。この場合、高
容量積み重ねトレー17は、デフォルト出力または共用
出力とすることができる。代案としては、このような指
定されない汎用トレーは、トレー17の出口位置のすぐ
下にあるトレーまたはビン11を当てることができ、そ
の場合は、そのトレーまたはビンには下部縦型ベルト搬
送機構12cの最上のゲートすなわち偏向器32経由で
シートが供給される。すべての利用者が汎用トレーにア
クセスできることが必要であるので、この中央の位置と
することによって、すべての利用者が容易にそのトレー
にアクセスできることが保証される。汎用トレーをこの
ように設計する必要がある場合は、バイパスモジュール
22のために除去する必要がある2個のトレー11は、
バイパスモジュールの下の次の2個のトレーであること
が好ましい。これは図1とは多少異なり、図1において
は、バイパスモジュール22の上の1個の汎用トレー1
1が除去されている。しかし、この場合は、高容量積み
重ねトレー17は、このモードの間に制御装置100に
よってプリンタ出力がこのトレー17へ自動切換される
場合にも利用できることに注意する必要がある。所望に
より、装置10は柔軟に変形して、大きさ、容量、また
は間隔の異なるトレー/ビン構成とすることができる。
【0031】同一フレームの装置に対する可変取付棚、
可動シート積み重ねトレーの少なくとも一方に関するシ
ステムの実施形態は、たとえば、前記マンデルらの米国
特許第5,098,074号および第3,907,27
9号によって開示されている。このような可変棚取付シ
ステムは、ほかにも公知であり、たとえば、垂直に固定
された細長い孔のある支柱に本棚のJ字型の端部または
ラック支持具を片持ち取付をした壁取付ラックまたは本
棚である。
【0032】実施形態として本特許明細書に図示したメ
ールボックス装置10の内部シート方向転換システム3
0においては、複数のシート方向転換ゲート32が回転
軸33に通常は一直線に取り付けられ、複数のゲート装
置34を形成する。このようなゲート/軸装置34の数
および間隔は、ビン11の数および間隔に等しい。この
ゲート/軸装置34は、複数のシート搬送ベルト機構2
6に平行に密着し、また同搬送機構に沿って垂直に間隔
をおいて配置されている。同じ軸33が、シート経路ア
イドルローラ25も支持することが可能であり、図に示
すように、軸33はベルト26の軸33側と共にシート
供給隙間を形成する。しかし、この実施形態において
は、従来のようにビンに直接隣接するのではなく、この
場合は(そのようにすることもできるが)方向転換ゲー
ト装置34は、縦方向に移動する仕上げキャリジ20の
ための間隔(キャリジの幅)だけ水平方向にビンから離
して配置され、またこの場合はコンパイラ/ステープリ
ング装置90を備える。ピボットゲート32の1セット
またはピボットゲート32の装置34が回動されると、
湾曲面32aがゲート32の指型端部32bを含めて、
シート偏向器として作用する。この作用によって、その
ゲート装置34の位置において、シートがシート搬送ベ
ルト26から離され偏向され、その選択されたビン11
の位置にある隣接するコンパイラ仕上げキャリジ装置2
0に搬送される(またはそれを通過させられる)。選択
された1系列のゲート32(ひとつのゲート装置34)
は、仕上げキャリジ20に設けられたカムアクチュエー
タの直接の機械的係合によって、ピボットゲート装置3
4の軸33上のゲート開放カムフォロワとともに、軸3
3の回りを回動する。これにより、ゲート32のそのセ
ットの前記指型端部32bが、縦方向のシート搬送ベル
ト(群)26の両側の間または両側上の空間を通って外
側に回動される。その結果、これらの指型端部32b
は、シートをその湾曲面32a上に捕捉し、さらに偏向
しシートベルト搬送機構から外し、コンパイラ装置に送
り込むように位置決めされる。他方、すべての他の枢動
ゲート32は、全部ばね(または重力)荷重を受け(縦
方向で)密着した位置にあり、この位置において、枢動
ゲート32の後ろ側または左側32cがシート案内また
はバッフルとして機能し、シートを搬送ベルト26縦方
向経路上に保持し、その経路を通過させる。
【0033】サーボモータ駆動装置80によって駆動さ
れるプーリ/ケーブルまたは他のエレベータシステムに
よって、コンパイラ仕上げキャリジ20が異なる選択さ
れたビン位置に移動されると、それまで開放されていた
隣接するビンゲートが再度閉じられ、そのゲート装置3
4から別に新しく選択されたセットであるゲート32が
枢動させられ開放される。これによって、各ビンに対し
てひとつ、またビン選択のためのそれらの配線に対して
それぞれひとつという多数のソレノイドを必要としなく
なる。すなわち、この場合は複数であるが二つのモー
ド、ゲートがあり、それらは可動コンパイラ/仕上げ器
装置によって一度にひとつずつ個別にカムを使用して開
放され、またコンパイラ/仕上げ器装置によって選択さ
れたビンへのシート経路の一部が形成される。したがっ
て、この場合は、この仕上げキャリジ装置20は、シー
ト方向転換およびビン選択システム30の一部を作動さ
せると共に、またその一部を形成する。
【0034】可動ゲートソータ(たとえば、ノルフィン
社(Norfin Co.)スネリング(Snelli
ng)らの米国特許第3,414,254)は、ソータ
技術分野において公知であることに留意する必要があ
る。しかし、大体において、これらは、ただひとつの非
枢動ゲートのみを備え、非ピボットゲート自体は、1セ
ットの非ピボット指型偏向器をビンとベルト、真空シー
ト搬送機構の少なくとも一方との間に備え、常にベルト
間に延在し、エレベータ機構によって、この単一ゲート
が上下に移動してビンを通過する。対照的に、この場合
は、コンパイラ90は隣接するゲートに対してではな
く、隣接するビンに対して縦方向に上下に移動する。こ
の場合は、コンパイラ/ステープラ装置20用として、
多様な公知のエレベータシステムを使用することが可能
であり、たとえば、その頂部および底部のモータによっ
て回転される長く伸びたスクリュー軸、または駆動ケー
ブルベルトおよびプーリシステムである。仕上げキャリ
ジ20は、従来は、従来の縦型エレベータレール、また
は平滑な円筒状ロッドを上下に滑動することができる。
この点で、この実施形態は、シートジョブセットコンパ
イリングとステープリング、エジェクティングの少なく
との一方とよりなるシステムであり、たとえば、米国特
許第5,098,074号などの前記および他の米国特
許文献に開示、記載されているシステムと類似であるい
うことができる。
【0035】このように、本明細書において開示される
装置は、前述の装置10と、単一の再配置可能な小型コ
ンパイリング/ステーピング装置20とを統合したもの
である。この装置は、印刷機械出力セットについて積み
重ね、見当合わせ、および接着を実施し、それを隣接す
る装置に完全に排出し、このようにして選択されたビン
11に送る。この実施形態においては、この同じコンパ
イラ/仕上げ器装置20を、シートまたはシートのセッ
トを積み重ねトレー17中のシートの積み重ねの頂部に
同様に供給するように配置することもできる。しかし、
この装置は複数モード作動システムであり、また単一の
シート通過フィーダとして機能することが可能であり、
シートを直接に順次にビン11に送り、ビン11内に積
み重ね、または22のようなバイパス搬送機構に送り、
シートを順次に別のメールボックス装置10に搬送する
こともできる。
【0036】本明細書に開示された実施形態は好適であ
るが、この開示によって、同業者は、それについて多様
な代案、変形、変更、または改良を実施することが可能
であり、これらは本発明の特許請求の範囲に包含される
ことに留意されたい。
【0037】
【発明の効果】本発明によって、メールボックスモジュ
ールなどの複数の多段ビン印刷シートジョブ分類装置
を、プリンタの出力機構と直列に連結する多機能シート
相互連結モジュールが提供される。このモジュールによ
って、追加部品の削減、費用の節減、および正確なシー
ト速度が達成され、また欠陥シート排除中の印刷継続が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従属挿入可能多機能モジュールを一体型パー
ジトレーシステムおよび一体型相互連結シート搬送機構
と共同作用させるメールボックス/仕上げ器/スタッカ
装置のひとつの実施形態の部分断面を含む正面略図であ
り、その装置と前記多機能相互連結モジュール経由で直
列に結合するこのような第2メールボックス装置を示
し、また第1メールボックス装置に対するプリンタ入力
機構の出力機構部分も示す図である。
【図2】 前記多機能相互連結モジュールを含む第1メ
ールボックス装置部分の図1に示す部分の拡大図であ
り、前記多機能相互連結モジュールの例示の一体型パー
ジシート経路およびパージトレーを一層よく示す図であ
る。
【図3】 図2に示す部分をさらに拡大した略図であ
り、印刷ジョブシートを前記相互連結シート搬送機構あ
るいは前記多機能相互連結モジュールのパージトレーま
たは待避用トレーに選択的に供給するための例示の簡単
な切換可能共用シート駆動システムおよびゲート制御シ
ステムを示す図である。
【符号の説明】
10 メールボックス装置、11 ビン、12 供給経
路、12a 共通経路部分、12b、12c 縦型ベル
ト搬送経路、13 シート入力機構、14 中央シート
偏光ゲート、17 高容量積み重ねトレー、20 仕上
げキャリジ、22 相互連結シート搬送機構、25 ロ
ーラ、26 シート搬送ベルト機構、30 内部シート
方向転換システム、32 偏向器、32a 湾曲面、3
2b 指型端部、33 軸、34 ゲート装置、40
相互連結モジュール、42 パージシステム、44 一
体型パージトレー、46 シート方向転換システム、4
8ドッキング錠、60 機構、62 方向転換ゲート、
64 ソレノイド、66歯車、70 トレーラッチ、7
2 前面整合端壁、80 サーボモータ駆動装置、90
コンパイラ/ステープリング装置、100 制御装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン ディー ハワー ジュニア アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート スキレルス ヒース ロード 90 (72)発明者 チャールズ ディー リゾッロ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター デュランド ドライブ 64 (72)発明者 リチャード エイ バン ドンゲン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニュー アーク ミンステッド ロード 1782 (72)発明者 エル ジェームス ロルフ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ウェブ スター ソルト ロード 1250 (72)発明者 ウィリアム エイ ノバック アメリカ合衆国 ニューヨーク州 フェア ポート スキレルス ヒース ロード 90

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の多段ビン印刷シートジョブ分類装
    置間を作動可能に連結するための多機能シート相互連結
    モジュールであって、前記多段ビン印刷シートジョブ分
    類装置は選択された前記ビンに供給する印刷シートジョ
    ブを放出するプリンタの出力機構と直列に結合され、ま
    た前記プリンタにおいては排除されるパージシートの放
    出が交互に不定に発生し、前記パージシートは前記印刷
    シートジョブと不定に混合され、 前記相互連結モジュールは、前記印刷シートジョブをひ
    とつの前記多段ビンジョブ分類装置から別の前記多段ビ
    ンジョブ分類装置に供給するためのシートバイパス搬送
    機構を備え、 さらに、前記相互連結モジュールは、前記パージシート
    を回収して収容するための一体型パージトレーを備え、
    前記パージトレーは前記パージシートの排除が可能であ
    り、 またさらに、前記相互連結モジュールは、前記印刷シー
    トジョブをゲートで制御して選択し前記シートバイパス
    搬送機構に送るため、および排除される前記パージシー
    トをゲートで制御して選択し前記一体型パージトレーに
    送るための選択可能共用シートゲート制御システムを備
    えることを特徴とする多機能シート相互連結モジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多機能シート相互連結
    モジュールであって、前記一体型パージトレーが、前記
    シートバイパス搬送機構の下にあり、また回動され開放
    されることによってパージトレーからのパージシートの
    前記排除が実施されることを特徴とする多機能シート相
    互連結モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の多機能シート相互連結
    モジュールであって、前記パージシートが前記一体型パ
    ージトレーへ前記ゲート制御による選択によって送られ
    るときに、前記共用シートゲート制御システムが前記シ
    ートバイパス搬送機構を自動的に停止することを特徴と
    する多機能シート相互連結モジュール。
JP8317753A 1995-12-07 1996-11-28 多機能シート相互連結モジュール Withdrawn JPH09175727A (ja)

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US08/568,725 1995-12-07

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