JP3146336B2 - シート収納装置及び、シート収納方法及び、画像形成装置 - Google Patents

シート収納装置及び、シート収納方法及び、画像形成装置

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JP3146336B2
JP3146336B2 JP00753495A JP753495A JP3146336B2 JP 3146336 B2 JP3146336 B2 JP 3146336B2 JP 00753495 A JP00753495 A JP 00753495A JP 753495 A JP753495 A JP 753495A JP 3146336 B2 JP3146336 B2 JP 3146336B2
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    • B65H2408/10Specific machines for handling sheet(s)
    • B65H2408/11Sorters or machines for sorting articles
    • B65H2408/112Sorters or machines for sorting articles with stationary location in space of the bins and in-feed member movable from bin to bin

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  • Pile Receivers (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート搬送装置及び、
そのシート搬送装置を備えたシート収納装置に関し、詳
細には、例えば読み取り装置を備えた複写機、通信シス
テムであるファックス、コンピュータに接続されるプリ
ンタ、綴じ装置(ステープラ、糊付けなど)に接続され
て、排出されてくるシート、シート束を搬送し仕分けし
て収納するシート収納装置及び、シート収納方法及び、
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来提案されているシート収納
装置の一例を示した図である。
【0003】従来、シートの仕分け収納を好適に行うこ
とのできるシート収納装置としては、例えば図10に示
すように、複数の搬送ローラとフラッパーからなる縦搬
送パス102と、昇降搬送体101と、複数の収納ビン
103から構成される装置が提案されている。
【0004】上記構造において、例えばユーザーから収
納ビン103aに複数のシートを出力する指令が出され
ると、昇降搬送体101は収納ビン103aの位置へ昇
降し、シートは入口部104のフラッパ104bで上方
に分岐され、縦搬送パス102を通り、フラッパ102
aで昇降搬送体101へ導かれる。シートは1枚づつ昇
降搬送体101から収納ビン103aに排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、シートの仕分け作業を縦搬送パス102で行っ
ているため、多数の収納ビン103に応じた多数のロー
ラ、フラッパー、ガイドを有し、装置の小スペース化が
困難である。また非常に高価である。
【0006】また、シートを1枚づつ収納ビン103に
排出しているため、収納ビン103上でのシートが不揃
いになるという欠点がある。
【0007】そこで本発明は、シートの仕分け収納を行
うシート収納装置及び画像形成装置において、装置の小
スペース化及び低価格化を実現することを目的とする。
【0008】またシート進行方向の整合性を高めること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述事情に鑑み
てなされたものであって、シート材を受取り、受取った
シート材を複数の収納部に仕分け収納するシート収納装
置において、外部からシート材を受取り自在なシート受
取部と、該シート受取部から排出完了されたシート材を
複数枚積載可能で、前記シート受取部及び前記複数の収
納部の間で移動自在で、該シート受取部及び各収納部に
位置決め自在なる搬送体とを備え、前記搬送体に、前記
排出完了されたシート材を複数枚積載保留し得るシート
積載保留手段と、該シート積載保留手段に保留されたシ
ート材を整合させ得る整合手段と、該シート積載保留手
段に積載保留された複数枚のシート材を一度に排出し得
る排出手段とを設けたことを特徴とする。
【0010】なお、前記シート積載保留手段は、シート
材を受取り搬送し得る搬送ベルトと、該搬送ベルト上の
シート材の先端に突き当たり該シート材を停止保留させ
得る、退避自在な先端突き当て部材からなっていてもよ
く、或いは前記シート積載保留手段は、シート材を受取
り搬送し得る搬送ベルトと、該搬送ベルトと当接してニ
ップを形成する弾性ローラと、前記搬送ベルト上のシー
ト材の先端を、前記弾性ローラに突き当たって停止保留
する形で導き得る、弾性部材でできたニップ導入手段か
らなっていてもよい。
【0011】この場合、前記搬送ベルトはシート進行方
向に向かって下方に傾斜して配置されていることが好ま
しい。
【0012】また、前記弾性ローラは発泡性ウレタンで
形成されていることが好ましい。
【0013】更に前記整合手段は、保留されたシート材
の進行方向とは直角方向を整合させ得るサイドジョギン
グ手段であってもよく、或いは前記整合手段は、シート
積載保留手段に送られてくるシート材を、シート進行方
向にはきよせるはきよせ手段であってもよい。
【0014】前記整合手段がはきよせ手段である場合、
該はきよせ手段は発泡性ウレタンで形成されていること
が望ましい。
【0015】また、シート材を受取り、受取ったシート
材を仕分け収納する際、搬送体に順次送られてくるシー
ト材のうち1枚目のシート材のみを、搬送ベルト及びは
きよせ手段、或いは搬送ベルトによって、弾性ローラと
搬送ベルトによるニップ部まで搬送した後、2枚目以降
のシート材を弾性ローラに突き当て停止保留させると共
に整合するようにする。
【0016】
【作用】以上構成に基づき、本発明のシート収納装置に
よれば、シート受取部から搬送体に排出完了された複数
枚のシート材を整合手段で整合し、指定された収納部に
一度に排出する。
【0017】また、シート積載保留手段を搬送ベルトと
突き当て部材から構成すると、突き当て部材は、整合さ
れたシート束を搬送する際、該シート束に接触しない位
置に退避する。
【0018】また、シート積載保留手段を搬送ベルトと
弾性ローラとニップ導入手段から構成すると、ニップ導
入手段はシート先端が弾性ローラの外周面の比較的上部
でひっかかることを防止する。また、ニップ導入手段
は、搬送体が昇降移動等をする時、シート束を挾持す
る。
【0019】また、前記搬送ベルトをシート進行方向に
向かって下方に傾斜させて配置することにより、順次送
られてくるシート材は、自らの慣性力と搬送ベルトの傾
斜による重力によって、シート先端を突き当て部材又は
弾性ローラ等に突きあてる。
【0020】更に、前記弾性ローラを発泡性ウレタンで
形成した場合、整合されたシート束を再び搬送し、収納
位置に排出する際、発泡性ウレタンローラはシート束の
厚さに応じて弾性変形する。また発泡ウレタンローラは
反発係数を極力小さくできる。
【0021】また、前記整合手段をサイドジョギング手
段とすると、該サイドジョギング手段は、整合されたシ
ート束を搬送する際、該シート束に接触しない位置に退
避する。
【0022】また、前記整合手段をはきよせ手段とする
と、該はきよせ手段は、シート材を進行方向へ弾性ロー
ラ或いは突き当て部材に突き当たるまではきよせ、突き
当たった後は、シート材とはきよせ手段がすべることで
一定の進行方向への突きあて力を与える。
【0023】更に、前記はきよせ手段を発泡性ウレタン
で形成した場合、発泡ウレタンローラ等であるはきよせ
手段はシート材が積載されていくにつれて自ら変形し、
従ってシート束の厚さに対応してはきよせ機能を維持す
る。
【0024】次に本発明によるシート収納方法では、シ
ート収納装置において、シート材を受取り、受取ったシ
ート材を仕分け収納する際、搬送体に順次送られてくる
シート材のうち1枚目のシート材のみを、搬送ベルト及
びはきよせ手段によって、或いは搬送ベルトによって弾
性ローラと搬送ベルトによるニップ部まで搬送した後、
2枚目以降のシート材を弾性ローラに突き当て停止保留
させると共に整合するようにする。
【0025】
【0026】
【実施例】以下、図面に沿って本発明についての第一の
実施例を説明する。
【0027】図1は本発明によるシート収納装置の一例
を示した図である。
【0028】画像形成装置19は図1に示すように、シ
ートカートリッジ及び給紙ローラ等からなる、シート材
Sを供給自在なるシート供給手段21と、感光ドラム、
現像器、転写部材等からなる、供給されたシート材Sに
画像印字を行い、該シート材Sを外部に排出する画像印
字手段22と、本発明によるシート収納装置20とから
構成されている。
【0029】シート収納装置20には、画像印字手段2
2から排出され送られてくるシート材Sを受入れ得るシ
ート入口部1が設けられており、シート入口部1は、入
口ローラ対1a、下ガイド1bから構成されている。
【0030】また、シート収納装置20には昇降搬送体
3が設けられており、該昇降搬送体3はシート入口部1
の下流に位置し、右下がりに約15゜の傾斜をもつ。こ
れは、シート進行方向のシート整合性を高めるための傾
斜である。入口ローラ対1aの排出角との相対角は約1
0゜である。入口ローラ対1aからのシート排出時、排
出不良を未然に防ぐためには、上記相対角は重要な値で
あり、ほぼ10゜〜25゜がよく、本実施例では10゜
を採用した。
【0031】また、シート収納装置20には複数の収納
ビンからなる収納部4が設けられており、該収納部4は
昇降搬送体3の下流に位置する。
【0032】次に昇降搬送体3の詳細を図2、図3を用
いて説明する。
【0033】昇降搬送体3は、鉛直方向に設けられた2
本のレール3k、3k及び、枠体3nを有しており、枠
体3nの外側には、前記レール3k、3kにガイドされ
た形でレールコロ30、30が左右に設けられている。
【0034】また、昇降搬送体3には、タイミングベル
ト3jが設けられており、昇降搬送体3は、該タイミン
グベルト3jを介して、不図示の駆動モータ、プーリに
より駆動されるようになっている。
【0035】更に枠体3nの内部にはプーリ3cに巻き
かけられた形の、EPDMで形成された搬送ベルト3b
が設けられており、該搬送ベルト3bにニップ当接した
形で弾性ローラ3aが設けられている。弾性ローラ3a
は積載されたシート束の厚さ(0.1〜20mm)に対
応できるようになっており、本実施例ではポリウレタン
フォームで形成された従動の外径φ80スポンジローラ
である。
【0036】また枠体3nの内部にはサイドジョガー3
dが設けられており、サイドジョガー3dにはラック部
3f、3f及び、ステップモータ3eが設けられてい
る。即ち、ステップモータ3eの駆動によりラック部3
f、3fが往復運動して、順次積載されていくシート材
のサイドを整えることができるようになっている。
【0037】また積載されたシート材の先端が突き当た
るように突き当てプレート3gが設けられており、該突
き当てプレート3gは軸3iを中心に回動自在になって
いる。また、突き当てプレート3gにはソレノイド3h
が設けられており、ソレノイド3hのON/OFFによ
り、該突き当てプレート3gが立位/横位をとるように
なっている。
【0038】搬送ベルト3bの側方には紙検知手段3l
が設けられており、該紙検知手段3lは搬送ベルト3b
の制御タイミングをとるようになっている。
【0039】次に図4、図5、図6に沿って、シート収
納装置20の動作を説明する。
【0040】図4に、1枚目のシート材Sが送られてく
るところを示す。このとき、搬送ベルト3bは、シート
搬送速度よりも3%増速された速度で駆動されている。
ソレノイド3hはパワーONされ突き当てプレート3g
は立位の状態になる。
【0041】次いで、シート材Sの先端が紙検知手段3
lを切り、所定時間後、搬送ベルト3bは停止する。所
定時間とは、シート材Sの先端が紙検知手段3lを切っ
てから突き当てプレート3gに突き当たるまでの時間で
あり、本実施例では、 T=(L+α)/v [T:所定時間(sec)、L:紙検知手段3lと突き
当てプレート3g、v:搬送ベルト速度(mm/s)、
α:1〜5mm]の式で導き出している。但しαはシー
ト材Sの突き当たり量を意味し、本実施例では経験的に
3mmとしている。
【0042】図5に、シート材Sが搬送ベルト3b上に
積載されていく様子を示す。2枚目以降のシート積載時
は、搬送ベルト3bが停止したままである。
【0043】シート材Sは自らの慣性力と傾斜による重
力により、既積載シート上をすべり、突き当てプレート
3gに突き当たり止まる。サイドジョガー3dはシート
材Sが進行中は退避していて、シート材Sが止まった
時、整合位置に移動することでシート材Sの横方向を整
合する。
【0044】図6は、昇降搬送体3がシート束を指定さ
れた収納ビンまで上昇し、排出しているところを示す。
搬送ベルト3bの駆動開始と同期して、ソレノイド3h
をパワーOFFし、突き当てプレート3gを解除する。
シート束は弾性ローラ3aと搬送ベルト3bに挾持さ
れ、収納ビンに排出される。
【0045】次に昇降搬送体3は、図1のシート入口部
1のポジションに復帰し、次のジョブを待つ。
【0046】以上述べた構成によって、例えばオペレー
タが10枚の原稿で15部のコピーを作成する場合、1
つの収納ビンを指定すれば、昇降搬送体3で150枚
(=10枚×15部)の出力紙を一度に整合し、収納ビ
ンに収納することができる。或いは、15部の出力紙
を、15個の収納ビンへ仕分けすることを指定すれば、
昇降搬送体3で、10枚づつ整合し、1番目の収納ビン
に収納し、次に再び10整合し、2番目の収納ビンに収
納し、これを15番目の収納ビンまで繰返し行うという
ように、整合性の保たれた仕分け収納が行えるのであ
る。
【0047】次に第二の実施例を説明する。
【0048】図7に第二の実施例を表す昇降搬送体の正
面図を示す。第二の実施例の昇降搬送体3は、第一の実
施例の昇降搬送体3に対して、先端突き当てプレート3
g、ソレノイド3h、軸3iを削除し、ニップ導入プレ
ート3Q、ステイ3Pを設けている。ステイ3Pは枠体
3nに固定され、ニップ導入プレート3Qを支持する。
ニップ導入プレート3Qは弾性部材であり、本実施例で
はマイラーシートを用いている。
【0049】ニップ導入プレート3Qは右下がりに45
゜の傾斜を持ち、搬送されてくるシート材Sの先端を、
特にカール紙の先端をなめらかに弾性ローラ3aと搬送
ベルト3bでなすくさび部分へ導く。またニップ導入プ
レート3Qは搬送ベルト3bと共に、シート材S又はシ
ート材Sの未とじ束を挾持する役割をもつ。
【0050】1枚目のシート材Sは、第一の実施例と同
様に搬送され、シート材Sの先端は弾性ローラ3aと搬
送ベルト3bのニップ直前まで搬送される。
【0051】2枚目からは、搬送ベルト3b等が傾斜し
ているための重力により、ほぼ右下方向へすべり、シー
ト材Sの先端が弾性ローラ3aに突き当たり停止する。
【0052】このように大径弾性ローラを突き当て手段
として利用し、その補助手段としてニップ導入プレート
を設けることで、非常に安価で安定した先端整合手段を
提供することができる。
【0053】なお、ニップ導入プレート3Qはシート先
端が、図9に示すように、弾性ローラ3aの外周面の比
較的上部でひっかかることを防止し、シート整合性を高
めることができる。
【0054】次に第三の実施例を説明する。
【0055】第三の実施例の昇降搬送体の正面図を図8
に示す。第三の実施例の昇降搬送体3は、第二の実施例
の昇降搬送体3に対して、はきよせ手段3Rを追加した
ものである。
【0056】はきよせ手段3Rは、2つの発泡ウレタン
のφ60大径スポンジローラである。これら2つのスポ
ンジローラは同軸に2個設けられており、シート材Sの
傾きも先端が突き当たることで補正される。
【0057】上記はきよせ手段3Rの軸は枠体3nに軸
受を介して固定され、スプリングによって下方へ加圧さ
れている。
【0058】また不図示のモータにより駆動され、シー
ト整合中、そしてシート束搬送中は駆動されている。は
きよせ手段によるはきよせ力はシート材の座屈荷重より
も低く設定されている。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシート収納
装置によれば、シート受取部から搬送体に排出完了され
た複数枚のシート材を整合手段で整合し、指定された収
納部に一度に排出することで、収納部内でのシート材の
整合性を高めることができる。更に、搬送体に整合手段
を設けたことでコストダウンが実現し、省スペース化が
実現する。
【0060】また、シート積載保留手段を搬送ベルトと
突き当て部材から構成すると、突き当て部材は、整合さ
れたシート束を搬送する際、該シート束に接触しない位
置に退避するのでシート束が乱れず、都合がよい。
【0061】また、シート積載保留手段を搬送ベルトと
弾性ローラとニップ導入手段から構成すると、ニップ導
入手段はシート先端が弾性ローラの外周面の比較的上部
でひっかかることを防止し、シート整合性を高める。ま
た、ニップ導入手段は、搬送体が昇降移動等をする時、
シート束を挾持するので、シート束が乱れず、都合がよ
い。また、シートの先端を突き当てる機能を弾性ローラ
にもたせ、従って前記突き当て部材を省略できるので省
スペース化が実現する。
【0062】また、前記搬送ベルトをシート進行方向に
向かって下方に傾斜させて配置することにより、順次送
られてくるシート材は、自らの慣性力と搬送ベルトの傾
斜による重力によって、シート先端を突き当て部材又は
弾性ローラ等に突きあて、シート進行方向の整合性を容
易に高めるようになる。
【0063】更に、前記弾性ローラを発泡性ウレタンで
形成した場合、整合されたシート束を再び搬送し、収納
位置に排出する際、発泡性ウレタンローラはシート束の
厚さに応じて弾性変形するため、ローラ離間手段等の複
雑な機構無しにシート束の搬送を可能にできる。また発
泡ウレタンローラは反発係数を極力小さくできるため、
シート束或いはシート材が発泡ウレタンローラと搬送ベ
ルトのニップに突入する際、シート先端を乱したり傷つ
けたりせず都合がよい。
【0064】また、前記整合手段をサイドジョギング手
段とすると、該サイドジョギング手段は、整合されたシ
ート束を搬送する際、該シート束に接触しない位置に退
避するのでシート束が乱れず、都合がよい。
【0065】また、前記整合手段をはきよせ手段とする
と、該はきよせ手段は、シート材を進行方向へ弾性ロー
ラ或いは突き当て部材に突き当たるまではきよせ、突き
当たった後は、シート材とはきよせ手段がすべることで
一定の進行方向への突きあて力を与えるように作用する
ので、シートの整合性を容易に高めるようになる。
【0066】更に、前記はきよせ手段を発泡性ウレタン
で形成した場合、発泡ウレタンローラ等であるはきよせ
手段はシート材が積載されていくにつれて自ら変形し、
従ってシート束の厚さに対応してはきよせ機能を維持す
るので都合がよい。
【0067】次に本発明によるシート収納方法は、シー
ト収納装置において、シート材を受取り、受取ったシー
ト材を仕分け収納する際、搬送体に順次送られてくるシ
ート材のうち1枚目のシート材のみを、搬送ベルト及び
はきよせ手段によって、或いは搬送ベルトによって弾性
ローラと搬送ベルトによるニップ部まで搬送した後、2
枚目以降のシート材を弾性ローラに突き当て停止保留さ
せると共に整合するようにするので、1枚目のシートの
場合、搬送ベルトとシート材に相対速度がなく、シート
材と搬送ベルトとの摩擦係数に関係なく安定したシート
材の整合が行えるので都合がよい。
【0068】また本発明による画像形成装置は上述した
シート収納装置を採用しているので、装置の小スペース
化と低価格化が実現し、シート束の整合性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシート収納装置の一例を示した正
面図。
【図2】図1に示したシート収納装置の昇降搬送体を示
した詳細図。
【図3】図2に示した昇降搬送体の上視図。
【図4】図1に示したシート収納装置の動作を示す図。
【図5】図1に示したシート収納装置の動作を示す図。
【図6】図1に示したシート収納装置の動作を示す図。
【図7】本発明によるシート収納装置の別の一例におけ
る昇降搬送体を示した詳細図。
【図8】本発明によるシート収納装置の別の一例におけ
る昇降搬送体を示した詳細図。
【図9】シート材のひっかかりを説明した図。
【図10】従来のシート収納装置の一例を示した正面
図。
【符号の説明】
1 シート受取部(シート入口部) 3 搬送体(昇降搬送体) 3a 弾性ローラ 3b 搬送ベルト 3d サイドジョギング手段(サイドジョガー) 3g 突き当て部材(突き当てプレート) 3Q ニップ導入手段(ニップ導入プレート) 3R はきよせ手段 19 画像形成装置 20 シート収納装置 S シート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/00 - 39/16 B65H 31/30

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を受取り、受取ったシート材を
    複数の収納部に仕分け収納するシート収納装置におい
    て、 外部からシート材を受取り自在なシート受取部と、 該シート受取部から排出完了されたシート材を複数枚積
    載可能で、前記シート受取部及び前記複数の収納部の間
    で移動自在で、該シート受取部及び各収納部に位置決め
    自在なる搬送体とを備え、 前記搬送体に、前記排出完了されたシート材を複数枚積
    載保留し得るシート積載保留手段と、該シート積載保留
    手段に保留されたシート材を整合させ得る整合手段と、
    該シート積載保留手段に積載保留された複数枚のシート
    材を一度に排出し得る排出手段とを設けたことを特徴と
    するシート収納装置。
  2. 【請求項2】 シート材を受取り、受取ったシート材を
    仕分け収納するシート収納装置において、 外部からシート材を受取り自在なシート受取部と、 複数の収納部と、 前記シート受取部及び前記複数の収納部の間で移動自在
    で、該シート受取部及び各収納部に位置決め自在なる搬
    送体とを備え、 前記搬送体に、シート材を受けとって積載保留し得るシ
    ート積載保留手段と、該シート積載保留手段に保留され
    たシート材を整合させ得る整合手段と前記シート積載保
    留手段に積載保留された1枚以上のシート材を排出し得
    る排出手段とを設け、 前記シート積載保留手段は、シート材を受取り搬送し得
    る搬送ベルトと、該搬送ベルトと当接してニップを形成
    する弾性ローラと、前記搬送ベルト上のシート材の先端
    を、前記弾性ローラに突き当たって停止保留する形で導
    き得る、弾性部材でできたニップ導入手段とからなるこ
    と、を特徴とするシート収納装置。
  3. 【請求項3】 前記シート積載保留手段は、シート材を
    受取り搬送し得る搬送ベルトと、該搬送ベルト上のシー
    ト材の先端に突き当たり該シート材を停止保留させ得
    る、退避自在な先端突き当て部材からなること、を特徴
    とする請求項1記載のシート収納装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ベルトはシート進行方向に向か
    って下方に傾斜して配置されていること、を特徴とする
    請求項2又は3記載のシート収納装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性ローラは発泡性ウレタンで形成
    されていること、を特徴とする請求項2記載のシート収
    納装置。
  6. 【請求項6】 前記整合手段は、保留されたシート材の
    進行方向とは直角方向を整合させ得るサイドジョギング
    手段であること、を特徴とする請求項1又は2記載のシ
    ート収納装置。
  7. 【請求項7】 前記整合手段は、シート積載保留手段に
    送られてくるシート材を、シート進行方向にはきよせる
    はきよせ手段からなること、を特徴とする請求項1又は
    2記載のシート収納装置。
  8. 【請求項8】 前記はきよせ手段は発泡性ウレタンで形
    成されていること、を特徴とする請求項7記載のシート
    収納装置。
  9. 【請求項9】 請求項2記載のシート収納装置におい
    て、シート材を受取り、受取ったシート材を仕分け収納
    する際、 搬送体に順次送られてくるシート材のうち1枚目のシー
    ト材のみを、搬送ベルトによって、弾性ローラと搬送ベ
    ルトによるニップ部まで搬送した後、2枚目以降のシー
    ト材を弾性ローラに突き当て停止保留させると共に整合
    するようにすること、を特徴とするシート収納方法。
  10. 【請求項10】 請求項2記載のシート収納装置で、か
    つ該シート収納装置の整合手段がシート積載保留手段に
    送られてくるシート材を、シート進行方向にはきよせる
    はきよせ手段からなるシート収納において、シート材を
    受取り、受取ったシート材を仕分け収納する際、 搬送体に順次送られてくるシート材のうち1枚目のシー
    ト材のみを、搬送ベルト及びはきよせ手段によって、弾
    性ローラと搬送ベルトによるニップ部まで搬送した後、
    2枚目以降のシート材を弾性ローラに突き当て停止保留
    させると共に整合するようにすること、を特徴とするシ
    ート収納方法。
  11. 【請求項11】 シート材を供給自在なる給紙手段と、
    供給されたシート材に画像印字を行い、該シート材を外
    部に排出する画像印字手段と、画像印字手段から排出さ
    れたシート材を受取り、受取ったシート材を仕分け収納
    するシート収納装置とからなる画像形成装置において、 前記シート収納装置は、請求項1乃至8いずれか1項に
    記載のシート収納装置であること、を特徴とする画像形
    成装置。
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