JPH07172675A - シート仕分け収納装置 - Google Patents

シート仕分け収納装置

Info

Publication number
JPH07172675A
JPH07172675A JP5345403A JP34540393A JPH07172675A JP H07172675 A JPH07172675 A JP H07172675A JP 5345403 A JP5345403 A JP 5345403A JP 34540393 A JP34540393 A JP 34540393A JP H07172675 A JPH07172675 A JP H07172675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
tray
sheet bundle
bundle
elevating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5345403A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yamanaka
祐二 山中
Toshihiko Kusumoto
俊彦 楠元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5345403A priority Critical patent/JPH07172675A/ja
Publication of JPH07172675A publication Critical patent/JPH07172675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレーに既に収納されているシートを、その
上に排出するシート束によって乱すことのない、常に安
定した排出,収納を行うことのできるシート仕分け収納
装置を提供する。 【構成】 昇降搬送体6にシート押え部材9を設ける。
そして昇降搬送体6がシート束Saを指定位置のトレー
4bに排出する際に、そのトレー4bに既に収納されて
いるシートSbを、上記シート押え部材9によって押え
るようにする。このシート仕分け収納装置によれば、ト
レーに既に収納されているシートの上、特に1枚シート
の上に、昇降搬送体からシート束を排出した場合にも、
その1枚シートを排出シート束で乱してしまうというこ
とを防止することができる。従って、常に安定したシー
ト,シート束の排出,収納ができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート仕分け収納装置
に関し、詳細には、例えば、読み取り装置を備えた複写
機、通信システムであるファックス、コンピュータに接
続されるプリンタ、綴じ装置(ステープラ、糊付けな
ど)に接続されて、排出されてくるシート,シート束を
仕分けて収納するシート仕分け収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像形成装置から排出されて
くるシート,シート束をトレーなどの複数の収納部材に
仕分けて収納するシート仕分け収納装置として、排出シ
ートを昇降搬送体により挟持昇降して、指定されたトレ
ーに排出するようにしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のシート仕分け収納装置では、シート、特に
1枚シートが既に収納されているトレーの、その1枚シ
ートの上に昇降搬送体からシート束を排出した場合に、
1枚シートを排出シート束で引きずって乱してしまうと
いう問題があった。
【0004】本発明は、この問題を解決するために提案
されたもので、トレーに既に収納されているシートを、
その上に排出するシート束によって乱すことのない、常
に安定した排出,収納を行うことのできるシート仕分け
収納装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るシート仕分け収納装置(1)では、昇
降搬送体(6)に、その昇降搬送体がシートまたはシー
ト束を指定位置のトレーに排出する際に、その指定位置
のトレーに既に収納されているシートまたはシート束を
押えるシート押え手段(9)を設けた。
【0006】
【作用】上記構成のシート仕分け収納装置(1)では、
シート押え手段(9)が、指定位置のトレーに既に収納
されているシートを押えた状態で、昇降搬送体(6)が
シート束を排出する。このため、トレー内のシートが、
排出シート束によって乱されることはない。
【0007】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであり、何等本発明の構成を限定するも
のではない。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1は、本発明の実施例におけるシート仕
分け収納装置を含むシステム全体の構成を示す正面図、
図2は、本発明の実施例におけるシート仕分け収納装置
の構成を示す正面図である。
【0010】図1において、101は、光学系を含む原
稿読み取り装置、102は、デッキ、カセットなどを含
む給紙装置、103は、レーザースキャナ103a、感
光ドラム103bおよび図示せぬ綴じ装置などを含む画
像形成装置である。上記レーザースキャナ103aは、
感光ドラム103bへの書き込み装置で、上記読み取り
装置101で読み取られた像、あるいはネットワークか
らの通信内容をメモリーを介して受け取り、レーザー光
線によって感光ドラム103bに像を書き込むものであ
る。104は、ステープラ、排紙トレーなどを含む綴じ
装置(フィニシャ)、105は、糊付け部105a、エ
レベータ105bおよび排紙スタッカ105cを含む製
本装置である。そして1は、本発明に係るシート仕分け
収納装置である。
【0011】次に、この実施例におけるシート仕分け収
納装置1について、図2を用いて説明する。
【0012】図2において、3はシート入口部で、この
シート入口部3は上記システムの綴じ装置104から搬
送されてくる1枚のシート、またはステープル、グルー
バインダなどで製本されたシート束を受け取って、上下
方向または水平方向に導くものである。よってこのシー
ト入口部3には、1枚のシートSまたは所定厚さ以下の
シート束(略8枚以下)を上方または下方(後述の搬送
縦パス2)へ導き、また所定厚さ以上のシート束(略9
枚以上)を水平方向(後述の昇降搬送体6)へ導くため
に、搬送手段として、入口ローラ対3aと、出口ローラ
対3bと、ストレートパス3eとが備えられ、さらに方
向転換させる分岐手段として、ソレノイドにより動作す
るフラッパ3c,3dが備えられている。そして、入口
ローラ対3aの一方は、駆動ローラとなっており、他方
は、所定の厚さ以上のシート束が進入してくるときにソ
レノイドにより離間するとともに、シート束が進入した
後にそのシート束を挟持する従動ローラとなっている。
なお、出口ローラ対3bも入口ローラ対3aと同様に構
成されている。
【0013】2は、シート入口部3の下流側に連続して
位置する搬送縦パスである。この搬送縦パス2は、シー
ト入口部3で上方または下方に分岐された1枚のシート
または少数枚シート束を上方または下方へ搬送するもの
で、これには、収納部4の複数のトレー4a〜4jのそ
れぞれの高さと対応した位置に、ソレノイドにより動作
する複数のフラッパ2a〜2gが設けられている。この
フラッパ2a〜2gは、1枚のシートまたは所定厚さ以
下のシート束を方向転換させて、後述の昇降搬送体6へ
導くものである。また、この搬送縦パス2には、搬送方
向の間隔が最小サイズのシート長さよりも狭い間隔で複
数の縦送りローラ対2i〜2qが設けられている。さら
に、シートSまたは所定厚さ以下のシート束を導く搬送
ガイド2rが略鉛直方向に設けられるとともに、フラッ
パ部2a〜2gに、屈曲シートガイドである分岐パス8
a〜8iが設けられている。
【0014】6は、搬送縦パス2の分岐パス8a〜8i
の下流側に位置し、シート入口部3、搬送縦パス2によ
り分岐して導かれた1枚のシートまたは少数枚のシート
束を挟持搬送する昇降搬送体である。この昇降搬送体6
は、上流側の綴じ装置104で綴じられた厚いシート束
がシート入口部3から水平に搬送された場合に、これを
受け取り、指定されたトレー4a〜4jの高さまで昇降
させる。
【0015】そのトレー4a〜4jを鉛直方向に複数並
設した収納部4は、昇降搬送体6からの画像形成された
シートまたはシート束を受け取って収納する。各トレー
4a〜4jは、奥行方向、すなわち前後方向に移動可能
であり、ユーザは自ら指定したトレー4a〜4jを手前
へ引き出して、シートおよびシート束を取り出すことが
できる。また、複数のサイズのシートが混載する場合で
も、各シートが整列するように、各トレー4a〜4jは
左下がりの勾配で配設されている。
【0016】この収納部4の下端には、各トレー4a〜
4jに収納されるシート束の向きを変えるためのターン
テーブル10が設けられている。このターンテーブル1
0は、昇降搬送体6との間でシート束を受け渡しする搬
送ベルト10aと、その搬送ベルト10a上のシート束
を持ち上げて回転させるターンテーブル板10bと、そ
のターンテーブル板10bを昇降させるカム10cとを
備えている。これらの搬送ベルト10a,ターンテーブ
ル板10b,カム10cは、それぞれ図示せぬ駆動源に
よって駆動される。
【0017】次に、上記昇降搬送体6に設けられたシー
ト搬送装置ついて、図3,図4を用いて説明する。図3
は昇降搬送体6の平面図、図4は図3のY−Y線断面図
である。
【0018】図のように、駆動ローラ64を含む2つ以
上のローラ、本実施例では1つの駆動ローラ64と2つ
の従動ローラ64a,64bとに、搬送ベルト63が巻
き掛けられている。その搬送ベルト63の上方には、ポ
リウレタンフォームで形成された従動のスポンジローラ
61が設けられている。各ローラ61,64,64a,
64bは、枠体67に回転可能に支持されている。
【0019】上記スポンジローラ61の硬さは、5〜3
5kg/0.09m2(25%圧縮時)の範囲が望ましく、
本実施例では、17kg/0.09m2の硬さのものを使用
している。
【0020】上記スポンジローラ61の両側はフランジ
62で挟まれ、かつそのスポンジローラ61とフランジ
62とは所定の範囲で接着されている。本実施例では、
スポンジローラ61の直径φ80mmに対し、フランジ6
2はφ50mmに、30mmだけ小さくしている。これは、
スポンジローラ61の弾性変形を妨げないこと、またス
ポンジローラ61が軸方向に倒れないことを満足させる
ためである。
【0021】スポンジローラ61の軸69と、駆動ロー
ラ64および従動ローラ64aの軸68,68bとに
は、両端に軸間スペーサ65が設けられ、両軸間距離の
最小値が保証されている。加圧バネ66は、両側の軸間
スペーサ65の長穴部に設けられ、スポンジローラ61
を下方へ加圧している。これにより、スポンジローラ6
1は、通常、最小軸間距離の位置で固定されて搬送を行
うが、所定の厚さ以上のシート束が来た場合には、加圧
バネ66の加圧力に抗して、上方へ離間することができ
る。
【0022】スポンジローラ61の上流に、センサレバ
ー71とフォトセンサ70とが設けられ、所定の厚さ以
上のシート束が送られて来た場合に、そのタイミングを
検知し、シート束がスポンジローラ61のニップ部(圧
接部)に突入するとき、搬送スピードを減少させ、シー
ト束のニップ突入ショックをやわらげている。
【0023】また、右側のスポンジローラ61は、1枚
シート、シート束を搬送するとともに、収納部4のトレ
ーへ排出する機能を持つ必要があり、駆動ローラ軸68
とスポンジローラ軸69との中心を結ぶ線分は、鉛直線
に対して15°傾斜し、シートの排出角度15°(上向
き)を得るようにしてある。
【0024】さらに、本実施例では、スポンジローラ6
1を4個、排紙側の同一軸上に設け、かつそのうちの2
個を小径(φ60mm)とした。これにより、大きな排紙
力を必要とする厚いシート束に対し、4個のスポンジロ
ーラ61で挟持して排出することができる。そして、シ
ート束がスポンジローラ61のニップ部に突入するとき
は、小径スポンジローラ61aに強く衝突することがな
いため、シート束のニップ部突入ショックをやわらげる
ことができる。
【0025】次に、上記昇降搬送体6の下部に設けられ
たシート押え部材(シート押え手段)9ついて、図5の
正面図を用いて説明する。
【0026】図のように、シート押えレバー9aが、ラ
ック棒9bの軸部9fに回動自在に取りつけられ、板バ
ネ9dによって時計回り方向に付勢されている。またこ
のシート押えレバー9aの回動は、ラック棒9bのスト
ッパ部9hにより規制されている。そしてこのシート押
えレバー9aが取り付けられたラック棒9bは、そのラ
ック部9gに係合した駆動ギア9cを介して、図示せぬ
駆動源から駆動力を受け、上下の複数のフランジ付プー
リー9eにガイドされて水平方向に進退するようになっ
ている。
【0027】次に、上記構成のシート仕分け収納装置1
の動作について、図6〜図19の動作説明図を用いて説
明する。 (1枚のシートのとき)図6に示すように、収納部4の
トレー4hにシートSを収納するときは、先ず、昇降搬
送体6が該当する収納部4のトレー4hに対向する高さ
位置に合わせて停止する。すると昇降搬送体6の入口部
は分岐パス8gに対向する。フラッパ2fは分岐パス8
g側にシートSを導くように切り替わる。フラッパ3d
は搬送縦パス2の下側へシートを導くように切え替わ
る。従って、シートSは入口ローラ対3a、搬送縦パス
2、分岐パス8g、昇降搬送体6を介してトレー4hに
導かれる。
【0028】同様に、トレー4gにシートSを収納する
ときは、昇降搬送体6がその高さ位置に合わせて停止す
るとともに、昇降搬送体6の停止高さに対応する搬送縦
パス2のフラッパ2e、およびシート入口部3のフラッ
パ3dがそれぞれ切り替わる。
【0029】これによって1枚のシートSを、上下に隣
接するトレーにソートさせることができる。なお、シー
トが綴じ装置104(図1)で綴じられても、少数枚の
シート束の時は、上述と同様に動作して収納部4の各ト
レーに収納することができる。 (綴じ装置104で多数枚シート束を綴じたとき)図7
に示すように、昇降搬送体6がシート入口部3のストレ
ートパス3eに合わせて停止する。フラッパ3c,3d
は、シート束Saをストレートパス3eに導くように切
り替わる。このためシート束Saは、昇降搬送体6のベ
ルト63とスポンジローラ61とによって、図8に示す
ように挟持される。
【0030】この後、図9に示すように、昇降搬送体6
が下降して、ターンテーブル10の搬送ベルト10aに
対応する高さで停止し、その位置でスポンジローラ61
と搬送ベルト63とが回転してシート束Saをターンテ
ーブル10へ移送する。
【0031】続いて、図10に示すように、ターンテー
ブル10が、搬送ベルト10aによりシート束Saを所
定の位置まで搬送するとともに、図11に示すように、
ターンテーブル板10bがカム10cの回転により上昇
して、シート束Saを持ち上げる。そしてその状態で、
ターンテーブル板10bが回転して、シート束Saの向
きを、例えば90度変える。図12は、シート束Saの
向きを変えた後の状態を示している。
【0032】このようにシート束Saの向きを変えるこ
とにより、シート束Saを綴じているステイプル針や糊
付け部分が上流側、つまり昇降搬送体6側に位置するよ
うに変える。これによって、そのシート束Saが後述の
ようにして収納されたトレーに昇降搬送体6から次に排
出されてくるシートあるいはシート束が、トレー内のシ
ート束Saのステイプル針や糊付け部分に引っ掛かって
乱れてしまうということを防止することができる。な
お、ターンテーブル板10bの回転角度は、シート束S
aのステイプル針や糊付け部分の初めの位置に応じて、
90度あるいは180度というように適宜に設定され
る。
【0033】この後、図13に示すように、ターンテー
ブル板10bが、カム10cの回動により元の位置へ下
降するとともに、搬送ベルト10aが逆転してシート束
Saを、図14に示すように昇降搬送体6へ戻す。
【0034】続いて、図15に示すように、昇降搬送体
6が上昇して、所望の指定位置のトレー、例えばトレー
4bに対応する高さで停止し、スポンジローラ61およ
び搬送ベルト63が回転して、シート束Saをトレー4
bへ排出する。これによりシート束Saは、そのステイ
プル針や糊付け部分が、次の排出シート,シート束の邪
魔にならない、昇降搬送体6側に位置した状態でトレー
4bに収納されることになる。
【0035】ここで、所望のトレー4bに、図16に示
すごとく既に複数のシートSbが積載収納されている場
合の動作について説明する。この場合には、昇降搬送体
6は、図16のように、所望のトレー4bに対応するシ
ート排出位置よりも高い近傍位置(本実施例では40m
m)まで上昇して停止する。
【0036】続いて、図17に示すように、昇降搬送体
6に設けられたシート押え部材9のシート押えレバー9
aがトレイ側へ突出する。そしてその状態で、図18に
示すように、昇降搬送体6がシート排出位置まで下降す
る。すると、突出しているシート押え部材9aが、トレ
ー4b内の積載シートSbに当接し、イコライズすると
ともに、板バネ9d(図5参照)の加圧力によりその積
載シートSbを押える。この後、昇降搬送体6のスポン
ジロール61と搬送ベルト63とが回転して、シート束
Saをトレイ4bに排出する。なお、図示はしないが、
各トレーには、シート押えレバー9aが積載シートを押
える位置まで下降し得るように、切り欠きが設けられて
いる。
【0037】このように、シート押え部材9が、トレー
4bに既に積載収納されているシートSbを押えた状態
で、昇降搬送体6がシート束Saを排出するため、トレ
ー4b内の積載シートSbが、排出シート束Saによっ
て乱されることはない。
【0038】シート束Saを排出した後、シート押え部
材9のシート押えレバー9aは後退して元の位置に戻
る。図19は、トレイ4bへのシート束Saの排出が終
了し、シート押えレバー9aが元の位置に戻った状態を
示している。
【0039】その後、昇降搬送体6は下降して(図2参
照)、ストレートパス3eに対向する位置で停止し、次
のシート束の搬入まで待機する。このようにして、収納
部4の各トレー4a〜4jにシート束をそれぞれ仕分け
て収納することができる。 (製本装置105で多数枚シート束を綴じたとき)図1
の製本装置105の糊付け部105aで製本されたシー
ト束は、エレベータ105bに移送され、通常はスタッ
カ部105cに排出されて積載される。また、収納部4
のトレー4a〜4jに収納するときは、エレベータ10
5bは最も低い位置まで降下し、その位置でベルトが回
転してシート束を右方へ移動させる。右方へ移動された
シート束は、離間しているローラ対7a(図2参照)の
間に進入し、その後、ローラ対7aに挟持されるととも
に、ローラ対7aの回転により右移動させられてストレ
ートパス7bに導かれる。このストレートパス7bと同
じ高さ位置には昇降搬送体6が対向して停止しており、
ストレートパス7bから移送されてくるシート束を上記
と同様に挟持する。その後、昇降搬送体6は、上述のよ
うにしてターンテーブル10にシート束を移送し、その
ターンテーブル10で向きの変えられたシート束を再び
挟持して所望のトレーの位置へ上昇し、排出する。
【0040】なお、収納部4の用い方としては、次のよ
うに、出力先のトレー4a〜4jのアドレスを、固定
(固定アドレス)としてもよく、可変(フローティング
アドレス)としてもよい。 (メールボックス的使い方)予めトレーを個人または組
織の固有のものとして設定しておき、あるユーザがコピ
ーを配布したいとき、配布先のトレーを指定すること
で、指定された個人のトレーにコピーが収納される。こ
れにより、個人または組織は自分宛のメールをトレーか
ら受け取ることができるようになる。 (クライアント使用)予めトレーを個人の固有のものと
して設定しておき、個人は、ネットワークのコンピュー
タ端末から指令して、自分のトレーへ、作成したコピ
ー、加工したシート束を出力させるようにすることがで
きる。これにより、ネットワーク下における遠隔操作に
もかかわらず、出力紙のとり間違えを防止できる。 (その他)トレーのアドレスを個人に固定せず、出力さ
せるときにその都度アドレスユーザが指定したり、画像
形成装置が空いているトレーを自動的に選択し、そのト
レーに出力させることもできる。これにより、複数のユ
ーザがネットワーク下において同時期に遠隔操作をした
としても、出力紙のとり間違えを防止できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシー
ト仕分け収納装置によれば、シート押え手段を備えたた
め、トレーに既に収納されているシートの上、特に1枚
シートの上に、昇降搬送体からシート束を排出した場合
にも、その1枚シートを排出シート束で乱してしまうと
いうことを防止することができる。従って、常に安定し
たシート,シート束の排出,収納ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるシート仕分け収納装置
を含むシステム全体の構成を示す正面図。
【図2】本発明の実施例におけるシート仕分け収納装置
の構成を示す正面図。
【図3】同じシート仕分け収納装置の昇降搬送体の平面
図。
【図4】図3のY−Y線断面図。
【図5】同じシート仕分け収納装置の昇降搬送体に設け
られたシート押え部材の正面図。
【図6】同じシート仕分け収納装置の1枚シート搬送時
の動作説明図。
【図7】同じシート仕分け収納装置のシート束搬送時の
動作説明図。
【図8】図7に続く動作説明図。
【図9】図8に続く動作説明図。
【図10】図9に続く動作説明図。
【図11】図10に続く動作説明図。
【図12】図11に続く動作説明図。
【図13】図12に続く動作説明図。
【図14】図13に続く動作説明図。
【図15】図14に続く動作説明図。
【図16】所望のトレーに既にシートが積載収納されて
いる場合の動作説明図。
【図17】図16に続く動作説明図。
【図18】図17に続く動作説明図。
【図19】図18に続く動作説明図。
【符号の説明】
1 シート仕分け収納装置 2 搬送縦パス 3 シート入口部 4 収納部 4a〜4j トレー 6 昇降搬送体 9 シート押え部材(シート押え手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートまたはシート束を搬送し、仕分け
    て収納するシート仕分け収納装置において、 シートまたはシート束を受け取り搬送する搬送手段と、
    上記シートまたはシート束を方向転換させる分岐手段と
    を有するシート入口部と、 上記シート入口部の下流側に連続して位置し、略鉛直方
    向に延びる搬送ガイドと、複数の搬送手段と、複数の分
    岐手段とを有する搬送縦パスと、 上記搬送縦パスの各分岐手段の高さ位置に略対応して併
    設された複数のトレーを有する収納部と、 上記搬送縦パスと収納部との間に位置して昇降可能に設
    置され、上記シートまたはシート束を指定位置のトレー
    に搬送する昇降搬送体と、 を備え、 上記昇降搬送体は、上記シートまたはシート束を指定位
    置のトレーに排出する際に、該指定位置のトレーに既に
    収納されているシートまたはシート束を押えるシート押
    え手段を有することを特徴とするシート仕分け収納装
    置。
  2. 【請求項2】 上記昇降搬送体は、上記シート押え手段
    としてトレー側へ移動可能なシート押え部材を有し、該
    シート押え部材は、上記昇降搬送体が指定位置のトレー
    に対応するシート排出位置よりも高い近傍位置で一時停
    止した際にトレー方向へ突出し、上記昇降搬送体が上記
    シート排出位置に下降することによって、上記指定位置
    のトレーに既に収納されているシートまたはシート束を
    押えるものであることを特徴とする請求項1記載のシー
    ト仕分け収納装置。
JP5345403A 1993-12-21 1993-12-21 シート仕分け収納装置 Pending JPH07172675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5345403A JPH07172675A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 シート仕分け収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5345403A JPH07172675A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 シート仕分け収納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07172675A true JPH07172675A (ja) 1995-07-11

Family

ID=18376363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5345403A Pending JPH07172675A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 シート仕分け収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07172675A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006629A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2009077233A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Ntt Docomo Inc 移動体通信システム、移動体通信端末および移動体通信方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006629A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2009077233A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Ntt Docomo Inc 移動体通信システム、移動体通信端末および移動体通信方法
JP4575411B2 (ja) * 2007-09-21 2010-11-04 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動体通信システム、移動体通信端末および移動体通信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0636498A1 (en) Book binding apparatus
JPS6340313B2 (ja)
US7613422B2 (en) Image forming apparatus and intermediate conveyance unit
JP3214656B2 (ja) シート後処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP2750269B2 (ja) シート搬送装置及びシート仕分け収納装置
JP3278044B2 (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JPH09309659A (ja) シート挟持装置及びこれを備えるシート処理装置、画像形成装置
JPS63147775A (ja) 画像形成装置
JPH07172675A (ja) シート仕分け収納装置
JPH07172676A (ja) シート仕分け収納装置
JPH11255414A (ja) シート処理装置及び画像形成システム
US5695181A (en) Sheet sorting apparatus
JP3119393B2 (ja) シート後処理装置
JPH07214936A (ja) 製本装置及び画像形成装置
JP2576906Y2 (ja) ソータ
JP2698747B2 (ja) シートの仕分け収納装置
JP2940409B2 (ja) スタッカ装置および該スタッカ装置を用いた文字読取装置
JPS61229769A (ja) シ−ト材仕分け装置
JPH07172674A (ja) シート仕分け収納装置
JP2750263B2 (ja) シートの仕分け収納装置
JPH11116124A (ja) カール押さえ装置、及びそれを備えた用紙収容装置
JP3039695B2 (ja) シート後処理装置
JPS6082566A (ja) ソ−タ
JP3406928B2 (ja) シート材仕分け収納装置
JP2002241030A (ja) 用紙処理装置