JP3470982B2 - メールボックス/コンパイラ構造 - Google Patents

メールボックス/コンパイラ構造

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JP3470982B2
JP3470982B2 JP08886694A JP8886694A JP3470982B2 JP 3470982 B2 JP3470982 B2 JP 3470982B2 JP 08886694 A JP08886694 A JP 08886694A JP 8886694 A JP8886694 A JP 8886694A JP 3470982 B2 JP3470982 B2 JP 3470982B2
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    • B42C1/12Machines for both collating or gathering and permanently attaching together the sheets or signatures
    • B42C1/125Sheet sorters combined with binding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2511/00Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は受信した複写機、ファクシミリ、
またはその他の印刷装置出力を自動的に別個に取り扱い
分離するための“メールボックス”システムであって、
既存の各種印刷装置などで簡単なアクセサリとして使用
できるものに関する。より特定すれば別の利用者または
アドレス宛の別のジョブを自動的かつ簡単に独立して取
り扱い分離する能力を有する出力シート仕分けシステム
に関する。
【0002】本発明で開示する“メールボックス式”ユ
ニットの実施例はファクシミリ装置またはネットワーク
化電子メール印刷装置を含め、ほとんどあらゆる既存の
印刷装置の出力に取り付ける、または単にその近傍へ移
動することができる汎用モジュールまたは独立ユニット
であることが望ましい。
【0003】本明細書で開示した特定の実施例の特定の
特徴は、印刷装置から出力されるシート用のシート出力
メールボックスシステムであって、ジョブセット内の出
力シートを回収するための複数の一連のメールボックス
ビンを備えたシステムにおいて、複数の前記出力シート
から成るジョブセットを積み重ねるための部分的積み重
ね棚を有する積み重ね装置と、前記メールボックスビン
の配列と前記積み重ね装置との所定経路内での相対的移
動を提供して、前記積み重ね装置を前記メールボックス
ビンの選択した1つに対して隣接した位置に選択的に配
置し得るようにするためのビン検索手段と、前記印刷装
置から前記出力シートを前記積み重ね装置へ順次給紙す
るためのシート給紙手段と、前記積み重ね装置の前記部
分的積み重ね棚上に前記出力シートを積み上げ、前記積
み重ねたジョブセットの一部が前記積み重ね装置の前記
部分的積み重ね棚上に位置決めされ、同一の前記積み重
ねたジョブセットの別の部分が前記非常に隣接したメー
ルボックスビンの前記選択した1つに実質的に延出する
ように成すための積み重ね手段と、出力シートの前記積
み上げたジョブセットをステープル止めするためのステ
ープル止め手段と、前記部分的積み重ね棚から、前記積
み重ねてステープル止めした出力シートのコピーセット
を前記隣接したメールボックスビンの前記選択した1つ
に完全に排出して、ステープル止めした出力シートの前
記ジョブセットが前記メールボックスビンの前記選択し
た1つで全面的に支持されるように成すためのセット排
出手段と、前記メールボックスビンが前記積み重ね装置
から前記出力シートのステープル止めして排出したジョ
ブセットを複数受け入れて積み重ねるようになっている
こと、前記積み重ねおよび排出手段が同一の前記メール
ボックスビン内の直前のジョブセットの上部に後続のス
テープル止めしたジョブセットを積み重ね排出するよう
になっていることを含むことを特徴とする改良を提供す
ることである。
【0004】本明細書で開示のさらなる特定の特徴は個
々にまたは組み合わせにおいて、前記複数のメールボッ
クスビンが縦方向に積み重ねてある固定式の配列を成
し、前記積み重ね装置がこれに対して縦方向に前記ビン
検索手段によって移動すること、および/または前記印
刷装置とそれのための前記メールボックスシステムは識
別可能なアクセス符号を有する複数の利用者によって共
用され、特定利用者の前記識別可能なアクセス符号の入
力に応答して、その利用者宛の出力シートが前記メール
ボックスビンのどれに入っているかを示す利用者用表示
手段を設けることと、および/または前記メールボック
スビンの少なくとも幾つかが電子的に解錠可能なアクセ
ス制限用保安扉を有すること、および/または前記出力
シートを前記積み重ね装置へ供給するための前記シート
供給手段が、順次式で長い共有シート搬送経路と前記共
有搬送経路に沿って間隔を空けて配置してあり、動かし
たときに前記積み重ね装置内にシートを取り込ませるた
めの複数の可動式シート偏向板とを有すること、および
前記可動式シート偏向ゲートが前記共有シート搬送経路
用のシート案内経路も成すこと、および/または前記積
み重ね装置がさらに前記シート供給手段から直接前記選
択したメールボックスビン内へ選択的に出力シートを給
紙し、前記部分的積み重ね棚と、前記積み重ね手段と、
前記ステープル止め手段とを迂回するための選択自在な
出力シートバイパス手段を含むこと、および/または前
記出力シートを前記積み重ね装置へ給紙するための前記
シート給紙手段が、順次式で長い共有シート搬送経路
と、動かした場合に前記積み重ね装置内へシートを偏向
させるための前記共有搬送経路に沿って間隔を空けて配
置した複数の可動式シート偏向ゲートとを含むこと、お
よび前記積み重ね装置が前記可動式シート偏向ゲートに
対して前記ビン位置検索手段により移動自在であること
と、前記積み重ね装置は選択したシート偏向ゲートに隣
接するように移動した時点で前記選択した前記シート偏
向ゲートを作動させるためのゲート作動手段を含むこ
と、および/または前記シート給紙手段が前記複数のメ
ールボックスビンの前記配列と実質的に平行であって、
これから間隔を開けて配置した長いシート搬送経路を含
み、前記積み重ね装置が前記シート搬送経路と前記メー
ルボックスビンの配列の間で移動自在に成してあること
を含む。
【0005】もう1つの非常に望ましい特徴は“メール
ボックス”ビンを用いて複数の(1つ以上の)製本した
(たとえばステープル止めした)セットを1つまたはそ
れ以上の選択した割り当てビンに保管する(これにより
特定の利用者指定ビンはどれも同一のまたは異なるジョ
ブからの複数のステープル止めしたセットを保管するこ
とが出来る)。[この点について、本発明と同一出願者
のバリー・P・マンデル(Barry P. Mandel )らのゼロ
ックス社米国特許第5,098,074号(ドケット番
号D/88157)、特にその図4とその説明および最
後の節、ならびにこれに対応する“ゼロックス開示ジャ
ーナル(Xerox Disclosure Journal)”第16巻5号、
1991年9/10月号の281〜283ページの要約
を参照]
【0006】さらに前記の米国特許第5098074号
で注目すべき開示には、部分的(トレイと共用)積み重
ね棚、圧板、ステープラ、排出ロール、積み上げ高さ検
出器、および本明細書の実施例に重要なその他のハード
ウェアが含まれる。部分的(トレイと)共用積み重ね装
置/積み上げ装置に関しては1989年3月6日日本国
優先権のキヤノンの米国特許第5,137,265号が
さらに注目される。
【0007】その他の選択肢にはジョブセットの拡張仕
上げ機能の提供が含まれる。たとえば、ステープル止め
および/またはその他の糊付け、孔開け、折り込み、特
殊シート挿入または小冊子作成、および仕上げ済みまた
は未仕上げのセットいずれかのメールボックス仕分けが
挙げられる。
【0008】本発明のシステムは電子メールのハードコ
ピー印刷および/またはその他のネットワーク化または
共有化利用者文書印刷に一般に使用可能とするのが望ま
しい。たとえば、利用者の共有する、ネットワーク化し
た、印刷装置環境たとえば近代化オフィス環境などにお
いて、印刷装置は印刷ジョブを送出する発信者または利
用者端末を既に前記ジョブで利用可能なネットワークま
たは文書電子情報から電子的に認識可能である(このよ
うな共有印刷装置は代替スキャナまたはフロッピーディ
スク文書入力も有することがある)。
【0009】ファクシミリ装置および/またはデジタル
式スキャナ装置、複写装置、印刷装置の組み合わせを単
一装置として提供することが可能で、これも術語“印刷
装置”に包括されることにはさらに注意されたい。
【0010】特に背景的に注目されることに、広い意味
でのジョブ分離“メールボックス”それ自体が公知であ
る。解錠または開放型ビン複写機または印刷装置の“メ
ールボックス”の説明はゼロックス社による本出願と同
一出願人のマンデル(B. P.Mandel)らに譲受の199
2年3月24日付米国特許第5,098,074号(ド
ケット番号D/88157)を含む。特に図4とその説
明を参照されたい。特に、前記出願では自動的に複写機
または印刷装置出力のステープル打ち・製本した複数セ
ットの複数シートからなるコピーを選択した“メールボ
ックス”ビンにすなわちビンあたり1つ以上の束を積み
重ねることを説明している。ビン施錠可能な印刷装置用
メールボックスシステムは1987年10月14日付ゼ
ロックス社による欧州特許庁(EPO)出願番号第02
41273号である。
【0011】前述のグラドコ・システムズ社のローレン
スらへの1987年11月17日出願1989年6月2
7日付米国特許第4,843,434号では第1列28
行などで電子式またはレーザー式印刷装置用“メールボ
ックス”について簡単な説明を行なっており、特に“メ
ールボックス化は異なるメールボックス宛の文書または
ジョブが順次に処理されずまた将来もされないであろう
ことからさらに困難である。つまりメールボックスには
選択したビンまたはメールボックスへ供給するためのシ
ート供給の無作意アクセスまたは位置決めが必要であ
る。(第1列37行〜42行)”と述べている。この使
用はビンの高速移動が従来技術のソータにおいて問題と
なることと、高速ジョブ分離および容易な無作意アクセ
ス動作を提供することを示そうとしたものである。
【0012】さらに“メールボックス”の関連におい
て、セイコー・エプソン社(Seiko Epson Corporation
)のシゲル・サワダらによる1992年8月25日付
米国特許第5,141,222号(および1990年1
1月28日発行の同等の欧州特許庁出願第039956
5号“プリンタ”)においては、複数利用者が印刷装置
を共有し、ソートし、利用者ごとにコピーを積み重ねる
ためのモジュラー式ソータ装置を一般に第1列で示して
いる。前記出願では固定式トレイとソータトレイへコピ
ーシートを振り向けるための軸旋回自在なソータ案内部
材を有する出力ソータを請求している。それぞれのトレ
イもトレイ内にシートを保持するためのゲート機構を有
している。第6列においてメールボックスをそれぞれの
利用者に割り当てまたは専用化でき、ID符号および印
刷データを入力することで“メールボックス”として使
用可能であることを示唆している。本参考文献はソータ
のビンの満杯を検出しコピーシートを次の利用可能なソ
ータ・ビンに供給する点でも注目すべきである。すなわ
ち前記米国特許第5,141,222号の第8列で開示
されているのはトレイの満杯(シート積み重ね容量に達
したこと)を検出しそのソータトレイのコピーシート案
内をもう1つの(空の)ソータトレイにも増やすための
手段である。前述のように、これのもう1つの例は前述
のタカハシらの1985年2月26日付米国特許第4,
051,419号に開示されている。
【0013】しかしステープル止めしたシート束に対し
ては、本明細書で説明するように、ジョブセット全体を
一度にビンに入れることの出来る場合(一度に1つづつ
ビンにシートを重ねるのに対して)、次のジョブセット
の大きさとジョブ積み重ねに現在使用しているビンの残
り容量の知識をもとに次のジョブを別のビンに入れるか
どうかの決定を先に行なう必要がある。
【0014】既に述べたように、メールボックス・シス
テムで望ましい追加の特徴はそれぞれのジョブのシート
をまとめてステープル打ちまたは何らかの方法で束ね
る、縛る、または仕上げして、複数の仕上げ済みジョブ
セットが利用者のビンから取りだし自在できちんと積み
重ねられ、また縛ることでほかのジョブから独立してい
るようになすことである。これは前述の本発明と同一の
マンデル(B. Mandel )らへの米国特許第5,098,
074号に示したように、メールボックスビン内に送出
する前にシート一揃いを予め積み重ねてステープル打ち
することで行なうことが出来る。
【0015】さらに、ジョブセットのステープル止めは
ソータにおいて周知のとおりビン内のステープル止め装
置を用いて行なうことが理論的に可能である。
【0016】上記から理解されるように、ビン内ステー
プラを有する一体型ソータ/ステープラ装置は周知であ
る。開示されているように、通常ステープル止め装置が
各ビン内へ部分的に旋回または移動しそこで各セットを
ステープル止めする、または積み上げたセットをビンか
らわずかに外へ動かしてステープル止めしまたビン内へ
戻す、またはビンがステープラ装置内へ移動または軸旋
回する。しかしビンあたり1つ以上のセットをステープ
ル止めするにはこのような実現は困難である。このこと
がビン内ステープラ装置を複数ジョブの“メールボック
ス”における使用を困難にしている。以下の実施例で開
示するシステムはこの問題を有していない。
【0017】さらなる背景として、出力ジョブセットは
丁合いが済むまでステープル止めできない。そのため後
丁合いの複写出力は、ソータがジョブの全コピーを必要
とする全てのビンへ給紙してから出力シートをステープ
ル止めする必要がある。一方、RDHまたは“メールボ
ックス”付きの電子式印刷装置を用いた前丁合いの複写
の場合には丁合い済みジョブセットとしてジョブセット
を印刷出力し、それぞれのビンへ供給して1度に1セッ
トづつ仕上げすることが出来る。
【0018】図1は模式的に図示した従来技術の共有利
用者印刷装置のコピーシートの出力と動作的に接続しま
たこれを受け入れるように図示してあり典型的な表示パ
ネルおよびキーパッドを有する本発明の“メールボック
ス”システムユニットの1つの実施例の部分正面図であ
る。本メールボックスユニットは右手側面に印刷装置の
左側端部または側面からの出力を搬送するためのインタ
フェースモジュールを含めて図示してある(右手の印刷
装置出力は別の図に図示したようにメールボックスユニ
ットの左側側面で直接的に交互に受け入れることが出来
る)。
【0019】図2は図2のメールボックスユニットと一
体型の典型的な移動シート選択装置、コンパイラ、ステ
ープラおよびジョブセット排出ユニットの拡大部分正面
図である。
【0020】図3は図1およびその他の図の典型的なメ
ールボックスシステムで使用可能な典型的なシート分配
(ビン選択)システムおよびこれに付随する前記典型的
な移動式シートコンパイラ等のユニットの部分を示す詳
細部分内部斜視図である。
【0021】図4Aから図4Cは図1から図3のモジュ
ール式メールボックスシステムの変更の3種類の略正面
図で、たとえば上部開放トレイと異なる位置の施錠およ
び非施錠メールボックスの選択自在な混合とトレイ・エ
レベータありまたはなしの大容量排出トレイを追加する
ことによるなど全て同一の支持枠上に交換自在に装着し
たサブモジュールの変更により異なる構成に設定しなお
す方法を示す(図4Cは図1と同様に印刷装置左側の出
力から供給するシート入力用の右側および上部インタフ
ェースモジュールも併せて示す)。
【0022】図5は典型的なメールボックスシステム制
御装置と付随する印刷装置制御装置および/またはこれ
のプリントサーバとの電子的情報交換の例を示す。
【0023】図6は本発明のメールボックスシステムで
可変式ビン割り当てを決定するための流れ図と電子的信
号論理回路図の例を示す。
【0024】図7は本発明のメールボックスシステムで
可変式ビン割り当てを決定するための流れ図と電子的信
号論理回路図の例を示す。
【0025】図8は本発明のメールボックスシステムで
可変式ビン割り当てを決定するための流れ図と電子的信
号論理回路図の例を示す。
【0026】図9は縦方向に移動自在なビンのアレイを
備えたメールボックスユニット内で固定的に配置したジ
ョブセット・コンパイラ/ステープラ(または両者とも
部分的に可動式)を具備するメールボックスシステムの
別の実施例である。図9Aでは積み上げ中のジョブセッ
トを示し、図9Bでは積み上げ後にジョブセットを隣接
するビンに排出することを示す(本実施例においてはセ
ット排出装置の押出しフィンガを使用している)。任意
の装丁用表紙またはその他の挿入ページ用シート挿入装
置2種類も交換自在な上部サブモジュールに模式的に図
示してある(これらは本明細書の他の実施例にも提供可
能である)。
【0027】図10は利用者のアクセスを制限するいわ
ゆる保安または施錠メールボックスビンを提供するため
図示したメールボックスの実施例のいずれにも使用可能
なビンの“保安扉”の1つの実施例の部分切取り拡大斜
視図で、ビンの扉を開けたときにビン内部のジョブセッ
トの前部を自動的に持ち上げるための一体型ジョブセッ
ト・リフトシステムも図示してある。
【0028】図11Aから図11Cは図10のメールボ
ックス保安扉およびジョブセット・リフトシステムの実
施例用の3段階の扉開放段の側面図である。
【0029】図12Aから図12Bは図10と図11に
図示したセットリフト・システムのわずかに異なる別の
実施例を2つの位置で図示しまた図12Bのビン扉開放
でフラグが移動して図14のシート検出器がビン内部を
検査しないようにさせるビンの空きとビン扉閉鎖両方の
検出のための2モード検出システムを図示する。
【0030】図13Aおよび図13Bは図10および図
11のセットリフトにも図示してある発条装荷・電磁石
起動式自動ビン扉開放装置システムを示す。
【0031】図14は、図16ならびに図12と図15
にも図示してある開放したビンに信号送出可能なビンの
空き(利用可能なビン)の検出器の実施例を示す。
【0032】図15は、図16ならびに図12と図15
にも図示してある開放したビンに信号送出可能なビンの
空き(利用可能なビン)の検出器の実施例を示す。図1
5の論理回路図は図面に図示してあるように図6〜図8
との接続において同様のあらゆるシステムと使用可能で
ある。
【0033】図16は、図12と図15にも図示してあ
る開放したビンに信号送出可能なビンの空き(利用可能
なビン)の検出器の実施例を示す。図16は図10から
図13で固定式に装置しているビン内で軸旋回式に開放
する保安扉の代わりとして電磁石式ラッチにより開放し
た場合に自動的に引出しを押し出すようになしてある発
条装荷メールボックスビンを示す。
【0034】図17はシート偏向ゲート(ビン選択ゲー
ト)が選択したビン内に延出する部分的積み上げ棚を含
む別のメールボックス・モジュールである。
【0035】図18は各ジョブを入れたメールボックス
の脇に点滅する可変式利用者名表示装置を有し付随する
印刷装置と併せて図示した別のメールボックスユニット
の実施例である。
【0036】図19は別の流れ図で、典型的なメールボ
ックス利用者用検出器および利用者表示システムのため
の論理および演算の1つの例を提供する。
【0037】図20は別の流れ図で、典型的なメールボ
ックス利用者用検出器および利用者表示システムのため
の論理および演算の1つの例を提供する。
【0038】図21は別の流れ図で、典型的なメールボ
ックス利用者用検出器および利用者表示システムのため
の論理および演算の1つの例を提供する。
【0039】図面に図示したメールボックスユニットの
好適実施例を参照すると、これらは本発明の請求のシス
テムの単なる例であることが理解されよう。メールボッ
クスシステムを動作的に接続する印刷装置は、各種の印
刷装置を印刷装置側のわずかな変更または無変更で各種
システムの一部として接続可能であるため、部分的に図
示しているだけまたは図示していない。メールボックス
ユニットは各種印刷装置の出力レベルに適合するまたは
これを調節する入力を有するかまたはインタフェースユ
ニットまたは相互接続搬送部を既知の方式で設け印刷装
置出力シートをメールボックスユニットのシート入力入
口へ順次供給するのが望ましい。図示したメールボック
スビンや、コンパイラ、ステープラなど本明細書で図示
または説明しているものは実施例であり大幅に変更する
ことが有り得る。各種の変更を本明細書内で図示してい
る場合でも一般に以下では参照番号10をメールボック
スユニットまたはモジュールに用いる。同様に、一般に
参照番号11をそれぞれのメールボックス(ビン)に通
して用いることとする。
【0040】開示したシステムは印刷装置から順次出力
するシートを独立したジョブセットごとに、多数の変更
自在に割り当て可能な“メールボックス”ビンを有する
メールボックスジョブ仕分け補助ユニットの1つまたは
それ以上の一時的かつ変更自在に割り当てた“メールボ
ックス”に積み重ねるために提供するものである。特
に、本明細書の実施例においては、現在割り当ててある
利用者ごとに共有印刷装置(ファクシミリ受信装置また
は組み合わせユニットを含む)の各種利用者のシート出
力をメールボックス内にダイナミックに分離するための
ダイナミック“メールボックス”ユニットおよびシステ
ムを開示する。可変式表示装置は特定利用者のジョブを
最後に配置しまたこれをまだ取り出していないビンを表
示する。収集済みおよび/またはステープル打ちした複
数のジョブセットを全て1つのビンに積み重ねることが
ある。実施例に開示のシステムはまたステープル止めし
ていない利用者シートを積み重ねおよびステープル打ち
せずに直接メールボックス内に順次積み上げるためのバ
イパスも提供し得る。必要に応じて効率的に無制限のま
たは“仮想ビン”へ複数ジョブ積み重ねを提供するため
の正規利用者用追加一次割り当てビンの自動オーバーフ
ロー割り当ても開示する。一体型の移動シート偏向板、
コンパイラ、ステープラユニットは別個に指定した利用
者宛シートのジョブセットを積み重ね、重ねあわせ、任
意にステープル打ちしてから独立しているが偏向自由に
割り当ててある1つまたはそれ以上の“メールボック
ス”へ排出するために図示してある。開示の“メールボ
ックス”ユニットは少なくともメールボックスビンの幾
つかへのアクセスを制限するため“保安扉”を施錠し、
利用者アクセス符号の入力に応じて選択したビンの電子
的扉解錠を行ない、またその他の利用者向けの特徴を有
し得るものである。
【0041】以下では図面を参照して好適実施例につい
てさらに詳細に説明を行なう。第1にスタンドアロン型
印刷装置出力“メールボックス”ジョブ仕分けユニット
10とこれの複数ビン11、および一体型ジョブコンパ
イラ・仕上げ装置ユニットたとえばこれらの例として9
0などの各種実施例が図示してある。従来の丁合い済み
電子式印刷装置出力または類似のものから順次受信した
複数ページ文書よりなるハードコピーはメールボックス
ユニット10に供給しジョブシートの宛先を特定のビン
11に割り当てるように自動制御される。メールボック
スユニット10は利用者のジョブの全部の指定シートを
利用可能なビンまたは利用可能性に基づいてその印刷装
置使用者に一時的に割り当ててあるビン11へ区分す
る。
【0042】前述のように、開示したメールボックスユ
ニット10は、ほとんどあらゆる従来の印刷装置出力に
取り付けるまたは単にそのとなりに移動するだけの汎用
または専用スタンドアロン式ユニットとすることが出来
る。所望すれば、ビン数を増加させるために従来技術の
シート通過式フィーダおよびゲートを用いてちょうど複
数のソータのように複数ユニット10を直列に接続する
ことも出来る。区分において一般に周知のように、所望
ならソータビンユニットはこの方法で延出させまたは直
列接続してさらに多くの利用可能なビンを提供すること
が可能である。
【0043】ある種のファクシミリ受信装置またはその
他の印刷装置では、第1に既存の出力受信トレイから取
り出すのが必要または望ましいことがある。出力トレイ
はしばしば容易に着脱自在な“引っかけ式”プラスチッ
ク製部材である。電気的または機械的連動または相互接
続は必ずしも必要とされない。ジョブ区分ユニット10
は多機能ユニットを含む各種印刷装置出力から1つまた
はそれ以上のシート入力20へ入力するシートを取り扱
う。入力20は所望ならば軸旋回式またはその他の縦方
向に調節可能な入力ランプおよびまたはフィーダを設
け、インタフェースモジュール内において印刷出力の各
種レベルを位置揃えすることが出来る。左側および右側
のシート入力はメールボックスモジュールの2つの対向
する側面の一方で異なる水準で共有印刷装置のシート出
力と動作的に係合するようになして多数の異なる印刷装
置出力および出力水準を汎用的に受け入れられるように
する。入力20はたとえば入ってくるシートを第1にユ
ニット上部へ供給するための入力フィーダ装置24を含
む。ここに図示したように、図4A、図4Bおよび図9
に図示したような従来技術の縦方向摺動シート搬送ベル
ト26フィーダの外側面平坦部または彎曲部を左側シー
ト入力にまたはインタフェースモジュール16またはそ
の他の縦方向フィーダを図1または図4Cに図示したよ
うに右側入力に用いることも出来る。印刷装置の出力は
出力する度に個々の積み重ねていないシートとして順次
取り込まれるので、シートセパレータはユニット10に
は不要であり、そのため非常に簡単な入力フィーダを用
いることが出来る。印刷装置の既存のシート出力トレイ
に到達するように配置してそのトレイからシートを引き
出すのでも良い。ユニット10の入力フィーダ24はシ
ート入口経路20へのシート前縁の到着を検出して起動
する従来のシート入力検出器を有するのが望ましい。
【0044】メールボックスユニット10の内部シート
供給では各種の既知のソータシート搬送部を使用でき、
その多くは本明細書で言及した従来技術に図示されてい
る。印刷装置の各出力シートをユニット10の入力フィ
ーダ24または類似の装置で取り込んでからの、さらな
る供給は図示したようなベルト26と係合するローラ2
5がベルト26に沿ってビン選択兼供給手段30にシー
トが到達するまで供給するようにした供給ニップを形成
させる従来技術で行なうことが出来る。ここで、移動ベ
ルト26の内側平坦部または彎曲部は、シートを載せて
ユニットの上部から下向きに一連のゲートまたはシート
偏向板32を通過し、シートが後述するように選択した
ビンまたはトレイ11の入口近くの開いたゲート32に
到達した時に選択したビン11へシートが偏向されるま
で搬送を続ける。
【0045】メールボックスユニット10の各種部材は
本明細書で説明するように制御また偏向する以外は商業
的に入手可能でもあるような従来技術品で良い。シート
偏向機構を備えた移動式ゲートまたは独立した関連ビン
ゲートによりシート搬送から入力シートを選択したビン
へ供給またゲートする各種の供給およびゲート構造は従
来技術において周知である。ここで図示したのは可動式
摺動ベルト26搬送システムおよび供給ベルト26から
選択したビン11へ選択的にシートを偏向させるための
複数の固定式だが軸旋回するシート偏向板32である。
【0046】前述したように、実施例のメールボックス
モジュールユニット10の全体的動作は本明細書で説明
した動作のためソフトウェアにより従来技術でプログラ
ム可能な一体型の従来の低価格マイクロプロセッサチッ
プ制御装置100で制御する。このようなシステムは本
明細書で説明する機能のために、さらに所望すれば本明
細書で説明する各種のその他の機能たとえば紙詰まり検
出や紙詰まり排除指示などにも充分な容量および柔軟性
を有している。
【0047】本明細書のシステムにおいて、ビン11の
幾つかまたは全てが、後述するようなビン扉解錠システ
ム50で一側面(または一端)から開放でき通常は施錠
してある保安扉52により部分的にまたは完全に封止す
るのが望ましい。
【0048】任意でユニット10の最上部のビンまたは
トレイ11aを従来通開放または“共用”ビンとして用
いられる。最上部ビンは他の重ねてあるトレイによる積
み重ね高さ制限がないことから宛先の指定がないまたは
未知の利用者のジョブ、紙詰まり排出、等に用いるのが
望ましい。
【0049】前述のように、また多様な図面同士の間の
差として図示されているように、メールボックスユニッ
ト10はモジュール式またはスタンドアロン式装置だ
が、ことなるトレイ/ビンの組み合わせおよび間隔に柔
軟に対応し得るようにもなすのが望ましい同一の枠の装
置へ可変式に装着する棚および/または可動式シート積
み重ねトレイのシステムの実施例はたとえば前述のマン
デルら(Mandel, et al.)の米国特許第5,098,0
74号および米国特許第3,907,279号に図示さ
れている。その他のこのような可変式棚装着システムは
壁装着用本棚で周知で、たとえば縦方向に固定した溝を
切ってあるレールに端部が“J”字状の本棚またはラッ
ク支持を片持ち梁式に装着する。
【0050】本システムで可能な各種のメールボックス
ユニット10の再設定の幾つかの例を特に図4Aから図
4Cなど異なる図面で図示した。図示したように、本出
願で開示するメールボックスモジュールユニット10は
各種要件に適応し得る広範囲の出力設定に柔軟に対応す
る。多数の独立した印刷装置またはファクシミリ装置共
有利用者のために用意した相対的に小容量(たとえばシ
ート100枚程度)メールボックスビンの数はそれぞれ
がユニット10の主枠に容易に追加したりまたはここか
ら取り外せる4または5ビンのモジュールで製造でき
る。しかし図示したように、図示したような1つまたは
それ以上のスタッカトレイ14システムも1つまたはそ
れ以上のメールボックスビンモジュールの位置に同じ枠
上に(縦方向に重ねるように)装着して大容量積み重ね
を行なうための大きな縦方向の自由空間を提供すること
が出来る。これによってたとえば90などのメールボッ
クスビンとインタフェースする同一のコンパイラ/ステ
ープラカートリッジから複数のステープル止めしたセッ
トを積み重ねる容量を提供するのが望ましい。つまり、
排出トレイ14の入力はビン11への入力とほとんど縦
方向の位置が揃えてある。これは大容量スタッカが望ま
れるホスト装置接続の印刷装置に、特に、個人宛の宛先
のメールボックスではなくビン出力区分が少なくてすむ
ような“1つの部所で使用する”印刷装置として使用す
る印刷装置に、対応するものである。
【0051】しかし、埋まるにつれてコンパイラの排出
レベルより紙束の最上部がわずかに低くなるように下向
きに移動する従来の排出トレイ14の代わりに、本発明
ではコンパイラ/ステープラユニット90または類似の
ものをトレイ14が埋まるにつれて上向きに動かし得る
のが望ましい。これにより、トレイ14の昇降機構なし
でコンパイラユニットから選択したメールボックスビン
11へジョブを振り分けるためにも使用するビン指示昇
降システムを使用して、簡単な固定式トレイ14を使用
できる方が望ましい。これ以外にまたは追加として、前
述のマンデルの米国特許第5,098,074号または
米国特許第5,137,265号、第5,026,03
4号、第4,541,763号、または第4,880,
350号で説明しているのと同様の、従来技術の昇降式
スタッカトレイを用いてもよい。
【0052】メールボックス10の(または印刷装置と
メールボックスの間に装置するインタフェースユニット
16の)もう1つの任意の特徴は、ビンの手前のメール
ボックスモジュール入力シート経路内に任意で追加のオ
ンラインシート処理サブシステム、たとえばシート回転
装置、シート反転装置、シート穿孔器、シグネーチャ折
曲器、Z折曲器、シート挿入装置、パージトレイ等また
はこれらの何らかの組み合わせを提供することである
(これらはどれもそれ自体が周知であり本明細書で詳細
を示す必要はない)。このような装置をたとえばメール
ボックスユニットの着脱・置換自在な上部(または底
部)サブモジュール10aに配置し、容易に前記の機能
ユニットを別のサブユニットへ換装することで多様な顧
客の要望に簡単に対応できるようにすることが出来る。
たとえば、シート回転装置は図1の17で図示したメー
ルボックスシート入力経路内に配置できる。一般にシー
ト回転装置はシートの一方の側面を他方より高速で移動
させ、シートが90度回転するまで(可変速モータまた
は駆動を用いるなどして)供給経路の一方の側で1つの
シート供給ニップに他方よりゆっくりシートを供給する
または保持しておくことで作動する。これにより横向き
または縦向きにシートをビン11に積み上げるか、およ
び/またはステープルをセットのどちらの側面に打つか
の選択が出来る。前述のマンデルらの米国特許第5,0
90,638号に加え、米国特許第3,861,673
号、米国特許第4,473,857号、米国特許第4,
830,356号、米国特許第5,145,168号に
他のシート回転装置が図示してあり、その幾つかはイン
タフェースモジュール内に図示してある。EKの米国特
許第4,602,775号と富士ゼロックス社の米国特
許第5,172,162号でも印刷装置または複写装置
とソータ、フィニッシャ、またはその他の出力ユニット
との間の反転装置またはその他のシート処理装置を備え
たインタフェースモジュールを図示している。オンライ
ンZ折りおよびその他のシート折曲システムの例は本出
願と同一のマンデルへの1991年12月31日付米国
特許50,266,556号に示してある。オンライン
シート穿孔ユニットの例にはゼロックス社の米国特許第
4,819,021号、米国特許第4,998,030
号、米国特許第4,763,167号が含まれる。シー
ト反転装置特許の例はゼロックス社の米国特許第3,8
33,911号、第3,917,257号、第4,35
9,217号、第4,673,176号を含む。前者2
件はゼロックス社製“4500”型複写装置でソータと
組み合わせる任意の反転装置を示す。装丁またはその他
のシート挿入装置などの例は1991年11月/12月
のゼロックス社XDJ出版物381ページから383ペ
ージ、および米国特許第4,626,156号、第4,
924,265号、第5,080,340号、第4,6
02,776号に開示されている。本明細書では例18
を図9に図示した。シートを図9に図示したシートトレ
イの一方とフィーダから印刷装置または制御装置100
が選択した時刻に供給して、同じコンパイラ/ステープ
ラへの同じシート経路内に進む印刷装置からのジョブシ
ートに挿入する。
【0053】大きな、たとえば17インチのシートが印
刷装置から送出されると信号を受信するまたはメールボ
ックスシート入口センサで検出した場合には、このよう
なシートを前述のようなシート経路内の17などのシー
ト回転装置または類似の装置で回転させ、短辺を最初に
ビン内へ積み重ねるようにする。これ以外では、シート
折り曲げ器をシート経路内に用意してある場合、大きな
シートは積み重ねる前に折り曲げることが出来る。つま
りメールボックスビンはこのように異常に大きな寸法の
シートに対応するような大型とする必要はない。
【0054】図1に図示したように、サブモジュール1
0aも別のゲート式の、メールボックスユニットを通っ
て別のメールボックスユニットへのバイパスシートフィ
ーダ経路12を用いてビン容量を増加させるまたはさら
なるメールボックスユニット内でさらなるシート処理選
択を行なうように出来る。
【0055】このような選択的追加シート処理の特徴
は、前述のようなビン選択システムおよび/またはコン
パイラ/フィニッシャユニットへ別のシート供給経路に
沿って下向きに供給する前に、入力シートを第1にユニ
ット10の上部の(存在していれば)サブモジュール1
0まで一本のシート供給経路で上向きに供給するような
(または底部にサブモジュールを備えていれば逆方向
に)ユニット10シート供給システムで補助するのが望
ましい。
【0056】これらの置換自在なサブモジュールの特徴
は左側または右側のシート入力どちらかに提供でき、な
おかつ“汎用”メールボックスユニットの設定のいずれ
においても同一のメールボックスユニット枠および紙搬
送部を使用可能である。つまり、メールボックスモジュ
ールは共有印刷装置のシート出力を回収するための重ね
合わせた複数メールボックス印刷ジョブ回収トレイのア
レイを有し、また置換自在な上部または底部の縦方向の
モジュール式サブモジュールも有している。メールボッ
クスモジュールはそれぞれ左側または右側のシート入力
からそれぞれ縦方向にサブモジュールへシートを供給す
るための右側と左側両方を有することが出来る。置換自
在なサブモジュールは、経路内のシートを順次処理する
ためメールボックスモジュールのシート経路内に1つま
たはそれ以上の交換自在なシート処理モジュール、たと
えばシート回転装置、シート反転装置、シート穿孔器、
またはシート挿入装置などを有することが出来る。メー
ルボックスモジュールはこのサブモジュールから選択し
た印刷ジョブシート回収トレイまで第3の一般に縦方向
のシート搬送経路を有する。前述のように、メールボッ
クスモジュールは各種のシート回収トレイを別々に様々
な位置で着脱自在に装着することの出来る装着枠を有す
るのが望ましい。
【0057】図3ならびに図1と図2に図示したメール
ボックスシート区分システム30の例において、複数の
シート区分ゲート32は回転自在な軸33上に一般に直
線的に装着して複数のゲートユニット34を構成する。
これらのゲート/軸ユニット34の個数と間隔はビン1
1の個数および間隔に等しい。これらは複数のベルト2
6シート搬送部に近接して平行にまたこれに沿って縦方
向に間隔を開けてある。同じ軸33はシート供給ニップ
を形成するシート経路アイドラ・ローラも図示したよう
にベルト26のそれの面で支持する。しかし本発明の区
分ゲートユニット34は、従来技術のようにビンに直接
的に隣接させるのではなく、水平方向にビンから可動式
コンパイラ/ステープラユニット90の間隔(幅)だけ
離してある。軸旋回式ゲート32の一組または1つのユ
ニット34が軸旋回すると、各ゲート32の端部フィン
ガ32bを含む上部表面32aがシート偏向板として作
用して、そのゲート34の位置でシート搬送ベルト26
からシートを反らせ、その選択したビン11の位置で隣
接するコンパイラユニット90内へ(またはこれを通っ
て)進める。選択した単一行のゲート32(1つのゲー
トユニット34)は昇降装置/コンパイラユニット90
上のカム式アクチュエータ35と軸旋回式ゲートユニッ
ト34の軸33上のゲート開口部カム追従部との直接的
機械的係合により軸33の周りを軸旋回する。これによ
って縦方向のシート搬送ベルト26の間の空間を介して
その組のゲート32の前記端部フィンガ32bを軸旋回
させるので、フィンガ32bは上部表面32a上にシー
トを受け取る位置に移動しベルト搬送部からコンパイラ
ユニット90内へシートを反らせることになる。
【0058】同時に、他の軸旋回式ゲート32は全て重
力により閉じた(縦向きの)位置にあり、後部または左
側32cがシート案内または遮蔽として搬送ベルト26
の縦方向の経路を通過するようにシートを保持する役目
を果たす。
【0059】コンパイラ昇降装置がコンパイラユニット
90を別に選択したビン位置へ移動させると、それまで
開いていた隣接するビンのゲートが再び閉じ、他の新し
く選択したゲート34の組32が軸旋回式に開く。これ
により各ビンあたり1個の複数電磁石およびビン選択の
ための配線の必要性を排除している。本発明では複数で
2モードのゲートを用い、選択したビンへのシート経路
の一部も構成する可動式コンパイラユニットにより一度
に1つだけがカム式に独立して開く。つまり本発明のユ
ニット90は作動するとシート区分およびビン選択シス
テム30の一部を構成する(可動式ゲートソータ(たと
えばノーフィン(Norfin Co.)社のシュネリングら(Sn
elling et al. )の米国特許第3,414,254号)
は従来技術のソータにおいて公知である。しかし通常の
場合これらは単一の、非軸旋回式ゲートを有し、これら
自体がビンとベルトおよび/または真空式シート搬送部
の間にベルトへと常に延出している一組の非軸旋回式偏
向板を有しており、この単一のゲートが昇降機構により
ビンの間を上下に移動する)。これと対照的に、本発明
ではコンパイラユニット90がこれと隣接するビンに向
かって縦方向に上下移動し、ゲートが移動するのではな
い。類似の既知の昇降機構、たとえば上部または底部に
配置したモータにより回転する長いネジ軸または駆動ケ
ーブルのベルト・アンド・プーリー機構等を、本発明の
コンパイラ/ステープラユニットに使用できる。後者の
場合、コンパイラユニットは従来技術の昇降レール上ま
たは円滑な円柱状支柱にそって従来技術の摺動式の昇降
をさせることが出来る。
【0060】ここで特に図2を、また図1と図3も併せ
て参照すると、シートのジョブセットのコンパイルおよ
びステープル打ちおよび/または排出システムの例90
は、たとえば、本出願と同一のバリー・P・マンデルら
によるゼロックス社の1992年5月26日付米国特許
出願番号第07/888,091号(ドケット番号D/
91697)に開示され説明されている装置とそれ自体
類似している可能性がある(もう1つのこのようなコン
パイル兼ステープラシステムが同一出願人による前述の
米国特許5,098,074号に開示してある)。シー
ト偏向またはビンゲートシステム30から順次入ってく
るシートは全ての場合にユニット90の入力供給ニップ
91へ供給する。しかし、図1の破線の経路で図示した
ように積み重ねまたはステープル打ちせずにすぐ隣接し
たビン11内へコンパイラ/ステープラユニット90を
介して直接シートを供給するか、またはシートをコンパ
イラ・トレイ92へ落し込むことで第1に積み重ねてか
ら後ろ向きに供給してコンパイラ・トレイ92の下降積
み重ね後壁92aに対して端を揃える。セット積み重ね
および位置合わせの間に、積み重ねたセットの排出アー
ム装置93(駆動ローラ94とも)が、(コンパイラト
レイ92の出口で)実線の位置として図示したように、
排出アイドラ・ローラ95と接触しない上側位置に来
る。つまり積み重ねサイクルの間、セット排出アーム装
置93は積み重ねトレイ92内のシートのどれとも接触
しない上側位置に来る(積み重ねせずに(バイパスまた
はソート・モードで)コンパイラ90を経由してビン1
1へ単一シートを順次直接的に供給する場合、排出用ロ
ーラ94はローラ95と係合する下側位置に保持され
る)。シート入口ロールのニップ91から到着シートを
排出し一時積み重ねトレイ92へ落とし込み、シートが
下向きに傾斜したなら、到着シートの上部表面は回転自
在で摺動式の可撓性コンパイラベルト96とも接触し
て、ベルトがシートを後ろ向き下向きにトレイ92の後
壁に対して完全に突き当たるまで駆動する。この形式の
圧縮自在な開口または“フロッピーベルト”押し出し装
置またはコンパイラ補助装置は、1989年11月28
日付イイダら(N. Iida et al.)へのキヤノンの米国特
許第4,883,265号、および米国特許第5,13
7,265号および欧州特許第346,851号にさら
に開示されている。後続の各ジョブシートはこの方法で
直前のシートの上部にトレイ92内で積み上げられる。
従来技術の横方向位置決め圧板もこれについて前述した
従来技術のように設けることが出来る。つまり各シート
を排出しフロッピーベルト96の回転により積み重ねト
レイ92内のシートの一番上の表面に対して後部の位置
決めが済むと、横方向の圧板が係合してトレイ92の横
方向の位置決め辺縁へ各シートを持ち上げる。フロッピ
ー位置決めベルト96も可撓性があり上部だけで保持さ
れているので、横方向には容易に変形する。積み重ね動
作中であってもシートは部分的にこれに隣接するビン1
1に延出しまた残存しているのでメールボックス全体の
幅を節約できる。つまり積み重ねトレイ92は前述のマ
ンデルの米国特許第5,098,074号またはキヤノ
ンの第5,137,265号に述べられているように大
半のシート寸法に対して部分的にシートを保持するだけ
の棚である。
【0061】システム90では図示していないが、これ
以外にも所望すれば細長く一般に水平方向のゲート32
の延出部を部分的積み重ねトレイ92の少なくとも一部
として用いることが可能である。図17に図示したよう
に所望なら積み重ね用に選択したビン内に部分的に軸旋
回するように製作することが出来る。
【0062】セットの積み重ねが完了し(ジョブセット
全体を重ね合わせ)長手方向と横方向に位置決めしたな
ら、積み重ねた束をステープラ97またはステッチャ、
またはその他の適切なセット貼り合わせ装置たとえば前
述の従来技術に図示されているような装置を用いて相互
に貼り付けられる。従来技術において図示してあるよう
に、またそれ以外にも周知のように、ステープル止めま
たはその他の貼り合わせはセットの一隅、または1つの
辺縁に沿って、またはサドルステッチ(中綴じ)状に中
央スプラインに沿って行なうことが出来る。しかしセッ
トのステープル止めはここでは必要とされない。ステー
プル止めしてもしなくても、排出装置93は積み重ねを
完了したセットの上部表面上に自動的に下降してニップ
を形成し、93の破線の位置で示したように、排出用ロ
ーラ94と排出アイドラ・ローラ95の間にセットを把
持する。積み重ね(また通常はステープル止めした)セ
ットは積み重ねトレイ92から取り出されこれに隣接し
たビン11まで完全に駆動されてトレイ底部13に積み
上げられる。
【0063】ここで述べたセット排出装置93は例であ
る。セット排出は搬送ベルト、機械式押し出しフィンガ
(図9では、図9Aに対して図9Bで押し出されて図示
してある)、またはその他の適切なセット搬送装置で実
現してもよい。ここでは、セット排出後、装置93が上
昇して初期位置へ復帰するとシート排出ニップ94、9
5が開放し積み重ね装置90は別のビンに移動した後で
後続の別のコピーシートのセットを積み重ねる準備が完
了する。
【0064】つまり、メールボックスユニットと一体型
で印刷装置出力のセットを積み重ね、位置揃えし、束ね
るための単一で位置変更自在な小型のコンパイラ/ステ
ープラユニット90を提供する。コピーシートは傾斜し
た積み重ねトレイに排出され各シートは位置が揃うよう
に補助される。各シートは圧板機構により横方向にも移
動することが出来る。積み重ねトレイの高さおよび/ま
たはシート入力の高さは所望なら調整可能である。シー
トの全セットを積み重ね完全に位置揃えしたなら束をス
テープラまたはその他の手段で束ねるかまたは束ねるこ
とをせず、一組として積み重ねトレイからこれに隣接す
るビンへ排出する。本システムは次のコピーシートのセ
ットを続けて受け入れ積み重ねられるように初期位置へ
復帰する。しかし前述のように、複数モードで動作する
システムであるから、シートを直接的に順次ビン11へ
供給してそこに積み上げる単一シート通過フィーダとし
て機能させることも出来る。
【0065】前述のように、所望ならば、コンパイラ/
ステープラユニット90をセットのシート枚数に関連し
た縦方向の距離だけセット排出後にせり上げ、後述する
ように積み上げを補助するため特に大容量ビンまたは大
容量積み重ねトレイ14用として、もっと高い位置から
同一ビン内に次のセットを排出することが出来る。
【0066】図1に図示したように、メールボックスユ
ニット10の利便な上部表面上には数字キーパッド10
2とそのそばにLCDまたはその他のオペレータ用表示
装置104を配置できる。両方とも後述するようにメー
ルボックスユニット10の制御装置100へ動作的に接
続する。本明細書で使用している術語“キーパッド”は
従来技術の数値入力用または英数字入力用キーボード、
CRTタッチスクリーン領域、またはその他の打鍵取り
込み装置または音声入力装置のあらゆる単純または低コ
ストなものを包含することを意図している。さらに、印
刷装置のユーザーインタフェース(UI)内のキーボー
ドを用いてもよい。
【0067】初期割り当ての数字4文字からなるまたは
その他のパスワードは従来技術のソフトウェア技術を用
いて容易に変更することが出来る。このような制御ソフ
トウェアにおいては、古いパスワードが新しいパスワー
ドで置き換えられ、ソフトウェアが利用者の入力したパ
スワードとその利用者用にメモリ内に記憶してあるパス
ワードとを照合する。パスワードが適合すると施錠機構
に信号して特定のビンを解錠する。通常は異なる使用者
のビンには異なるパスワードが必要だが、パスワードを
共有する、および/または“マスターキー”パスワード
と組み合わせることも可能である。本明細書で説明する
ようなビンの保安扉施錠システムでは、パスワード入力
後に一度に複数のビンを自動的に開放したりまたは1つ
づつ開放することが出来る。所望なら紙詰まりまたは停
電の場合に備えて独立した鍵でオペレータがアクセスで
きる機械的解錠システムを全てのビンについて用意する
ことも出来る(ユニットの側面全体を軸旋回式に開放す
るなど)。
【0068】パスワードを変更する別のシステムは、キ
ーパッド入力の代わりにシステムのネットワーク経由で
送信するおよび/または印刷装置で符号化したカバーシ
ートを用いるものである。印刷装置で予め設定しておい
たまたは特別に印刷したカバーシートの符号パターンを
制御装置100に接続してあるシート入力20内の光学
検出器が読み取り、同一のまたは後続のカバーシート上
の別の符号を続けて読み取らせることで、ジョブのビン
割り当てカバーシート符号として記入したまたは印刷し
たパターンの代わりに新しいパスワードとしてメモリ内
へその情報を入力するように出来る。
【0069】利用者のピンまたは符号番号は利用者の加
入しているネットワーク名または“ログオン”パスワー
ド、識別子、またはアドレスでもよい。前述したよう
に、システム利用者識別子は既存のシステム内のその利
用者から各印刷ジョブにすでに自動的に付随している。
【0070】ビン施錠および解錠システムでは、たとえ
ば図13および図16に図示したように、各ビンに電磁
石またはカムで作動するラッチを一個一個別々に取り付
けるのが望ましいが必ずしも必要ではない。積み重ねユ
ニットの移動を利用してカムを作動させ、たとえばビン
の扉の施錠ラッチを開放することによりビン解錠を行な
うことも可能である。電気的ビン施錠・解錠システムの
もう1つの例は前述のヨーロッパ特許庁公開出願第0,
241,273号に説明がある。
【0071】たとえば図13または図16に図示してあ
るように、ビン施錠・解錠システム50は、それぞれの
選択した扉52を開放するための簡単なスプリングを仕
掛けてある簡単な電磁石式ビン扉ラッチ54を含み、扉
52を手で閉めたときに通常のカムまたは扉のストライ
カーが再施錠するようになしてある。検出器55を用い
て、たとえば扉が閉まっているときには検出器スロット
内に図示したような扉のタブがはまり込んで遮断するよ
うになしてある従来技術の光学的スロット検出器など
で、扉52が開いたまたは閉じたことを検出することも
出来る。しかし本明細書でも開示したように、このさら
なる機能のため“ビンの空き”検出器の2モード共有シ
ステムを本発明で開示していることで、余分な検出器と
これから制御装置100への配線は必要ではなくなる。
【0072】扉が開放したままのビンから制御装置10
0は信号を受け、紙詰まりと保安上の問題から扉が閉ま
るまでこれ以上のシートを供給させない。通常はアクセ
ス用扉を閉じているビンの施錠またはアクセス制限の機
能はコンパイラ/ステープラユニットが作動中また作動
しているビンまたはその隣接ビン領域内へまたは所望な
ら全てのビンに利用者が手を差し込むのを防止するもの
である。すなわち利用者がビンから取り出した直後の印
刷ジョブは別の新しく割り当てたビンへ回送する、また
は制御装置100が印刷装置にその利用者宛の全てのジ
ョブの印刷を停止させる、または印刷装置に全てのビン
扉が閉じるまであらゆる印刷を停止させることが可能で
ある。当然独立した安全スイッチを用いることも出来
る。
【0073】顧客が割り当てられたメールボックス11
の位置で自分宛の“メール”を見つけられるように指示
するまたは補助する方法は多数存在する。自動式のビン
扉開放はこの目的に望ましいものであり、本明細書で説
明している。顧客はさらにまたはこれに代わってメール
ボックスユーザーインタフェース(UI)液晶(LC
D)104またはその他の表示装置を観察することが出
来る。UI104は作動時に、所望なら多様な顧客名お
よび現在メールボックスユニット内にジョブを有する顧
客のビン位置を全てスクロールできる。あるいは、匿名
による保安が望まれるまたはこれを選択した場合、利用
者はジョブのビン位置を表示させるためにアクセス番号
を入力する必要がある。すでに説明したように、ジョブ
を印刷装置に送信する時点で施錠ビンの保安を指定して
ある場合、顧客はピン(符号)番号を入力し、UIがそ
のジョブの位置を示しまたそのビンを解錠することが可
能である。
【0074】もう1つの任意の利用者通知の特徴は、メ
ールボックスユニットが従来技術の発音体またはその他
の音響信号装置を有してオペレータまたは利用者に対し
て印刷ジョブが完了した(割り当てたメールボックスビ
ンに全て積み重ねた)時点で(速やかに)取り出すよう
知らせることである。これはどのビンから取り出すべき
かを知らせる視覚的表示に追加してもよい。利用者がメ
ールボックスユニットの近くで待機しておりその利用者
の印刷ジョブが“プリント・オンデマンド”モードで実
行中の場合、施錠したビン扉は最後のシートが最後の割
り当てビンへ入るまで施錠したままにしておくのが望ま
しいことから、特に有用である。
【0075】本システムは、所望なら、印刷ジョブが完
了しビンに送出したら速やかにネットワークメッセージ
を自動生成してジョブ発信元の端末へ通達し、利用者の
画面に“印刷ジョブは#3ビンに揃いました”または
“印刷装置が紙切れです”または類似の状態メッセージ
を表示させることも可能である。または後述するよう
に、音声メールをこの目的で使用してもよい。
【0076】現在利用可能なボイスメール・システムた
とえばゼロックス社の“V−Max”は、該当電話番号
に識別番号をダイアルすること(または時間経過)に応
じて先に保存しておいた電子メッセージの複数のボイス
メール受取人宛て配信を起動する能力をすでに有してお
り、該当電話番号も中央ボイスメール・コンピュータ内
に予め保存しておくことができる。
【0077】集中LCD、CRT、またはその他の共有
式共通表示104が好適であり配線およびハードウェア
の節約になるが、本システムは所望であればさらに任意
で、利用者に取り出すべき適切なビンを指示する表示ラ
ンプの発光部を利用者ビンまたはその近くに含められる
(この点に関しては、前述のソータビンの表示ランプ技
術を参照のこと)。
【0078】高度の“プリント・オンデマンド”保安を
利用者が選択した場合、これらのジョブは印刷装置また
はプリントサーバのバッファメモリ内に電子的に保存さ
れるがまだ印刷は行なわれない。その顧客が暗証番号を
入力してからジョブが自動的に印刷装置のプリントキュ
ー(印刷待ち行列)へ自動的に組み込まれ(待ち行列の
先頭へ)、印刷を開始してジョブをメールボックスへ送
出する。メールボックスUIはここでビンへのジョブの
到着予想時間(ETA:Estimated Time of Arrival
)、およびジョブが配送されるビン番号も併せて表示
する。
【0079】すでに述べたように、顧客がジョブをビン
から取り出すと、ビン空き状態検出器はシステム制御装
置に対し、その空のビンが新しいジョブでの使用および
/または利用者の再割り当てに利用可能であることを示
す。特定すればビン内部の検出システムが“メールボッ
クス”の利用可能性を決定する。
【0080】独自のビン空き状態検出システム110を
特に図14から図16で図示した。ここでは単一の小型
赤外線またはその他の光学検出ユニット112を各トレ
イの底部13で単一の開口部13a内に装置する。各単
一ユニット112は光ビーム発信器112aを一方の側
面にまた光検出器(受光器)112bを他方の側面に有
している。このようにして1つのビン床13内の1つの
ユニット112からの光ビームが次のビンの底部にある
次のユニット112内の受光器112bを上向き(また
は下向き)に照明し、これを順繰りに続ける。あるビン
11に何らかのシートが入っている場合、そのシートが
光ビームを遮蔽し受光器112で受光していないことが
信号される。つまり単一の小型で一体型の検出器パッケ
ージ112がひとつと接続リード線だけが各ビンまたは
トレイ11に必要で、単線のハーネスまたは接栓で良
く、各ビンごとの2つのユニットまたは筐体と2本の配
線セットは必要ではない。つまり本明細書で開示してい
る“ビンの空き状態”検出システム110ではハードウ
ェアならびに配線を節約することが出来る。別の言い方
をすれば、ビンの床13の単一の検出器ユニット112
が発光部112aから1つの方向で隣接する次のビンの
検出器の受光器112bへ一本の光ビーム14を送信
し、同時に、対向する方向で隣接するビン内のシートに
より別の光ビームが遮蔽されていない限り同じ検出ユニ
ット112が対向する方向で隣接するビン内の検出器ユ
ニット112からの対向する方向からの別の光ビームも
受光している。ここで各発光体/検出器ユニット112
は、一般的な光学検出器ユニットにおけるのと同様に、
それ自身以外の上または下に隣接するビン内の前記ユニ
ット112と協働して作動する。使用可能な発光体およ
び検出器の単なる例としては図14に示すように給紙方
向に向いた端部または側面を滑らかに傾斜させてシート
端部が引っ掛からないようにしたプラスチック製のブロ
ックに装着したオプテック(Optek )社製製品番号OP
298および同じオプテック社製OP555がある。図
示したように、各ユニット112の上部はビンのトレイ
底部13のシート積み重ね表面と等しいまたはこれより
低い高さとしてビンへまたはビンからのシートの移動を
妨害しないように成すのが望ましい。
【0081】図14に図示したように、ビンの角度を補
償し尚且つ発光器ビームを直交させまたビントレイ内に
装着するには検出器ユニット112はそれぞれがDsi
n(a)に等しい距離Sだけビンのトレイに沿ってそれ
ぞれからのオフセットをとる。ここで“D”はビントレ
イ間の垂直方向の距離、また“a”は水平方向からのビ
ンの成す角度である。または図16に図示したように横
向きに装着するのもよい。
【0082】前述のように、ビンの空き状態検出システ
ム110はさらに、同じ検出器ユニット112を用い
て、抽出しまたはビンが開いたことならびに個々のビン
の内部に取り出していないシートジョブがあることを検
出することで2モードの機能を提供する。ビン内のシー
トにより遮蔽された同じ光ビームが同じビンの扉を開け
ることによっても遮蔽されるように出来る(これについ
てはビンの保安扉システムの開示と関連して本明細書で
さらに説明する)。
【0083】本発明の新規の“ダイナミック”(可変)
利用者ビン割り当てシステムの重要な態様は、各“メー
ルボックス”またはそのために使用すべき独立したビン
を新規利用者に再割り当てするために頻繁に検査(更
新)することである。つまり直前の利用者がビンから印
刷装置出力シートを全部取り出すことでそのビンが利用
可能になってから別の利用者への再割り当てを行なうの
である。ソーターまたは丁合い装置とは異なり、全ての
ビンを完全に空(空き状態)にする必要はない。ダイナ
ミックメールボックスシステムでは、どれか1つの空き
ビンが別の空いていないビンの間にあっても、その空き
ビンにジョブシートを供給可能である。本システムを用
いれば、利用者は矛盾のないビン割り当てを行なわなく
てもよい。ビンは印刷装置の印刷ジョブ情報を元に“先
着順”方式で割り当てられる(ビンの割り当てはメモリ
内に保存し何時でもジョブを取り出したいときに識別で
きるように成す)。
【0084】これはメールボックス制御装置100へ電
気的に接続してありそれぞれのメールボックスビンごと
の上記で説明したまたはその他のジョブシートで切り換
え自在な“ビンの空き状態”検出器により可能となる。
特に図14から図16ならびに図12も参照されたい。
メールボックス制御装置は定期的にビン空き状態検出器
112を検査してどのビン11が現在空き状態かを調べ
る。この問い合わせは印刷装置および/またはプリント
サーバが印刷ジョブを送出する(および/または印刷準
備段階に入る)度ごとに行なうのが望ましい。たとえば
図16の流れ図、図6から図8、図19から図21、お
よび図5に図示した電子的データ情報交換を参照された
い。
【0085】その他の各種の“ビンの空き状態”検出器
は前述のおよびその他の従来技術で教唆している。しか
しその多くは個々のビンではなくビンの幾つかまたは全
てを一組としてこれを光学的に検査するまたはその他の
望ましくない特徴たとえば紙詰まりの排除で折れ曲がり
やすいようなスイッチ腕などを有している。典型的な発
光体/反射器によるシート検出システムはビン内部で彎
曲または屈曲した用紙が検出器からの距離を変化させた
りまたは紙線維の屑または千切れた紙片による遮蔽など
の望ましくないエラーを発生する傾向にある。これとは
対照的に、検出器の発光体からのビームが検出されるま
でにビンの空間全体を通って垂直方向に上へ通過し反射
ではなく透過による検出なので検出器は遮蔽または汚染
される位置には存在しない。
【0086】前述のように、利用者にビンからの取り出
しを案内するための視覚的対話型表示は利用者がアクセ
ス符号または解錠符号を入力した際に取り出す必要のあ
る利用者のビンの保安扉52を自動的に開放するのが望
ましい。自動的解錠および少なくとも部分的に施錠した
ビン扉を開放するのが望ましいがこれは開いた扉が利用
者に正しいビンまたは複数ビンを明確に指示するまたは
案内する一助となるためである。また、オペレータは片
手でビン内部からジョブシートを取り出せ、もう一方の
手でビンの保安扉が閉まらないように押さえなくともよ
い。自動ビン扉開放はたとえば電磁石がメールボックス
制御装置から電気的解錠信号を受信することにより簡単
な電磁石式脱進ラッチまたは類似のものが開放された時
に発条装荷したビン扉が発条の力によって飛び出してく
ることにより図13に図示したように実現することが出
来る。または蝶番式に開くビン扉の代わりにちょうど独
立した抽出しのようにビンそれ自体が摺動して出てくる
ことにより開くように成してもよい。図16に図示した
ように、利用者の抽出しが電磁石式ラッチで開放された
後、発条の力でわずかな距離だけ飛び出すので、オペレ
ータはジョブを取り出すためにさらに手動で抽出しを開
けることが出来る。また抽出しを押して閉めると従来技
術の扉同様にラッチが再施錠する。
【0087】添付の流れ図に図示してあるように、本明
細書で説明したメールボックスユニットは初期設定状態
として全てのビンについて前述のダイナミックビン割り
当てを使用するための制御装置ソフトウェアにおいて設
定しておくのが望ましい。しかし顧客が簡単なソフトウ
ェア方式のキー入力選択肢で1つまたはそれ以上のビン
を特定利用者に予め割り当てることにより部分的に選択
的に上書きし、その特別の上書きを消去するまで、また
はそのビンの別の利用者への再割り当てを制御装置に入
力するまで、他の利用者にそのビンを使用させないよう
にも出来る(そのビンには他の利用者の印刷ジョブは送
出されなくなる)。(または、さらに指示があるまで、
例えばしばらく不在にする、または全ての印刷ジョブを
他の人、例えば秘書のメールボックスへ送付することに
決定した場合などで、利用者がその利用者宛の全ての印
刷ジョブを独立して施錠した、または解錠したメールボ
ックスにではなく開放ビンまたは共用スタッカに送出さ
せるように選択することも同様に可能である)しかし残
りのメールボックスビンの全ては同様な特別の割り当て
が成されていないので自由にダイナミック可変式割り当
てできるように残しておくのが望ましい。
【0088】本発明のダイナミックメールボックス割り
当てシステムにより存在するメールボックス以上の利用
者が印刷装置を共用できるようになり、さらに現在の印
刷装置利用者の自動再割り当てメールボックスにより、
ビンが空いていれば、独立したメールボックス内にジョ
ブを格納させることが出来る。本明細書でも述べたよう
に、利用可能なメールボックスの個数および/またはメ
ールボックスおよび/または排出トレイの施錠と開放の
比率は所望すれば容易な改良で拡張または変更すること
が出来る分野である。ステープラも改良し得る任意装着
可能なアクセサリの分野である。
【0089】もう1つの利用者がプログラム可能な選択
肢としては印刷装置に通常の“見出し”(カバー)シー
トを該利用者の各印刷ジョブごとに生成させるかまたは
させないかの選択がある。ジョブ見出しシートはたとえ
ばステープル打ちしていないジョブを混在させて共用ス
タッカに積み上げる場合などでは残しておくのが望まし
いが、利用者ごとにすでに分類して独立したメールボッ
クスへ区分してある場合、特に前述したメールボックス
ユニットで提供しているようにジョブをステープル止め
している場合には必ずしも必要ではない。見出しシート
を排除すると紙を節約でき生産性が向上する。見出しシ
ートありと見出しシートなしの選択を上書きが可能な自
動システム初期設定選択とするのも望ましい。同様に、
初期用紙経路内の開放している共用または汎用トレイの
手動または自動によるシステム初期設定の選択も、利用
者のジョブ選択情報または印刷装置制御装置が特殊な取
り扱いを必要とする用紙にジョブを印刷中と通知してい
る場合またはノーカーボン紙やOHP透明シート、封筒
などのメールボックスビン選択用紙経路またはコンパイ
ラ装置内での紙詰まりが起こりやすい場合に、行なうこ
とが出来る。
【0090】さらに多くの利用者オプションの選択およ
び該選択の指示、ならびにその他の利用者に指示する情
報を提供し自動的に表示することが出来ることは理解さ
れよう。たとえば、利用者にメールボックスビン内の全
てのシートを取り出すように指示し、および/または
“印刷中止”、一時停止、ビン再割り当て、または挿入
モード指示を入力した場合以外には余分なシートをビン
に給紙して発生する紙詰まりを回避するために、手動で
カバーを挿入しまたはビン内にシートを挿入したりしな
いように指示することも出来る。
【0091】制御アルゴリズムは常にメールボックスビ
ンのアレイの最上部にもっとも近くて利用可能な第1の
メールボックスビンから選択して埋めて行く。これは高
いビンの方が通常取り出しやすいためである。これがダ
イナミックビン割り当てシステムの別の長所である。全
ての利用者は利用が集中しており取り出していない印刷
ジョブが多数存在しているときを除いて多くの場合、
“上側の”ビンを使用できる等しい確率を有し得る。し
かし車イスを使用しているまたはその他の障害を有する
利用者の場合には必ずその利用者を利用可能なビンのう
ちでもっとも低いビンに割り当てるようにアルゴリズム
にプログラムさせられるように成しておくべきである。
【0092】ジョブの取り出し補助におけるさらなる任
意の特徴が図10から図13に示してある。全てのビン
の保安扉52の解錠と開放ではさらに、簡単かつ低価格
の機構120により、オペレータが簡単に取り出せるよ
うに内部の出力セットの露出している前端を自動的に持
ち上げる。扉52を所定量または所定の角度だけ最初に
開くと、一体型の従来技術の角度制限または停止ヒンジ
(図10および図13)または接続リンク(図12)も
旋回し始め、さらに扉を開けると、アームプレートまた
はフラップ(もっと小さい角度で持上る)がジョブセッ
トの端部またはそのビンのセット全部の端部の下側のト
レイ底部から持上る。ビン扉が完全に開くと、利用者は
ジョブセットの下に手を滑り込ませてセットを掴みビン
から取り出すのが容易に行なえるようになる。
【0093】特に図10で図示してあるように、このセ
ット持ち上げ機構120は、下降した時に、セット取り
出しの補助用の通常のビンまたはトレイ底部13の“切
り欠き”13bを持ち上げ板122で保護的に被覆する
ためにも役立つ。トレイの開口部が保安または施錠メー
ルボックスビンで開いたままでは不適切なためである
(また、ビンへ手を挿入して切り欠き13bから積み上
げたシートの底部に到達するのは下側に隣接し保安扉の
閉じているビン保安扉でいずれにしても遮蔽される)。
セット持ち上げ機構120のフラップ122により(切
り欠き13bのある)同じビントレイを施錠(保安扉
式)および非施錠(開放)ビンどちらにも使用できるこ
とになり、“汎用”またはモジュール式出力装置、特に
混合機能および/または交換自在な出力メールボックス
を提供するために望ましい。
【0094】前述のように、2種類のわずかに異なる前
記紙束持ち上げ機構をそれぞれ図10、図11、図13
と図12に図示してある。何れの場合にも、ビン扉を開
けたとき腕またはフラップ122が紙束の前縁を持ち上
げる。図示したように、わずかな追加ハードウェアが必
要である。この方法だと、オペレータが下側のビンが施
錠したビン扉を有しているときに切り欠き13b経由で
ビンの下側に到達できないとしても、縦方向に高さが低
い(小さい)ビンからでも容易にセットを取り出せる。
この紙束持ち上げシステムはコンパイラの横方向または
端部圧板がジョブセットをビンの前方またはビンドア側
に整列させたような場合、および/または印刷装置およ
び/またはメールボックスが中心位置決めシステムでは
なく端部位置揃えの場合に特に有効である。
【0095】ビンからの取り出しを開始後に適切な時間
的遅延の後で、音響発音体(およびLCD表示装置10
4または類似の装置上の視覚的操作表示)を用いて利用
者に開放したビン扉を閉めるように注意を促し、ビンを
他の利用者に再割り当てし再利用できるようにするのも
望ましい。ビンが空になっていないおよび/またはビン
の扉が適切な時間的遅延の後で閉まっていない場合、こ
れのために同様なもう1つの音響的/視覚的指示を提供
するのが望ましい。
【0096】別の好適なシステムの特徴は制御装置10
0がメールボックスメモリから24時間以上前に印刷し
たジョブでビンから取り出していないものを表示する
(さらにシステムたとえば印刷装置のユーザーインタフ
ェースへも通知できる)ことである。システム管理者お
よび/またはキーオペレータにメッセージを伝えてこの
ような古いジョブをメールボックスから排除してもら
う。管理者またはオペレータにはこの目的でまたはその
他の目的のためにいずれかのまたは全てのビンにアクセ
スし得る符号を提供することが出来る。
【0097】本明細書で開示した実施例は好適なもので
あるが、以上の教示から当業者の成しうる各種の変化、
変更、選択または改良が添付の請求項の範囲に含まれる
ことを意図していることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 模式的に図示した従来技術の共有利用者印刷
装置のコピーシートの出力と動作的に接続しまたこれを
受け入れるように図示してあり典型的な表示パネルおよ
びキーパッドを有する本発明の“メールボックス”シス
テムユニットの1つの実施例の部分正面図である。
【図2】 図1のメールボックスユニットと一体の典型
的な移動シート選択装置、コンパイラ、ステープラおよ
びジョブセット排出ユニットの拡大部分正面図である。
【図3】 図1およびその他の図の典型的なメールボッ
クスシステムで使用可能な典型的なシート分配システム
およびこれに付随する前記典型的な移動式コンパイラ等
のユニットの部分を示す詳細部分内部斜視図である。
【図4】 図1から図3のモジュール式メールボックス
システムの変更の3種類の略正面図である。
【図5】 典型的なメールボックスシステム制御装置と
付随する印刷装置制御装置および/またはこれのプリン
トサーバとの電子的情報交換の例を示す説明図である。
【図6】 本発明のメールボックスシステムで可変式ビ
ン割り当てを決定するための流れ図と電子的信号論理回
路図の例を示す。
【図7】 本発明のメールボックスシステムで可変式ビ
ン割り当てを決定するための流れ図と電子的信号論理回
路図の例を示す。
【図8】 本発明のメールボックスシステムで可変式ビ
ン割り当てを決定するための流れ図と電子的信号論理回
路図の例を示す。
【図9】 縦方向に移動自在なビンのアレイを備えたメ
ールボックスユニット内で固定的に配置したジョブセッ
トコンパイラ/ステープラを具備するメールボックスシ
ステムの別の実施例の側面図である。図9Aでは積み上
げ中のジョブセットを示し、図9Bでは積み上げ後にジ
ョブセットを隣接するビンに排出することを示す。
【図10】 利用者のアクセスを制限するいわゆる保安
または施錠メールボックスビンを提供するため図示した
メールボックスの実施例のいずれにも使用可能なビンの
“保安扉”の1つの実施例の部分切取り拡大斜視図であ
る。
【図11】 図10のメールボックス保安扉およびジョ
ブセット・リフトシステムの実施例用の3段階の扉開放
段の側面図である。
【図12】 図10と図11に図示したセットリフト・
システムのわずかに異なる別の実施例を2つの位置で図
示しまた図12Bのビン扉開放でフラグが移動して図1
4のシート検出器がビン内部を検査しないようにさせる
ビンの空きとビン扉閉鎖両方の検出のための2モード検
出システムを示す側面図である。
【図13】 図10および図11のセットリフトにも図
示してある発条装荷・電磁石起動式自動ビン扉開放装置
システムを示す説明図である。
【図14】 図16ならびに図12と図15にも図示し
てある開放したビンに信号送出可能なビンの空き(利用
可能なビン)の検出器の実施例を示す説明図である。
【図15】 図16ならびに図12と図15にも図示し
てある開放したビンに信号送出可能なビンの空き(利用
可能なビン)の検出器の実施例を示す流れ図である。
【図16】 図12と図15にも図示してある開放した
ビンに信号送出可能なビンの空き(利用可能なビン)の
検出器の実施例を示す説明図である。
【図17】 シート偏向ゲート(ビン選択ゲート)が選
択したビン内に延出する部分的積み上げ棚を含む別のメ
ールボックス・モジュールの側面図である。
【図18】 各ジョブを入れたメールボックスの脇に点
滅する可変式利用者名表示装置を有し付随する印刷装置
と併せて図示した別のメールボックスユニットの実施例
の側面図である。
【図19】 別の流れ図で、典型的なメールボックス利
用者用検出器および利用者表示システムのための論理お
よび演算の1つの例を提供する。
【図20】 別の流れ図で、典型的なメールボックス利
用者用検出器および利用者表示システムのための論理お
よび演算の1つの例を提供する。
【図21】 別の流れ図で、典型的なメールボックス利
用者用検出器および利用者表示システムのための論理お
よび演算の1つの例を提供する。
【符号の説明】
10 ジョブ区分(メールボックス)ユニット、10a
サブモジュール、11ジョブ区分ビン(メールボック
ス)、12 バイパス経路(図1)、13 トレイ底
部、13a トレイ底部の開口、13b 切り欠き、1
4 積み重ねトレイ、16 インタフェースモジュー
ル、17 シート回転装置(図1)、18カバー挿入装
置(図1)、20 装置10へのシート入口、24 入
力シート供給装置、25 ベルトローラ、26 シート
搬送ベルト、30 ビン選択兼供給手段、32 シート
区分ゲート、32a ゲート上部表面、32b ゲート
端部フィンガ、32c ゲート後部または左側面、34
転換ゲート装置、35 カム・アクチュエータ(コン
パイラ90内)、36 カム・フォロワ(コンパイラ9
0内)、50 ビン施錠・解錠システム、52 ビンア
クセス保安扉、54扉ラッチ、55 ビン扉開放検出
器、90 コンパイラ/ステープラ装置、91供給ニッ
プ、92 部分積み上げトレイ、92a 後部位置決め
壁、93 セット排出装置、94 排出用ローラ、95
排出駆動ローラ、96 可撓性ベルト(フロッピーベ
ルト)、97 ステープラ装置、100 マイクロプロ
セッサ、102 数字キーパッド、104 表示装置、
110 ビン空き状態検出器、112 検出器ユニッ
ト、112a 発光部、112b 受光部、114
(送り側)第1の光ビーム、116 (受け側)第2の
光ビーム、120 セット持ち上げ機構、122 持ち
上げアームまたはフラップ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−27519(JP,A) 特開 平2−144370(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/11

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置が出力するシート用シート出力
    メールボックスシステムであって、ジョブセットの中の
    出力シートを回収する配列した複数のメールボックスビ
    ンを備えたシステムにおいて、その改良が、 複数の前記出力シートから成るジョブセットを積み重ね
    るための部分的積み重ね棚を有する積み重ね装置と、 前記メールボックスビンの配列と前記積み重ね装置との
    所定経路内での相対的移動を提供し、前記積み重ね装置
    を前記メールボックスビンの選択した1つに対して隣接
    した位置に選択的に配置し得るようにするためのビン検
    索手段と、 前記出力シートを前記印刷装置から前記積み重ね装置へ
    順次給紙するためのシート給紙手段と、 前記積み重ね装置の前記部分的積み重ね棚上に、積み重
    ねたジョブセットとして前記出力シートを積み上げ、前
    記積み重ねたジョブセットの一部が前記積み重ね装置の
    前記部分的積み重ね棚上に位置決めされ、同一の前記積
    み重ねたジョブセットの別の部分が前記隣接したメール
    ボックスビンの前記選択した1つに実質的に延出するよ
    うにするための積み重ね手段と、 出力シートの前記積み上げたジョブセットをステープル
    止めするためのステープル止め手段と、 前記部分的積み重ね棚から、前記積み重ねてステープル
    止めした出力シートのコピーセットを前記隣接したメー
    ルボックスビンの前記選択した1つに完全に排出して、
    ステープル止めした出力シートの前記ジョブセットが前
    記メールボックスビンの前記選択した1つで全面的に支
    持されるようにするためのセット排出手段と、 前記メールボックスビンが前記積み重ね装置から前記出
    力シートのステープル止めして排出したジョブセットを
    複数受け入れて積み重ねるようになっていることと、 前記積み重ねおよび排出手段が同一の前記メールボック
    スビン内の直前のジョブセットの上部に後続のステープ
    ル止めしたジョブセットを積み重ね排出するようになっ
    ていることを含む、前記システム。
  2. 【請求項2】 前記複数のメールボックスビンが縦方向
    に積み重ねてある固定式の配列を成し、前記積み重ね装
    置がこれに対して縦方向に前記ビン検索手段によって移
    動する、請求項1に記載のシート出力メールボックス化
    システム。
  3. 【請求項3】 前記印刷装置とそれのための前記メール
    ボックスシステムは識別可能なアクセス符号を有する複
    数の利用者によって共用され、特定利用者の前記識別可
    能なアクセス符号の入力に応答して、その利用者宛の出
    力シートが前記メールボックスビンのどれに入っている
    かを示す利用者用表示手段を設けた、請求項1に記載の
    シート出力メールボックス化システム。
  4. 【請求項4】 前記メールボックスビンの少なくとも幾
    つかが、電子的に解錠可能なアクセス制限用保安扉を有
    する、請求項1に記載のシート出力メールボックス化シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記出力シートを前記積み重ね装置へ供
    給するための前記シート供給手段が、順次式で長い共有
    シート搬送経路と前記共有搬送経路に沿って間隔を空け
    て配置してあり、動かしたときに前記積み重ね装置内に
    シートを取り込ませるための複数の可動式シート偏向板
    とを有することと、前記可動式シート偏向ゲートが前記
    共有シート搬送経路用のシート案内経路も形成すること
    を特徴とする請求項1に記載のシート出力メールボック
    ス化システム。
  6. 【請求項6】 前記積み重ね装置が、さらに前記シート
    供給手段から直接前記選択したメールボックスビン内へ
    選択的に出力シートを給紙し、前記部分的積み重ね棚
    と、前記積み重ね手段と、前記ステープル止め手段とを
    迂回するための選択自在な出力シートバイパス手段を含
    む、請求項1に記載のシート出力メールボックス化シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記出力シートを前記積み重ね装置へ給
    紙するための前記シート給紙手段が、順次式で長い共有
    シート搬送経路と、動かした場合に前記積み重ね装置内
    へシートを偏向させるための前記共有搬送経路に沿って
    間隔を空けて配置した複数の可動式シート偏向ゲートと
    を含み、前記積み重ね装置は前記可動式シート偏向ゲー
    トに対して前記ビン位置検索手段により移動自在であ
    り、前記積み重ね装置が選択したシート偏向ゲートの近
    くに隣接して移動した時点で、前記選択した前記シート
    偏向ゲートを作動させるためのゲート作動手段を含む、
    請求項1に記載のシート出力メールボックス化システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記シート給紙手段が、前記複数のメー
    ルボックスビンの前記配列と実質的に平行であって、こ
    れから間隔を開けて配置した長いシート搬送経路を含
    み、前記積み重ね装置が前記シート搬送経路と前記メー
    ルボックスビンの配列の間で移動自在である、請求項1
    に記載のシート出力メールボックス化システム。
  9. 【請求項9】 前記ビン位置検索手段が、内部にジョブ
    セットを積み重ねるため利用可能なビン、および同一利
    用者符号を有する直前のジョブセットが積み上げられて
    いるビンに対応して前記積み重ね装置を選択的に可変式
    に位置決めする、請求項3に記載のシート出力メールボ
    ックス化システム。
  10. 【請求項10】 電子的に共有している利用者文書ジョ
    ブ印刷装置の出力から、出力された複数の物理的シート
    ジョブを、前記印刷装置からの文書ジョブの別々の指定
    受取人用の別々のジョブセットに区分するシステムであ
    って、 複数の独立したジョブ出力シートメールボックス回収ビ
    ンの配列を含む印刷装置出力ジョブ区分メールボックス
    補助装置と、 前記ジョブ印刷装置の前記シート出力を順次受け取り、
    これを前記メールボックスビンの配列を通ってシート給
    紙経路へ供給するためのシート入力給紙装置と、 前記メールボックスビンの配列に対して相対的に移動自
    在なシート積み重ね装置と、 前記ジョブ印刷装置の異なる前記共有利用者に異なる前
    記独立したメールボックスビンを電子的に割り当てるた
    めの制御装置と、 指定した利用者の前記シート入力給紙装置から前記出力
    シートを前記積み重ね装置を経由して指定したメールボ
    ックスビンへ選択的に供給する前記制御装置によって制
    御されるメールボックスビン選択装置と、 前記積み重ね装置を前記制御装置で制御して3種類の異
    なる動作モードの間の可変式選択を提供することと、 指定した利用者の前記出力シートを前記シート入力給紙
    装置から前記積み重ね装置を経由して積み重ねせずに選
    択したメールボックスビン内へ給紙する第1の動作モー
    ドと、 指定した利用者の前記出力シートを前記積み重ね装置に
    より積み重ねジョブセットに積み上げ、次いで選択した
    メールボックスビン内へステープル止めしていないジョ
    ブセットとして排紙する第2の動作モードと、 指定した利用者の前記出力シートを前記積み重ね装置に
    より積み重ね、ステープル止めし、次いで選択したメー
    ルボックスビン内へ排紙する第3の動作モードとを含
    む、前記システム。
  11. 【請求項11】 前記積み重ね装置の前記第2と第3の
    動作モードで前記選択したメールボックスビン内の直前
    のジョブセットの上部に前記ジョブセットを排紙するよ
    うに構成されている、請求項10に記載の印刷装置出力
    ジョブ区分システム。
  12. 【請求項12】 前記出力シートを前記積み重ね装置に
    より給紙する前記メールボックスビンの配列と整合した
    固定位置大容量積み重ねトレイをさらに含み、前記積み
    重ね装置は前記積み重ねトレイに対して縦方向に移動自
    在とし、これにジョブセットを積み重ねて前記固定式積
    み重ねトレイ内の適正な積み重ね高さを維持するように
    構成されている、請求項1から請求項11に記載の印刷
    装置出力ジョブ区分システム。
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